4回転ループ
2020年10月17日
トゥルソワちゃん4Loを跳ぶ*ハビからのメッセージ
トゥルソワ選手がプルシェンコさんのクラブに移籍して変わったことで、
一番感じるのは、明るい笑顔が増えたことです。
自分を思い切り表現できているという満たされた気持ちが笑顔になって表れているような気がします。
エテリコーチの元にいた時より自然体でいられるのかな、とも感じます。
プルシェンコさんの包容力とスケーターに対する愛が、前向きな気持ちを支えているのかもしれません。
練習で成功させた4回転ループをプルシェンコ氏が公開
フィギュアスケートの16歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)が、習得中の4回転ループを練習で華麗に決め、話題を呼んでいる。トルソワが今季から指導を受けているトリノ五輪金メダリスト、エフゲニー・プルシェンコ氏が自身のインスタグラムに動画を公開。母国メディアも注目した高難度ジャンプ成功に、海外ファンからは「才能にあふれてる!」「1000回は見た」などと反響が寄せられている。
高く、華麗に跳んだ。赤と黒の衣装で練習しているトルソワ。静かにリンク内側へと滑り、思い切りよく飛び上がると素早く体を回転させた。高さのある4回転ループは着氷も乱れなし。
国際スケート連盟(ISU)の公式大会では、まだ成功した女子選手がいない高難度ジャンプだが、見事に決めてみせた。
実際の動画をプルシェンコ氏が自身のインスタグラムに公開したほか、ロシアメディア「sports.ru」のフィギュア版公式インスタグラムも同様の動画を投稿。海外ファンからは「ワオ」「インクレディブル!!」「才能にあふれてる!」「ブラボー」「素晴らしい!!」「ハードワーカーだ」「凄い!」「1000回は見た。魅力的だ!」などと反響が寄せられている。
11日まで行われたロシア杯第2戦では逆転優勝を飾ったトルソワ。すでにルッツ、トウループ、フリップ、サルコーという4種類の4回転ジャンプを習得済みで、4回転ループを習得すれば、アクセルを除き全ての4回転ジャンプをマスターすることになる。新たに師事する皇帝のもと、実力を磨いているようだ。
実は4回転ジャンプの中で一番難しいという4回転ループ。
いつの日か、結弦くんとサイド・バイ・サイドで4回転ループ見せてほしいな。
夕方、買い物ついでにコンビニでデイリースポーツをピックアップしました。
コーセーがアスリートとのコラボ商品を企画したのは初のケース。
販売数が限定的なのも異例なことと説明されています。
広告も素敵ですが、本物はどんなに素敵でしょうね!
抽選申し込んでみようかな、なんて、心が動揺しています。
そして突然のハビからのメッセージ!!
Mundiales, Juegos Olímpicos... muchos años compitiendo pero, sobre todo, ¡muchos años siendo compañeros y amigos! ¡Con muchas ganas de verte Yuzuru Hanyu! 🔝🇯🇵
世界選手権、オリンピックと、長年競い合ってきたけれど、でもなによりも僕たちはずっと仲間で友達!
君にとても会いたいよ、Yuzuru Hanyu!
結弦くん、どんなに嬉しかっただろう。
二人の友情は永遠。
この写真が全てを物語っているように思う。
結弦くんのiPodにハビのサイン。
どんな時も、結弦くんの傍らには常にハビがいるんだ。
胸が熱くなる。
この一瞬を残してくれた小海途さんにも感謝!
大好きな写真です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年07月05日
Vertigo~Believe~4Lo!
皆さま今日のファンタジー・オン・アイス2015幕張公演ご覧になりましたか?
オープニング、Vertigo 、Believe、フィナーレと懐かしさがさく裂でした。
まさかVertigoが再演されるとは想像していなかったので、イントロが会場に響き始めた時の歓声が凄かったです。
またこんなロックでプログラム作ってほしいなと思いました。
ロックを滑らせたら、ネイサンよりもカッコよく滑れることは知っています。
そしてBelieve
このオレンジ色の衣装で現れた時も、その意外性に会場はざわめきました。
羽生選手はホワイト、ブルー、グリーンとか寒色系の衣装が多かったので、暖色系の衣装に驚きがあったのです。
でも情感あふれる素晴らしいプログラムでした。今でも時々動画を見ます。
衣装製作はなんと伊藤聡美さんです。
フィナーレ最後の4回転ループは、助走の時からもう本当にカッコよかったですよ~
今でも目に焼き付いています。
綺麗な4回転ループですね~ 羽生選手もとても嬉しそうでしたね。
羽生選手以外では、織田さんの「愛の夢」も羽生選手顔負けの王子様のようでよかったし、
プルシェンコさんの「カルミナ・ブラーナ」も圧巻でした。
今日の放送はとても楽しく見ることが出来ました。
でも一方では、もうしばらくはこんな風に大勢で集まって盛り上がることはできないんだなと思うと、
寂しさや悲しさも感じてしまいました。
明日の日曜日と来週末には、ファンタジー・オン・アイス2016の再放送がありますが、
この年は羽生選手は足の怪我の療養のため出場していません。
【ファンタジー・オン・アイス 2016】
<幕張公演>■7月5日(日) よる6:00~ ※会場音のみ
<神戸公演>■7月11日(土)よる8:00~ ※会場音のみ
<長野公演>■7月12日(日)午前9:00~ ※会場音のみ
次に羽生選手が出場した2017年のファンタジー・オン・アイスが放送されるのは
再来週の週末になります。
【ファンタジー・オン・アイス 2017】
<幕張公演>■7月18日(土)よる10:20~ ※会場音のみ
<神戸公演>■7月19日(日)午前10:00~ ※会場音のみ
そして7月末からはファンタジー・オン・アイス2018、2019が続きます。
【ファンタジー・オン・アイス 2018】
<幕張公演 初日>■7月25日(土)午後5:50~ ※会場音のみ
<幕張公演 2日目>■7月26日(日) ひる12:00~ ※副音声:会場音のみ
<幕張公演 最終日>■8月1日(土) ひる12:00~ ※会場音のみ
<金沢公演 初日>■8月1日(土) 午後3:20~ ※会場音のみ
<金沢公演 2日目>■8月2日(日) ひる12:00~ ※会場音のみ
<金沢公演 最終日>■8月2日(日) 午後3:10~ ※副音声:会場音のみ
<神戸公演>■8月8日(土) ひる12:00~ ※副音声:会場音のみ
<静岡公演 初日>■8月9日(日) ひる12:00~ ※会場音のみ
<静岡公演 2日目>■8月9日(日) 午後3:30~ ※会場音のみ
<静岡公演 最終日>■8月16日(日) ひる12:00~ ※副音声:会場音のみ
【ファンタジー・オン・アイス 2019】
<幕張公演 初日>■8月22日(土)午前10:30~ ※会場音のみ
<幕張公演 2日目>■8月23日(日)ひる12:00~ ※会場音のみ
<幕張公演 最終日>■8月23日(日)午後3:00~ ※会場音のみ
<神戸公演>■8月29日(土)ひる12:00~ ※会場音のみ
遠出はできそうもない今年の夏は、
羽生結弦展とファンタジー・オン・アイスで乗り越えるしかないですね。
写真集もまたじっくり見たいと思います。
「長く待たせしてしまって申し訳ないので、なにかしたい」とお仕事帰りに大きな荷物を持ったままお越し下さって、急遽カード書いて頂いたので、実は当社のpop用のカードを使って貰っちゃってます。お家に飾って書店ごっこもお楽しみ頂けます。
— 有隣堂アトレ恵比寿店 (@yurindo_ebisu) July 3, 2020
この矢口さん自筆のカードいただけるのでしょうか?!
欲しい!!
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2020年05月15日
羽生選手の4回転ル―プは筋金入り
4回転ループの再評価を受けて強調したいのは、
羽生選手の4回転ループは昨日今日に跳び始めたものではないということです。
私が初めて4回転ループを現場で見たのは、2015年の国別対抗戦のフィナーレでした。
次に見たのは同じく2015年のFaOI幕張公演でした。
この時すごくカッコよかったな!
その翌年、2016年のオータムクラシックで初めての4Lo成功記録としてISUから正式に認証されました。
それからは2017年のヘルシンキでも
驚くほど過小評価されていました。)
2019年のトリノGPFでも
跳び続けてきたのです。
私は羽生選手の4回転ジャンプの中ではループが一番好きです
跳ぶ前の助走からカッコいい。
今日はISUのホームページにジャンプの基礎点変更とジャッジングルールについての説明が掲載されました。
[2020年5月15日13時12分] 日刊スポーツより
国際スケート連盟(ISU)が14日、20-21年シーズンから採用するジャンプの基礎点変更について公式サイトで説明した。
11日に改定が発表されていた新基準では、4回転ルッツが11・50点から11・00点に下がり、4回転ループが10・50点から11・00点に上がった。もともと11・00点だった4回転フリップは維持され、成功例がある現在の難易度トップ3のジャンプが同じ基礎点で並ぶことになった。3回転も、ルッツが5・90点から0・60ポイント下がってフリップと同じ5・30点になっていた。
この決定について、ISUのファビオ・ビアンケッティ技術委員長(イタリア)が解説。まず「シーズン中に行われた調査で、3回転フリップと3回転ルッツの難易度は全く同じであると考えられた」。2つのジャンプを比較し「跳ぶ技術も準備の仕方も同じ。一方が難しいという基準は非常に主観的だ。そもそも、スケーターの体に依存する」とした。
続けて「1回転と2回転のルッツはそれと異なり、2回転までのフリップよりは少し難しい。よって1回転と2回転の基礎点は変更しない。ただ、これが3回転、4回転になってくると違いはなくなる」と、3回転以上のルッツの基礎点を下げた理由を明かした。
その上でループのベースアップに関する説明を加えた。「統計を見れば、4回転ループが最も難しいジャンプである可能性が高い。ただ、これもスケーターの体に依存する。議論した結果、3本の4回転ジャンプの基礎点を同じ値にすることを決めた」と明かした。
4回転ループは、冬季五輪2連覇の羽生結弦(25=ANA)が16年9月に世界で初成功したジャンプ。まだ誰も跳んだことがない4回転半(クワッドアクセル)を除けば、最も成功順が遅かった。
4回転ループが4回転アクセルを除けば最も難しいということを、国際スケート連盟が公式に認めたのは一歩前進だと思います。
しかし「4回転ジャンプが最も難しいジャンプである可能性が高い」というならば、なぜ4回転ループの点数を一番高くしないのでしょうか。
この記事の中でも2回出てくる、スケーターの身体に依存する、というのは具体的に何を指しているのか分かりません。
ISUの原文では、この部分はこのように書かれています。
“If you look at the statistics, the quad loop very likely is the most difficult quad, but again this depends mainly on the body of the skater, so finally we have decided to give all these quad jumps the same value,” Bianchetti noted.
スケーターの身体に「依存する」というよりも、スケーターの「身体に拠る」という意味なのでしょうけれど、身長や体重の違い?身体の癖?
そのようなことを言い出したら、全てのジャンプの違いはスケーターの身体次第ということになってしまいませんか?
真意はどこにあるのか、もっと詳しくて説得力ある説明が欲しいものです。
昨日の記事『基礎点の謎』も合わせてお読みいただけたら幸いです。
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2020年05月14日
基礎点の謎
ISUの基礎点改訂、やはり4Loと4Lzと4Fが同じく11点というのが気になっています。
4Loが4Lzよりも実は難しいジャンプなんだと認められたならば、これまでの10.5点に+1点して、11.5点とした方が良いように思います。
各ジャンプの点差を0.5とすると、
4Lo 11.5点
4Lz. 11点
4F 10.5点
となり、この方が正しいように感じます。
3種類のジャンプ全てが同点となることにより一番恩恵を受けるのは4Fしか跳べない選手ではないでしょうか。
4Fよりも難しいとされる4Lzも、実際は4Lzよりもさらに難しいと認められた4Loも、敢えて跳ばなくても、4Fを跳べば同じバリューになるからです。
シニアで現在4Loが跳べるとされているのは、羽生結弦選手、ネイサン・チェン選手、宇野昌磨選手の三人ということですが、実体は、チェン選手、宇野選手の場合は、「跳んだことがある」、という程度であり、羽生選手のように試合で美しい4Loを跳んだという記憶がありません。
実際、今シーズンの試合で、4Loを組み込んでいたのは羽生選手ただ一人だけです。
トリノGPFのFS冒頭の4LoはGOE+4.05点がついています。
素晴らしい4回転ループ!
また、4Aの基礎点にも全く納得できません。
3Aの基礎点は変わらず8点とされています。
しかし、3Lzは0.6点も下げられて、3Fと同点の5.3点となりました。
元は3Lzは3.9点でしたから、ここでもフリップにインセンティブがついていますね。
それはさておき、
ここでの問題は3Aと3Lz・3Fとの点差です。
8点と5.3点では、2.7点差があります。大きな点差です。
パーセンテージにすれば、3Aはほぼ50パーセント増しです。
一方、4Aは12.5点とされているので、4Lo・4Lz・4F の11点との差は僅か1.5点しかないのです。
パーセンテージにすると4Aは13.6%増しでしかありません。
これって凄くおかしいと思いませんか?
4Aと他の4回転ジャンプとの差を、3Aの場合と同様に50パーセント増にしたら、
11×1.5=16.5点にしなければならないはずです。
百歩譲って、単純に2.7点差としても、11+2.7=13.7点です。
小学生でも分かる計算ですよね。
それなのに、なぜ4Aが異常に低い12.5点に据え置かれているのでしょうか。
羽生選手が4Aを跳んでも、他の選手との差が開きすぎないようにするためなのかと考えてしまいます。
もう一つ前から疑問に思っていたことがあります。
それは、「なぜ羽生選手は4Fを跳ぼうとしないのか?」
たまたま見つけた2019年のスポニチの記事より。
―5回転は実際に降りた?
「いやいや。アクセルも降りられてないのに…。降りれないです。そんな簡単に。(4回転フリップは?)フリップは降りてます。3回くらい降りてます。フリップ―アクセルとかも降りてます」
―フリップはいずれやるのか?
「やりたいなと思っているんですけど。僕のフリップに加点が付くというか、エッジがクリアではないというのもあるので。そこまでして無理して入れる必要はないかなと思います」
やはり羽生選手は4Fも、もう跳べているのです。
残るは4Aだけ。
4A、4Lo、4Lz、4F、4S、4T 全ての4回転ジャンプを入れたプログラムが夢と、羽生選手は以前語っていましたが、
それは現実化する夢かもしれないですね
羽生選手がいつもそうしてきたように。
今日も夢に向かって進めていますように。
近所のローズガーデン、今日再開しました。
39県での緊急事態解除も今日決定されました。
拙速とならなければよいのですが。
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2020年05月13日
渇望と勇気、そして確かな技術
ISUの採点基準の変更という地味なニュースなのに、今日の新聞には大きく取り上げられています。
4Loの評価が上がったのは、羽生選手が早くから熱心に取り組んできた結果という側面はありますね。
この点については、羽生選手もきっと喜んでいるのではないでしょうか。
見出しには、もう早々と「五輪3連覇へ」という言葉が謳われています。
羽生選手はまだ北京冬季五輪への意志を明らかにしていませんが、プレシーズンとなる2020-2021シーズンは現役続行するとなれば、北京以前の引退は考えられないということでしょうか。
ジャスト4分の1の回転不足にqがつき、基礎点は80%から100%に変更。
4分に1以下の回転不足は100%と評価された上で、GOEでの減点となることが、
4A挑戦の後押しになるというのは確かにそうだと思います。
でも、昨日の記事に書いたように、追い風になるかどうかは結局点数を入力するジャッジの指先ひとつに掛かっていることには違いはないわけです。
次の試合がいつになるのか分かりませんが、しばらく時間があるわけですから、その間、ジャッジの皆さまには新ルールをよ〜くお勉強しておいていただきたいと願います。
いずれにしても、全ての選手に同じように適用されなければ、ルールはルールとしての意味を持ちませんから。
1年ほど前の記事ですが、カート・ブラウニングさんが羽生選手の4Aチャレンジについて語っています。
カート・ブラウニングさんは、今から32年前の1988年3月にブダペストで開催された世界選手権で、史上初めて4回転トーループを跳んだ方です。
4回転ジャンプの戦いはここを起点として始まりました。
https://www.jiji.com/jc/v4?id=201903kurtbrowning0003
羽生のアクセル、美しい
国際スケート連盟(ISU)は5回転の基礎点をまだ定めておらず、クワッドアクセルが現状で最も基礎点の高いジャンプとなっている。その難関に挑む羽生について、ブラウニングさんは「もし誰かが決められるとしたら、また決めるにふさわしいのは彼(羽生)だろう」と語った。
渇望と勇気、そして確かな技術をそこに見ている。
「彼は私にも言ったが、クワッドアクセルを跳びたいと高らかに宣言した。それを恐れない。もしかしたら負傷するかもしれないが、それを分かっていても、いずれにしても挑むだろう。とても勇敢だ」と話し、その上で技術について語りだした。
羽生のトリプルアクセル(3回転半)を評して、「美しい。踏み切って跳躍し終えてから回り始める。回転が少し遅れて始まる。跳んで、空中に上がって、それから回る。多くのスケーター(のアクセル)は跳び上がるのとほぼ同時に回り始める。その方が速く回転できるが、それでは美しくない」。さらに1回転多いクワッドアクセルを跳ぶためには「高さと、前への推進力が必要。4回転半する時間を生み出すため、踏み切ってからの動作を早く終えなくてはならない」と語った。
ブラウニングさんも一度、クワッドアクセルに挑んだことがある。世界王者として君臨していた1990年代前半に1週間だけ練習したという。そのときに感じたことを「私もトライしたことがある。ずっと永遠に空中にいるような感覚だったよ」と羽生に伝えると、「あなたの言っていることは分かります」と返してきたという。技術を究めたスケーターにしか分からない感覚だろう。
かつて、羽生のエキシビションを振り付けた。2012~13年シーズンの「ハロー・アイ・ラブ・ユー」。そのときに感じて覚えているのは、羽生のカリスマとスケーティング。「氷に乗っている彼は、まるでロックスターを見ているようだった。滑りのスピードは静かに、そして気づかないうちに増していく」と振り返った。ジャンプの技術だけではない総合力を今でも感じている。(2019年3月29日配信)
4回転ジャンプの先駆者であり、自らも4Aの練習を試みたことがあるというカート。ブラウニングさんの言葉には説得力がありますね。
「渇望と勇気、確かな技術」
「カリスマとスケーティング」
羽生選手の特質を見事に表現した言葉です。
むしろ、ジャンプよりももっと特徴的な羽生選手の魅力の源泉を表していると思います。
羽生選手の4A成功が段々と現実味を帯びてくるのを感じます。
今日ももう一度、羽生選手の4Lo、4Lz、そして4Aトライアルのgif をご覧ください。
美しい4Lo
美しい4Lz
。
勇気ある4Aトライ
今日も元気でトーレーニングして、充実した日々を送れていますように。
いつかまた、Hello,I love you のようなカートさん振付のカッコよくて超絶技巧のプログラムが見たいな。
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2020年02月29日
4回転ループの難しさ by 織田さん
今頃になってですが、SPURに掲載された、織田信成さんの記事を読みました。
隔月連載の記事は、題して『今月のスタオペ!』
今月のテーマは「4回転ループの難しさ」です。
4回転ループといえば、試合で始めて成功したのは羽生選手です。
ですからこの記事のメインテーマは羽生選手です。
昨年12月のトリノGPFで、解説者として演技を見た時のことが書かれています。
以下、織田さんの記事から抜粋引用させていただきました。
演技をひとつひとつ見ていくと、まずは冒頭の4回転ループ。
これまでは回転軸が左方向に少し傾いて降りてくることがあったと思うのですが、
今回は本当にきれいにきまった。
次のジャンプを見守っていたら、なんと2本目は予定構成とは違う4回転ルッツに変更してきたじゃないですか!
以前はジャンプに入る前のスピードと跳び上がる勢いで体を持っていっていた感じでしたが、GPFではジャンプする前に体を細く締めるまでの流れがスムースで、コンパクトに跳べていた。
ある程度コツをつかんだのだろうないう感じを受けました。
最終的には7本のジャンプのうち5本が4回転というものすごいことをやってのけたなとおもいます。
僕がGPFで、”これぞ羽生結弦とおもったのは、やはり4回転ループです。
ループってスケートの刃を氷につけたまま跳び上がるエッジ系のジャンプで、エッジを外側(アウト)に倒して踏み切りますが、外側に体重をかけていくのってジャンプの軸が不安定になりやすいんです。
アクセルジャンプもアウトに踏み切って行くので、難しいと感じる人が多いみたい。
僕が4回転を練習していた時も最初に4回転トゥーループと4回転ルッツから始めたのですが、この2つはトゥで踏み切るので、まだ練習しやすかったんだと思います。
(中略)
4回転アクセルは人生の目標として、まだとっておいてもらうとして、まずは健康にシーズンを終えてほしい。
2019年は無事にシーズンを通して試合に出られたし、羽生結弦的にノリにノッているところだと思うので、またもう一段階生まれ変わる気がするんですよね。
「4回転アクセルは人生の目標として」っていうのがいいですね。
織田さんの羽生選手に対する優しい気持ちが感じられます。
四大陸選手権では織田さんの解説が聞けないのが残念でした。
あの素晴らしかった羽生選手の演技に感動して、温かく的を得た解説してくださったことでしょうね。
昨日、スーパーマーケットに行くと、一昨日までは山積みだったトイレットペーパーやティッシュペーパーがひとつもありませんでした。
液体手洗い石鹸もなく、カップ麺、粉末スープなども、ほどんどなくなっていました。
一体何事が起っているのだろうと思いました。
不安や怖れがあるのは当然ですが、正直、過剰反応ではないのかなと思いました。
なにやら突然の小中高の休校要請で、街は一気に戒厳令気分が高まっているようです。
正直言ってウィルスよりも、このただならぬ雰囲気が恐い。
子供はショックだろうし、学校や先生方には青天の霹靂、親は戸惑い明日からの生活の仕方を模索しなければなりません。
何の前触れも無しに、無謀無配慮が過ぎます。
特に最終学年の最後の時期を突然奪われることになる子供たちが可哀想でなりません。
首相はクルーズ船をウィルス培養器にしてしまった初期対応のまずさを挽回しようと、「英断」を見せようしたのでしょうが、準備と対策が全くない状態で、このような方針を出してしまったのは拙速としか言いようがありません。
今回の件では、この国が緊急事態に緊急に対応できない国だということが露呈してしまいました。
対応が余りにも遅い上に見当はずれで、臨機応変に動けない。
自分は自分で守るしかないのは当たり前ですが、改めて思い知らされました。
なによりもまず、一日も早く希望する人が全てが迅速に検査を受けられるようになりますように。
そして少しでも不安を軽減することができますように。
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