SEIMEI

2022年07月29日

果てしなきフィギュアスケート道




野村萬斎さんから羽生結弦さんへ


プロ転向の羽生さんへ、「SEIMEI」野村萬斎が世阿弥の言葉でエール「能には果てあるべからず」


狂言師の野村萬斎が28日、音声配信アプリ「Radiotalk」内の「職業、野村萬斎」の中で、フィギュアスケート男子で五輪2連覇王者の羽生結弦さんのプロ転向について言及。「テレビの対談番組でご一緒したのがご縁で、一度スケートリンクまで足を運んでアドバイスをさせていただきましたけど、まさに“職業羽生結弦”というかですね、今回も1つの区切りをつけつつ、フィギュア道というのか羽生道というか、1つの道を極めん、というようなことなのかなと思っております」と、受け止めた。

羽生さんの代表的なプログラムの1つである「SEIMEI」は、野村萬斎が安倍晴明役で主演を務めた映画「陰陽師」を題材とした演目で、かつて対談などで決めポーズの意味や、心構えなどをアドバイスしたことがある。羽生さんはフリーで「SEIMEI」を演じた18年平昌五輪で2連覇を達成した。


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 「能には果てあるべからず、と世阿弥が花伝書の中でも言っておりますけど、まさに彼にとってのフィギュアスケート道には果てがないということなのだろうと思います。プロとして、どのように次なる段階をみせてくださるのか非常に楽しみでもありますよね」とエールを送り、「本当に彼の場合、フィギュアスケートだけでなく、職業羽生結弦というかですね、そういう意味でも色々なものを背負っていらっしゃるということで、非常に私は勝手にシンパシーを感じます。東北の震災を含めた彼が背負ってきたもの、東北であり、日本であり、スポーツ界でありと、そういうことはなかなか人望、人格、人としての大きさというのはなかなかめったに現れない。これからも羽生結弦選手のご活躍、行く先楽しみに見守らせていただきたいと思います」と、思いやった。




野村萬斎さんは、かつて「徹子の部屋」に出演された時、結弦くんについて語っています。

萬斎さんは東京芸大で学生たちに教えている中で、結弦くんを「教えるというか、話をした中で一番、打てば響くような人」と話しておられます。





「空間と時間をどれだけ操って、皆さんの集中力を惹きつけるのかっていうのが表現の本質だとすれば、そういうことを順序だてた時、全てに反応しましたね、彼は」。

「それは、彼自身が問題意識を持っているからこそ僕に話を訊きたかったんだろうし、そして、僕が申し上げたことが本当に響いたような気がしましたね」。



萬斎さんのアドバイスがあってこそ「SEIMEI」の演技は完成したと言えると思います。

職業は羽生結弦であること、そしてその使命は「羽生結弦のフィギュアスケート道」を究めること。

萬斎さんはこれからの結弦くんの成すべき仕事を言い当てられています。





昨日ようやく恵比寿の東京都写真美術館で開催中の「スポーツ報知 報道写真展」に行ってきました。


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涼しくなるのを待って、夕方に行ったので、巨大パネルの前には誰もいなくて、ゆっくり鑑賞することができました。


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本当に氷に顔が触れるくらい深いハイドロです。結弦くん以外誰もできない技だろうと思います。

本当に氷やリンクを愛しているって感じが伝わってきます。


パネルは裏に回って見ることもできます。

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別にオリンピックの展示コーナーがあり、そこには3点の写真がありました。

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写真展は7月31日(日)まで、夜8時まで開いています。
お時間の都合がつく方は是非。



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写真美術館から出ると、恵比寿ガーデンプレイスの象徴的な建物、ジョエル・ロブションのライトアップが綺麗でした。




今日の動画は、萬斎さんの力をいただいて完成した『SEMEI』を選びました。
2015年のNHK杯に続いて、その2週間後に再び世界最高得点を更新したバルセロナGPFです。

本当に神がかった演技でした。







お読みいただきありがとうございました。

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2022年05月09日

初めての晴明神社


ゴールデンウィーク最期の3日間の駆け足京都旅行から昨晩帰ってきました。


3日間の割には頑張って動いたと思います。今日はまだぐったりしています。



前記事に書きましたが、1日目は運よく伊藤聡美さんの出版記念展に行けました。

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そして2日目は、前から行きたかった晴明神社に初めて行くことができました。


市バスの晴明神社前のバス停はこんなふうに可愛いデザインでした。
こんな特別なバス停を作ってくださるとは、京都市なかなか粋な計らいですね。

これでもう気分が上がります。


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バス停の目の前が晴明神社ですが、住宅街の中にひっそりと佇む小さな神社で、
羽生選手の『SEIMEI』で注目されていなかったら、こんなに有名になるなんて想像できなかったことでしょう。


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小さな道に鳥居が表われ、その奥に本殿が見えます。


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本殿の左に安倍晴明像、


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右に厄除桃が配置されています。


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参拝者の厄を全部引き受けて、桃はツヤツヤに輝いていました。


これから桃の季節、今年は桃をたくさん食べようと思いました!



羽生選手の奉納した絵馬も見ることができました。

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本当に小さな神社なのですが、なぜか居心地がよくて、しばらく休憩させていただきました。

おみくじは小吉でしたが、案外大吉よりも堅実な感じがして良いかな。



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ご朱印は桔梗の花が可愛いクリアファイルに入ってきました。


五芒星を、晴明神社では桔梗印と呼ぶようです。


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帰り際に立ち寄ったグッズショップ桔梗庵では、羽生選手も買ったという、金色の五芒星のシールを見つけました。


羽生選手はPCに貼っていたと思うので、私も是非そうしようと思います。


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安倍晴明の念力で湧いたという晴明井戸にも五芒星がついています。


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帰りは戻り橋を渡って、晴明神社を後にしました。


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初めて行った晴明神社、ゴールデンウィークの最後の週末でしたが、観光客が三々五々訪れていました。

しかし人込みができるわけでもなく、羽生選手の『SEIMEI』を思い出しながらゆったりと楽しく過ごすことができました。

空も晴れ、風も爽やかな晴明神社でした。
今度京都に行くときも、また訪れると思います。


晴明様、これからも羽生選手をお守りくださいと、お願いしてきました。





この日は、この後伏見に行って、坂本龍馬が襲撃された寺田屋、その後は伏見稲荷まで行ったのですが、それはまた次回に。



  お読みいただきありがとうございました。

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2021年05月27日

『バラ1』も『SEIMEI 』もDOIから始まった




2014年のDOIで初披露されたのが『バラード第1番』

そして2015年のDOIで初披露されたのが『SEIMEI』でした。

二つのプログラムは、その後の羽生結弦の歴史を創ったととも言えると思います、


◆ドリーム・オン・アイス 2014 『バラード第1番』





ドリーム・オン・アイス 2015 『SEIMEI』

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この二つのプログラムで、2015年のNHK杯で世界最高得点を更新し、フリーで史上初の200点超え、総合得点でも史上初の300点超えで、初めて300点の壁を破ったのでした。


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そして2週間後のバルセロナGPFでは,、再びSP、FS、総合得点の全てで世界最高得点を更新。

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ドリーム・オン・アイスから始まった『バラード第1番』と『SEIMEI』の歴史は、そのまま羽生結弦の歴史となったのです。


そんなことを考えながら、今度のDOIではどんなプログラムが披露されるのか、そしてそれがどんな風に進化を遂げて行くのか、まだ見ぬうちから想像ばかりが膨らんでいきます。


『Let Me Entertain You』もとても素敵だったけれど、新シーズンのプログラムは、やはり羽生選手しか表現できない繊細さと優雅さで、ピアノ曲のプログラムを滑ってほしいと期待してしまいます。

もしもショパンなら、『革命のエチュード』か『英雄ポロネーズ』希望です!


はたしてどんなサプライズが待っているのか、7月が待ち遠しいですね。

チケットはもうほとんど諦めていますが…。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 22:42|Permalink

2021年02月17日

伝説となる平昌オリンピック





今日2月17日は平昌オリンピックのフリーが行われた日であり、

羽生選手がフィギュアスケートで66年ぶりのオリンピック連覇を成し遂げた日です。

あれから3年目、そしてもう来年は次のオリンピックがあります。

そんな大事な日なのに、朝から色々忙しくしていて、ブログを書くのがすっかり遅くなってしまいました。
2連覇3周年の情報を集めたりする時間もないので、あの時の私の感じていたことを少し書いてみることにします。



前日の16日には、3か月振りに現れた羽生選手が、一部の隙もない演技でSP首位となっていました。

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FSの演技を観る前には、緊張はしましたが、
不思議な事に私は、羽生選手は必ず勝てるはず、という根拠のない確信を抱いていました。

羽生選手がいつもしているように、演技の予定構成を確認して、予想点数を計算したりもしてみました。

ライバルと目されていた、ネイサン・チェン選手、ハビエル・フェルナンデス選手、宇野昌磨選手の予定構成も全てチェックして、
たどり着いた結論は、「羽生選手が大きなミスをしない限り絶対勝てる」でした。


SPの『バラード第1番』で、2位のハビエル選手に4点の差をつけていましたから、予想外の転倒などがなければ、羽生選手が勝てるはずと信じていました。


オリンピックの会場に姿を現した羽生選手からは、とても落ち着いた、達観したような感じさえ見受けられました。
どこか、現実の世界から突き抜けたような。


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人生における重大な岐路になる試合に臨むに当たり、
悟りを開いたように、心は静かだったのではないかと想像します。


悔いのないようにベストを尽くそう。

その先にあるのは勝利と信じて。

ただ前進あるのみ。


私にはそんな風に見えました。


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結果は
SP『バラード第1番』111.68点
FS『SEIMEI』206.17点
総合得点 317.85点


見事な優勝でした。

私の予感は間違っていなかった!!!

跳び上がるほど嬉しいのに、訳もなく涙が溢れてきました。


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今夜はこの2つの演技を観ずに眠ることはできません。




(222) Yuzuru Hanyu performs to Chopin's Ballade No 1 at PyeongChang 2018 | Music Monday - YouTube







(222) Yuzuru Hanyu (JPN) - Gold Medal | Men's Figure Skating | Free Programme | PyeongChang 2018 - YouTube



平昌の『バラード第1番』『SEIMEI』は、
フィギュアスケート史上に永遠に残り、伝説となる2つ の偉大なマスターピースなのです。





今日は『氷上の創造者』の発売日でした。
本屋さんで入手したものの、まだ読めていません。

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昨日の記事「永遠のバラード第1番」でご紹介したマッシミリアーノさんが寄稿した記事が、写真含めて6ページあることだけは確認しました。


氷上の創造者 2-6

早く読みたい!


それに、明日は西川の”春の健康応援キャンペーン”が始まります。


ハンドタオル希望です。

明日も忙しそう。
でも、ユヅごとで忙しいのは楽しいからいいのです。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 23:28|Permalink

2020年05月02日

町田樹さん解説のSEIMEI



昨晩のフィギュアスケートTVには久しぶりに町田樹さんがゲスト出演されていました。


羽生選手が全日本のエキシビションで滑ったSEIMEIを解説していたのですが、
町田さんらしい表現で新鮮でした。


ふうせんさん、ありがとうございます。


本当に音楽に没入していましたし、熟練の技がこの中に色々詰まっていてですね、
見ていて、感銘を受けた演技でした。

このあたりのトリプルアクセルも天下一品ですね。


この時の羽生選手は、純粋にSEIMEIを踊るっていう心でいたような気がしますし、
なにより、このSEIMEIというプログラムを楽しんで滑っているんだろうなぁっていうのが、身体からひしひしと伝わってきたので、本当に見ていてですね、まぁ難しい技は入っていないんですけれども、羽生選手はジャンプ無くとも、しっかり作品世界を体現できるスケーターなのだと、思いました。


あのこれは、若手スケーターには出せない演技だと思います。




町田さんは現在慶応大学と法政大学で非常勤講師をされていて、6月には白水社から

『アーティスティックスポーツ研究序説・フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論』という、長いタイトルの著書を出版されるようです。

タイトルから考えると、博士論文を基にされた本なのかもしれないですね。

これまでにない研究領域ですから、注目されるのではないでしょうか。





著者について
1990年、神奈川県川崎市生まれ。現在、慶應義塾大学、法政大学非常勤講師を務める。2020年3月、博士(スポーツ科学 / 早稲田大学)を取得。専門は、スポーツ&アーツマネジメント、身体芸術論、スポーツ文化論、文化経済学。
かつてフィギュアスケート競技者としても活動し、2014年ソチ五輪個人戦と団体戦共に5位入賞、同年世界選手権大会で準優勝を収めた。2014年12月に競技者引退後は、早稲田大学大学院に進学し研究活動に励むかたわら、プロフェッショナルスケーターとしても自らが振り付けた作品を、アイスショー等で発表。2018年10月にプロスケーターを完全引退した。

内容紹介
スポーツか、アートか――。フィギュアスケート、新体操、アーティスティックスイミング、ダンススポーツなど、スポーツとアートの重複領域についての初の論考。〈アーティスティックスポーツ〉という身体運動文化を、経営・経済学、法学、社会学、芸術学などを横断して探究する。スポーツ科学に新たな沃野を拓く画期的な著作。

目次はこちらから
とても興味深い内容になっています。



2014年の全日本で衝撃的な引退発表をしてから早稲田大学大学院に進学し、5年間で修士・博士を終えて今年3月博士号取得とは素晴らしいですね。

これからも研究者として独自の存在感を発揮してほしいと思います。


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2014年世界選手権では羽生選手と大接戦の末、1位と2位になりました。3位はハビでした。

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いつかまた羽生選手と対談する機会があることを期待しています。


羽生選手より4歳年上の町田さんがこうして研究者としての道を歩んでいるのを見ると、
4年後、5年後の羽生選手はどのような道を歩んでいるのかなと想像してしまいます。


羽生選手の頭の中には既に未来図ができているのかもしれないですね。

どんな未来があるのか、それもまた楽しみです。


ブログ訪問ありがとうございます。

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