2019FaOI
2019年05月29日
赤と黒のマスカレイド
時間差もあり、NET接続が難しい環境もあり、ようやっと幕張初日のマスカレードを観ることができました!
赤と黒の衣装ではありませんかー!
いやでもあの幻の赤と黒の衣装を連想しますね!
しかし同時に、私にとって赤と黒といえば、即ちジュリアン・ソレル、ジュリアン・ソレルと言えば、即ちジェラール・フィリップを連想してしまいます。
スタンダール 原作の『赤と黒』は何度も何度も映画化、ドラマ化、アニメ化、宝塚と、色々ありますが、未だにジェラール・フィリップを超えるジュリアン・ソレルはいないと私は思っています。
その才能と美貌を武器として、軍服の赤、僧服の黒をまるで出世劇の衣装のように身にまとい、変動する時代の階段を登ろうとするジュリアン・ソレル。
しかしその野望は、弄んだはずの愛によって裏切られ、処刑台に潰え去ってしまいます。
ジュリアン・ソレルの仮面は割れてしまったのです。
誰でも大なり小なり仮面をつけて生きている。
羽生結弦だって仮面をつけて生きている。
それは人の何倍もの重い仮面に違いない。
羽生結弦は強くなければならない。
羽生結弦は美しくなければならない。
羽生結弦は勝たねばならない。
羽生結弦は跳ばねばならない。
羽生結弦は世界一でなければならない。
羽生結弦はこうあるべき。
まだまだある「ねばならない」仮面。
運命の仮面かぶり 素顔 忘れてく
夢見て 怪しくも 華麗に演じて
淋しさも 悲しみも 誰にも見えない
精霊の森 闇の色 彷徨うように
血の涙 銀色に光る
仮面に突き刺さる
マスカレイド 儚く
孤独のマスカレイド
Toshiさん、まるで結弦くんの代弁者⁉︎
「もう、こんなのうんざりだー」
「いい加減にしろよー」
と、24歳男子には言う権利があると思う。
手袋を叩きつけろ!
白い手袋を投げるのは決闘の申し込み。
大変なことになりましたね!
来シーズンは果し合いとなるのか!!
紀元前4世紀、マケドニアの若き王、21歳のアレクサンドロスが東方遠征の旅に出た時代、海洋交易の拠点として栄えたエーゲ海のロードス島。
そして生まれたヘレニズム文化は、極東の私たちの国にまでも伝わりました。
14世紀には聖ヨハネ騎士団の本拠地にもなりました。
使用言語別に騎士団の館が連なる当時のままの石畳みの道。
1本の巨木に覆われた街角のカフェ。
ずっと行きたかったロードス島。
葡萄色の海の向こうに見えるのはアナトリア半島(トルコ)です。
ゆったりとした時間が流れていきます。
ブログ訪問ありがとうございます。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。1クリックが励みになります。
☆全ての画像、文の転載、引用はご遠慮下さい。
写真はキャプチャーしたもの、撮影したもの、感謝してお借りしたものです。
withgoldenwings at 20:19|Permalink