4回転半アクセル
2021年04月08日
コントロールできる目標を選んだ羽生選手
今日の感染者数
大阪 905人
東京 545人
宮城 87人
毎日一喜一憂して見ている感染者数ですが、特に大阪の感染者数は急増しています。
国別対抗戦のスケジュールにも影響が出てきています。
フィギュア国別対抗戦は終了時間繰り上げ #羽生結弦 、 #紀平梨花 ら出場 https://t.co/6VTyaQaOcg #スポーツ #sports #ニュース
— スポーツ報知 (@SportsHochi) April 8, 2021
いくらバブル方式と言っても、参加各国の選手は2週間の自主隔離免除で来日している上、応援ブースではどうしても密接状態になる訳で、そもそも観客を入れる時点で、バブル方式の意味がないのではありませんか?
やはり現在の状況下で有観客で実施というのは無理があります。
選手の皆さん、観客の皆さんの中からどうか感染者が出ませんように。
東京オリンピックの行方も不確実なのに、もう既にアメリカからは北京オリンピックボイコットの可能性が話題に上っています。
その後訂正されていますが、それが話題に上るほど、現在の米中の間には溝が生まれています。
TBS NEWS
結局、スポーツや芸術は平和あってこそのものなので、国際関係の緊張や、現在のようなウィルスとの戦いの最中には犠牲になってしまうこともあります。
今日また、フィギュアスケートマガジンの記者会見完全収録を読んでいて感じたことがありました。
羽生選手は世界選手権の一夜明け会見の中で、
「僕にとってやっぱり、最終目標はオリンピックで金メダルではなくて、あくまでも4回転半を成功させることが僕にとっての一番の目標なので。
またこういう状況下でもあるので、色々世界の情勢を見ながら、また、あの…自分の体だったりいろんなことを考慮しながら、考えて行きたいなと思います」
と、述べたことは奥が深いなと思ったのです。
目標には自分でコントロールできるものと、自分ではコントロールできないものがあります。
オリンピックの金メダルが目標でも、そもそもオリンピックが開催されないこともあり得るわけですし、または自分で納得いく演技がその日その時の自分のコンディションによってはできない時もあります。
その上、もしも自分では最高の演技ができたと思っても、ジャッジがそれを正しく評価してくれるとは保証されていません。
その点、4回転半アクセルの成功が一番の目標であるならば、自分の努力に全てがかかっているわけで、他者の相対的評価を必要としないという点で、孤独ではあるけれど、努力すればするほど確実に目標に近づいて行けるわけです。
羽生選手は採点の偏向的な傾向や、なかなか収まりそうにないパンデミック、政治を含めた世界情勢など諸々を深く考慮したうえで、とても賢い選択をしたのだなと思いました。
他の選手との比較や、ジャッジの偏向的な採点など、もう羽生選手にとっては重要な事ではなくなってきているのかなと感じます。
あと8分の1のところまで出来ているという4回転半アクセル、トリノで見た練習を思い出します。
羽生選手は来シーズン中には成功させたいと考えているようです。
そのためには試合数が必要です。
来シーズンのGPシリーズが無事開催される状況になりますようにと、祈るような気持でいます。
一日も早く、羽生選手の夢が叶いますように。
もう回り切ってる?
最後までお読みいただきありがとうございました。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。
スポンサーリンク
withgoldenwings at 23:45|Permalink