ICEJEWELS
2022年04月28日
2度目の羽生結弦展とICE JEWELS Vol.16
昨日は2回目の羽生結弦展に行ってきました。
夕刻だったこともあり、店内は混雑もなく静かでしたが、8階には時間ごとに分けられた長い列ができていました。
和服姿の羽生選手がお出迎えです。
バナーは2回の吹き抜けの上から撮るのが綺麗なことを発見しました。
会場内は2日目に行った時よりも少し年齢層が高い感じで、落ち着いた雰囲気の中で鑑賞することができました。
杖を持った方、車いすでご家族と一緒に鑑賞されている方もいらして、年齢に関係なく、羽生選手の素晴らしさを感じて応援していらっしゃるのだなぁと感じました。
2回目でしたが、感動は初回と同じでした。
今回は特に能登さんと田中さんの出品写真をじっくり鑑賞してきました。
対談での能登さんと田中さんの言葉を思い出しながら。
能登「めっちゃいい。はまった1枚」
能登「昨年末のメダリスト・オン・アイスの光が差し込んでいる1枚ですかね。練習で田中さんと田口(有史)さんと3人で3か所に分かれて撮っていました。僕が撮っている位置から見てると、結弦君が僕の方に向かって来てました。ちょうど照明のテストもしていて、暗くなったり、光線が差したりを繰り返していて、たまたま光が結弦君に斜めから差し込んだ瞬間があって、『めっちゃいい』と思って。顔つきも自分の曲かけ前で集中している時だったので、闘志が漲っているように見えそうという感じで、あえて露出は暗めで狙って、はまった1枚でした」
―これは本当に素晴らしい写真です。実際に見る前に、もう一度、ここを読んでほしいですね。では、田中さんは?
田中「見守りたい ゆづの視線」
田中「奇しくも、ゆづが負けちゃった試合なんですけど。2019年のさいたまの世界選手権のフリー後のスモールメダルセレモニーです。普通に正面から撮ろうと思ったんですけど、正面はいっぱいカメラマンがいたし、じゃ横顔狙おうかと思って。結構、横顔好きなんで。
ネイサン(・チェン)が質問を受けた時に、ゆづに対してリスペクトを込めた話をしてくれていたんですよ。それを聞いている時の写真なんですが、目つきがとても良かったんですよ。ネイサンの言葉を聞いて何を感じているんだろうなとか、ゆづはこの先どうなっていくんだろうなとか、自分も想像しながら。それを感じさせる視線だったんですよね。その目つきを、大きいパネルで見ていただければ、その当時のことを皆さんも思い出せるかなと。想像豊かにできる1枚かなと思って選びました」
―良かったですね、飾られて!
田中「ホントですよ!(笑)これ、大きいので見たら、みんな『わー』ってなりますよね。
ゆづの言葉を聞いたりして、『これからどうなるんだろう』とか自分なりの解釈もあるんだろうけど、このゆづの顔を見たら、逆にそういうのを忘れられて、温かくじゃないけど、ゆづがやっていくことを見守っていけばいいんだって思わせる1枚かなと」
能登「深い考察ですね」
田中「ゆづ、どうするんだろう。悲しいのかなと、色々考えちゃうんだけど、そうじゃないと。この人が決めたことを見守っていけばいいんだよ。そこに尽きると思えた1枚でしたね」(完)
会場で写真を見れば、どの写真を指しているのか直ぐに分かると思います。
お二人のお薦めの写真、どちらも凄く良かったです。
お薦めされるだけの価値ある写真でした。
日本橋高島屋での会期中はもう予約は満席になっていますが、当日行けなくなりキャンセルする方がいるので、こまめにチェックしていると、わずかですが空きが出ていることがあります。
先程チェックしたところ、本日分も少し空きがあるようです。
リアルタイムで更新されているようなので、運が良ければ当日分のチケットが入手できる可能性もゼロではないようです。
どうしてももう一度観ておきたい方はこまめにこちらをチェックしてみてくださいね。
羽生結弦展の帰りに『ICE JEWELS Vol.16』買い、
「羽生結弦が記す 4回転半の真実」を読みました。
舵社H.P.より
読みましたが・・・内容が濃すぎて、自分の中で消化できなくて、また夜にでも落ち着いて書きたいなと思っています。私、夜型人間なので。
写真もとても素敵でした。特に練習着でのショットは田中さんの得意分野かなと思わせます。
ちなみに、大型ピンナップポスターも両面とも練習着姿でした。
とにかくこれは絶対買うべき1冊だと思います。
まだ読んでいないのですが、今シーズンのSP、FS、そのどちらも振り付けてくださったシェイ=リーン・ボーンさんの5ページにわたるロングインタビューも読みごたえがありそうです。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年06月22日
未来図を語る
今日、6月22日は2冊の楽しみにしていた雑誌が届きました。
2冊とも写真は勿論素敵ですが、その上インタビューが充実していて読みごたえがあります。
まずICE JEWELS の表紙の結弦くんが抜群に美しい!
表紙に余分な文字がないのも、ICE JEWELSの好きなところです。
私はp.18の目を閉じた結弦くんの1枚の写真がとても好きでした。
そして、「Get ever stronger !」という文字が記された半袖UAの後ろ姿に、結弦くんの心意気を感じました。
スペシャルインタビュー「羽生結弦の未来図」では、今シーズンの2つの新プログラムのこと、
アイスショーのこと、4回転アクセルへの取り組みなどが語られているのですが、
一番驚いたのは、今年のスターズ・オン・アイスのオープニングとフィナーレのセルフコレオは当日現地入りしてから説明を聞いて、その後の1時間半くらいの全体練習をしながら自分の立ち位置を確認しつつ、1時間ほどで作り上げて、即本番に臨んだものだったということです。
それから毎晩何度も曲を聴いて、振り付けや体の使い方を手直ししていったということです。
それでSOIの3日間で、振り付けが毎日どこかが少しずつ変わっていったのだなと、納得できました。
将来はアイスショーや試合プログラムでも、振り付けを手掛けるようになる可能性さえも感じてしまいました。
田中さんのストックホルム世界選手権レポート
「競技はただ淡々と進み、僕らは黙々と写真を撮り続けた」には感動しました。
大変厳しい状況の中で、日本から取材に行った8人のカメラマンが日々情報交換しながら仕事をするうちに、戦友同士のような結束感が生まれて、最後には離れがたい思いを感じたそうです。
その記念写真の中には、田中さん、小海途さん、若杉さん、毛受さんといったお顔を知った方々もお見受けしました。
一方、KISS & CRYにも独占インタビューがあり、こちらは一問一答のような形で、幅広い事柄についての質問に答えています。
中でも嬉しかったのは、Continues with Wings の第2弾の可能性もあること、
卒論のモーションキャプチャー技術の活用に関する研究を更に発展させていきたい気持ちを持っていると話してくれたことでした。
結弦くんの未来計画には、本当に様々なことがいっぱい詰まっていて、
いずれは私たちもそれを見ることができるのだと思うと、未来がとても楽しみになってきます。
そして仙台の阿部奈々美先生とご夫君のブレード研磨師でもある吉田年伸さんのインタビュー記事もとてもよかったです。
仙台にお二人がもしいなかったら、今の羽生結弦は存在しなかったのでは、と思うくらい重要な役割を担っていて下さったのだと、あらためてそう感じました。
また同じく仙台出身の佐藤駿くんのインタビューがあったのも嬉しかったです。
昨シーズンは怪我もあり調子が上がらずに苦しかったと思いますが、来シーズンは本来持つ力を発揮してくれるといいなと思いました。
付録のポスター2枚の表裏4面の写真もとてもよかったです!
そして裏表紙もこんなに素敵!
まだざっと目を通しただけですが、2冊とも買って良かったと思いました。
今日はもう1冊、結弦くんの記事が掲載された雑誌がありました。
「オール読物」という文芸誌ですが、宇都宮直子さんが寄稿されています。
3ページだけだったので、本屋さんには申し訳ないのですが、ちょっと読ませていただきました。
結弦くんのこれまでの輝かしい経歴、今取り組んでいる4回転アクセルのことなどを、都築先生のお話を引用しながら書かれていました。
全然関係ない分野の本にも取り上げられるほど、結弦くんの知名度は高いし、期待も大きいということですね。
「ICE JEWELS」と「KISS & CRY」、2冊ともこれから隅々まで読んでいこうと思います。
今日明日は2日続けて、J SPORT 4で世界選手権のインタビューと記者会見の再放送があり、現在放送中です。
J SPORT 4
6月22日 (火) 13:45~19:00
世界フィギュアスケート選手権2021
【インタビュー&記者会見】男子シングル・SP
6月23日(水)16:30~21:45
世界フィギュアスケート選手権2021
【インタビュー&記者会見】男子シングル・FS
長時間なので、仕事や家事をしながら見ています。
そして明日はCOOL SLEEPのキャンペーン第2弾が始まりますね。
果たしてクリアファイルたちは首尾よく手に入るでしょうか?
全部は無理だろうけど。いくつか手に入ると嬉しいな。
最後までまでお読みいただきありがとうございました。
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2021年06月20日
田中さん、能登さんコラボ講演
日曜日の昼下がり、田中さん、能登さん、二人のカメラマンの対談式の講演を楽しんだ方が多いのではないでしょうか。
お二人の仲が良いのは知っていましたが、思っていた以上に仲がいいのだということが分かりました。
新村さんのお二人の捌きっぷりも楽しくて、15分ほど延長して、あっという間の1時間45分でした。
初めて見せていただいた写真も沢山あって、まだまだお二人のPCの中には宝物がいっぱい詰まっているのでしょうね。
是非これを第1回目として、恒例のコラボ講演会にしていただきたいなと思いました。
また、今回は田中さんの主宰する講座に、能登さんをゲストとして招くという形でしたが、このスタイルで、フィギュアスケートを撮っている他のフォトグラファーの方々をゲストにお呼びして田中さんと対談しながら色々なお写真を見せていただくという企画をしてくださったら楽しいだろうなと思いました。
主宰する田中さんのサービス精神が素晴しく、成功すること間違いありません。
皆さま、本日はありがとうございました!
— 田中宣明 たなかのぶあき (@tanaka_nobu_ph) June 20, 2021
みんなで和気あいあいと楽しく対談できました^ ^
これも、スタッフの皆さんの準備と、
新村さんのツッコミのおかげか🤔新村さんも「楽しかった〜」って言ってました^ ^
次回は、田口さんも入ってもらいましょう。おたのしみに…@sunao_noto @yomi_culture
1人じゃない安心感!
— 能登 直 (@sunao_noto) June 20, 2021
もう1人じゃできないかもしれません😅
視聴された方も楽しい時間になってたら嬉しいです。
アーカイブで1人反省会します🙇🏻
田中さん・新村さん・スタッフの皆さんありがとうございました!
僕個人も楽しく参加させてもらいました🙏 https://t.co/4WtXbIdPqv
アーカイブは明日6月21日(月)23:59まで視聴できます。
繰り返し何度も観てしまいそうです。
見逃した方も大丈夫です!
明日21日(月)21:00までにチケットを購入すればアーカイブが見られます。
チケット購入はこちらです。⇒ 田中宣明×能登直 二人が迫るフィギュアスケートの魅力 / 2021.06.20 (日) / TOKYO, JAPAN | よみカルオンライン (zaiko.io)
そして田中さんがチラッと見せてくださったICE JEWELS Vol.14 は明後日22日(火)発売です。
今日の講演を見て、一層楽しみになりました。
田中さん、能登さん、新村さん、ありがとうございました!!
次回を楽しみにしています。
能登さんのお話聴いて、私は今、『仙台巡り』また見返しています。
ディオールを着た結弦くんも素敵だったな。
最後までまでお読みいただきありがとうございました。
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