平昌オリンピック
2021年09月01日
ソチ2014の優勝は何処に行った?
辛いことが多かった8月も過ぎ去り、ようやく9月になりました。
しかし、9月になって最初に見たのがこのツイートでした。
これは余りにも酷くないですか?
羽生選手の成績リストの一番上にあるOlympic Games の欄を見て下さい。
2014年ソチオリンピック1位が抜けています。
こんなミスは普通考えられません。
ISUは確信犯だと思われても仕方ありませんね。
New season is coming,@ISU_Figure are you going to advertise for a certain athlete by eraseing other athletes' achievements? #YuzuruHanyu https://t.co/AdimNObO75 pic.twitter.com/5KsGWUuQ4u
— 茵曦10 (@hylOgMrVLkuVAdp) August 31, 2021
「ISUは他のアスリートの業績を消すことで、特定のあるアスリートの宣伝をするですか?」
「ハローISU、羽生結弦が第22回冬季オリンピック2014で優勝した結果が、昨日2021年8月30日に更新された彼の最新の競技結果ページに記載されていない理由を説明していただけますか?」
文字が細かくて分かりにくいので、その部分を拡大すると、
羽生選手の記録から、2014年のオリンピック1位という記録が抜け落ちています。
2018年だけが1位と記されています。
念のため、2010年・2014年・2018年と3大会連続して冬季オリンピックに出場していたハビの記録を見てみました。
しっかりと、2010年14位、2014年4位。2018年3位と記録されています。
次に、ソチオリンピックで2位だったパトリック・チャンのページを開いてみました。
きちんと2位と記載されています。
同様に、3位だったデニス・テンのページにも冬季オリンピック2014で3位との記載がありました。
では1位は誰なの?
これではソチオリンピックの優勝者はいなかったことになってしまいます。
ああ、今からこうでは、北京オリンピックでどんな酷いことが起こるんだろう。
そう思ってしまっても不思議ではないですよね。
こんなことをしてまで、ISUが望むものって何なのでしょうか?
しかしたとえどんな策を弄しても、羽生結弦が成し遂げたフィギュアスケートへの貢献と輝かしい成績は世界中の人々が知っています。
それにしても、どうして羽生選手にはこういった類の「ミス」が多発するのか不思議です。
日本スケート連盟は直ちにISUのミスを指摘して、訂正を申し入れるはずですよね?
続報を追いたいと思います。
*Competition Results は各選手のBiographyページの一番下にあります。
そこをクリックするとこれまでの全成績が見られます。
お読みいただきありがとうございました。
人気ブログランキング
ブログランキングに参加しています。
スポンサーリンク
2021年02月25日
2月25日はスワンの日
今から3年前の2月25日は、平昌オリンピックのエキシビションが行われた日でした。
金メダル確定の日の2月17日からエキシビションの25日までの1週間を、
羽生選手は平昌で何を思い、何をして過ごしていたのでしょうか。
2つ目の五輪金メダルから1週間後、2連覇の喜びを抱いて滑った平昌の『Notte Stellata』は、
永遠に忘れられない美しさと気高さに溢れていました。
(232) Yuzuru Hanyu's Notte Stellata Figure Skating Gala Tribute | Music Monday - YouTube
別の角度から撮影されたものも。ファンカメラも臨場感があって好きです。
何度見ても、心が洗われるような気持になります。
そしてもう一つの忘れられないスワンといえば、
大震災の被災地から立ち上がる人々や町を思い描いて滑ったという、
ソチオリンピックのエキシビション『ホワイトレジェンド』です。
2つのオリンピックで、2羽のスワンを演じるというのも、羽生選手の運命なのか、また、こだわりなのか。
平昌のスワンは、まるであの傷ついたソチのスワンが、立派に成長して舞い降りたかのような圧倒的な存在感でした。

『Notte Stellata』を滑りながら、羽生選手の目には、あの日の『星降る夜』が見えていたのではないでしょうか。
これまでも、今も、おそらくこれからも、
曲も、衣装も、振り付けも、一番大好きなエキシビションプログラムです。
羽生選手もきっと今日という日を覚えていることでしょうね。
長い間氷とお話していましたね。
能登さんからもお写真が。
ちょうど3年前の2/25に撮影した写真です。
— 能登 直 (@sunao_noto) February 25, 2021
時の流れ早いですね〜。
発売まであと 2週間です! https://t.co/3agrow9MSG
今日も結弦くんが健やかで幸せでありますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。
スポンサーリンク
2021年02月17日
伝説となる平昌オリンピック
今日2月17日は平昌オリンピックのフリーが行われた日であり、
羽生選手がフィギュアスケートで66年ぶりのオリンピック連覇を成し遂げた日です。
あれから3年目、そしてもう来年は次のオリンピックがあります。
そんな大事な日なのに、朝から色々忙しくしていて、ブログを書くのがすっかり遅くなってしまいました。
2連覇3周年の情報を集めたりする時間もないので、あの時の私の感じていたことを少し書いてみることにします。
前日の16日には、3か月振りに現れた羽生選手が、一部の隙もない演技でSP首位となっていました。
FSの演技を観る前には、緊張はしましたが、
不思議な事に私は、羽生選手は必ず勝てるはず、という根拠のない確信を抱いていました。
羽生選手がいつもしているように、演技の予定構成を確認して、予想点数を計算したりもしてみました。
ライバルと目されていた、ネイサン・チェン選手、ハビエル・フェルナンデス選手、宇野昌磨選手の予定構成も全てチェックして、
たどり着いた結論は、「羽生選手が大きなミスをしない限り絶対勝てる」でした。
SPの『バラード第1番』で、2位のハビエル選手に4点の差をつけていましたから、予想外の転倒などがなければ、羽生選手が勝てるはずと信じていました。
オリンピックの会場に姿を現した羽生選手からは、とても落ち着いた、達観したような感じさえ見受けられました。
どこか、現実の世界から突き抜けたような。
人生における重大な岐路になる試合に臨むに当たり、
悟りを開いたように、心は静かだったのではないかと想像します。
悔いのないようにベストを尽くそう。
その先にあるのは勝利と信じて。
ただ前進あるのみ。
私にはそんな風に見えました。
結果は
SP『バラード第1番』111.68点
FS『SEIMEI』206.17点
総合得点 317.85点
見事な優勝でした。
私の予感は間違っていなかった!!!
跳び上がるほど嬉しいのに、訳もなく涙が溢れてきました。
今夜はこの2つの演技を観ずに眠ることはできません。
(222) Yuzuru Hanyu performs to Chopin's Ballade No 1 at PyeongChang 2018 | Music Monday - YouTube
(222) Yuzuru Hanyu (JPN) - Gold Medal | Men's Figure Skating | Free Programme | PyeongChang 2018 - YouTube
平昌の『バラード第1番』『SEIMEI』は、
フィギュアスケート史上に永遠に残り、伝説となる2つ の偉大なマスターピースなのです。
今日は『氷上の創造者』の発売日でした。
本屋さんで入手したものの、まだ読めていません。
昨日の記事「永遠のバラード第1番」でご紹介したマッシミリアーノさんが寄稿した記事が、写真含めて6ページあることだけは確認しました。
早く読みたい!
それに、明日は西川の”春の健康応援キャンペーン”が始まります。
ピロースタンド銀座店です🧸
— ピロースタンド・銀座店 (@pillow_ginza) February 17, 2021
新しい西川キャンペーンのご案内です
春の健康応援キャンペーンで2,000円以上ご購入の方にはハンドタオルを、25,000円以上のオーダー枕かマットレスご購入の方にはアロマオイルキットをプレゼント🎁
先着順になりますのでお見逃しないようお願いします👀#西川#羽生結弦 pic.twitter.com/BLe54pJQs0
ハンドタオル希望です。
明日も忙しそう。
でも、ユヅごとで忙しいのは楽しいからいいのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。
スポンサーリンク
2021年02月16日
永遠のバラード第1番
今日、2月16日はソチオリンピックのメダルセレモニーの日でもあり、
同時にまた平昌オリンピックのSPが行われた日でもあります。
私は以前からマッシミリアーノさんのTwitterトップに、
「固定されたツイート」としてピン止めされているのを見ていましたが、
今夜はこれを皆さんと一緒に観れたらいいなと思い、シェアさせていただきます。
この動画が録画されたのはSPの翌日のことのようで、羽生選手の『バラード第1番』の解説だけでなく、ボーヤン・ジン選手、ドミトリー・アリエフ選手の4回転ルッツについて、
また、宇野昌磨選手の4回転フリップのプレロテやエッジ使いの問題など詳しく解説されています。
とても興味深い動画なので、是非最後までご覧ください。
およそ23分で、日本語字幕付きです。(スマホ視聴で日本語字幕が出ない場合はパソコンからご覧ください)
A different way of talking about Figure Skating on television. #YuzuruHanyu The Best There Is, The Best There Was and The Best There Ever Will Be #羽生結弦 #Olympics @Eurosport_IT @DiscoveryItalia #PyeongChang2018https://t.co/Kb6TgBwRDY https://t.co/24h7Scr8Gm
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) February 27, 2018
The Best There Is

The Best There Was

The Best There Ever Will Be

正にその通りで、ここに付け加える言葉はなにもありません。
私にとって、一生忘れられない
永遠の『バラード第1番』です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。
スポンサーリンク
ソチ、平昌、そして仙台
7年前の今日、2月16日のスポニチの紙面です。
私も持っているはずですが、大量の新聞コレクションの中から、直ぐに見つけ出すのは至難の業!
スポニチさん、見せてくださってありがとう。
先ほどの紙面は一番最後の締め切りではなく、最終版はこちらです。紙面左に書いてあるように、大雪でとんでもなく締め切り時間が早くなり(確か最初の締め切りが日本16時とか)めちゃくちゃ焦った記憶があります(すぎもと) https://t.co/2ZK5hvUm8N pic.twitter.com/CyVo9mf04W
— Sponichi on Ice (@SponichiF) February 14, 2021
パトリック・チャン選手の点数が出て、
羽生選手のソチでの優勝が決まった瞬間の第一声は「勝っった…!」
この場面、忘れられません。
#YuzuruHanyu
— M姐 (@mnee170) February 11, 2021
ソチと平昌の幸せな瞬間 pic.twitter.com/y55rYvvvJQ
この3日間は幸せなソチの思い出に浸っていましたが、
仙台から悲しいニュースも届いています。
パレードや、能登さんの写真展の時、仙台を訪れたら必ず立ち寄っていた、
クリスロード商店街の『仙台縁日』と『地産地消市場仙臺いろは』が3月14日をもって閉店となるということです。
仙台クリスロード商店街の『地産地消市場 仙臺いろは』が、併設の仙台放送『仙台縁日』とともに2021年3月14日(日)をもって閉店をされるみたい。 | 仙台つーしん (sendai-tushin.jp)
外壁にはいつも羽生選手の素敵なポスターを展示して下さっていました。
無くなってしまうなんて、とても寂しいです。
震災から10年目を期して閉店ということですが、
こうして段々と大震災のことが忘れていかれることのないようにと願っています。
13日夜の、大震災の余震とされる地震では、伊達政宗公の霊屋である瑞鳳殿の石灯籠がおよそ100基崩れ落ち、14日から閉館し再開のめどは立っていないということです。
NHKNEWS
平昌オリンピック後の凱旋パレードの時に訪れ、
参道の長い階段ををゼイゼイしながら登ったことが思い出されます。
澄んだ森の空気の中の絢爛豪華な桃山式の建築は伊達政宗公のイメージを膨らませます。
今度仙台を訪れることができたら、また是非行きたい場所です。
『仙台めぐり』より
アイスリンク仙台もまだ営業中止が続いています。
羽生選手は練習どうしているのでしょうか。
イメージトレーニングや研究や、事によったら、どこか別の練習場所を確保しているのかもしれないな、(近い八戸とか、都築先生のいる神奈川とか…)なんて想像しつつ、
結弦くんの周りにはご家族はじめ、心配して下さる方がたくさんおられるのだから大丈夫、と自分に言い聞かせている金メダル記念日の昼下がりです。
アイリンは閉鎖中だけれど、グッズの通販は通常通りです。
応援のために、何か買いたくなりました。
皆さまも是非何か可愛いものを見つけて、この機会に購入されてはいかがでしょうか。
可愛い!!
結弦くん、どこにいても健康第一でね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。
スポンサーリンク
2020年11月13日
ギンガムチェックの男
田中さんといえばギンガムチェック、というイメージはもう定着していますね。
白と黒のギンガムチェックがお好きなのかな?
実は私も、常に白黒のギンガムチェックアイテムは切らしたことがありません。
なにかそれだけでも田中さんに親近感を感じてしまうところがあります。
今回は特に意識的にこのシャツを着ての登場です。
2017-18シーズン後編はオリンピック終了後の撮影メモリーズです。
エキシビションの練習、楽しそうでしたね。
最高に幸せな時間だったでしょうね、
このポーズ、みんなが好きな理由は、
Notte Stellataのこの部分だからですね。

滑り出す直前の静寂の中のスワン。
羽生選手の首のラインが美しい。

アイスジュエルズの表紙にも使われたこの写真は、帰国翌日の優勝報告会でした。
六本木のミッドタウンで行われたのですが、
この日、何かで忙しくて、行こうかどうしようかと迷っているうちに開始時間になってしまって、
結局行くのを諦めて、後ですごーく後悔したことを覚えています。
急げば30分で行ける場所なのに、なぜ無理しても行かなかったのかと、今でも時々悔しい気持ちがよみがえってきます。
田中さん、こんな目線もらって、幸せな方ですね。
本当に行けばよかった。
会場の紫色の選択が神でした。
SEIMEIの衣装に合わせたとしか思えないほど。
くじ運の悪いと自認している田中さんが、この時は最高の撮影場所が取れたということ。
東洋の王という感が出ていますね。
2018年4月22日、仙台のオリンピック連覇凱旋パレードには多くの方が行かれたと思います。
私もその中の一人でした。
出発地点でのセレモニー。
この日は4月としてはかなり暑くて、記念Tシャツ1枚だけでも汗をかいていましたが、
パレードが始まると涼しい風が吹いてきたというのは本当です。
私は出発地点ではなく、終了地点の市庁舎に近いところにいたのですが、本当に急に涼しい風が吹いてきたのを実感しました。
この写真面白いですね。
右下にいる能登さんの指さす方とは逆の方向を指さす羽生選手。
そして、田中さん発見。
能登さんが、「ギンガム、ギンガム」と言って田中さんの方向を羽生選手に教えていたような気がします。
それ以来、田中さんには、ギンガムというあだ名がついてしまったようです。
能登さんと田中さん、ライバルだと思うけれど仲が良いですね。
ユズとハビみたいに?
二人揃って人間の器が大きくないと不可能な関係だと思います。
目線しっかり合わせてこんな笑顔でお手ふりとピースサイン。
田中さん本当に幸せなカメラマンです。
結局、田中さんはギンガムチェックが好きなのですね。
ここからは大・大・大好きなContinues with Wings のお話になります。
次回に続きます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。
スポンサーリンク
2020年11月06日
ドラマを生きる
昨夜の内に書くつもりが時間が取れず、今日も、もうこんな時間になってしまいました。
田中宜明カメラマンが語る撮影メモリーズ、
前回の続きです。
2017-18シーズンのハイライトは何と言っても平昌オリンピックですね。
漫画とかドラマでもあり得ない、というくらいの展開でした。
初練習でリンクに入る羽生選手。
この時も心の中で「ただいま」って言ったのではないのかな。
「PyeongChang 2018」という文字が写ることも重要なポイントとか。
「記録ですから」。
ショートの演技前。
気迫に満ちた表情です。
バラ1のイーグル大好きです。
この角度でどうして倒れずにいられるのか、不思議。
リンクサイドの紫と衣装の淡いブルーがの対比がなんとも美しく、
SEIMEIの衣装の紫にも合わせた色で、
平昌のリンクは羽生選手のためにデザインされたかのようでした。
「バラード第1番」のフィニッシュ。
テレビ観戦でも、涙が溢れて、余りの見事さに呆然としてしまいました。
晴れやかな笑顔です。
羽生選手自身も、この時ほど安堵したことは無かったのではないのかな。
そして運命を掛けたフリー、SEMEIです。
写っている手はブライアンかジスランかについては、おそらくブライアンかと思います。
確か手前がブライアン、その向こうがジスランでした。
ダン・ダン・からステップに入るところ、盛り上がりましたねーー
田中さん、気分が落ち込んでいる時でも、この部分の音楽聴くと元気が出てくるって、分かります。

「勝った―――」と確信した時。
もう安倍晴明ではなく、生身の羽生結弦になっていますね。
なんて嬉しそうな顔。
また見たいな、こんな顔。
そして勝利に向かって走り出す。
田中さん、演技中に夢中になって連写し過ぎて、カメラのメモリーが足りなくなってしまい、
それで、最後の方は決め打ちで撮ったので枚数すごく少なくないそうです。
「田中なにやってんねん」って、そこだけなぜか関西弁で。
最後まで支えてくれた右足と、氷に感謝する場面、感動的でしたね。
私の周りでも、普段フィギュアスケートに全く関心ない人が、
この時の「SEIMEI」観て、なぜか泣いてしまったという話を何度か聞きました。
自分では泣いたつもりではないのだけれど、自然に涙が溢れたと言っていました。
人が感動した時の身体の反応でしょうか。
本当に平昌の「SEIMEI」は神が味方したと思わせる、奇跡的な演技でした。
何度観ても、また観る度に涙が出てきます。
田中さん、「僕らも失敗できないから。ユヅのフリーなんてね」。
本当にカメラマンさんたちも真剣勝負ですよね。
このドラマの締めくくりはやはりユヅとハビで。
ハグと言うよりもず、熱く固い抱擁と言う方が相応しい。
ピョンチャンでハビがメダルを獲れたことも、とても嬉しかった。
同じ表彰台に立てたからこそ、二人の喜びも倍増したのだと思います。
ユヅだけだったり、ハビだけだったりではダメなのです。
ソチで逃したメダルを最後まで諦めずに獲りに行ったハビの努力と精神力の強さにも心を打たれました。
トレーシーさんがここにはいないけれど、愛情深いコーチたちに恵まれて本当に良かった。
メダルセレモニーの会場が離れていて大変だったというのはよく聞きますが、
田中さんも会場に着いたのが開始5分前だったそうです。
しかし観客の皆さんが、モーゼの出エジプト記のように道を開けてくれたというのは良い話だな。
その情景が目に浮かぶようです。
そして無事に撮ることができたこの写真。
しかし、田中さんも慌てていたのでしょうか。
写真の水平軸が傾いていますね。
そして新村さんの望みは、衣装着てメダルを胸にかけた姿を見ることだそうです。
確かにこの衣装で、胸に金メダル、似合うだろうなぁ。
ソチの時もメダルセレモニーは別な場所でしたが、
2010年のバンクーバーオリンピックまでは、衣装着てメダルセレモニーだったそうです。
さて、2017-18シーズン前編は平昌で終わりましたが、
すると後編は何が来るのでしょうね。
オリンピックの後の世界選手権は怪我の治療を続けるため欠場でしたから、
となると、Continues with Wingsしかありませんね。
これはもう、すごーく楽しみですね!!
来週木曜日、11月12日です。
最後にもう一度動画をどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。
スポンサーリンク
2020年05月01日
握った拳に見た金メダル
今日から5月。
例年ならば、5月と聞くだけで心弾む気持ちになっていたのに、
今年はどこにも行けない5月です。
そんな中でも何とか楽しみを見つけて行けたらいいなと思います。
今日5月1日のスポーツ報知の記者コラム『高木が見ていた』は平昌オリンピックの練習初日の羽生選手のガッツポーズです。
高木さんはこの時のことをこう書いています。
どんな滑りを見せるのか。ジャンプは跳べるのか。世界中の目が、羽生に注がれ、迎えた初練習だった。
開始7分にジャージを脱ぐと、まずは1回転トウループ。次は3回転。その後は、全種類のジャンプを1回転で確認していった。
(見守る3人のコーチの表情がこの時の羽生選手の状態を物語っています。実は痛め止めを飲んでいたという。)
これまでにない、軽めの調整で終えると思われた開始10分過ぎ。
この日10本目のジャンプに、息が止まった。
ギアを上げ加速すると、報道陣の目の前で、高く、強く、宙へ舞った。
完全復活を予感させる3回転半を決め、大きくうなずいた。
40分の練習を枠を早々に切り上げた。イメージ通りのスタートだったのだろう。
リンクを降りた羽生は両手で拳を握った。
この時のガッツポーズ、はっきりと覚えています。
「よっしゃ!」という声が聞こえるような感じのガッツポーズでした。
スポーツ報知の高木恵記者といえば、フィギュアスケートマガジンの記者座談会でもおなじみですが、いつも羽生選手に寄り添った良い記事を書いてくれますね。
次号の記者座談会も楽しみにしています。
<徹底討論!記者座談会・特別編>
さて、明日の朝10時からはテレビ朝日で『題名のない音楽会・Toshi オーケストラで歌う音楽会』があります。
Toshiさんが「残酷な天使のテーゼ」をオーケストラをバックに歌うようです。
https://thetv.jp/news/detail/231838/
是非お見逃しなく!
羽生選手の話題が出てくるのかどうか分かりませんが、盛り上がること必至ですね


フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。1クリックが励みになります。
全ての画像、文の転載、引用はご遠慮下さい。
写真はキャプチャーしたもの、撮影したもの、感謝してお借りしたものです。

ご登録いただくとLINEに記事更新のお知らせが届きます。
2020年02月17日
2連覇記念日
2年前の今日、2月17日は、平昌オリンピックで羽生選手が2連覇を決めた日。
「バラード第1番」、「SEIMEI」、「Notte Stellata」という、
これ以上望めない程の3つの最高のプログラムの組み合わせだった。
まるで、大粒のサファイアとエメラルドとダイアモンドで創られた宝飾品のように。
この記念すべき日に、もう一度3つのプログラムを観ないで過ごすなんてこと、とても無理です。
NHKのノーカット実況無しバージョンをどうぞ。
(YouTubeでしか見られないのでリンクを貼りました)






何度でも言いたい。
本当に、本当に、オリンピック2連覇おめでとう。
2連覇を見せてくれてありがとう。
結弦くんにとっても、ファンにとっても、一生の宝物


2月17日は永遠に忘れない


(217、お誕生日は127だね。)
ブログ訪問ありがとうございます。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。1クリックが励みになります。
全ての画像、文の転載、引用はご遠慮下さい。
写真はキャプチャーしたもの、撮影したもの、感謝してお借りしたものです。
2019年02月18日
2月18日一夜明けの記者会見
昨日はオリンピック2連覇記念の日2月17日、オリンピックチャンネルも大きな金メダルと共に祝ってくれました。
#YuzuruHanyu of #JPN defends his Olympic crown with #Gold in Men's #FigureSkating at #PyeongChang2018! He is the first to win back-to-back gold since Dick Button did so in 1948 and 1952. @ISU_Figure
— Olympic Channel (@olympicchannel) 2018年2月17日
More here: https://t.co/IEOMAVKRqt pic.twitter.com/fNScSXG9C3
そして2月18日は一夜明けの記者会見でした。

Q.司会者: それでは羽生選手、金メダルを首に掛けた、一夜明けたお気持ちをお聞かせください。
羽生選手:まず、ソチオリンピックの時とは違って、非常に非常にたくさんの思いを込めて、この金メダルを取りに行きました。そして最終的に自分が思い描いていた結果になり・・・・・自分の思い描いた・・・・・メダルを掛けていることが本当に幸せです。
司会者:まず外国の記者からの質問を先にしていただきます。YUZURUにも英語で答えていただきます。
エーッ、みたいな顔してますね。
Q.オリンピックチャンネル記者:英語で話してくれてありがとう。
(この会見には通訳が付かなかったんです。田村さーん)
あなたはとても若くして二度のオリンピックチャンピオンとなりました。
大きなプレッシャーをどのようにコントロールしているのですか?
羽生選手:世界にはメンタルコントロール、精神面の管理の仕方、心拍数や身体の管理の仕方に関する知識がたくさんあります。それらに関する多くの知見や論文があります。
ですから、スケートができなかった間はそれらを一生懸命勉強しました。僕は心理学や競技のメンタルについて学ぶのが本当に好きなんです。実際それが今回のオリンピックで本当に役立ちました。
Q.CNN記者:あなたほどファンから熱狂的な応援を受ける人を見たことがありません。
それについてどう思いますか。
また、あなたがインスピレーションを受けるのは誰ですか。
羽生選手:実際スケートを始めたころはオリンピックについては考えていませんでした。4歳だったので、オリンピックのことは知らなかったからです。
スケートを始めてから、オリンピックを見てたくさんの刺激を受けました。どのオリンピックかは覚えていませんが、たぶんソルトレイクシティオリンピックだと思います、それからオリンピックでチャンピオンになりたいと思いました。
そのー、自分でも何を言おうとしているのかよく分からないのですが・・・しかし僕のヒーローはエフゲニー・プルシェンコ、それからジョニー・ウィアー、ステファン・ランビエール、そしてハビエル・フェルナンデスもそうです。
そしてまたディック・バトンもそうです。彼は実際最も偉大なスケーターだったからです。
彼が滑っているところは見られませんでしたが、彼が大変すばらしいスケーターであったことは知っています。そして彼は、僕が今回オリンピックで2連覇することを本当に応援してくれました。ですから彼に本当に感謝しています。
僕が3連覇の記録に挑戦するかどうかは分かりませんが、今は今回の2連覇というタイトルに本当に満足しています。ありがとうございます。
Q.NBC記者:ファンがあなたのためにアイスリンクに投げ込むプーさんのぬいぐるみどうなるんですか?
羽生選手:プーさんは・・・帰す・・・何と言ったらいいか・・・森へ帰します。フフフ冗談ですけど。
本当は全部家に持って帰りたいんですが、でもそうもできません。
ですから実際はスケート連盟や子供たちのための何らかの連盟や団体に寄贈しています。何と言ったらいいか分かりませんが・・・寄贈しています。
そしていくつかのプーさんは僕の思い出のために家に持ち帰ります。
Q,ロイター通信記者:(英語で質問を始めるが、羽生選手に”You can speak japanese !"と言われ、日本語に切り替え。日本語話せる方だと知っていたんですね。)
Q: 昨夜はお祝いをされましたか?
そして今日はどんなお気持ちでしょうか。
羽生選手:優勝のお祝いはしませんでした。眠る時間も十分になかったので。
優勝のお祝いは多分するでしょう。ただし家族やチーム、またクリケットクラブ内で、多分。
そして僕の気持ちはフリープログラムを滑る前と今とでは全く違っています。僕の夢はすでに叶ったからです。ですから今は本当に満足しています。
その他の外国人記者の方、質問はありますか?
もう終わり―みたいなバッテンマークですね。
それでは日本人記者の質問に進みます。
Q.フィギュアスケートマガジン記者:フィギュアスケートマガジンの山口と申します。おめでとうございました。(ここで山口さん登場!)
一般的にスポーツでは人間力が競争力に結びつくと考えられていますが、競技以外にこれからトライしたい、例えば旅をしたいだとか、何かこういう分野で勉強したいだとか、競技以外に何か挑戦してみたいと思っていることことはありますでしょうか?
羽生選手:とりあえずスケートをやめる気はまだないです。
今まで人生スケートに懸けてきて本当によかったと心から言えますし、これからも、もうちょっとだけ・・・もうちょっとだけ、自分の人生をスケートに懸けたいなって思っています。
これ以降も4回転アクセルについてなど日本のメディアからの質問が続きます。
続きは会見のノーカット動画でどうぞ。
そしてハビもまたあの日を懐かしんでいます。
#1YearAgo, @javierfernandez ⛸️🇪🇸 became Spain’s first ever Olympic medallist in figure skating.
— Olympic Channel (@olympicchannel) 2019年2月17日
Go back to #PyeongChang2018 👉 https://t.co/w22xFfsHUX@ISU_Figure @COE_es pic.twitter.com/sltKxEki0e

本当に2018年2月17日は永遠に記憶され記録される素晴らしい一日でしたね


ブログ訪問ありがとうございます。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。1クリックが励みになります。
☆全ての画像、文の転載、引用はご遠慮下さい。
2018年07月24日
美しい氷上生物のように☆ 1/f ゆらぎを感じて
羽生選手のことを生物なんて呼ぶのは申し訳ないのですが、氷の上を自由自在に滑っている彼を見ると、人間ではなく、水の中をヒラヒラと泳ぐお魚のように感じてしまいます。
あんな風にスピードにのって自由に滑れたら、どんなに気持ちがいいことでしょう。
実際、彼にとっては靴を履いて地上を歩くより、エッジに乗って氷の上を滑ることの方が楽なうえに気持ちが良いのでしょうね。
『羽生脱ぎ』でなく普通の脱ぎ方でもカッコいいですね。

羽生選手が自由に滑る様子を見ているだけで私にはヒーリング効果があります。
彼のスケーティングに1 /f ゆらぎを感じるからかもしれません。
1/f (エフ分の1)ゆらぎとはパワーが周波数 f に反比例するゆらぎのこと。ただしfは0よりも大きい(wikiぺディアより)と説明されていますが、これではさっぱり分かりません。

様々な事象は平均的には一定であるかのように見えても、その平均値のまわりで予測のつかない変動をして、繰り返すことのない一度きりの変化を積み重ねていきます。
これはまるで羽生選手のスケートを説明しているようです。

規則的なものと不規則なものが調和した状態が、1/fゆらぎで、体験者は心地よく快適な気分なります。
自然界には多くのゆらぎが溢れています。私たちの心臓の音、ろうそくの炎のゆれ、波の感覚、雨音…。
いずれも一定のようでいて、実は予測できない不規則なゆらぎがあり、それが1/fゆらぎです。

人間の生体は五感を通して外界から 1/f ゆらぎ を感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ、 精神が安定し、 活力が湧くと考えられています。
それで羽生選手のスケートを見ると癒されて元気になるわけね。
こんな説明されれば、なるほどと思います。
これは平昌オリンピックの練習動画ですが、見ているだけで私にはヒーリング効果があります。
羽生選手のスケーティングに1 /f ゆらぎを感じているのだと思います。
(再生できない場合はYuzuru Hanyuをクリック)
ゆらゆらと、いつまでも飽きずに見ていられます。
しかしこの1/f ゆらぎを感じるのは何故か羽生選手の場合だけなんです。
ブログ訪問ありがとうございます。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。1クリックが励みになります。
☆全ての画像、文の転載、引用はご遠慮下さい。
テーマカラーは紫
平昌オリンピックを振り返ってみれば、イメージは全て紫。
このカーテンの色、羽生選手のSEIMEIカラーに合わせたとしか思えません。
SEIMEIの紫とバラ1のブルーの組み合わせ
演出したかのような構図

勝利の瞬間を彩ったのも紫


紫に始まり紫に終わった平昌オリンピック。
2連覇を気高く美しく飾った色。
気が早いけれど、今年の秋は紫をマイテーマカラーにしよう。
紫のカシミアセーターとブルーのシャツは必須かな。
昨日は大暑で40度越え!?
夏来たりなば秋遠からじ、と思ってこの暑さを乗り切ろう。
ブログ訪問ありがとうございます。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。1クリックが励みになります。
☆全ての画像、文の転載、引用はご遠慮下さい。
2018年07月18日
オリンピックの結果がどうであれ
Continues with Wings のメイキング特別番組の中で、「オリンピックの結果どうであれ、応援して下さった方々に感謝の気持ちを込めて、何かやりたいと思っていた」という発言がありました。
それを聞いた時、ああ、やっぱりそうだったんだ、と思いました。
NHK杯前日の怪我の後、3か月半ぶりでピョンチャンに現れた時、とても落ち着いた表情でした。
しかしそれは自信に満ちたというよりも、むしろどこか達観したような表情に感じられました。
ここで何が起こっても全て自分が受け止める、という覚悟を決めた人の落ち着きのように感じたのです。
勿論金メダルを目指す。
でも必ずしも金メダルが取れるとは限らない。
銀かもしれないし、銅かもしれない、いや表彰台に乗れないことだって有り得る。
客観的に見れば、ジャンプが戻ったばかりの体で、そういうことも想定外だったとは言えないでしょう。
羽生選手自身にとってもそれは同様だったのではないでしょうか。
だからこそ、「オリンピックの結果どうであれ」という言葉が出たのでしょう。
しかし何故か私は羽生選手の金メダルを一度も疑いませんでした。
理由なく信じていたと同時に、分からないながらも電卓片手に、羽生選手と、競い合う選手たちの過去のプロトコルを計算し、想定し、4T、4S、3Aが完全に戻っていれば、羽生選手の勝ちという結論を出していました。
そして緊張の練習初日。
ブライアン、トレーシー、ジスラン、3人のコーチが真剣な表情で見守る中、シングルジャンプで始まりました。(3人の表情の中に、当時の状況の全てが読み取れる気がします)
そして練習の最後にトリプルアクセルを1本だけ綺麗に降りて、ガッツポーズで練習を終えた羽生選手を見て嬉しくなりました。ああ、これで大丈夫って気持ちになりました。
「よっしゃ!」って言ってた?

結果は見事な66年ぶりのオリンピック2連覇!

「結果がどうであれ」は杞憂に終わり、最高の結果を出し、Continues with Wings が凱旋公演になって本当に良かった!
これまで見たアイスショーの中で一番楽しく嬉しく、そして感動した最高の3日間でした。
これからもこの翼に乗ってどこまでも飛んで行ってね!
ブログ訪問ありがとうございます。
フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。1クリックが励みになります。
☆全ての画像、文の転載、引用はご遠慮下さい。