関西大学監督辞任
2019年09月30日
織田信成さんの勇気を支えたい
まずは織田信成さんの生の声に耳を傾けることが大切と思い、織田さんの公式ブログより全文転載させていただきました。
私たちの知っている、あの穏やかで、いつもユーモアを欠かさない織田さんが、ここまで本音で語り、尚且つ、英文でも発信したところに、彼のただならぬ覚悟を感じました。
日本村だけでなく、世界の人にも知ってほしい、世界のメディアにも取り上げてほしいメッセージです。
https://ameblo.jp/oda-nobunari/page-2.html
応援して下さるスケートファンの皆様、
スケート関係者の皆様へ
本当は楽しい事を書くこの場で、またこの時期にこのようなご報告をしなければならない事をどうかお許し下さい。
関西大学アイススケート部監督辞任について、一部事実とは異なる報道がありましたので、自分の口から説明させて下さい。
多忙を理由に監督を辞任したわけではなく、また関西大学との話し合いの場で「多忙で監督として十分な時間が取れない」とは一言も話していません。
辞めた本当の理由は、リンク内で私に対して嫌がらせやモラハラ行為があり、その影響で今年春頃から体調を崩すようになり、辞任するまでの3ヶ月間リンクに行く事が出来なくなった事とそれに対する関西大学の対応が誠意あるものに思えなかったからです。
今回の件で、7月に弁護士の方もふまえて関西大学と話し合いを行いました。
関西大学が調べて報告をあげるという事で結論に至り、そこから2ヶ月待ちましたが、誰がどのように調べているのかわからず、また結果報告もありませんでした。
報告を待っている間も指導を待っている生徒がいるので、なんとかリンクに戻れる環境にしてくれないかお願いしましたが、実施されないまま、このままでは何も変わらないだろうと半ば諦めた気持ちで、監督の職を辞する決意を致しました。
他の仕事への影響もあり、体調が優れないまま監督を続ける事は私にとって厳しいものでした。
関西大学が私に対して引き続き指導を頼んだ旨の記事がありましたが、そのような事はなく、辞める時は大学側に辞意を伝えるとすぐに承諾されました。現役時代にはリンクまで建設して頂き大変お世話になったので、最後に学長への謁見を希望し辞意を伝えたいとお願いしましたが、その時は1ヶ月先まで学長のスケジュールが埋まっていて忙しいという理由で、直接会わずに辞めてもらって良いとの事でした。
またどんな理由を言って辞めても嘘になるので、前向きな言葉だけで終わらせてほしいとお願いもしましたが、大学側から「あくまで多忙が理由」と証言する記事が出ました。
指導者としての夢もあり何とかリンクに復帰できないか本気で思い悩んでいたので、このような対応はただただ悲しく辛いものでした。この件について公表する予定はありませんでしたが、辞任してから事実とは違う内容が関西大学側から発表され、精神的に耐えられず、今回自分の口で説明する事となりました。
途中で職務を投げ出す形になり、本当に申し訳なく思っています。どんな状況でもスケートを教える事がすごく楽しかったので、自分がもっと強くいられればきっとこんな風にはならなかったのだと反省しています。人前で笑う事が辛く感じる時期もありましたが、今は家族との時間を多く取り、他のお仕事をする事で精神的にも安定してきました。13年間、お世話になった関西大学たかつきアイスアリーナを去る事は大きな決断でしたが、指導者としての夢はまだ諦めていないので、オファーがあれば何処へでも行って指導できればと思います。
涙なしでは読めませんでした。
最近、フィギュアスケート界では余りにもおかしなことが起こります。
おかし過ぎます。もっと言えば異常です。
どういう圧力がかかっているのか?
どこからかかっているのか?
学長が多忙を理由に織田さんとの面会を避けていることから、これが大学トップも了承済のことだということが分かります。
それでは学長に対して、スケート部人事に関して、
圧力を掛けられるのは誰でしょうか?
どういう団体でしょうか?
これが関西大学で起こったという時点で、大多数の方の考えは同じ方向を見ているのではないでしょうか。
どうか一人で悩まずに実績のある弁護士事務所と相談して、可能な限り戦って欲しい。
まだ幼いお子さんたちがいる立場で難しい事もあると思いますし、大変だろうけれど、泣き寝入りはしないで欲しい。
それは加害者サイドの思う壺です。
このブログにこの文章を発表した時点で、織田さんの覚悟は決まっているように思います。
もし戦うのならば徹底的に詳細を明らかにしてほしいです。
悪意から逃げるならば、それはそれで徹底的に今後関西大学とは一切関係を持たない方が良いのではないでしょうか。
戦国武将の血が織田さんの中には流れているはず。
最高の戦略を立てて戦って下さい。
中途半端なお茶の濁しかたが一番後悔が残ると思います。
どうか負けないで。
少なくとも世界中の羽生結弦ファンは貴方の味方です。
そして世界中のスケートファンがこのいきさつを見ています。
遠い将来でもいいから、いつかユヅルくんとノブくんが共に指導するスケートクラブができたらと、
(2013年 福岡GPFで1位と3位で共に表彰台に。同志としての共感が溢れるこの写真大好きです。)
夢のようなことを考えました。
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