羽入結弦
2023年03月31日
チョコパイとファントム様
SOI の初日の『オペラ座の怪人』、素晴らしかったです
私にとっては、初めて生で結弦くんのスケートを観たのが2015年の国別対抗戦の『オペラ座の怪人』だったのです。
その時、「ああ、羽生結弦って、本当に存在するんだ」と思ったものでした。
だから、このプログラムには特別な想いがあります。
既に新聞記事がたくさん上がっていますね。
朝日新聞の一問一答。
#羽生結弦 さんの一問一答です。
— 岩佐友 (@yu_iwa3) March 30, 2023
「オペラ座の怪人」について「もう滑らないと思ってある意味封印してきたプログラム。ドーム公演であれ以来、初めて滑らせてもらった後、完成させたものを、もっと体力のある状態でしっかり滑りきれる状態で、皆さんにお届けしたいと考えた」https://t.co/jPJh5C0x0L
演技後の羽生さんと報道陣との主なやりとりは次の通り。
――スターズ・オン・アイスの初日公演を終えた感想を教えてください。
「スターズ・オン・アイスは競技アマチュア、プロスケーターがともに集まりながら、全力でプログラムのテーマをみなさんに伝えようと思っているショーです。一人一人のプログラムにいろんな思いがこもっている。僕もプロの一員として、スターズのメンバーの一員として、精いっぱいお届けできればと思って、久しぶりにスターズ・オン・アイスで滑らせて頂きました」
――2月、3月と大きなショーを終えた後ですが、コンディションはいかがでしょうか。
「自分は(2月の)ドーム(公演)が終わって、3月もすごく意味の深いショーを全力で全神経を注いでやったので。ちょっとおいしいものとか、チョコパイとか甘いものを久しぶりに食べました。体調自体はベストとは思わないですが、しっかり全力で、すべての演技に全神経を注いで頑張りたいと思います」
――プログラムに込めた思いを教えてください。
「『オペラ座の怪人』というプログラムは2014~15年シーズンにやっていて、中国杯での衝突の事故とか自分が病気やけがにすごく苦しんだシーズンのプログラムでした。長い期間、自分でこれはもう滑らないと思ってある意味封印してきたプログラムです」
「ドーム公演であれ以来、初めて滑らせてもらった後に、このプログラムを完成させたものを、もっと体力のある状態でしっかり滑りきれる状態で皆さんにお届けしたいと考えて、このプログラムを滑ることにしました。スターズ・オン・アイスでは、衝突事故の後すぐに、この会場で滑っています。あの時は事故の影響も少なからずあってうまく滑れなかった。そういった意味でも、この会場でいい演技ができたらいいなという意味も込めて滑っています」
毎日新聞の倉沢さん
ロング談話です!
— HITOSHI KURASAWA/毎日新聞 (@hitkurasawa) March 30, 2023
囲み取材では「(自分は)最後で良いよ」と各選手にマイクを回していました。
リンクサイド: #羽生結弦 さん「ある意味封印してきた」 スターズ・オン・アイス | 毎日新聞 https://t.co/gQy6UsKpEq
僕自身、この「オペラ座の怪人」というプログラムを2014~15年シーズンにやっていて、(14年のグランプリシリーズであった)中国杯の衝突の事故とか、また自分が病気やけがにすごく苦しんだシーズンのプログラムだったので、長い期間、自分で「もうこれは滑らない」と思って、ある意味封印してきたプログラムです。
自分の中でドーム公演で、あれ以来初めて滑らせていただいた後に、もっと完成させたものを、もっと体力ある状態で、滑りきれる状態で、このプログラムをみなさんにお届けしたいなと考えてこのプログラムを滑ることにしました。
またこの会場では、僕自身、衝突事故の後、すぐにこの会場(当時のNHK杯)で滑っていて、あの時は事故の影響も少なからずあって、うまく滑れなかったので、そういった意味でもこの会場で良い演技ができたらいいなという思いも込めて滑っています。
『オペラ座の怪人』は凄くカッコいいプログラムだけれど、結弦くんにとってはつらい思い出の方が多かったものね。
2014年のNHK杯のリベンジができて、忘れものを取り戻したね。
羽生結弦さん「チョコパイと(笑い)。ちょっと甘いものを久しぶりに食べた」2、3月の自身のショー終え https://t.co/JMlI3zeSxq #フィギュアスケート #figureskating pic.twitter.com/yJHyycgv34
— スポーツ報知 ICELINK (@figure_hochi) March 30, 2023
男子で2014年ソチ、18年平昌五輪連覇し、昨年プロ転向した羽生結弦さんが出演し、大トリで2014―15年シーズンのフリー「オペラ座の怪人」を演じた。4回転―3回転の連続トウループ、トリプルアクセル―1オイラー―3回転サルコーと5本のジャンプを披露。圧巻の演技に、観客の拍手は鳴り止まなかった。
羽生さんは、2月にスケーター史上初の単独東京ドーム公演「GIFT」、3月には、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで体操男子で個人総合五輪連覇した内村航平さんと共演した「羽生結弦 notte stellata」を開催し、「スターズ・オン・アイス」に出演。その間は、「ドームが終わって3月、すごく意味の深いショーを全力で全神経注いでやったので、ちょっとおいしいものだとか、まあチョコパイと(笑い)。ちょっと甘いものを久しぶりに食べたんで」と明かし、今回に向けて「しっかり全力で、全ての演技に全神経注いで頑張りたいと思います」と力を込めた。
結弦くん、『GIFT』と『notte stellata』が終わって、ようやくチョコパイが食べられてよかった!
チョコパイが好きなファントム様というのが可愛い。
私もチョコパイ大好きだけれど、やはり普段はなるべく買わないようにしている。
あるとついつい食べてしまうから。(笑)
結弦くんはいつもは体重管理のために好きなものも食べずに節制しなければならない生活、大変ですね。
「体調自体はベストではない」というのが気になる。
疲れは溜まっているはずですよね。あまり無理すると免疫力が落ちるのが心配です。
SOI の間はまたそんな節制が続くのだろうけど、どうか体調には気を付けて。
マッシさんも速攻でこんな風につぶやいています。
Hanyu Yuzuru's performance in the first stage of Stars On Ice deserved the standing ovation as usual.
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) March 30, 2023
He masterfully performed "The Music of the Night" from The Phantom of the Opera with a huge 4T+3T combination at the start of the program. pic.twitter.com/d0KzV8SjSk
羽生結弦のスターズ・オン・アイス初日のパフォーマンスは、いつも通りスタンディングオベーションに相応しいものだった。
彼はオペラ座の怪人より”The Music of the Night”を滑り、プログラムの冒頭に雄大な4T-3Tのコンビネーションを跳び、堂々と演じた。
Let's hope that Hanyu Yuzuru's choice for tomorrow will be "Romeo+Juliet" (Nice, 03/31/2012, Worlds bronze medal at 17 years old) and for saturday "Hope& Legacy (Helsinki, 04/01/2017, Worlds gold medal).
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) March 30, 2023
The days match perfectly, will he have thought about it?
That would be epic! pic.twitter.com/RUtZreuCbI
明日の金曜日、羽生結弦のチョイスは『ロミオとジュリエット』(ニース、2012年3月31日、17歳で世界選手権銅メダル)、そして土曜日には『Hope &Legacy』(ヘルシンキ、2017年4月1日、世界選手権金メダル)を期待しよう。
日にちはぴったり符合する。彼はそのことを思いつくだろうか?
もしそうだったらドラマチック!
マッシさん、結弦くんのことは何でもご存じですね。
本当に、そのチョイスだったらドラマチック!
SunSet様の動画、感謝してお借りしました
The CHEERS for IB 🔥 Rockstar. pic.twitter.com/3V4pLaqbTT
— Sun_Set (@Sun_Rise7777) March 30, 2023
今からもう一度GIFTのファントム様観ます。
朝になったら新聞とチョコパイを買いに行こう。
本日発売のこれを買いに本屋さんにもね。
今日もSOI 大阪公演2日目の生放送があります。
3月31日(金)12:55~16:30 TBSチャンネル1(CS)
今日は昼公演です。スケーターの皆さんにとってはハードスケジュールなSOIですね。
どうかケガ無く、健康で10日間を乗り切ってください。
お読みいただきありがとうございました。
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2023年02月11日
百音ちゃん、4CC銅メダルおめでとう!!
朝早くから外出していて、四大陸選手権の女子FSはリアルタイムで見られなくて、
つい先ほど帰宅して結果を知りました。
百音ちゃんの素晴らしい結果に、大喜びです!!
SP7位からの銅メダル獲得とは、さすが羽生選手の後輩です。
FSだけ見れば2位でしたね。
#千葉百音 選手🥉
— 岩佐友 (@yu_iwa3) February 11, 2023
おめでとうございます! pic.twitter.com/YAMgEksuLB
#千葉百音 選手の原稿を書かせてもらいました。
— 倉沢 仁志(毎日新聞)/Hitoshi KURASAWA (@hitkurasawa) February 11, 2023
取材する度、自分の言葉をしっかり持っている選手だと感じます。
「たくさんの尊敬する選手がいる中で、同じリンクの出身である #羽生結弦選手 はそのうちの1人として名前を挙げるべき選手です」https://t.co/djtrdZOtOr
千葉百音、初出場で銅メダル「夢にも思っていなかった」憧れは「同じリンクの出身である羽生結弦選手」四大陸選手権 https://t.co/QA24udQk7W #フィギュアスケート #figureskating pic.twitter.com/zcKDREWhjt
— スポーツ報知 ICELINK (@figure_hochi) February 11, 2023
◆フィギュアスケート ▽四大陸選手権 第2日(10日・米コロラド州コロラドスプリングズ)
女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)7位の千葉百音(宮城・東北高)が、フリー自己ベストの137・70点、合計204・98点で日本女子最高の3位。銅メダルを獲得し、2008年大会から続く日本女子の表彰台は15大会連続となった。
千葉はメダリストによる記者会見に出席し「銅メダルを取れるとは夢にも思っていなかった。すごく驚きの感情とうれしい感情も同じくらい」とメダルを手にした素直な心境を語った。
今季はジュニアとして戦ってきたが、来季からはシニアに転向する。26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を目指し「自分の競技のピークを迎えるべき五輪かなと思うので、そこに目指して今頑張っている」。報道陣から「今後、どのような選手になりたいか?」と問われると「全てが秀でている選手になるというのが私の理想の選手像です」と回答し、「憧れは、本当に女子選手も男子選手もたくさんの尊敬する選手の皆さまがいる中で、同じリンクの出身である羽生結弦選手はそのうちの一人として名前を挙げるべき選手です」と話した。
百音ちゃん💕おめでとう🎉
— lapis♢🍓🫧GIFT🫧 (@tomo_lapis) February 11, 2023
また頭ポンポンして貰えるといいね🥰
「ストロベリー🍓」の言い方可愛いかった💕
notte stellataに出演あるといいなって密かに思ってます✨️#千葉百音 #羽生結弦 pic.twitter.com/8XVMCQEEDa
6歳の頃のあの可愛い百音ちゃんが、アイスリンク仙台でずっと練習を続けて、世界に羽ばたく選手に成長しました。
羽生選手もリンクメイトとしてきっと喜んでいますね。
いつか是非、羽生選手と一緒にアイスショーに出ていただきたいですね。
百音ちゃんは今17歳。
羽生選手が四大陸選手で銀メダルを獲得したのは2011年2月、16歳の時でした。
それから3年後の2014年にソチオリンピックで優勝しました。
それを考えると、これから3年後のミラノ五輪での百音ちゃんの活躍を願わずにはいられません。
mone chiba's free skate to "butterfly lovers concerto" at the 2023 four continents championships!! 💖🎉
— yui 💭 (@moozuru) February 11, 2023
3Lz+3T, 2A, 3S, 3Lo, 3F+2A+SEQ, 3Lz+2T+2Lo, 3F
sp: 67.28
fs: 137.70 (73.73+63.97)
total: 204.98#MoneChiba #千葉百音 pic.twitter.com/vqVXvl2cyr
pt. 3
— yui 💭 (@moozuru) February 11, 2023
mone is such a beautiful skater i wish her the best of luck for her first senior season next season!! 🫶 pic.twitter.com/Ymn44T2Dhu
百音ちゃんのスケート、美しい~~~
そんな楽しい想像をしながらも、今日は11日。
あと1か月で東日本大震災の起こった3月11日がやってきます。
2月6日にトルコで起こった大地震の犠牲者は2万4千人を超え、既に東日本大震災上回るということです。
トルコ地震死者2万4000人
— 産経ニュース (@Sankei_news) February 11, 2023
東日本大震災を上回るhttps://t.co/OLUFUMPrpA
死者数はトルコが2万665人、シリアが3500人以上(反体制派支配地域を含む)で、自然災害としては今世紀で7番目の規模になるとしている
一瞬にして数万人の命が失われる自然災害の怖さを改めて感じます。
犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。
そして、一日も早く避難されている方々が安心できるような援助が届きますように。
日本円で義援金を送ることを希望される場合には、駐日トルコ共和国大使館ならびに在名古屋トルコ共和国総領事館の下記口座にご送金いただけます。大使館又は総領事館に集められた義援金は災害緊急事態対策庁(AFAD)に届けられます。 pic.twitter.com/aJbgkeX2qm
— トルコ大使館 T.C. Tokyo Büyükelçiliği (@TorukoInNihon) February 7, 2023
微々たる力ですが、たくさん集まれば大きな力になると信じて。
お読みいただきありがとうございました。
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2023年02月10日
notte stellata グッズ第1弾*四大陸SP結果
チケット、ライブビューイング、配信と、毎日気を付けていないと、申し込みを忘れてしまいそうです。
今日は、明日が締め切りとなっている、『notte stellata 』のライブビューイング先行抽選申し込みを済ませました。
第3希望まで申し込めるので、これは是非とも当たってほしいです。
今日はこの後、notte stellata のグッズ第1弾が発表されるようです。
時間が明記されていませんが、楽しみですね!
【お知らせ📣】
— 羽生結弦 notte stellata【公式】 (@notte_2023) February 10, 2023
本日よりグッズを紹介します‼️
第1弾はこのあとアップです☺️
お楽しみに🎵
グッズは #nottestellata 会場の #宮城 #セキスイハイムスーパーアリーナ にて、各公演日の午前11時より販売開始いたします🛍#羽生結弦#YuzuruHanyu
発表されましたね。
第1弾は「公式パンフレット」です。
/#羽生結弦 #nottestellata
— 羽生結弦 notte stellata【公式】 (@notte_2023) February 10, 2023
オフィシャルグッズ紹介⭐️
\
第1弾は「公式パンフレット」です📕
羽生結弦の撮り下ろしカットに加え、#内村航平 さんやゲストスケーターの紹介ページも⛸
さらに、長年羽生結弦を取材し続けてきた記者の寄稿も含む、メモリアルな1冊です📖https://t.co/vyxDtd1cie pic.twitter.com/BfMI66dQY2
これから少しづつ発表されていくんですね。
会場で各公演日の午前11時より販売開始となっていますが、
現地だけでなく、通販もありますように。
さて、今日早朝に行われた四大陸選手権の女子SPの結果です。
百音ちゃん7位発進です。日本代表の中では首位です。
pt. 2
— yui 💭 (@moozuru) February 9, 2023
absolutely beautiful skate 🥲🫶 pic.twitter.com/5DtxKUxIVx
百音ちゃんのスケーティング、本当に美しくて見とれてしまいます。
午後に行われた男子SPでは佐藤駿くんは6位発進となりました。
FS次第ではまだまだ表彰台も可能だと思います。
pt. 2
— yui 💭 (@moozuru) February 10, 2023
i really love this program for shun! good luck in the fs!! 🫶 pic.twitter.com/CYkB2lRyVi
二人共頑張ってほしいです。
お読みいただきありがとうございました。
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2022年09月16日
マリニン選手の4A?
昨晩でしたか、マリニン選手がUS International Classicで4A初成功とニュースが上がっていたようですね。
早くも解説付きで動画を挙げてくださっていたので、早速観てみましょう。
通常速度では分かりにくいので、25%の速度に落として、離氷と着氷を見てみました。
離氷時です。
踏み込んでから、
45度回ったところで離氷しています。
そして着氷です。
映像で見ると、つま先が着氷したのは4回と45度ほど回ったポイントです。
4回転半とは4回転+180度回っていなければならないので、135度ほど足りていないように私には見えました。
つまりこれは4回転半ではなくて、4回転と8分の1に見えます。
着氷してから残りの8分の3、135度分氷上で回っているように見えました。
これで4Aが成功と認定されるのであれば、転倒したとはいえ、羽生選手の北京での4Aの方が完成度は高いと思います。
北京の羽生選手の4Aも同様に、25%のスピードに落として見てみました。
離氷します。
凄い高さ!
着氷の瞬間です。
あと45度、8分の1回転ほど足りませんでした。
体重がかかとの方に掛かってしまい、転倒してしまいましたが、
羽生選手自ら説明していたように、着氷ポイントは4回転と8分の3ほどのところでした。
あと8分の1ほど足りなかったのですが、4回転と135度ほどは回っていたということです。
しかも断然美しく。
マリニン選手は4回転と8分の1で4A成功とされ、qマークもつかない。
羽生選手は4回転と8分の3でも、qマークですらなく、アンダーローテーションとされたのです。
あまりにも理不尽だとは思います。
しかし、もうISUのやることには私は一切興味を失ってしまったので、悔しさと言うような熱い感情は湧いてきませんでした。
冷めた気持ちで眺めていました。
私はマリニン選手は好きでも嫌いでもありません。
そもそも興味が無いので、全くニュートラルな気持ちで、もっと頑張って羽生選手のようなスケートができるように頑張ってください、という気持ちです。
将来有望な選手であることは分かります。
ただし、私はやはり、このジャンプが4A成功とは認めることはできませんでした。
羽生選手もマリニン選手の今回の演技を観たと思います。
羽生選手にマリニン選手の4Aジャンプを解説して欲しいと思いました。
それにしても、観客席に人っ子一人見当たらないので不思議に思いましたが、これは本当に試合会場なのでしょうか。
壁面にUS International と書かれていたので、試合なのかな。
もしそうだとしたら、アメリカではフィギュアスケートって本当に人気が無いのでしょうね。
むしろそちらが気になってしまいました。
もう一度、羽生選手の、北京でのチャレンジング、かつ美しいスケートを観たいと思いました。
本当に美しく、誇らしい演技です。
羽生選手が、これまでで最高の4Aというだけでなく、僕の人生の中で一番良かった4Aだと言った意味が分かるような気がします。
羽生選手は今後、これ以上に完璧な4Aをいつか跳ぶと思います。
でも、彼自身にとっての意味としては、これは人生の中で一番良かった、最高の4Aであったということだと思います。
最後に、マリニン選手の4Aを解説している方が、羽生選手の演技の素晴らしさについて、クロスの少なさに注目して解説している動画も見てみましょう。
2021全日本の『天と地と』です。
羽生選手の演技は、ジャンプだけでなく、スケーティング、トランジションの美しさ、難しさも群を抜いています。
マリニン選手があれで4A成功と認められたならば、今後4Aにチャレンジする選手も増えてきそうですが、羽生選手ほどの完成度まで近づくのはなかなか高いハードルがあると思いました。
ところで、このチャンネル主さまは、元スケート選手で、現在はジャッジもなさっているそうですが、どなたなのでしょうね。
ちょっと知りたくなってしまいました。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年11月30日
世界中から愛される存在
GPシリーズが終わって、ようやく落ち着いてマッシミリアーノさんがナポリ国立考古学博物館で行った講演の書き起こしを通して読ませていただきました。
動画に日本語字幕を入れ、さらに全文書き起こしをしてくださったNympheaさんの情熱と献身には本当に感謝しかありません。
L’ALTRO GIAPPONE「トータルパッケージ~羽生結弦に捧ぐ」翻訳書き起こし
製作
L’ALTRO GIAPPONE
協力
ナポリ国立考古学博物館
講演
マッシミリアーノ・アンべージ(M)
(冬季競技アナリスト/ジャーナリスト、ユーロスポーツ解説者)
イントロダクション
バルバラ・ワシンプス(B)
(L’Atro Giappone芸術監督)
寄稿ビデオ
キアーラ・ギディーニ(C)
(ナポリ東洋大学「東アジアの宗教及び哲学」学科教授)
寄稿
カーティア・チェントンツェ(K)
(ヴェネツィア・カ・フォスカリ大学アジア研究学部教授、早稲田大学講師、舞台芸術研究者)
マッシミリアーノさんの講演を読む前に、L'Altro Giappone 芸術監督のバルバラ・ワシンプスさんのイントロダクションを読み始めたところで、もう鼻の奥がツーンとして、涙がしたたり落ちてきてしまいました。
一部だけ引用させていただきますが、あくまでも断片的な引用ですので、
全文は是非とも「惑星はニューへようこそ」で読んでいただきたいです。
外国特派員クラブのピーター・ランガンは、2018年平昌五輪後に行われた羽生結弦の会見の冒頭で、彼に注目している私達全員にとって非常に印象的なことを言いました。
彼はフィギュアスケート専門のジャーナリストではありません。
普通のジャーナリストなら誰でもそうですが、次から次への飛び込んでくるフェイクニュース、事実の捏造、真実の改ざんにまみれて1年を過ごした後、彼はオリンピックでの羽生の演技を見て衝撃を受けました。
そして自分自身に向かってこう言ったのです。「これが真実だ」と
彼は続けます。「多くの真実、美、芸術があった。これはAntidote (解毒剤)だ。このレベルの卓越への到達を求め続ける彼の渇望はAntidote、すなわち真実である」
こうなると、自然に解毒剤や治療としての「美」について語りたくなります。
10年前に起きた大惨事や現在のパンデミックのような状況において、芸術は文化資産であり、美は人間の資産なのです。
天性の才能を磨き上げるための彼の包括的な軌跡は、常に努力、断固たる意志、完璧の追求を伴ってきました。この意味において、羽生結弦の『フィギュアスケート道』と定義出来たら素敵ですが、フィギュアスケートは西洋のスポーツですから、東洋の修行のように~道(どう)を付けることは出来ません。しかし、数人かの日本の友人と話して『羽生道』、つまり「羽生のフィギュアスケート道」と定義出来るのではないかという結論に達しました。
つまりアーティスト結弦はあらゆる次元で話すのです。複数の身体表現を同時に使用しながら、絶対的熟練によって全てを支配しているのです。
この意味で究極に達した例を時系列に挙げると、
私達がこれ以上はないだろう思う度に、このアーティストは更にその上を行くのです。
最近も2020年年末に「天と地と」というプログラムでこのようなことが起こりました。
日本のテレビドラマ、大河ドラマの主題曲を使ったプログラムでした。
羽生に注目している私達にとって、彼はフェノメノ(超常現象)です。フェノメノという言葉だけで既に鳥肌を覚えますが、彼は実在するフェノメノであり、彼の影響と効果は無視することは出来ません。
ポジティブな意味での「羽生現象」は心の内にある親日家の新世代を生み出しました。他のジャンルのアジアンスターによって起こる現象に少し似ていますが、若者達またはそれほど若くない人々が日本語や日本文化の勉強を始め、同時に大衆向けのステレオタイプに捉われないようにします。何故なら、すぐに理解出来る、分かりやすいキャラクターは、通常アニメのキャラクターや芸能人を偶像化する人達によって作り上げられた大衆向けのステレオタイプに過ぎないからです。このようなステレオタイプは羽生とは何の関係もありません。
しかも、彼の巨大な影響力は日本国内に留まらず、何度も言いますが、地球レベルなのです。
ソーシャルを一切やっていないにも拘わらず。
羽生結弦は一切発信せず、公式の発言以外、一切発言しないのです。
自国の大衆と全く交流することなく、これほどその一挙一動が注目されている日本人は他に誰も思い浮かびません。
何故なら、羽生はある種の修行僧に近い人物で、有害な過度の露出を避けているからです。実際、露出オーバーになる度に、羽生結弦が損害を被ることがしばしば起こるからです。
イントロダクションに続いて、マッシミリアーノ・アンべージさんの講演が始まるのですが、
それはひとつの羽生結弦の物語になっていて、一部を切り取って引用することは不可能なくらい途切れなく続いていきます。
それで、なぜマッシミリアーノさんがこの講演に『トータルパッケージ』というタイトルを選んだのかという理由だけ引用させていただきました。
皆さんはタイトルを見ましたか?
「トータルパッケージ」とは?
私の解説を聴いてくれている人は知っていると思いますが、私は英語を使うのをあまり好みません。
フィギュアスケート用語の原語は全て英語ですが、イタリアの視聴者の皆さんに向かって話す時は、常にイタリア語の用語を使った方がいいでしょう。
本来なら「Pacchetto Completo」(トータルパッケージのイタリア語)と命名すべきでしたが、それではまるでツアーオペレーターのメッセージのようです。
ですから、我々の国内だけに留まらない選択をしました。
それにフィギュアスケートは世界レベルの競技です。
それで我々はこの「トータルパッケージ」というタイトルが気に入りました。
何故なら、根本的に羽生がトータルパッケージだからです。
しかし、彼はただのアスリート、またはスケーターがそうあるべきであるトータルパッケージではありません。人間としても。
このテーマについても掘り下げる時間があることを願っています。
イタリア語で「Completo」という言葉には、「完全な、完璧な」という意味が強いですから、個人的には英語で「Total」と表記すよりも、「Pacchetto Completo」の方が、一層、羽生結弦の人間としての存在も含めた完全性を表しているように感じました。
ここから延々とマッシさんの羽生語りが始まります。
長いですが、一気に読んでしまいました。
動画もよいですが、文字で読むと、読み返したり、じっくり文章を味わったりできて良かったです。
Nympheaさん、本当にありがとうございます。
動画はYoutubeでご覧ください。
1時間半余りの長さがあります。
お忙しい方は何回かに分けて視聴するのもよいと思います。
是非ご覧くださいね。
さて、GPシリーズが終わて一段落して、一番記憶に残っているのはロステレコムで現地のファンの方々が見せてくれた羽生選手応援活動でした。素晴らしい団結力と実行力に敬服しました。
「ハニュウのファンは群を抜いていた」本人不在でも際立つ存在感!ロシアGPでのサポートに露メディアが賛辞
THE DIGEST編集部
フィギアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、ロシア杯は現地11月28日にエキシビションが行なわれ、全日程を終えた。男子では日本勢の友野一季が自己ベストの合計264.19点で3位に入るなど、来年2月の北京五輪代表入りへアピールした。
今大会では当初、五輪2連覇中の羽生結弦もエントリーされていたが、右足首の負傷で欠場となった。今季、ここまでその姿をリンクで観ることが出来ず、本人はもちろん、世界中のファンにとってももどかしい状況が続いている。
だが、ロシア杯が行なわれたソチの会場では、多くのファンからの羽生への様々なアクションがあったようだ。
ロシアメディア『sportsdaily.ru』では、ソチの会場内に羽生を応援するための横断幕が掲げられていたことや、お馴染みの「くまのプーさん」が画かれた、200本にも及ぶ旗があったことを伝えている。
「ハニュウのファンは、ソチGPの舞台で最も明るい応援を用意した」と銘打たれた記事の中では、地元の羽生ファンが発起人となり、SNSなどで呼びかけ希望者より寄付を募るなどして、羽生の表情が画かれた断幕や、「くまのプーさん」の子旗を作成したと綴られている。
もちろん、大会前に欠場のニュースはすでに流れていたものの、「(不在でも)どうしても彼を応援したい」という意思から始まったことであると述べており、他にも「ユズをサポートすることで、フィギュアを愛しているという事実を団結という形で示したかった」とのコメントも紹介されている。
同メディアは「くまのプーさんの登場により、ソチグランプリの舞台は赤と黄色で輝き、フィギュアスケートファンにとって真の祭典となった」として、地元ファンの活動を讃えており、その上で「競技を繰り広げたスケーターへの多くの応援もあった中で、ハニュウのファンはその中でも群を抜いていただろう」と本人不在の大会でも、羽生への応援の熱量が高かったと強調した。
羽生は12月22日からの全日本選手権にエントリーしており、出場すると今季の初戦となる。回復状況にもよるものの、待ち焦がれているファンの前で、その滑りを披露してくれることを期待して待ちたい。
構成●THE DIGEST編集部
Though he’s not there IRL due to injury there are many banners in Sochi at the #RostelecomCup2021 supporting Yuzuru Hanyu 🤗
— CBC Olympics (@CBCOlympics) November 26, 2021
pic.twitter.com/BWQyPDW5wp
研究者であれ、ファンであれ、世界中から愛されている羽生結弦ですが、それには訳がある。
それがよく分かったマッシミリアーノさんの講演であり、ロステレコムでの現地のファンたちが示してくれた応援でした。
今日から12月、結弦くんの27歳の誕生日は1週間後ですね。
今年はご家族そろっての静かなお誕生日を過ごせますように。
世界各地で、ファンたちが一緒に祝うでしょう。
今日は結弦くんをこよなく敬愛している佐藤駿選手の『KENJIの部屋・エピソード3』の初放送があります。
最終回は2019年GPFに一緒に出場した時の思い出を語ってくれるそうです。
フィギュアスケーターのオアシス♪#KENJIの部屋
— J SPORTS フィギュア公式 (@jsports_figure) November 29, 2021
佐藤駿選手をゲストにお迎えしてお届けする #KENJIの部屋 もいよいよ明日が最終回!
また羽生選手とのエピソードが聞けそうです⛸
11/30(火) 午後9:00~ J SPORTS 4 & オンデマンド
ご感想お待ちしております! pic.twitter.com/XaVnr1nEyL
どんなエピソードが聴けるのか、楽しみです。
お読みいただきありがとうございました。
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2020年01月20日
アイリンの結弦くん
勘のいい方なら、CMの最初の、この場面を見ただけで分かってしまったでしょう。
昨日の日曜日、家でゆっくり過ごせたので、CMメイキングをキャプチャ―してみました。
アイリンに結弦くんがいるというだけで、なんだか感動します。
羽生選手入りまーす。
撮影スタッフは20人以上いたように見えました。
想像よりもはるかに大勢のスタッフが関わっているのですね。
「スケート靴履いているときっていうことを想像すると、まあ、こいつかなって思って」。
自前のイヤフォンを選んで説明する結弦くん。
監督さんなのかな。ヒューマンエラーと書かれた帽子が妙に気になる。
スケート靴は比較的新しい感じですが、つま先にはもう傷がついている。
いつもと違うエッジカバーは撮影用なのかな。
靴ひもに手が触れると、自動的に動いていく指。
白くて長い指が、何やらなまめかしい感じさえある。
本番! ヨーイ、スタート!
カッコいいとしか言いようがない。
休憩中。
これを見ればもう、行ったことのある人ならだれでもアイリンだと分かりますね。
僕の家、という感あり。
20年間、よく知っているアイリンは、ほぼ自宅みたいなものじゃないかな。
スタッフの一人が、思わず「寒い!」と口走ると、
「寒いですよね~」
「普段こんなに寒くないですよ、このリンク」。
「いつもより冷やしていると思います、これ」。
このリンクのコンディションは誰よりも良く分かるよね。
再び撮影開始。
意外なほどがっしりした首と、奥行きのある横顔。
ツヤツヤでサラサラの髪。
一切の無駄がない磨き抜かれたボディ。
至近距離のカメラを見つめる。
撮影一段落。
真剣な表情が緩んで、イヤフォンを外す結弦くん。
でも、まだまだキャプチャーは終わりそうもない。
今日は一日中忙しくて時間がないので、続きは明日になってしまいそう。
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写真はキャプチャーしたもの、撮影したもの、感謝してお借りしたものです。