MIKIKO先生

2023年09月20日

notte stellata 写真の競演




昨日のnotte stellata公式からのお知らせは、

来年の公演のお知らせにしては、いくら何でも早すぎると思っていたら、写真集の発表でしたね。
 

能登さん、小海途さん、矢口さんという「神」カメラマン3人による写真の競演・饗宴ですね。


しかも、それぞれの表紙をデザインしたA5クリアファイル3枚付きです。


能登 直

notte stellata  写真集 能登



小海途良幹

notte stellata  写真集 小海途


矢口亨

notte stellata  写真集 矢口






notte stellata  写真集 2



3人の顔ぶれを見ると、田中宣明さんが、「僕も入れてよ」と言いそうな気がしました。


でも、田中さんは既に『SEASON PHOTOBOOK』で、notte stellataの写真も含めて発表されていますね。





田中さんの写真集も素敵な写真がいっぱいでした。




写真集の販売記念イベントが11月10日(金)~12日(日)にあるようですが、幸い家から徒歩圏内なので行ってみようかなと思っています。



一般販売:2023年11月30日(木)~ 販売記念イベント(最速先行販売あり):2023年11月10日(金)~12日(日) 詳細はこちらよりご覧ください ➡ https://nottestellata.com/photobook/



今夜はこれからこの番組を見るところです。



どんなお話が聴けるでしょうか。



お読みいただきありがとうございました。
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2023年07月24日

MIKIKO先生と野村萬斎さん



『GIFT』の証言者たち> というインタビュー記事が『Ice Jewels Vol.18』に掲載されています。


その中から、MIKIKO先生と野村萬斎さんのインタビューを読みました。


MIKIKO先生のインタビューより

「GIFT」という、ショーの名称は、最初に結弦くんと話した時に既に出てきたそうです。

結弦くんは、その名称にすることを、きっとかなり前から考えていたような気がします。

その後、結弦くんからセットリストが上がってきて、その後にストーリーの文章が送られてきたという順番だったということです。


それらをどのようにショーとして創り上げるか、MIKIKO先生と結弦くんの間でキャッチボールを繰り返しながら、全体像が次第にできていったということです。

企画の時点から、名実共に、制作総指揮・羽生結弦 だったことが分かります。


第1部の最後に『序奏とロンド・カプリチオーソ』を滑った時は、私はドキドキしてリンクを見られないくらいでしたが、MIKIKO先生は、ミスするとは1ミリも思わなかったそうです。

それくらい結弦くんを信じていられる根拠があったということです。



ドームの会場に入った時、最初に目についたのは、リンクを抱えるような大きな手のオブジェでした。

あれはどういう意味だったのかな、と思っていました。


それは、最初は自分でも分かっていない「何者か」がどんどん形成されていく、そのシンボルとして配置されたそうです。
そして『オペラ座の怪人』で、羽生結弦が「何者か」と結びつくイメージ。

ここを読むまで、その「手」が何を意味するのかいまひとつ分からなかったので、謎が解けたような気持ちになります。


GIFT ファントムの手



2部に入ると、『GIFT』の核とも言える、結弦くんの独白に入っていきます。

私たちも結弦くんがあそこまで赤裸々に自分の真情を吐露するとは想像していなかったように、MIKIKO先生にとっても想像を超えるものだったそうです。

それを観客に誤解されることなく、正しく理解してもらうために、映像、音楽の速度とトーンに最大限のこだわりを持って、「話しながら物語を伝えることを大事にしつつ、『羽生結弦』をとにかくめちゃくちゃかっこよく撮っていこう」という方針で、結果、あのような素晴らしい映像が出来上がったのでした。


GIFT 自画像 2



MIKIKO先生の印象に残っている場面は?との問いに、

『バラード第1番』の前のシーンの、「満天の星が照らしてくれた」と言う言葉から始まるナレーションからの流れが好きと答えていらっしゃいました。

この部分ですね。

満天の星空が照らしてくれた

大切なものは空っぽじゃなくなった

光りたちは言ってくれた

君には君にしかできないことがあるよ

それを 見たいんだ


ありがとう ありがとう ありがとう…




しかし結弦くんて詩人ですか?

『GIFT』を観ていて、何度もそう思いました。


GIFT  自画像 1




結弦くんとの出会いは、MIKIKO先生の人生にとって大切な出会いであると言うのと同じく、

MIKIKO先生との出会いは、結弦くんの人生にとって大切な出会いになったのだろうと思います。

これからのお二人のコラボレーションが、どのように発展していくのか、本当に楽しみでなりません。




野村萬斎さんのインタビューより

結弦くんが『SEIMEI』をFSプログラムとして以来、野村萬斎さんには大きな影響を受けてきましたね。
萬斎さんはMIKIKOさんに誘われて東京ドームの『GIFT』をご覧になったということです。


そして、『GIFT』を観て感じたこととして、「非常に宇宙的というか。彼の脳内にはもっと大きな宇宙観があることが確認できた気がします」と述べていらっしゃいます。

そして彼の根幹を成すひとつの宇宙観が『SEIMEI』に込められているのではないかと。


『GIFT』の最後のプログラムが『SEIMEI』だったということからも、確かに結弦くんにとって『SEIMEI』は自分の分身のような大切なプログラムなのだろうと思います。


MIKIKO先生によれば、話していて萬斎さんと結弦くんの2人に、非常に近いものを感じたということです。

あの最初に能楽堂で萬斎さんとの初対面の時に教えていただいた「天地人」の考え方についても、MIKIKO先生と話していたということです。


インタビューを読んでいて、MIKIKO先生と野村萬斎さんと、そして羽生結弦選手は、出会うべくして出会った3人のような気がしてきました。

これからも3人のご縁は続くのだろうと感じます。




しかし、MIKIKO先生と野村萬斎さん、お二人の名前が並ぶと、
思い起こすのはやはり東京オリンピックの開会式・閉会式の演出をめぐる、電通との暗闘の経緯ではないでしょうか。

本来、野村萬斎さんが総合監督を務め、MIKIKO先生が演出責任者として、既にIOCに原案を提示し、絶賛されていたプランを、どういうわけかMIKIKO先生が全く知らない間に白紙にされた上、電通の佐々木某の演出に変えられ、その後はセクハラ、パワハラ、いじめというスキャンダルの連発で、結果は酷く出来の悪い開閉会式になってしまった。
挙句の果てにオリンピック終了後は電通を中心とした贈収賄や不正な談合が明らかになるなど、なんとも後味の悪い東京オリンピックの記憶です。


野村萬斎を『GIFT』を観ることに誘ってくださったのがMIKIKO先生だったというのは、MIKIKO先生が結弦くんと萬斎さんの関係を知っていたことと並んで、オリンピックの件のリベンジ的な感覚があったのかもしれないなと思ってしまいました。



MIKIKO先生の、「天性の魅せる力を持っている羽生くんを世界中の方に見てほしいなとも思いました」という願いは、Disney+の世界配信で実現しました。


そして「日本に新たなエンタメの可能性が見つかったなとワクワクしました」という思いは、
私たちも同じですね。


結弦君の未来の可能性の大きさと、それが世界に広がっていくことにワクワクしています。


それにしても、Disney+による『GIFT』のっ世界配信が日本のメディアでほとんど取り上げられていないということは不思議です。

メディア界に隠然たる力を及ぼしているという電通の影響なのか、または電通に対する忖度なのか、という憶測が自然に湧き上がってきます。



それはともかく、
『Ice Jewels Vol.18』は田中さんの写真も、読み物としても、最高です。




絶賛お薦めしたいです。



明日は伊藤聡美さんのコスチューム展に行ってきます。

場所は早稲田のスコットホールギャラリー。
なんと1922年のレンガつくりの建物です。大正時代末期の建築ですね。

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こんな風情のある場所で美しい衣装の数々を見られるなんて嬉しいです。




衣装を見るのも、建築を見るのも、大好きなので、とても楽しみです。



グッズも色々あるようです。
『天と地と』のイメージのハンカチ素敵!




今日はブログが少し長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。



お読みいただきありがとうございました。
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