春よ来い
2023年02月22日
美術品コレクションとしてのグッズ
『羽生結弦 写真とポスター展2023』のグッズが公開されました。
メモリアルブック、クリアファイル33種、ポストカード36種で、全70アイテムです。
2013年全日本選手権から、2021年全日本選手権まで、羽生選手の闘いの軌跡を辿るクリアファイルやポストカードは、もうグッズという範疇を超えて、美術品のコレクションのように思います。
\お待たせ致しました‼️/
— 羽生結弦 写真とポスター展 2023 (@ox_memorial) February 22, 2023
『#羽生結弦写真とポスター展2023』HPオープン🎉
▼オフィシャルグッズ全7⃣0⃣種【期間限定で受注販売開始】✨https://t.co/SzDgGJrOjn
▼イベント概要はこちら‼️https://t.co/nUEk2uuqsW
※アクセスが集中する場合がございます
※注意事項をご確認下さい pic.twitter.com/O5aA2CrlA1
◆クリアファイル33種
◆ポストカード36種
美術品だと思うと、全セットの価格も高いとは思えません。
実際、税込みでクリアファイル1枚550円、ポストカード1枚165円とは、すごく良心的な価格で、
これまで、クリアファイルのためにそれなりに高額な商品を購入してきたことを思うと、本当にありがたいな思います。
なので、美術品コレクションとして、全商品セットに決めました。
『#羽生結弦写真とポスター展2023』
— 羽生結弦 写真とポスター展 2023 (@ox_memorial) February 22, 2023
オンラインショップではオフィシャルグッズをセットでご購入可能です💁✨
⛸️全商品セット(全70種)
⛸️クリアファイル全セット(全33種)
⛸️ポストカード全セット(全36種)
⛸️会場販売以外の全商品セット(全49種)
▼受注販売は3/31(金)23:59までhttps://t.co/ZReBgTEc5a pic.twitter.com/pDSmd8BvZw
『すがたやさしく』
『いろうつくしく』
『翔 如 春 雷』
『誰にも測れない高みへ』
『職業、羽生結弦』
順番に額に入れて飾りたい。
1年前の今日は、北京オリンピック閉会日。
フィギュアスケートのエキシビションが行われた日でした。
心に響く「春よ、来い」の演技🌸
— オリンピック (@gorin) February 20, 2023
1年前の今日は #北京2022 の閉会日✨
フィギュアスケートのエキシビションで羽生結弦さんが美しい演技を披露しました⛸️@YUZURUofficial_#オリンピック #フィギュアスケート pic.twitter.com/72Dst5EQDs
羽生選手が競技スケーターとして最後に滑ったのは『春よ、来い』。
美しいけれど儚くもあり、儚いけれど強さもある。
まるで羽生結弦そのものではないですか。
万感の思いを込めた最後の「ありがとうございました」。
結弦くんはこの時何を思っていたのでしょうか。
そして1年後の今日、東京ドームを満員にして、全世界配信する単独アイスショーを制作・総指揮する羽生結弦を、
1年前に誰が想像できたでしょうか。
もしかしたら、結弦くんだけは想像できていたのかもしれないが。
今年の春は、満開の結弦桜の下でほほ笑む結弦くんを見たい。
#これを見た人は去年のサクラを貼れ #ゆづ桜 #結弦桜 🌸#羽生クラスタ空部
— Kaz (@kazuekatagi) February 17, 2023
昨年もちょうど開花宣言の頃に
お仕事で仙台へ
数年前から春と秋
ゆづ桜さんに会いに行ってたけど
昨年は沢山の人々に囲まれてた☺️
今年も皆んなに幸せを与えてね🌸
この写真1,000❤️超えて
中国でもアップされてたそう😅 pic.twitter.com/YqMcVhN6dq
その時、結弦くんに『春が、来た』ことを感じてほしい。
お読みいただきありがとうございました。
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2022年04月01日
春の一日
今日は新年度の始まりの日。
久しぶりにスッキリ晴れた一日でした。
オリンピックチャンネルから2つの動画が届いていました。
一つは宮原知子選手。
今日引退会見を行い、新しい世界に歩みを進めることを発表しました。
4位という成績を残した平昌オリンピックでの演技は今でも記憶に刻まれています。
ガッツポーズ、すごく可愛かった。
#フィギュアスケート で、平昌2018に出場し、自己ベストの素晴らしい演技で4位入賞した宮原知子選手が現役引退を発表。
— オリンピック (@gorin) April 1, 2022
表現力豊かな演技は、多くの人を魅了しました🤩
現役生活お疲れ様でした💐
たくさんの感動をありがとうございました😊❤️#オリンピック pic.twitter.com/mk4y9f2F89
「ミス・パーフェクト」と呼ばれた宮原さんなら、どんな道に進んでもきっとやり遂げることができると思います。
将来はご両親の後を追って、医学の道に進む夢も持ち続けているということです。
これからの知子ちゃんの未来がますます輝いていきますように。
もう一つは北京オリンピックでの羽生選手のエキシビションです。
丁度桜が満開の今、桜の精が舞っているような「春よ、来い」が心に響きます。
羽生結弦選手が、北京2022エキシビションで披露した「春よ、来い」に込めた想いとは?
— オリンピック (@gorin) March 31, 2022
桜の季節、そして多くの方が新生活を迎える今日🌸
ぜひご覧ください👀#オリンピック pic.twitter.com/EAJ1xve5gG
いつもの春と違って、コロナ禍に加えて、戦争までも現実のものと化し、晴れ晴れとした気持ちにはなかなかなれない春ですが、羽生選手の演技には人の心を癒す何かがあります。
この演技を観ると、人々の心に少しでも明るい光を灯したいという羽生選手の気持ちが伝わってきます。
何日か前に撮った近所に咲く桜です。
いやでも「天と地と」の衣装を思い浮かべてしまいます。
今週末がお花見できる最後の週末になりそうです。
そして今週末のもう一つの楽しみは、日曜日に再放送される昨年のスターズ・オン・アイス2021です。
4月3日(日)19:30~22:00 TBSチャンネル1(CS)
スターズ・オン・アイス2021 八戸公演
本当は今日の午後も2日目公演、3日目公演の再放送があったのですが、すっかり忘れていました。
あのカッコいい「Blinding Lights」を是非また観たいと思います。
私たちを「春よ、来い」で癒し、「Blinding Lights」で元気にしてくれる結弦くんに感謝。
足の怪我が少しずつ良くなっていますように。
お読みいただきありがとうございました。
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2022年02月21日
FS自己解説と都築先生メッセージ
エキシビションの前に、テレビ東京の独占インタビューと『天と地と』の自己解説が放送されました。
これがとても良かった!
その後の都築先生からのメッセージには泣かされます。
ふうせんさんの動画お借りしました。
報われない努力だったかもしれないけれど
一生懸命頑張りました。
北京での自分の演技、初めて見るそうです。
自分解説めっちゃよかった😭
— ふうせん (@taedonyzlove) February 20, 2022
4A後の着氷ポーズはとても大切だった pic.twitter.com/T8GSzQzs1d
— ふうせん (@taedonyzlove) February 20, 2022
、メダルが欲しいと思えば去年までの構成にして
完璧な演技をすればメダルまでたどり着けたかもしれない。
でもそれでは楽しくない。
滑る意味が無い。
このプログラムを完成させたいという気持ちが一番強かった。
平昌オリンピック後に言っていた「4回転アクセルを目指したい」という目的に向かって努力を続けた4年間だった。
《都築先生からのメッセージ》
本当によくやったと褒めてやりたい。
努力は報われないと言ったけど、いやーとんでもない、ものすごい報われて、
こんな報われ方をしたスケーターがどこにいるんだ?!
ユヅの挑戦は無駄ではなかったよ!
本当によく成長してくれましたね。
本当にありがとう。感謝しています。
頑張れ!結弦!
ああ、ああ、なんか苦しいですね。あんまりこういうので泣いたりしないんですけど。
でも多分都築先生は一番、僕が泣き虫なことも知っているし、一番ひとよりも感情強くて、すぐ怒ったり、すぐ泣いたり、悲しくなったり悔しがってまた練習したりっていうのを知ってる人だと思うので。
危ねえ、涙がこぼれるところでしたよ。
でも、まあ、僕のアクセルは見せれたと思います。本当に。
【#北京オリンピック】速報#フィギュアスケート エキシビション#羽生結弦 選手が北京のリンクに再降臨。やはり、唯一無二の存在感です。#Beijing2022 #gorinjphttps://t.co/oOdJns2eqZ pic.twitter.com/aDtLLB9d6w
— gorin.jp (@gorinjp) February 20, 2022
この『春よ、来い』は羽生選手の感性を通して創らせてもらった作品。
自分だけでは創ることができなかった傑作なので、音楽家として創らせていただけたこと、本当に羽生選手に感謝しています。
今日は北京には行けないけれど、心はそこにあります。
(清塚信也さんより)
会場の外では、全てを終えて北京を去ってゆく羽生選手を見送るファンの人垣が凄いことになっていました。
Fans saying goodbye to Yuzu 🤧❤️ #하뉴유즈루 #羽生結弦 #YuzuruHanyu pic.twitter.com/JYY1lmvbQQ
— 하루🌸 (@sweetyuzu) February 20, 2022
今は結弦くんの帰国が待ち遠しい。
都築先生、結弦くんが帰国したら、もっともっと褒めてあげてくださいね。
お読みいただきありがとうございました。
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2022年02月20日
放心・涙・感謝
エキシビションが終わり、しばらく放心状態になっていました。
羽生選手の3回目のオリンピックが終わってしまったのですね。
素晴らしい『春よ、来い』でした。
動画(実況無し)⇒ https://youtu.be/bCneueTDBaU
結弦くん、ありがとう。
涙止まらず。
【#北京オリンピック】速報#フィギュアスケート エキシビション#羽生結弦 選手が北京のリンクに再降臨。やはり、唯一無二の存在感です。#Beijing2022 #gorinjphttps://t.co/oOdJns2eqZ pic.twitter.com/aDtLLB9d6w
— gorin.jp (@gorinjp) February 20, 2022
清塚さんからのメッセージ。
「春よ、来い」は、羽生選手の感性を通して「作らせてもらった」アレンジ作品です。
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) February 20, 2022
ロンカプもそうですが、春よ来いも自分だけでは作れなかった傑作なので、音楽家として、作らせていただいたこと、本当に羽生選手に感謝しています。
素敵な楽曲を送り出してくださったユーミンさんにも感謝致します。
清塚さん、ありがとう。
— gorin.jp (@gorinjp) February 20, 2022
【#北京オリンピック】ハイライト#フィギュアスケート エキシビション
フィナーレで各国の選手に引っ張りだこの #羽生結弦 選手。一緒に滑ったり、#お姫様抱っこ されたり…。#Beijing2022 #gorinjphttps://t.co/oOdJns2eqZ pic.twitter.com/gJ6c3nuLZO
【#北京オリンピック】ハイライト#フィギュアスケート エキシビション#羽生結弦 選手。最後に大きな声で「ありがとうございました!」。北京のリンクに別れを告げました。#Beijing2022 #gorinjphttps://t.co/oOdJns2eqZ pic.twitter.com/UdqAqW9W23
— gorin.jp (@gorinjp) February 20, 2022
ボーヤンくん、リウくん、そして北京、
ありがとう。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年08月31日
夏の終わりに
残暑は残っているとはいえ、8月末ともなると、
蝉の声も聞こえなくなり、日も短くなり、
秋の気配を感じるようになってきました。
今日は8月最後の日で、仕事も一段落して少し時間ができたので、
午後のひと時、YouTubeを巡る時間を取ることができました。
いくつか気に入っている動画をシェアさせてください。
昨日、結弦くんが語った「透明感」
「純粋」
「ひたむき」
「一生懸命」
「キラキラ感」
それは自分自身を語っているようでした。
結弦くんの透明感というのは、誰もが感じると思うのですが、
2019年に24時間テレビで共演したユーミンが、近くで見て、話して、感じた、
結弦くんの透明感についての語りが真実をついているように思います。
当時このラジオ番組、私も聞きました。
そう言えば、24時間テレビで共演したユーミンも、羽生選手の事を
— miyabi⛸️濃厚接触者のため18日まで自粛中😢 (@miyabiucchi0427) August 30, 2021
もうあんな透明な人見たことないってラジオで言ってましたねw
『透明 過ぎて近寄りがたいというかこれ以上近寄って汚れさせたらいけない』存在
あの大物シンガーを緊張感でいっぱいにさせる羽生選手も凄いよ😆https://t.co/peihqomRrV pic.twitter.com/R3JNwLyr7q
その時の「春よ、来い」がこちらです。
そして今年の24時間テレビで滑った「ホワイトレジェンド」と「花になれ」でも、
透明感はさらに増しているように感じました。
不思議ですが、この方は年齢を重ねるにつれて益々透明感を増しています。
一方で、この春のスターズ・オン・アイスのオープニングの「Blinding Lights」も忘れられません。
ここまでカッコいいダンスを氷上で踊れるスケーターは他にいませんね。
よくプログラムの後半にアップテンポなダンスを取り入れて、カッコよさをアピールしてくるNくんを遥かに上回る技術力と表現力。
本物のカッコよさとはこういうものだ!
ということを暗に示しているかのようです。
ここにある「清潔感と透明感のあるセクシーさ」というのは、結弦くんでなければ出せない魅力です。
いつまでも観ていたくなるような中毒性がありますね。
明日から始まる9月、ようやく試合の季節に突入しますが、果たしてどんな秋になるのでしょうか。
国際情勢も、国内政治も、新型コロナの感染拡大も、不確実性満載の秋になりそうですが、
そんな中でも、どうか結弦くんの健康が守られて、その夢が一日も早く叶いますように。
8月最後の日の願いです。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年06月13日
その瞬間ダイヤモンド!
ファンタジー・オン・アイス幕張公演と神戸公演を一日で観るなんて実際には不可能ですが、
今日は2公演をはしごした気分になりました。
神戸公演は幕張公演とはアーティストのメンバーも変わって、幕張とはまた全然別な公演になっているところが長期間続くファンタジー・オン・アイスの楽しいところです。
観る人を飽きさせないのです。
『勝手にしやがれ』のノブくん最高!
また是非どこかで見せて欲しい!
そして、結弦くんと清塚さんとの『春よ、来い』はやはり圧巻のプログラムです。
清塚さんのグリッサンド3連続でフィニッシュ!
フィナーレでのユヅとハビのこの一瞬。
(元)プリプリの香ちゃんの『ダイヤモンド』にのって滑る二人も嬉しそう。
平昌で一緒に表彰台に乗ってから初めて再会したのかな。
こういう瞬間、本当にダイアモンド!
初参加のサーシャ君のヘランジも可愛い~
ずっとあこがれの選手だった人の息子さんが自分の後を追ってくれるって幸せですね。
今、引き続き『フィギぺディア』を観ています。
21時まで続くので、夕食はテレビを見ながら作ったジェノベーゼソースをパスタに絡めてサッと済ませることにしましょう。
最後までまでお読みいただきありがとうございました。
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2021年03月28日
これからGALA、言論と報道の自由について
私自身は喘息ではありませんが、ごく近い身内に喘息持ちが2人います。
ひどい発作の時は救急搬送をお願いしたことも何度かあります。
息が吸えないという現象と死んでしまうかもという恐怖心で、発作は本当に怖いと言っていました。
それなので、喘息という病気はこれまでも身近に感じてきました。
羽生選手が喘息という基礎疾患を抱えていることは、秘密でもなんでもなく、羽生選手本人も認めていることです。
ですから、プライバシーの暴露にも当たらないと思います。
前記事に参照したロシアメディアの記事の信憑性を疑っている方もいるようですが、
少なくとも、ロシアには羽生選手の喘息を報道することによるメリットはないはずです。
それについて書かれていたブログ記事を削除せざるを得なかったブロガーさんもいるようですが、私は削除するつもりはありません。
どういう方が記事にクレームをつけてきたのか知りませんが、そういう方々はネット上に無数に拡散している羽生選手に関する真偽不明な記事の一つ一つにもクレームを出しているのでしょうか。
今回のロシアの記事や、それを取り上げたブログにだけクレームをつけるというのは何故でしょうか。
その行為の中に、既にクレーマーの方々の指向が示されています。
「報道の自由」は、世界共通の最大の価値の一つです。
個人のブログ記事が気に入らないのであれば、読まなければいいし、
報道が間違っているというのならば、反証を提示していただきたいです。
それよりも私は、今回の世界選手権代表団に医師が帯同していたのかどうかを、日本スケート連盟に問いたいです。
◆若杉カメラマンが、読売のインスタにたくさんの写真を上げて下さっています。
いつまでも応援していきます。
◆今夜のエキシビション
羽生選手は出場するのですね。
フィギュアスケート<#世界選手権>◇28日◇ストックホルム◇エキシビション
— 木下淳(日刊スポーツ) (@j_kino_nikkan) March 27, 2021
プログラムが発表されました。
日本からは #鍵山優真 #羽生結弦 #坂本花織 #紀平梨花 #三浦璃来 #木原龍一 の各選手が参加します。日本時間の午後9時30分に開演予定です。#Figure365 #フィギュア365 #世界フィギュア pic.twitter.com/9gN1vTP2PV
滑走順は、各カテゴリーの優勝者の直ぐ前です。
羽生選手に対するリスペクトと思います。
この後エキシビションは21:30~24:00にISUのYou Tubeチャンネルで歩生放送されます。
なんと待ち受け画面は「春よ、来い」
◆FOD プレミアム LIVE放送 21:30~24:00
結弦くんが連れてくる春が、世界中に広がりますように。
フジテレビ(地上波)の放送もあります。
3月29日(日)01:00~02:00
(1時間なのでダイジェスト版でしょうか。)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年03月01日
春の初日
今日から3月、春到来を実感する暖かな一日でしたね。
3月1日は春の初日という風に感じます。
仙台縁日の閉店は非常に残念ですが、閉店前に再び関われたのは非常に感慨深いです。
— 能登 直 (@sunao_noto) March 1, 2021
数々の写真展、全日本フィギュア・世界選手権のポスターなどなど、多くの方に写真を見ていただける貴重な場でした。
ありがとうございました🙇🏻 https://t.co/fPhy4XueHe
3月14日に閉館が決まっている仙台縁日の最後のポスターは能登さんの写真になりましたね。
何度も何度も、能登さんの撮った羽生選手の写真展が開かれてきた場所ですから、最後の展示も能登さん撮影の『春よ、来い』で締めくくることができてよかった。
その能登さんの写真集の先行公開写真が掲載されているエクラ4月号は今日発売でしたね。
まだ見ていないのですが、エクラ編集長の方は以前からフィギュアスケートファンで、2010年頃から、羽生選手に注目なさっていたそうです。
3月11日発売の能登 直氏による大型写真集「光ーBe the Lightー」の発売を記念して、珠玉の写真をエクラ先行で特別に掲載しています。
この特集を制作する段階での裏話ですが。担当の副編集長Kと一緒に、スポルティーバ編集部を訪れ、写真集になる前の、色校の段階での能登氏の写真を見せていただきました。
すごい。鳥肌モノです。これはエクラの読者の方にもっと見ていただきたい、予定のページ数だけではもったいない、もっと羽生選手の写真を掲載したい!という気持ちになり、私は即、ページを増やす決断をしました。
私は個人的にフィギュア観戦が趣味で、初めて羽生選手の試合を見たのは、彼のシニアデビューの年、2010年の名古屋でのNHK杯だったと思います。そのときの「これはすごい選手が来た!」という感動がありました。
本誌特集では、スポーツライターの折山淑子氏による特別寄稿も掲載しています。羽生選手を間近で見続けてきた目線から、また新たな羽生選手の魅力が感じられることかと思います。お楽しみください。
◆今日の矢口さんの一枚
今後10日間くらいかけて、全日本フィギュアの #羽生結弦 選手の写真を振り返っていく予定です。
— 矢口亨(スポーツ報知写真部) (@yaguchi_hochi) February 28, 2021
この写真は朝の公式練習の前、ウォーミングアップ場に向かう様子です。
入れ違いでリンクに向かうステファン・ランビエールさんに気が付いて思わず笑顔に。 https://t.co/UuphTBuOqv
矢口さんの蔵出しのお写真、
これから10日間、毎日の楽しみになります!
◆今夜の注目テレビ番組
3月1日(月)BS-TBS 22:00~22:54
にっぽん!歴史鑑定
「越後の龍・上杉謙信」~最強伝説は本当か?
これは是非見たいと思います。
皆さまもお時間合えば是非。
『天と地と』のイメージが一層深まるかも。
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2020年12月31日
光のさす方へ
今年も最後の日となりました。
Sportivaから折山淑美さんの素敵な2本の記事をお借りして、全日本選手権を振り返り、
今年最後を締めくくりたいと思います。
全日本選手権ショート・プログラムで首位発進し、落ち着いてフリーを迎えた羽生結弦。初披露となった『天と地と』をノーミスで演じ、5年ぶり5度目の優勝を飾った。約10カ月ぶりとなった大舞台で羽生が見せた未来への強い意志とは。@sunao_notohttps://t.co/b0WGGliRXb
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) December 28, 2020
全日本選手権ショート・プログラム(SP)首位発進後、翌日のフリーに向けて羽生結弦は「まずはしっかりと体を回復させることが大事だと思います」と話した。フリー当日の午前の公式練習では、落ち着いた雰囲気が印象的だった。
(中略)
迎えた夜の本番。
羽生は、1969年のNHK大河ドラマ『天と地と』のテーマ曲で滑り出すと、
計算された動きの中で力みのない4回転ループを難なく決め、
4回転サルコウ、
トリプルアクセル+2回転トーループ、3回転ループと、流れを途絶えさせない。
さらに後半も力む素振りも見せず、4回転トーループ+3回転トーループと
4回転トーループ+1オイラー+3回転サルコウ、
トリプルアクセルを鮮やかに跳んだ。
SPでは4回転2本に不満を持っていたが、この日は「これぞ羽生結弦のジャンプ!」と強くアピールするような、見事なノーミスのジャンプを続けた。
羽生は演技後にこう話した。
「まずは自分自身、このプログラムに思い入れがあって曲を聞けばすごく感情も入るし、振りの一つひとつにもいろんな意味を込めています。そうした中でもやっぱりジャンプを完成させないと、プログラムの一連の流れとして伝わるものも伝わらなくなってしまう、と。
本当に自分が伝えたいものが、このプログラムで見せたかったことが、ジャンプが途切れなかったという意味でも、少しは見せられたのかなと思います」
さらに昨シーズンを振り返り、吐露した。
「ともに2位だった全日本選手権とグランプリ(GP)ファイナルのこともあり、自分が成長していないんじゃないかなとか、だんだん勝てなくなっているのではないかなとか、そういう思いがあって、一瞬、『戦うのが疲れたな』と思った時期もあった」
だが、コーチと離れ、ひとりで練習して落ち込んだり、考えを巡らせたりする中で、戦いの中で得られる達成感や、試合があるからこそ苦しみを乗り越えられることなど、競技を続けて向き合うことが「やっぱり好きなんだ」と、あらためて感じたという。
大河ドラマの『天と地と』は、「義」を重んじた武将・上杉謙信の物語だ。謙信の戦いに対する考え方や、そこにある美学。さまざまな規制がある中で葛藤し、最終的に出家した人生。
そうした悟りの境地へ達した謙信の価値観と、今の自分の思いが少し似ていると感じて、羽生は思いをリンクさせながら滑ったと話す。
(中略)
羽生は、自身の思いが詰まったプログラムで215.83点を獲得。合計を319.36点にし、5年ぶりの優勝を果たして昨年の悔しさを晴らした。
コーチ不在の中でさまざまな悩みを持ちながら、そして自分自身の心の中の葛藤とも戦いながら出場した全日本選手権。
その舞台での初披露でノーミスの演技をした『天と地と』からは、彼自身の「新しい自分の代表的なプログラムに育て上げていく」という、強い意志も伝わってきた。
新プログラム「天と地と」の中にも、SEIMEIを演ずるに当たって野村萬斎さんから示唆された「天・地・人」というテーマが受け継がれているなと感じました。
SEIMEIをさらに進化させていく「天と地と」は、初めて観た時のインパクトとしては旧「ロミオとジュリエット」、その完璧さと言う点ではヘルシンキワールドの「Hope & Legacy」を彷彿とさせるものでもありました。
一度観ただけで、これは過去最高のフリープログラムになるのではないか、
という思いが沸き上がってきました。
スケートを滑る喜びを取り戻すきっかけとなった「春よ、来い」を舞った。
今年はコーチ不在で「精神的にどん底まで落ち込んだ時期もあった」と振り返る羽生結弦。しかし、こんな時代こそ悩むよりも自分のできることを考えたという。何よりもこの世の中に一番伝えたいメッセージ。全日本選手権でみせたのは羽生の強い決意だったーー。@sunao_notohttps://t.co/uJZn86HWiF
— 集英社スポルティーバ (@webSportiva) December 30, 2020
新型コロナウイルス感染拡大を受け、羽生結弦は感染リスクを考慮し、グランプリ(GP)シリーズの欠場を決めた。自身の行動を自粛することで、ファンやメディア、関係者らが移動に伴う感染のリスクを減らしたいという配慮もあった。
そうした中、出場を決めた12月25〜27日の全日本フィギュアスケート選手権。だが、感染の第3波の中での開催となり、「自分が出てもいいのか」との葛藤があったと、競技前日の公開練習後に吐露していた。そして、5年ぶりの優勝を果たした後も、その思いは消え去っていないと話した。
「僕の望みはとても個人的なことなので、貫いてよかったのかとの葛藤は今でもあります。ただ、自分としては、もし(来年3月の)世界選手権が開催されるのであれば、(大会に向けて)近づいておかなければ今後が難しいという思いがすごくあった。コロナ禍の暗い世の中でも、自分自身がつかみ取りたい"光"に手を伸ばしたという感じです」
開催されることになれば、世界選手権で2022年北京五輪の国別出場枠が決まる。そうした大切な大会への出場権を争う全日本選手権に、日本男子フィギュアを牽引する者の責務として参加した面もあったのかもしれない。
(中略)
羽生は「精神的にはどん底まで落ち込んだ時期もあった」と振り返る。4回転アクセルの練習の衝撃で足に痛みが出て、他のジャンプもどんどん崩れた。トリプルアクセルさえ跳べない時期もあり、「これからどんどん技術が落ちていくのだろうか」との思いがよぎり、負のスパイラルに陥ったという。
「自分がやっていることがすごく無駄に思える時期が長かった。トレーニングや練習の方向を考えるだけでなく、新しいプログラムの振り付けも考えなければいけなかったり、自分で自分をプロデュースしていかなければいけないプレッシャーもありました。応援してくれる人たちの期待に、本当に応えられるのか。そもそも自分は4回転アクセルを跳べるのかと......。
それに、入ってくる情報では他の選手が皆すごくうまくなっているようだったので、自分ひとりが取り残され、ただ暗闇に落ちていくような感覚になった時もありました。『ひとりは嫌だな』『疲れたな』『もうやめようか』とも思ったりして。
でも、エキシビションの『春よ、来い』と、
ノービス時代の『ロシアより愛をこめて』を滑った時に、
『やっぱりスケートが好きなんだな』と思ったんです。
スケートじゃないと自分はすべての感情を出し切ることができないな、と。だったらもうちょっとわがままになって、誰かのためではなく自分のためにも競技を続けてもいいのかな、という気持ちになれた。そこでちょっと前に踏み出せました」
(中略)
「今、スケートができること自体、本当に恵まれていることなんだなと思いました。苦しかったかもしれないけど、こういう状況だからこそ、自分の演技が明日までではなくてもいいから、その時だけでも、演技が終わった後の1秒だけでもいいから、見ている人たちの生きる活力に少しでもなったらいいなと思いました」
フリーの『天と地と』では、戦国武将・上杉謙信が抱いた、戦いの中での葛藤を自らとリンクさせ、羽生の今の心象風景を緊張感の中で見せようとした。
葛藤の末に出場を決めた全日本ゆえに、そして、このような世の中だからこそ完ぺきな演技を見せたいという強い決意を感じた。自分の演技を観てくれる人たちが笑顔になる瞬間を少しでも増やしたい、という気持ちがプログラム全体に表われていた。
12月28日のメダリスト・オン・アイスで、羽生は一歩踏み出すきっかけになった『春よ、来い』を滑った。彼自身が『天と地のレクイエム』とともに、自分らしさや自分の色を出せていると説明していたプログラムだ。
演技後の場内インタビューで羽生は「(『春よ、来い』は)この時期にピッタリというか、何よりもこの世の中に一番伝えたいメッセージだったので。少しでも(観客の)心が温まるように演技をしました」と話した。
いつかは春が来る。
その時へ向けて、しっかりと一歩を踏み出したいという、羽生結弦の強い意志を感じさせる全日本選手権の3本のプログラムだった。
羽生選手の素晴らしい3つのプログラムで1年の最後を迎えられたこと、
感謝と喜びで心が満たされています。
今年一年、当ブログをお読みいただきありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
新しい年が羽生選手と皆さまにとって、光を取り戻す再生の年になりますように。
来年もよろしくお願いいたします。
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2020年12月29日
メディアジェニック・言葉の力
羽生選手の言語力の高さは、ソチオリンピック後の記者会見などによって、良く分かっていましたが、今回のインタビューや会見での言葉や受け答えは、それに一層磨きがかかっていたように感じました。
インタビュアーや司会者の言葉に対して、適切で、かつ時にはピリリとスパイスが効いた応答は、聞いていて小気味いいものでした。
そんな羽生選手の言葉の力について、的確に指摘したジャーナリストの記事を見つけたのでシェアしたいと思います。
羽生結弦が「絶対メディア王者」である理由
ー進化が止まらない「言葉たち」の裏側
森田浩之 ジャーナリスト
12/28(月) 11;48
「絶対王者」羽生結弦が帰ってきた。彼にとっては320日ぶりの実戦となった12月25〜26日の全日本選手権。今シーズンの初戦であり、しかもショートプログラムとフリーの両方で新しいプログラムに挑むというハードルがあったにもかかわらず、羽生は圧巻の演技を見せて優勝を果たした。オリンピック2連覇を遂げても、なおアスリートとしての進化を続けているかにみえた。
しかし、羽生が進化しているのはフィギュアスケートの演技だけではない。テレビカメラの前での振る舞いや、記者会見での言葉の選び方といったメディア対応の力に、いっそう磨きがかかっていた。
いや、「いっそう」などという形容では足りないだろう。最近のアスリートはおしなべてメディアとのつき合いが上手だが、もともと羽生のメディア対応力はそのなかでもずば抜けていた。その高い能力に、今大会ではすごみが加わったように思える。
羽生をそうさせた大きな要因は、いま世界を覆っている新型コロナウイルスの感染拡大であり、そのなかで羽生自らが闘ってきた道のりだった。
高すぎる「言葉力」
英語に「メディアジェニック(mediagenic)」という言葉がある。「メディア映えする」といった意味だが、以前から羽生はこのメディアジェニックな偏差値がとんでもなく高かった。
演技を終えた後の表情や視線、観客に向けての会釈などはもちろんのこと、採点を待つ「キス・アンド・クライ」での振る舞いや、テレビカメラを前にしたときの話の仕方など、羽生のあらゆる所作には多くの人を引きつけるものがあった。
けれども羽生のメディア力で最強なのは、おそらく彼の持つ言葉の力だろう。羽生には、その発言を集めた本が何冊も出ているくらい「名言」とされるものが多い。なかでも舌を巻くもののひとつは、2014年12月にグランプリファイナルで連覇した後の会見での言葉だ。
記者からの問いは「わが子を羽生選手のように育てたいというお母さんが多いのですが、どうしたら羽生選手のように育つと思いますか?」というもの。正面からは答えようのない困った質問だ。しかし羽生は巧みに論点をそらしつつ、こんな答えをしてみせた。
「僕は『僕』です。人間はひとりとして、同じ人はいない。十人十色です。僕にも悪いところはたくさんあります。でも悪いところだけではなくて、いいところを見つめていただければ、(子どもは)喜んで、もっと成長できるんじゃないかと思います」
「わが子を羽生選手のように育てたいというお母さんが多いのですが」という質問は、羽生を日本人のロールモデルとみなしている。その問いへの答えに、「僕にも悪いところはたくさんあります」という、自分を等身大に見せる表現がさらりと入っているところに「言葉力」のとんでもない高さが感じられる。
「世の中」を連発した裏側
そんな羽生のメディア対応力に、今大会は少しだけ違う様子が見えた。大会の直前から期間中を通じてテレビ画面から羽生の言葉を聞き続けていたが、彼が何度も繰り返して口にし、最も重く響いたのは、コロナ禍にからむ発言に聞かれた「世の中」という言葉だった。たとえば、こんな感じだ。
「最初はピアノ曲を探していたけど、ニュースや世の中の状況を見て、やっぱり明るい曲のほうがいいなと。こんなつらい状況でも、みなさんが自分のスケートを見てくださる。ちょっとでも明るい話題になればいいな」
──ショートプログラムを終えた後、この演技にロビー・ウィリアムスの躍動感のある曲「レット・ミー・エンターテイン・ユー」を選んだ理由を聞かれて。
「今この世の中、つらいこと苦しいこと……毎日テレビを見てて、つらいなとか、明るいニュースがないなとか思う方もいるかもしれません」
──フリーを終えた後のテレビインタビューで。
「世の中」という言葉を連発した裏には、並々ならぬ思いがあっただろう。羽生は、「世の中」に元気を与えるために演技の選曲や振り付けの哲学をどう考えたかまで語っている。いまアスリートは、ふつうに「(世の中に)元気を送りたい」「感動を届けたい」などと口にするが、それとはレベルが違うものだ。自分が何か決然とした行動を起こせば「世の中」に一石を投じられることを、今の羽生は知っている。
コロナ禍に対する徹底的なまでに慎重な姿勢は、今大会での発言だけではない。羽生は今シーズン、新型コロナの感染拡大を理由にグランプリ(GP)シリーズを欠場していた。ぜんそくを抱える自分の健康面へのリスク、移動による感染リスク、そして自分が動くことによって「多くの人たちが移動することになる」というリスクを考慮した判断だった。
「東京五輪ができていない」
今大会の羽生の言葉のなかでもとくに注目したいもののひとつは、東京オリンピックの開催の可否に触れたように聞こえるくだりだ。優勝を決めた後で合同取材に応じた羽生は、最初に「来年3月の世界選手権はめざすとして、その先、つまり北京五輪はどうするのか」という趣旨の質問をされた。羽生は「まずは世界選手権があるかどうかが最も大事なこと。GPを含め、どうなるか。その先はまだわかんないです」と答えた。
さらに彼にとっての北京五輪の位置づけを聞かれて、羽生はこう答えた。
「率直に言うと、東京(五輪)ができていない。僕の思いとしては五輪のことを考えている場合じゃない。スケーターのひとりとして言えば、競技の最終目標として開催してもらいたいし、出て優勝したい思いはもちろんある。ただ、東京すら開催されていない現実がある」
「東京(五輪)ができていない」という表現は、2020年に予定されながら1年延期となり、しかも21年の開催が確実視されていない東京五輪の現状への危惧を率直に表したものとも受け取れる。アスリートが社会的発言を控えがちな日本で、自国開催のオリンピックが成立するかどうかという点に率直に言及した著名な選手は、羽生くらいではないだろうか。
時代のメッセンジャーとして
今大会の羽生は、自らの影響力を認識して、とりわけコロナ禍にからむメッセージを発しようとしていたかにみえた。彼のメディアジェニックな能力の高さは、そうした意思によってさらに研ぎ澄まされた。
「絶対王者」と呼ばれつづけたスーパーアスリートは、まだ進化を続けている。同時に「絶対メディア王者」である羽生は、その面でも同じように進化している。いま世界を覆っている危機に反応し、それに応じて自らの演技を考えた。そして本人が意識するとしないとにかかわらず、メディアを通じて発する言葉にも今の世界を覆う危機への思いを色濃くにじませることになった。
そんな彼の姿は、もはやアスリートという枠にとどまらず、大切なメッセージを伝えるためにどこからかやって来た使者のようでさえあった。
羽生が自ら発する言葉に無自覚なはずはない。その証拠に今大会の優勝を決めた直後、羽生はこう語っている。
「暗い世の中、暗いトンネルの中、絶対いつかは光が射すと思うので。そういうものも自分の演技から、言葉たちから、感じていただけたらと思います」
そう、羽生にとって世の中とつながる手段は「演技」だけではない。「言葉たち」も大きな媒介なのだ。そして全日本選手権のエキシビションであるメダリスト・オン・アイスで、
「この世の中に一番伝えたいメッセージだった。本当に少しでも心が温かくなるような演技がしたかった」と、羽生選手は「春よ、来い」を再び舞った。
やがて訪れますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年03月03日
スプリングソナタ
今日はひな祭り。
季節は春に向かっているけれど、今年は心が季節について行けません。
春になったなと思う時、いつも聴きたくなるのはスプリングソナタ。
初めて心の故郷フィレンツェに着いた時、街角から聴こえてきた曲。
春のイタリアの澄んだ青空に吸い込まれていく音符♬が見えるようでした。
今のイタリアを思うと悲しい気持ちになりますが、一日も早く、またイタリアの深い青の空を見上げたい。
ズッカーマン(ヴァイオリン)とバレンボイム(ピアノ)の組み合わせが好き。
春は人間界の出来事には無関心に今年もやって来ます。
天地無私春又帰
世界が一日も早く春を楽しめるようになりますように。
弥生の節句には古箏バージョンが似合います。
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2020年02月04日
立春
男子シングルで史上初のスーパースラム達成が間近です。
スーパースラムとはISU主催の主要国際大会全てのタイトルを制覇すること。
これまで男子シングルでこれを達成した選手は存在しません。
達成すれば世界初です。
世界初が大好きな羽生選手ですから、どうしてもこれは取りたいですよね!
このために今シーズンの四大陸出場を希望したと言ってもいいくらいでしょう。
◆世界ジュニア選手権:2010年
◆ジュニアGPファイナル:2010年
◆オリンピック:2014年・2018年
◆世界選手権:2014年・2017年
◆GPファイナル:2013年・2014年・2015年・2016年
◆四大陸選手権:2020年?
こうして写真を並べてみると、羽生選手の両側の選手の移り変わりにフィギュアスケートの歴史を感じます。
この四大陸では是非とも優勝して、史上初の男子スーパースラムを達成してほしいですね!!!
さて、その四大陸の予定構成を見ると、メディアの煽りとは距離を置いた、冷静な判断によって考えられたものだと分かります。
SP予定構成
FS予定構成
SPはこれまで通り、FSは4Lz、4S、4Tのクワド3種4本で構成されています。
今回はこの構成を完璧に滑って、ワールドではこれに4Loを加えて4種5本にする予定でしょうか。
ともかく今回はこれをノーミスで滑れば大丈夫!
全出場選手の予定構成はこちら
もう今日から公開練習が始まりますが、羽生選手は全部に参加しなくてもいいので、健康と安全第1で大会を無事終わってほしい。
今日は立春。
早く暖かくなって、ウィルスの猛威も弱まりますように。
桜の花が咲くようなバレエも美しい。
そしてこちらは一番好きな2018年GPヘルシンキのEXの『春よ来い』です。
照明が抜群に綺麗でした。
四大陸のエキシビションでまた滑ってくれたら嬉しいな。
誰もが春を待っている。
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2019年08月25日
今夜はトシさんと
昨晩の「春よ、来い」の余韻が冷めやらず、録画を何度も繰り返して観てしまいます。
春よ、来い パート1
— 秀(さかえ)사캉🐈🐾💕🌹💎 (@yuzu1207_s) August 24, 2019
24時間テレビ
羽生結弦x松任谷由実
被災地 北海道に春よ、来い#羽生結弦 pic.twitter.com/7zsWHthWMI
(Youtubeの動画は日テレによってブロックされてしまったようです)
番組の中では、羽生結弦選手と松任谷由実さん、厚真町民管弦楽団の皆さんを前面に出した演出でしたが、実はこのコラボレーションの陰のコンダクターは清塚さんではなかったのかなと感じました。
指揮台の前に立っていたはずの、楽団のリーダーであり指揮者だった松下さんに代わって、出演者全体をリードして下さったような気がします。
羽生選手もFaOIで聴きなれた清塚さんのピアノがあればこそ、安心して滑れたのだと思います。
清塚さん、ありがとう!
さて、今夜は今夜で、トシさんの夏の裏話スペシャルがあります。
決めたよ!8月25日(日)21:00〜 #nicoch2608343 龍玄としの「プライベーとし生放送@秘密の花園」夏の裏話スペシャル! https://t.co/DrCwrPrgH9
— 龍玄とし (@Toshlofficial) August 23, 2019
決定!龍玄としの「プライベーとし生放送」夏の裏話SP!
8月25日(日)21時〜
TBS系列 UTAGE でも大活躍のチャレンジャー龍玄とし
その番組の裏話や、日々描き続ける「絵」についての裏話
また、レコーディングの裏話
ちょっとさかのぼって、ファンタジーオンアイスの裏話などなど
この夏に起こった出来事の裏話を
思う存分語ります!
Toshlove歓喜の発表もあり!?
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24時間テレビ2019
24時間テレビ2019
羽生選手は昨年9月6日に地震による土砂崩れで大きな被害を受けた
北海道厚真町を訪問。
どうしても津波を連想してしまう羽生選手。
「気持ちとしての”春”
本当にいろんな意味の”春”っていうものが
届いたらいいなっていう風に思いながら
滑らせていただきます」
そんな気持ちを込めた「春よ、来い」
春よ、来い パート1
— 秀(さかえ)사캉🐈🐾💕🌹💎 (@yuzu1207_s) August 24, 2019
24時間テレビ
羽生結弦x松任谷由実
被災地 北海道に春よ、来い#羽生結弦 pic.twitter.com/7zsWHthWMI
春よ、来い パート2
— 秀(さかえ)사캉🐈🐾💕🌹💎 (@yuzu1207_s) August 24, 2019
24時間テレビ
羽生結弦x松任谷由実
被災地 北海道に春よ、来い#羽生結弦 pic.twitter.com/IvpBTV0FWi
春よ、来い パート3
— 秀(さかえ)사캉🐈🐾💕🌹💎 (@yuzu1207_s) August 24, 2019
24時間テレビ
羽生結弦x松任谷由実
被災地 北海道に春よ、来い#羽生結弦 pic.twitter.com/lUgq1thxlL
(動画、感謝してお借りしました)
「春よ、来い」の演技はとても美しく、観るたび洗練されていくようです。
しかし実際には、厚真町民吹奏楽団の皆さんの演奏、ユーミンのボーカル、清塚さんのピアノ、そして羽生選手の滑りを上手く繋げて、ひとつのパフォーマンスとして纏めるのはとても難しかったと思います。
全員の気持ちが結集してひとつのパフォーマンスを完成させたのだと思います。
「音楽って心」という、ユーミンの言葉が心に響きました。
「皆さんが私達のパフォーマンスを通して
新たな勇気を持ってくれたら
こんなに音楽をやっていて幸せなことはありません」
そして羽生選手は、
「僕自身もすごく心を込めて滑りました。
皆さんにとっても前を向いて歩いていけるような、
そんな春が来ますようにって思って、滑ることができました」
テレビ局にただひとつお願いは、演技中にナレーションや他の画像を被せるのはやめてほしい。
とびきり美しい羽生選手の演技全体をじっくり観てほしいから。
しかしハスカップの味ってどんなだろう。
美味しそう。
飲んでみたくなりました。
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2018年10月10日
3連休色々
この3連休にはフィギュアスケート界では色々なイベントがありましたね
。
ジャパンオープンとカーニバルオンアイス、JGPSスロバキア大会、近畿フィギュアスケート選手権。
しかし正直そのどれもほとんど見ていなくて、唯一録画していたのはFaOI静岡公演最終日だけでした。
やはり羽生選手が出場していないと何か物足りなくて、ピリッとしないのです。
良くも悪くも、羽生選手のいつも真剣な全力投入な姿を見ていると、他の選手を見てもどこか物足りなさを感じてしまうのです。
無論、試合ですから全ての選手が真剣に取り組んではいるのは分かりますが、その密度が違うというか、熱量が違うというか、どこかが違うのです。
ファンのひいき目と言われればそうなのかもしれませんが、、、
ジャパンオープンでは、ザギトワ選手とハビエル・フェルナンデス選手がやはり別格の演技だなと思いました。
ひとつ気になったのは、近畿日本で4年ぶりに現役復帰した高橋選手の衣装でした。
遠目に見た時の第1印象が、なんだかSEIMEIの衣装に似た感じに見えたのですが、近くに寄った時に見ると、SEIMEIの衣装を引きちぎったような、ボロボロになったSEIMEIの衣装のように見えてしまったことです。
私は高橋選手の現役時代の功績は評価していますし、(羽生選手に出会うまでは)応援もしていたので、今回の現役復帰でも頑張ってほしいと思っています。
しかし、この衣装はいただけないなと思ってしまいました。
高橋選手の復帰を飾るには、もっとふさわしい衣装があるのではないかな。
もうひとつ気になったのは、バナーのことです。
近畿日本選手権では高橋選手の例の公式バナーと言われるものが会場に結構あったように思います。
そして今度は宇野選手の公式バナーも発売されたとのことですね。
”公式”の意味もよくわからないのですが、ともかくみんな一緒のお揃いのバナーを会場で掲げるという考え方がよく分かりません。
なんとなくピョンチャンオリンピックで見た某国の応援団を連想してしまいます。
私は羽生選手のファンの方々が趣向をこらした色とりどりのバナーを会場で見るのも楽しみの一つなので、ただアルファベットが印刷されただけの”公式”バナーにはなんの魅力も感じません。
ただ、特に全日本選手権で、あのようなバナーが一斉に会場に掲げられるのは、もう見たくない光景です。
でもそんなこと心配しなくても、羽生ファンのアートとも呼べるような個性的で凝ったバナーが会場を圧倒するのは間違いないですね
FaOI静岡公演最終日の最後の楽しみはあの美しい『春よ、来い』です。
関ジャムに出演していたピアニストの清塚さんが、羽生選手の最後のスピンの時の3連続グリッサンドを披露していたのを見て、真似してみたらものすごく指が痛くて、思い切りやったら怪我しそう。
清塚さんが如何にあの演奏に真剣に熱心に取り組んでいたのかがよーく分かりました。
清塚さん、ありがとう!
今日は本の発売やら、東京西川の新キャンペーンやら、色々ゲットすべきものがあります。
午後からお出かけして頑張ってみます。
こんなことがあると、ついつい仕事が少々おろそかになってしまうのが心配だけど。
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