3.11
2023年03月12日
3.11 最後の挨拶
3月11日にあの場所でアイスショーを開催することの意味を考え、迷い、そして決断に至った結弦くんの気持ちがあふれ出た最後の挨拶でした。
結弦くんの目にも、観ていた私たちの目にも涙が溢れました。
羽生結弦さん 黙とう捧げ、涙…何度も氷に手を置き「宮城県民として説明させてください」 https://t.co/1rWshoGI6z #フィギュアスケート #figureskating pic.twitter.com/Zc4mMYucBW
— スポーツ報知 ICELINK (@figure_hochi) March 11, 2023
「こうやって希望をたくさん届けたつもりですけど、祈りもたくさん届けたつもりですけど、その後にちょっとだけここで、なぜここの氷にたくさん手をついていたか、そして手をついて上に気持ちを上げていたか、少しだけ宮城県民として説明させてください」
「ここは、宮城県民、そして仙台市民、すべての人々にとって、本当に特別な場所です」
「ここは…ここは、遺体安置所だったんです」
「だから本当に、こうやって、たくさんの今ある命が、ここの場所に集まって、その中で僕がこんな演技をしてしまって、3月11日という日に、この演技をして、ここに氷を張っていいのだろうかという戸惑いは、すごくすごくありました。
ただ、今日この『notte stellata』をやって、きっと、震災に関わらなかった人も、震災で苦しんだ方々も、そして震災のニュースを見て苦しんだ方々も、ちょっとでも、希望だったり、優しさだったり、そんな時間ができたのではないかなと思っています。
僕が生きて今日という日をみなさんの前で、この会場で迎えることができたのは、少しでも意味があるものになったのかな、と自分を肯定できます」
「これから先、人生って僕が言うのもなんですけどね、本当に何があるかわからないし。今、世界情勢的に平和ではないかもしれません、火種はたくさんあります。ただその中で、少しでも平和で優しさにあふれた日々が訪れるように」
「この3月11日に notte stellataという星たちはいつも、皆さんの平和と優しさと幸せを願っています。本当にありがとうございました」
「どうか最後まで、最後の最後まで、気をつけて帰って下さい。
今日ある命は明日もあるとは限りません。
今日の今の幸せは明日もあるとは限りません。
そうやって地震は起きました。
だから、みんな真剣に、今ある命を、今の時間を、幸せに生きてください」
結弦くんの心からの想いが込められた最後の挨拶は、命の儚さを知っている者だけが発せられる言葉でした。
12年前のあの日から、結弦くんの「被災地と共に」という志は少しも変わっていません。
時と共に忘れ去られないよう、これからは毎年でも『羽生結弦 notte stellata』が継続して開催されることを願っています。
結弦くん、内村さん、参加してくださった全てのスケーターの皆さん、
本当にありがとうございました。
お読みいただきありがとうございました。
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2022年03月12日
春よ、来い
昨日、3.11の14時36分、ちょうどその時間に、私はフィギュアスケートマガジンを買いに百貨店内の大型書店にいました。
スピーカーから11年前のその時間に東日本大震災が起こったこと、そして黙とうのお願いのアナウンスがありました。
ずらりと並んだ羽生選手が表紙の雑誌の前で、私も黙とうしました。
雑誌の表紙たちが、この11年間、羽生選手が頑張ってきた証のように思えました。
立て続けに出版されているフィギュアスケートマガジンですが、今号も素晴らしかったです。
まだ山口さんの巻頭コラムしか読んでいませんが、その中に引用された羽生選手の言葉に希望を見出しています。
「こうやってたくさん見ていただける羽生結弦のスケートっていうものを、ちゃんと僕自身、もっともっと納得できるような形にしていきたい」
どんな形であれ、これからもスケートは続けてくれるということですね。
写真も毛受さんに、能登さん、榎本麻美さんも加わって、とても美しく充実しています。
特に黒い半袖UAで踊った「落とし物を拾いに行った」ような「北京の9曲」の写真は貴重です。
これから読む記者座談会も楽しみ。
昨日は春のような暖かさで風が強く、春一番かなと思いました。
これからやってくる春が、少しづつでも良いニュースを運んできてくれますように。
春よ、来い。
心からそう願っています。
ジスランコーチのインタビュー記事の続きは、今日こそ書けるようにしたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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