入籍発表

2023年08月08日

傷心の理由




羽生選手の入籍発表から4日目になります。

まだ平常心を取り戻せないでいます。



SNSには結弦くんの入籍の発表の仕方を称賛する声が溢れているけれど、

私にはどうしてもそうは思えませんでした。



1年前の見事なプロ転向会見のように、
いつだってクリアな説明で私たちを納得させてくれた『羽生結弦』ではなかった。



プロ転向 記者会見



あの時のように、できたら一人で会見してほしかった。
お相手の名や素性を明かす必要はなく、ただ、結弦くんのその決断に至った心情や理由を、
これからの生き方を、肉声で伝えてほしかった。


SNSの一行で、そんなに大切なことを発表して終わりだなんて、
いつもの結弦くんらしくないなぁ、と感じたのは私だけでしょうか。







『GIFT』ではあんなにも赤裸々に自らの心の内を語り、

彼の孤独も、絶望も、悲しみ も、そしてそこからの再生も、希望も、

全てファンとシェアしてくれたのだと思っていた。


GIFT 自画像


 しかし、今回の入籍発表で、それは美しい勘違いだったことを思い知らされた気分になった。




僕は入籍する、だけど、ここから先には一歩も立ち入らせません。
あなた方は『羽生結弦』のスケートだけを観て、今まで通り応援してください。



そう言って、ドアをピシャリと閉められた感じ。

仮面の内側は見てはいけないんだ。

であるならば、仮面は外さないでいてほしい。





遠ざかっていく結弦くん。

GIFT 自画像 2


この、拒否された感覚に心が傷ついてしまった。




私は結弦くんがどんな方をパートナーとして選んでも、結弦くんの選択を100パーセント受け入れるだろう。

というか、結弦くんのパートナーにそこまで興味がない。


私は結弦くんのスケートが大好きだけれど、彼のご家族に感謝こそすれ、それ以上プライベートのあれこれに興味があるわけではない。これまでも、これからも。

ゴシップ雑誌の類は大嫌いだ。



今回の発表の、「入籍する運び」とは、どなたかを自分の戸籍に入れるという意味ですよね。
自分がどなたかの戸籍に入ると読み取ることもできますが。


ということは、羽生家に新たなメンバーが加わったいうことに過ぎないのに、

どうして、そこまで隠す必要があるのでしょう?


結弦くんの選んだ人ですもの、どこに出しても恥ずかしくない人だと信じている。

堂々と紹介してくれたらいいのに。




結弦くんはお相手の方を、隠すこと=守ること、だと考えたのかもしれないけれど、

このままでは、そのお相手の方がむしろ可哀そうに思う。

陰に隠れたままの存在にしたいのですか?
でも、やがていつかは分かること。
隠せば隠すほど人は知りたくなるものではないですか。



仮にマスメディアからのシャワーを浴びても、それは超有名人としては仕方がないことですが、所詮一過性のこと。
一月もすれば、既成事実として定着し、誰も気にしなくなるでしょう。



もし、プライベートを絶対に明かしたくないのならば、入籍についても発表する必要はなかったと思います。

でも、発表するからには、ある程度の説明は必要ではないでしょうか。

説明できないなら、発表しない方がいい。

それで、後々発覚しても、「プライベートな案件なので」の一言で済むこと。




私を含めて今は突然の入籍発表に戸惑っている人たちも、心の底では誰もが祝福したいと思っていると思います。


もう少しだけ、入籍を決めるに至ったあなたの心の内を聴かせていただけませんか?


真実を知ることが、逆に傷心を癒すことになると思うのです。


心から祝福したいのです。



  お読みいただきありがとうございました。
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