ロステレコム
2021年11月25日
明日からロステレコム杯
遅くなってしまいましたが、先ずは23日に観た『KENJIの部屋 佐藤駿エピソード2』について。
前回のエピソード1では、仙台時代の羽生選手との思い出を話してくれましたが、今回はジャンプのこと、ペットのことなどが話題に上がりました。
昨日放送・配信の #KENJIの部屋 佐藤駿選手ゲスト回エピソード2はいかがでしたか?
— J SPORTS フィギュア公式 (@jsports_figure) November 24, 2021
オカメインコのぴのちゃん、可愛かったですね!
来週はいよいよ最終回
11/30(火) 午後9:00~のエピソード3もお見逃しなく👀 pic.twitter.com/vm1vlbfYlT
駿くんはシニア2年目ですが、ジュニア時代最大の思い出はジュニアGPFで優勝できたこと。
イタリア・トリノで行われたGPFに羽生選手と共に出場できたことが一番の思い出だということです。
苦労したことは、4回転ルッツを跳んでいるとトリプルジャンプが分からなくなること。
一時は何も跳べなくなってしまったことが苦しかった。
4回転を練習すると3回転が跳べなくなってしまうそうです。
ジュニアGPFでは全く緊張はなかった。
実際、勝てるとも思っていなくて、最下位スタートかと思っていたそうです。
しかし、体もベストな状態で、今までの試合の中で一番いい状態で臨めた。
まるで練習みたいな感覚で試合に臨めたそうです。
無心の状態で伸び伸びと滑れたことがジュニアGPF優勝につながったのですね。
駿くんは世界でも有数の4回転ジャンパーとしても知られていますが、
今では、4Lz 4F 4Lo 4S 4T の5種類の4回転ジャンプが跳べています。
結弦くんと同じく、4A以外の全種類が跳べるのです。
それができる選手は、結弦くん、駿くん、ネイサンくらいでしょうか。
まだ17歳ですからこれからが楽しみですね!
ジャンプは、構えた時に、成功するかどうか分かるそうです。
成功するときは、「あっ、来た!」という感じ。
駿くんのジャンプが成功した時はダイナミックで着氷の流れもあって、羽生選手のジャンプと似ているなぁと感じます。
結弦くんのジャンプを研究し尽くしていると思います。
KENJIの部屋恒例の、カバンの中身チェックでは、
まずカバンがピカチュウのトートバッグで可愛い!
中にはティッシュボックス、マスク、エッジケース、アイリンの手袋、学生証、なぜか観覧車の割引券が入っています。
特にアイリンの手袋は気に入っていて、ずっと、多分アイリンにいた子供の頃から、使っているのですね。
駿くんが外出するときイコール練習に行くときなので、バッグの中はスケート関連のものだけ。
本当に真面目な高校3年生という感じです。
キーホルダーにオカメインコが付いているのは、飼っているペットの「ピノ」とそっくりだから。
立派なインコですね。
白いオカメインコと、ブルーのセキセイインコを飼っていて、
今はまだおしゃべりしないけれど、毎朝「おはよう」と話しかけて、答えてくれるのを待っているそうです。
いつもは無口な感じの駿くんですが、こういう機会があると素顔が見れて、親近感が増しました。
これからも結弦くんの後継者目指して頑張ってほしいです。
11月30日(火)には最終回【佐藤駿 エピソード3】が放送されます。
今度は結弦くんと一緒に出場したジュニアGPFの思い出を語ってくれるそうです。
次回も楽しみです。
さて、明日金曜日からはGPシリーズ第6戦、ロステレコム杯が始まります。
GPシリーズは10月に始まると、あっという間に時間が経過し、気が付けばもう12月も目前です。
今回のロステレコムはソチオリンピックと同じ会場で開催されますから、結弦くんも是非行きたかったと思います。
7年の年月を経て、ソチで再び優勝する結弦くんが観たかったのです。本当に。
現在のソチのリンクはこんなふうなのですね。
オードリー ルーさんのIGS
— Aka (@Aka08104963) November 24, 2021
ロステレコム杯リンクはこんな感じです。https://t.co/UF1XuX7NnF pic.twitter.com/bqww0Gqprp
会場が紫とブルーで、平昌オリンピック会場と似ている感じ。
結弦くんがもしここで滑ったら似合いそうなカラーですね。
友野君のIGS
— Aka (@Aka08104963) November 24, 2021
ロステレコム杯頑張って‼️#友野一希 https://t.co/W0VHZgL6jK pic.twitter.com/ZjWvYv6HTh
友野選手、2018年のロステレコムも結弦くんと一緒でしたね。
結弦くんの分まで頑張ってほしいです。
【タイムスケジュール(日本時間)】
ロステレコム杯2021 日程
— FS247ロシア語ニュース情報局@ロステレは固定ツリーツイ (@fs247ru) November 21, 2021
11/26(金)
19:30~21:01 男子SP
21:30~22:48 アイスダンスRD
11/27(土)
00:00~01:06 ペアSP
01:25~02:56 女子SP
19:30~21:19 男子FS
21:40~23:11 アイスダンスFD
23:30~24:47 ペアFS
11/28(日)
01:10~02:59 女子FS
21:00~23:30 EXhttps://t.co/Ng4BEfNue3 pic.twitter.com/malAtBWCgf
【ロステレコム杯テレビ放送】
◆テレビ朝日系列地上波
11月27日(土)13:30~ 男女SP
11月28日(日)10:00~ 男女FS
◆BS朝日
11月28日(日)21:00~ エキシビション
ソチといえば、どうしたってあの時を思い出してしまいます。
きっと結弦くんもね。
またいつか、そこで滑れる日があるといいね。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年11月17日
【追記あり】ロステレコムとフランス杯*結弦くんと駿くん
昨夜から、ロステレコムに羽生選手が出場するとのロシアのニュースが 流れていることは、皆さまもうご存じかと思います。
ヴィザを取得したとか、航空券を購入したとか、話が具体的なので、本当に出場が決まったかのように伝えられていますが、私はまだ半信半疑でいます。
ヴィザや航空券は怪我をする前から準備していたと思うので、それが出場することの証にはならないと思うのです。
日本国内でも、女性週刊誌のストーカー記事やら、文春の根拠不明な記事が出回っていますが、それだけ羽生選手の出場が切望されているということですね。
日本スケート連盟にしてみれば、昨年度は大赤字でしたから、今年も羽生選手がNHK杯も全日本も欠場となると、チケットの売れ行き、広告収入、その他諸々で大打撃なのでしょうね。
ロシアも羽生選手が来ないとなると、観客数は減るだろうし、試合の盛り上がりにも大きな影響があるということで、出場してほしい気持ちは理解できます。
しかしここでそのような挑発に乗って、無理して出場など絶対してほしくありません。
羽生選手には、あくまでも自分の体の声にだけ耳を傾け、そのほかの雑音はシャットアウトして、怪我が完全に治るのを待ってほしいです。
いつも自分のことよりも、周囲の人のことに気を遣ってくれる羽生選手ですが、今だけはどうか自分本位を貫いていただきたいです。
私たちファンやスケート連盟のことなど、一切お構いなく、ご自分の体とコンディションのことだけ考えてください。
どうかそのような方針でお願いしたいです。
ロシアのファンも同じ気持ちだと思います。
羽生選手自身から発表があるまで、静かに見守りたいと思います。
さて、昨夜放送のKENJIの部屋では、佐藤駿くんが羽生選手についても語ってくれました。
羽生選手からのプレゼントのペンダントは、失くすのが心配だから試合の時だけつけるそうです。
KENJIの部屋:駿くん羽生選手について「今じゃ信じられないけど昔アイリンで一般営業で一緒に滑ってて圧倒されてた。最近は4回転のコツや今日は良かったねとか話しかけて貰った。羽生選手は全部がすごいけどジャンプのランディングやステップが好き。あんなに簡単そうに跳べてしまうのが本当にすごい」
— 宙 (@tyugaeri) November 16, 2021
羽生選手も駿くんを高く評価して期待しています。
KENJIの部屋観ました。(*^^*)駿君、自分からはまだ話しかけられないんだね。恐れ多いって。
— eyoki (@eyoki4) November 16, 2021
駿くんについて話すゆづ。嬉しいね。 pic.twitter.com/XWguGzDZDQ
「フィギュアスケートの未来を担うような存在」と言われていますね!
今週末のGPフランス大会、頑張って!!
優勝目指して!
【追記】
羽生選手のロステレコム杯欠場が発表されました。
#羽生結弦 選手
— 𝓕𝓲𝓰𝓾𝓻𝓮𝟹𝟼𝟻 (@figure365) November 17, 2021
応援してくださり、本当にありがとうございます。
応援の声や想いに応えられるよう、全力で頑張っています。
動きによっては痛みが出てしまいますが、日常生活では、痛みの影響がなくなってきました。
まだスタートラインにはたどり着いていませんが、着実に前に進んでいきます。
スケート連盟のウェブサイトにも正式な欠場のお知らせが掲載されました。
残念というよりも、むしろホッとしました。
ゆっくりでいいので、完全な回復を待って戻ってきてください。
それが一番の近道だから。
一日ごとによくなっていきますように。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年11月09日
ロシアより愛をこめて
今週末のNHK杯からまた一人が抜けてしまいました。
トゥルソワ選手の欠場です。
足の骨の疲労骨折と伝えらえています。
怪我に次ぐ怪我に次ぐ怪我の連鎖です。
こんなにも怪我の多いスポーツって他にあるでしょうか。
何かが、どこかが、間違っているような気がしています。
そんな中、ロシアから届いた動画を目にしました。
結弦くんの怪我が伝えられた後、急遽作成されたのだと思いますが、
ロシアから結弦くんへの愛に溢れた素敵な動画です。
是非皆さまとシェアしたいと思います。
ロシアのファンは、羽生選手の最初のオリンピックの地、ソチで開催されるロステレコム杯で再び結弦くんと再会するのを楽しみにしていたようです。
結弦くんが初めてシニアのGPシリーズに出場したのは2010年のロステレコム杯でした。
初の試合で7位となっています。
当時結弦くんはまだ15歳、町田さんは20歳。
仲良く赤の広場を歩く二人でした。
この写真はロシアで指導を受けたナタリア・ベステミアノアさんと、イゴール・ボブリンさんとの記念写真なのかな。
結弦くんの後ろには奈々美先生の姿もありますね。
奈々美先生にとっても初のGPシリーズでした。
2回目の2011年ロステレコムでは見事に優勝!
この時、初めてハビエルと出会ったのもロシアだったのです。
アエロフロート機の前で記念写真。
その3年後、初めてのオリンピック出場で金メダルを獲得したのもロシアの地でした。
この場面、
有名ですよね!
自分でも予想していなかった金メダルだったのですね。
I'm first? と、2度確認しています。
メダルと同じくらい輝く笑顔でした。
結弦くんとリプニツカヤ選手、可愛かったですね。
2017年ロステレコム。
4回転ルッツを初めて試合で成功したのもロシアだったのです。
平昌オリンピックの後、2018年もロステレコムに出場しました。
「スパシーバ、スパシーバ」と結弦くんを見送るファンたちに、「スパシーバ」と返す結弦くん。
場面は変わって1Continue with Wings
プルシェンコさんが預言者のように見えてきます。
2018年のヴォロノフくんどうしているのかな。
ところが、フリーの公式練習中に怪我をしてしまったのです。
タラソワさんが慰めてくださっていました。
そっと結弦くんの足に投げキッスしたのを覚えています。
松葉杖をついて臨んだ表彰式でした。
結弦くんのファンは、何かあったときの団結力が凄いです。
ロシア流の表現を学んだときから、結弦くんにはロシアフィギュアスケートの伝統が流れ込んだのでしょう。
「僕のスケートのルーツはロシア」と言うわけがそこにあるのでしょうね。
早く治りますように。
ソチで再びあなたを応援したいけれど、
でもどうかゆっくり休んでね。
怪我から回復して、どうかあなたの夢を叶えてね。
ーロシアより愛をこめてー
世界でオンリーワンのあなたに捧ぐ 2021
FROM RUSSIA WITH LOVE

こうして観ると、結弦くんとロシアとの間には深い縁があるのですね。
ロシアのファンの皆さんの愛を感じて、感動しました。
結弦くんにも是非観てほしい動画です。
ネットフリークの結弦くんですから、案外もう観ているかもしれないですね。
どうか一日も早く痛みが去り、回復に向かいますように。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年07月01日
新シーズン開幕です
今日からフィギュアスケート新シーズンが始まります。
GPシリーズのアサイン が昨日出て、いよいよ始まるんだなぁと実感が湧いてきました。
昨シーズンの今頃は羽生選手のGPシリーズ欠場が発表され、気抜けしていたことを思うと、
今シーズンはとりあえずアサインが発表されただけでも嬉しくなります。
とは言っても、実際にはまだこれからの新型コロナの感染状況によってはどうなるのか確実ではないのですが。
今日あらためてアサインを眺めてみると、気が付くことがいくつかあります。
まず最初に一番注目度の高いNHK杯ですが、
NHK杯は原則的に全日本選手権で優勝したスケーターが出場するというルールだと理解していました。
ですから男子は羽生選手、女子は紀平選手、ペアは三浦璃来/木原龍一組、アイスダンスは小松原美里/尊組となると思っていました。
ところが、なぜかアイスダンスは、村元哉中/高橋大輔組になっているのです。
村元哉中/高橋大輔組は練習拠点がフロリダのはずなので、本来アメリカ大会にアサインするのが妥当だと思いました。
それがなぜかNHK杯とは何故でしょうか?不思議です。
一番メディア露出度が高い試合に、村元哉中/高橋大輔組を無理やり突っ込んだ感をアリアリと感じました。
橋本前会長に対する忖度なのでしょうか?
日本スケート連盟は少しも変わっていませんね。
これで、NHK杯には、羽生結弦、宇野昌磨、高橋大輔という「かつての」ライバルが揃ったわけで、
少々古い構図が再現されたようです。
チケット獲得もかなり壮絶な戦いになるでしょうね。
もう一つ気になったのは、アイスダンスの小松原美里/尊組の呼び名です。
尊さんは日本に帰化して、日本名を名のっているわけですから、ティム・コレトの名前ではなく、小松原尊の名で出場すべきなのではないのでしょうか。
ご本人の意向かどうか分かりませんが、釈然としません。
羽生選手の第2戦となるロシア大会では、同期の田中刑事選手、2018年に一緒にロシア大会の表彰台に上った友野一希選手と一緒で、是非今回も表彰台独占するくらいの意気込みで頑張ってほしいなと思います。
あの時のボロノフ君ももう大きく成長したんだろうな。
もうこんな光景は不可能になってしまったけれど。
開催地がモスクワではなく、なんとソチのオリンピック会場だったところというのにも、なにか意味深いものを感じます。
もしもここで4回転アクセルに成功したら、と想像するだけで身震いしてしまいます。
羽生選手の試合スケジュールがやや過密なのも気になりますね。
今分かっているスケジュールを見るとこのようになっています。
・NHK杯(日本・東京)2021年11月12日~14日
・ロステレコム杯(ロシア・ソチ)2021年11月26日~28日
・GPファイナル(日本・大阪)2021年12月9日~12日
・北京オリンピック(中国・北京)2022年2月4日~20日
・世界選手権(フランス・モンペリエ)2022年3月21日~27日
NHK杯、ロステレコム、GPFの3試合がほぼ10日の間隔を置いてあるわけですが、
昨年のように、カナダ(スケートカナダ)⇒日本(NHK杯)⇒カナダ⇒イタリア(GPF)⇒日本(全日本)という過酷な移動スケジュールではなく、NHK杯と全日本の間に、9時間ほどのフライトで着いてしまうロシアに往復するだけとなるので、昨年のようなダメージは受けないのではないのかなと思っています。
それに対して、ネイサン・チェン選手はスケートアメリカ、スケートカナダと連戦した後は、GPFまでの間、他の選手の動向を観ながら戦略を練るということでしょうね。
しかし、その間40日近く試合のない状態だと、却って試合勘は鈍ってしまわないのかな、とも思ってしまいます。
羽生選手は今シーズンは勝敗や点数よりも、4回転アクセルの成功を一番の目標にしていると思うので、私はあまりネイサン・チェン選手のことは気にしないようにしています。
今日の東京は朝から雨で、冴えない天気の新シーズン開幕日となってしまいましたが、
心の中は新しい「羽生結弦」の姿を観れる日を楽しみに、ワクワクした気分で過ごしたいと思います。
ドリーム・オン・アイスではSPの新プログラムお披露目あるのでしょうか。
チケットはもうとうに諦めたけれど、今一番楽しみにしていることです。
今シーズンの結弦くんに、良いこと、嬉しいことがいっぱいありますように。
絶対に怪我無く、健康で過ごせますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2018年11月15日
SPは最終滑走で決める
本日の公式練習はFSのOriginでした。
早々と動画を上げて下さっています。
ジャンプの調子良さそうです。
4T-3A足上げで一層カッコよく。
フィニッシュポーズは元に戻ってる。
空港ではオーサーコーチだけでしたが、ジスランコーチもちゃんと到着していました。
二人体制が定着して安心ですね。
後ろに見えるのはミーシャさん?
今回は振付師として参加ですね。
友野選手と一緒に明日のSPの滑走順抽選会で。
二人ともいい笑顔。
こうして並ぶとすっかりお兄さんです。
(写真はスポニチ 小海途良幹さん)
友野選手は8番滑走、羽生選手は最終滑走です。
最終滑走でビシッと決めるの好きですよね。
それに最終ならプーさんお片付けも慌てなくても大丈夫。
ISU results ←ここさえ見ればすべて分かって便利です。
着いたばかりで公式練習、滑走順抽選会とお疲れさまでした。
現在モスクワの気温は2℃
明日は最高気温2℃、最低マイナス6℃
暖かいホットチョコレートが恋しいかも。
そして明日もがんばって。
全力で応援しているよ。
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2018年11月14日
一回性の演技
ロステレコムはもう目前。
今のうちに、少し前の記事ですがフィギュアスケートライフVol.15の中のトレーシー・ウィルソンさんのインタビューがとても印象的だったので、一部シェアさせていただきたいと思います。
ー羽生選手が直面している課題は?
「彼は自分のやりたいことや、この競技をどういった方向に持って行きたいか、自分は次に何に貢献できるのかを理解しています。もちろんこれまでもずっと技術面では確たる考えを持ってやってきた彼だから、私の役目は彼がスケートの刃の上に立つ時に冷静さと力強さ、そしてバランスをどこに見出すのかを手助けすることね。それができれば技術的な要素もすべて安定してくるでしょう」
試合の時もトレーシーコーチがいてくれることが羽生選手の精神的な支えになっているように感じられます。
彼女の包容力が緊張の中でも平常心を保ち、冷静と情熱のバランスを保つのを助けてくれるような気がします。
「練習しているし、回転もできています。(中略)彼が練習するのを見ていて本当に興味深いんだけど、時々彼の天才たるゆえんを目撃することがあるの。天性の才能、そして創造性。スケーティングにもそれが表れるし、彼が技術面で挑むことにも。
だから4回転アクセルに関しても、『え、今の見た?』ってなって、消化するのに時間がかかるんです。そしてブライアンと二人でよく目を合わせて『4回転アクセルを成功するとしたらユヅよね』って」
常に練習を見ていたら、その天賦の才能のひらめきを見ることがあるのでしょう。
ワクワクする瞬間でしょうね!
やはり4回転はできているようです。
でも羽生選手自身が言っているように、プログラムの完成が先で、4回転は全日本の後になるようですね。
怪我がないよう、くれぐれも慎重に進めてほしいです。
ゆっくりと、機が熟すのを待ちたいと思います。
ー新プログラムのステップについて
「ステップはショートもフリーも大好き。私に言わせると、いつも彼の滑りの見どころはステップなんです。彼は難しいターンやエッジに正確に乗ることができるんだけど、それ以外にも音楽の複雑なニュアンスを探り当てることもできるんです。だから、彼のステップシークエンスは芸術面でも技術面でも予測不可能なところがあるの。その日によって、彼がどのような感情を込めるかによるから。常に新しいものを見つけることができるというか、二度と同じことをしないと言っていいくらい、ステップにおいて彼は創造的なアーティスト。
これはジャンプでは許されないことですよね。ジャンプは型にはめた安定性とメソッドが求められるから。でもステップシークエンスでは彼の ” 遊び ” の部分がはっきりと浮き彫りになるんです」
ステップシークエンスに予測不可能なところがあるというのは分かります。羽生選手の演技は1回ごとに少しづつ振り付けや表情が違いますものね。
その時々の感情に違いがあるように、演技も二度と同じものはない一回性のものだから、同じプログラムを何回見ても飽きることがありません。
彼の”遊び”の部分が、観ている方を楽しくさせるのです。
「難しさについては、プログラムの中でいかに技術面と芸術面の力の配分をするか、という点が一番の課題だと思って注目しています。技術面のメソッドをしっかり守った上で、いかに自由に遊べる部分を保つのか。
そういう意味で彼にとって最も難しいのは、フリーの時間が短縮されたことかもしれないですね。彼のもう一つの強みでもある芸術性を見せる余裕が前ほどはなくなってしまいました。以前なら自由に解き放たれていた時間が削られちゃったから」
やはりフリーが4分30秒から4分に短縮されたのは大きいことなのですね。
ジャンプが1本減っても10秒くらいなのに、実質残りの20秒はステップの部分を減らすことでつじつまを合わせなくてはいけなくなりました。
スケートで20秒あればたくさんのことが表現できますから、それがカットされたということは自由に表現できる部分が大きく減少したことになります。
プログラムがどこか慌ただしい感じになるのもそんなことが影響しているのでしょう。
女子はこれまでも4分だったのですから、男子も慣れてしまえばいいのでしょうけれど、今シーズンはルールが変わったばかりで、男子スケーターは全員それに対応するのに苦労しそうですね。
羽生選手が4分に制限された時間の中で、プログラムをどんな風にデザインしてくるのか、それもまた楽しみです。
もう明後日の木曜日からはロステレコムの公式練習が始まります。
そろそろ羽生選手もロシアに向かうのでしょうか。
昨年のロステレコムにはたくさんの思い出があります。
初めて試合で4回転ルッツに成功したこと、何気なくジャケットを脱いだだけなのに、”羽生脱ぎ”なんて言われて話題をさらったこと、ヴォロノフ少年とのエピソード、金色のリボンに絡まる羽生選手がなんとも美しくて素敵だったこと、フィナーレのリフト等々。
今年もまたたくさんのエピソードで彩られるロステレコムになりそうな予感!
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2018年07月08日
ハビエルとの出会い
今頃はクリケットクラブで練習再開したのでしょうか。
ピョンチャンオリンピック後はフィギュアスケートの聖地と化したかのようなクリケットクラブのリンクでは、見慣れぬスケーター達の姿をたくさん見ることでしょう。

でも、いつもそこにいたハビエルの姿は、もうありません。
クリケットクラブのリンクがこれまでと同様に、羽生選手にとって心穏やかに安心して練習できる場所であり続けますようにと願っています。
羽生選手がハビエル選手と初めて出会い、言葉を交わしたのは2011年のロステレコムではなかったでしょうか。
シニアで初優勝した試合ですが、この時ハビエル選手が銀メダルでした。
ロステレコムのプレスカンファレンスでの二人の微笑ましい様子です。
これが「初めまして」の握手だと思います。
羽生選手16歳、ハビエル20歳、二人とも若くて可愛いですね。(今でも若くて可愛いですけどね!)
スケート靴がテーブルの上にあるのは、この時ブレードを変えた話をしていたから。
プレカン会場にはすでにハビエル選手のコーチをしていたブライアン・オーサーコーチの姿も見えました。
結弦くん、可愛過ぎます。

この時既にプーさんと一緒。

ここから始まり、
ここまでの間に、
7年間の二人の友情の歴史があります。
ハビエル選手との友情の歴史、また時々振り返りたいなと思っています。
~~~~~~
想像を超える豪雨の被害に驚いています。
被害に合われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をお祈りしています。
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2018年06月29日
ロステレコムとフィンランディア杯
ロシアとフィンランドですね。
NHK杯に出ないのは残念ですが、ロステレコムとフィンランディア杯は過去にも優勝経験がありますし、
羽生選手はアメリカ大陸の試合よりもヨーロッパの方が相性が良いような気がするので、反ってよかったな、と思いました。
私的にはロステレコムとフィン杯というと、2011年のロステレコム、2012年、2013年のフィンランディア杯を思い出します。
この3試合は全て優勝しています。
2011年ロステレコム杯

2012年フィンランディア杯 (クリケットクラブに移ってから初めての試合だったと思います。)

2013年フィンランディア杯
17歳、18歳のころの結弦くん、フレッシュな魅力に溢れていました。
(今がフレッシュではないというのではありませんよ。今は王者のオーラを纏って更に魅力的です!)
モスクワの公園でお散歩中
2011ロステレコムのロミオ様

悲愴の衣装で音楽を聴いたり
2012フィンランディア杯のころはまだスタミナ不足だったのか、演技が終わるとこんなことにもなっていました。
でも金メダリスト自ら氷の補修もしたりして。
2013フィンランディア杯のロミオ様。ちょっと大人っぽくなっていますね。

2013フィンランディア杯のキス&クライで。デイヴィッド・ウィルソンさん、プーさんと一緒に。
どれも懐かしい写真です。
羽生選手にとっても思い出深い地に正に王者として帰還して、また素晴らしい演技を見せてくれるのでしょうね。
フィンランドと言えば、勿論2017年ヘルシンキワールドも、忘れられない試合でした。
とても1年以上前のこととは思えないくらい鮮明に記憶に残っています。
阿修羅像みたいな羽生選手。美しいです。

アサインが決定したら、今度は来シーズンのプログラムがどんなものになるのか、
ワクワクしますね。
羽生選手にはピアノの音色がとても似合うので、できたらSPかFS、どちらかはピアノ曲で滑って欲しい!
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