山田真実コーチ

2021年09月23日

山田真実先生インタビュー





4歳の結弦くんが初めてフィギュアスケートと出会った時の先生。
それが山田真実コーチです。

2回のインタビューの前編から、一部抜粋してシェアしたいと思います。
 


――才能を感じた瞬間はどんな時ですか?

 彼が幼稚園の年長くらいで、1回転ジャンプを跳べた時に、「シングルアクセル(1回転半)をやってごらん」って言ったんです。

 1回転から1回転半は早い子でも2、3カ月。たいていは半年から1年くらいかかります。なので、ちょっと面白がって言っただけだったのですが、彼は跳んだんです。着氷で転んだのですが、ちゃんと1回転半回りました。「なんだ。これは」と。教えていないから、軸はぐちゃぐちゃ。でも運動能力だけで回ってしまったんです。

 ――演技力は当時から光っていましたか?

 今の結弦を見ていると、自分の世界に入っている感じがあるじゃないですか。あれは幼稚園の頃からでしたね。

 初めて、曲を与えたのは彼が5歳くらいの時。私は「草競馬」だと記憶しているのですが、本人は「ウルトラマン」だと言っていました。いまこんな風に取材されるとは思ってもいなかったので、はっきり覚えていないんですが。

 一応、どの子どもたちにも、その曲の物語や背景を教えるんです。だけど、たいていはジャンプを跳んだり、走ったり、スピンをしたりするのに必死でそこまでいかないんです。

 でも、結弦は勝手に自分の世界に入っていました。みけんにしわを寄せて、苦しそうにやったり、笑顔で楽しそうにやったり。この競技は恥ずかしがっていては表現できません。自分を出さなきゃいけない。そこはやっぱり上手でしたね。

 ――当時から羽生選手はスケートが大好きだったのでしょうか。

 どちらかというと、お姉ちゃんがメインで、そこにつれられて、やっていた感じだと思います。半分、イヤイヤなところもあったとは思いますよ。お父さんとキャッチボールをしている時の方が楽しそうでしたから。

 言うことを聞かなくて、私が「もうやらないんだったら帰りなさい」と怒ると、そのまま泣いて帰ってしまうこともありました。絶対にこういうスケートをやりたいんだという感じではありませんでしたね。

 本当にスケートが好きになって、上を目指そうと考えるように変化したのは、私の後に指導した都築(章一郎)先生のおかげです。彼が小学2年の時に私が仙台を離れて実家の北海道に戻ることになり、恩師の都築先生に後を託しました。でも、都築先生は私の100倍ぐらい厳しいので、それでやめちゃうのは、まずい。

 上手に育てたら、結弦はいずれ、日本を代表する選手になるだろうなと思っていたので、「この子、すごいから。本当にすごいから、先生、潰さないでね」とお願いしました。

 ――羽生選手にはスケートについての日記を書かせていたそうですね。

 結弦に言ったのかは覚えていないのですが、「僕は先生にスケート日記をつけなさいって言われたから。そこから癖になってんです」と数年前に会った時に言われました。

 子どもたちはすぐに忘れちゃうから、何でもノートに書きなさいって指導してきたんです。注意されたことでもいいし、それが面倒だったら、今日はどんな気分だったかでもいいし、何か書くといいと思うよって。中身はチェックしていません。自分の好きなように書いてほしいから。腹が立ったら先生の悪口も書いていいよと。それで解消するなら、とにかく書いてと生徒には言ってきました。

(聞き手・岩佐友)

記事全文はこちらから。



やはり幼い時から抜群の運動神経の持ち主だったこと、自分を表現することが得意だったことが現在に繋がっているのですね。
しかし意外なのは、その頃はどうしてもスケートをやりたいという子供ではなかったということです。
むしろキャッチボールをすることが好きな普通の男の子だったとは。
真美先生が結弦くんを、ジャンプの指導に優れた都築章一郎先生に引き継いでくれたことも、結弦くんの大きな進歩に結びついたのでしょう。

真実先生が勧めてくれたスケートノートが、後の羽生選手の大きな力になっていったのは本当に良かったと思います。
沢山のノートは、今では結弦くんの宝物となりました。


18 1月 NNN 8


真美先生ー都築先生ー奈々美先生とそれぞれ違う方法で結弦くんの才能を引き出して下さった先生方に恵まれたことも結弦くんの幸運の一つだと思います。

来週はインタビュー後編がリリースされる予定です。



同じく来週29日(水)に発売の『フィギュアスケート日本代表2021ファンブック』には
「個性を磨く振付師の力」というタイトルの阿部奈々美先生の記事が掲載されます。
奈々美先生が振り付けした、羽生選手の一連のプログラムは本当に素晴らしくて大好きです。
こちら記事も楽しみです。








  • データ配信特典。
    本商品を2021/10/19(火) 23:59までにご購入いただくと、「スペシャルメッセージ動画」の特典が受けられます。商品出荷時に、ダウンロードURLをメールにてお知らせします。ダウンロードURLをお届けするためにメールが送信されますので、ご了承の上ご購入ください。特典のダウンロード期限は2022/01/17(月)23:59となります。 販売元: Amazon.co.jp。 詳細はこちら (細則もこちらからご覧いただけます)

対象期間にご予約、ご購入いただいた方だけに
特別に「スペシャルメッセージ動画」をデータ配信にてプレゼントします! (101MB)
収録選手:坂本花織/佐藤 駿/島田高志郎/田中刑事/友野一希
樋口新葉/松生理乃/三原舞依/宮原知子/山本草太/横井ゆは菜
スペシャルゲスト
シェイ=リーン・ボーン

※2021/10/19 23: 59 までにご購入の方限定の特典になります。
商品出荷時に、ダウンロードURLをメールにてお知らせします。
ダウンロードURLをお届けするためにメールが送信されますので、
あらかじめメール設定などご準備の上、ご購入ください。
※特典動画のダウンロード期限は、2022/1/17 23: 59となります。
※内容は予告なく変更になることがあります。予めご了承ください。

男子シングルと女子シングルのトップ選手を徹底紹介!
独占インタビュー、密着レポート、スペシャル対談、座談会など、
本誌ならではの豪華企画満載でお届けするファンブックです。
特別付録の「2021/2022シーズン観戦カレンダー」も便利です!
【別冊付録】 2021/2022シーズン観戦カレンダー

[スペシャルレポート] 羽生結弦「スケート人生を懸けた夢」

Quadruple Axel  5


[羽生結弦を語る] シェイ=リーン・ボーン「全身全霊の演技を」

Quadruple Axel  6



[スペシャルレポート]
宇野昌磨「ひたむきに進化を求めて」
鍵山優真「北京へ、覚悟の新プログラム」
紀平梨花「いざ、憧れの大舞台へ」

[独占インタビュー]
田中刑事「攻め続けた先に」
佐藤 駿「大技に夢を託して」
友野一希「史上最高の自分へ」
山本草太「新しい自分に出会う旅」
島田高志郎「100パーセントの自分を」
坂本花織「光の射すほうへ」
宮原知子「華やかに、そして力強く」
三原舞依「銀盤に愛を込めて」
松生理乃「駆け上がる階段」
樋口新葉「4年越しの挑戦」
横井ゆは菜「この壁を克服するために」

[オンラインイベント]
友野一希×山本草太×山隈太一朗×須本光希
「温泉同好会 納涼! ! オンラインファンミーティング2021 アフタートーク」

[シリーズ]
「個性を磨く振付師の力」 #12 阿部奈々美

[大好評連載]
町田 樹 「若きスケーターへの手紙」

[アイスショーギャラリー]
ドリームオンアイス2021
ザ・アイス2021
プリンスアイスワールド2021
フレンズオンアイス2021

※鈴木潤さんの好評連載「In my life ── 文舞両道のすすめ」は、都合によりお休みさせていただきます。次号を楽しみにお待ちください。



この雑誌のお写真の選び方など、もっと良い選択肢が沢山あるとは思うのですが、

シェリーン・ボーンさんのロングインタビューは13,000字ということは、
400字詰めの原稿用紙32.5枚分、A4用紙で約13枚分にあたりますから、相当長いインタビューですね。

それに阿部奈々美先生の記事。

これだけでも買う価値はあるのではないかな。


付録の観戦カレンダーも試合のスケジュールなど入っていて便利そう。

Quadruple Axel  4





今夜は21:00~23:30まで、日テレプラス(CS)
『フレンズオンアイス2011』の再放送があります。

結弦くんが「フレンズオンアイス」に出場したのは2011年だけだったと思います。

今ではアイスショーでは堂々たる座長ですが、当時は一番年下の弟分でした。


2011 フレンズオンアイス 1


結弦くん16歳の『悲愴』と『ロミオとジュリエット』が観られるという贅沢!!


観られる方は是非!



お読みいただきありがとうございました。

人気ブログランキング
ブログランキングに参加しています。


スポンサーリンク




withgoldenwings at 07:41|Permalink

2019年08月24日

2014年・初めての24時間テレビ



最初に見た24時間テレビは、5年前の2014年でした。

青森県八戸市のテクノアイスパーク八戸で行われた一夜限りのアイスショーで「ロミオとジュリエット」を滑りました。

このリンクは2011年の震災後、練習リンクを失った羽生選手が、電気もつけずにそのシーズンのプログラムだった「ホワイトレジェンド」「ロミオとジュリエット」を、振付をしてくれた阿部奈々美先生と共に練習した場所でした。


14 24hTV  2



フード 1_Fotor




2014 0830 24時間TV_Fotor



14 24hTV  5_Fotor



14 24hTV  6_Fotor


14 24hTV_Fotor

(その当時のキャプチャー画像より)










14 24hTV  3_Fotor


寄せ書きを見る羽生選手の腕にある、この赤い時計も当時話題になりました。


私にとっては、過去の24時間テレビの中で一番印象深ったかもしれません。


    


そして、昨日は外出していてリアルタイムでは見られなかったのですが、every で北海道での羽生選手の様子が放送されていたのですね。


4歳でスケートを習い始めた時の山田真実先生との再会は感動的でした。





羽生選手は以前、最初は真実先生が厳しいから練習がいやだったと言っていたことがありました。

でもスケートノートをつけることを指導してくれたり、仙台を去る時に都築章一郎先生に指導を引き継いでくれたりしたのは真実先生でした。


真実先生に金メダルを掛ける羽生選手も、掛けてもらう真実先生も胸が一杯だったことでしょう。







昨晩帰宅してから、この映像を見て、潤んだ瞳の二人を見て、こちらもうるうるしてしまいました。


真実先生が結弦くんを忘れたことはひと時もなかったことでしょう。
いつも遠くから見守っていてくれたのでしょう。

これまであまり注目されることのなかった山田真実先生に大きな恩返しができて本当に良かったですね。


「いろいろつらいこともたくさんあったと思うし、今もあると思うんだけど、、、」
「あきらめないで、、、」

真実先生のこんな言葉で、結弦くんの胸に一気にこみ上げてきたものがあったようです・





それにしても、真実先生の、20年の年月を経ても変わらぬ若々しさにも驚きました。
羽生選手は成長して、強く美しい青年に変身しているのに。

真実先生は昔と同じように見える。



FullSizeRender (838)_Fotor


24時間テレビ 山田真実 2


なんだか不思議な感じ。



    


さて、6年目の出演となる今年は、どんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。

羽生結弦選手のスケート、ユーミンの歌、清塚さんのピアノ、厚真町町民吹奏楽団の演奏という贅沢な「春よ、来い」。



(秀(さかえ)さんのTwitterから感謝して映像お借りしました。)




19 24hTV


このブログを書いている今、午前7時。
約13時間後、楽しみです!



ブログ訪問ありがとうございます。

フィギュアスケートランキング
ブログランキングに参加しています。1クリックが励みになります。

☆全ての画像、文の転載、引用はご遠慮下さい。

写真はキャプチャーしたもの、撮影したもの、感謝してお借りしたものです。



withgoldenwings at 07:00|Permalink