若杉和希
2021年06月19日
光の記憶の中に
デジタルカメラが捉えたオリンピアン躍動の記録
「光の記憶」というタイトルがいいですね。
カメラは光を記憶する。
写真は光のアート。
だからフォトグラファーは光のアーティスト。
デジタルカメラの進歩からスポーツ報道の写真を見る特集が読売新聞オンラインで公開されました。
— 読売新聞写真部 (@tshashin) June 18, 2021
その中で、弊社写真部の先輩に混じり、四大陸選手権での #羽生結弦 選手の撮影について話させてもらいました。ご覧いただけると幸いです(若杉)
「光の記憶」https://t.co/p5HsapWSlT#yuzuruhanyu pic.twitter.com/3t4pYYxmPO
2020年2月、韓国ソウルで行われたフィギュアスケート・四大陸選手権で、氷上に舞う羽生結弦選手の姿を追いました。取材では、いつも現地で見ることができないファンの方に向けて、僕が代表して撮影させてもらっているという気持ちでいます。そのため、準備は怠りません。
羽生選手は、スケートの動きがとても速い選手です。そのため、動きと表情、構図のバランスで納得のできる写真を多く撮影するのが、とても難しい。良い写真を撮るため、過去の演技の映像を見て、撮影できそうな場面を頭に入れて構図を考えています。新聞掲載向けには、「顔が正面を向き、手に動きがある」写真が好まれる傾向にありますが、フィギュアスケートは、競技の性格上「(被写体の)全身が入った方がいい」という考え方もあり、構図には特に気を使います。フリーの演技時間、約4分間でおよそ800枚のカットを撮影しているのですが、その中から、手の指先まで写っているか。表情はどうか。ピントは合っているか。こうした点に注意しながら、最終的に選んでいます。
最新鋭のカメラはAFの追従精度がさらに上がり、選手の素早い動きに追い付いて撮影できています。顔をかなり端においても、そこにピントを合わせてくれるので、絵柄に意図して空間をつくるなど、構図の自由度が上がりました。レンズも軽くなり、望遠レンズをかなりのスピードで振りながら撮っています。表彰式やエキシビションでは会場の照明を落とす演出もありますが、現在はISO8000の高感度でもノイズが出ずにきれいに撮影できるようになり、選べるコマがこれまでと比べて倍くらいに増えました。
羽生選手は、この2020年2月の四大陸選手権で初優勝し、ジュニアとシニアの主要国際6大会を全て制覇しました。羽生選手の演技に合わせた表情をうまく捉えた写真を撮影することもできました。これからも、羽生選手の魅力を伝えていきたいと思っています。
今年もあと10日でフィギュアスケート新シーズンが始まります。
そしてカレンダーも発売開始ですね。
能登さんのカレンダーは10月始まりですから、9月に発売になります。
【予約限定生産】
フィギュアスケートのグランプリシリーズが始まる10月にあわせて、 2021-2022シーズンのスケジュールを記載した羽生結弦選手のシーズンカレンダー。
『羽生結弦大型写真集 光』『YUZURU 羽生結弦写真集』『YUZURUII 羽生結弦写真集』の撮影を担当したフォトグラファー・能登直氏の写真で構成し、2020-2021シーズンの競技写真はもちろんアイスショーやエキシビションのほか、貴重な練習時の写真など、ここでしか見られない厳選カットで構成。
グランプリシリーズのほか、四大陸選手権、世界ジュニア、世界選手権などの主要国際大会はもちろん、全日本選手権、全日本ジュニアなどの国内大会のスケジュールも掲載しております。(※ 2021年10月~2022年12月のカレンダーになります)
※カレンダー機能のみで文章は掲載しておりません。
※卓上版と壁掛け版の写真はそれぞれすべて違う写真になります。
羽生結弦 2021-2022フィギュアスケートシーズンカレンダー壁掛け版
【仕様】 サイズ: B3 枚数: 14
※カレンダーの写真・デザイン等 変更になる可能性があります。
【予約限定生産】
羽生結弦 2021-2022フィギュアスケート シーズンカレンダー卓上版
【仕様】サイズ: B5判変型( 160mm×257mm )枚数: 14※豪華両面刷り
※カレンダーの写真・デザイン等 変更になる可能性があります。
カレンダーが発売される頃には試合も始まっている頃ですが、今年はどうなるのでしょうか。
既にGPシリーズの試合スケジュールは発表されていますが、試合はどのような形で開催されるのかは、その頃にパンデミックの状態がどうなっているのかに掛かっています。
・10月22日~24日 スケートアメリカ(ラスベガス)
・10月29日~31日 スケートカナダ(バンクーバー)
・11月5日~7日 中国杯(重慶)
・11月19日~21日 フランス国際大会(グルノーブル)
・11月26日~28日 ロステレコム杯(モスクワ)
・12月9日~12日 GPファイナル(大阪)
羽生選手はどこにアサインするのでしょうか。
例年通りだと、7月初旬までには発表されるはずですね。
GPファイナルは大阪開催ですから、これはなんとしても観戦したいです!
それまでに羽生選手が4回転アクセルに成功することを祈っています。
試合となると、どうしても気になるのがジャッジによる羽生選手への不当な評価です。
平昌オリンピック以降は特にそれが目立ちます。
ここにどんなにジャッジが不当な点数を出してきたかを検証した動画があります。
本当に信じられないくらい酷い評価もあります。
来シーズンはどうかこのようなことが繰り返されませんようにと、願わずにはいられません。
しかしどんなにジャッジが不当な評価を下そうと、羽生選手のスケートの美しさ、技術の正確さは、世界の人々が知っています。
来シーズンも、羽生選手の考える理想のスケートの追求を貫いてほしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年03月24日
結弦ダイアリーとストックホルム便り色々
昨日発売だった羽生結弦ダイアリー、
予約はしてあったのですが、
本屋さんに立ち寄って、見るだけのつもりが、やはり買ってしまいました。
結弦くんの誕生日には”HAPPY BIRTHDAY YUZU” の文字
12月7日の週はスーパースラム達成の四大陸選手権の表彰式
そして私の誕生日がある週はこの写真でした!
写真入りのダイアリーなのか、
ダイアリーの付いた写真集なのか。
どちらにしても、とても素敵なものです。
4月から使うのが楽しみ!
しかし、田中さんは今どこに?
◆世界フィギュアの公式プログラムより
#世界フィギュア 公式プログラムから
— Masashi INOUE 井上将志 (@kyodonewsports) March 23, 2021
日本勢は羽生結弦 宇野昌磨、紀平梨花が紹介されています
Great pics from official digital program of Stockholm 2021https://t.co/FOg9Mb2WaQ pic.twitter.com/QLe8ffZ2vG
羽生はオリンピックで2連覇してもなお、さらに自分を高め続けている。
彼は日本男子で初めてオリンピック金メダリストとなったフィギュアスケーターであり、1948年と1952年にオリンピック2連覇を果たした米国のディック・バトン以来となる、オリンピック2連覇を成し遂げた。
彼はまた試合で初めて4回転ループを成功したスケーターである。(2016年)
彼の幅広いファン達は、ゴージャスなプログラムを流麗に演ずる彼の才能を愛して止まない。
彼のジャンプは完璧で、現実とは思えないほど素晴らしい。
羽生は2014年、2017年の2つのワールドチャンピオンのタイトルを持ち、2020/2021シーズンの彼の2つの新プログラムの振付に大きく寄与している。
#世界フィギュア 23日夜の公式練習
— Masashi INOUE 井上将志 (@kyodonewsports) March 23, 2021
羽生結弦が本番リンクで初調整
SP曲かけは4S, 4T-3T, 3Aに成功
それ以外の時間には4Lo, 4T-1Eu-3Sも決めて仕上がりは上々
リンクサイドのメディア席で前列に座っていたヤグディンさん、熱心にタブレットで撮影していました pic.twitter.com/SWHIeo55T0
ヤグディンさんも熱心に見ていたという羽生選手のSP曲かけ練習、ノーミス!
◆TVニュースより
◆若杉さんの写真とコメント・読売新聞インスタグラムより
報道の皆さんも本当に大変な思いをして伝えて下さっているのがよく分かります。
そのおかげで、私たちは現地の雰囲気を感じたり、素敵な写真や映像を見たりできることに感謝!
どうか健康に気を付けて、元気で戻ってきてください。
お土産話、お土産写真、楽しみにしています。
今夜はこの後、
18:30~19:15 男子グループ3公式練習
22:45~ 男子SP滑走順抽選会(選手の参加は無し、らしいです。)
今日から試合も始まります。
18:00~ 女子シングルSP
25:30~オープニングセレモニー
26:30~ペアSP
フジテレビ地上波の放送予定です。
しばらく眠れぬ夜が続きそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年03月20日
憂鬱な土曜日
皆さまご存知の通り、本日18時9分に宮城県沖を震源とした、マグニチュード7.2 の地震が発生しました。
仙台市泉区は震度5弱ということでした。
私は自宅にいたのですが、東京でもかなり長い間横揺れが続きました。
東北地方では先日に続き地震が続いていますが、10年前の大震災の余震だとすれば、
本当に長い間影響は続くことに驚きます。
これから数日間は余震が続く恐れがあるということです。
東北地方の皆様、どうぞくれぐれもお気をつけて下さい。
そして18日に独自の緊急事態宣言を出した宮城県と仙台市では、過去最多となる感染者が出ています。
宮城県で新たに125人感染確認 過去最多 #日テレNEWS24 #ntv #日テレ https://t.co/8D3FsHZTHA
— 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) March 20, 2021
地震にせよ、新型コロナにせよ、どうして宮城県だけが… という思いがして辛い気持ちになります。
おそらく結弦くんは、もう日本を出国した後だと思いますが、ストックホルムに到着して、これらのニュースを知った時、どんな気持ちになるのでしょう。
結弦くんのことですから、尚更闘志を燃やして頑張ってくれるのでしょうけれど、心に影を落とさないように願うばかりです。
一方では、本日行われた東京都、IOCなどの5者会議の結果、
東京オリンピック・パラリンピックでは海外観客の受け入れ断念が発表されました。
【東京五輪 海外観客の受け入れ断念を発表】
— 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) March 20, 2021
東京オリンピック・パラリンピックに向けたIOC(=国際オリンピック委員会)や東京都などによる5者のトップ協議が20日に行われ、協議後、組織委員会の橋本会長が海外観客の受け入れ断念を発表しました。https://t.co/2V1uCo3HPH pic.twitter.com/NJmkaOj9Nr
世界の状況を考えれば、100万人規模と予想されていた訪日客を受け入れることはとても無理なことは自明で、正式に決定されて、東京都民としてはホッとしたというのが本音です。
さて、ストックホルムは今どのような状態なのでしょう。
【ストックホルム便り】はじめます⛸ フィギュアスケートマガジンの取材で、写真部の毛受がストックホルムへ向かいます。現地からのあれこれをお伝えしていきますので、お楽しみに!#フィギュアスケートマガジン
— ベースボール・マガジン社【販売部】 (@bbm_hanbai) March 14, 2021
【ストックホルム便り】はじめまして。毛受です。めんじゅです。変な時間に寝てしまったので、変な時間に起きてしまいました。
— ベースボール・マガジン社【販売部】 (@bbm_hanbai) March 20, 2021
AM3:00。
こちらに来て、かれこれ何日くらい経ったのでしょうか。
そろそろ、橋の向こう側に行けそうな気がしてきました。(写真部 め)#フィギュアスケートマガジン pic.twitter.com/zrXAJlY3Tn
[ #フィギュアスケート 世界選手権・余話]
— 読売新聞写真部 (@tshashin) March 20, 2021
現地1度目のPCR検査は陰性でした。
検査所からの帰り道、旧市街地・ガムラスタンを通りました。トリノでのGPファイナルから転戦し取材した「ノーベルウィーク」時の賑わいとは打って変わり、
博物館も土産物店も閉まって、ひっそりとしていました(若杉) pic.twitter.com/CjkKfqYnpR
現地に取材に行って下さっているフィギュアスケートマガジンの毛受カメラマン、読売新聞の若杉カメラマンからのレポートと写真を頼りにしています。
第1報は22日(月)の公式練習になるのでしょうか。
朝日新聞の遠藤さんからも素敵な写真がいっぱい。
たくさん読んで頂いています。
— 遠藤啓生 Hiroki ENDO (@asahi_endo) March 19, 2021
ご感想も頂いてます、ありがとうございます。https://t.co/CnGkVLMdgK
せっかくの機会です。
世界選手権の本番が始まるまで。
記事中にある写真を毎日1カット。
エピソードを交えてご紹介して行けたらと思っています🤲
2012年、世界選手権デビューの「ロミオとジュリエット」
そして田中さんはシーンとしていますが、秘かにストックホルムに潜入しているのでは、と想像しています。
どうか選手、関係者、報道陣の皆さんの安全と健康が守られますように!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年11月29日
カメラマンという仕事
小海途さん、受賞おめでとうございます!!
東京写真記者協会(新聞・通信・放送など35社、会員635人)は27日、優れた報道写真に贈る2020年の協会賞グランプリ、部門賞、奨励賞を発表した。 スポニチ本紙2月10日付に掲載した「完全制覇の笑顔」(小海途良幹記者)がスポーツ部門賞(海外)に選ばれた。
スポニチ本紙の受賞は10年連続。スポーツ部門賞(海外)はフィギュアスケート四大陸選手権でジュニア、シニア主要国際大会を男子で初めて完全制覇した羽生結弦が、エキシビションの大トリで転倒するも氷上で満面の笑みを浮かべている瞬間を捉えたもの。
《小海途カメラマンが振り返る「とても特別な時間」》
2月初旬に韓国・ソウルで行われたフィギュア四大陸選手権は私にとって2020年唯一の海外取材となりました。 この時、私はその後の世界の惨状を想像できていませんでした。コロナの脅威は忍び寄っていたとはいえ、四大陸選手権は予定通り行われ、いつものように羽生選手は素晴らしい滑りで会場を沸かせました。 いつものように表彰台の真ん中で天に指を突き上げた絶対王者。
この勝利で羽生選手はジュニア、シニアの主要国際大会を完全制覇する“スーパースラム”を達成しました。
試合を終えた羽生選手は、氷上に寝転がり満面の笑みを浮かべました。偉業にふさわしい笑顔だなと感じながら私はシャッターを切りました。 今となれば、あの時間はとても特別なことでした。
この笑顔を見るたびに、再び世界中で安全にスポーツが行われることを願ってやみません。
グランプリ受賞作は朝日新聞の「2020年 米社会分断の果て」。
受賞作を含む約300点のニュース写真は、日本橋三越本店(東京都中央区)で12月16~24日に開催される「第61回2020年報道写真展」(入場無料)で展示される。
Sponichi Annex
さらに、小海途さんだけでなく、この夏のオンライン羽生結弦展で写真解説をしてくれた若杉和希さんの写真が奨励賞に選ばれています。
[ご報告]
— 読売新聞写真部 (@tshashin) November 28, 2020
フィギュアスケート四大陸選手権で撮影した写真で、#東京写真記者協会 のスポーツ部門(海外)の奨励賞を頂くことができました。
羽生選手、鍵山選手、皆様、ありがとうございました。
またすてきな瞬間を見せてもらえる日を楽しみにしています(若杉)https://t.co/SriasCc8we pic.twitter.com/5FjwqOevel
同じく12月16日から渋谷で開催される、「羽生結弦展 共に、前へ」と合わせて、この写真展にも是非行きたいと思っています。
羽生選手を撮った写真作品がこうして賞に選ばれるというのは、ファンとしても嬉しいですね。
カメラマンにとっても、写真記者協会というプロカメラマンの団体から評価されるというのは特別に誇らしいことだと思います。
私も今ではスマホやデジカメで、いいなと思った時に写真撮るくらいのことしかしていませんが、
一時はカメラマン(ウーマン含めて)いいな、と思っていた時期がありました。
でも、女性の報道カメラマンは圧倒的に少ないですね。
先日、田中宜明さんが、撮影メモリーズの最終回で話してくれたことが印象的でした。
大体これ(バッグ)にカメラ2台から3台入れて、この大きいレンズをひとつと、それとズームレンズ、レンズはだから3本、4本。
バッグの総重量は15,6キロとか普通なっちゃいますね。それを飛行機の中でも機内に持ち込んで上に上げたりする。体力的には結構きついですね。
それができないとカメラマンになれない。
そうねー、でも好きでやってる仕事ですからねー
だからフィギュア好きじゃないとできないですね。
ということなので、
プロカメラマン、特に報道カメラマンやスポーツカメラマンとなるには、まず第1関門は体力という壁があるのですねー。
女性が少ない理由にもなっているのだと思います。
そのうちに、カメラ機材がもっと軽量化されたら、女性フォトグラファーも増えるんじゃないかな。
親愛なるカメラマンさんたち、
これからも羽生選手の様々な瞬間や表情を切り取って、
それを永遠の瞬間に変えていくという素晴らしい仕事をしてくださいとお願いしたいです。
昨日のNHK杯男子シングル観ました。
鍵山選手、素晴らしいフリーの演技を見せてくれましたね。
応援していた佐藤駿選手は今一つ調子が取り戻せず、本来持っている力が出せず、本人も悔しさが残る結果だったろうと思います。
でも、先輩のように「悔しさは収穫でしかない」と思って、
次に向かって行ってくれるだろうと期待しています。
そして私としては、もう一人注目する選手を見つけました。
総合では6位でしたがFSでは2位だった三浦佳生選手
2019年 ジュニアGPラトビア大会7位
2017年 全日本ノービス選手権(A)1位
まだ15歳の中学生ですが、羽生選手の中学生時代を思わせるスピード感のあるスケーティングや野性味を感じさせるジャンプに惹かれました。
所属は神奈川FSC。
羽生選手の恩師、都築章一郎先生の指導するクラブです。
心強い存在ですね。
フリー 演技構成(結果)
4サルコー
4トーループ+3トーループ
フライングキャメルスピン(レベル4)
3アクセル
足換えシットスピン(レベル3)
4トーループ
2アクセル+1オイラー+3サルコー(<)
ステップシークエンス(レベル3)
3フリップ
コレオグラフィックシークエンス
足換えコンビネーションスピン(レベル3)
注目していこうと思っています。
最後に、その三浦選手の「ロミオとジュリエット」を見つけたのでどうぞ見てください。
13歳の時の初めてのジュニアの試合だそうです。
あの「ロミオとジュリエット」を滑るというところに、羽生選手のファンじゃないのかなと、勝手に思ってしまいました。
誰が滑っていても、音楽を聴いただけで、条件反射で涙が出ちゃうのです。
羽生選手はNHK杯の後輩たちの演技をどんな気持ちで観ていたのかな。
きっと、後輩たち、もっと頑張れ!って思っていたのじゃないかな。
周りの「3倍やったら絶対うまくなる」って。
羽生選手がいかに特別な存在か。
不在がゆえにこそ、それを改めて感じさせたNHK杯でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年07月22日
天使が羽を休める時
今日は若杉記者による写真解説講座最終回が公開されました。
2019年11月のNHK杯エキシビションのフィナーレを終えてリンクサイドに戻る1枚。
羽生選手はカメラを構えたり、何かを狙っていたりすると、それを敏感に察知して、撮れるものを用意してくれる選手。
だけどこの表情は羽生選手の演技中の表情ではない、人間・羽生結弦の表情が出ちゃった瞬間なんじゃないかな。
またライトがすごく良くって、真っ暗な中に羽生選手だけライトが当たって、
NHK杯という、すごく大きな宴が終わった後、お客さんたちが帰った暗いリンクに、天使が羽を休めているみたいにも見えてくる。
だから僕はすごく大好きな写真です。
しかも横顔がすごく綺麗。
こんな風に語ってくれた若杉さんは美しいものを愛するロマンチストなんろうなと思いました。
若杉さんが解説してくれたのは、この4枚の写真でした。
不定期でもいいので、是非またこのような機会を作っていただいて、お話聴きたいなと思いました。
能登さんが先陣を切って始めるオンライン講座が定番化してくれたらいいですね。
明日23日の講座はあっと言う間に満員になってしまいました。
そして昨日は日本スケート連盟のシニア合宿が関空アイスアリーナで行われました。
フジTVのLive Newsの映像から、今シーズンからシニアに上がった佐藤駿くん、鍵山優真くん、そして三原舞依ちゃんの元気な様子を見ることができました。
鍵山優真選手(17歳)の新プログラム
SP:TAKE FIVE
FS:映画『もののけ姫』より
佐藤駿選手(16歳)の新プログラム
SP:映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』より
FS:バトルオブザキングス
鍵山選手は4Tと4Sの2種類、佐藤選手は4T、4S、4Lzの3種類の4回転ジャンプを取り入れたプログラムということです。
試合はどうなるか分からない中でも、2人がこれからシニアで活躍してくれるのは確実ですね。
とても楽しみです。
そして昨シーズン体調を崩してお休みしていた三原舞依ちゃんが戻ってきてくれていて、とても嬉しくなりました。
氷上の妖精のようでもあり天使のようでもあり、その透明感溢れる演技が大好きです。
羽生選手の姿はなかったけれど、どこかできっと新プログラムに磨きをかけている最中だと信じています。
日本スケート連盟はブロック別の競技会を無観客で行う(オンラインで)ということなので(ソース)、どこかの時点で見れるのではないでしょうか。
それが今、一番楽しみにしていることです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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2020年07月18日
心の底から自分が喜べる演技
昨日公開された若杉さんの写真解説第3弾
4大陸選手権の「バラード1番」でしたね。
私は全てのショートプログラムの中で一番好きです。
これは2月に韓国・ソウルで行われた、四大陸選手権ショートプログラム「バラード第1番」の写真なんですけど、
トリプルアクセルを着氷した後にスッと手を挙げる瞬間の写真です。
平昌オリンピックで撮影させていただいた時よりもシャープになっていて、動きがしなやかになっていて、しかもすごく力強くて、よどみなく繋がっていくような、もう別のプログラムって言ってもいいんじゃないかなって思うぐらいの演技でした。
音と動きが完璧に合っていて、ずーっと観ていたいな、もうずーっと滑っていてくれたらいいのになって、撮りながら思ってしまうような、そんなショートでした。
とても生き生きとしていて、力強くて、だけどスッと時間が止まったように見える瞬間もある、不思議な演技でした。
その印象をこの1枚に閉じ込められたのかなぁと思っています。
歓声や音楽、氷を削る音がスッと消えて、真っ白い世界に彼だけが降りてきたような、
そんな写真に、そんなイメージになっているんじゃないかなと思います。
そして写真をよく見ると、指先や髪の毛一本一本にまで意識がいっているんじゃないかな、と思わせる美しさがあると思います。
グランプリファイナルとか、全日本選手権で味わった悔しさに自分でしっかりと向き合って、それで出てきた答えが、
やっぱり強くあろう、やっぱり美しくあろう、やっぱり羽生結弦のスケートをやろう、そんな答えだったのかなって。
それがこの演技に出ていたのかなって思わせられる、そんな演技でした。
終わった後に手をたたいて、天井に向かって何かを呟いたんですけど、
この時は口の動きを見ている限り、「ただいま」って言っていたんじゃないのかなと思って。
それを見ながら、「おかえり!羽生くん、おかえり!」って思いながらシャッターを切ったのを覚えています。
若杉さんの解説は、カメラマンとしてその時感じた気持ちをありのままに語って下さり、私たちと同じ気持ちで撮影しているのだなぁと、とても親近感を感じさせてくれます。
フジテレビの番組で、羽生選手本人がこの時の「バラード第1番」を解説しています。
羽生選手自身はどんな風に感じていたのでしょうか。
「今回はすごく音になりきれていたなって思います」
「このアクセルも本当に良くて、まあ自分の中で本当にこの感覚が一番いいなって思えるくらいよかったので」
「スピンの出来も全部よかったので。非常に満足しています」
「まずはやっと帰ってこれたっていう感触ですかね。平昌の時も『ただいま』って言ったんですけれども。
やっと自分らしい演技ができたなっていう感触がすごくあって、やっと心の底から自分が喜べる演技だったと思います」
羽生選手が自分の演技に「満足」という言葉を使うことは滅多にないことなので、この四大陸選手権の「バラード第1番」が、如何に素晴らしい出来だったのかということがひしひしと実感できます。
悔しかったり辛かったりすることも多かったシーズンの最後に、羽生選手が心の底から自分が喜べるという、幸せな気持ちを抱くことができて本当によかったなと思います。
さてこの週末は、テレ朝Ch2 でFaOI 2017 の再放送があります。
【ファンタジー・オン・アイス 2017】
<幕張公演>■7月18日(土)よる10:20~ ※会場音のみ
<神戸公演>■7月19日(日)午前10:00~ ※会場音のみ
思いっきり弾ける羽生選手と一緒に楽しい週末を
そして、初めてリモートで行われるという試合、米国のフレミング杯も今日午前9時から見られそうです。
新しい試合のあり方の実験として、興味をお持ちの方はこちらからどうぞ。⇓
https://usfigureskatingfanzone.com/sports/2020/7/13/third-annual-peggy-fleming-trophy-virtual-competition.aspx
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2020年07月17日
新しい試合方式を探る
オンライン羽生結弦展では先程16時に、若杉さんの第3回目の写真解説講座が公開されました。
大好きなバラード第1番の、大大大好きなこの1枚と予告されていたので楽しみに待っていました。
https://www.yomiuri.co.jp/topics/20200615-OYT8T50061/
若杉さんが「おかえり!羽生くん!」と心の中で叫んでしまった気持ち、わかり過ぎるほどわかります。
後でゆっくり書き起こししたいなと思います。
今シーズンの試合が危ぶまれる中で、アメリカでは新方式で試合が実施されるようです。
7月17日午後7時(アメリカ東部時間)から開始されるペギー・フレミング杯です。
FRIDAY!
— U.S. Figure Skating (@USFigureSkating) July 14, 2020
⛸: https://t.co/CfvQMXSvOg pic.twitter.com/Qy0lL2p7Tw
各選手が自分のリンクで演技を1台のカメラで撮影したものを送って、それをジャッジが見て採点するという方式らしいです。
もっとも、この方式では試合の同時性もなく、ビデオは編集も可能なわけですから、厳密には試合とは言えないのかもしれません。
しかし、想定外の新時代に突入してしまったからには、新しい試合方式を探っていかないと、今後当分の間は全てのスポーツの試合は不可能となってしまいそうなので、新方式を試そうというのは前向きな考え方ではないでしょうか。
RTしたニックさんのフレミング杯に関する記事が興味深かったのでざっと訳。ジェイソン、カレン、樋渡くん、カムデンくんなど18名参加で、7/17夜7時(東部時間)から。全世界から視聴可のはずとのこと。
— Coco (@806coco) July 15, 2020
GPSにこのリモート方式が使えるかどうか、こういうことも今後は協議されるのかな… pic.twitter.com/ohgeNewlYD
試合に参加する選手の皆さんにも最初は戸惑いがあると思います。
しかし試行錯誤の第1歩を踏み出すことが重要だと思います。
今回のフレミング杯に参加するスケーターたち
カレン・チェン、樋渡知樹、カムデン・プルキネン、ジェイソン・ブラウン…お馴染みの選手たちの名前もありますね。
日本時間では7月18日(土)午前9時からになります。
こちらのリンクから見られそうです。⇓
https://usfigureskatingfanzone.com/sports/2020/7/13/third-annual-peggy-fleming-trophy-virtual-competition.aspx
実際のところ見られるかどうか分かりませんが、明日の朝9時、日曜日としては早起きして観ようと思っています。
以前にも書きましたが、私はZOOMウェビナーなどを使えば、試合の同時性を確保しながらリモート試合は可能だと思っています。
関連過去記事:
「 ZOOMウェビナーでオンライン試合を」(7月15日)
http://blog.livedoor.jp/withgoldenwings/archives/24007837.html
「リモート試合は可能か?」(6月10日)
http://blog.livedoor.jp/withgoldenwings/archives/2020-06-10.html
GPシリーズやGPファイナルが実施できるのかできないのかというギリギリの判断を迫られている今、ISUにはこういうことこそ研究して欲しいと強く思います。
リモート試合もできないのにリモートアワードやってる場合じゃないでしょ。
羽生選手はどんな試合方式であれ、全力で臨んでくれるはず。
現役として滑れる時間が無為に過ぎ去っていってしまう今、
どうしても新プログラムが見たいのです!!
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セブンティーン
藤井聡太君は今日棋聖のタイトルを獲得し、藤井聡太七段から藤井聡太棋聖となりました。
17歳と11か月、タイトル獲得の史上最年少記録更新ということです。
藤井七段が最年少タイトル 17歳11か月ー棋聖位獲得
将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(36)=棋王、王将と合わせ三冠=に挑戦する第91期棋聖戦5番勝負の第4局が16日、大阪市内で指され、後手の藤井七段が110手で勝ち、3勝1敗で八大タイトルの一つ棋聖位を奪取した。藤井七段にとっての初タイトルで、屋敷伸之九段(48)が持つタイトル獲得の最年少記録(18歳6カ月)を30年ぶりに塗り替える17歳11カ月での達成だ。⇒記事全文はJIJI.com
2012年に同じく17歳と3か月でワールドメダリストとなった羽生選手を思い出さずにはいられませんでした。
日本フィギュア男子シングル史上最年少記録でした。
17歳って、才能が花開く年齢というか、なにか特別な年齢のような気がします。
なぜかこの二人には共通のものを感じてしまうのは私だけでしょうか。
年齢に似合わぬ落ち着いた物腰、負けず嫌いで試合の時は全力を出し切って果敢に戦うところ、他者をリスペクトし謙虚であるけれど、物怖じしない的確な話し方、笑うと一転して子供のような無邪気さが顔をのぞかせるところ。
きっと他にも同じことを感じていらっしゃ方もいると確信しています。
溢れる才能、未来への限りない希望と可能性を秘めている17歳。
谷川名人は「藤井棋聖の将棋には華がある」と評したそうです。
羽生選手のスケートには華がある。そんなところも同じです。
若さって眩しいな。
そんなことを感じた今夜のニュースでした。
関連記事⇒「二人の天才少年」
明日は(もう今日ですが)16時に若杉記者の第3回目のオンライン写真講座が公開されます。
[#オンライン羽生結弦展 情報]写真部・若杉和希記者によるオンライン写真解説講座<3>を明日16時に公開します。
特設ページはこちら https://t.co/x7EviXidXs pic.twitter.com/hFOHRH3Qdi
— 読売新聞オリンピック・パラリンピック (@Yomiuri_gorin) July 16, 2020
この写真、本当に大大大好きなんです。
トリプルアクセルを降りて、ふわーッと両腕を広げるところ、羽生選手だけの特別美しい着氷スタイルです。
明日の若杉さんの解説が楽しみです!
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2020年07月09日
心を写すフォトグラファー
田中宜明さん、矢口亨さん、小海途良幹さんと、このところ立て続けに出版された写真集に加えて、若杉和希さんの写真をメインとしたオンライン羽生結弦展と、羽生選手を撮るフォトグラファーたちが注目されています。
読売新聞の女性向けウェブサイト「大手小町」にも、素敵な記事が上がっていました。
若杉さんや矢口さんが羽生選手の魅力を語ってくれています。
誰よりも一番近くで観ることができるからこそ、その魅力に一層惹きつけられるのでしょう。
フィギュアスケートの羽生結弦、カメラマンが見た素顔
四大陸選手権SP(若杉和希撮影)
若杉さんはこう語ります。「羽生選手が出てくると、会場の空気が変わるんです。歓声も上がるし、撮る方も緊張感が高まる。演技に入ると、スピードが非常に速く、ジャンプも高い。ほかの選手はジャンプのための助走がありますが、羽生選手は演技の流れの中にジャンプがあって、助走を助走と感じさせません。指先の表現、顔の表情まで気を配っていて、アスリートであり、表現者なんです」。演技に引き込まれ、撮影を忘れて見入ってしまう瞬間もあるといいます。
オータムクラシックSP(若杉和希撮影)
若杉さんが昨シーズンで最も印象的だった試合は、グランプリファイナルだそうです。「レンズ越しでも感じるほどのものすごい熱量で、ゾクゾクしました。感動して、ファンになりました。“沼に落ちた”瞬間です」と振り返ります。
すっかり羽生選手に魅了されたという若杉さん。撮影時には、「彼の素が出た一枚を撮ること」を意識しているそうです。羽生選手のプロ意識は徹底していて、公式練習でも観客を楽しませようとするほどなので、リンクの上でなかなか素の表情は見せないのだそうです。「先輩やフリーランスのカメラマンに技術面では足りないかもしれませんが、自分がどう感じたのかも含めて、羽生選手を写真で表現できたら。そのために、演技だけでなく、彼の『素』を見逃さないようにしています」
そうした観点から、NHK杯のエキシビションの演技後に捉えた表情は、会心の一枚だと言います。「なんとなく安心したかのような表情をしています。ひとりの人としての彼を見たような気がしたんです」
NHK杯エキシビションのフィナーレを終えて(若杉和希撮影)
一方、6月17日に発売された報知新聞の写真集「羽生結弦 2019-2020」(写真=矢口亨、文=高木恵、税込み2750円)は、初版2万部が発売前の予約で売り切れたほどの人気です。約30センチの正方形で、164ページ。昨シーズンの6試合、200点以上の写真が詰まっているという充実ぶりに、ファンも歓喜しています。
羽生選手がほかの選手より優れていると感じるのは何か――。報知新聞の矢口亨カメラマンは「音楽が聞こえてくる」ことだと言います。つまり、羽生選手の動きが音楽と一体化しているということ。「試合中、撮影に集中していても音楽が聞こえてくるのです。曲を覚えて音楽に合わせてシャッターを切れば、動きのタイミングにも合うのです」
「例えば、野球であれば選手との関係も近く、プレーの疑問点などを聞くこともできるのですが、スケートは試合の回数が限られ、近づけないし会話もできません。どんな心境なのかは、想像するしかない。でも、彼の心境に共感できないと、動きを追うだけになってしまう。それではファンの心に訴える写真は撮れない」と、選手の内面に近づく難しさを語ります。
矢口さんも、撮影を通して羽生選手に魅せられています。「試合中だけでなく、試合前も練習中も真剣。そして言葉に説得力があって、優しい。そういうところに触れて、羽生選手のすごさがわかったし、尊敬する気持ちが強くなった。本当にすごいアスリートです」
写真集の編集では、「1枚で見せるのではなく、何枚も見せることで羽生選手の全体を表現しよう」と考えたそうです。また、本の形を正方形にして、スペースの広い見開きのページで余白を有効に使ったレイアウトにしました。今回は競技写真を収録していますが、「次はアイスショーをどうやって作り上げていくのか、舞台裏から追いかけてみたい」と話します。
記事の一部を抜粋させていただきました。
記事全文はこちらからどうぞ。
「レンズ越しでも感じるほどのものすごい熱量で、ゾクゾクしました。感動して、ファンになりました。“沼に落ちた”瞬間です」と告白する若杉さん。
「彼の心境に共感できないと、動きを追うだけになってしまう。それではファンの心に訴える写真は撮れない」と言う矢口さん。
二人共ファンの気持ちを理解していて下さるからこそ、あのように多くの、心に訴えかけてくる写真を撮れるのだなと思いました。
姿形だけではなく心まで写すフォトグラファーたち。
矢口さん、次はアイスショーを撮ってみたいということです。
いつか実現したら嬉しいですね。
オンライン羽生結弦展では明日7月10日からはスライドショー後編が追加公開されます。
若杉さんの写真解説講座第2回もそろそろ公開される頃ではないでしょうか。
豪雨による被害が広がっています。
自宅近くには多摩川が流れています。他人ごととは思えません。
スマートフォンから簡単にできるテレビ朝日ドラえもん募金をご紹介します。
「NTTドコモ」と「au」、「ソフトバンク」のスマートフォンから専用のウェブページを通じて1回100円から1000円までの金額を選んで寄付できます。
⇒https://www.tv-asahi.co.jp/doraemonbokin/
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く平穏な日々が戻りますように。
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2020年07月05日
矢口さん若杉さん小海途さん
昨夜の記事にも書いたのですが、
仕事帰りに大きな荷物を持って有隣堂まで足を運び、大量のカードにサインしてくださる優しい心使いの矢口カメラマンです。
「長く待たせしてしまって申し訳ないので、なにかしたい」とお仕事帰りに大きな荷物を持ったままお越し下さって、急遽カード書いて頂いたので、実は当社のpop用のカードを使って貰っちゃってます。お家に飾って書店ごっこもお楽しみ頂けます。
— 有隣堂アトレ恵比寿店 (@yurindo_ebisu) July 3, 2020
その矢口さんが若杉さんの写真解説を見て、「若杉らしい」と呼び捨てにして、後輩みたいな存在かなと思いました。
若杉らしい解説でした。
— 矢口亨@スポーツ報知写真部 (@yaguchi_hochi) July 3, 2020
飾らず、真っ直ぐ。
そして、いい写真。https://t.co/LF7kNCwX2h
少し前になりますが、高杉カメラマンのインスタグラムにこんなコメントが書かれていたことを思い出しました。
yomiuri news Instagram より
[ #オンライン羽生結弦展 のお知らせ] #羽生結弦 選手の2019-2020シーズンの活躍を報道写真などで振り返る「 #羽生結弦展 2019-20」を開催します。百貨店での開催を計画してきましたが、新型コロナウイルス感染拡大の不安を考慮し、オンライン上での公開となりました。 開幕は7月1日、特設ページで。 というお知らせが、(ご存じの方も多いと思いますが、)22日に解禁となりました。時間が経ってしまってすみません。 百貨店での開催を目指して、実は企画自体は、だいぶ前から動き始めていました。解禁日を前に言いたくなるのを必死で堪えて、「ようやくいえる…」という時期に新型コロナの感染拡大。延期、オンライン公開に決定。という感じでした。 プリントした大きなパネルで写真を見ていただきたかったですし、衣装もあれば近くでじっくり見てみたかったし…などと、いろいろ悔しい気持ちはかなりあります。だけど、シーズン中に頂いた本当にたくさんの温かいお言葉、それに助けられたご恩を少しでもお返しできるよう、力を尽くしたいと思っています。公開までもう少しお待ちくださいね。 話は変わりますが、現場でお世話になりっぱなしで、僕が勝手に、兄のように思っている報知新聞社の矢口さん撮影の写真集「羽生結弦 2019-2020」を購入しました。サイズ、ボリューム、レイアウト、カバー裏の仕掛け…写真のセレクトも、1枚1枚丁寧に選んでいるのが伝わってきて、共有した一瞬一瞬が写っていて、「大切にしないといけない本だな…」と感じました。本当にオススメです。来シーズンもまた、カピカピのパニーニを食べながら写真を見せ合ったりしたいな。早くシーズン始まらないかな。としみじみ思いながら(若杉) The On-line Photo Exhibition < Yuzuru Hanyu 2019-2020 > will be held on a special web page starting on 1 July. To review the achievement of Hanyu's 2019-20 season. #YuzuruHanyu #yomifigyure
高杉さんは矢口さんのこと兄のように思っていると。二人でトリノのGPF会場内のバールで売られていたパニーニがカピカピになるまで仕事した後、互いの撮った写真を見せ合ったりしているお二人を想像してしまいました。
その近くに小海途さんがいたとしても全然不思議ではないですね。
photo:小海途良幹
矢口さんの写真集の文を担当している報知新聞の高木恵記者は、フィギュアスケートマガジンの記者座談会で小海途さんとは親しい間柄のはず。従って小海途さんと矢口さんは旧知の中のはず。
こうしてみると、矢口さん、高杉さん、小海途さんという、3人のカメラマンの関係性が浮き上がってきます。
所属する会社は違っても、良い写真を撮って、ひとりでもいいから人の心を動かしたいという気持ちは共通の同志なのですね。
能登さん、田中さん、長久保さんといったベテランを追いかけるように、
若手のカメラマンたちが「羽生結弦」という稀有な被写体をターゲットにしてくれることで、
私たちは恵まれているなぁとつくづく実感する写真集ラッシュです。
「SEASON PHOTOBOOK」はデジタル版も発売です。
羽生結弦 SEASON PHOTOBOOK
— 田中宣明 たなかのぶあき (@tanaka_nobu_ph) July 3, 2020
1〜4巻がデジタル版として
舵社より発売されることになりました。
1巻 2015ー2016
2巻 2016ー2017
3巻 2017ー2018
4巻 2018ー2019
になります。https://t.co/D3ppuHYN8J pic.twitter.com/EG4LHEFBqi
その内に「YUZURU'LL BE BACK」も「羽生結弦2019-2020」もデジタル化されるかもしれませんね。
でもそうなったら、一日中写真を見てしまいそうで、大変なことになる!
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2020年07月02日
いつだって羽生選手は一生懸命だった
明日は若杉和希記者による写真解説講座が公開されます。
若杉さんの声、初めて聴きました!
[ #オンライン羽生結弦展 情報]本紙写真部・若杉和希記者による写真解説講座<1>を明日公開します。 特設ページはこちら https://t.co/x7EviXidXs pic.twitter.com/f4hQhy6O4T
— 読売新聞オリンピック・パラリンピック (@Yomiuri_gorin) July 2, 2020
オータムクラシックのOtonal ですね。
明日が楽しみです。
昨日はオンライン写真展のオープンで頭がいっぱいになり、書きそびれてしまいましたが
家庭画報8月号購入しました。
8月号の売上の一部は医療機関に寄付されるとのことです。
もしかしたら羽生選手からの要望ではなかろうか、などと考えてしまいました。
今号の売り上げの一部は、新型コロナウイルス感染症の
治療及び感染拡大防止活動を行っている
医療機関に寄付させていただきます
私は通常版を買いましたが、プレミアムライト版にも同じ「羽生結弦・栄光の軌跡」が付いています。
やはりこの写真のインパクトは強いですね。
この篠山紀信さんの写真、前回の羽生結弦展の時に篠山さんのメッセージと共に展示されていましたね。
両足が宙に浮いています!
素晴らしい写真だと思います。
清潔感に溢れた初々しさが眩しいくらいの高校生の結弦くんです。
スケート新シーズン初日の昨日は日本スケート連盟が2020年度の強化選手ページを公開しました。
しかし、全然つながらない。今も繋がらないんですよ!
Sponichi Annex より
日本スケート連盟は新シーズン初日となる1日に公式サイトを更新し、20年度の各種目の強化選手ページを公開した。各選手の紹介ページには「ひとことコメント」という欄が設けられており、フィギュア男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(25=ANA)は
「一生懸命、全力でがんばります!」と端的につづった。
羽生ら特別強化指定選手をはじめ各スケーターの詳細が記載されているため、同サイトの更新直後からアクセスが集中。同連盟の公式ツイッターが「時間を空けてのアクセスにご協力ください」と注意書きするほどの盛況ぶりだった。
羽生選手は昔からいつだって一生懸命でした。
これからも同じです。
そして今日、7月2日は国民栄誉賞記念日です。
もう2年になるのですね。
【2018年7月2日】
羽生結弦 国民栄誉賞表彰式
「皆さまと共に取れた賞」
「期待に応えられるだけの努力、技術、芸術を」
スポーツ報知
配信
フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を成し遂げた羽生結弦(ANA)の国民栄誉賞表彰式が官邸で行われたのは、2年前の2018年7月2日。羽生は出身地の伝統織物「仙台平(せんだいひら)」のはかま姿で臨み、地元愛をにじませた。東日本大震災などの苦難を乗り越えての偉業で、国民に感動や勇気を与えたことが評価された。23歳での受賞は個人としては最年少で、スケート界からは初めて。「皆さまと共に取れた賞」を理由に、記念品については辞退した。 はかまは江戸時代から続く絹織物「精好(せいごう)仙台平」の技術保持者として、人間国宝に認定された仙台市の甲田綏郎(よしお)さんから贈られた。6月に羽生の国民栄誉賞受賞を知った甲田さんから、仙台市を通して申し出があった。「仙台を代表する人、そして震災復興にも尽力してくださっている。立派な装いで式に臨んでほしい」。帯と共に届いたはかまと、羽生家の家紋が入った羽織をあわせ、晴れ舞台に立った。
受賞後の一問一答はこちらから。
さて、今日のニュースで知りましたが、遂にトランプ大統領がマスクを着けると言い始めたらしいですね。
過去に私が欧州に住んでいた数年間の内、一度もマスクを着用したことはありませんでした。
風邪をひいても、熱があってもマフラーグルグルでしのいでいました。
基本的にマスクは病人が付けるもので、病原菌を防ぐため、或いは他人に飛沫や菌を飛ばさないための予防措置なのだという社会通念がなく、マスク=病気、のように見られてしまうからです。
羽生選手も、カナダでマスクをしていると「変な人」に見られてしまうと言っていましたね。
欧州では今回のコロナ禍で一気にマスクに対する認識が変わったようですが、アメリカでは未だマスクを着けることに抵抗がある人たちがいるのでしょうね。
これで、少しはアメリカでもマスク着用が常態化してくれるとよいのですが。
東京の新たな感染者は今日100人を越えてしまいました。
真剣に第2波対策を講じなければならない段階に近づいているように思います。
まさか小池知事は都知事選が終わるのを待とうなんて考えてはいないだろうけれど、一日も早く具体的な対策を急いでほしいです。
3月24日に東京オリンピック延期が決まった翌日に外出自粛要請を出した前例がありますから本当に心配です。
自衛するしかありません。
皆さまもどうぞくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいね。
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若杉和希カメラマン
昨日は何度も何度もオンライン羽生結弦展を訪問した方が多かったと思います、
若杉さんの写真のスライドショーやジャンプの連続写真は何度観ても、また観たくなりますね。
若杉和希さんの撮った写真はおなじみでも、実際どんな方なのかまだよく知らなかったなと思い、
読売新聞のウェブサイトから若杉さんについての記事を見つけました。
2010年入社の写真部の若手記者さんです。
私が知らなかっただけかもしれませんが、若杉さんは田中さんや能登さんくらいのベテランカメラマンの方かな、なんて勝手に思っていたので、意外でした。
写真部の記者は撮影のための事前取材を行い、グラフ紙面などの記事も書くため「写真記者」と呼ばれるのだそうです。
入社1年目に経験した東日本大震災での取材と撮影が若杉さんに大きな衝撃を与え、一つの転機になったそうです。
そんなところからも羽生選手に繋がっているのだということを知り、もっともっと若杉さんの写真を観たくなりました
私が撮った写真で、一人でもいいから
誰かの気持ちを動かしたい。
クリアファイルはどれも素敵。各2枚づつ。
キーホルダーも各1個は購入。
特に気に入った3種はもう1個追加して。
ポストカードはどうしようか一瞬迷ったけれど、ひとまずA、B各1セットを確保。
マグネットがこんな風に額入り写真のようになるなんて仕掛けもあります。
半透明という、なかなか凝った作りです。
各1個づつ購入。
今日はこんな感じでひとまず満足しました。
でもその内また、もう少し追加してしまいそうです。
会期:2020年7月1日(水)~8月2日(日) 7月10日(金)からスライドショー後編を追加公開 撮影を担当した読売新聞東京本社写真部・若杉和希記者が、展示写真について解説した動画を随時公開する予定です。デジタル報道写真展とあわせて、お楽しみください。
https://twitter.com/aim_high__/status/1278098005283885057?s=20
7月10日からのスライドショー後編と若杉さんの解説動画、とても楽しみにしています。
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