序奏とロンド・カプリチオーソ

2022年05月14日

バレエとフィギュアスケートの融合『ロンド・カプリチオーソ』




『氷上の創造者』掲載の特別寄稿の中で、マッシミリアーノさんは羽生選手のショートプログラムについてこのように書かれていました。

『序奏とロンド・カプリチオーソ』は、大会中最も洗練されたショートプログラムであり、あらゆるディテールまで完璧に研究し尽くして作り上げられた唯一のプログラムだった。

並外れたステップシークエンスが証明しているように、全ての音、全てのアクセントが最大限まで引き立てられていた。


まだ観るのが辛い気持ちはあるけれど、たとえ4Sが抜けてしまっても、その後の演技には一糸の乱れも感じさせない限りなく美しい演技でした。


小海途 5




精緻なガラス細工のようなこのプログラムについて、作家でバレリーナのアレッサンドラ・モントルッキオさんがバレエの観点から詳細に分析された記事が、Nympheaさんのブログ「惑星ハニューにようこそ」に掲載されています。

羽生選手のフィギュアスケートの技術・表現が、バレエと如何に共通するものなのか、とてもよく理解できました。
一部抜粋してご紹介しますが、全文は是非「惑星ハニューにようこそ」でお読みください。

長文を翻訳してくださったNympheaさんに心より感謝いたします。


EleC’sWorldより「BalleticYuzu09~ロンカプと新しい分野」


作家でバレリーナのアレッサンドラ・モントルッキオさんがバレエ的観点から羽生君のプログラムを分析するシリーズ。
第9弾の今回は北京オリンピックにおけるロンド・カプリツィオーゾのジャンプの出について詳しく解説して下さっています。

原文はエレナさんのブログに掲載されています。
BalleticYuzu 09 – 3A e 4T+3T nel Rondò Capriccioso di Pechino 2022 (elecsworld.com)






アレッサンドラ・モントルッキオ(2022年5月9日)
私達全員にとって北京オリンピックのロンド・カプリツィオーゾを見返すことは、心の痛みです。氷上のあの穴と、そのためにシングルになってしまったサルコウは、ユヅと私達にとってオリンピックの夢が終わったことを意味していました。(独り言:埼玉世界選手権はスキャンダルでした。しかし、ダブルになったサルコウが0点になるというショートプログラムにおける全く同じ問題の後、ユヅは北京のような8位ではなく、3位でした。そして金メダルを狙うライバル達からこれほどの点差で引き離された彼を彼らがフリープログラムで勝たせることは絶対になかったでしょう。例え4サルコウで転倒しなくても、そしておそらく4Aを綺麗に着氷し、クリーンと認められたとしても・・・独り言終わり)


このアクシデントは彼の魂、そして肉体(この後で、彼は再び足首を負傷するのです)を苦しめ、今までになく悩ませることを意味していました。北京から未だに立ち直っていない私達にとって、このように苦しむユヅを見るのはとても辛いことなので、ユヅが完璧な演技で世界中に己の能力を見せつけた全日本選手権のロンカプの方を鑑賞したくなります。

しかし、北京のロンカプを見直すことは、意味があるだけでなく、非常に重要なことでもあるのです。なぜなら、シングルになったサルコウの持つ重い意味にも拘わらず、ユヅは一糸の乱れもなくこのプログラムを滑り切ったからです。そして幾つかのパッセージは全日本選手権より密度が濃く、崇高で比類のない彼のフィギュアスケートとクラシックバレエの並外れたスキルが凝縮されたもう何度目か分からない演技であったばかりでなく、私の意見では、私達は新しい分野の誕生に立ち会ったのです。

(中略:羽生選手の演技のバレエ的な要素について詳しく解説されています。)

「新しい分野の発明」

これは非常に強い主張であり、私にはそれが分かります。例え、何者でもない私には確信を持って主張することは出来ないとしても。私はクラシックバレエについてはかなりの知識がありますが、フィギュアスケートに関してはそうではなく、他の専門家と意見交換する機会を持つ専門家でもありません。
しかし私はそう感じるのです。ユヅは彼のフィギュアスケートの中でダンス(主にクラシックバレエですが、それだけではありません)の動作、ステップ、ポジションを重要視していると。
私は大分前からそのこに気付きましたし、誰もが随分前からそのことを知っています。ショパンのようなプログラムを見れば明らかです。そしてユヅには並外れたバレエダンサーの素質が備わっています。

しかし、ロンカプではユヅはただ前進しただけでなく、境界を超えて更にその先に行ってしまったと感じました。もはやフィギュアスケートではありません。私達はフィギュアスケートとバレエが融合した新しい芸術を見ているのです。

(中略)

結論から言うと、ロンカプはただフィギュアスケートに新たな清流を吹き込んだだけでなく、もっとずっと大きな意味を持つプログラムなのです。すなわち、ロンカプは未だかつて見たことのないもの、元の2つの分野において卓越した能力を持つ人でなければ絶対に到達出来ない、複雑で崇高な芸術の誕生を意味しているのです。

ユヅはトロントでの数カ月以外、バレエを習ったことはないと言っています。あり得ないことのようですが、彼が言うのならそうなのでしょう。しかし、間違いなくバレエダンサーを観察はしているでしょう。注意深く、情熱と知性を持って。そして真似するのです。彼はどうやって身体の使い方を理解しているのかは分かりません。直感で理解出来ないことが一つあるとすれば、それはクラシックバレエです。それどころか、特定のステップを行うには、筋肉、原動力、姿勢を不自然な方法で使わなければならず、指導者がやり方を説明してくれなければ、どうやるのか絶対に思い浮かばないでしょう。
どうやらユヅには、何をどうやるかを説明し、出来なければどこか間違っているのか教えてくれるバレエの先生はいないようです。
それならどうやっているのでしょうか?
全く訳が分かりません。

しかし、私が揺るぎない確信を持って知っていることが一つあります。
それは偉大なバレエダンサー達がいて、偉大なスケーター達がいて、更にその上に羽生結弦がいるということです。
感動的で、
天才的で、
途方もない彼が・・・

#balleticyuzu #WeLoveYouYuzu #roncapu

アレッサンドラ・モントゥルッキオ
作家、編集者、翻訳家。幼少時よりバレエを学び実践するバレリーナであり、指導も行っている。


『序奏とロンド・カプリチオーソ』が初披露された全日本選手権の演技も見ておきましょう。





まだたったの2回しか滑られていない『序奏とロンド・カプリチオーソ』です。

これで終わりなんて、残念で、悲しすぎます。


22 北京 SP 読売新聞



もし羽生選手が現役続行ならば(引退宣言が無いということは現役続行ですよね?!)、
来シーズンも継続していただけたらと切望しています。



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2022年02月08日

4A成功を祈る





羽生結弦SP後一問一答 

男子で94年ぶりの3連覇がかかる羽生結弦(ANA)、ショートプログラム(SP)で4回転サルコーが1回転になり、95・15点で8位スタートとなった。フリーは10日に行われる。一問一答。  ―4回転サルコーは?  「なんか…穴に…乗っかりました(苦笑)」  ―はまった 「はまったっていうよりも、はまったっていうのは、同じジャンプで自分のトレースにはまったっていう感じ。2019年のショートがそれがあったんですね。で、多分2019年のショートのミスは、6分間練習の時にあまりにも本当にミリ単位でコントロールできすぎていて、同じ所で跳んでしまったんですよ。今回はそのミスが自分のなかでわかっていたので、あるっていう経験があったので、ちゃんと6分間ちょっとずらしていたんですね。で、本番のときに完璧なフォームで完璧なタイミングで行ったら、なんか、跳んだ瞬間にもう穴が入っていて。完全にトウジャンプの穴だったんで。もうしょうがないです、はい」  ―今朝が初のメインリンク、今回の調整方法は特に問題はなかった?  「いや、かなりいいです、むしろ。6分間練習もすごくよかったですし、まあ、体力もすごくいい感覚で残っていますし、もちろんフリーに向けて、コンディションがまだ整った状態でいられるので。まあ、今日のミスはもう、自分ではどうこうしようもないところだったので。フリーに向けてしっかり、また一生懸命やりたいなって思います」

報知新聞社記事より)


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誰にでも突然アクシデントは起こります。

だから4Sが抜けたことだけで終わってよかった。

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もし転倒して怪我でもしていたらと思うと、1本のジャンプを犠牲にしただけに終わってよかったとも思える。


これで結弦くんにはもう失うものへの恐れは無い。

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思い切って4回転アクセルに挑んで!!

その先にきっと新しい景色が見えるはず。


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(美しい写真は毎日新聞写真部より)

どんなことがあっても応援する気持ちに微塵も揺るぎはありません。




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音楽と融合するプログラム




今日はいよいよSP本番の日ですね。

昨日の公式練習でのジャンプを観た後なので、4S・4T‐3T・3A というジャンプ構成には何の心配もなさそうですが、それでも国際試合での初披露ですからドキドキが止まりません。


羽生選手のプログラムの特徴として、音楽との融合というのは、とても大きなテーマかと思います。

音楽が単にジャンプやスピンのバックグラウンドミュージックのようなものになっている場合も多々見かけるので、羽生選手の音楽の突き詰め方と、それに合わせた音楽表現が突出しているように感じます。


SPの前に、Number1045冬季オリンピック開幕直前特集「北京に跳べ」の中の、音響デザイナーの矢野桂一さんの解説を読み返しました。

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今シーズンのショートプログラムについて、羽生選手から最初に連絡が入ったのは昨年8月のことだったそうです。清塚さんが演奏した『序奏とロンド・カプリチオーソ』が送られてきました。

曲の出だしは原曲どうりピアニッシモでしたが、羽生選手は曲の出だしとしては小さすぎるのではないかと聞いてきたそうです。

矢野さんは曲の出だしであっても、メゾピアノかピアノくらいで弾き始めてもらったらどうだろうということを提案し、あえて矢野さんが曲を編集するのではなく、清塚さんにもう一度弾いてもらうことになったということです。

そして9月末ごろに今の新バージョンが出来上がりました。

その時点でも、矢野さんはジャンプを跳ぶ場面も気になっていて、前半の音を押さえた部分で、ジャンプの後に拍手で音が聞こえなくなるのではないかと思ったそうです。
しかし、羽生選手は以前から「始まりの音を聞けばあとは頭の中で鳴っていて、身体が勝手に覚えているから大丈夫です」と言っていて、そのバージョンで行くことになりました。

矢野さんが最初に演技を観たのは全日本選手権の公式練習で、ぴったりと音に会った音ハメの凄さを感じたそうです。「エレメンツ一つ一つが音の表現に合っていて、一つの音楽としても完成している印象でした」と語っています。

矢野さんによれば、清原さんの演奏には独特な揺れがあり、でも今回の羽生選手はそれを心地よい揺れとして捉え、自分の演技をそれに合わせている。多分それはアイスショーで二人が共鳴してきた経験がベースになっているのだろうと感じているのだそうです。


「羽生選手と清塚さんが、それぞれの解釈を持った上で、歩み寄ってこの作品を完成させています。全日本選手権での演技では、羽生選手と清塚さんの呼吸が一体化しているのを感じました」という矢野さんの感想には、全くその通りだったなと思いました。


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サン・サーンスと清塚さんと羽生選手のコラボレーション作品「序奏とロンド・カプリチオーソ」は、今日の北京オリンピックのリンクでは一層完成度が上がっているのではないかと、期待でいっぱいです。


羽生選手は今朝の公式練習で、初めてメインリンクで滑ります。
公式練習は、08:50~09:20
演技は、13:19からです。


北京の青いリンクに青い衣装が映えるでしょうね。

21 全日本 小海途


ドキドキと同時にワクワクしています。



昨日の公式練習での美しい写真の数々、若杉さんありがとうございます。

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読売新聞北京オリンピック写真速報(羽生結弦)




22 北京 公式練習

マスク外す姿さえ美しい。王者の貫禄さえ感じます。

今、午前5時30分。公式練習まであと3時間。

結弦くんはもう起きているかな。



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2022年02月07日

プログラムに物語性を与える



このところ続々とフィギュアスケート雑誌が発売されましたが、
その中で「KISS & CRY」は特に気に入った1冊でした。

Amazonでは一時品切れになっていて、私は慌てて本屋さんで買ってきました。写真も記事も充実していて、売り切れるには理由があるなと思いました。




KISS & CRY 2月1日 表紙

表紙から抜群の美しさ。


そして開くと最初に目に入るポスター2枚の裏表も、これまた美しい~~~


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これだけでも買う価値はあると思うのですが、KISS &CRYの良さは、写真の美しさに加えて、記事も充実しているところ。


KISS & CRY 2月1日 目次



今回は中でもシェリーン・ボーンさんの独占インタビューに注目していました。


明日のショートプログラムの前に、シェイ=リーン・ボーンさんのインタビューについて書いておきたいと思います。


この『序奏とロンド・カプリチオーソ』というショートプログラムは、元々ジェフリー・バトルさんが基本的な振り付けをしたものでした。

しかし、羽生選手から「ショートの振り付けを完成させる手伝いをしてほしい」という依頼があったということです。

まず最初に、ジェフリー・バトルさんと、ブライアン・オーサーコーチの了承を取り付けてから、作業を始めたそうです。

羽生選手の願いは、このプログラムに込めた自身の思いを、より観客が理解できるものに仕上げたいということでした。

ボーンさんは、このプログラムに、より強い物語性を加えてくれたようです。

彼女は羽生選手のほとんどのフリープログラムの振り付けを担当していますが、プログラムに物語性を与えて、よりドラマチックな表現を引き出すのが上手な方だなと思っていました。
「オペラ座の怪人」「ホープ&レガシー」「SEIMEI」「天と地と」、どれもドラマチックで、観客は一つのプログラムを観ることで一つのドラマを観たような感覚になります。

今回の場合、羽生選手は、冒頭の部分で”とても寒い場所にいる”という表現をしたかったそうです。
ボーンさんは、そこに彼女の解釈を加えて一つの物語を揺り上げたのです。

それについて、このように話しています。

「冒頭の部分、ユヅは静かで”この世で最も寒い場所”にいて、そこからたった一人で踏みだします。
そして最初のジャンプの後に、小さな光が見えてくる。彼はその光に向かって行きますが、抱きしめると光は消えてしまいます。でも、また違う光が見えて今度はそちらに向かいますが、やはり光は消えてしまいます。
それを何度か繰り返すのですが、”光”は彼のスケート人生を象徴しているんです。
彼が手にしたサポート、観客の応援、すばらしい演技、成功の数々などです。
しかし、それらは美しいけれど、永遠に続くものではありません。
最後のハイライト部分では、彼は力強い音楽に合わせて最後まで戦います。そして、この世の全ては移り変わっていくのだということを受け入れます。
ユヅは全ての体験を通り抜けてきたので、それら(光)の存在があるということを知っているのです」


そして全日本選手権2021で初めて観客の前で演じるのを見て、「彼は輝いて、自分の真実にたどり着いたように見えた」、「”良い演技”というものの90%は”精神力”だと思いますが、ユヅにはそれがあります」と語っています。

シェイ=リーン・ボーンさんはフリーの『天と地と』も振り付けていますが、こちらは今シーズンは全く手を加えていなくて、基本的に昨シーズンと同じということです。ただ4回転アクセルウを跳び易くするために、羽生選手が多少のアレンジを加えているとのことです。


北京冬季五輪への出場については、
おそらく彼にとっては、3つ目の金メダルを獲ることより、4回転アクセルを世界で初めて成功させることのほうが大事なのでしょう。
成功できれば、それだけでも彼にとっての金メダルに違いありません」と述べ、さらに「ジャッジには良い仕事してほしいですね。そしてユヅには、自分自身を誇りに感じることのできる演技をしてほしいと願っています
と述べ、インタビューを締めくくっています。


今シーズンはFS『天と地と』に加えてSP『序奏とロンド・カプリチオーソ』も、共にシェイ=リーン・ボーンさんのアイデアが生きているということになります。


しかも、ネイサン・チェン選手のFSプログラム『ロケットマン』もシェイ=リーン・ボーンさんの振り付けですから、北京オリンピックの隠れた主役とも言えるかもしれません。

選手によって全くテイストの違うプログラムを提供できるという、本当に幅広いアイデアに溢れた世界的な振付師です。

そんな振り付けについての経緯を知って、改めて『序奏とロンド・カプリチオーソ』を観てみたら、また違う感慨が浮かんでくるでしょう。





清塚さんのピアノ演奏と一体となって、ダイアモンドの結晶のようなプログラムに感じられます。


まだたった一度だけ、全日本で披露されたプログラムです。
明日にはこれが北京で、世界に向かって初披露となります。


さらに磨かれたダイアモンドは輝きを増しているに違いありません。


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この『KISS&CRY』には、他にも本田武史さんによる4回転ジャンプについてのインタビュー記事があり、この中で本田さんは4回転ジャンプの点数について、「4回転アクセルを世界で初めて成功させるのは羽生結弦だ」「難易度を考えると、4回転アクセルは低くても15点以上はあった方がいいと思いますし、僕個人としては20点くらいあってもいいんじゃないかなって」と話してくださっています。


またANAさんとKOSEさんの羽生選手をサポートする思いを取材した記事、
間違いなく今後存在感を強めてくる三浦佳生選手のインタビューなど、読みどころも満載でした。

しかも最後には4枚のポストカード付き!

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まだ入手されていない方には是非お薦めしたい1冊です。




さて、今日は羽生選手がいよいよ公式練習に出るということですね。

第4グループの練習時間は、15:05~15:40です。
その後の午後のニュースで報道されるのではないでしょうか。
報道各社のTwitterも要チェックですね。


どうか羽生選手の思い描く通りの演技ができますように。



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2022年01月30日

鋭くてエレガント




昨日の『羽生結弦SP秘話』には感動するところ、同感するところが多くて何度もリーピートしたくなってしまいます。

 今日も秀(さかえ)さんのツイートをお借りしています。

清塚さんは完パケがなかなか出せなかった。
そして羽生選手の求めていた期日よりも少し遅れちゃったのを、本当に申し訳ないって出したときに、
羽生選手が、

「この遅れた分、清塚さんがどう生きてきたか、
そういったことがこの曲にはさらに追加されたから、
そういう物語になるべくしてこのプログラムはあるんですよ」

って言ってくれて。


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本当に涙出ましたね。

そして去年12月、全日本選手権で初披露された二人の新プログラム。






もう録音してあるものなのに、「清塚、ちゃんと弾けよ!」っていう思いがマジであって・・・

それはピアノの旋律ととスケートが融合した芸術品のような演技。

羽生選手は曲に合わせて踊ってくれているというのではなくて、最後に一緒に演奏してくれているという感覚。
さらに1パート空けてあって、それを最後にやってくれているような。歌の場所じゃないですけど。

自分の曲で自分の演奏なのに、羽生選手が今演奏しているかのように見えたということが、何よりもうれしくて。


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曲の解釈は10点満点。
あの10点満点を見た時に、


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「だろ!」って。
10点なんて、もっとだよ!



清塚さんの言っていること本当にその通りだなと思いました。

楽譜には音符の書かれていない空白のパートがあって、それは羽生結弦パートなのです。
ですから、羽生選手が滑って初めて、この楽曲は完成品になるのですね。





羽生選手のスピンとかを見せていただいていて、ものっ凄い鋭いんですよ。
シャープで、でもエレガントなんですよ。


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一つ一つを見ると、もの凄いエッジの効いた鋭い動きができている。
で、それが連なって最終的にエレガントに見えている。


ここで清塚さんが言っている「一つ一つの動きが連なって最終的にエレガント」っていうのが、本当に羽生選手ほ演技の本質的なところをついているなぁと、心底同感してしまいました!



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北京ではフリーでの4A成功が注目の的ですですが、実はショートの出来が最終的な勝利につながるキーポイントになるのではないかなと思っています。
このプログラムはまだ全日本で1回演技されただけで、まだまだ伸びしろがあり、
この「序奏とロンド・カプリチオーソ」で世界最高得点が出る予感しかありません。



一足先に北京入りしている貝塚さんからのレポートが届いています。





団体戦の座席、間隔もなく、ちょっと心配ですね。

そしてネイサン・チェン選手、ボーヤン・ジン選手など、もう現地入りして練習していますね。



羽生選手の姿が見られるのは明後日2月1日くらいでしょうか。

22 北京オリンピック 練習スケジュール




明日はフィギュアスケーターズが発売されます。


AERAも。


そしてNumber、フィギュアスケートマガジンと続きます。





行ってこい羽生結弦。
私たちが、俺たちが、みんなが、ついてる。




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2022年01月29日

この曲を救いにしてまた頑張ります




今日午後フジテレビで放送された『情熱の鼓動』での清塚信也さんと羽生選手のコラボレーションによる『序奏とロンド・カプリチオーソ』創作秘話がとても感動的でした。

羽生選手と清塚さんの、お互いに対する深い信頼と尊敬がこの素晴らしいプログラムを作り上げたのですね。


秀さんのツイートより番組動画を感謝してお借りしました。
(part1からpart14までで、番組全体をカバーしています。)





この曲が初めてできた時に、羽生選手が清塚さんにかけた言葉。

これをまた救いにして自分はまた頑張ります
この曲に救われることが今後もあると思います



清塚信也 1



清塚信也 2


こんな言葉を贈られたら、清塚さんもまた何でもしてあげたくなっちゃいますよね。

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とても素晴らしい番組、素晴らしい演奏でした。
永久保存版です。

誰かのために、何かのためにと、自分以外のことのために頑張った時に、人は持てる力以上のものを出せることがあります。
それは結局人や大義への「愛」の力かなと思います。

清塚さんが羽生選手の望みに応えたいという「愛」、
羽生選手が4回転アクセルを成功させてフィギュアスケートを進化させたいという「大義」、
そんな二人の、自分以外ものに対する「愛」が「序奏とロンド・カプリチオーソ」というプログラムとして結晶化していると感じました。




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そして明日はNHKスペシャルで
『北京冬季五輪 王様のジャンプ 男子フィギュアスケート』が放送されます。
これも見逃せませんね!
1月30日(日)21:00~21:30 NHK総合(地上波)

この金メダルがもうすぐ羽生選手の胸に輝きますように。

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2022年01月28日

清塚さんの「序奏とロンド・カプリチオーソ」初演




秘密のベールに包まれていた清塚信也さんと羽生選手の「序奏とロンド・カプリチオーソ」にまつわるお話が楽しみでなりません。

しかも清塚さんのピアノ生演奏付きです


楽しみ過ぎる!!!


 去年12月に行われた『全日本フィギュアスケート選手権』では、北京オリンピックの日本代表が決まる激戦の舞台に村上が潜入。圧巻の演技を見せ見事総合優勝を果たした羽生結弦選手に村上が直撃取材を敢行した。前人未到の4回転アクセル成功へ挑み続ける羽生選手のお宝とは…。  さらに、初披露となった新ショートプログラム『序奏とロンド・カプリチオーソ』の編曲を担当したピアニスト・清塚信也氏に村上が迫る。当時の今季最高得点をマークした新プログラムの誕生秘話とは。これまで明かされることのなかった2人だけのストーリーを紐解いていく。さらに、テレビ初出しとなる清塚氏本人による『序奏とロンド・カプリチオーソ』を生演奏する。


明日、1月29日(土)フジテレビ(地上波)15:30~16:30 
『北京五輪へ!知られざる“宝”のストーリー~村上信五∞情熱の鼓動・冬~』(関東ローカル)



しかしこんなお宝番組がなぜ関東ローカルだけなのでしょう。是非全国放送してほしいですね。



最近毎日この動画を見てしまいます。
特に仕事でストレスの溜まっているときの特効薬になっています。

癒され、浄化されます。





羽生選手と清塚さんのどんなこだわりが込められているのでしょうか。
それを聞けたら、このプログラムに対する理解がもっともっと深くなりますね。




今日、我が家にYUZUプーさんが到着しました。


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つぶらな瞳でカメラ目線。 結弦くんと似ている?


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結弦くんの3回目のオリンピックをプーさんと一緒に応援できて嬉しい!



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2022年01月26日

写真の”力”




小海途さんがこんな素敵な笑顔を見せるのは、会心の写真が撮れた時に違いないと思います。

「この写真いいなぁ」と思って、撮影者を見ると小海途さんだったということが多いです。

私も高校生の頃は写真部に所属していたくらい写真が好きです。
1枚の写真から豊かな想像力が広がり、映像よりも好きなくらいです。


小海途さんはフィギュアスケートマガジンの記者座談会でもいろいろなことを語ってくださいますが、”神”カメラマンっであるだけでなく、素敵な記事を書く優秀な記者さんにもなれますね。





北京五輪へ フィギュア羽生結弦 カメラマンが”神”解説

ショート「序奏とロンド・カプリチオーソ」



北京五輪で注目のフィギュアスケート。カメラマンの視点で見所を紹介するシリーズ。第一弾の今回は、男子シングル94年ぶりとなるオリンピック3連覇を目指す羽生結弦選手が、北京で披露するショートプログラム「序奏とロンド・カプリチオーソ」。ファンから"神カメラマン"と呼ばれるスポーツニッポンの小海途良幹さんに聞きました。 ■「序奏とロンド・カプリチオーソ」感じた”思い” 2021年12月の全日本選手権。羽生結弦選手(27)は、新しいショートプログラム「序奏とロンド・カプリチオーソ」を初めて披露しました。 こちらは、小海途さんが撮影した演技直前の様子です。

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当時の様子について、小海途さんはこう語ります。 「演技前の表情を見たときに、外に発散するような演技というよりは、自分の内の戦いを見せる演技なのかなと想像するような表情や様子でした」 小海途さんは、全日本選手権で初めてこのプログラムを撮影。 「激しさや葛藤のようなものが表現されていると感じました。羽生選手の平昌から4年間の歩みや、コロナ禍の世界の歩み、そういったものを全部内封するような感じがしました」

2018年の平昌五輪からの4年間は、羽生選手にとって苦しいことも多く起きました。平昌で2連覇を達成した後、過去に公式大会では成功例のない4回転アクセル(4回転半ジャンプ)への挑戦を始めましたが、その道のりは厳しいものだったといいます。スケートをやめたい・・・そんな思いを口にしたこともありました。そして、世界を一変させた新型コロナウイルスのパンデミック。スケート界でも次々と試合が中止されました。この状況下でスケートをしてもいいのか・・・羽生選手自身もそんな思いを抱えたこともあったといいます。 しかしそんな状況の中でも、小海途さんは、プログラムの最後に、ある思いを感じたといいます。 「最後に葛藤やその歩みが実を結んで、エンディングを迎えるという背景を感じました」

■羽生選手と写真の"力" 羽生選手の撮影は、小海途さんにとって、写真の力を実感させてくれるものだといいます。 「動画の方が情報量も多く、動画から受け取るものの方が多いんじゃないかと思うこともありますが、羽生選手を撮影するとスチールも捨てたものじゃないなと思います」 羽生選手はスピードがあり動きも複雑ですが、激しく動いているはずなのに、たたずんでいるような写真が撮れることがあるといいます。

「羽生選手は、動いていると思えないような優しい表情をしていたりする。そこを切り取るとたたずんでいるようにも見えるんです」


ロンド 3 スポニチ

動きの中で切り取られた「静」。ショートプログラムのブルーの衣装も、氷と溶け込ませるように撮れるといいます。 また、羽生選手の撮影には、こんな醍醐味も。
「自分で考えて、想像して想定していっても、それをいつも上回る演技や展開が待っています」 スチールカメラマンの撮影ポジションは抽選で、思った位置で撮影できることはほぼないといいます。 しかし。

「羽生選手の場合は、どこにいても良い写真が撮れます。狙って撮るというよりは、自分のいる場所で身を任せる。集中して追っかけていれば良い写真が撮れます」 ■ショートプログラムの見所 ショートプログラムは、サン=サーンス作曲の序奏とロンド・カプリチオーソ。バイオリンで演奏されることが多いですが、今回、羽生選手はピアノのバージョンを使用しています。 小海途さんが特に好きな部分は、演技の中盤、フライングキャメルスピンが終わってから、トリプルアクセルの着氷までの一連の流れだとか。 「音楽と一体となって滑る羽生選手の魅力が良く表れているシーンだと思います。スケーティングの音やジャンプの着氷の音がもはや音楽の一部になっている滑り、また彼の体の動きに合わせて音楽が鳴っているのではと感じるほどの同調性。それは、さながら羽生選手が演奏者であり指揮者のように見えます。何度も見たくなるシーンですね」

日テレNEWS24


感謝して動画お借りしました。



新しい雑誌の表紙がきています。



KIss & CRY 1月




両方とも麗しいロンカプですね。


そしてあの夜中断されてしまった「アナザーストーリーズ」が再放送されます。

北京オリンピック団体・男子シングルの前夜です。



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2022年01月17日

楽譜の上を振り付けしながら滑っていく




物議を起こしたIOCのツイートは削除され、大谷選手の名も羽生選手の名も削除されてしまいましたが、実際の引退会見はどうだったのか、ノーカット版を朝日新聞社がYouTubeに上げてくれています。


1時間余りある長時間の会見なので、お時間のある時にご覧ください。

IOCがどんなに不自然な編集をしたか分かると思います。


 





IOCのやり方は本当に不愉快極まりないことでしたが、

今日は気分を変えて、羽生選手の素晴らしい音楽表現について考えてみたいと思います。


昨年末の全日本フィギュアのSP『序奏とロンド・カプリチオーソ』で、音楽表現のPCSで10点満点を得たことは記憶に新しいですね。


21 全日本 SP プロトコル

音楽の表現については、羽生選手を超えるスケーターはいないと言っても過言ではないと思います。


1月7日に発売されたNumber1043号に掲載された、昨年ショパンコンクールで2位に入賞した反田恭平さんが羽生選手の『バラード第1番』について語っている言葉がとても印象的でした。


「たとえば、ピアノでは左手で弾くバス音(低音)がボンと鳴るときに、彼は氷上を回りながら足で蹴っている。そういった動作からは、ショパンの作品の意図を表現し、観客へと伝えるようなものがあると感じました」


17 ロステレ sp  25




「演技冒頭に4回転ジャンプを跳んだ後、音が下降するときに音の高低差をうまく利用して踊ってますよね。さらに、その後一瞬動きが止まり、次の振り付けに移っています。こうした”間”の取り方も非常に秀逸です」


17 ロステレ sp 19_Fotor



また全体的に、足の動きはピアニストにとっての左手のバス音を表し、上半身や手の繊細な動きは右手、メロディーや雰囲気を表現しているように見えます。
このプログラムは『バラード第1番』という曲を氷上に具現化したものといってもいいかもしれません」




足がピアニストの左手、上半身や腕や手の動きがピアニストの右手にあたるという考えは、
ピアニストならではの見方として、とても新鮮でした。

それからは、羽生選手の演技を観るとき、いつもピアニストの右手と左手の音を意識して感じるようにしています。

17 ロステレ sp 27_Fotor




そしてもう一つ、ずっと印象に残っている記事があります。

それは昨年12月24日付の朝日新聞デジタルの記事なのですが、
この中で語られた羽生選手の言葉です。


 「(僕の中の)イメージだと音符があって、その上を振り付けをしながら滑っていく」

楽譜 イラスト
(この上を結弦くんが滑っていくイメージ。) 

2014―15シーズンの世界選手権から2季連続で使用したショパンのピアノ曲「バラード第1番」について、15年夏に語ったことだ。繊細な旋律のこの曲を平昌五輪でも使用し、見事に五輪連覇を成し遂げた。


そして今シーズンは、


「ジャンプありきのプログラムじゃなくて、その曲とか自分の感覚ありきのジャンプみたいな。そういうプログラムにできたら」

「自分の曲に編集されているから、曲が中心にあってプログラムとか振りがあるんじゃなくて、僕があってのその場があって、空気があって、プログラムがあるっていう感じをだしていければ」


ロンド 5 スポニチ



「自分の中で羽生結弦っぽい表現、羽生結弦でしかできない表現のあるSPがどんなものがあるのかなと思ってずっと探していた」

 その末にたどり着いたのが、「序奏とロンド・カプリチオーソ」だ。


ロンド 2 スポニチ


 「先シーズン、すごく心が折れてつらかった時期に滑って、活力をもらった清塚さんのピアノにしたら、もっと気持ちを込めて滑ることができるんじゃないか」


ロンド 4 スポニチ


 111・31点で首位に。思いをピアノの旋律に乗せ、羽生にしかできないプログラムをつくりあげた。


ソチでも、平昌でもそうだったように、
SPで圧倒的な演技をして、優位性を保ったままFSも決めて優勝するイメージ。


ロンド 6 スポニチ



北京では清塚さん編曲の『序奏とロンド・カプリチオーソ』を完璧に滑ることで、金メダルへの、まさに序奏になりますように。


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オリンピックのSPのラッキーカラーはいつもブルー。

『パリの散歩道』、『バラード第1番』、そして今度は『序奏とロンド・カプリチオーソ』



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2021年12月31日

情熱の鼓動




2021年も最終日を迎えました。

羽生選手は今年もGPシリーズ欠場せざるを得ないほどのケガという試練を越えて、全日本選手権では『4回転アクセルを転倒せずに降りる』という画期的な成果で締めくくることができたことが本当によかったと思います。


これから北京オリンピックまでの1か月余りに日々は、『序奏とロンド・カプリチオーソ』と『天と地と』というプログラムを仕上げるために、彫刻家が細部までノミを入れて作品を完成させるような、緻密な作業、練習が続くことと思います。

どうかケガ無く、健康で、その日に向かって進んでいけますように。




昨日放送があった
北京五輪へ!知られざる”宝”のストーリー
~村上信五∞情熱の鼓動・冬~

私はそんな番組があったとは全く知らず見逃してしまいましたが、pinoさんが限定公開してくださり、大変ありがたく視聴させていただきました。     


動画はリンク先でどうぞ。
https://youtu.be/R8EgMhZftI8


情熱の鼓動 1


情熱の鼓動 2


情熱の鼓動 3

バックカウンターからの4Aって、信じられない!

情熱の鼓動 4

凄い高さで跳躍して、

情熱の鼓動 5

両足ですが確かに回って着氷した!


情熱の鼓動 7


技術も、それを支える精神力も桁違い。

羽生結弦はやっぱり『羽生結弦』だった。


情熱の鼓動 8



今年の最後はやはりこの2つのプログラムを観て、明日からの新しい年に向かって行きたいと思います。

SP『序奏とロンド・カプリチオーソ』




FS『天と地と』





どうか羽生選手の一日一日が充実した日々でありますように。

21 全日本 報知

(photo 矢口亮)


「情熱の鼓動」の続きはまた後程書きたいと思います。


お掃除や買い出しで大変!



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2021年12月25日

冬の白バラ




こんばんは。

今日は昨日の余韻に浸りながら、アイスダンスと、そして今は女子のフリーをテレビ観戦しています。


私的には、アイスダンスの優勝者が誰になるかは、ある意味この全日本で、羽生選手の出場と並んで注目の的でした。

チーム・ココ、優勝おめでとう!!



私は優勝したらオリンピック代表に選ばれるのだと思っていましたが、アイスダンスはルールが違うのでしょうか?
でも、もしチーム・ココが外されたら、一般視聴者はどう思うでしょうか?
ブーイングの嵐になりませんか?


アイスダンスのことは私は全然分かりませんが、観ていた限り、チーム・ココの方に圧倒的に惹きつけられました。

21 全日本 アイスダンス


明日の発表は興味深いですが、チーム・ココの代表選抜を信じています。





今日は、昨日のSP首位発進のニュースが掲載された新聞を朝から買いに行き、とにかくあった新聞すべてを買ってきました。

各社が競い合うように、大判のカラー写真で伝えていました。


◆スポーツ報知

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◆日刊スポーツ

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◆スポニチ

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◆デイリー

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◆サンスポ

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◆東京中日スポーツ

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美しいと同時に結弦くんの決意の強さを感じる『序奏とロンド・カプリチオーソ』でした。

マッシミリアーノさんのツイートより


羽生結弦は彼のキャリアの中で7回目となる全日本選手権ショートプログラムで勝利した。

そのスケート技術の高度な質を別としても、氷上に表現されたエネルギーと決意には本当に感銘を受けた。

プーさんの背中に「FLY YUZU」のタオル掛けていましたね。



コンビニからの帰り道、ジェラテリーアで食べたのは季節限定のユズジェラート。
これがとても美味しかった!


そして通り道のローズガーデンで見つけた冬の白バラが青空に生えてとても美しかった!


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冬空に凛と咲くそのバラの名は「アイスバーク」と表示されていました。

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あれ、聞いたことのある名前だなと思ったら、

そう、結弦くんがソチオリンピックで滑ったリンクと同じ名前です!


見つけたのはたまたまだったのですが、昨日あの新SPを観たばかりなので、
北京を目指すと明言した結弦くんにとって、何か幸先の良いことのように感じて嬉しくなってしまいました。



明日はいよいよ男子フリーです。

今日の練習では両足着氷で、なかなかクリーンな片足着氷までには困難な道のりが続いています。


結弦くんが転倒するたびに、怪我しないかと冷や冷やしてしまいますす。


4Aがどんな結果になったとしても、結弦くんが言っていたように、フリーは4Aだけではないので、怪我無く最後まで滑れば、自ずと結果はついてくると信じています。



4A綺麗に着氷できますように。

でもそれ以上に、どうか怪我無く無事に全日本を乗り切れますように。


【フリー滑走順】

21 全日本 FS滑走順

21:03から『天と地と』が始まります。


明日は再びさいたまアリーナに応援に行ってきます。




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withgoldenwings at 23:14|Permalink

イブのロンド・カプリチオーソ



さいたまアリーナから帰ってきて、もう4時間ほどが過ぎましたが、まだ興奮冷めやりません。


羽生選手がリンクに降りると、会場にピーンとした緊張感が走るように感じました。

私も含めた観客一人一人の緊張が集積して、息ができないような張り詰めた空気間の中、ピアノの音が響きます。


21 全日本 ロンド 1


初めて耳にする清塚さん編曲・演奏によるサンサーンスの『序奏とロンド・カプリチオーソ』は、華麗で優雅、その一方で強く激しく響いてきました。

それはまるで、羽生結弦自身を表しているようでした。


「僕にしか滑れないプログラム」とはこういうことなのか。





編曲・演奏された清塚さん自身、とても感動したことが伝わってきます。




21 全日本 結果詳細

そうなんです。
IN(インタープレテーション・音楽の解釈)が10点満点が付いているのです!

こんなの見たことがないです。PCS(演技構成点)も49.03とは、ほぼ満点に近いですね!!

他の項目にも、こんなに10が並んだプロトコル見たことありません。

21 全日本 SP プロトコル
(全選手のプロトコルはこちら

今回はジャッジの方々も羽生選手の桁違いの力を認めざるを得なかったのでしょう。

しかしスケーティングスキルやトランジションにはなぜ10点が無いのかが不思議でもあります。
トランジションに色々な工夫が施され、本当に新鮮でした。


初見の『序奏とロンド・カプリチオーソ』がこんなにも素晴らしくて、今夜はあと何回動画を繰り返し観ることになるのでしょうか。


21 全日本 ロンド 5



衣装はNotte StellataのシルエットにOtonalのカラーを重ねたような感じ。

そして長くて美しい首の持ち主の羽生選手しか着こなせないチョーカー!!

21 全日本 ロンド 3




次は26日(日)のフリー『天と地と』に組み入れるという4回転アクセルの成功を祈ります。


北京での勝利を、結弦くんは「譲らない」と言い切りましたね。


有言実行の人ですから、五輪3連覇は現実味を帯びつつある。
そんな風に今日のさいたまアリーナで感じました。


21 全日本 2



まだ自分の中で新プログラムを消化しきれていないのですが、
今は結弦くんからのビッグプレゼントを受け取った気分で、とても幸せです。



会場周辺はブルーの光の森

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結弦くんに感謝と敬意と愛を捧げます。



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withgoldenwings at 02:20|Permalink

2021年12月24日

序奏とロンド・カプリチオーソ初演






 
21 全日本 SP予定構成





21 全日本 SP 公式練習 1





少し遅くなりましたが、これからたまアリ行ってきます。


『序奏とロンド・カプリチオーソ』
観る前からもう泣きそうな気持。


結弦くんは24日の24番滑走で、19:42からです。


衣装どんな色だろう。白かパープルな気がする。



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2021年12月14日

フィギュアスケートの華




果たして羽生選手が出場は可能なのかどうかわからないまま、日に日に全日本選手権が迫ってきます。

もしもまだ出場できない状態ならば、1週間くらい前には発表されると思うので、明日、明後日くらいまでは出場は定かではないと思っています。


心配なく出場できるほど 回復していることを願いつつ、心の中では欠場の場合も受け止める準備もしているつもりです。


しかし、テレビ番組も、出版社も、既に羽生選手の全日本出場を前提に進んでいるようですね。


フジ 放送予定

12月21日(火)「羽生結弦企画」の頃には何か新しい情報も出てきそうです。



全日本の前に出版される雑誌もあります。

12月21日 Quadruple Axel
12月22日 フィギュアスケートマガジン







フィギュアスケートマガジン 2021-2022 Vol.1 B.B.MOOK 【ムック】
フィギュアスケートマガジン 2021-2022 Vol.1 B.B.MOOK 【ムック】
2021-12-22












実際に出場したら、また続々と雑誌の出版ラッシュになるのでしょうね。

なにしろ、今シーズン初めての試合で、ショートプログラムの『序奏とロンド・カプリチオーソ』の衣装は初見となるわけですし。

私は『天と地と』の衣装はとても気に入っているので、変えないでほしいと思っているのですが、新バージョンになっているかもしれないし。

天と地と 3



カメラマンの皆さんとすれば、最高の被写体としての羽生選手を撮るのを、とても楽しみにしていることと想像します。


天と地と 4



GPFも中止になり、羽生選手の姿もなく、盛り上がりに欠ける今シーズンですが、全日本に羽生選手が姿を現したら、一気に華やかさを取り戻して盛り上がってくるかもしれないですね。


これまでGPシリーズを観てきて思うのは、やはり大きな華に欠けるということでした。


21 全日本 番宣 7


よく羽生選手のいない試合は、イチゴのないショートケーキに例えられますが、本当にそんな感じを受けていました。


天と地と 朝日 1



クリスマスには大きなイチゴの乗ったケーキを堪能できますように。


20 全日本 天と地と 4



フジ地上波・BSフジ・CSフジテレビTWO・FODで時間差で放送されるので、少々煩雑ですが、
以下12月23日から29日までの放送スケジュールです。


◆12月23日(木)
21 全日本放送 23日


◆12月24日(金)男子SP
21 全日本放送 12月24日


◆12月25日(土)
21 全日本放送 12月25日


◆12月26日(日)男子FS
21 全日本放送 12月26日


12月27日(月)メダリストオンアイス
21 全日本放送 12月27日


12月29日(水)
21 全日本放送 12月28日


ベールに包まれた『序奏とロンド・カプリチオーソ』

初披露まで、あと10日!!


指折り数えて楽しみにしています。



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