Continues
2018年07月18日
オリンピックの結果がどうであれ
Continues with Wings のメイキング特別番組の中で、「オリンピックの結果どうであれ、応援して下さった方々に感謝の気持ちを込めて、何かやりたいと思っていた」という発言がありました。
それを聞いた時、ああ、やっぱりそうだったんだ、と思いました。
NHK杯前日の怪我の後、3か月半ぶりでピョンチャンに現れた時、とても落ち着いた表情でした。
しかしそれは自信に満ちたというよりも、むしろどこか達観したような表情に感じられました。
ここで何が起こっても全て自分が受け止める、という覚悟を決めた人の落ち着きのように感じたのです。
勿論金メダルを目指す。
でも必ずしも金メダルが取れるとは限らない。
銀かもしれないし、銅かもしれない、いや表彰台に乗れないことだって有り得る。
客観的に見れば、ジャンプが戻ったばかりの体で、そういうことも想定外だったとは言えないでしょう。
羽生選手自身にとってもそれは同様だったのではないでしょうか。
だからこそ、「オリンピックの結果どうであれ」という言葉が出たのでしょう。
しかし何故か私は羽生選手の金メダルを一度も疑いませんでした。
理由なく信じていたと同時に、分からないながらも電卓片手に、羽生選手と、競い合う選手たちの過去のプロトコルを計算し、想定し、4T、4S、3Aが完全に戻っていれば、羽生選手の勝ちという結論を出していました。
そして緊張の練習初日。
ブライアン、トレーシー、ジスラン、3人のコーチが真剣な表情で見守る中、シングルジャンプで始まりました。(3人の表情の中に、当時の状況の全てが読み取れる気がします)
そして練習の最後にトリプルアクセルを1本だけ綺麗に降りて、ガッツポーズで練習を終えた羽生選手を見て嬉しくなりました。ああ、これで大丈夫って気持ちになりました。
「よっしゃ!」って言ってた?

結果は見事な66年ぶりのオリンピック2連覇!

「結果がどうであれ」は杞憂に終わり、最高の結果を出し、Continues with Wings が凱旋公演になって本当に良かった!
これまで見たアイスショーの中で一番楽しく嬉しく、そして感動した最高の3日間でした。
これからもこの翼に乗ってどこまでも飛んで行ってね!
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