新妻聖子
2022年06月28日
ジェフリー・バトルさんインタビュー
ファンタジー・オン・アイスAツアーの写真が満載の『KISS & CRY』が届きました。
まだ全部を読めてはいないのですが、ジェフリー・バトルさんのインタビューだけは真っ先に読みました。
その中で初めて知ったことがありました。
意外にも、ファンタジー・オン・アイスのオープニングとフィナーレの振付は、最初はデイヴィッド・ウィルソンさんが担当する予定だったそうです。
ところが、ウィルソンさんが出発直前に新型コロナウィルスの陽性反応が出てしまい、来日不可能となり、急遽バトルさんにその役割が託されたということです。
日本に行くまでの短期間に振り付けのアイデアを出し、幕張公演の前の火曜日に到着して、直ぐにリハーサルに臨んだということです。
火曜日に到着して金曜日に本番でも、あんなに素敵な「午後のパレード」や「ロマンスの神様」を仕上げられるバトルさんも、そしてそれをこなしてしまうスケーターの皆さんの力量も凄いです。
Bツアーのオープニング「略奪」、フィナーレの「You raise me up / Nessun dorma」もとても魅惑的でした。
でも、こんなのは多分、結弦くんの自主振り付けなのでしょうけれどね。
そういえば、こんなこともありましたね。
コンセプト的には同じものを感じませんか(笑)。
お家では普通にこういうことしていそうな感じ。
セクシーというよりもいたずらワンコみたいな感じで可愛い!
ジェフリー・バトルさんが重責を担っていることが分かると同時に、もしもウィルソンさんが来日できていたら、オープニングとフィナーレ、そして羽生選手の『レゾン』と『ダムパリ』という、デイヴィッド・ウィルソン版ファンタジー・オン・アイスはどんなだっただろうという好奇心も湧いてきます。
いつかデイヴィッド・ウィルソンさん振付けによるファンタジー・オン・アイスも観たいなと思いました。
そして、多くのトップ選手を見てきたバトルさんが感じる羽生選手の特別なところは?
という質問には、こう答えていました。
「彼はここぞという時に、必要なパフォーマンスを見せることができる。
そして氷の上では、観客の前でエネルギーをはじけさせる。まるで彼はパフォーマンスをするために生まれてきたかのようです」。
それは今回のファンタジー・オン・アイスでもしっかり発揮されていました。
来シーズンのプログラムについてはまだ未定ということですが、次に来るプログラムがどんなものになるのか、本当に楽しみでなりません。
ショーの最後のサプライズだった結弦くんの『ノートルダム・ド・パリ』を、
美しい歌声でサポートしてくださった新妻聖子さんが、instagramに素晴らしいコメントを寄せてくださっています。
たった一人で広いリンクに立つスケーターを歌声で鼓舞してくれるような新妻さんの優しさを感じました。本当に感動しました。
正直なところ、新島さんの存在は今回初めて知ったのですが、すっかりファンになってしまいました。
本当にありがとうございました。
ファンタジー・オン・アイスは、私にとっては知らなかったアーティストを新発見する場所にもなっています。
これからもどんなアーティストとの出会いがあるのか、それもファンタジー・オン・アイスの楽しみの一つです。
お読みいただきありがとうございました。
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2022年06月27日
一夜明けの『ダムパリ』
昨晩はなかなか眠れず、今朝はすっかりお寝坊してしまいました。
一夜明けて、昨日のことを色々思い出しています。
昨日、千葉の映画館まで行ったライブビューイングは、前から2列目の真ん中でした。
プレミアムシートに座り、さらに双眼鏡で拡大してみているような大画面いっぱいに広がる夢の世界は、現場での空気感、臨場感は無いものの、それはそれでとても素晴らしかったです。
名古屋公演には現地まで行けたので、プログラムの内容は分かっていたのですが、やはり最終日には予期していないことが起こります。
スケーターの皆さん、アーティストの皆さんの力の入りようが違っていました。
そんな中でもやはり一番の衝撃は羽生選手の『ダムパリ』でした。
羽生選手の『レゾン』が終わり、舞台が暗転する中に最初に聴こえてきたのはNAOTOさんのヴァイオリンの音色。でもその時点では何を弾いているのか分かりませんでした。
次に暗闇の中から現れたのは新妻さんでした。
これは何かあるなと思う中で白い影が中央から現れると、、、それが羽生選手でした。
私はまず、足元を見てしまいました。
もしスケート靴を舞台の上でも履いているなら、これから何かを滑るということですから。
足元はスケート靴でした。カバーは付けてありませんでした。
そのころになると、奏でられている曲には聞き覚えがあることに気づき、
それが『ダムパリ』であることに思い当たりました。
「まさか『ダムパリ』やるの??」という私の心の声。
でも、あれは元々ミュージカルだし、振り付けは『レゾン』と同じくデイヴィッドさんだし、新妻さんがここで歌ってもおかしくはないなと、頭の中で色々な思いが行きかいました。
清らかな魂が舞っているような、そんな滑りでした。
魂を浄化する結弦くんのスケート。
「カタルシス」という言葉が心の中に浮かびました。
映画館の暗闇の中で涙が止まらなくなりました。
Fantasy on Ice 2022
— 新妻聖子 (@seikoniizuma) June 26, 2022
in神戸、in静岡
6日間のステージが無事に終わりました。
全てのスケーター、ミュージシャン、スタッフの皆様に敬意と愛を。あたたかいお客様に心からの感謝を。
言葉にしてしまうと魔法が解けてしまいそうな…今はそんな気分です。魂と魂で触れ合えた時間。本当に、ありがとう✨ pic.twitter.com/EjvlyjGYMM
「言葉にしてしまうと魔法が解けてしまいそう」
本当にそんな気持ちです。
新妻さんの2着の衣装、どちらも私好みで、大好きでした。
まだまだ色々書きたいのですが、今は時間が無くて、ここまでにしておきます。
また後で時間が取れたら続きを書きたいと思います。
結弦くんも今日一日くらいは、お家でゆっくりできているといいな。
新幹線、一緒だったんだね。(シートの模様ですぐわかっちゃいますね)
男の子同士の旅行気分が嬉しそう。
お読みいただきありがとうございました。
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