日本スケート連盟
2022年07月21日
今日から君は自由だ!
結弦くんは今日、加盟団体のANAから正式に日本スケート連盟に選手の登録取り消し願いが提出され、特別強化選手から外れた。
羽生結弦さん「これからも限界に挑み続けたい」 連盟に選手登録取り消し願い届く https://t.co/rG72d8aL0S #フィギュアスケート #figureskating pic.twitter.com/ajKYTrwIuX
— スポーツ報知 ICELINK (@figure_hochi) July 21, 2022
スケ連は、18日深夜ではなく、これを受けて初めてHPの羽生選手の写真やバイオを削除すべきだった思います。
私が不覚にも保存していなかった、JSFにあった結弦くんの画像をスクショしておいてくれた方がいました。
Took a screenshot of Yuzu's last JSF bio before it gets taken down. Fly Yuzu, you're finally free! pic.twitter.com/dasqTkH9hn
— liberated tortoise (@saltatorybund) July 21, 2022
ユヅのJSFで最後となるバイオページをスクリーンショットしました。
フライ ユヅ、君は遂に自由だ!
⛸────────
— TEAM JAPAN (@TeamJapan) July 21, 2022
緊急特別企画#羽生結弦 選手インタビュー
─────────✨
プロとして新たな道へ進む #羽生結弦 選手に聞きました✨
🎤「フィギュアスケートを始めた頃の自分へのメッセージ」#TEAMJAPAN #がんばれニッポン pic.twitter.com/JjQPPu8Dce
4歳の自分は、そんなになんか、フィギュアスケートって何が楽しいのかよく分かってなかったと思います。
ほんとに姉についていくだけが、楽しい日々だったと思いますけど、それからだんだん人に見てもらうことの楽しさだったり、人に演技をやっぱり届けることの楽しさだったり、みんなが自分のこと注目してくれたり、そんな楽しさがあったと思います。
これからまた、一歩大きく踏み出して、やっと、やっとたぶん、ほんとに憧れていた世界に足を踏み入れられると思うので、これからまた頑張っていきます。
今日から正真正銘の自由の身になった結弦くんを応援し続けます!
FLY YUZU!
自由に羽ばたいて!
お読みいただきありがとうございました。
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報道の自由とスケ連のH.P.
記事のタイトルがちょっと変ですが、お読みいただければ幸いです。
NumberWebの松原孝臣さんの記事を読みました。
「羽生結弦は引退」と書いた“フライング報道”への違和感…本人発表を待たないスクープの“リスク”とは「選手の心理が変わることもある」(松原孝臣)#羽生結弦 #YuzuruHanyu #フィギュアスケート #figureskate https://t.co/IeHWBBPHr1
— Number編集部 (@numberweb) July 21, 2022
羽生結弦に関する部分のみ、一部引用させていただきます。
「こんにちは。羽生結弦です。この度はこのような場に皆さん集まって下さって、そして見て下さって本当にありがとうございます。最初に一つ、もう一つだけ感謝を述べさせていただきます。先の一部報道であった通り、いろいろなことを言われてしまいましたが、その中でも、自分のこと、そしてここまで応援して下さっているファンの方々も含め、色々なことを考えながら気持ちを大切にしていただきながら、自分が決意を表明することを、常にメディアで発信して下さった方々に深く深く御礼をさせてください」
感謝から始まった言葉の中の、「先の一部報道で」というくだりで、羽生は心なしか目を伏せたように遠目には見えた。
記者会見に先立って、「引退を表明することが明らかになった」という趣旨の記事が報じられていた。会見当日の未明だったが、それはメディアの関係者の中でも反響を呼び、またファンの人々の間にも波紋を起こしたという。
「ほんとうに引退なのかな」
「引退することで決まりなんですかね?」
会見が始まるまでの待ち時間には、報道陣の間でそんなやりとりも起きていた。
また、それがほんとうなのかを知りたいという思いの一方で、「会見よりも先に出すのはどうなんだろう」という意見も耳にした。
(中略)
羽生の会見に戻る。さまざまな角度から語った言葉の本意はどこにあったのか。例えば次の言葉は、それを端的に示しているように思える。
「フィギュアスケートって、現役がアマチュアしかないみたいで不思議だなと僕は思っているんですけど。実際、甲子園の選手が野球を頑張っていて甲子園で優勝しました。プロになりました。それは引退なのかなと言われたらそんなことないじゃないですか」
冒頭にも記したように、会見の意図は、次へと向かう決意、決して引退ではないことを伝える、まさに決意表明にあった。時間をかけて考え抜いた言葉があった。会見を終えた今、会見を前に“引退”として伝えられた内容はどう映るだろうか。
(中略)
羽生は記者会見で自身のこれからを明らかにする方法を選んだ。羽生はブログやSNSをしていない。ただ、記者会見によらず先にネット上でダイレクトに公表する手段はあっただろう。
それでも記者会見という場を選んだのは、まずは自らの言葉で語りたい、言葉を広く伝えてほしいという思いからではなかっただろうか。
会見の内容、そして羽生の思いに考えを巡らせると、先立っての記事について、“どうだったろうか”と感じるのは否めない。(完)
「先の一部報道」というのは、日刊スポーツが、結弦くんが「決意表明」すると発表されていた19日未明(3AM頃かな)にウェブ記事で「羽生結弦引退」を報じたことを指しているのは自明のことです。
あと何時間か待てばよい事なのに、わざわざ他社に先駆けてスクープ記事としたかったのでしょう。
一ファンとして私も不愉快に思いました。
かと言って、報道の自由は確保されるべきものである以上、仕方がないと言えば、その通りです。しかし日刊スポーツは、この件で逆に多くの結弦ファンの読者を失いましたね。
私も今後日刊スポーツを買う気にはなれません。
しかし、実際に私が結弦くんが競技スケーターを辞めるのだと確信したのは、この記事ではありませんでした。
18日の夜からずっと、私は日本スケート連盟のホームページをかなり頻繁にチェックしていました。そして日付が19日に変わる前、18日深夜に、トップページにあった結弦くんの画像が全てなくなっていたのを確認しました。
あの爽やかなレミエンの衣装の結弦くんはもうどこにも見つけられませんでした。
(画像を保存しなかったことが悔やまれます。)
フィギュアスケートのページに現れるのは男子シングルではU選手とK選手だけになっていたのです。
スケ連は羽生選手の記者会見を待たずに、羽生選手の画像を全て削除していたのです。
穿った見方かもしれませんが、日刊スポーツもスケ連のこの処置を確認した後で、確信を持って「引退」を報道したのかもしれません。所謂「ウラを取った」ことになるわけですから。
全てのメディアに先駆けて羽生結弦の画像を取り除いたのはスケート連盟だったのです。
どうしてそんなに急ぐ必要があったのでしょう。
そんなわけで、今更スケ連がどんなに結弦くんの業績を誉めそやしたとしても、花束を贈呈しても、私はこれまでの数々の結弦くんに対する敵対的態度や仕打ちは決して忘れるつもりはありません。
礼儀正しい結弦くんは、昨日きちんとスケ連にごあいさつに出向き、お礼を述べてきました。
#羽生結弦 さん、日本スケート連盟にあいさつ 報道陣に「昨日はありがとうございました」と両手を振り笑顔 https://t.co/L9jfZdMJmd #スポーツ #sports #ニュース pic.twitter.com/7sA5yEkEHj
— スポーツ報知 (@SportsHochi) July 20, 2022
フィギュアスケート男子で2014ソチ、18年平昌五輪を連覇した羽生結弦さんがプロ転向の決意表明会見から一夜明けた20日、スケート連盟と日本オリンピック委員会(JOC)が入るジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア(JSOS)を訪れ、あいさつを済ませた。
午後にスーツ姿で現れた羽生さんは、待ち受けた報道陣に向かって、「昨日はありがとうございました」と満面の笑みを向けた。前日19日は午後6時に会見を終えた後、夜はテレビ各局の番組に生出演。睡眠不足であることは明らかな様子であったが、表情は元気そのもの。全身から、すがすがしさがあふれていた。
スケート連盟の理事や職員に「小さい頃から国際大会への派遣、競技会への出場ができたのは、スケート連盟みなさまのサポートのおかげでです。これからもよろしくお願いします」と感謝を述べた。大きな拍手に包まれ、花束が手渡された。
JOCは14年ソチ、18年平昌、22年北京の五輪3大会の名場面を、5分を超えるスライドショーにまとめてお出迎え。羽生さんは「懐かしい写真ですねえ」と喜んでいたという。JSOSには約1時間滞在。車内から、報道陣が見えなくなるまで笑顔で両手を振り続け、去って行った。(高木 恵)
結弦くんの未来には素晴らしく大きな可能性が開かれていることに確信を持ちながらも、
まだ時々、ここに至るまでの結弦くんの険しかった道のりを思い出して、わけもなく涙が溢れだしてきてしまうことがあります。
しばらくはそんなことが続くのだと思います。
きっと結弦くんが決断するまでの道のりを追体験するような感じでしょうか。
やがて涙が心の滓を洗い流してくれるでしょう。
そしてまた、結弦くんと一緒に夢を追いかけたいなと思います。
結弦くんのどこかラテン的な楽天性も大好きです。
【NEWS】
— Yuzuru Hanyu Latino (@YuzuruLatino) July 20, 2022
🎉 ¡¡Yuzuru manda un mensaje todos sus fans de Latinoamérica!! pic.twitter.com/LG7SVP0upG
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2022年03月08日
彼と共に去りぬ
週刊女性の記事なのでどうかなと思ったのですが、今回は意外としっかり書いてくれています。
らふぁ~んさんの「彼と共に去りぬ」には思わず笑ってしまいました。
私も「彼と共に去りぬ」の一人になると思います(笑)。
”Gone with YUZU” ですよ!
羽生結弦の世界選手権欠場で見えた「収入激減・次期エース不在」スケート界の“先細り”未来(週刊女性PRIME) https://t.co/0R3vqLjiwz
— らふぁ~ん (@rafann0773) March 8, 2022
彼をあんな扱いし続けたスケ連さんだもの、今頃気がついても
遅いし羽生オンリーファンは
殆ど彼と共に去りぬよ!ね?
記事からの一部抜粋です。
羽生結弦の世界選手権欠場で見えた「収入激減・次期エース不在」スケート界の“先細り”未来
羽生結弦が、3月にフランスのモンペリエで行われる『世界選手権』に出場しないことを発表した。羽生引退後のスケート界に不安
いまだ羽生の口からは語られない進退だが、いつかは訪れる“羽生不在の未来”には不穏な空気が漂う。
「金銭的な問題が心配されているんです。日本スケート連盟は、フィギュアスケートによる収入をその競技だけで使うのではなく、スピードスケート、ショートトラックも合わせた3競技に振り分けていますから、フィギュアだけでなく、ほかの競技にも影響が……」(スケート連盟関係者)
そんな懸念が生まれるスケート連盟のお金の流れについて、スポーツライターの梅田香子さんが教えてくれた。
「日本スケート連盟の収入源のひとつは“選手の登録費”です。区分ごとに決められた1人1万円程度の金額で、選手は連盟に登録をしていないと、試合には出られません。ですが、登録している人数が多くありませんので、さほどの収入にはなりません。やはり“テレビの放映料”や“スポンサー料”が重要な収入源です。羽生選手のようなスターがいるかいないかで、大きく金額が変わってきます」
その使い道は、主に選手の育成だという。
「スケート連盟はリンクの運営はしていませんが、費用を負担したうえで一般企業が運営するスケートリンクを貸し切り、強化選手のために練習の機会を設けているのです。放映料などによる収入が増えたことによって、日本の多くのリンクでこういったことができるようになりました」(梅田さん)
“フィギュアの顔”ともいえるスター選手が不在になると……。 「もしも羽生選手が競技を引退する場合、テレビの放映料などが今ほど入ってこない可能性はあります」(梅田さん)
“ポスト羽生”の期待がかかる選手
では、羽生ほどの存在になりうるような選手はいるのだろうか。
前出の佐野さんも続ける。 「羽生選手の今までの実績は“超一流”にさらに“超”がつくくらい。“100年に1人”と言えるほどの選手なのは間違いありません。また、俳優やアーティストと違って、羽生選手のように世界規模でファンがいるスポーツ選手はなかなかいません。この先“羽生の再来”と言われる選手が出てくるのは限りなく不可能に近いと思います。私たちは、羽生選手と同じ時代を生きていることをラッキーだと思っていたほうがいいくらいでしょうね」
羽生の次を担う存在がいなければ、やはりスケート連盟の収入減の可能性は否めない。それにより、さらなる次世代へも影響し、先細りの危機が。 「スケート連盟の費用負担によるリンクの貸し切り練習の機会が減ることが考えられます。すると、選手が自費でリンクを借りたり、練習場所を求めて海外に行ったりする必要が出てきて、経済的に余裕のある家庭以外はスケートを続けることが難しくなってしまう。結果、限られた選手しか育たなくなり、世界で活躍する“第二、第三の羽生選手”も出てきづらくなりますよね」(梅田さん、以下同)
競技人口を増やすことに注力
それを防ぐために、スケート連盟は別の手を打とうとしている。
「放映料による収入を当てにはせず、フィギュアが盛んな外国にならって、競技人口を増やすことに注力しようとしています。そうすれば、登録費による収入も増えますし、できることの幅も広がりますから」
さらに、梅田さんは“ファン組織の構築”も重要だという。
「会費制のサポーターシステムを作って、例えば、ファンが判定をしてそれをプロの審判による判定と照らし合わせるなど、ファンが楽しめる仕掛けをすれば、競技全体が盛り上がり、競技人口の増加にもつながって、レベルも上がっていくでしょう」。
記事全文はこちらから。
羽生選手の引退は考えるだけで胸が苦しくなるようなことですが、どんなアスリートにも、いつかその日はやってきます。
しかし羽生選手の場合は、そのインパクトは特別でしょう。
何しろ世界中にファンがいますから、大変な騒ぎになりそうです。
日本スケート連盟はこれまでいかに羽生選手の実力と人気の恩恵にあずかってきたか、その時思い知ることでしょう。
最近は盛んに羽生選手の映像を使って、スケ連の活動のアピールをしたり、札幌五輪の招致の宣伝までしていますが、これまでも結局は利用するだけ利用して、羽生選手に対しては冷たい待遇を続けてきました。
ここにきて、競技人口を増やして登録費による収入を増やそうとか、会員制のサポーターシステムを作るとか言っても、誰もついてこないでしょう。
誰の案なのか知りませんが、「ファンが判定をしてそれをプロの審判による判定と照らし合わせるなど、ファンが楽しめる仕掛け」などとおかしなことを言う前に、さっさとAI判定導入してくださいと言いたいです。
佐野さんご指摘の通り、羽生選手は「超一流にさらに超がつくくらいの、100年に一度の選手」であるし、それどころか、今後2度と現れないスケーターだと思います。
本当に同じ時代を生きている私たちは幸運だなぁと思っています。
結弦くん、同じ時代に存在してくれて、ありがとう!!!
日本スケート連盟の収支報告書はこちらから見ることができます。
フィギュアスケート関連の収入が圧倒的に大きいことが分かるので、是非一度ご連いただければと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年02月04日
世界選手権派遣を中止してください
心配していた事態が、テニスの全豪オープンで起こってしまいました。
選手含む500~600人隔離へ
錦織ら出場の前哨戦、4日は中止―全豪テニス
2021年02月04日00時59分 JIJI.COM【ロンドン時事】オーストラリア・ビクトリア州のアンドリュース州首相は3日、テニスの全豪オープンに出場するため選手らが滞在していた同州メルボルンのホテルで従業員1人の新型コロナウイルス感染が発覚したため、選手やスタッフ、大会役員ら500~600人が隔離されると明らかにした。英BBC放送(電子版)などが報じた。
今後、選手はウイルス検査で陰性結果が出れば解放される。
アンドリュース氏は8日に開幕する全豪に影響はないとしているが、大会主催者は、会場のメルボルン・パークで開催されている前哨戦の4日の試合を全て中止すると発表した。
男子国別対抗戦、ATPカップで錦織圭(日清食品)を擁する日本がアルゼンチンと対戦予定だった。女子ツアーでは、大坂なおみ(同)のシングルスの試合も組まれていた。
報道によると、感染者が出たのは「グランドハイアット」。豪州への移動便で新型コロナの陽性者が出たため、錦織とダニエル太郎(エイブル)を含む70人以上の選手は入国後、メルボルンのホテルで約2週間の隔離生活を送った。
オーストラリアへの移動便で既に陽性者が出て、錦織選手を含む70人以上の選手が2週間隔離され、全く練習できない状態で過さざるを得なかった後に、今度はバブル方式を取っていたホテルの従業員が陽性であることが分かり、500人から600人という、選手を含めた多数の人々が隔離されるという悲惨な事態になっています。
元々新型コロナ対策は相当に厳しいオーストラリアでさえ、このような事態になっているのですから、
基準がずっと緩いスウェーデンではどうなるのかと、考えるだけでもゾッとします。
たとえ無観客であろうと、バブル方式とやらでも、国際的な移動に伴い、出発空港内、機内、到着空港からホテルまでの道程の中では、いくらでもウィルスと接触してしまう可能性はあるわけです。
何種類かの変異種も発見されている今、そんな危険をおかしてまで世界選手権を強行する必要があるのでしょうか。
伊藤秀仁フィギュア委員長は、「スピードやショートと違って、この世界選手権は五輪の枠取りがあるので、各国参加せざるを得ない」と述べていますが、(デイリー)
2022年の北京五輪の出場枠がかかっているから参加しなければならないというのは理由にはなりません。
このような世界的な非常事態の中では、五輪の出場枠を決めるよりも選手の健康を守ることが、すなわち五輪を守ることだからです。
五輪出場枠を決めたら、その出場予定選手の健康が損なわれたとなれば、本当に何のために世界選手権を強行したのか意味不明となります。笑えないブラックユーモアになってしまいます。
五輪参加枠を決めるのは、他にもいくらでも方法は考えられるはずです。
ISUだって、それくらいのフレキシビリティはあるはずと思いたい。
本当に今からでも、世界戦選手権中止して欲しい。
少なくとも日本スケ連には選手の派遣を絶対に中止して欲しいと思います。
スピードスケートではさっさと派遣見送りなのですから、フィギュアスケートでも、できないはずはありません。
私は日本スケート連盟にメールで派遣中止をお願いしようと思います。
もし同じ考えの方がいらっしゃれば、是非メールでお願いして下さればありがたいです。
日本スケート連盟のメールアドレスは、
jsf@skatingjapan.or.jp です。
ISUは3月1日締め切りの実際のエントリー国数に応じて、オリンピックの出場枠獲得方法の変更が必要かどうか決定するということですから、現在世界ランキング男子1位の羽生結弦選手、女子1位の紀平梨花選手を擁する日本が派遣しないとなれば、開催の可否に大きな影響力があると思うのです。
次のISU評議会は3月2日の予定です。
ちなみに、現在日本スケート連盟は事務局閉鎖中です。期間は1月8日から緊急事態宣言期間中となっていますから、つまり3月7日までは閉鎖中ということです。
ですから電話は通じないと思われます。⇓
日本スケート連盟ウェブサイトより
東京都に対する緊急事態宣言の延長に伴い、本連盟では引き続き事務局を閉鎖し役職員の在宅勤務を継続いたします。
関係の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、感染拡大防止のためご理解のほどお願い申し上げます。
事務局閉鎖期間:令和3年1月8日(金) ~ 緊急事態宣言期間中(予定)
しかし、本当に世界選手権に選手を派遣するつもりならば、3月7日まで事務局を閉鎖していて、3月22日開幕の世界選手権への準備は可能なのでしょうか?
そして選手に帯同する役員の方々はご自身の健康への不安は無いのでしょうか?
失礼かもしれませんが、年配の役員の方も多いので、それも不思議です。
とにかく今は、後遺症も恐ろしいというCOVID19から選手を守ることに専心して欲しいのです。
もしそれができないのなら、スケート連盟の存在意義はないのですから。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年12月16日
共に、前へ進もう
「羽生結弦展 共に、前へ」が16日から開催
復興の歩みや衣装、直筆メッセージを展示
Sponichi Annex
11年東日本大震災で被災したフィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(26=ANA)が自身での経験や被災地で出会った人々の思い、その背景などを展示する「羽生結弦展 共に、前へ」の報道関係者向け事前公開が15日、東京・渋谷区文化総合センター大和田で行われた。 仙台市のスケートリンクで被災した羽生の避難所生活の様子から始まり、東北地方の津波の被害状況、福島第一原発関連など震災について改めて考え、防災意識を高めるきっかけにするためのパネルを多く展示。震災後に羽生が訪れた宮城県石巻市や福島県楢葉町での人たちとの絆も紹介されている。 また、羽生が実際に着た「悲愴」、「天と地のレクイエム」、「ノッテ・ステラータ」と震災への思いを込めた3曲の衣装も展示。マネキンは羽生の体型に合わせ、特注したという。「共に、前へ 2021」という直筆メッセージも添えられている。 東京会場は入場無料だが、新型コロナウイルス感染防止のため入場人数を制限し、事前登録制となる。公式グッズも販売されるが、会場ではキャッシュレスのみ対応で事前告知のセット販売のみ。ばら売り希望の方は通信販売での対応となるなど感染防止に努める。東京を皮切りに、福岡、宮城、大阪、宮崎での開催も行い、その他の地方でも調整中という。
everyが展覧会の内容を詳しく伝えてくれています。
pinoさん動画ありがとうございます。
衣装が3点も。
「Notte Stellata」「悲愴」「レクイエム」
羽生選手の避難所生活を追体験できる展示もあります。
そしてまだ見たことのない「悲愴」の衣装を見るのをとても楽しみにしています。
幸い明日の予約が取れています。
また実際に見た感想をお伝えしますね。
そして、遂に来ました。
羽生選手からのメッセージも。
困難な状況が続く中、変わらず応援してくださるファンの皆さま、そしてサポートしてくださるスポンサーの皆さま、本当にありがとうございます。
— 公益財団法人日本スケート連盟 (@skatingjapan) December 15, 2020
皆さまの温かい応援が選手の力となります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。#スピードスケート #フィギュアスケート #ショートトラック pic.twitter.com/qUTr5JN1Xm
出場することに決めたのかなと思いました。
そうであれば、全力で羽生選手の決断が実ることを願って、
応援するのみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年12月15日
ようやくPCR検査
ようやく日本スケート連盟は重い腰を上げて、PCR検査をすることにしたようです。
羽生結弦ら出場予定の全日本選手権でPCR検査実施
配信 日刊スポーツ
しかし、観客全員にPCR検査をできるわけではなく、無観客にするというつもりもないようです。
どうしてそこまで有観客にこだわるのでしょうか。
第40回全日本ジュニアショートラック選手権大会が終了しました。
— 公益財団法人日本スケート連盟 (@skatingjapan) December 13, 2020
大会結果はこちらからご確認ください。https://t.co/JY4MtNDPxj#ショートトラック #shorttrack #無観客試合 #氷上以外はマスク必須 #コーチの声出し禁止
その反面で、スピードスケートでは無観客をアピールするという厚顔さ。
チケットを売りたいからという理由の他に思い当たりません。
特にフィギュアスケートから上がる収益は大きいため、どうしても諦めることができないのだろうと思われても仕方ありません。
昨日はGo To キャンペーンもようやく28日からの中止が決まり(なぜに即時ではなく2週間先まで待つのか?)、
スケ連としても最低限の安全策を発表せざるを得なかったということもあるでしょう。
スピードスケートで発生したようなクラスターが、全国から選手が集まる全日本フィギュアで起きる可能性も十分にあるわけですから。
長野に観戦に行かれる方も、できたら東京駅や新橋駅近くに設置されたPCR検査センターで事前に検査を受けることをお勧めしたいです。
果たして羽生選手はどういう判断を下すのでしょう。
地元の仙台縁日にポスターが設置されたということは、出場の方向で考えているのでしょうか。
もし出場となると、少なくともショートプログラムは新プログラムとなる訳ですから、
世界中が注目することでしょう。
ファンとしては期待が膨らんで、今にも弾けそうなバルーン状態になってしまいます。
でも心配なのは全日本の「特別さ」あるいは「特殊性」。
全日本の特別さは、それ独自のものがあるということですが、
羽生選手のように、インターナショナルな環境で生活していると、周りが日本人だけで、日本語しか聞こえてこない環境が、かえって居心地悪く感じてしまうこともあるかと思います。
とても閉鎖的でローカルな雰囲気に感じてしまう側面もあるのだと思います。
たとえ同期や後輩に会える楽しさはあるとしても。
その上、初めて全日本で優勝した2012年以来のスケ連による数々の仕打ちを考えると、気が重い面もあるのかなと想像しています。
しかも、今年はあの先輩がアイスダンスで復帰し、NHK杯では3組中3位だったのにもかかわらず、優勝した小松原・コレト組を差し置いて話題の中心とされるという、不快な扱いも見てしまいました。
もし出場するとしたら、これまで繰り返されたスケ連の態度が変わるのかどうか、、、はなはだ疑問です。
例えば、日本人選手の中で世界ランキングが最も上位の選手は、全日本出場の可否に関わらず、無条件に世界選手権への出場権を与えるというルールを確立して欲しいものです。
ともかく羽生選手には、出場、欠場の判断を下すのに、何一つ妥協も遠慮もしないで欲しい。
羽生選手の場合は、自分の身を守ることが、そのままフィギュアスケートの未来を守ることなのだから。
全日本に出ても出なくても、羽生選手を応援する事に少しも変わりはありません。
今日も充実した練習ができますように。
いつかは観れる新プログラム、楽しみにしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年12月14日
日常の中の不安
日曜日の午後、近くのデパ地下と食品スーパーに買い物に行きました。
すごい人出でした。
もうすっかり街はクリスマスとお正月を迎える雰囲気になっていました。
全員がマスクをしているとしても、通路の混雑は少し怖いくらいの密度でした。
これまでなら、お買い物で疲れたらカフェで一休み、となったっところ、
もうかなりの間、そんなことさえできていません。
いつ、どこでだって、感染の可能性があると思うと、必要最低限の外出に留めて、用が済んだらどこにもよらずに帰宅となります。
他人との接触を避けること、今のところ、それしか予防する手段がないからです。
週末には初めて学生時代の友人たちとのウェブ飲み会とやらに参加しました。
久しぶりに顔を見て、おしゃべりして、楽しい時間になりました。
システムは安定していて、少しの不都合もありませんでした。
それにつけても、どうしてフィギュアスケートの大会はリモートではできないのでしょうか。
無観客・リモート、それがこの状況下のスタンダードになり得ないのは何故でしょうか。
特にフィギュアスケートでは、元会長が現オリンピック担当大臣であることが関係しているのでしょうか。
ひっそりと、日本スケート連盟のH.P.ではスピードスケート選手間に発生したクラスターの数が増えています。
12月12日(土)現在、
感染者数:13名
療養・入院解除後:10名
つまり、感染者数は23名いたということが分かります。
ひとつの競技でこんなに多くの感染者を出しているのに、一切ニュースにもなっていないのも不思議な事です。
選手が試合に出たいという気持ちと、ファンの演技を観たいという気持ちを、誰もが安心な環境で、共に満たすには、
無観客・リモートという方法が今考えられる最良の選択肢だと思っています。
今からでも実行可能ですが、そんなことはまず絶対にあり得ないでしょうね、
他の国から見たら意味不明だろう、Go To とやらを中止する事さえ躊躇している国ですから。
月曜から愚痴ってしまいました。
ごめんなさい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年12月11日
電話で問い合わせしてみました
昨日、東京は初めて感染者が初めて600人を超えてしまいました。
東京都 新型コロナ 最多の602人感染確認
初めて600人超える
2020年12月10日 15時22分
東京都は、10日午後3時時点の速報値で、これまでで最も多い602人が都内で新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1日の感染の確認が600人を超えるのは初めてです。
都によりますと、感染が確認されたのは10歳未満から90代までの男女合わせて602人です。
都内で1日の感染の確認が600人を超えるのは初めてです。
年代別では、
▽10歳未満が5人、
▽10代が28人、
▽20代が135人、
▽30代が137人、
▽40代が111人、
▽50代が86人、
▽60代が37人、
▽70代が28人、
▽80代が28人、
▽90代が7人です。
9日、初めて100人を超えた65歳以上の高齢者は、10日は77人でした。
これで都内で感染が確認されたのは合わせて4万5529人になりました。
一方、都の基準で集計した10日時点の重症の患者は9日と同じ59人でした。
(NHK NEWSWEBより)
一人の感染者が一人に移すだけで、感染者数は2倍になってしまうのですから、
何も手を打たなければ、あっという間に2倍になり、4倍になり、1,000人を超えることも想定される事態だと思います。
100人以上なのは20代、30代、40代です。一番活動的な年代だからでしょうか。
自覚症状がないまま動きまわり周囲に感染させてしまうのが恐いですね。
私も木下グループが開設した新橋のPCR検査センターに予約しました。
もう12月はいっぱいで、1月の初めになってしまいますが。
昨日の記事に書いたように、スピードスケート選手間のクラスターが気になっていて、あと2週間後に予定されている全日本フィギュアスケート選手権ことも含めて、
日本スケート連盟に電話で問い合わせしてみました。
本当は昨日も電話したのですが、最初に電話した時のように水曜日で、水曜日は休業だったのです。
お尋ねしたのは、以下の3点です。
① スピードスケート選手の感染者数について。
Q:当初の8人から18人まで増えて行ったのはどういう理由なのか?
A:当初は8人の感染者だったが、濃厚接触者の中から、さらに感染者が出て、数が増えて行った。
症状はいずれも重篤ではなく、治療中である。
② 今月末の全日本フィギュア選手権について。
Q:全国的に感染者が増えて行く中でも本当に実施するのか?
A :現状では有観客で実施する。
ただし、非常事態宣言が出る等の事態になれば、その限りではない。
Q:他の競技では、選手、コーチ、スタッフ、マスコミ関係者へのPCR検査を実施しているケースが見るれるが、スケ連としてその様な対策を考えているのか?
A:現在、PCR検査等の対策については検討中。
Q:観客に対するスケ連からの要望は特にあるのか?
A:NHK杯同様に、50%の観客で実施するので、現地では係員の支持に従ってほしい。
観客誘導に関しては警備員を増やして対応する。
③ 今シーズンの世界選手権について
Q:スピードスケートは来年2月に、開催地を中国・北京からオランダに変更してで開催予定の
世界選手権への選手の派遣をしないと既に決めているが、フィギュアスケートでは世界選手権への派遣はするのか?
A:現状では派遣する。スピードスケートでは世界選手権の結果が北京オリンピックの出場枠に影響しないため、派遣を中止した。
Q:世界選手権が中止になる可能性は?
現状では開催される予定である。
今後の事態の変化によっては色々なことが考えられる。
12月10日のISU総会で何か新しい決定はあるかもしれない。
以上が電話での質疑応答の内容です。
特に新しいことはありませんが、スピードスケート選手の内に濃厚接触により感染が広がり、8人から18人に増えていたことはショッキングな事でした。
スケートは特に肺に負担がかかり、演技後には選手が苦しそうに息をするのをいつも観ているので、
もしも感染したら、選手生命にさえ関わる可能性もあると思います。
スケート連盟には、何よりも選手の健康を第1に考えて、守って欲しいとお伝えしました。
対応して下さったのは、多分若いと思われる女性職員の方でしたが、一つ質問するごとに、「少しお待ちください」と、時間を取りながら答えて下さいました。
おそらく電話対応のマニュアルがあるのではないかなと思いました。
このようなスケ連の方針を聞いても、私自身はやはりこのような状況下では無観客リモート試合にするべきだという考えに変わりありません。
そうすることで、選手も観客も両方を守ることができると考えるからです。
それでも、今回は電話で直接お話が聞けてよかったと思います。
スケート連盟に対する要望などは、遠慮せずにどんどん積極的に伝えて行くことが、多少なりともスケート連盟の姿勢を変えて行く一助にはなるのではないでしょうか。
皆さまも、もし疑問を持ったり、要望がある時は、直接伝えることをお薦めしたいと思いました。
公益財団法人 日本スケート連盟
〒160-0013
東京都新宿区霞ヶ丘町4番2号 Japan Sport Olympic Square
公式サイト : www.skatingjapan.or.jp/
リザルトページ : www.jsfresults.com/index.htm
メールアドレス :
電話番号:03-5843-0415
以上ご報告でした。
最後にトリノGPFでの羽生選手の美クールダウンを観て癒されましょう。
フリーの日の公式練習の終わる時です。流れていた曲も好き。
26歳になった結弦くんが、今日も健康で、充実した練習ができますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年12月10日
スピスケ感染者数増加について
この数日は、世界中から祝福された結弦くんの誕生祭でしたね。
しかしその興奮から、ようやく落ち着いてくると、日本中で新型コロナの感染が広がっているという、イヤでも向き合わなければならない現実があります。
私はここ数日、毎日日本スケート連盟のH.P.を見ていたのですが、感染者が日々増えていたのです。
日本スケート連盟H.P.より
本連盟関係者の新型コロナウイルス感染症発生について、感染者数等を随時発表します。
12月5日(土) 21:00現在
感染者数:13名
療養入院解除後:1名
濃厚接触者数:27名
(内訳)
陰性:20名
結果待ち:7名
なお感染者、濃厚接触者については保健所による行政指導に基づく隔離等、また陰性者についても当面の自主隔離等の対応を行い、感染拡大防止措置に努めています。
それが12月7日(月)付けではこのように変わっていました。
感染者数:17名
療養入院解除後:1名
濃厚接触者数:24名
(内訳)
陰性:24名
結果待ち:0名
そしてその後も感染者は増加していたのです。
12月8日(土) 21:00現在
感染者数:18名
療養入院解除後:2名
濃厚接触者数:24名
(内訳)
陰性:24名
結果待ち:0名
12月9日(水)現在
感染者数:16名
療養入院解除後:4名
濃厚接触者数:24名
(内訳)
陰性:24名
結果待ち:0名
感染者数の内訳については、発表するごとに、上書きされていってしまうため、
時間的な変化は観ることができないようになっています。
最初にスピードスケートの選手に感染者が出て、全日本選抜中止が発表された11月30日には8人でしたから、それから10人増えているわけです。
スケ連は詳細は発表していないので、感染者の内訳は分かりませんが、選手または関係者の中でクラスターが発生していたことは間違いないと思われます。
今、日本中で感染者が増え、医療崩壊まで言われている中で、本当に観客を入れて全日本選手権を実行するのでしょうか。
常識的には中止、または最低限のラインとして、無観客、選手及び関係者に対する毎日のPCR検査、外部との接触禁止くらいのことは考えてしかるべきではないかと個人的には考えます。
本日東京の感染者数は572人、開催地である長野では、しばらく前は0~数人だったのが、今日は25人となっています。
開催となれば、全国から数千人が長野に入ってくるわけで、迎える現地としては戦々恐々の状態となるでしょう。
なぜ無観客でリモート試合とできないのか、不思議でたまりません。
他の各国でも、国内大会を無観客とするのが主流となっている中で、是非スケート連盟には真剣にそのことを考えて欲しいものです。
無観客であれば、羽生選手を含め、選手の皆さんも安心して出場できると思うのです。
不安なのは観客よりもむしろ選手の皆さんであるとも思います。
感染して肺にダメージを受ければ、ただでさえ演技後には酸素の欠乏で苦しそうなのに、今後の選手活動にも影響してしまうかもしれないのです。
スケート連盟が、選手の健康とキャリアを真剣に考えているのならば、到底今、有観客で大会を開けるはずがないと思ってしまいます。
もし、チケット売上が必要ならば、アメリカのようにバーチャルチケットを売り出すとか、ズームで有料生配信するとか、色々な方法が考えられるのではないでしょうか。
米国在住のウメドンさんが伝えてくれています。
ほら〜全米はまた無観客バブル式でバーチャルチケット売ってるよ。もう最前列($150)は売り切れだよ。
全日本もそうしてくれたら?会場8000席埋め尽くすバーチャルファンが座ると思うけどなぁ
— ウメドンumedon (@umedonguri) December 5, 2020
(もちろんウメドンも!)
2021 Toyota U.S. Figure Skating Championships Cutouts https://t.co/2gLgAsxfWI
ファンとしては、羽生選手の新しいプログラムが観たいに決まっていますが、
それよりももっと重要なのは彼が健康でいてくれることです。
スケート連盟にはどうか選手ファーストを貫いてほしいものです。
フィギュアスケートの講座も、今ではZOOM利用でリモート講座が普通になりました。
私は昨日、NHKカルチャーの講座を申し込みました。
【オンライン】第2回心に刻んだあの瞬間(受付2)
~フィギュア取材~
- 講師
- 報知新聞社 矢口 亨(カメラマン)・高木 恵(記者)
ベースボールマガジン社カメラマン 毛受 亮介11/21(土曜日)に開催したオンライン講座「心に刻んだあの瞬間~フィギュア取材~」の続編です。撮影エピソードの振り返り、選手の魅力について報知新聞社、ベースボールマガジン社の3名の出演者にトークいただきます。今回は120分に拡大して生配信します!
矢口さん、高木さん、毛受さんのお話が一度に聞けるなんて、贅沢な講座です。
ここに山口さんが司会者として参加してくれたら、フィギュアスケートマガジンの記者座談会になりますね!
いつかそんな講座もあったらいいですね。
講座は1月10日配信です。
来年の楽しみが一つ増えました。
26歳になった結弦くんがこれからもずっと健康で幸せでありますように。
2020年12月05日
北京への暗示?
昨日、日本スケート連盟に電話してみました。
全日本選手権の感染防止対策についての認識が甘すぎるのではないかと思い、
その点についてスケート連盟としての見解をお聞きしたかったからです。
しかし、聴こえてきたのは、
「本日は休業日です。恐れ入りますが改めておかけ直しくださいという」事務的なトーンの言葉だけでした。
スケート連盟が金曜日が休業日だとは初めて知りました。
ご指示に従い、また月曜日に改めてかけ直すつもりです。
私たちはある意味、スケ連にとって消費者であり、また活動を支えるお客様でもあるわけで、
もっと自由に、気軽に、スケ連にコンタクトを取って要望を伝えることも必要かなと思います。
お話はあくまでも穏やかに、そしてポライトにということは言うまでもありません。
お手紙、電話、メールは下記まで。
公益財団法人 日本スケート連盟
〒160-0013
東京都新宿区霞ヶ丘町4番2号 Japan Sport Olympic Square
公式サイト : www.skatingjapan.or.jp/
リザルトページ : www.jsfresults.com/index.htm
メールアドレス :
電話番号:03-5843-0415



通販サイトのグッズセットが素敵すぎて困っています。
展覧会場でのセット販売でも色々な組み合わせがあって、行く前に何を買うか決めて行かないと、その場で迷って決められなくなってしまいそう。
そして通販の販売期間を見た時に、あれっと思ったのは、
2020年12.16(水)10:00~2022.2.28(月)24:00まで
となっていたところ。
2021.2.28の間違いなのではないかと思いましたが、2021.2.28は日曜日なのです。
だからこれは間違いではなくて、再来年の2月28日(月)まで通販は続くということなのです。
1年と2か月です!
つまり、北京オリンピックの後まで続くということです。
(北京オリンピック2022.2.4~2022.2.20)
それはもしや、羽生選手は北京オリンピックを目指すという暗示なのではないだろうか。
会場で販売されるセットがまた素敵すぎる。
[A] セット価格 9,200円(税込)
[B] セット価格 8,100円(税込)
[C] セット価格 9,200円(税込)
[D] セット価格 8,100円(税込)
[E] セット価格 9,200円(税込)
[F] セット価格 8,100円(税込)
[G] セット価格 3,700円(税込)
コンプリートセット、壮観ですね。
選ばれた3つのプログラムについて、
この企画の軸となった「Notte Stellata」、そして犠牲になった方々への鎮魂歌である「天と地のレクイエム」が選ばれたというのは良く分かります、
しかし「悲愴」はどういう理由かなと考えて見ると、震災のあった年に滑っていたプログラムであること、そして海や波を連想する衣装であること、羽生選手の大好きなプログラムであることでしょうか。
私はもう一つの理由を考えてしまいました。
ここからは完全に私の妄想なので、笑って読んでくださいね。
「悲愴」、これは新プログラムを暗示しているのでは、なんて空想しています。
同じ「悲愴」でも、ベートーベンのピアノソナタ「悲愴」を羽生選手に滑ってほしいな~と前から思っていました。
特に第1楽章の初めの部分に、ミ♭の音がピーンと鳴るところがあって、そこに合わせてジャンプを跳んで欲しいのです。凄く気持ちよくハマると思うのです。
そしてその後のアップテンポなパートはスピンやステップがぴったりな曲調になります。
羽生選手にはピアノ曲がとても似合うのは「バラード第1番」で証明済ですし、もしかしたらこの新プログログラムで北京オリンピックに臨むのかもしれないと思うと、正調クラシックがいいかなと思うのです
ジェフリー・バトルさんが、「バラード第1番」とは全然別な感じと言っていましたが、
ジャンルが全然別とは言っていなかったので、わずかな望みをかけて妄想してしまいました。
ピアノ演奏はアシュケナージで。
金曜日の夜なので少し妄想にふけるのも許されるかな。
今日は無事これもゲットできました!
嬉しいな

最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年05月06日
僕とプログラムたちの道程
フィギュアスケーターの羽生結弦です。
2011年3月11日から今までの、僕とプログラムたちの道のりです。
(世界中のファンのために英語の字幕入りです。)
フィギュアスケート羽生結弦選手のメッセージをお届けいたします。3つのパートを続けてご覧ください。#SkateForward明るい未来へ #フィギュアスケート #羽生結弦 #YuzuruHANYU pic.twitter.com/dLTCHA07Z5
— 公益財団法人日本スケート連盟 (@skatingjapan) May 6, 2020
フィギュアスケート羽生結弦選手の動画3本目をお届けいたします。#SkateForward明るい未来へ #フィギュアスケート #羽生結弦 #YuzuruHANYU pic.twitter.com/jn1ULsxKAd
— 公益財団法人日本スケート連盟 (@skatingjapan) May 6, 2020
パート1
①「2011 “White Legend”」
②「2011-12 “悲愴”」
③「2011-12 “ロミオ+ジュリエット”」
④「2012-13 “ノートルダム・ド・パリ”」
⑤「2012-14ソチオリンピック “パリの散歩道”」(SP)
⑥「2013-14ソチオリンピック “ロミオとジュリエット”」(FS)
⑦「2014-15 “オペラ座の怪人”」
パート2
⑧「2014-15、16“The Final Time Traveler”」
⑨「2015-16“天と地のレクイエム”」
⑩「2016-17“Let’s Go Crazy”」
⑪「2016-17“Hope&Legacy”」
⑫「2014-16、17-18、20平昌オリンピック “バラード第1番”」(SP)
⑬「2016-18平昌オリンピック “Notte Stellata(The Swan)”」(EX)
パート3
⑭「2018-19 “Otonal”(秋によせて)」
⑮「2018-19 “Origin”」
⑯「2018-19 “春よ、来い”」
⑰「2014-16、17-18、20平昌オリンピック “SEIMEI”」(FS)
3.11から共に乗り越えてきたプログラムたち
だから、これからも乗り越えて行く
Skate Forward
前に進んで行く
今年版のCwWを見ているようでした。
もう何も言葉はいらない。
結弦くん、ありがとう。
涙が出ました。
そして元気が出ました。
ブログ訪問ありがとうございます。
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2020年04月24日
強化選手選考基準とは
日本スケート連盟から今年度の強化選手が発表されましたね。
https://www.skatingjapan.or.jp/common/img/info/2020FS200423.pdf


男子シングルについては、
<特別強化選手>
宇野昌磨(24)
羽生結弦(1)
鍵山優真(17)
<強化選手A>
田中刑事(21)
佐藤駿(20)
友野一樹(23)
山本草太(34)
須本光希(93)
本田ルーカス剛史(?)
(カッコ内の数字は2019-2020シーズン世界ランキングです)
この強化指定はどういう基準で決められているのでしょうか。
1年毎に見直されるということは、前年度の実績が主要な選考基準になっていると考えるのが普通だと思います。
特別強化選手の筆頭に来ているのはシーズン世界ランキング24位の宇野昌磨選手
次がシーズン世界ランキング1位、世界ランキングも1位の羽生結弦選手
3番目にシーズン世界ランキング17位の鍵山優真選手という順番になっています。
全日本で優勝したからという理由で、24位の選手を1位の選手の上にもってきますか??
成績実績から選考するならば、佐藤駿選手と田中刑事選手を特別強化選手にして、
宇野選手は強化選手Aでもよいのではないでしょうか。
どんなに成績が悪くても特別強化選手でいられるというならば、練習にも真剣に取り組めないし、試合にも積極的に出ようという気にはなれないのではないでしょうか?
宇野選手よりも活躍が目立っていた佐藤駿選手、田中刑事選手、友野一樹選手が気の毒に思います。
日本では国内大会の結果が国際大会の結果よりも重要なのですね。
しかし、何のために選手を強化するのかといえば、国際大会で成績を上げることが目的ではないのですか?
それとも強化するのは全日本で好成績を上げるためなのですか?
選考基準と選考目的が矛盾しています。
そして特に疑問に思うのは、鍵山選手と共に今後の日本フィギュアを背負っていく存在となることが予想される佐藤駿選手は、特別枠にははいらず、ワンランク下がった強化選手Aになっているのはなぜかということです。
実力は伯仲しているとみえる鍵山選手と佐藤選手の間に差をつけるのは理解に苦しみます。
鍵山選手はJPF4位、ジュニアワールド2位
佐藤選手はJPF優勝、ジュニアワールド6位
既に4回転ジャンプが全種類跳べるという意味では、佐藤選手の方がポテンシャルは高いとも思えます。
プライベートでは仲が良いという二人を分断することで、なかなか見られない良きライバル関係が壊れてしまわないかと心配になります。
まさかとは思いますが、羽生選手と同じ仙台出身で、羽生選手への尊敬と憧れを隠さない佐藤選手に対する圧力などでは無いことを祈ります。
その他にも島田高志郎選手(76)がなぜ強化選手Bなのか、
また、特別強化選手の人数が男子はわずか3人に対して、女子は5人というのも解せません。
ならば、男子も5人にして、少なくとも佐藤駿選手、田中刑事選手も特別強化選手にできたはずです。
スケ連の一部の人達の小手先ひとつでどうにでもなる強化選手選考はもういい加減に止めて、明確なガイドラインを示して欲しいものです。
とにかく私には解らない事ばかりの、相変わらず不透明なスケ連の強化選手選考です。
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2020年02月14日
ようやく7人目に羽生選手を取り上げたスケ連コラム
皆様もうお読みになられた方が多いと思いますが、
日本スケート連盟のウェブサイトにある
「Skate Forward!その先へ」
Vol.7 フィギュアスケート 男子シングル 羽生結弦 選手
このコラムで、ようやく7人目にして、羽生選手のインタビューが取り上げられています。
上記のように、これまで羽生選手を含めて7人が取り上げられていますが、Vol.1からVol.5まではスピードスケートの指導者と選手、Vol.6で初めてフィギュアスケート選手が取り上げられていますが、ユースオリンピックに出場した鍵山優真選手他3名のジュニアの選手たち。
そして、ようやく7人目にして、(仕方なく?)羽生選手を取り上げました。
このことからも、スケ連に貢献しているフィギュアスケートよりもスピードスケートを重要視していることが窺えます。
休職中のスケ連会長が元スピードスケート選手だったことが影響しているとしか思えません。
しかも、羽生選手のインタビューのタイトルは、
「フィギュアスケートは観客のみなさんの心や価値観を含むもの」になっています。
申し訳ないけれど、スケ連は羽生選手の言葉をもじって、「フィギュアスケートはジャッジの皆さんの心や価値観を含むもの」と暗示しているのかな、なんて思うのは、おそらく私の考えすぎでしょうね。(笑)
冗談はさておいて、羽生選手の言葉の一部を都合よく切り取っていますが、羽生選手のインタビューのタイトルとしては不十分であると感じませんか?
ほかにいくらでもタイトルの付け方はあると思いませんか?
これまで誰も追いつけない輝かしい成績を上げてきて、今回はスーパースラムも達成した羽生選手には、もっとふさわしいタイトルの付け方があるでしょう!?
たとえば、「オリンピックを2連覇した羽生結弦選手の経験に学ぶ」とか、
「男子初のスーパースラムを達成した羽生結弦選手に聞く」とか、、、。
仮にこのインタビューがいつ収録されたにせよ、今この時期にウェブサイトに載せるのならば、スーパースラム達成に触れない方が不自然です。
文句ばかりになってしまいますが、私は、それくらいスケ連のやり方には不信感を持っています。
羽生選手に対するこれまでの数々の仕打ち、絶対に許すつもりはありません。
ようやく羽生選手の引退後を考え始めて、「観客のみなさん」にすり寄ってきても無駄です、と言いたいです。
それでも羽生選手は質問には誠実に答えてくれています。
しかし、ところどころに本心の一端を見せてくれてもいるようです。
長くなりますが、自分用の記録のためにも以下全文引用させていただきます。
既にお読みになっている場合は、太字の部分だけでもお読みいただければ。
*******
ソチ、平昌の2度のオリンピックで金メダルに輝き、男子で66年ぶりのオリンピック連覇を果たしたフィギュアスケートの羽生結弦選手。フィギュアスケート競技の最先端を走りつづける羽生選手に、競技の魅力と今、フィギュアスケートにかける思いを聞きました。
―― 羽生選手にとって、フィギュアスケートとはどのようなスポーツだと感じていますか?
羽生 突き詰めようと思えばいろいろな方向に突き詰められるところが、フィギュアスケートの良さだと思っています。表現面で優れているスケーターもいますし、それを見るのが好きだというお客さんもいる。また、アスリートとしてジャンプを極めたいと思う選手もいれば、それを楽しみたいというお客さんもいる。フィギュアスケートはその両方の面をもっているからこそ、見ている方も楽しめるのが良いところじゃないかと思います。
スケート競技としてとらえたら、スピードスケートやショートトラックもあって、スピードスケートはタイムを競うことに特化した技で、ショートトラックはレース展開の駆け引きを見て楽しむというそれぞれが素晴らしい競技だと思います。同じスケート競技でも、やはりフィギュアスケートならではの表現や、ジャンプの難しさを、ドキドキ感も含めて一緒に味わえるところが、特別だなと思います。
―― フィギュアスケートをやってみたいと思う子どもたちもたくさんいると思います。子どもたちに伝えたいことは。
羽生 見た目は華やかに見えるんですけど、結構苦しいんですよね、この競技。(笑)ぼく自身も小さいころから本当に厳しく指導してもらいましたが、練習がつまらないなと思っていて、練習大嫌いな子どもだったんです。それでも「やりなさい」と言われたことは頑張ってやろうとしていたし、小さいころから言われたことに対して「もっとやってやる」という気持ちを持っていました。フィギュアスケートでは、そういう気持ちはとても大事かなと思います。それはフィギュアスケートにももちろん生きてくるけれども、それだけではなくて今後の人生においても役に立つことだから、フィギュアスケートを通してそういうことを学んでほしいなと思います。
―― いい先生との出会いも大事ですね。
羽生 大事ですね。ぼくは本当に恵まれていました。
―― 国によってフィギュアの歴史も観客の雰囲気も違うと思うのですが、たくさんの国で大会に出場してきた経験から、その違いをどのように見ていますか。
羽生 最近は、海外の試合でも現地の方だけではなくて、日本や、アジアのみならずいろいろな地域から来てくださる方が大勢いらっしゃいます。もちろんぼくの演技を楽しみにしてくださる方もいるんですけど、スケートの大会自体を楽しみにしている方々が多くて、どこに行ってもすごくパワーを感じます。
たとえばヘルシンキ(2017年世界選手権)では、ぼくは「Hope & Legacy」を滑りましたけど、フィンランドならではの自然が豊かという環境があったからこそ、伝わる表現があったんじゃないかなと思います。たとえばラスベガスで「Hope & Legacy」をやったら、また違うものに見えるかもしれないですよね。ラスベガスだったら、たとえば「SEIMEI」をやったら、歌舞伎みたいな感じでかっこよく見えるかもしれない。そういうところがやっぱりフィギュアスケートならではだと思うし、プラスアルファでそういうところまで、無意識のうちに観客のみなさんも感じていると思うんです。ぼくら選手のほうも、そういうものを感じながら滑っているのかなと。会場全体と、その国と、何より観客のみなさんの心や価値観を含めた上でのフィギュアスケートというものが、毎回その土地ごとに成り立っているのかなと思っています。
―― 羽生選手は、試合のあとのエキシビションでどのプログラムを滑るかもすごく考えて選んでいますよね。
羽生 そうした背景も含めて、ですね。NHK杯では「春よ、来い」を滑りましたが、海外から日本に観戦に来てくださっている方もいらっしゃるんです。いまの時期は桜は咲いていませんが、ぼく自身も日本に帰ってきて、山の感じとか、並木の様子とかを見て、ああ日本だなって思ったんですよ。そういうものを感じた上で、「春よ、来い」を見ていただいて、どのように思っていただけるか、どのように日本を感じていただけるかというのは、またひとつ面白いところかなと思います。
―― 日本スケート連盟は今年90周年となりました。これから100年に向けて進んでいくわけですが、その歴史の中でも羽生選手は偉大な業績を刻みました。フィギュアスケート史上における自分の存在というものを、どう捉えていますか。
羽生 まずは日本男子としてオリンピックの金メダルをとったということは、ひとつ大きな壁を打ち破れたのかなと思っています。誰かが打ち破ることによって、次の誰かが「自分にもとれる」と思うきっかけになりますし、暗闇のなかでただひたすら走るだけじゃなくて、ちゃんと見えた状態で頑張れると思うんですよね。ぼく自身、暗闇を打ち破る光になれていたらなと思います。
―― オリンピック2連覇を果たしたことを振り返ると、自分でも改めて驚いたりしませんか。
羽生
ははは(笑)。平昌では怪我から復帰してでしたし、平昌までの間には事故もありましたし、ソチはソチで、いい演技だったかと聞かれたらフリーはやっぱりすごく悔しかった。そういうものも含めて、積み重ねって、たぶん勝たなきゃ意味がないことなんですよね。勝つためにはそれなりの努力をしてきたと思っていますし、結果が出たからこそ、頑張ったと口に出して言えると思うので、頑張ってこられてよかったな、という感じです。
―― 日本がさらにスケート王国になっていくためには、何が必要だと思いますか。
羽生 厳しいことを言うようですが、仲良しこよし、みんなで一緒に、というのではなく、アスリートである以上、みんながライバルだと思って突き進むしかないと思います。
―― 個人競技ですものね。
羽生 はい。どれだけ氷上以外では仲が良くても、その選手たちそれぞれが氷上に上がったときに、この人よりも自分は多く練習してきた、自分はこの人よりもこういうところが優れている、というふうに胸を張れる選手がどんどん増えていって、最終的にそういう自分の武器を磨きつづけられるスケーターが増えたらいいなと思います。
―― そのためにも、トップにいる羽生選手が走り続けていないといけないわけですよね。
羽生 そうですね。ぼくはフィギュアスケートを本当の意味で自分のためにやったことがないのかなと思っています。小さいころからフィギュアスケートが好きだった理由は、全員が集中して自分を見てくれる、いい演技をしたら喜んでもらえる、褒めてもらえるから。ジャンプを決めることも、結局は応援してくれる誰かが喜んでくれることがうれしかったです。それがぼくにとってはスケートだった。もちろん今は、表現することの喜びを感じますし、言葉では表しきれないことを氷上で全部出しきれるというのはすごく幸せな時間でもある。でも、そこまでたどりつくのはそう簡単なことではないんです。ピアノの練習だって、「表現したい」と思っても、そんなに簡単に指が動かないじゃないですか。今ここまでやって来られたからこそ、やっとその楽しみが生まれているだけであって、昔はそこまで思っていなかった。ここまで来るにあたって、みんなに喜んでもらいたい、その評価を受けたい――それが今に至るまでの、ぼくの原動力です。だから、みなさんが期待してくださる“羽生結弦”の、その上を行きたい。そう思いながら滑っているのかなと思います。
―― 期待がどんどん大きくなっています。
羽生 そうですね。ぼくも4回転アクセルとか言っちゃったし。(笑)でも、その高い期待の“斜め上”を超えられるようにしたいなと思っています!
*******
ファンの期待がもしも結弦くんの原動力ならば、いくらでも、無尽蔵に期待しちゃいますよ

さて、今週末は見逃せないTV番組がいくつかあります。
2月15日(土)
12:00~15:00 テレ朝Ch2(CS)
羽生結弦プログラムコンサート ~Music with Wings~
13:00~14:55 BSフジ(地上波)
四大陸フィギュアスケート選手権2020・ハイライト Part 1
2月16日(日)
13:00~14:55 BSフジ(地上波)
四大陸フィギュアスケート選手権2020・ハイライト Part 2
13:55~15:20 テレビ朝日(地上波)
激動!フィギュア新時代~女王ザギトワ 引退騒動の真実~
中でも羽生結弦プログラムコンサートは、見逃した方には絶賛お薦めします

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2019年07月03日
スケ連HPのイコノロジー
日本スケート連盟は90周年を迎えたそうですね。
そのこと自体は大変喜ばしいことと思います。
しかし更新されたホームページをよく見ると、なかなか素直におめでとうございます、とも言えない気分になってしまいます。
今日は刷新されたホームページを拝見した感想を書いてみたいと思います。
主にフィギュアスケートに関するページを中心に見ていきます。
ページを開いてまず最初に出てくるのはOtonalの羽生選手です。
羽生選手だけではなく、スピードスケート選手、フィギュアでは紀平梨花選手、宇野昌磨選手、三原舞依選手の画像が自動的に流れます。
この下にある「JSF VISION-創立100周年に向けて」というタイトルからPDFで90周年記念サイトが開くようになっています。分かりにくいです。
それではコンテンツを見ていきましょう。
まず90周年のご挨拶です。
ここでもう驚いてしまいました。
あいさつ文は右下に書かれていますが、そのあいさつ文にぴったりと寄り添っているのは、現役時代の橋本聖子会長のガッツポーズと高橋大輔選手の決めポーズなのです。
普通の感覚では、自らが会長というポストについている場合に、自分のガッツポーズを一番目立つ位置に置くことを躊躇するのではないでしょうか。
しかもその下の会長名の真横にはご贔屓の選手の決めポーズです。
二人のために世界は(スケ連は)あるとの宣言でしょうか。
相変わらず自制心とは無縁の方のようです。
このお二人は共にオリンピック銅メダリストです。
競技成績がすべてと言っても過言ではないアスリートの世界で、日本スケート連盟では、どうやら金メダリストよりも銅メダリストの方が高く評価されているかのようです。
宇野選手の画像は、橋本会長の上方にあり、彼女は二人のお気に入りに挟まれてガッツポーズという、ちょっと見るほうが照れてしまうような構図になっています。
そして橋本会長と高橋選手の間に位置する集合写真は当然のように羽生選手が不在の時のものが選ばれています。
羽生選手はといえば、挨拶文の中で、「国民栄誉賞をいただく選手」(輩出はしていませんね、羽生結弦選手ただ一人だけです)に言及しながらも、左下方に暗くて誰なのかはっきりしない画像が載せられています。
しかも他の選手は全て競技プログラムの画像を使用しているのに、羽生選手だけは敢えてエキシビションプログラムの暗めの画像というのはどうしたことでしょうか。
ここではこれまで90年のスケ連の歴史を振り返っているのならば、誰にでも分かり易いソチでの「パリの散歩道」、あるいは平昌での「バラード第1番」とか「SEIMEI」の画像を使うべきでしょう。
また、ここにフィギュアスケートで初の金メダルを獲得した荒川静香さんの画像がないのもおかしなことだと感じました。
荒川さんは現在スケート連盟副会長の座にありますが、ほとんどその存在感はありません。
名ばかり副会長なのでしょうか。
次のページです。
ここでは現在のスケ連の成果を披露しているようです。
画面右端の画像をみると、平昌オリンピックで日本選手を応援している観客席の風景ですね。
私は最初、当然ながら、羽生選手がオリンピック2連覇という偉業を達成した時の光景なのだと思いました。
しかし、違いました!
画像を拡大してみると、宇野選手の応援なのがはっきりと見て取れます。
その横にはトゥーランドットの衣装の宇野選手の画像が置かれています。
一方、羽生選手の画像は、位置的に下方となる左下に置かれています。
考え過ぎだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこの3月の、さいたま世界選手権でのスケ連の羽生選手への酷い仕打ちを目にして以来、この組織を全く信用できなくなってしまいました。
次のページはスケートを「する人」「見る人」「支える人」というテーマのようですが、流石にこの大きな画像では他の選手の応援画像を使うことはできなかったようで、羽生選手のバナーが映っています。右端のカメラの放列の多さから見て、その先には羽生選手が被写体としているのだということは容易に想像できます。しかし、決して羽生選手の画像は使いたくないのでしょう。
JSF MISSION のページにこれまでの金メダリストの画像があり、ようやく荒川静香さんの画像が出てきました。
フィギュアスケートで今日までにオリンピック金メダルを獲得したのは、荒川静香、羽生結弦という、共にアイスリンク仙台をホームリンクとしていた二人だけです。
こちらはホームページ下方にある、INFORMATIONのリンクから今年度の強化選手の項目です。
男子シングルの強化選手は4人。
その順番を見てみましょう。
宇野選手ー高橋選手ー田中選手ー羽生選手の順です。
何か違和感を感じませんか。
当然成績順ではありませんね。女子シングルを見れば、アイウエオ順に並べたわけでもなさそうですね。
昨シーズンの世界選手権でトップの成績の羽生選手がなぜ一番下にリストアップされているのでしょうか。
理由は理解できません。
美術作品を読み解く方法としてイコノロジーがありますが、このようなホームページにさりげなく置かれている画像からも、その真意がどこにあるのかを読み解くのも興味深いなと思いました。
意外に組織の深層心理や密かな願望、本音が隠されていたりします。
ところで橋本聖子氏は2006年から既に13年間、公益財団法人日本スケート連盟会長の座についています。
これはいくら何でも長過ぎませんか。
世界で一番強大な権力を持つというアメリカ大統領でさえ、2期8年以上継続してその権力の座に座ることは憲法により禁じられています。
また、フランス大統領の任期は5年で、これも憲法により連続2期までと定められています。
その他、主要国ではドイツ、ロシア、中国でも国の首長の3選は憲法によって禁じられています。
しかし不思議なことに、日本国憲法には総理大臣の任期制限が規定されていません。
私は、総理大臣のみならず、全ての公益に資するポストには継続年数に制限を設けるべきと思ってます。
長期的な権力は必ず腐敗するからです。
どんな組織にも小判鮫のような人間は多数寄生しています。
権力が変わらないと見れば、忖度が組織の中に蔓延していきます。
ついでに言えば、我国の現総理大臣も在任期間が歴代3位とか。
このまま続くと11月20日に歴代最長になるということです。
でもこれは決して自慢できる話ではありません。
長期間に亘り一人の人物が権力の座についていると、そこには権力者の驕りと、その権力に忖度する人間が少なからず現れるということを意味しているからです。
実際、その証左は皆様ご存知の通りです。
現総理大臣はどうしても憲法を変えたいようですが、もしどこかを変えたいのならば、9条に手を掛けるよりも前に、まず最初に、権力の歯止めとして総理大臣の任期の制限を憲法に明記すべきと、私は考えています。
話がそれてしまいました。
スケ連の話に戻ります。
結論として、公益財団法人である日本スケート連盟の更新されたホームページは「厚顔無恥」という言葉に当たるでしょうか。
一人の人物に長期に亘って権力が集中するとこうなってしまうということです。
一日も早く、現執行部が一掃され、例えば日本フェンシング協会のように、若く先進的な指導者の下で100周年に向かって欲しいものですが、あまり、というか、全く、期待はできそうもありません。
いつの日か、それにふさわしいのは羽生結弦氏でしょうけれど、同時に羽生結弦という人物はそんな小さな世界に納まるようなスケールではないのもまた真実です。
そして、そのような小さな世界に納まって欲しくもありません。
5年後、10年後、20年後の羽生結弦氏の未来に栄光と幸あれと心から願っています。
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P.S. 橋本聖子会長と高橋大輔選手の関係についてのまとめ記事を見つけたので置いておきます。
ちなみに、橋本氏は現在、自民党参議院議員比例区選出で4期目を務めており、今月21日に投開票を予定されている参議院議員選挙に立候補を予定しているようです。
2019年04月26日
日本の常識世界の非常識
例年の日本スケート連盟によるJOC杯
最優秀選手に宇野昌磨選手が選ばれていましたが、非常に違和感を感じました。
今シーズン日本のフィギュア選手の中で最優秀な成績を上げた選手というなら、羽生結弦選手がそれに該当するのではないのですか?
オリンピックの無いシーズンには、最高位の試合である世界選手権で羽生選手は300.97点で2位、宇野選手は270.34点で4位でした。
その得点差は30点以上と言う大きさです。
しかも羽生選手はロステレコムではSPの世界最高得点110.53を出しています。
唯一の宇野選手のアドバンテージは、”羽生選手不在の”全日本で優勝していることです。
日本スケ連にとっては、全日本でさえ優勝すれば、残りの国際試合の結果はどうでもいいのでしょうか。
また、JOCは2019シンボルアスリートにも羽生選手を入れていません。
フィギュアスケートからは宇野選手がただ一人選ばれています。
これも奇異な感じです。
オリンピックのシンボルアスリートとしてふさわしいのは誰なのか、言うまでもないことです。
シンボルアスリート制度には電通が絡んだCM出演料に関する事情も裏にあるようですが、どこかがおかしいです。
今年から何かが変わってきている感があります。
話をJOCスポーツ賞に戻せば、日本の最優秀選手が宇野選手だと聞いたら、外国では奇異な感じを受けるのではないでしょうか。
日本の最優秀選手は羽生選手というのが世界の常識でしょう。
以前は「日本の常識=世界の非常識」と言われることが多かったですが、このグローバル時代になっても、日本のフィギュアスケート界ではまだその言葉通りの事態が続いているようですね。
2017 JOC杯
2018年 JOC杯 (羽生選手は2014年から2018年まで5年連続受賞しています)
しかも、特別強化選手には昨年から復帰した高橋選手が選ばれています。
自ら国際試合には出ないことを宣言している選手を特別に強化してどうなるというのでしょうか。
それを受けて友野選手が特別強化選手から1段階下の強化選手に格下げされています。
これから伸びていき、国際的に活躍できる選手を育成強化するのがスケ連の仕事なのではないでしょうか。
高橋選手が試合の緊張感を味わいたいから、等の理由で、いつまでもスケート選手を続けるのは大変結構なことだと思いますが、国際試合にも出ないで、後輩の行く手を阻むようなことをするよりも、プロスケーターとしてお仕事をした方が良いのでないでしょうか。
試合に出たいのであればプロアマ混合のジャパンオープンなどで活躍なさってはいかがでしょう。
現に織田信成さんは引退後でも現役顔負けの素晴らしいジャンプを跳んでいらっしゃいます。
もうこうなると、ゴッドマザーの下、いつまで高橋選手を甘やかしていくのか見物ですね。
どうかスケ連全体が孫可愛さに甘やかしてスポイルするグランドマザーのようになりませんように。
羽生選手が引退してしまったら、フィギュアファンはガクッと減り、試合会場はガラガラになってしまうでしょうね。
若手選手を育ててこなかったために世界のフィギュアスケート界での日本の存在感も極めて小さくなってしまうでしょう。
失って初めて、羽生選手がいかに偉大な働きをしていたか分かることでしょう。
それでも分からないか。
最後に美しい羽生選手を見て癒されましょう。
「新たな夢の始まり」
これを見て「買わない」のはかなり困難ですね。
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写真はキャプチャーしたものと感謝してお借りしたものです。
ごめんなさい。私、今日ちょっと荒れてますね。