秋によせて
2019年12月06日
天も泣く*最高に美しい「秋によせて」
昨晩、SPの後、夜のパラヴェーラを出ると、月はくっきり輝いているのに、落ち葉がぐっしょり濡れていました。
男子の試合直前にここに戻ってきた時にはカサカサと舞っていた落ち葉なのに。
試合中に大雨が降ったとしか思えないほどの水の量でした。
雨の名残りがパラパラと頬にあたりました。
天も泣くとはこのことでしょうか。
コンビネーションが付けられなかった故の点数は点数として、その美しさ、完成度の高さでは、最高の「秋によせて」だったと思います。
ただただ、溜息を吐きつつキャプチャーする喜び。
そして一夜明けた今朝の練習は、
一転して4回転アクセル!!!
初めて見た4Aは肉眼で見て尋常ではない回転の速さ。
あとは立つだけ?
At the end of the Friday practice session, #YuzuruHanyu repeatedly attempted the quadruple axel.
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) December 6, 2019
In the last attempt, in my opinion, the quadruple axel has been rotated#GPFigure #4Axel pic.twitter.com/9mNosI3ssd
「金曜日の練習の最後、Yuzuruは何度も4回転アクセルに挑戦した。
僕の見解では、最後の挑戦で4回転アクセルを回った」by Massimiliano Ambesi
一晩でスイッチを切り替え、リミッターを外してきたよう。
明日は一体どんなことが起こるのでしょう。
震撼する。
たとえどんなことが起こっても、
世界は君を愛してる。
君は愛だけでは満足しないだろうけど。
どうかグランプリファイナルを楽しんで!!
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写真はキャプチャーしたもの、撮影したもの、感謝してお借りしたものです。
2019年11月02日
OtonalのジャンプとGOE
昨晩フランス大会の男子SPと女子SPを見ました。
でも、まだ心はスケートカナダから抜け出せていません。
SPのキャプチャーを始めたのですが、動きが早くて、なかなか難しい。
そこで、ジャンプの部分はGIFを作ってみました。
こんなことして遊ぶのも連休中の楽しみです。
拙いボケボケキャプチャーとGIFですが見ていただけたら幸いです。
最初のジャンプは美しい4S
4回転サルコウ
BV 9.70+GOE 4.43=14.13
ハビを思い起こさせる4S。ハビへのオマージュにも感じます。
ジャッジ5人がGOE+5、4人が+4を付けています。
2つ目のジャンプは3A
3回転アクセル
BV 8.00 + GOE 4.00=12.00
ツイズルー3Aーツイズル
こんなことができるのは羽生選手だけ!
ジャッジ9人中、なんと8人が+5を付けています。
それなのにGOEは+4になるのはなぜなんだろう?
GOE+5でいいはずなのに。
因みに+4を付けたのはジャッジ4(カナダのMs.Janice HUNTER)だけ。
このジャッジはPCSも5つの内4つに9.00という、他のジャッジに比べて異常に低い点数を付けています。
そして、見ているだけで目の回るようなツイズル。
後半に入れた最後のジャンプは4T+3T
4回転トーループ+3回転トーループ
BV 15.07 + GOE 1.90 =16.97
後半の1.1倍となるジャンプ。ちょっと詰まった感じはあるけれど、ジャンプが終わった時には何事もなかったように立て直せるベテランの技術ですね。
キャメルスピンはジョニーさんへのオマージュ。
当然のことながらレベル4。
ここから始まる怒涛のステップ
笑ってる。
晴れやかな笑顔が嬉しい。
後方の女性が持っている巨大Poohさん、すごいですね。
まるでカタールのドーハ空港から運んできたみたい。
ボケボケキャプだけでは申し訳ないので、以下、長久保部長から綺麗なお写真お借りしました。
この美しいキラキラ衣装、実際に見たら写真よりも、もっとずっとキラキラだと思います。
絶対1度は肉眼で見てみたい。
今夜もフランス大会のテレビ放送がありますね。
テレビ朝日(地上波)
21:30~23:45 GPシリーズフランス大会
女子SP・男子FS
昨夜の放送を観て、コストルナヤ選手のファンになってしまいそう。
美しいスケーティング、3Aの跳び方が羽生選手にそっくりでびっくりしました。
男子ではロシアのアレクサンドル・サマリン選手の高難度ジャンプ4Lz+3Tが素晴しかった。
これから確実に伸びてきそうな選手ですね。
私には1位になったネイサン選手よりも上を行っているなと思えてしまいました。
今夜も楽しみです。
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2019年09月14日
より美しい秋によせて
なによりもまず、今シーズンもまた、羽生選手の最初の演技が観られたことが嬉しい。
感謝の気持ちでいっぱい。
解説:皆が待っていた、新しいプログラムの中身が分かる瞬間。ゆづにとっては思っていた演技ではなかったでしょうけど。最初の4Sの転倒には驚き、UR。続く3Aはeffortless。降りた後にスピードが増してる。真の王者として4T-3Tを完璧にこなした。→https://t.co/jrTLnak2Uv
— チャイティー🍀Chai-tea🍀 (@meguroadCH) September 13, 2019
冒頭の4Sで羽生選手にしては珍しいくらいの派手な転倒。
でも私は気にしない。
羽生選手は悔しいだろうけど、これで緊張がほぐれたくらいに思っておこう。
FSノーミスへの布石となる。
その後は実に素晴らしい非の打ち所の無い美しいスケート。
鍛え抜かれた鋼のようなボディ。
衣装も美しい。
プロトコル
初戦のSPで転倒しながらも98.38点
4Sをいつものように綺麗に降りていたら、昨年ロステレコムで出した、SPパーソナルベストであり、SP世界最高得点110.53点を超えていたに違いない。
今シーズン中にまた世界最高得点を更新することだろう。
Sponichiの小海途さんから素敵なフォトたくさん。ありがとう!
スポーツ報知写真部の矢口さんからも。
コメントやインタビューは後でゆっくり見るとして、今はこのOtonalの美しさに浸りたい。
今夜CSテレ朝ch2で、オータムクラシック男女SPのダイジェスト放送があります。
9月14日(土)20時~21時です。
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2018年11月17日
言葉はいらない
昨夜の感動が冷めやらない朝です。
何か言おうとしても言葉が空しくなってしまうような美しさと完璧さ。
美しい写真や記事もたくさん出ていますが、まずは自分の目で見たキャプチャー画像を保存しました。
お付き合いいただければ嬉しいです。
人はあまりにも美しいものに遭遇すると言葉を失う。
胸が詰まる。
おめでとう、おめでとう、と小さな声でつぶやくのみ。
後は
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2018年11月16日
ロシアより愛をこめて
今日はいよいよロステレコム杯が始まります。
試合の始まる夜まで待つ間もドキドキがとまりません。
スポーツ紙各社からも大量の記事が出されていますね。
その中に目に留まった記事があります。
ロシアの重鎮2人から激励受け「この地だからこそ、自分らしい演技をしなくては」
フィギュアスケートGPシリーズ第5戦ロシア杯は16日に開幕する。
羽生結弦(23)=ANA=が15日、会場での公式練習に参加。
ロシアスケート界の2人の重鎮から激励を受けた。
2002年ソルトレークシティー五輪金メダルのアレクセイ・ヤグディンと
銀メダルのエフゲニー・プルシェンコのロシア対決に、当時7歳だった羽生は
胸を熱くした。
この日、2人を育てた指導者と顔をあわせた。ウォーミングアップ会場で、
プルシェンコのコーチを務めたアレクセイ・ミーシン氏と再会。
リンクサイドで見守っていたヤグディンを指導したタチアナ・タラソワ氏からは
「がんばってね。いつも見ているから」と声をかけられた。
「自分がスケートをやってきて、そういう方々のおかげで僕はスケートを
好きになれたので。この地だからこそ、そういう方々が見ているからこそ、
しっかり、自分らしい演技をしなくてはいけないかなと思っています」。
2週前のフィンランド大会は297・12点の世界最高得点で優勝した。
今大会はそれ以上の演技を目指している。「(ジャンプを)全部きれいに
降りることが大事だと思います。(フィンランド大会の)ショートはノーミス
じゃないですし、フリーは感覚としては全部立ってはいますけど、ステップアウト
みたいなこともあったし。しっかりクリーンに降りたい」と意気込んだ。
(スポーツ報知)
タラソワさんのインスタグラムより
プルシェンコさんのコーチだったミーシン先生、ヤグディンさんのコーチだったタラソワ先生、羽生選手が幼いころに心躍らせて観ていた二人の選手のコーチからその才能を認められ愛されている羽生選手。
ロシアが誇る二人の天才スケーター、プルシェンコさんとヤグディンさん
17歳の時、『ロミオとジュリエット』の振り付けのブラッシュアップをお願いした、ナタリア・ベステミアノア、イゴール・ボプリン夫妻もきっと注目して観ているに違いありません。
羽生選手は以前インタビューの中で、「ぼくが小学校3,4年生のときにやっていた『ロシアより愛を込こめて』というプログラムがあるんですけど、そのころからヨーロッパやロシア流の表現の仕方、曲や物語が自分のなかでも原点にあって、また教えていただいた都築先生の原点もロシア、旧ソ連系にあった。そういう意味では自分の原点に返った感じでやっている」と語っています。
2004-2005シーズンFS『ロシアより愛をこめて』
こんな小さな頃からの羽生選手とロシアとのつながりを感じながら、今日から始まるロステレコムで羽生選手自身が『羽生結弦』として満足できる演技に成功するよう、心より願っています。
今日のSP『秋によせて』については、「ぼくのスケート人生の中でも非常に印象に残っているプログラムのひとつ。彼のスケートに見入って、そこからスピンに手をつけたり、柔らかい表現や曲の取り方、ランディングの姿勢、そういったもの一つ一つに注意して演技をするきっかけとなったプログラムです」とも語っています。
ロシアに愛されている羽生選手。この地でノーミスできますように!
《本日の予定》
14:30~15:30 男子公式練習
18:15~19:15 女子公式練習
20:00~21:33 男子SP
22:05~23:18 アイスダンスRD
23:45~ オープニングセレモニーオンアイス
公式練習ライストはこちらです。
今日も見られるとよいのですが。
ISUリザルトページはこちらです。
いっぱいの応援の気持ち届きますように。
ロシアへ愛をこめて
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2018年11月04日
秋によせて美麗写真の数々
『秋によせて』今季SP世界最高得点106.69
美しいお写真の数々が上がっています。
フォトグラファーの皆様ありがとうございます。
(スポニチ)
(サンケイ)
(フォートキシモト)←他にも羽生選手の写真がいっぱいです。
キャプチャーしたものも幾つか。
ほっとした笑顔。
今夜のFSの滑走順、後から2番目、い順番だと思います。
Originの演技構成予定はこのようになっています。
やはり注目は4T-3Aですね!
試合で入れば世界初となりますが、羽生選手はもう何年も前からアイスショーで跳んできているので、気負いなく跳べば絶対成功すると信じています。
これでノーミスできたら凄いことになりますね!
今夜のFSのタイムスケジュール。
+7時間なので、羽生選手は22:28:30~22:36:40です。
ISUリザルトページはこちらです。
タイムスケジュール、ジャッジパネル、リザルト、ジャッジスコアが1か所で見られます。
本日の予定(日本時間)
16:00~17:10 男子公式練習
21:00~22:45 男子FS
その後、男子表彰式
金メダルを胸にした羽生選手を今から想像しています!
金メダルが似合う衣装です!
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2018年09月29日
ジェフとユヅルのコラボレーション
ジェフリー・バトルさんの振付は、『パリの散歩道』、『バラード第1番』、『レッツゴー・クレイジー』、そして今回の『秋によせて』と4作目です。
結弦くんがカナダに移ってからこれまでの6年間、ショートプログラムはずっとジェフ一筋でした。
それ程結弦くんとの相性がいいのでしょうね。
音楽的なセンスがとても優れてていて、引き出しをいっぱい持っているのですね。
いつも明るく爽やかで、少しくらい落ち込んでいる時でも彼の笑顔を見れば気を取り直せそう。
振付師として才能豊かなのは勿論のこと、スケーターとしても一流の彼ですが、羽生選手への振り付けについては、「自分より上手なスケーターへの振り付けは初めてだったので、彼に挑戦するような気持で、ラッキーだなあと思いながら振付をしました」と言って下さっていました。
今回の『秋によせて』の振り付け練習を見ても、二人のCo-ラボレーションがCo-クリエーションなのだなと感じられます。
音楽的センスと言う意味では、結弦君との共通点でもあり、二人とも楽しそう。
ショートプログラムだけでなく、いつか二人が創るロングプログラムFSも見てみたいなあ。
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2018年09月22日
アイシーブルーの衣装はアイスリンクのよう
ジョニーさんから羽生選手に嬉しいコメントが届いています。
(デイリースポーツより)
「フィギュアスケート、オータムクラシック」(21日=日本時間22日早朝、カナダ・オークビル)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、五輪2連覇の羽生結弦(23)=ANA=は新SP「秋によせて」を初披露し、97・74点で首位発進した。
ピアノの音色に、柔らかい羽生の舞が重なった。SPは羽生が幼少期に憧れ、「僕のスケート人生の中で印象に残っているプログラムの1つ」と語るジョニー・ウィアー氏のプログラムを使用。当時のウィアー氏が着用したものより淡い青の衣装で演技した。
冒頭の4回転サルコー、GOE(出来栄え点)で3・49点の加点がつく美しいジャンプで幕を開けると、次々とジャンプを着氷。後半の足替えシットスピンが条件を満たさず0点の判定を受けるも、しっとりとした演技で会場を魅了した。
ウィアー氏は羽生の演技直後に自身のツイッターを更新し、「オトナル(秋によせて)は今やユヅくんのものだ」と、涙の顔文字をつけて感動を表現。「五輪王者・羽生結弦の素晴らしいシーズンデビュー」と記し、「トゥターンやパンケーキスピン中、彼の腕のポジションに、少し自分を見た。幸せ!」と絶賛した。
羽生にとってウィアー氏は「ジャンプを降りた時の流れや姿勢の美しさ、音に合わせたジャンプ、1つ1つの丁寧さ…。やっぱり1番はランディング(着氷)の美しさかな。その流れにすごくひかれて、自分もこういう風に跳びたいな、滑りたいなと思っていた記憶がある」と語る憧れの人。羽生の美しさを築き上げる“原点”となった存在だ。4月のアイスショーで本人に許可をもらい、今季に臨んでいる。
スピンがノーカウントになってしまっても、97.74という高得点でSP首位です。
本当にノーカウントになるような重大なミスなのかどうか、素人には何とも分かりませんが、
そんなこと気にならないような素敵な滑りでした。
しかし4S、3Aにはもっと加点がついてもいいのでは?と素人ながら感じました。
特に1番ジャッジさん。あの3AがGOE+1ならば+5はどんなものを想定しているの?
プロトコルはこちら から確認できます。
1位 羽生結弦
2位 チャ・ジュンファン
3位 ジェイソン・ブラウン
上位3位まではクリケットクラブが独占です。
家族が増えましたね。心強いです。
衣装には特にテーマはないと羽生選手は言っていますが、私にはアイスリンクを表現しているように見えました。
大きめの透明なストーンは氷を、そして胸元と背中にあしらわれたラインストーンで作られたキラキラの線が重なる装飾は、氷に刻まれたエッジの跡。
ICY BLUEの衣装は羽生選手がこれまでの人生を捧げてきたアイスリンクの象徴のように思えます。
これから試合を重ねるごとに完成度を上げていくのでしょうけれど、このプログラムがもう大好きになってしまいました。
眠いし忙しいけれど、今夜は”Origin”です。
今度はどんな衣装で登場するのでしょうか。
羽生選手は最終グループの4番滑走です。
予定時間は23日(日)03:55
滑走順はこちらです。
その前には、今夜21:15~23:30に公式練習もありますね。
ワクワクドキドキソワソワの週末です。
どうか羽生選手が思い描く演技ができますように。
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冴え冴えとした秋の美しさ
『秋によせて』、美しいプログラムでした。
衣装は予想していた通りのブルーでした。
秋のひんやりとした空気を感じてメランコリックな気持ちになるようなプログラム。
羽生選手は試合の緊張感の中で一番美しいことを改めて感じながら見ていました。
最初は衣装に目がくぎ付けになり
笑ってる。ちょっと失敗?
1枚目のパンケーキだから気にしない!
ひんやりとした秋の雰囲気を感じる綺麗な衣装ですね。
ピンクの『春よ、来い』と対になっているかのようなデザイン。
今日も短い仮眠で夜が明けました。
きっと明日もそうなります。
プロトコルとか点数は横に置き、
今は余韻に包まれて少し眠っておくことにしましょう。
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2018年09月21日
期待を力に変えて
みんなの期待を背負うことで強くなる。
羽生選手の強さの源だと思います。
それは自分の力を信じられるところから出てくる気持ちです。
幼いころからみんなに注目されるのが好きだったと言うように、みんなの期待を形にしてみせるのが大好きで、それが快感でもあるのでしょうね。
昨晩、いえ今朝は公式練習が見られ、そしてそれが期待にたがわず素晴らしいものであったことで安心して、ぐっすり眠ってしまいました。
今晩も2回目の公式練習があります。
今日はSPの『秋によせて』がきっと見られますね。
Originよりもその全容がまだ分からないだけに、注目です。
ジョニー・ウィアーさんの美しいプログラムが、どんな秋色に染められてプレゼンされるのか楽しみで仕方がありません。
ジョニーさんの若い頃の演技をみると、確かに羽生選手を彷彿とさせるところがありますね。
子供だった羽生選手は、もうその頃から自分の表現との共通点を感じ取っていたのでしょう。
ランディングのポジションが綺麗で、ジャンプを降りた後でスピードが加速していくところも羽生選手との共通点ですね。
ジョニーさんの振り付けはタラソワコーチですが、全く違うタイプのジェフリー・バトルさんの振り付けがどういうものになるのかというのも楽しみです。
ジョニー・ウィアーさんの演技はエレガントな美しさの中に、精神の強さ剛毅さが感じられ、大好きです。最近では『Creep』を見るたび、ジョニーさんの生き方に重なり、感動します。
最近ニュースでも取り上げられている『生産性がない・・・』ウンヌンという、時代錯誤で恥ずかしい、馬鹿げたというよりも呆れた議論に、どうぞ美しさと強さで答えてあげて下さい。
プルシェンコさんとジョニーさんを足して2で割ったような選手になりたかった、子供のころの羽生選手は、今まさにその通りの選手になりました。
今、羽生選手の望みは叶いました。
後はいつ4Aを試すのか。
それがみんなの期待の最後のピースで、それがピタッと決まった時、羽生選手の頭の中のジグソーパズルは完成するのでしょう。
実は私はそれが無くても、またそれもよし、とは思っています。
オーサーコーチと同じく、怪我するくらいなら、一つ欠けたジグソーパズルもなかなか味わいがあると思っています。
人間のすることに”完全”は無いと思っているので。
できたら、今シーズンでは完成せずに、来シーズンに先送りしてほしいというのが正直な気持ちです。
ポーズの一つ一つが美しい!
今夜の男子公式練習は、21:15~23:45 なので、徹夜はせずに済みますね。
二日徹夜は苦しいですもんね。助かります。
あっ、大変!でも肝心のSP本番は今夜ですね!
明日と勘違いしていました。
男子SP 02:15~04:54
羽生選手は最終グループの3番滑走。
やっぱり今夜も徹夜だ!
ライストは オータムクラシックのイベントページで見られます。
スターティングオーダー、リザルト、ジャッジスコアも全て同ページで見ることができます。
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2018年08月31日
ニジンスキー!
遂に公開練習有ったのですね!
しかも何の予告もなくいきなり!
Originフィニッシュポーズ
動画は NHKNEWSWEB で一部ですが見られます。
SPは『秋によせて』
FPは『Origin』(「ニジンスキーに捧ぐ」をアレンジしたもの)
振付はSPジェフリー・バトル、FPシェリーン・ボーン
デイリーニュースより:
男子フィギュアスケート五輪連覇の羽生結弦(23)=ANA=が30日、カナダ・トロントで練習を公開した。今季の新プログラムを発表。フリープログラムはロシアのエフゲニー・プルシェンコ氏の伝説のプログラム「ニジンスキーに捧ぐ」をアレンジしたもので「Origin」と名付けた。
平昌五輪後の1か月の間に同プログラムを滑りたいという思いが芽生えた。「プルシェンコさんの代表プログラム。使わせてもらうことは恐縮するところがあった」というが、4月のアイスショー「Continues~with Wings~」の時に、プルシェンコ氏に申し出たところ「頑張ってね」という言葉が返ってきたという。
「彼の『ニジンスキーに捧ぐ』という素晴らしいプログラムは消えないし、僕にとって大切なプログラム。それとは別に自分のなかで完成させることができたら」と話した。構成は4回転ループ、4回転トウループ、3回転ループ、4回転サルコー―3回転トウループ、4回転トウループ―1回転ループ―3回転サルコー、3回転半―2回転トウループ、3回転半を予定している。史上初の4回転半ジャンプは、今季中の投入を目指す。
曲のタイトルについては「起源とか、始まるという意味を持たせたかった。スケートに没頭した始まりとか、挑戦したいアクセルとか、スケートを楽しむことを感じながら。自分のスケート人生の始まり、根源的なものを感じながら滑りたい」と説明した。
SPは「秋によせて」。ジョニー・ウィアー氏が04―05年シーズン、05―06年シーズンにフリーで使用したプログラムで、構成は4回転サルコー、3回転半、4回転トウループ―3回転トウループ。
☆ ☆ ☆
これはもう、プルシェンコさんとジョニー・ウィアーさんに対する最大のオマージュですね。
幼いころから憧れていた羽生選手自身のスケート人生の原点に返るという意味で、
まさに”ORIGIN”。
しかも今期中に4回転アクセルを視野に入れているということです!
『ニジンスキーに捧ぐ』はプルシェンコさんのプログラムの中で大好きなものなので嬉しいです。
羽生選手がそれをどんな風にアレンジしてくるのか、とっても楽しみです!
ニジンスキーはセルゲイ・ディアギレフが率いたバレエ・リュス(ロシアバレエ団)で活躍したロシアの伝説的な天才バレエダンサーです。しかもこの美貌。
ウィキぺディアのヴァーツラフ・ニジンスキー と バレエ・リュス も是非ご一読下さい。
かなり以前のことですが、偶然テレビで波乱に満ちたニジンスキーの生涯を描いた映画を
ニジンスキーの生涯を知っておくためには一見の価値ありだと思います。
天才的ダンサーの波乱の生涯と悲劇的な結末を知って、『ニジンスキーに捧ぐ』を観ると、一層感動します。
まだ全体像が掴めない新プログラムですが、何か嵐の前のような、心ざわめく感じがしています。
予習として、プルシェンコさんとジョニーさんの作品を見ることにしましょう。
両方とも2004年の演技です。
プルシェンコ 『ニジンスキーに捧ぐ』 2004 RN 芸術点オール6,0
素晴らしいです。感動しました!
ジョニー・ウィアー『秋によせて』2004年NHK杯優勝
20歳のウィアーさん美しい!雰囲気が羽生選手に似ていますね。
これから色々情報が出てくるでしょうけれど、とりあえず自分用覚書として。
早く通し練習が見たいですね!!!
《追記》
ボーッとしながら見たお昼のニュースです。
今日は夜までニュースも連発でしょうね。
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