GPシリーズフィンランド大会
2018年10月29日
栴檀は双葉より芳し
今週末はいよいよ結弦君のGPシリーズ初戦となるフィンランド大会です。
結弦君はこれまでに4回、フィンランドで開催された国際試合に出場しています。
・2004年 サンタクローズ杯(開催地:タンペレ)
・2012年 フィンランディア杯(開催地:エスポー)
・2013年 フィンランディア杯(開催地:エスポー)
・2017年 世界フィギュアスケート選手権(開催地:ヘルシンキ)
以上いずれも優勝して金メダルを得ています。
2004年の試合は初めて出場した国際試合でした。
結弦君はこの時まだ9歳。
SPは『スパルタカス』

FSは『ロシアより愛を込めて』


メモリアルスタンプコレクションのカードには、「僕は絶対勝てるという自信がありました。初めて国際試合に出場して優勝できたこともかなりの自信になりました」と書かれています。
可愛いけれど真剣な表情にはスケーターとしての自覚がしっかり感じられます。
振付はSP、FS共に都築章一郎先生です。
フィンランドでの動画は見つからず、これは2004年の全日本ノービスで優勝した時のものです。
場所は東京の神宮外苑スケートリンクです。
この頃からスピード感やポーズの決め方、ジャンプの美しさなど、やはり今に繋がっているものを感じます。
正に「栴檀は双葉より芳し」ということわざの見本のような結弦君です。
(因みに栴檀せんだんとはビャクダンのことです。栴檀は発芽の頃から早くも香気があるように、大成する人は子供の時から並外れて優れている。広辞苑より)
ビデオの最後の方に若い都築先生も見られます。
4回転アクセルへのチャレンジについて、「やっぱり自分の根源にあるのは、小学校低学年の時に1時間の練習のうち45分アクセルをやっていたこと」というのも、「アクセルは王様のジャンプ」と教えられたのも、この頃の都築先生の影響なのでしょうね。
Continues with Wings の初日にもこの『ロシアより愛を込めて』を滑ってくれましたね。
結弦君にとって、いつまでも忘れられないプログラムなのでしょう。
インタビューの中でも、今シーズンの『Origin』について、「ぼくが小学校3、4年生のときにやっていた『ロシアより愛を込めて』というプログラムがあるんですけど、そのころからヨーロッパやロシア流の表現の仕方、曲や物語が自分のなかでも原点にあって、また教えていただいた都築先生の原点もロシア、旧ソ連系にあった。そういう意味では自分の原点に返った感じでやっています」と語っています。
初めての国際試合で滑った『ロシアより愛を込めて』は今シーズンの『Origin』に繋がっているんですね。
しかし、あの9歳の少年が14年後の2018年にはこうなるとは誰が想像したでしょう。
31日には公式練習が始まりますから、明日くらいには現地入りのニュースがあるかもしれませんね。
ワクワクして待っています。

前記事で羽生選手とチャ・ジュンファン選手のことを書きましたが、イタリア発信の『惑星ハニューにようこそ』にも「チャ・ジュンファンと羽生結弦の関係性」という興味深い記事があります。
羽生選手の大ファンであることでも知られるユーロスポーツ記者のマッシミリアーノ・アンべージさんとアンジェロ・ドルフィーニさんの会話が興味深いですよ!
どうしてそんな細かいことまで知っているのでしょうね。
クリケットクラブにスパイを派遣しているかのようです!
でも、結弦ファンなら誰でも、あのロミオとジュリエットのテーマを耳にしたらニースを思い出してしまいますよね。
次回は2012年と2013年のフィンランディア杯を振り返りたいと思います。
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