北京オリンピック
2023年04月13日
遅かれ早かれ、結局みんな好きになる
今朝読ませていただいた、あいりんりん様のツイートから初めて知った、北京五輪の時の、中国人記者さんの記事を読みました。
涙なしには読めませんでした。
多くの方は既読の記事かもしれませんが、自分用に全文転載させていただきました。
#プロローグ地上波
— あいりんりんʚɞ1207ʚ♥ɞ (@0920Kona) April 10, 2023
を見た一般の方々の反応を見て北京後の中国人記者の言葉を思い出す
「羽生結弦を好きにならない人などいない。遅かれ早かれ、結局みんな好きになる。」
純粋に物事を感じられる人なら
羽生選手にどうしようもなく惹かれてしまう…と思う
→
#羽生結弦
https://t.co/F3oFiUt4ml
Record China記事より
2022年2月10日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、北京五輪での戦いを終えた羽生結弦に対する感想をつづった中国人記者の手記が掲載された。以下はその概要。
天井を見つめる羽生結弦は完全に自分の世界に入っているようだった。時折かわいらしくやんちゃそうな表情を見せ、会場を後にする際にはスタッフに対して90度のお辞儀を忘れなかった。その優しさ、優雅さ、礼儀正しいジェントルマンぶりは、まさに骨身に刻まれたものだ。
インタビューした際、彼の目には涙があった。同僚の男性記者が「彼が不憫で自分も耐えられない」と言いながら出てきた。ミックスゾーンに入る前、羽生はまず友人とハグしてからやってきた。そしてこちらに背を向けてしゃがみ、しばらくしてから立ち上がった。頭を低く下げ、顔は見えなかったがとてつもない疲労を感じ、傷心していることは感じ取れた。
彼は自分の気持ちを整理し、カメラの前で笑ってみせた。一昨日もそうだったし、今日もそうだった。しかし今日は些か感情を抑えきれなかったようだ。
本番前の最後の数分まで、彼はクアッドアクセルを試し続けた。転んでは起き上がりまた挑んだ。彼の転ぶ姿からは、とどまることのない毅然とした様子が見てとれた。
ここ数日、カメラマンが羽生の写真を一枚一枚見せてくれるたびに、私たちは「あまりにも美しい。まるでマンガから飛び出してきたみだいだ」と感嘆した。私を含め、それまで羽生のことをそこまでよく知らなかった人さえため息をついた。
この数日間、彼は美しさ、強さ、優しさ、勇敢さであらゆる人をとりこにしてきた。これこそ羽生結弦という四文字が持つ魔力なのかもしれない。
フィギュアスケートというのは、難度の高いテクニックがとても重要であるものの、それ以上に見る者を感動させる力が大事であって、それがなければ美しさや芸術性を表すことはできない、という話を今日同僚とした。この「感染力」というのは、選手自身が持つエンパシーによる部分が大きいと思うのだが、羽生の善良さ、優しさ、細やかさが強力なエンパシーを帯び、それでいて宇宙に抗うような勇敢さや芯の強さという別の側面がさらに彼の動きや技術をより確実なものとし、そうして羽生という氷上の美少年が作り上げられているのだと感じる。
羽生結弦を好きにならない人などいない。遅かれ早かれ、結局みんな好きになる。
フィギュアスケートの知識を学ぶにあたり羽生の映像をたくさん見たが、その中で最も印象深かったのは彼が「実は自分はとても孤独だ。周囲の環境が自分の精神状態や体の状態に大きな影響を与えるので、外の世界から切り離さないと理想の演技はできない。だから、自分は孤独でありたい」と語っていたことだ。
自分や人類の限界に挑戦し、孤独にチャレンジする彼のことを本当に理解できる人は、実際はいないだろう。
最後に羽生にメッセージを贈りたい。
「羽生結弦にしか踏み入れることができない境地に敬意を示す。気骨と優しさを併せ持つ男は、ゆっくりとそして勇敢に自らの遠く険しい道程を歩んでゆく」(翻訳・編集/川尻)
羽生選手のことを本当によく理解してくださっていると思いました。
この中国人の記者様に深くお礼申し上げたい気持ちです。
ちい様の絵がすっごく可愛くて、お借りしてしまいました。
ありがとうございます。
SOI2023の大好きな3つのプログラム達。
— ちい (@yz_peel777) April 11, 2023
ありがとう!そしてお疲れ様🥰#羽生結弦#YuzuruHanyu #SOI2023 pic.twitter.com/iTDmGeLNtz
結弦くん、チョコパイ食べてSOIの疲れを癒してくれるといいな。
今夜から始まる国別対抗戦は仙台から観戦するのでしょうね。
急遽、アイスリンク仙台で結弦くんと一緒に練習したこともある佐藤駿選手も出場することになりました。
明治大学体育会スケート部の佐藤駿選手(政経2)がフィギュアスケート・世界国別対抗戦に出場します!(※宇野昌磨選手負傷欠場による代替出場)
— 明治大学 広報課 (@Meiji_Univ_koho) April 13, 2023
男子ショートは本日4/13日(木)、フリーは15日(土)どちらも18:30~テレビ朝日系で放送されます。テレビを通じて佐藤選手に熱い応援をお願いいたします! pic.twitter.com/UXbRzgVt3s
試合ではいつも結弦くんから贈られたペンダントを胸に。
駿くんの美しい4回転ルッツ見たいです。
頑張って!応援してます!
お読みいただきありがとうございました。
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2023年02月14日
2月14日は特別な日
今日はバレンタインデーですね。
今年はプレゼント用も、自分用も、迷わずこれにしました。
缶のサイドの模様も綺麗で、後から小物ケースにするのが目的です。
見るたびプロローグを思い出すでしょう。
2月14日というと、違う意味でも忘れられない日となっています。
2014年 2月14日 ソチオリンピック男子FSが行われて、
羽生選手が最初の五輪金メダルを獲得した日
9年前の今日は、ソチ2014で羽生結弦さんがオリンピックで初めての金メダルを獲得した日🥇👏
— オリンピック (@gorin) February 14, 2023
フリーの演技を振り返ります✨#オリンピック #フィギュアスケート pic.twitter.com/B2W175xLGr
そして、去年の今日は、
2022年 2月14日 北京オリンピック 羽生選手記者会見の日
たった一人で臨んだ記者会見は、辛いものでもあったけれど、羽生結弦の名を更に有名にし、更にファンを増やす結果になりました。
なので、私にとってはバレンタイン→2月14日→羽生結弦、という思考回路ができ上がっています。
会見全文はこちらで読むことができます。
昨日発表されて以来、CLAMPとのコラボによる絵本企画のことが気になって仕方ありません。
出版界からも驚きの声が上がっていますね。
#羽生結弦 選手の取り組みには、出版社の関係者からも驚きの声が聞かれています。
— 東スポ・オリパラ取材班 (@tospo_olympic) February 14, 2023
羽生結弦の『絵本』進出 出版界から驚きの声「アイスショーと絡めている点が面白い」#フィギュアスケート #GIFT #絵本 #GIFT_tokyodome #CLAMPhttps://t.co/sK1DndLczo
羽生は26日にスケーター史上初となる東京ドームでの単独アイスショー「GIFT」を開催。同事務局は13日、超人気創作集団CLAMP(クランプ)とコラボした絵本を発売すると発表した。羽生が紡いだ物語をスケーティングだけではなく「絵本という世界」で表現する方法を模索する中、CLAMPにイラスト制作をオファーしたという。詳細は後日明かされる予定で、講談社から「GIFT」として発売される。
複数の出版関係者が「アスリートの絵本は珍しい」と話すように、異例とも言える試み。ある大手出版関係者は「アスリートがエッセーや自叙伝を出すことはよくあるが(絵本は)聞いたことがない」と証言した上で「アイスショーと絡めている点が面白いと思う。羽生選手にとってアイスショーが一つの軸ではあると思いますが、その中でも絵本にも携わる気概がすごいですよね」と目を丸くした。
その羽生は「東京ドームでの公演の世界とは、また違う世界観を感じていただけるような作品です。この作品を通じて、多くの方に違った視点を感じて、楽しんでいただければと思います」とコメント。リンクの枠を超え、絵本からも〝ギフト〟を届ける。
私の場合、そもそもCLAMPという集団が如何なるものかというところから知らなければなりません。
とにかく、どんな作画をなさっているのか、検索して集めてみました。
昔からご存じの方も多いようですが、確かに羽生結弦味が強いですね。
CLAMPさんにとったら、「望むところ」、ということではないでしょうか。
そして、人気創作集団が手掛けた絵本という形になれば、スケートをこれまで見ていなかった層にも『羽生結弦の物語』が届くようになりますね。
早く詳細が知りたいです。
「GIFT特別新聞」に詳細情報が記載されるそうなので、混雑するかもしれないけれど、
会場受け取りにしようかなと考え中です。
お読みいただきありがとうございました。
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2022年11月26日
報われなかった今は今で幸せ
精神科医の海原純子医師は、雑誌等のコラムにも記事を書かれているので、ご存じの方が多いと思います。
今回、羽生選手の北京オリンピックでの4回転アクセルについて書かれていた記事を読んで、これまで心の隅に引っかかっていた羽生選手の言葉がとても納得できたので、シェアさせていただきたいと思います。
完璧を目指して努力して結果が出なければ、「報われない」という気持ちになるものだ。では、完璧を目指すのは良くないのだろうか、というとそれは違う。なぜなら、完全主義には「適応的完全主義」と「不適応的完全主義」があるとされているからだ。https://t.co/EKhgsO4C9d
— 時事メディカル (@jijimedical) November 24, 2022
自己追求型努力は報われる
~羽生結弦選手に見る「適応型完全主義」という概念~
北京冬季五輪でフィギュアスケート男子シングルの3連覇を期待されていた羽生結弦選手が、4位に終わった。一部には、「メダルを取ってほしかった」「4回転アクセル(4回転半ジャンプ)を跳ばないで手堅くいけば銅メダルを取れたのに」という声もあったが、多くの人たちがその挑戦の姿勢に共感したと報道されている。
試合直後、松岡修造さんのインタビューを受けて羽生選手が思わず漏らした、「努力は報われないんですね」という一言から、14日の記者会見で「満足した4回転半だった」という言葉に変化する4日間のプロセスに注目したい。
◇羽生選手の「完全主義」
私はスケート競技に詳しくはないが、羽生選手は完全主義者だと言われている。完璧に技術を習得できるまで練習を繰り返し、絶対に失敗しないという確信を得てから試合に臨み、イメージ通りの演技を行い、勝利を手にするという戦略に基づく競技生活。高い目標を目指し努力し、結果を手にしてきたこれまでの足跡を見ればそれが分かる。
完全主義は、一般的にストレスフルだという見方がある。完璧を目指して頑張り努力して成功すればいいが、結果が出ない場合、気持ちが落ち込むというのがその理由で、中には「完全主義は良くない」という意見もある。これまで必ず結果を手にしてきた羽生選手にとり、今回の4位はどんな意味を持つのだろう。
◇プロセスを大事にする「適応的完全主義」
完璧を目指して努力して結果が出なければ、「報われない」という気持ちになるものだ。では、完璧を目指すのは良くないのだろうか、というとそれは違う。なぜなら、完全主義には「適応的完全主義」と「不適応的完全主義」があるとされているからだ。
一つのミスでも、「すべてが終わり」「意味がない」「努力は無駄だった」と考えれば気持ちが落ち込んでしまう。こうした完全主義は、失敗やミスによって周囲からの評価を失ったと感じて落ち込むことで、不適応的完全主義とされている。
これに対し、高い目標を目指し、自分の可能性を追求するが、結果としてミスをして完璧にはできなくても、その努力のプロセスを納得できる場合は、適応的完全主義とされている。こうした自己を追及する適応的完全主義は、他者からの評価ではなく、自分自身の成長のために、自分が納得できる高い水準を目指して全力で取り組み努力する、そのプロセスを大事にするというものだ。まさに今回の羽生選手の演技そのものと言える。
◇心を守る「自己追求型の努力」
今回の羽生選手の4回転アクセルへの挑戦が多くの人の共感を得たのは、その挑戦する姿勢と、結果はともあれ自分の最高を目指してリスクを恐れない勇気に対するものであり、その背景に羽生選手の自己追求的な適応的完全主義があるのだと思う。
「結局4位だったんじゃないか」という声があるだろう。金メダルが取れないことで心ない言葉を受けるリスクもあるかもしれない。そうしたリスクを知りながら、なお、あえて挑戦する姿を見せてくれた羽生選手に共通する思いを感じた人は多いのだと思う。
今、努力して頑張っても結果が手に入れられず周りから評価されないことで、「報われない」と感じて落ち込む人は多い。「努力しても無駄だ」と思いがちで、それが心をうつに追い込んでしまう。しかし、他者からの評価とは別の視点で、人からの評価を求めるのではなく、「自分の成長に必要だから自分の目標を目指す」という自己追求型の努力をしていくと、自分自身の努力に納得ができて、これがストレスから自分の心を守ることになる。
結果やメダルとは別に、自分の可能性を追求する形の適応的完全主義を見せてくれた羽生選手の競技だったと言える。(了)
ずっと気になっていた羽生選手のこの言葉。
「また今回、人生って報われることが全てじゃないんだなと。報われなかった今は報われなかった今で幸せだなと。不条理なことはたくさんあるけれども、少しでも前を向いて歩いていけるように頑張っていきたい」
(東京新聞記事より)
4Aという目的のために、自分のできること全てをやり尽くして、しかし、その結果が100%報われなくても、そこに至るまでの自分の努力に対する後悔はないという、晴れ晴れした気持ちがあったのではないかなと想像しました。
誇りを持ってその結果を受け入れられたのだと思います。
私もこれからは、適応的完全主義でいこうと思います。
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2022年09月10日
メディアの方々のために滑ったプログラムたち
昨日から今日にかけて、動画やらテレビ放送やらで、多忙な日常の中で情報についていくのがやっとです、
昨日はテレビ東京の独占インタビュー第3回目を見ました。
結弦くんの過去最大の決断は中学1年生の時だったのですね。
まだ12歳か13歳の時のことです。
スケートを止めてもかまわないと言われて、必死で続けさせてくるようにお願いして、
そこで初めて自分はスケートを続けようという意思が明確になったのですね。
多分ご両親は、結弦くんの自発的な意思を確認したうえで、それを最大限尊重し、サポートしてくださったのだと思います。
本当にスケートを続けてくれて良かったな。
そのおかげで、世界は過去最高のフィギュアスケーターを得ることができました。
北京で過去のプログラムを演じたのは、その場にいたメディアの方々へのお礼だったのですね。
あの時間、メインリンクではメダリストたちが集まってエキシビションの練習をしていたと思います。それにも関わらず、サブリンクで一人練習していた羽生選手の取材、撮影に集まってくれたメディアの方たちもたくさんいて、羽生選手は自分がたとえ結果が取れなくても、夢を叶えきれなくても、こんなにも必要とされているのだということに感動して、メディアの方々に全部見せて恩返ししたいという気持ちになったということです。
普段の試合ではジャッジ側から撮影できる機会の少ないカメラマンをジャッジに見た立てて、正面から撮影できるように、過去のプロブラムを滑ってくれたのです。
集まった記者たち、カメラマンたちにとっても、予期せぬ幸せな時間だったでしょうね。
これからの抱負については、やはり4回転半を成功させること。
それに、今まで練習してきたこと、努力してきたこととを、全部皆さんに見せたいということ。
「羽生結弦の演技たちっていいなって、全部見る価値あったなって思ってもらえるように、さらに努力することが、今の目標であり、夢です」
嬉しい言葉でした。
もしかしたら、いつの日か分からないけれど、私たちも北京のメディアの方々のような恩恵にあずかれるかもしれないな、なんて夢を抱いてしまいました。
テレビ東京のインタビューは今回の3回目で完結となりました。
ようやくこれで。インタビュー【1】【2】【3】と揃いました。
もう一度初めから順番に聴いてみたくなりますね。
そのメディアの方々の色々なイベントが続きます。
毎日新聞の貝塚さんよりお知らせ。
大変荷が重いイベント告知が出てしまいました…。
— 貝塚太一 Taichi Kaizuka (@taichi_kaizuka) September 8, 2022
芳賀くん@mainichi_haga、倉沢くん@hitkurasawa の音声配信で慣れている2人にお任せしたい…。
取材記者が語る「表現者・羽生結弦とフィギュアスケートの未来」 | Peatix https://t.co/ycP9Wde1Tj
9月20日の21時からです。
これまで未掲載の写真も見せてくださるそうです。
詳細はこちらからどうぞ。
そしてフィギュアスケートマガジンでおなじみの毛受亮介カメラマンが、『写真家たちのフィギュアスケートトーク』Vol.3にゲスト出演しています。
改めまして!「写真家たちのフィギュアスケート・トーク」vol.3大好評配信中!収録現場から #毛受亮介 さん、#田中宣明 さん @tanaka_nobu_ph
— 朝日カルチャーセンター新宿教室 (@asakaruko) September 5, 2022
#能登直 さん @sunao_noto
の仲良し告知動画をお届けします。ほんわか~☺️。https://t.co/dHIAW1hCy9#ボクスケ #ドゥンドゥンかわいい
毛受さんのお話を直接聴くのは初めて。
是非聴かせていただきたいし、毛受さんの撮影した写真もたくさん見せていただきたいです。
配信購入のお申し込みはこちらです。
田中さん、能登さんに加えて、毎回カメラマンをゲストに2時間も語り合うというこのシリーズ。
本当に楽しくて、これまで第1回スポニチの小海途さん、第2回元スポニチ部長の長久保さん、のお話を聴きながら、素敵な写真をたくさん見せていただきました。
3回目はベースボールマガジン毛受さん、そして続く最終回は報知の矢口さんです。
お読みいただきありがとうございました。
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・その日を待ちながら
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2022年08月06日
彼を美しく撮ることがモチベーションだった
昨日から、随分と溜まってしまった新聞の整理に取り掛かりました。
昨年の全日本選手権のころからなので、新聞の山になっています。
整理を始めても、ああ、あんなこともあったな、こんなこともあったなと、なかなか進まないのは、おそらく皆さまも同じなんだろうと思います。
そんな中で、ふと目に留まったのは、スポニチの長久保さんのコラムでした。
それは、2022年2月11日(金)の新聞でした。
北京オリンピック、フィギュアスケート男子シングルFSの翌日の新聞です。
50歳のときに彼と出会った。
美しく、激しく。
ファインダーに全身を捉え続けることは至難だった。
36枚のフィルム時代に培った技法は過去のもの。気づけば600枚も撮っていた。
仕事を離れ夢中になった。
羽生選手の3度目の五輪が終わった。
2度の栄冠を手にした後のモチベーション維持は大変であったと思う。
私は彼を美しく撮ることをモチベーションにこの10年を生きてこられた。
ありがとう。
私が羽生選手と出会ったのは2011年の12月でした。
今から10年半ほど前のことです。
長久保さんと同じころかと思います。
そして長久保さんと同じように、私も彼の美しいスケートを観ることをモチベーションにしてこの10年を過ごしてきました。
そしてこれからも、彼の美しいスケートを観ることをモチベーションとして生きていくつもりです。
長久保さんも、これからも美しい羽生選手を撮り続けていただきたいなと思っています。
明日7日(日)12:00からフジテレビTWOで
「フィギュアスケート傑作選 あの時、キミは…」の放送があります。
そして今月最後の日曜日28日には、ようやくファンタジー・オン・アイス神戸公演が観られそうです。
/
— フジテレビONE/TWO/NEXT(ワンツーネクスト) (@fujitv_nexco) August 5, 2022
いよいよ今週末放送!#羽生結弦 回の2エピソードの再放送を緊急特別編成!ノービス時代やジュニア時代から貴重な映像が満載の永久保存版!
\
フィギュアスケート傑作選 あの時、キミは…
📆8/7(日)12:00~
📺フジテレビTWOhttps://t.co/LbUxu6mnCc
そして、ヤマカイさんはなんと、『序奏とロンド・カプリチオーソ』を地上で再現という、大胆で意欲的なチャレンジをしてしまったようです。
バレエとしてみても、如何に難しいことなのかは理解できました。
皆さまはどんな感想をお持ちでしょうか。
ギリシャにもファンクラブができたそうです。
以前からあったのかと思っていましたが、意外にも初めてのファングループのようですね。
ギリシャ大好きな私にとって、これは嬉しいニュースでした。
ギリシャから!
— 🍉Citron Cullen🍑🍓レゾン狂🥟🍮🐰⛸️🕶️⚽ (@napoleonfish) August 4, 2022
ギリシャにての羽生さんのファン組織結成を願い先ずはFacebookにてファンサポートグループを作成とのことです。素晴らしい! https://t.co/wZaq0AiYr9
YUZURUに特化した最初のギリシャファニューファンダムグループを作成したことを発表できて嬉しく思います!!
氷の光・羽生結弦のギリシャ支援団体
アマチュアを卒業してプロアスリートとなってからも、羽生結弦ファングループは世界各地で増え続けそうですね。
お読みいただきありがとうございました。
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2022年07月24日
唯一つの名前「Yuzuru Hanyu」のために
昨夜は結弦くんの番組が続き、楽しくもあり、辛くもあり、でもこれまでの結弦くんの歴史を振り返り、またこれからの結弦くんの行く先を見つめる良い機会になりました。
テレ朝の2時間たっぷりの番組はもちろん良い番組でしたが、
今はその後に放送されたテレビ東京の「みんなのスポーツ」の特集が印象に強く残っています。
余分な文章は書かなくても、
結弦くんの言葉と表情だけで伝わってくると思います。
ただ椅子に座っているだけでも美しい人です。
自分って必要とされていないのかな
もう羽生結弦早く引退しろって言われているのかな
レールの上をただひたすら走らされている人形なんじゃないか
つらいって思ったことも もちろんあった
でも、9歳の僕が「跳べ」って言った。
北京五輪の演技後・・・
その時、都築先生はこう声を掛けてくれました。
すごく報われて、こんなに報われたスケーターがどこにいるんだ。
ゆづの挑戦は無駄ではなかったよ。
本当によく成長してくれましたね。
感謝しています。
頑張れ 結弦!
そして今、
こんなに報われたスケーターいないよな。
あの言葉はすごく沁みましたね。
あの言葉があってこその、今の幸せなのかな。
私の気持ちもこの方と同じです。
⚠️朝から超ネガツイで辛くなる動画なので見ないでください😢🙏
— yuzu🌸703✨🕊💫✨✨ (@yuzu7033) July 22, 2022
ずっと我慢してきたから最後に吐かせて!
辛くて苦しくて悔しくて悲しかったはず...
全部分かってたはず...それでも愛する⛸のためにひたすら努力して貢献してきた人の居場所を決定的にあからさまに奪ってしまったのだから
↓↓ pic.twitter.com/vk9cRJstwx
Just want to remind ISU in case they forgot, who has promoted this sport over these years, bringing in numerous sponsors and press attention, including the attendees who would only buy tickets for one name, Yuzuru Hanyu.
— K·Morpheus ❆༻꧂ (@urnotkkris) June 7, 2022
✨ part 1✨#YuzuruHanyu𓃵 #羽生結弦#羽生结弦 pic.twitter.com/j6aEDZwPhV
ISUに彼らが忘れている事柄を思い出させたい。
長年にわたりスポンサーやマスコミの注目を集め、
唯一つの名前、Yuzuru Hanyu のためだけにチケットを買う観客のことを含め、
誰が、このスポーツを盛り上げてきたのかを。
今日の動画は2006年全日本ジュニアより
FS『サマ-ストーム』(『四季』夏より)
全日本ジュニア初出場で7位となりました。
お読みいただきありがとうございました。
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2022年03月03日
同時通訳の仕事
Twitterを読んで泣いてしまうということはまず無いのですが、このkuppyさんの訳してくださった記事には、思わず涙があふれてしまいました。
北京オリンピックでの羽生選手の単独記者会見で中英同時通訳を担当した25歳の中国人女性の記事です。
長い記事ですが、羽生選手に関する部分を抜粋させていただきました。
既に訳して紹介して下さった方がいらっしゃったと思いますが、全文を日本語訳しました。
— kuppy (@kuppykuppy2020) March 2, 2022
スポーツに特に興味のなかった通訳さんの心も動かした、記者会見での羽生選手の姿。訳しながら私も泣けました。https://t.co/Awpdt0cXBc
羽生結弦の記者会見の同時通訳者 李文瑨
これは平凡な物語だ。しかし、それほど平凡というわけでもない。
2月14日に羽生結弦のあの異例の会見が開かれるまで、中英同時通訳者の李文瑨は思ってもいなかった。こんなにも多くの人たちが「小さな黒い部屋」にいる彼女の声を聞くことになろうとは。彼女は、いささか落胆して失望した元気のない語気で訳した。羽生結弦が落胆して失望して元気なく言ったあの言葉を。「我还是想做4A。」(訳者注「4回転半降りたいなという気持ちはもちろん少なからずあって…」の部分かと思います。)
それは北京冬季オリンピックのメインプレスルームのメディア席の右側に並ぶ黒い小部屋。彼女は同僚と二人、その中の一つの部屋で中英同時通訳——八種類の言語の同時通訳のうちの一種類を担当していた。これまでのオリンピックでは同時通訳者が記者の視野に入ることはなかった。しかし北京冬季オリンピック組織委員会は小さな黒い部屋を会場に設置し、しかも窓を設けていた。
窓はかなり大きい。通訳者はそこから防音ガラスを通して、取材を受ける人の表情や身振り手振りをはっきりと見ることができる。それは情報と感情を構成する大切な要素だ。
北京冬季オリンピックのその集まりの、小さな黒い部屋の中の通訳者は世界の各地から来ていた。81歳のスイスのお爺さんもいれば60歳のイタリアのおばさんもいて、25歳の中国のお嬢さんもいる。李文瑨はそのお嬢さんだった。
この会見の本当に特殊な点が何なのか、多くの人は気づかなかっただろうが、李文瑨は始まってすぐに気づいた。彼女はこれまでに30回以上の各種の会見を経験してきた。アスリートの隣には通常、広報担当者が座る。ご承知のように、それは一見付き添いのようで、実はある意味護衛だ。しかし羽生結弦は一人で演台に上がった。隣には誰もいない。
演台には15の座席がある。羽生結弦はその中央に座った。孤独で、がらんとしている。まるで彼がリンクにいる時と同じだった。
「その時私は少し驚きました。それは冬季オリンピックの記者会見の中で、一番記者が多い会見であり、壇上にいる人が一番少ない会見でした。私は不意に感動を覚えました。羽生結弦の誠意を感じました。彼はまるで何の防御もせずに全ての人の前に出てきたかのようでした。」李文瑨は言った。
同時通訳者として、李文瑨はどうしても独自の視点からオリンピックを見ることになる。彼女が立ち会ってきたのは、アスリートが試合後に世界中のメディアと「やり合う」ところ。彼女は、アスリートの言葉の中に込められた感情、情報をできるだけ正確に伝えなければならない。それらの情報はおそらく全てのメディアに掲載されることになる。「人民日報」、「ニューヨークタイムズ」、「読売新聞」…
(中略:中国の任子威選手、韓国のファン・デボン選手についての部分です。)
小さい頃から今まで、李文瑨は決してスポーツファンだとは言えなかった。北京冬季オリンピックの仕事に参加したことで、彼女に初めて少し好きだと思うアスリートができた。中国の武大靖だ。しかし羽生結弦のその会見は彼女に競技の範疇をはるかに超越したところにあるオリンピックの魅力を感じさせてくれた。
その午後、記者たちは30分前からプレスルームを埋め尽くしていた。羽生結弦は入ってくると、まずは全ての人に向かって深々とお辞儀をし、一人で演台に上がった。演台の下にいる広報担当者が、挙手をして質問を始めて良いと説明すると、真っ先に羽生結弦が自ら手を挙げ、まず話をさせてほしいと申し出た。仕事の様々なプロセスについて既に熟知している李文瑨は、問題なく対応することができたが、しかし彼女は防音ガラス越しのプレスルームから、これまでに感じたことのないある種の厳かな空気を感じた。
ガラス越しに羽生結弦の表情と仕草がはっきり見えた
羽生結弦は北京冬季オリンピックで唯一、8種の同時通訳が付いたアスリートだった。羽生結弦に勝ったフィギュアスケート金メダリストのネイサン・チェンですら、付けた通訳は5種だけだった。
35分間のインタビューで、羽生結弦は一つ一つの質問にとても真摯に応えた。彼の受け答えは的確で、心に響くものであった。「とても驚きました。彼は本当に誠実でした。私は自然と彼の言葉と感情の中に引き込まれていました。」同時通訳の声を聞いていると、4Aを完成させられなかった自分を慰めながらも、やはりどうしても納得できない人物はまるで彼女自身かのようだった。
インタビューが終わって羽生結弦が立ち上がり、座っている報道記者に深々とお辞儀をした時、ライブ放送の画面は既に切断されていた。同時通訳者たちも仕事は終了したと思っていたが、何と羽生結弦は再びマイクを手に取り、小さな黒い部屋に視線を向けて言ったのだ。「通訳の方も、ありがとうございました。」そしてもう一度お辞儀をした。
李文瑨は言う。「全く思いもよりませんでした。彼の通訳者への感謝の言葉を訳し終えると、私は堪え切れずに泣いてしまいました。もともとはその男の子にそれほど興味があったわけでは無かったのに。」
退場の際には同時通訳はもう必要ない。羽生結弦は全部で5回お辞儀をした。4回は集まっている人たちに向かって。最後の1回は壇上から降りた後にオリンピックの旗に身体を向けて。李文瑨に最後のお辞儀は見えなかった。撮影記者や現場のスタッフが一斉に押し寄せて小さな黒い部屋からの視界は遮られてしまったから。
彼女はきっとこの記者会見を永遠に忘れないだろう。それは人類で初めて4Aに挑み、失敗した会見。しかし羽生結弦の小さな宇宙はまだ燃えるように熱い。
冬季オリンピックでの経験は李文瑨のスポーツへの思いを作った。「今、思います。スポーツはみんなを団結させることができる。任子威、ファン・デボン、羽生結弦、みな同じだと思うんです。アスリートは競技場では成績を争っているけれど、みんな一緒に一つのことをしているんです。それはスポーツというもので、人の心を動かすこと。」
3月の冬季パラリンピックが終われば、李文瑨の2年にわたる北京オリンピック組織委員会での体験は終わる。彼女が北京に残るのか、どこかで別の仕事を始めるのかは自分にもまだわからない。しかし彼女は、隣の小さな黒い部屋にいたあの60過ぎのイタリアのおばさんはとてもいいことを言っていたなと思っている。「私はもう40年やってきたけど、まだ続けたいと思っているの。通訳という仕事は毎日新しいことを学べるだけでなく、世界を繋ぐために頑張ることができるから。」
おかげで通訳者李文瑨は気付いた。「信、達、雅」が目指す究極の目標。それはまさにオリンピックのモットーの中にある「together」だったのだと。
kuppykuppy's diaryより
私自身も、言語は違いますがkuppyさまと同じく、大分以前に通訳の仕事をやっていた時期があり、思わず感情移入してしまいました。
1回1回の仕事が一期一会なので、一度でも通訳させていただいた方のことは、時間が経過しても決して忘れてしまうことはありません。
李文瑨さんは北京の羽生結弦会見を決して忘れることはないと思ます。
一生の宝物のような記憶になることと思います。
今日はひな祭り。
今年のお雛さま。
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2022年01月20日
織田さん新著は結弦くんへのエールだった
「フィギュアスケートとは”生き様を観るスポーツである!」
織田信成さんの新著のタイトルです。
平昌オリンピック以降の4年間のフィギュア界の移り変わりと、日本のフィギュアスケートを担ってきた選手たち、そしてもうすぐ始まる北京オリンピックの注目選手についても書かれています。
特に羽生選手に関しては第4章として、特別な章を捧げています。
題して、
第4章 歴代最高のフィギュアスケーター、羽生結弦選手のこと
本当は第1章から順に読むべきなのでしょうけれど、やはり最初に第4章に飛びつくように読んでしまいました。
全体が207ページの内、第4章には35ページが割かれており、本の6分の1が羽生選手のこととなっています。
本は1月17日に出版されたばかりなので、詳しい内容までは書かないつもりですが、特に織田さんの強い想いを感じた部分のみ引用させていただきました。
織田さんは羽生選手より8歳年上ですが、羽生選手は後輩ながら憧れの選手なのだそうです。
こんなジャンプが跳びたい、こんなスピンをしたいと夢見たすべてを形にしたら羽生結弦になった。そんなふうに思えるのだそうです。
織田さんと羽生選手の最初の接点は2008‐2009シーズンの全日本選手権で、その時織田選手は優勝し、14歳の羽生選手は初出場で8位でした。
その翌年のグランプリファイナルに二人共出場していて、羽生選手から挨拶してくれたのが最初の出会いだったのです。
ですから、もう13年くらいの付き合いということになりますね。
二人共、フィギュアスケートオタクと言っていいほど、四六時中フィギュアスケートのことを考えているので、試合やショーで会えば、フィギュアスケートの話は尽きないのだそうです。
ここで突然、二人で温泉に入った!という、ショッキングなエピソードが出てくるのですが、これは意外でした。
羽生選手といえば、食事も入浴も、一人静かに別行動をとるようなイメージがありますが、なんと織田さんと2人で温泉に入ったことがあるそうなんです!!
平昌オリンピックの後、静岡で行われたアイスショーの時ということですが、それはおそらく2018年のファンタジー・オン・アイスの時だと思われます。
私もその静岡公演を観に行っていましたが、出場選手の宿舎は、会場近くの「北の丸」という、和の伝統を生かした大きな旅館だったのです。
FaOI静岡公演の間は、出場者用の貸し切りだったそうです。
記念写真の真ん中に羽生選手、一人置いて織田さんがいますね。
とても素敵な旅館なので、私もいつか必ず泊まってみたいなと思っています。
平昌オリンピックで優勝して2連覇を果たし、羽生選手もリラックスして過ごせたのでしょうね。
それにしても2人だけで温泉なんて・・・そんな経験あるの多分織田さんだけでしょうね。
織田さんはその時初めて、羽生選手のある変化に気づいたということです。
平昌以降の羽生選手の競技やオリンピックに対する発言が前よりもまるくなったなぁとも感じるそうです。
そしてそこがちょっと不満だとも。
織田さんは、羽生選手は「フィギュアスケートに興味が無くても、ルールを知らなくても、一目演技を観たら虜にしてしまう。そんな羽生結弦こそ歴代最高のフィギュアスケーターにふさわしい」と言っています。
しかし彼が頭角を現したころは、実はめちゃくちゃイヤだったそうなのです。
彼が全日本選手権を2連覇したころ、それは全盛期を迎える少し前のことであったにもかかわらず、
「僕たちの心をバット一振りで折ってしまうくらいの技術と精神力がすでに彼にはあり」、
めちゃくちゃ悔しかったそうです。
羽生選手のジャンプは天才的というしかないくらいですが、織田さんが一つ選ぶとしたら、やはりトリプルアクセルだということです。
とても印象的な言葉で表現してくださいました。
「それは『跳ぶ』じゃなくて『舞う』なんです」。
「桜の花びらを集めてフワッと投げるあれ、あんな感じです。舞うんです」。
そして4回転アクセルについては、
もし4回転アクセルを成功させれば、それだけで歴史に名が刻まれる。これほど難しいジャンプを成功させる選手がいるとすれば、それは芸術的なトリプルアクセルを軽々と跳ぶ羽生結弦しかいないと。
ただ4回転アクセル成功にはジャンプの幅と高さ、回転軸をいかに早く作るかがポイントとなり、跳ぶ力の方向と回転する力の方向が完璧に合わなければ成功しないと指摘されています。
この部分は体操の内村さん、白井さんと同じ考えですね。
やはりキーポイントとなるところは理論的には分かっている。しかしそれをピタリと自分の体に落とし込むというのは至難の業だということですね。
それでも織田さんは、「僕の中では彼ならやってのけるんじゃないかという期待がある」と述べています。
大方の人は、「北京には間に合わないんじゃないか」、「もう少し時間がかかるだろう」とか、考える中で、
織田さんは、「北京という大舞台でこそ、羽生選手は奇跡を起こしてしまうんじゃないか」そんな予感がしていると。
最後に、「羽生選手に今僕が望むこと」として、織田さんの「むき出しの本音」が語られています、
この部分は私が一番共感した部分でした。
その最後の言葉には1000%同感しました。
「北京でネイサン・チェン選手を倒し3連覇を成し遂げることも、
次のミラノ・コルティナで市場初の30代金メダリストを目指すことも、
羽生結弦ならば実現可能です。
ユヅならできる!」
織田さんの新著は結弦君へのエールのために書かれたようにさえ感じられました。
フィギュアスケートへの愛と情熱、温かい人柄とその本音が垣間見える素敵な本でした。
皆さまにもお薦めしたいと思います。
是非オリンピックの前に!
新年初トリプルアクセル!今日から本も発売されますので、皆さんよろしかったら是非〜!#フィギュアとは生き様を観るスポーツである #KADOKAWA pic.twitter.com/vP2zvru2jH
— 織田信成 nobunari oda (@nobutaro1001) January 17, 2022
ファンの方々のお花に囲まれて💐いつもありがとうございます😊母からも「予約していたサイン本届きました。いいね。」と連絡がありました。あげたのに。笑 しかし自分も親になり、そうしたい気持ちが分かるようになりました。#フィギュアとは生き様を観るスポーツである pic.twitter.com/FcjEXgzWR1
— 織田信成 nobunari oda (@nobutaro1001) January 18, 2022
松岡修造&織田信成コンビ、平昌に引き続き テレ朝の北京五輪キャスターに (TVガイド)
— NEWS JAPAN【公式】 (@NEWS_JAPAN_S) January 18, 2022
松岡修造と織田信成が、2月3日からテレビ朝日系で放送される北京オリンピックのキャスターに就任することが決まった。進行は安藤萌々アナウンサーが務める。 メイ…https://t.co/pP11ciL08I#速報 #ニュース
北京オリンピックではどんな解説が聴けるのか、それもとても楽しみになりました。
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2022年01月17日
楽譜の上を振り付けしながら滑っていく
物議を起こしたIOCのツイートは削除され、大谷選手の名も羽生選手の名も削除されてしまいましたが、実際の引退会見はどうだったのか、ノーカット版を朝日新聞社がYouTubeに上げてくれています。
1時間余りある長時間の会見なので、お時間のある時にご覧ください。
IOCがどんなに不自然な編集をしたか分かると思います。
IOCのやり方は本当に不愉快極まりないことでしたが、
今日は気分を変えて、羽生選手の素晴らしい音楽表現について考えてみたいと思います。
昨年末の全日本フィギュアのSP『序奏とロンド・カプリチオーソ』で、音楽表現のPCSで10点満点を得たことは記憶に新しいですね。
音楽の表現については、羽生選手を超えるスケーターはいないと言っても過言ではないと思います。
1月7日に発売されたNumber1043号に掲載された、昨年ショパンコンクールで2位に入賞した反田恭平さんが羽生選手の『バラード第1番』について語っている言葉がとても印象的でした。
「たとえば、ピアノでは左手で弾くバス音(低音)がボンと鳴るときに、彼は氷上を回りながら足で蹴っている。そういった動作からは、ショパンの作品の意図を表現し、観客へと伝えるようなものがあると感じました」
「演技冒頭に4回転ジャンプを跳んだ後、音が下降するときに音の高低差をうまく利用して踊ってますよね。さらに、その後一瞬動きが止まり、次の振り付けに移っています。こうした”間”の取り方も非常に秀逸です」
「また全体的に、足の動きはピアニストにとっての左手のバス音を表し、上半身や手の繊細な動きは右手、メロディーや雰囲気を表現しているように見えます。
このプログラムは『バラード第1番』という曲を氷上に具現化したものといってもいいかもしれません」
足がピアニストの左手、上半身や腕や手の動きがピアニストの右手にあたるという考えは、
ピアニストならではの見方として、とても新鮮でした。
それからは、羽生選手の演技を観るとき、いつもピアニストの右手と左手の音を意識して感じるようにしています。
そしてもう一つ、ずっと印象に残っている記事があります。
それは昨年12月24日付の朝日新聞デジタルの記事なのですが、
この中で語られた羽生選手の言葉です。
「(僕の中の)イメージだと音符があって、その上を振り付けをしながら滑っていく」
(この上を結弦くんが滑っていくイメージ。)2014―15シーズンの世界選手権から2季連続で使用したショパンのピアノ曲「バラード第1番」について、15年夏に語ったことだ。繊細な旋律のこの曲を平昌五輪でも使用し、見事に五輪連覇を成し遂げた。
そして今シーズンは、
「ジャンプありきのプログラムじゃなくて、その曲とか自分の感覚ありきのジャンプみたいな。そういうプログラムにできたら」
「自分の曲に編集されているから、曲が中心にあってプログラムとか振りがあるんじゃなくて、僕があってのその場があって、空気があって、プログラムがあるっていう感じをだしていければ」
「自分の中で羽生結弦っぽい表現、羽生結弦でしかできない表現のあるSPがどんなものがあるのかなと思ってずっと探していた」
その末にたどり着いたのが、「序奏とロンド・カプリチオーソ」だ。
「先シーズン、すごく心が折れてつらかった時期に滑って、活力をもらった清塚さんのピアノにしたら、もっと気持ちを込めて滑ることができるんじゃないか」
111・31点で首位に。思いをピアノの旋律に乗せ、羽生にしかできないプログラムをつくりあげた。
ソチでも、平昌でもそうだったように、
SPで圧倒的な演技をして、優位性を保ったままFSも決めて優勝するイメージ。
北京では清塚さん編曲の『序奏とロンド・カプリチオーソ』を完璧に滑ることで、金メダルへの、まさに序奏になりますように。
オリンピックのSPのラッキーカラーはいつもブルー。
『パリの散歩道』、『バラード第1番』、そして今度は『序奏とロンド・カプリチオーソ』
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2021年12月12日
絶対に許されない政治利用
この東スポの記事、今朝になって気が付き、驚愕しました。
なんと、アイスリンク仙台、スケ連、クリケットクラブと羽生選手に関わる3か所に同文の手紙を送ったらしいですね。
なぜ全日本を控えた大切なこの時期に、羽生選手だけにお門違いな手紙を送ったのか、全く理解に苦しみます。
羽生結弦へ北京五輪ボイコットを訴える手紙が SNSに批判殺到「政治利用するな!」 https://t.co/A1DkEqEkwU
— 東スポ (@tospo_prores) December 11, 2021
またもアスリートが巻き込まれた。北京五輪への外交的ボイコットの流れが世界中で広がる中、フィギュアスケートの五輪2連覇・羽生結弦(27=ANA)へ送られた3通の手紙がSNSで波紋を広げている。
問題のツイートは9日に投稿。中国の人権侵害に反発する投稿者は、羽生へ北京五輪ボイコットを呼びかける意図をつづった上で、羽生に関連する団体や組織など3か所に当てた手紙の写真を公開。これが拡散されると「羽生君を政治利用するな!」「選手の人権を侵害している」「池江選手にやった行為と同じだ」と批判が殺到した。 今夏の東京五輪開幕前には競泳・池江璃花子(ルネサンス)が一部の五輪反対派から「辞退して」と強要されて騒動となった。池江は「私に反対の声を求めても、私は何も変えることができません」と悲痛な叫びを吐露し、アスリートへの誹謗中傷は大きな社会問題となっていた。今回は冬季スポーツの主役が政治的な騒動に巻き込まれた形。そもそも羽生は北京五輪の出場を明言しておらず、完全な〝飛び火〟といっていい。 北京五輪を巡っては米国、オーストラリア、カナダ、英国がすでに外交ボイコットを表明。日本国内からも追随すべきとの声が出始めている。
誤解もあるようなので。
— 遠藤修一 北京五輪ボイコット 💢 (@endoshuichi) December 11, 2021
羽生選手はスポーツ選手としてではなく影響力ある有名人に対する要望です
私達は五輪自体の中止を望んでおらず開催地の変更を求めています
ソ連崩壊前のモスクワ五輪でもボイコットの前例があり中国テニス選手の事例もあるように各国選手を危険に晒すことになります。 https://t.co/HLxNgXzRzt
影響力ある有名人なら他にもたくさんいます。
フィギュアスケートに限っても、宇野選手や鍵山選手はじめ、ネイサン・チェン選手、コリヤダ選手などにも送ったのですか?
なぜ羽生選手だけなのですか?
結局、講義殺到で、今日になって問題のツイートを削除しましたね。
ウイグルと日本の未来を考える会のツィ垢による羽生選手に対する例の投稿を削除いたしました。
— 遠藤修一 北京五輪ボイコット 💢 (@endoshuichi) December 12, 2021
ニュース記事にもなっており羽生選手に迷惑をかける意図はなかったこと、他のウイグル問題に取り組まれている諸団体にも影響が及んでいるなど私どもの意図するところではありません
ここに謝罪致します。
この団体の代表の遠藤修一氏とは、日守党(中国共産党から日本を守る党)という政治団体の代表を務めている人物です。
こんなことを言っている団体です。
「私たちは選挙を目的とする選管届け出済政治団体であり、私たちの政治的最重要テーマである「中共解体」の実現に向けて問題周知や媚中共議員に対する強力な落選運動が必要と考えています。そのためには幅広い連携も必要です。中共解体の一点で共闘しませんか?」
泡沫政治団体のバックに何がいるのかは分かりませんが、この大切な時期に羽生選手に意味もなくストレスをかけてくる行為は、
私は羽生選手に対する攻撃と同じとみなします。
有名人人の宿命とはいえ、どうか羽生選手がこのようなことに煩わされず、ご自分の健康とプログラムの完成に向けて集中できるよう祈るばかりです。
先程関東地方で結構大きな揺れを感じる地震がありました。
最近日本各地で中規模の地震が多発していて心配です。
準備は常に怠りなくしなければと思うこの頃です。
「羽生結弦展 共に、前へ」最後の会場は長崎となったのですね。
新型コロナのため中止になった会場も多かったので、いつかまた開催してほしいなと思います。
東京にももう一度来てほしかったな。
今日は11日。
— lapis♢🍓 (@tomo_lapis) December 11, 2021
羽生結弦展の巡回が始まって一年が経とうとしてます✨とうとう最後の会場になりました🥲
この状況の中見に行けなかった方々の為にもまた日本各地を回って頂けたらと願います🙏🏻✨#共に前へ#羽生結弦展 https://t.co/DB8nmHWB5H pic.twitter.com/0xluJetYDl
長崎の展示会の主催者は「ノッテステラータ・プロジェクト実行委員会」と名付けらました。
結弦くんの想いは全てこのプログラムの中に込められていると思います。
浄化されます。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年11月18日
来シーズンでも構わない
東スポさんがまた良い記事を書いてくれました。
私も全面的に共感します。
ケガはもちろん心配です。
— 東スポ・オリパラ取材班 (@tospo_olympic) November 17, 2021
ただ、彼の夢への心配はないという意味です。
羽生結弦が見据える壮大な「夢」 ロシア杯回避も心配ご無用のワケ#フィギュアスケート #羽生結弦
https://t.co/ylAUIavmLB
心配ご無用だ。フィギュアスケートの五輪2連覇・羽生結弦(26=ANA)がグランプリ(GP)シリーズ第6戦ロシア杯(26~28日、ソチ)の欠場を発表。同第4戦のNHK杯に続く回避となったが、王者が見据える「夢」への影響はほとんどなさそうだ。
現在、人類初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦中の羽生は、NHK杯開幕前の練習で転倒して負傷。「右足関節靱帯損傷」と診断された負傷箇所について「動きによっては痛みが出てしまいますが、日常生活では、痛みの影響がなくなってきました」とコメント。
3連覇が懸かる来年2月の北京五輪の最終選考会は12月の全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)だが、仮に欠場したとしても「選考の土台からは落ちない」(日本スケート連盟の竹内洋輔強化部長)。選考基準に記載される「世界選手権3位以内に入賞した実績」に該当するため、出場可能なのだ。
しかし羽生が目指すのは「北京五輪」ではなく、あくまで「4回転半」だ。そもそも現時点で五輪出場の意向を一度も明言していない。
つまり焦って全日本選手権に照準を合わせる必要もなく、万が一、北京五輪に間に合わなくても問題はない。
かねて羽生は4回転半について「試合で決めて公式の記録にならないと意味がない」と話しているが、実現するなら来季でも構わない――。そんな大きなスケールで考えている可能性は大。
今はただひたすらケガの完治に努め、夢の実現に向かうのみだ。
(東スポ記事)
4回転アクセルにしても、ただ跳べばよいというのではなく、羽生結弦基準の完全な形でプログラムの中に溶け込むように美しく跳びたいということであれば、何回か成功した程度の完成度ではなく、完全な形を創りあげるには、それなりの時間が必要なはず。
それを考えれば、今シーズンに完成するとは限らないわけです。
だからこそ、羽生選手は北京オリンピックをそれほど重要視していないのではないかと感じています。
北京は4回転アクセル成功の「途上にあるならば」、とはそういう意味ではないでしょうか。
つまり4回転アクセルの完成は、北京オリンピックの先にある可能性があるということです。
むしろ仮に北京オリンピックに出場するのならば、まだ完全ではない(と思われる)4Aにこだわるよりは、4Lo、4Lz、4S、4T、そして新たに身に着けた4Fを含む、5種類の4回転を駆使して、クリーンな演技をすれば3連覇も見えてくるのではないでしょうか。
4A,4Aと周囲から煽られて、怪我を抱えたこの時期に、無理にプログラムに入れる必要はないと思います。
今シーズンは怪我をする選手が多いことを考えると、無理をして回復不可能な怪我をしてしまうことこそが最大のリスクです。
周囲の期待はこの際無視して、自分のペースでゆっくりと、結弦くんの子供の頃からの夢である4回転アクセルを完成させてほしいと、心から願っています。
どこでまた会えるのか、いつ会えるのかわからないけれど、
いつまでだって待っていますから。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年10月29日
HND⇒PEK TIME TO FLY
今度はANAからプレゼントキャンペーンのお知らせです!
週明け、11月1日(月)10AMのツイートで発表です。
╭━━━━━━━━━━━━━━━━╮
— ANA旅のつぶやき【公式】 (@ANA_travel_info) October 29, 2021
#羽生結弦 選手⛸️(ANA所属)の
応援📣グッズが当たる❗️❗️
╰━━━━━━━━━━━━━━━━╯
11/1(月)〜プレゼントキャンペーン開始🎁
同日10時のツイートをお見逃しなく👀
本日は、キャンペーンに先がけて羽生選手出演の新作動画をお届け✨ pic.twitter.com/cj9WbmQ3Du
たくさんの自分をこえてきた
なら、ワクワクするしかない
FLY YUZU
いってきまーす
チケットの行く先に注目!!
HND ✈ PKN
北京へ
遂にその時が来る?
ANAのキャンペーンと同日の11月1日(月)からはメゾンコーセー銀座で紫Origin衣装の展示が始まり、
同時にYU ZU RU Collectionの予約品引き取り開始。
11月2日(火)から西川WARM SLEEPキャンペーン開始。
11月4日(木)Phiten 金の羽根ネックレス発売開始。
11月第1週はイベントラッシュです。
そして第2週はいよいよNHK杯がやって来ます。
そのころにはSPの新プログラムも分かりますね。
何だろう?
とても楽しみ。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年09月30日
北京五輪は中国本土の観客のみ
北京冬季五輪の観戦チケット、本土の観客のみ販売
[ベルリン 29日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)は29日、2022年開催の北京冬季オリンピックのチケットを中国本土の観客にのみ販売する方針を明らかにした。
また、新型コロナウイルスワクチン未接種の選手は北京に到着後21日間の隔離措置が必要だという。
同委によると、北京大会の組織委員会はIOC理事会に対し、2022年冬季大会を「予定通り、安全かつ成功裏に」運営するための原則を通知した。
北京大会は2月4日に開幕する。ワクチン接種は義務化されてはいないものの、米国など複数の国のオリンピック委員会は参加する全てのチームメンバーにワクチン接種を要請している。
【北京冬季五輪海外客見送り IOC】https://t.co/orHR5E3BK6
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 29, 2021
国際オリンピック協会(IOC)は29日、来年開催される北京冬季五輪について、新型コロナウイルス流行を理由に、海外からの観客受け入れを見送ると発表した。チケットを購入できるのは中国在住者のみとなる。
想像はしていましたが、やはり中国本土の観客に限定されると発表されました。
ワクチン未接種の選手に21日間の隔離措置が要求されるとは厳しい条件です。
健康上の理由でワクチン接種できない選手は参加を躊躇する可能性もあると思います。
羽生選手にとって最後の五輪になるかもしれないと思い、
行けることを願って予約していた北京のホテルを泣く泣くキャンセルしました。
(でも実はミラノ五輪も諦めてはいないのです!4A成功したら、さらに羽生選手の理想とする4Aに仕上げるためにミラノ五輪まで時間をかけるのもいいかなという思いを込めて。)
お読みいただきありがとうございました。
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2021年09月24日
羽生結弦をリスペクトする人々
雲に隠れて見えなかった中秋の名月、
昨夜、2日後でしたが、綺麗な月を見ることができました。
『Notte Stellata 』の歌詞を思い出しました。
月を映す湖をごらん
空の星が僕たちのために輝いているよ
やはり月を見るとこの曲を思い浮かべます。
月にはスワンが似合いますね。
冬季オリンピックまで5か月を切った今、
北京は是非とも羽生結弦選手に来てほしいようです。
北京2022ガイド:冬季オリンピックの注目選手やチームを一挙紹介!(前編)羽生選手の情報も!😃https://t.co/vXoe2ADVZj pic.twitter.com/kGxPJjGHeQ
— 中華人民共和国駐日本国大使館 (@ChnEmbassy_jp) September 23, 2021
- 国籍:日本|生年月日:1994年12月7日
- オリンピック競技/専門:男子シングル
主な成績
- オリンピック:金メダル2個(ソチ2014、平昌2018)
- 世界選手権:優勝2回、2位3回、3位2回
- 四大陸選手権:優勝1回、2位3回
- グランプリファイナル:優勝4回、2位2回
フィギュアスケート男子シングルで2連覇中の王者・羽生結弦は、北京2022での勝利が有力視される選手。羽生が優勝すれば、同競技では1928年以来の3連覇達成となる。日本が生んだこの天才アスリートが新たな歴史を刻んだとしても決して驚くことではない。羽生はオリンピックのフィギュア男子シングルにおいてアジア人初、男子スケーターとして1948年以来の最年少で金メダルに輝き、スーパースラムを達成(シニアとジュニアの主要大会すべてを制覇)した唯一の男子シングル・スケーターなのだから。
これまでに世界記録を19回も塗り替えた羽生は、史上最高とまでは言わないまでも歴史上偉大なスケーターとして広く認知されている。つまり、北京2022での羽生の滑りからは目が離せないということだ。
短くて手際よい説明ですが、一つだけ言いたいことが。
それは「史上最高」でしょ!ということ 。
「GOAT=the greatest of all time」と呼ばれているのですから。
羽生選手をリスペクトする有名人の長い長いリスト
「美しき4A」さんが作って下さった力作です。
本当にありがとうございます。
p.2
— 美しき4A (@hjsxR7Dm7bxXz36) September 21, 2021
目次、方針
I. 教育 EDUCATION pic.twitter.com/lxMYcpyVu2
以下、14ページに亘る291名の膨大な全リストは【美しき4A】さんのTwitterでご覧ください。
教育界、芸術界、スポーツ界、放送界、その他諸々の世界で、羽生選手をリスペクトし、応援してくださる方々はまだまだ沢山いらっしゃると思います。
このリスト、羽生選手にも見ていただけるとよいですね!
きっと見て下さっていると思います。
北京オリンピックは一つの大イベントではありますが、
それよりも何よりも、ケガ無く4Aを成功することができますように。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年09月20日
一起向未来?
五輪=22年北京冬季五輪、大会スローガンは「共に未来へ」 https://t.co/fHnR8mU5Mm
— ロイター (@ReutersJapan) September 18, 2021
[北京 17日 ロイター] - 2022年北京冬季五輪・パラリンピック組織委員会は17日、北京の首都博物館で式典を行い、大会スローガン「共に未来へ(一起向未来)」を発表した。
大会の文化式典事務局長は、スローガンについて「オリンピック精神を中国流に表現したもの。『共に』という言葉が、一種の団結力、結束力、そして困難を克服する方法を表している」と説明。地球規模の課題を、人類の未来を共有する共同体として克服していくことを意味していると述べた。
北京冬季五輪は2022年2月4日から20日まで開催される。
北京冬季オリンピック、スローガンは「共に未来へ」。
偶然かもしれませんが、「共に、前へ」と完全にシンクロしていませんか。
先日は駐日中国大使館がツィッターで羽生結弦選手にエールを送り、
中国で人気爆発の羽生選手にもエールを送りたいと思います。頑張ってください!😃
— 中華人民共和国駐日本国大使館 (@ChnEmbassy_jp) September 13, 2021
https://t.co/7hz0bPGUjp 来自 @Japan_Olympic
北京冬季オリンピックのテーマソングのプロモーションビデオでは、アスリートたちの最後に現れるのは中国の選手ではなく、羽生結弦選手。
Enjoy the song sung by #INTO1 for Beijing Winter Olympics❤️🔥
— WeTV.Official (@WeTVOfficial) September 17, 2021
Let's cheer for the Beijing 2022 Winter Olympics and Winter Paralympic Games together!#INTO1 #WeTVAlwaysMore pic.twitter.com/4pQdjUkY4j
政治的には決して良好とは言えない日中関係にも関わらず、羽生結弦選手は別格のVIP扱いですね。
過密スケジュールで心配だった男子シングルのスケジュールが変更されました。
これまでは団体FSの翌日が個人 SPでしたから、
団体FSが2月7日から2月6日に繰り上がることによって、変更後は一日 だけですが間が空きました。
北京冬季オリンピックのオフィシャルアプリより
— ffkuma (@ffkuma) September 19, 2021
男子フィギュアスケートのスケジュール
団体 2/4午前9:55ショート
2/6 午前9:30フリー
個人 2/8午前9:15ショート
2/10午前9:30フリー
エキシビジョン 2/20午後12:00 pic.twitter.com/F2rGDahDDw
1日だけとはいえ、団体FSを滑る選手の負担が軽減されてホッとしました。
しかし北京オリンピックが無事開催されるまでの道のりのはまだ不確定要素も多く、実際にはどんな形になるのかも定かではありません。
<日刊スポーツ記事より>
新疆ウイグル自治区などへの中国政府の対応を巡って大会ボイコットや放送の自粛を求める声が世界各地であがる。さらに、まだまだ世界中で猛威をふるう新型コロナウイルスの影響も心配になる。大会そのものが中止になることはないだろうが、どんな大会になるかは想像もつかない。
観客についても、組織委員会からは何の発表もないまま。中国政府は大会時の海外からの入国者を3万人以内におさえる計画だが、これだと選手、スタッフ、関係者らでいっぱい。少なくとも海外からの観戦者を受け入れる余裕はない。
国内の観客だけを入れる可能性もあるが、これも簡単ではない。15日には内陸部の西安で「全国運動会」が始まった。日本の国体にあたる国内最大規模のスポーツイベントは、そのまま北京大会のテスト。厳格な感染対策をとった上で観客を入れて行い、その検証によって北京大会の観客の有無などを決めるという。
観客だけではない。選手や関係者にとっても、厳しい現実が待つ。大会組織委員会は来月にも感染対策用の「プレーブック」を発表する予定だが、内容は東京大会以上に厳しいものになりそう。入国時の検査や証明書提出はもちろん、その後も隔離など行動を制限されることは間違いない。
諸々考えると、残念で悲しいけれど、北京で羽生選手を応援したいという望みは叶えられそうもありません。
フィギュアスケート会場
会場内部は『天と地と』カラーに思えるのですが・・・
果たして結弦くんがここに降り立つ日は来るのでしょうか。
今はただただ羽生選手の健康と安全と4A成功を望むだけです。
今日は先日の卓上カレンダーに続き、壁掛けカレンダーが到着しました。
箱を開く瞬間がいいですよね!
神々しいほどの『花になれ』が現れました。
お読みいただきありがとうございました。
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