世界選手権
2021年03月07日
羽生結弦ダイアリーの使い方
お、やっと
— 田中宣明 たなかのぶあき (@tanaka_nobu_ph) March 5, 2021
Amazonでも。
羽生結弦ダイアリー
~ALWAYS WITH YUZU~
https://t.co/7EGukQaUTz
先日、私もAmazonに出ると同時に羽生結弦ダイアリー買いました。
でも今日見たら既に売り切れで、
「この商品の再入荷予定は立っておりません」となっていました。
すごい人気ですね。
皆さんはこのダイアリー、どんな風にお使いになりますか?
私はユヅ活ダイアリーにしようと思っています。
試合やアイスショー、本の発売日や、テレビ番組の予定、
それに、ほぼ毎日1回は書くように努力している(?)ブログのタイトルを書いていこうかなと思っています。
よく、いつ何を書いたのか忘れてしまうので、ここにタイトルを書いておけば、一目瞭然となって便利かなと思うのです。
結構毎日ブログを書く時間を捻出するのも大変なので、
1年経ったら、1年分のブログの記録にもなっていて、きっと自分で自分を褒めてあげたくなるかも。
4月からは毎日ダイアリーを開いて、ブログタイトルを書き入れるのも、一つの楽しみになるかもしれません
本日のフィギュアスケートTVから、羽生選手のインタビューです。
pinoさん、いつもありがとうございます。
210307
— 🕊🌈🟢 (@__pino_____) March 7, 2021
全日本終了後
2020年12月28日Interview pic.twitter.com/OFWY5Z8gQD
うーん、なんかやっぱりまだ実感は湧かないですね。世界選手権。
まあ一応会見でも、代表会見みたいなことはありましたし、そこで語ったことの言葉は何も偽りはないですし、実際に世界選手権代表という気持ちであそこにはいましたけれど。
やっぱり戦ったこと、この全日本で戦い抜いたこと、滑り抜いたことっていうのは、一生消えない大切な記憶の一つになったとは思います。
ただこれから、僕らが世界選手権まで、ま、あると仮定して、世界選手権までに戦わなきゃいけないのは間違いなく、ウイルスであったり、社会全体だと思っているので、
先ずは健康であって、何よりも自分たちがアスリートらしく過ごせるように、そんな世の中を早く見たいなぁって、過ごしたいなって思います。
僕が見せたいスケートとか、僕が表現したいものとか、そういうものって、やっぱり体がないと何もできないので、まずは体を大切に、そして周りの人も大切に、大事なものを、僕はスケートという大事なものを守れるように、しっかり胸を張って行動できることをやっていきたいなと思います。
なんか、このインタビューと表情を見ていて切なくなりました。
これは全日本の後の世界選手権代表としてのインタビューですが、羽生選手の中には世界選手権の現実性が感じられなかったのでしょうね。
私自身は今現在でも、世界選手権の現実性が感じられません。
一番大切にしなければならない体を張ってまで世界選手権に行かざるを得ないという、羽生選手の立場を考えると胸がつぶれる思いがします。
他にも色々な方法が考えられるオリンピックの枠取りのために、選手に身の危険を強いるっていうことに、どんな意味があるというのでしょうか?
ISUもJSFもその疑問に答えていません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年01月26日
もしも二人が戦えば
The DIGESTに、こんなセンセーショナルなタイトルをつけた記事が上がっていました。
羽生結弦vsネイサン・チェン、世界選手権ではどちらが勝つ?
日米両王者を最新エレメンツで比較すると・・・
点数についての部分を一部抜粋しました。
国内選手権の点はISU非公認のため一概に比較できない。そこで両者のエレメンツを比べてみた。 ◆羽生 SPのエレメンツと基礎点(×は演技後半で1.1倍) 1:4S 9.70 2:4T+3T 13.70 3:FCSp3 2.80 4:3A 8.80× 5:CSSp 0 6:StSq4 3.90 7:CCoSp4 3.50 合計 42.40 ◆羽生 フリーのエレメンツと基礎点 1:4Lo 10.50 2:4S 9.70 3:3A+2T 9.30 4:3Lo 4.90 5:FCCoSp4 3.50 6:StSp3 3.30 7:4T+3T 15.07× 8:4T+1Eu+3S 15.73× 9:3A 8.80× 10:ChSp4 3.00 11:FCSSp4 3.00 12:CCoSp3V 2.25 合計 89.05 今回、羽生はSPのスピンが異例の「0点」とされた。大会後に発表された理由は、「足換え後に2回転連続した姿勢が成立していないから」ということだった。仮にこのエレメンツでレベル4を取っていれば基礎点は3.00。合計45.40点だった。
◆チェン SPのエレメンツと基礎点 1:4Lz 11.50 2:3A 8.00 3:CSSp4 3.00 4:FCSp4 3.20 5:4F+3T 16.72× 6:StSq4 3.90 7:CCoSp4 3.50 合計 49.82 ◆チェン フリーのエレメンツと基礎点 1:4Lz 11. 50 2:4F+3T 15.20 3:3Lz 5.90 4:4S 9.70 5:CCSp4 3.20 6:FCCoSp3V 2.25 7:StSq4 3.90 8:4T+1Eu+3F 16.83× 9:4T+3T 15.07× 10:3A 8.80× 11:ChSq1 3.00 12:CCoSp2V 1.88 合計 97.23 このようにエレメンツの基礎点ではチェンがリードしている。4回転ジャンプに長けているチェンの演技の醍醐味だ。しかし、演技構成点に目を向けると羽生の強さが光る。あくまで非公認だが、全日本選手権の羽生と全米選手権のチェンの演技構成点を比較すると、 羽生のSP 47.32 羽生のフリー 97.22 羽生の演技構成点の合計 144.54 チェンのSP 47.70 チェンのフリー 94.00 チェンの演技構成点の合計141.00 となるのだ。
*****
つまり、二人の基礎点と演技構成点の合計は
羽生選手:45.40(SP)+89.5(FS)+144.54(PCS)=278.99
チェン選手:49.82(SP)+97.23(FS)+141.00(PCS)=288.05
となり、チェン選手が9.06点リードする計算になっています。
しかしFSにおいて、羽生選手が4Lo、4S、4Tの3種類4本の4回転ジャンプで構成しているのに対して、
チェン選手は4Lz、4F、4S、4Tの4種類5本で構成しています。
羽生選手は今シーズン初戦となる全日本では、敢えて4種類の4回転を入れなかったのだと思いますが、当然のことながら、入れようと思えば美しい4Lzを跳べるわけですから、もし2019年GPFのように4Lzを入れた4種類5本の4回転ジャンプを跳べば、さらに点数は数点上がります。
そして、ここでは計算されていませんが、
羽生選手の全日本でのGOEの合計は、13.81(SP)+29.56(FS)=43.37点、
ネイサン・チェン選手の全米でのGOEの合計は、16.40(SP)+17.13(FS)=33.43点でした。
羽生選手の方が9.94点リードしているのです。
そう考えれば、もし両雄戦えばの推測は、
羽生選手の方に軍配は上がる、というのが、私の結論です。
記事の全文はこちらから。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年03月15日
その試みに世界も試される
夢を束ねて 一輪の花になる。
花の真価は 枝葉に宿る。
その試みに 世界も試される。
幻と消えた世界選手権の仙台放送のCMのコピーが素晴しい。
優しくたおやかな表現の中に、強くて挑戦的なメッセージが込められている。
まるで、これは羽生選手自身が考えたコピーかと思う。
それくらい羽生選手の心情を汲み取ったこのコピーライターの方、凄いと思った。
「夢を束ねて 一輪の花になる」
羽生選手は理想とするスケートへの夢をすべて集めて、「羽生結弦」という美しい一輪の花を咲かせようとしていた。
今でも十分すぎるほど美しい花なのだが。
「花の真価は 枝葉に宿る」
美は細部に宿ると言われるように、花の美しさは細かい部分にこだわってこそ完成するもの。
2019年4月7日の過去記事より
美について考えるとき、真っ先に思い浮かぶのは
「美は細部に宿る」という言葉です。
元々はドイツの建築家のミース・ファン・デル・ローエの「神は細部に宿る」という言葉ですが、転じて「美は細部に宿る」という使い方をされことも多いです。
細部にまで行き届いた美しさへのこだわりが、その集合体としての「美」を構築するという意味で使われます。
正に羽生選手が語っていたことです。
僕の場合はほとんど同じ場所で跳ばない。
なんか全部、ショート、フリー見た時に
ほとんどが違う場所で違う軌道で跳んだりとか
音を変えたりとか
タイミング若干ずらしたりとか
そういうなんか細かい作業もやっているんですよね。
そこはでも僕のプライドですし
僕のスタイルだと思うし
そこにこだわらなくなってしまったら
やっぱり自分の良さもなくなってしまう。
プライドをかけて、細部の美しさにまでこだわる自分のスタイルを貫いているからこそ、
人々に「今、私は美しいものを観た!」という感動を与えることができるのだと思います。
(ここまで過去記事)
そして圧巻は、
「その試みに 世界も試される」
とても挑戦的で挑発的とさえ言えるコピーだと思いました。
ただ難しいとされるジャンプを単純に跳べばいいのか?
フィギュアスケートはそれでいいのか?
試されるのは羽生結弦ではなく、世界だと、ISUだと、ジャッジ達だと。
そういう問いかけが含まれています。
「彼にとってジャンプのために芸術性を犠牲にすることは、自分の神聖なフィギュアスケートを汚すことを意味しているからだ。
彼の信念では、芸術を伴わない高難度、際立った技術的ジェスチャー(4回転ジャンプだけを指しているわけではない)を伴わない芸術はあり得ないのだ」
(先日発売された『氷上の創造者』に掲載のマッシミリアーノさんの寄稿より)
プログラムをシーズン途中で変更するに当たって、高難度ジャンプを詰め込むことで、本来の自分のスケートを一旦放棄しなければならないことに耐えられなかったと、羽生選手が語っていたこととも呼応します。
世界選手権はこんな思いもよらない形で中止されてしまいましたが、
仙台の結弦愛はかくも強いということが再確認されました。
仙台、大好きです
今、カナダに留まるのか、いったん帰国するのか、
どちらにせよ、どうか羽生選手が一番安心できる場所で練習が続けられますように。
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とても挑戦的で挑発的とさえ言えるコピーだと思いました。
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試されるのは羽生結弦ではなく、世界だと、ISUだと、ジャッジ達だと。
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「彼にとってジャンプのために芸術性を犠牲にすることは、自分の神聖なフィギュアスケートを汚すことを意味しているからだ。
彼の信念では、芸術を伴わない高難度、際立った技術的ジェスチャー(4回転ジャンプだけを指しているわけではない)を伴わない芸術はあり得ないのだ」
(先日発売された『氷上の創造者』に掲載のマッシミリアーノさんの寄稿より)
プログラムをシーズン途中で変更するに当たって、高難度ジャンプを詰め込むことで、本来の自分のスケートを一旦放棄しなければならないことに耐えられなかったと、羽生選手が語っていたこととも呼応します。
世界選手権はこんな思いもよらない形で中止されてしまいましたが、
仙台の結弦愛はかくも強いということが再確認されました。
仙台、大好きです
今、カナダに留まるのか、いったん帰国するのか、
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