国別対抗戦2023

2023年04月16日

昨日の駿くんー受け継いだ挑戦する勇気



昨日のブログにも書いたのですが、
国別対抗戦の男子FS、佐藤駿選手の演技が忘れられません。
 
国別2023 佐藤駿 FS プロトコル

私も同感です。


駿くんの演技を、6日以前に国別対抗戦欠場を決めながら、10日までSOIでジャンプをバンバン跳んでいたU選手はどんな思いでご覧になっていたのでしょうね。


最後まで諦めないで挑戦する勇気に感動しました。


結弦くんから受け継いだ挑戦する勇気。


駿くんはまだ18歳、これからの佐藤駿選手の挑戦を応援しています。


佐藤駿 2019 JGPF


結弦くんからのペンダントを胸に、トリノで滑った『ロミオとジュリエット』
冒頭の鮮やかな4回転ルッツ、素晴らしかった!

そして、その後見た結弦くんの『Origiin』冒頭の4回転ルッツも素晴らしかった!
トリノで見た2つの4回転ルッツが忘れられません。

2019年トリノでジュニアGPF優勝
、そして今度は2026年のミラノを目指して。

駿くん、頑張れ!!



お読みいただきありがとうございました。

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国別対抗戦とSOI2023関東ローカル地上波放送




国別対抗戦も終わり、これで今シーズンの試合は全て終了しました。


 
国別2023 結果

1位アメリカ、 2位 韓国、 3位 日本という結果になりました。

多分にシーズン最後のイベント的な試合ですが、ロシアに変わって初出場の韓国が2位になったのは、チャ・ジュンファン選手の活躍が大きかったと思います。





今大会で一番の感動を問われた坂本は「だいたいの選手が世界選手権からで、一度ピーク持って行った後にこの試合は精神的にも大変。けがなく病気なくみんなが元気に終えられて良かった」と安堵(あんど)。

 続けて急きょ出場が決まった男子の佐藤駿(明大)の名を挙げ「(出場の)発表からこの大会まで調整が大変だったと思うが、今日のフリーは心に響くものがあった。最後まで戦い抜くぞっていう気持ちがすごい目に見えた。4回転ルッツを途中に入れて、そのあとキスクラで、日下先生から『あそこに4回転ルッツを入れる構成ではなかった』と聞いて、ビックリした。それを聞いて余計感動したし、チームジャパンの一員として最後の最後まで戦ってくれたと思う。感謝の気持ちでいっぱい」と話した。


応援していた佐藤駿選手はフリーで4回転ルッツをどうしても入れたいという強い気持ちで最後まで全力で頑張ってくれました。





佐藤駿選手 FSプロトコル

国別2023 佐藤駿 FS プロトコル

1本目のジャンプが3回転ルッツになってしまいましたが、
なんと4本目のジャンプに4回転ルッツを投入しています。



4月6日に急遽出場が決まった試合でしたが、良く最後まで戦い抜いたと思います。

駿くんのガッツが感じられる演技でした。

この経験も来シーズンに生かして、頑張って欲しいです。

全選手のプロトコルはこちら




さて、これから、関東ローカルで、スターズ・オン・アイスの舞台裏と羽生選手の3つの演技が地上波で放送されます。




『オペラ座の怪人』、『阿修羅ちゃん』、『あの夏へ』が続けて観られるという贅沢さです。


SOI 2023 横浜 能登直 1




SOI 2023 横浜 楽日 小海途 1



SOI 2023 横浜 3日目 小海途 1




土曜の夜だし、思いっきり夜更かししてしまうつもりです!


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2023年04月13日

遅かれ早かれ、結局みんな好きになる




今朝読ませていただいた、あいりんりん様のツイートから初めて知った、北京五輪の時の、中国人記者さんの記事を読みました。

涙なしには読めませんでした。


22 北京 4A認定 2

 

多くの方は既読の記事かもしれませんが、自分用に全文転載させていただきました。


Record China記事より

2022年2月10日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、北京五輪での戦いを終えた羽生結弦に対する感想をつづった中国人記者の手記が掲載された。以下はその概要。

天井を見つめる羽生結弦は完全に自分の世界に入っているようだった。時折かわいらしくやんちゃそうな表情を見せ、会場を後にする際にはスタッフに対して90度のお辞儀を忘れなかった。その優しさ、優雅さ、礼儀正しいジェントルマンぶりは、まさに骨身に刻まれたものだ。

インタビューした際、彼の目には涙があった。同僚の男性記者が「彼が不憫で自分も耐えられない」と言いながら出てきた。ミックスゾーンに入る前、羽生はまず友人とハグしてからやってきた。そしてこちらに背を向けてしゃがみ、しばらくしてから立ち上がった。頭を低く下げ、顔は見えなかったがとてつもない疲労を感じ、傷心していることは感じ取れた。

彼は自分の気持ちを整理し、カメラの前で笑ってみせた。一昨日もそうだったし、今日もそうだった。しかし今日は些か感情を抑えきれなかったようだ。

本番前の最後の数分まで、彼はクアッドアクセルを試し続けた。転んでは起き上がりまた挑んだ。彼の転ぶ姿からは、とどまることのない毅然とした様子が見てとれた。

ここ数日、カメラマンが羽生の写真を一枚一枚見せてくれるたびに、私たちは「あまりにも美しい。まるでマンガから飛び出してきたみだいだ」と感嘆した。私を含め、それまで羽生のことをそこまでよく知らなかった人さえため息をついた。

この数日間、彼は美しさ、強さ、優しさ、勇敢さであらゆる人をとりこにしてきた。これこそ羽生結弦という四文字が持つ魔力なのかもしれない。

フィギュアスケートというのは、難度の高いテクニックがとても重要であるものの、それ以上に見る者を感動させる力が大事であって、それがなければ美しさや芸術性を表すことはできない、という話を今日同僚とした。この「感染力」というのは、選手自身が持つエンパシーによる部分が大きいと思うのだが、羽生の善良さ、優しさ、細やかさが強力なエンパシーを帯び、それでいて宇宙に抗うような勇敢さや芯の強さという別の側面がさらに彼の動きや技術をより確実なものとし、そうして羽生という氷上の美少年が作り上げられているのだと感じる。

羽生結弦を好きにならない人などいない。遅かれ早かれ、結局みんな好きになる。

フィギュアスケートの知識を学ぶにあたり羽生の映像をたくさん見たが、その中で最も印象深かったのは彼が「実は自分はとても孤独だ。周囲の環境が自分の精神状態や体の状態に大きな影響を与えるので、外の世界から切り離さないと理想の演技はできない。だから、自分は孤独でありたい」と語っていたことだ。

自分や人類の限界に挑戦し、孤独にチャレンジする彼のことを本当に理解できる人は、実際はいないだろう。

最後に羽生にメッセージを贈りたい。

「羽生結弦にしか踏み入れることができない境地に敬意を示す。気骨と優しさを併せ持つ男は、ゆっくりとそして勇敢に自らの遠く険しい道程を歩んでゆく」(翻訳・編集/川尻


羽生選手のことを本当によく理解してくださっていると思いました。

この中国人の記者様に深くお礼申し上げたい気持ちです。

22 北京 EX LAST



ちい様の絵がすっごく可愛くて、お借りしてしまいました。
ありがとうございます。


結弦くん、チョコパイ食べてSOIの疲れを癒してくれるといいな。

今夜から始まる国別対抗戦は仙台から観戦するのでしょうね。


急遽、アイスリンク仙台で結弦くんと一緒に練習したこともある佐藤駿選手も出場することになりました。






佐藤駿 2019 JGPF


試合ではいつも結弦くんから贈られたペンダントを胸に。

駿くんの美しい4回転ルッツ見たいです。
頑張って!応援してます!


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