毛受亮介
2022年09月10日
メディアの方々のために滑ったプログラムたち
昨日から今日にかけて、動画やらテレビ放送やらで、多忙な日常の中で情報についていくのがやっとです、
昨日はテレビ東京の独占インタビュー第3回目を見ました。
結弦くんの過去最大の決断は中学1年生の時だったのですね。
まだ12歳か13歳の時のことです。
スケートを止めてもかまわないと言われて、必死で続けさせてくるようにお願いして、
そこで初めて自分はスケートを続けようという意思が明確になったのですね。
多分ご両親は、結弦くんの自発的な意思を確認したうえで、それを最大限尊重し、サポートしてくださったのだと思います。
本当にスケートを続けてくれて良かったな。
そのおかげで、世界は過去最高のフィギュアスケーターを得ることができました。
北京で過去のプログラムを演じたのは、その場にいたメディアの方々へのお礼だったのですね。
あの時間、メインリンクではメダリストたちが集まってエキシビションの練習をしていたと思います。それにも関わらず、サブリンクで一人練習していた羽生選手の取材、撮影に集まってくれたメディアの方たちもたくさんいて、羽生選手は自分がたとえ結果が取れなくても、夢を叶えきれなくても、こんなにも必要とされているのだということに感動して、メディアの方々に全部見せて恩返ししたいという気持ちになったということです。
普段の試合ではジャッジ側から撮影できる機会の少ないカメラマンをジャッジに見た立てて、正面から撮影できるように、過去のプロブラムを滑ってくれたのです。
集まった記者たち、カメラマンたちにとっても、予期せぬ幸せな時間だったでしょうね。
これからの抱負については、やはり4回転半を成功させること。
それに、今まで練習してきたこと、努力してきたこととを、全部皆さんに見せたいということ。
「羽生結弦の演技たちっていいなって、全部見る価値あったなって思ってもらえるように、さらに努力することが、今の目標であり、夢です」
嬉しい言葉でした。
もしかしたら、いつの日か分からないけれど、私たちも北京のメディアの方々のような恩恵にあずかれるかもしれないな、なんて夢を抱いてしまいました。
テレビ東京のインタビューは今回の3回目で完結となりました。
ようやくこれで。インタビュー【1】【2】【3】と揃いました。
もう一度初めから順番に聴いてみたくなりますね。
そのメディアの方々の色々なイベントが続きます。
毎日新聞の貝塚さんよりお知らせ。
大変荷が重いイベント告知が出てしまいました…。
— 貝塚太一 Taichi Kaizuka (@taichi_kaizuka) September 8, 2022
芳賀くん@mainichi_haga、倉沢くん@hitkurasawa の音声配信で慣れている2人にお任せしたい…。
取材記者が語る「表現者・羽生結弦とフィギュアスケートの未来」 | Peatix https://t.co/ycP9Wde1Tj
9月20日の21時からです。
これまで未掲載の写真も見せてくださるそうです。
詳細はこちらからどうぞ。
そしてフィギュアスケートマガジンでおなじみの毛受亮介カメラマンが、『写真家たちのフィギュアスケートトーク』Vol.3にゲスト出演しています。
改めまして!「写真家たちのフィギュアスケート・トーク」vol.3大好評配信中!収録現場から #毛受亮介 さん、#田中宣明 さん @tanaka_nobu_ph
— 朝日カルチャーセンター新宿教室 (@asakaruko) September 5, 2022
#能登直 さん @sunao_noto
の仲良し告知動画をお届けします。ほんわか~☺️。https://t.co/dHIAW1hCy9#ボクスケ #ドゥンドゥンかわいい
毛受さんのお話を直接聴くのは初めて。
是非聴かせていただきたいし、毛受さんの撮影した写真もたくさん見せていただきたいです。
配信購入のお申し込みはこちらです。
田中さん、能登さんに加えて、毎回カメラマンをゲストに2時間も語り合うというこのシリーズ。
本当に楽しくて、これまで第1回スポニチの小海途さん、第2回元スポニチ部長の長久保さん、のお話を聴きながら、素敵な写真をたくさん見せていただきました。
3回目はベースボールマガジン毛受さん、そして続く最終回は報知の矢口さんです。
お読みいただきありがとうございました。
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withgoldenwings at 23:53|Permalink
2021年01月11日
長時間の講座ありがとうございました
昨日の13:30から2時間の予定で始まったオンライン講座は、予定を38分もオーバーして2時間38分の長時間の講座となりました。
ZOOMウェビナーを使って、参加者は1500人とのこと。
画面から質問することも可能で、ほほリアルの講座を受けているのと同じ感覚で、
楽しく視聴できました。
講座の具体的な内容は書けないのですが、基本は矢口さんの写真集を中心にしながらも、
昨年末の全日本選手権のお話も随所に挟みつつ、少しも飽きることなく最後まで楽しい時間を過ごすことができました。
矢口さん、高木さん、毛受さんの三人が、撮影や取材を通して、いかに羽生選手を高く評価し、また同時に、愛を注いでくださっているかが感じ取れて嬉しかったです。
長時間にわたる貴重なお話、本当にありがとうございました。
ありがとうございました‼︎ pic.twitter.com/ER09rIUMXm
— Megumi Takagi/高木恵(スポーツ報知) (@megdale1021) January 10, 2021
矢口亨さん(左)と毛受亮介さん(右)
続編も是非お願いしたいです。
この写真、カスタマイズカレンダーに入れたかった。
注文受付け再開をお待ちしています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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withgoldenwings at 04:08|Permalink
2021年01月10日
オンライン講座と雑誌たち
昨日の記事では、共同通信の吉田学史記者、報知新聞の高木恵記者、スポニチの小海途良幹カメラマンによる記者座談会について書きましたが、
今日は13:30~15:30の2時間、報知新聞の矢口亨カメラマン、高木恵記者、フィギュアスケートマガジンの毛受亮介カメラマンによるNHKカルチャーのオンライン講座に参加します。
【オンライン】第2回心に刻んだあの瞬間(受付2)
~フィギュア取材~
- 講師
- 報知新聞社 矢口 亨(カメラマン)・高木 恵(記者)
ベースボールマガジン社カメラマン 毛受 亮介
ZOOMウェビナーを使っての講座なので、かなりの人数の方が参加されると思います。
今回は2回目となりますが、1回目を見逃してしまったので、
2時間という長時間でどんなお話、どんな写真が出てくるのかとても楽しみです。
雑誌が次々に発売されます。
先陣を切って発売されたフィギュアスケートマガジンは一時売り切れとなっていましたが、今は予約可能になっています。再入荷は1月12日予定となっています。
1月16日(土)はフィギュアスケート通信DX、
1月29日(金)はフィギュアスケーターズとKISS & CRY、
東京ニュース通信社
2021-01-29
それ以外にも、
1月21日(木)発売の、Numberの次号もフィギュアスケート特集です。
表紙はまだですが、表紙及び巻頭特集は羽生結弦選手、
ブック・イン・ブック特別付録も付いています。
「Figure Skating 2020-21 Climax 不滅の銀盤」
(Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー))
【表紙・巻頭/羽生結弦選手】
「羽生結弦 全日本選手権完全詳報! 」
全日本選手権プレイバック&ドキュメント
本田武史が解説する、新プログラムで見えた進化
音響デザイナー矢野桂一が語る、新プログラム楽曲への想い
ブックインブック特別付録
「アーティストが語る、羽生結弦歴代プログラムの美」
これも楽しみですね。
こんな表紙が希望です!(妄想!)
文藝春秋
2021-01-21
そして1月29日(金)発売のワールドフィギュアスケーティングの表紙はこれです。
目線がくるとインパクトありますね。
Amazonのスポーツカテゴリー売れ筋ランキングの10位以内に、
羽生選手が表紙の雑誌がなんと3冊もランクインしています。
1位 フィギュアスケートマガジン
5位 フィギュアスケート通信DX
8位 ワールドフィギュアスケート
これから次々と届く雑誌がステイホームの楽しみであり、喜びになってくれそうです。
オンライン講座も、こんな時代だからこそ、色々な分野の方が開催してくださるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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2020年05月26日
毛受カメラマンのフォトギャラリー
フィギュアスケートマガジンを発行しているベースボールマガジン社も、WEBフォトギャラリーを始めました。
社名からも、野球を中心にした雑誌を発行していると思うのですが、その記念すべき第1回のBBMフォトギャラリーの主人公は野球選手ではなくて、フィギュアスケートの羽生結弦選手というところに、今の羽生選手の存在感、影響力の大きさを感じます。
写真はもちろん全て毛受亮介カメラマンの作品です。
2000年2月7日の四大陸フィギュアスケート選手権のSPにて撮影
最高の一瞬を求めて。羽生結弦を追った四大陸選手権【BBMフォトギャラリー1】
ベースボール・マガジン社の写真部が厳選した写真をお届けするフォトギャラリーを開設しました。カメラマンがファインダー越しに感じた「最高の一瞬」を掲載していきます。ここで紹介するのは誌面で掲載していないものばかり。記念すべき第1回目は、フィギュアスケートの羽生結弦選手です!
この写真を撮るために…
「タイトルバックに使用している大写真は、2020年2月7日、四大陸フィギュアスケート選手権のショートプログラム(@ソウル木洞アイスアリーナ)で撮影したもの。この写真を撮るために、SPのときの撮影ポジションを選びました。開始から2分15秒くらいでしょうか。ジャッジから見て右のショートサイドに向かって、羽生選手が両腕を広げる、まさに待っていた瞬間でした。ただ、顔を真ん中に置いて撮ってしまったのが反省点です。フィギュアスケートマガジンの誌面ではレイアウトの都合で、片方に寄せるトリミングになっていて、手が切れてしまうことに…。せっかくなので、このフォトギャラリーにて「復活」させてもらいました」(毛受)
2020年2月7日、四大陸フィギュアスケート選手権ショートプログラム
「『1』の写真の少し前のシーン。シットスピンの際、ピアノが「タタンッ」と弾ける音に合わせて、羽生選手が羽を広げるように両腕を上げるんです。「ぶゎさっ」という音が響いてきそうです。カッコいい」(毛受)
2020年2月6日、四大陸フィギュアスケート選手権の公式練習
「地下のプラクティスリンクは、比喩的な表現ではなく、吐く息も凍るほどの寒さでした。2月のソウルの気温は、寒い日で氷点下10℃くらい。私は直前まで真夏のオーストラリアにいたので、その寒暖差に恐怖を覚えて、防寒機能抜群のダウンジャケットを慌てて買いに行きました」(毛受)
2020年2月5日、四大陸フィギュアスケート選手権の公式練習終了後にバスへ向かう
「その後、新型コロナウイルスの影響で多くのスポーツが中止となりましたが、2月はマスク着用や検温などの対策をして大会が開催されました」(毛受)
ショートからフリーへ
2020年2月9日、四大陸フィギュアスケート選手権のフリースケーティング
「ルール改正でフリーの時間が短縮。『SEIMEI』のどの部分が削られるのかに注目していました。練習ですべては確認できず、ぶっつけ本番に近い形で撮影に臨んだのですが、このハイドロのシーンはレンズの選択を間違えてしまいました…。もっと近くで演技するだろうという予想が外れてしまった。ただ、結果オーラインと言いますか、これはこれでいいかもしれないと。誌面で展開するときにはでタイトルや文章が載せやすいじゃないか…とポジティブシンキングで乗り切りました」(毛受)
2020年2月9日四大陸フィギュアスケート選手権のフリースケーティング
「苦しんだ昨年後半からプログラム変更へと行き着いた羽生選手。今大会で何かが変わるはずだ、だから演技直後に見せる表情にそれがにじみ出るはずだ、と考えていました。その瞬間を撮ろうと強く意識して、そして収めることができたのが、この表情でした。ホッとしたような、とても清々しい顔に感じました。私も『よし、世界選手権が楽しみだ。さらに気合いを入れて撮るぞ』と誓ったのですが…中止となったのは残念でした」(毛受)
2020年四大陸フィギュアスケート選手権の表彰式
「表彰式での一コマ。羽生選手は気遣いの人で、たくさんの人にその表情を見てもらえるように360度向いてくれるので、カメラマンもみんなが幸せです(たぶん)。しかもこのときはバックスケーティングしながら時間にして1秒強は、こちらに目線がきていました。心の中で絶叫しながら、気づけば18コマもシャッターを切っていました。心を奪われた私は、乙女の心持ち。いやまあ、おっさんなんですけど」(毛受)
2020年2月9日、四大陸フィギュアスケート選手権のエキシビション
「フリーの演技終了後、数時間後に始まったエキシビション。『Hope&Legacy』は感動的でした。『韓国』『四大陸』ということで、『Let’s Go Crazy』かな、と予想していたけれど、もちろんホプレガも大好きなのですが」(毛受)
※BBMフォトギャラリーは毎週火曜日・金曜日に更新予定です。
毎週フィギュアスケートの写真ではないと思いますが、定期的に要チェックです。
フィギュアスケートマガジンで連載されている『羽生結弦 SKATE & JOURNEY』の毛受カメラマンの文と写真をいつも楽しみに読んでいましたが、こうしてWEBでも毛受さんの写真とそれを撮影した時のエピソードや感情を書いていただけて嬉しいです。
カメラマンの方が、写真だけでなく文章も綴って下さることで、一層写真のあじわいが深くなります。
先日発売されたばかりのフィギュアスケートマガジンの中で、一番のお気に入りは毛受さんの記事に添えられたこの一枚でした。
なんたるボディ!
他にも毛受さんの写真、山口さんの記事がたくさんあります。
BBMフォトギャラリーで是非ご覧ください。
こちらです⇒https://www.bbm-japan.com/photos/17365418/p2
今年はアイスショーは無しですが、素晴らしい写真集やWEBギャラリーで楽しませていただけて、本当にありがたいなと思います。
昨日緊急事態宣言が解除されたことで、安ど感からかスーパーマーケットはほぼ以前と同じ人出に戻っていました。
東京では新規感染者数がまた2桁になっています。
ワクチンや有効薬ができるまでは、油断せずに慎重に暮らしていくしかありませんね。
羽生選手もどこかでそろそろ氷の上に戻れているとよいのですが。
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