マッシミリアーノ・アンベージ
2023年07月17日
ミラノの講演会『羽生結弦の革命』
昨日のFaOI幕張公演舞台裏スペシャル 観ました。
舞台裏でのスケーター達との交流の様子、『if...』のマルチアングルなど、楽しむことはできました。
【ch2】遂にきょう午後1時~ #ファンタジー・オン・アイス2023 幕張公演 舞台裏SP⛸
— CSテレ朝チャンネル (@tvasahi_cs) July 15, 2023
❄️#山本草太 #友野一希 2人が見せる素顔
❄️#三原舞依✖ #夏川りみ 「花」のコラボ秘話
❄️#羽生結弦✖#DAPUMP 「if…」マルチアングル
❄️引退 #ジョニー・ウィアー
テレ朝chだけの特別編https://t.co/ttyyRjk1RY pic.twitter.com/kAJLhCz6Nm
が、でも、正直なところ、なぜか最近FaOIにあまり関心が持てなくなっています。
プロアスリートとしての結弦くんの活動範囲がとてつもなく広がってしまったので、私の中では、相対的にFaOIの重要性は減退してきてしまったようです。
競技時代は、FaOIがほぼ唯一、試合以外で結弦くんを観られる機会だったのが、今ではそうではなくなりましたから。
昨日の関心事は、ミラノで開催された講演会『羽生結弦の革命-フィギュアスケートから新しい世界へ』
Nympheaさんから、深夜に第1報が届いていました。
やはり3時間では収まらなかったようです。マッシさんが「羽生結弦」を語り始めたら止まらなくなるのだと思います。
講演会では、テーブルにはGIFTのバスタオルが掛けられていたり、PROLOGUEとGIFTのアフターパンフレットも飾られていますね。
行きがけにGucci本家にも結弦様の写真展が来ることを祈願してGucciミラノ店を📸 @gucci @gucci_jp pic.twitter.com/NVvpiFUEFh
— Nymphea (@pianetahanyu) July 16, 2023
Nympheaさんは、会場に行く前に、GUCCIミラノ店の前を通って行かれたようですね。
ミラノのドゥオモとスカラ座を結ぶ、華やかなヴィットリオ・エマニュエッレⅡ世ガレリアの中にあります。
ミラノ店や、フィレンツェのGUCCI本店でも結弦くんの写真展が開催されたらいいなと思います。
更には、パリ、ロンドン、ニューヨーク、北京など、世界中のGUCCI旗艦店で開催して欲しいです。
Nympheaさんが前もってプレスリリースをUPしてくださっています。
イタリア発「羽生結弦の革命―フィギュアスケートから新世界へ」プレスリリース #おかえりGIFT #GIFT_tokyodome #HANYUYUZURU #羽生結弦 #世界配信 #GIFTfromYUZUhttps://t.co/2jO9fsYE4w
— Nymphea (@pianetahanyu) July 14, 2023
彼のような選手は他のスポーツでは「ゲームチェンジャー」と定義される。 歴史の流れを変え、自らの競技を進化に導いた選手。全ての若手選手達にとって避けて通れないある種の指標となる存在。彼らが上達するために模倣しようとする模範。彼が競技から引退した暁には、羽生の出現前と現役中のフィギュアスケート、そして引退後のフィギュアスケートを区別しなければならない。別のスポーツで彼に匹敵する人物を探すには、バスケットボールのマイケル・ジョーダンのような伝説の人物を引き合いに出さなければならない。
羽生結弦は、技術的万能と芸術的卓越を融合できる史上最もコンプリートで多様性に富んだスケーターの「最高の形」として歴史に刻まれる。もし「フィギュアスケートとは何か?」と訊かれたら、羽生結弦に思いを馳せずに答えることは不可能だと私は確信している。彼はただただ絶対的な規格外の選手であり、計り知れない価値を持つこの競技の財産なのだ。
マッシミリアーノ・アンべージ(KADOKAWA「氷上の創造者」2021年)
今回の講演会では何がどのように語られたのか、Nympheaさんからのルポルタージュの続報が楽しみでなりません。
Nympheaさんのパソコンの調子が悪いようです。
パソコンの不具合って、本当~にストレス溜まりますよね。
どうか次に日本に戻られるまで、パソコンが頑張ってくれますように。
明日は『Ice Jewels Vol.18』が届きます。
羽生結弦 Special Interview は『プロアスリートの再定義』
19日でプロアスリート1周年を迎える結弦くんはどんなことを語っているのでしょうか。
「2022年7月、プロスケーターとして新たな道を歩み始めた羽生結弦。
「プロローグ」への思い、初の東京ドームでの開催となる『GIFT』への決意と手ごたえ、今後に関する意気込みや課題などを赤裸々に語ってくれた」(KAZI社H.P.より)
読むのが楽しみです。
お読みいただきありがとうございました。
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・結弦くんのBAGの中身は??
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2023年07月13日
羽生結弦の革命ーマッシさんミラノで講演会
明日からいよいよDisney+の世界配信が始まりますね。
それに合わせて、ミラノでは16日(日)に、マッシミリアーノさんを中心に、新しいフェーズに入った羽生選手についての講演会が開催されるそうです。
"Hanyu Yuzuru's Revolution, From Figure Skating to a New World"
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) July 9, 2023
The conference will be held on Sunday, July the 16th, statting at 3.00 pm. in the Auditorium Lattuada, Fondazione Milano, corso di Porta Vigentina 15/A, 20122 Milan, Italy.
Info
⬇️https://t.co/q5CDFM3iWh
(1) pic.twitter.com/x0T7deLgIk
ミラノ在住のNympheaさんからもお知らせが来ています。
講演時間は3時間、スピーカーは寄稿者を含めて7人。各分野の識者が各自の専門的観点から羽生結弦について語りまくる、もの凄い講演になりそうです!
— Nymphea (@pianetahanyu) July 9, 2023
参加者の中に太田龍子さんのお名前もありますね!
講演者
・マッシミリアーノ・アンベージ:ジャーナリスト・スポーツアナリスト、ユーロスポーツ・イタリア解説者
・カルメン・コヴィート:作家、日本研究者
・アレッサンドラ・モントルッキオ:作家、舞踏家
寄稿者
・キアラ・ギディー二:大学教師、日本研究者
・太田龍子:能舞台芸術の専門家
・コスタンツァ・リザカーサ・ドルソー二ャ:ジャーナリスト、作家
管理者
・バルバラ・ワシンプス:日本研究者
企画及び制作
・羽生結弦イタリアファングループ
企画・制作が羽生結弦ファングループというのも流石です。
欧州の中でも特に熱心な結弦くんのファンが多いイタリアならではの企画ですね。
そして、もちろん、マッシミリアーノさんの存在が大きいと思います。
2021年10月にはナポリ考古学博物館で催されたジャパンウィークで、
” The Total Package ” 羽生結弦礼賛という演題で講演されていました。
いつかマッシミリアーノさんに結弦くんの単独アイスショーを見ていただける機会があるといいなと思っています。
Nympheaさんが講演会のルポしてくださるみたいで、とても楽しみです!
PCのご機嫌が良かったらブログで、ダメだったらTwitterでルポタージュしますね😊
— Nymphea (@pianetahanyu) July 9, 2023
結弦くんの革命的なアイスショーを世界配信するにふさわしく、
明日7月14日はフランス革命記念日ですね。
さて、私はようやく風邪から回復し、今日銀座GUCCIに行ってきます!
白い空間に浮かび上がる結弦くんとご対面するので、
いつものスニーカーではなくパンプスで、Tシャツではなくワンピースで、
トートバッグではなくGUCCIのバッグで、お出かけするつもりです
お読みいただきありがとうございました。
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2023年03月24日
結弦という名の日本の青年
さいたまスーパーアリーナで世界選手権が開催中ですが、それはさておき、
今日は、大変お忙しい中で、Nympheaさんが翻訳してくださった
イタリアのポッドキャスト「SalottoBianco(白いサロン)」の中で語られたマッシミリアーノさんの現在のフィギュアスケート界に対する提言を皆さまとシェアさせていただきたいと思います。
私たちの多くが思っていることを忌憚なく語ってくださいました。
一部だけ引用させていただきますが、全文は是非、Nympheaさんのブログ「惑星ハニューにようこそ」でお読みくださいね。
SalottoBiancoより「羽生はフィギュアスケートより偉大な存在だ」
— Nymphea (@pianetahanyu) March 23, 2023
Grazie @max_ambesi #羽生結弦 #HanyuYuzuruhttps://t.co/4LoMJYdg89
一人の名前の挙げるのは難しい。
イリヤ・マリニンは怪我でボロボロにならない限り、いずれ試合で6種類全ての4回転ジャンプを成功させるだろう。どうやらこれが今後のシナリオのようだ。6種類の4回転を跳べる選手を負かすのはライバル達にとって困難だ。現在のルールでは。
2026年も今と同じルールかどうか僕には分からないし、僕が知り得ることではないけれど、間違いなく、フィギュアスケートは何か変えなければならない。
何故か?
羽生結弦が日本で公演を企画したら、チケットは完売する。4万人がチケットを購入して観客席を埋め、同じく4万人が映画館に押し寄せる。配信を見るために会員登録した人の数は計り知れない。
一方、グランプリは試合会場のアリーナをどんな手段を使っても埋めることが出来ない。
この事実は明らかに問題が存在することを示している。
おそらく問題の原因が何なのか理解すべきだろう。
羽生の偉大さは全く議論の余地がない。それを認めない者はその人の器の問題だろう。世の中には未だに地球平面説を信じている人もいるぐらいだから、羽生の偉大さを認められない人もいるのだろう。
しかし、彼はあるタイプのフィギュアスケート道を広めようとしたアスリートだ。選手時代も、今も。今も彼はアスリートだけれど、プロでパフォーマーだ。何故なら彼が主役の公演を作っているからだ。人々が試合より、彼の公演に関心があることはこれまでの傾向に反する異例の事態だ。これまでずっと競技を見てきた人が、羽生のショーの方に魅了されるというのは、非常に特異なことだが、省察すべきことだ。
ISUが推し進めているフィギュアスケートの概念では勝ち目がないということだ。羽生のフィギュアスケートの概念の方が、バランスが取れていて、人々を夢中にさせる。注意してもらいたいが、羽生は4回転ジャンプで記録を樹立したスケーターだ。それも一つではない。史上初めて4ループを成功させただけでなく、後半における4回転ジャンプについても最初に記録を作ったのは彼だ。後半の4回移転ジャンプの数やその他色々なことについて。彼がそのキャリアにおいて、4回転ジャンプをアドバンテージとして活用したのは明らかだ。しかし、常に物語や振付の中に組み込まれたジャンプだった。ジャンプが自動的にプログラムで唯一目を引くエレメントになる訳ではない。何故なら、ジャンプは物語全体の一部だからだ。これが今はもう見られないことなのだ。
観客や視聴者が、現在のフィギュアスケートではなく、羽生のフィギュアスケートに惹かれるのなら、関係者はこの状況について自問自答すべきだろう。
僕は羽生は様々な理由からもう競技に戻ってくることはないと思う。彼の判断は正しい。
彼ももうすぐ30になるし、獲るべき全てのタイトルを獲り、このスポーツの歴史を塗り替えた。そして今この瞬間、羽生はフィギュアスケート競技より強い。この点において疑う余地はない。羽生の追求するフィギュアスケートの概念は、フィギュアスケート競技のそれではない。
もし僕がISU会長なら、この状況を省察するだろう。長年居座っている幹部も一掃するだろう。
そして羽生のところへ行く。
そして彼にこう言う。
「我々は問題に直面しています。僕は新入りだけれど、問題があることに気が付きました。一緒に解決してくれませんか?
つまり、再び魅力的な競技に戻すために、このスポーツが進むべき道を見つけるために、我々を助けてくれませんか?どうか我々があなたに対してこれまでやったことは忘れて下さい!」
ISUはここ数年間、彼に対してありとあらゆることをしでかした。もしルールが尊重されていたなら、幾つかの大会の順位は変わっていた。羽生の順位も変わっていた。
「でも結弦、全てを水に流して我々を助けてください」
これがISU会長のやるべきことだ。しかし、決してそうはしないだろう。何故なら、彼を取り巻く人物達が別のことを吹き込むからだ。
トリノのグランプリファイナルに立ち会った人は・・・昨年のファイナルじゃない、その前の(2019年の)トリノファイナルだ。パラヴェーラに入るために並ぶ人々の数キロに及ぶ行列を覚えているはずだ。町中の至る所に羽生を応援するためにやって来たファンがいた。今はもうそうではなくなった。
僕は誰かを批判している訳ではないし、批判するのが目的ではない。僕はもはや別の次元にいる。闘いの時代は終わり、もうその価値もない。しかし、責任ある立場の者が視界を広げ、何らかの措置と講じるべきだという結論に至る時が来ている。
このフィギュアスケートを救い、信頼性を取り戻すためにやるべきことはただ一つ。
結弦という名の日本の青年の元に赴き、玩具の鍵を彼に渡すべきだ(フィギュアスケートの未来を彼に委ねるべきだ)。
「我々には無理だった。貴方がやって下さい。我々はあなたの指示に従います」と
「もしフィギュアスケートが左に進むべきなら、我々は貴方と共に左に進みます。しかし、貴方が決めて下さい」
これが現在、実現可能な唯一の道だと思う。
これは選手に対する批判ではない。選手達は朝5時に起床し、血の滲むような努力をしている。
これは無数の問題から生まれた客観的な考察に発する議論だ。
ルール、その適用方法、そして多くのジャッジの能力、このスポーツにおけるテクノロジーの欠乏。
ジャンプの回転やレベルの獲得に必要不可欠なスピンの回転数は特別に開発されたソフトウェアによって計算されるべきだ。
全てのスポーツでこのシステムが採用されているのに、フィギュアスケートでは2023年現在、回転数やエッジの傾斜を判断出来るソフトウェアが何故存在しないのか理解出来ない。
完全に回り切ったら基礎点が入る、1/4足りなければマイナスX、半回転足りなければDG、つまり4回転は3回転にダウングレードされる。
このように判定すべきだ。
人間の目で判断すべきではない。
人間の目はエレメントのクオリティや演技構成点を判断しなければならない。
僕が求めているのは公正さと正確さだ。
羽生はこのテーマについて卒業論文を書いた。彼の論文を活用しようじゃないか。
だから彼を呼び、彼に参加してもらって解決策を模索すべきだ。
マッシミリアーノさんでなければできない真っ当な提案です。
本当はこのように考えている人は私たちファンも含めて、世界中に沢山いるのだと思います。
しかしそれを許さない、大きな権力や利権が存在しているのでしょう。
ただ、歴史は人間の思考をはるかに超えて動くこともあります。
だから、いつの日か、結弦という名の日本の青年の夢や理想が叶う時代が絶対に訪れないとは言い切れないと思うのです。
それが何年後か、何十年後か、何百年後かだとしても。
願わくば生きているうちに見たいものです。
マッシミリアーノさんと共に、そして結弦くんと共に、希望と夢は持ち続けたいと思います。
エレナさんが作成してくださった日英字幕付きの動画も既に上がっています。
貴重な翻訳動画を上げていただき、心より感謝いたします。
お読みいただきありがとうございました。
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2023年03月04日
羽生選手FaOI全公演出演!
今年のFaOIは、抽選の1か月前に、早々と結弦くんのINが発表されました!
最後の最後まで結弦くんの出場が発表されないという困った方針がが変わったのでしょうか。
結弦くんからの要請があったのかもしれませんね。
いずれにしても嬉しいことです。
絶対行きたいけれど、チケット入手はかなり困難になりそう。
【新キービジュアル&プレイガイド情報】
— [公式]Fantasy on Ice (@Fantasy_on_Ice) March 3, 2023
新キービジュアルを公開しました🌟
プレイガイド情報も更新中!
詳しくは公式HPをご確認くださいhttps://t.co/b41tLKia7w
#FaOI #FantasyonIce pic.twitter.com/O2O9Q4TSd8
【出演スケーター】 <Men> ◆全公演 羽生結弦 織田信成 田中刑事 ステファン・ランビエル ハビエル・フェルナンデス ジョニー・ウィア ◆新潟・神戸 無良崇人 <Women> ◆幕張・宮城 荒川静香 ◆新潟・神戸 宮原知子 スケーターは今後も決まり次第発表いたします
そして驚いたのはスポーツ報知の矢口カメラマンのフリーランス宣言でした。
3月からフリーに転向ということは、もう既にフリーのお立場ということですね。
わくし矢口亨は報知新聞社を退社し、2023年3月からフリーのフォトグラファーとして活動していくことと致しました。ご報告です!私事で大変恐縮ですが、宜しくお願い申し上げます。 pic.twitter.com/byGeSqEwd5
— 矢口 亨 (@yaguchi_toru) March 3, 2023
自分の写真を必要としてくださる人たちのために写真が撮りたい、自分の意志でその人たちの所に行きたいという気持ちが日に日に強くなり、決断に至りました。
僕が今まで出会った方々やファインダーを通して感じた事、そして自分の写真を見て喜んでくださる方々が背中を押してくれました。本当にありがとうございます!挑戦を続ける限り、人生がどこで終わってもハッピーエンドだと信じて進もうと思います。
(全文は矢口さんのツイートを是非お読みください。)
もっと自由に自分の撮りたいものに集中したいというのはとてもよく分かります。
矢口さんほどの実力のあるフォトグラファーであれば、フリー転向も自然な成り行きなのかもしれません。
これまで以上に、矢口さんならではの、対象の内面を感じさせる心のこもった写真を期待しています。
ただ、高木さんは寂しくなるのではないかな。
矢口さんの写真と高木さんの記事、というのがスポーツ報知の定番でしたから。
『GIFT』当日に、水道橋限定で販売されたスポーツ報知に掲載された結弦くんのポートレート大好きです。
結弦くんの本質を見事に映し出している素晴らしいポートレート!!
ちなみに現在のスマホの待ち受け画面には、こちらの写真を使わせていただいています。
矢口さんのフリーフォトグラファーとしてのご活躍を楽しみにしています。
イタリア在住のaiaさんが、マッシミリアーノさんのトーク番組を翻訳して下っています。
文章ではなくトークから翻訳するという大変な作業に感謝しつつ、ご紹介させていただきます。
マッシさんが涙ぐむ(7:15あたり)のを見ると泣けてしまう😭
— aia🫧🫧 (@from_it3yz) March 2, 2023
いつかヨーロッパで羽生くんのショーが開催される日が来ると信じています(私は抽選でいいけどマッシさんにはチケットを差し上げたい🎫)https://t.co/mXzeIaFsff
より pic.twitter.com/M84KAmhbrO
元の動画はこちらです。
本当にマッシさんに『GIFT』生で観ていただきたかった。
いつか結弦くんの演技を実際に観る機会がありますように。
そしていつかマッシさんと結弦くんとの対談があったらいいなぁと思っています。
お読みいただきありがとうございました。
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2022年08月08日
8/8 3AM:登録者数20万人突破
チャンネル登録者数 8月8日 3AM
◆ISU 24.9万人
◆HANYU YUZURU 20.3万人
明日の朝起きたら、ISUを抜いているだろうな。
ゆづちゃんがやるって!
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) August 7, 2022
はじめまして。 https://t.co/26mBe3miGT @YouTubeより
ちょっとちょっとちょっと!!!!!
— 織田信成 nobunari oda (@nobutaro1001) August 7, 2022
すぐチャンネル登録したけどっ!!!コラボしよ!?!?ねぇ!?!?https://t.co/cCo29aIjau
Yuzuru Hanyu's new Youtube channel took a few hours to reach 140,000 followers.
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) August 7, 2022
While waiting for future content, we will see how long it will take to reach one million followers. Bets are accepted.https://t.co/RWGW5G2ur7
Yuzuru Hanyuの新しいYouTubeチャンネルは140,000人のフォロワーに達するまでに数時間を要しました。
これからのコンテンツを待つ間に、100万人のフォロワーに達するまでどれくらいの時間がかかるか分かるでしょう。その賭けに応じます。
YouTubeチャンネルにはランク付けがあるんですね。
羽生くん、銀の盾行ったとして、『銀…銀かー』とかまた言い出しかねないから、ファンとしてはやはりゴールドを目指したい🤣🤣🤣 pic.twitter.com/hdZ8UxduBB
— 沙穂(。•̀ω-)☆Fly🕊YUZU‼️ (@KISSanCRY) August 7, 2022
もう既に20万人の『シルバー』は達成してしてしまったので、マッシさんの言うように100万人の『ゴールド』がいつ達成されるか待つだけですね。
そしてやがては『ダイヤモンド』に。
朝起きたら登録者数がどうなっているのか楽しみです。
きっとISUを抜いていると思います。
お読みいただきありがとうございました。
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2022年05月13日
マッシミリアーノ・アンベージ特別寄稿
1シーズンに1回だけ出版されている『氷上の創造者』、その創刊号からの注目のコンテンツは、なんといってもイタリアのスポーツジャーナリストであり、羽生結弦選手を初めて見た時から現在に至るまで、ずっと高く評価しているマッシミリアーノ・アンベージさんの特別寄稿でしょう。
今回は2つの特別寄稿が寄せられています。
特別寄稿 その1
「新たな清流をもたらすために羽生結弦は必要とされている」
特別寄稿 その2
「フィギュアスケートの変化、懸念される未来」
今回は特別寄稿1を読んで感じたことを書いてみました。
『新たな清流をもたらすために羽生結弦は必要とされている』
SP『序奏とロンド・カプリチオーソ』の最初のジャンプ4回転サルコウで起こってしまったアクシデントはマッシミリアーノさんにとってもまた、痛恨の出来事でした。
しかし、それは大会中最も洗練されたショートプログラムであり、あらゆるディテールまで完璧に研究し尽くして作り上げられた唯一のプログラムだったと指摘しています。
もしもあのアクシデントがなく、プログラムが完璧に実施されていれば、北京五輪の結果はどうなっていただろうかという思いは、マッシミリアーノさんも抱いているのでしょう。
現実は変えられない以上、首位から19点差となり、実質的にオリンピック3連覇の可能性が消えた時、羽生選手を北京オリンピックに駆り立てた本当の目標、4回転アクセルをオリンピックという舞台で成功させたいという願望が彼の中で唯一の目標となりました。
しかし運命は過酷にもFSの前日の練習で羽生選手の右足首に酷い怪我を負わせてしまいました。
普通の試合であったなら棄権するレベルの怪我であったにもかかわらず、羽生選手は痛み止めを服用してでも果敢に4回転アクセルに挑み、そしてこれまでで最高に綺麗な軌跡を描いて右足で着氷しました。
転倒し、アンダーローテーションとはなりましたが、ISUにより史上初の4Aとして正式に認定されたのです。
マッシミリアーノさんは、このことについて「4回転アクセルの挑戦は転倒に終わるが、回転はほぼ完成に近く、回転不足の判定は、特に他のスケーター達のジャンプに対する判定を考慮すると、厳格すぎるように思われた」と述べています。
実際、動画で何度も4Aの部分をスローで見返しても、回転はほぼ回り切っているように見え、アンダーローテーションよりもqマークが正当な評価なのではないかと思いました。
「もし(SPで)埼玉の全日本選手権と同じレベルの演技ができたなら、彼は果たしてどこまで到達できただろうかという疑問は残されたままだ。もしそうなっていたら、おそらく我々は別のストーリーを語ることになっていただろう」とも述べています。
これまで、羽生選手ほど運命に翻弄され続けてきたアスリートはいないと思います。
大震災も、事故も、病気も、そして怪我は数えきれないくらい。
しかし起こってしまったことは変えられないのならば、運命を甘受して、それにどう対処すればよいのか、最良の方策を考えてその運命を乗り越えてきたのが羽生選手です。
北京では4位となり、表彰式に現れることもなかったわけですが、北京オリンピックで最も注目され、愛された選手だったと思います。
「羽生が北京に来なければ、冬は浪漫を信じない」。
(蒼蒼さんのツイートより)
「羽生結弦がフィギュアスケート界にもたらした貢献は、この競技にとって必要不可欠なものであり、彼の功績はこの先数世紀に渡って残っていくだろう」
このマッシミリアーノさんの言葉のように、羽生選手は今、勝敗や点数といったISUが決める順列ではなく、歴史に名を刻むという、より本質的な価値を求めてスケートに身を捧げようとしているように思えます。
寄稿の最後に、マッシミリアーノさんは、ISUのルールのゆがみと、その疑わしい適用のせいで、徐々に信頼性を失いつつあるフィギュアスケートというスポーツに新たな清流をもたらすために、羽生結弦が寄与することができるだろう。
そのためには羽生選手が卒業論文で示したテクノロジーを活用するところからすべてが始まるだろうと、採点へのAI導入を求めています。
「いずれにしても、まだ氷上であろうと、運営人のトップの立場であろうと、我々は彼を見ていたい。
フィギュアスケートは羽生結弦を必要としているのだ。この事実を理解しないことは、この競技の真価と未来に対する犯罪であり損害である」
おそらくマッシミリアーノさんは、未来において羽生結弦がISUのトップの立場になるべきだと考えているのではないでしょうか。
もしその望みが叶えられれば最高だと思います。
しかし残念ながら、現状を見る限り、羽生選手が濁流渦巻くISUの中心部に入ることなど私には考えられないことですが…
いつの日にか、ISUが清流となり、マッシミリアーノさんの願いが叶うよう祈っています。
お読みいただきありがとうございました。
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・4年ぶりの京都です
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2022年04月14日
氷上の創造者 / 羽生結弦展グッズまとめ
北京オリンピックの総括雑誌もそろそろ出そろったところで、
最後に『氷上の創造者』が来ました。
ワンシーズンに1回しか発行されない雑誌ですが、前回、前々回も内容がとても充実していて、
私にとってはMUST BUYの雑誌です。
Amazonにはまだ表紙は来ていません。
フィギュアスケート・カルチュラルブック2021-2022 氷上の創造者 (角川SSCムック)
スポーツとアートが一体となった
稀有な氷上競技であるフィギュアスケート
について、様々な視点から考察する
『氷上の創造者』最新号!
4年に1度のオリンピックイヤーである
2021-2022年シーズンを
美麗な写真と独自目線の記事で振り返る。
表紙写真:羽生結弦(JMPA/能登直)
●巻頭特集●
羽生結弦の2021-2022
・フォトドキュメント2021-2022
・言葉でたどる羽生結弦
・ライバルは自分だった―最強の姿を探し求めて―
・熱狂に包まれた北京
・練習リンクに出現した至高の空間―12のプログラム―
●特別寄稿●
◆マッシミリアーノ・アンベージ(伊ユーロスポーツ)
・羽生結弦―「時代の旗手」たる姿を残した北京オリンピック―
今回も一番の楽しみはマッシミリアーノさんの寄稿です。
「新たな清流をもたらすために羽生結弦は必要とされている」
5月7日(土)の発売が楽しみです。
過去の2冊もとても良かったです。
もし未読でしたらお薦めしたいです。
オリジナルグッズ紹介はこれが最後ということです。
【#羽生結弦展2022 情報】オリジナルグッズ、最後のご紹介は「コスチュームキューピー®(4種セット)」です。展覧会HPには全商品一覧をアップしましたので、そちらもご覧ください。 https://t.co/qsmzUFrP5h @art_ex_japanより pic.twitter.com/P1wbwK7RoA
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) April 14, 2022
スケート靴のブレードや、
手袋の指先まで、こだわりの詰まった作りになっていますね。
どのキューピーもブレードの付いたスケート靴を履き、プログラムによって髪型も変わっています。「Let Me Entertain You」では、手袋のデザインは指先まで細かく表現され、「秋によせて」では特徴的な立て襟が再現されています。
全体的なバランスを崩さないようなデフォルメの匙加減は、これまでに1万種類以上のコスチュームキューピー®を作ってきた「(株)エス・アンド・エス」ならではでしょう。
根付(ストラップ)の色は衣装に合わせて、それぞれ変わっています。服を着せ付けるのはすべて手作業と、本当に手が込んでいます。(「羽生結弦展2022」担当)
コスチュームキューピー®(4種セット)の販売価格は4400円(税込み)です。
こうしてリストになると壮観ですね。
はにゅーぴー来たー︎︎💕︎💕
— 結架🌱 (@yuka1004yz) April 14, 2022
羽生結弦展グッズ全部出揃いましたね✨✨
再度、上げ直します😊
写真集も追加しました📕✨ pic.twitter.com/nZ9ZSzuo8Y
何度眺めても、どれも諦められそうにありません。
とりあえず一つずつは確保したいなぁ。
あとはゆっくり通販で追加もできますね。
すごく便利な計算アプリ!
何度もシュミレーションして予定を立てたい。
みなさんリツイートで広めてくれてありがとうございます✨
— ペソ@GOODSist グッズ代計算アプリ (@goodsistjp) April 14, 2022
僕自身もにわかですが手足の長さと性格に惚れて羽生君大好きで、今羽生結弦展の存在を知って行ってみようと思います😊#羽生結弦#羽生結弦展2022 https://t.co/TSvDBb38r2
会場では若杉さんの写真解説も聴けるそうです。
私は丁度1週間後の21日に行く予定です!
今日、友人が送ってくれた写真。
新宿の空に、羽のような雲と飛行機(ANA?)
奇跡的な一瞬!!
青空に、会いに。
お読みいただきありがとうございました。
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・衣装モチーフクリアファイル
・この人が決めたことを見守っていく
・羽生選手FaOI全公演IN!
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2021年12月18日
全日本前、最後の週末
今週末は全日本選手権前の最後の週末ですね。
この週末をどう過ごそうかなと考えています。
まず、今日明日はフジテレビ地上波のS-PARKで結弦くんが登場する予定なので見逃せません。
12月18日(土)24:35~25:15「羽生結弦企画」
▼五輪王者羽生結弦4回転アクセルへの挑戦3者の視点から紐解く前人未到の可能性は…
3者って誰だろう?
12月19日(日)23:45~25:00「五輪争い」
▽村上佳菜子が生出演!北京五輪代表選考となる全日本フィギュアスケート
日曜日は村上佳菜子さんによる解説のようです。
そして時間に余裕のある週末に、もう一度観ようと思っているのが、
マッシミリアーノさんの講演録『トータルパッケージ 羽生結弦に捧ぐ』の動画です。
もう10万回以上の再生数になっています。
まだ観ていなかったら、これからどうぞ!
https://t.co/wN67widKCU
— la gaia (@lagaia9) December 14, 2021
The talk on #yuzu by @max_ambesi ambesi has more than 100000 views.🎊
If you haven't watched It yet please do ❤️
何度も言ってしつこいようですが、羽生結弦を語ってこれ以上のものは観たことがないくらい、本当に素晴らしい講演なので、是非一人でも多くの方に、週末の1時間半を割いて視聴していただきたいと思います。Nympheaさんによる日本語字幕付きです。
決して期待を裏切らない内容で、1時間半を割くだけの価値があります!!
私もエレナさんと同じような気持ちでいました。
でも、もうこれから後の欠場はないのかな。最後まで心配ですが。
I don't have the courage to go to bed for fear of news that I might find when I wake up. 🙈
— ElenaC 🌸(´・ω・`)🌸 (@EleC2706) December 17, 2021
Praying for our boy. ✨🙏🏻🤞🏻💕 pic.twitter.com/ziB5T9zuKU
目覚めた時に目にするかもしれないニュースに怯えてベッドに行くことができない。
私たちのboyのために祈っている。
もうやめようと思ったけれど、『春よ、来い』と『ロシアより愛をこめて』というプログラムを両方やったときに、やっぱりスケートが好きだなと思った。
スケートでないとすべての感情を出し切ることができないなと。
もうちょっと自分のためにわがままになって、皆さんのためだけではなく、自分のためにも競技を続けてもいいかなという気持ちになった。
この写真を見て思い出した。
全日本の開会式でまたスーツ姿に会えたらいいな。
元気でいてくれますように。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年12月07日
バラ色の未来に向かって
結弦くん、27回目のお誕生日おめでとうございます
ケーキに7本のろうそくを立てて、プーさんと一緒に祝いました。
写真で27年の結弦くんの歴史を振りかえる、スポーツ報知の見開き全ページのお祝い記事。
写真のチョイスも素晴らしい!
高木さんが企画してくださったのでしょうか。
短い文章ですが、行間に高木記者の愛がにじみ出ています。
ちょうど2年前のお誕生日、私はトリノGPFの会場パラヴェーラの歓声の中にいました。
会場からは何回もファンたちの「ハッピーバースデイ」の合唱が聞こえてきました。
イタリアは本当に結弦くんに優しかったです。
(あのイタリア人ジャッジを除けば)
— iceangelo (@iceangelino) December 7, 2021
結弦くんに捧げられた、マッシミリアーノさんの講演が本当に素晴らしく、
27歳のお誕生日に傾聴するにふさわしいと思い、もう一度ここに置いておきます。
結弦くんへの最高のプレゼントだと思います。
もしまだ観ていない方がいらしたら、是非とも、お誕生日の今日こそご覧ください。
これほど熱く「羽生結弦」について語れる方はマッシミリアーノさんをおいて、他にはいないだろうと思います。
いつの日か、結弦くんとマッシさんの対談が実現しますように。
バラ色に輝く結弦くんの未来を心から願いつつ過ごす、
結弦くん27歳のお誕生日の夜です。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年11月30日
世界中から愛される存在
GPシリーズが終わって、ようやく落ち着いてマッシミリアーノさんがナポリ国立考古学博物館で行った講演の書き起こしを通して読ませていただきました。
動画に日本語字幕を入れ、さらに全文書き起こしをしてくださったNympheaさんの情熱と献身には本当に感謝しかありません。
L’ALTRO GIAPPONE「トータルパッケージ~羽生結弦に捧ぐ」翻訳書き起こし
製作
L’ALTRO GIAPPONE
協力
ナポリ国立考古学博物館
講演
マッシミリアーノ・アンべージ(M)
(冬季競技アナリスト/ジャーナリスト、ユーロスポーツ解説者)
イントロダクション
バルバラ・ワシンプス(B)
(L’Atro Giappone芸術監督)
寄稿ビデオ
キアーラ・ギディーニ(C)
(ナポリ東洋大学「東アジアの宗教及び哲学」学科教授)
寄稿
カーティア・チェントンツェ(K)
(ヴェネツィア・カ・フォスカリ大学アジア研究学部教授、早稲田大学講師、舞台芸術研究者)
マッシミリアーノさんの講演を読む前に、L'Altro Giappone 芸術監督のバルバラ・ワシンプスさんのイントロダクションを読み始めたところで、もう鼻の奥がツーンとして、涙がしたたり落ちてきてしまいました。
一部だけ引用させていただきますが、あくまでも断片的な引用ですので、
全文は是非とも「惑星はニューへようこそ」で読んでいただきたいです。
外国特派員クラブのピーター・ランガンは、2018年平昌五輪後に行われた羽生結弦の会見の冒頭で、彼に注目している私達全員にとって非常に印象的なことを言いました。
彼はフィギュアスケート専門のジャーナリストではありません。
普通のジャーナリストなら誰でもそうですが、次から次への飛び込んでくるフェイクニュース、事実の捏造、真実の改ざんにまみれて1年を過ごした後、彼はオリンピックでの羽生の演技を見て衝撃を受けました。
そして自分自身に向かってこう言ったのです。「これが真実だ」と
彼は続けます。「多くの真実、美、芸術があった。これはAntidote (解毒剤)だ。このレベルの卓越への到達を求め続ける彼の渇望はAntidote、すなわち真実である」
こうなると、自然に解毒剤や治療としての「美」について語りたくなります。
10年前に起きた大惨事や現在のパンデミックのような状況において、芸術は文化資産であり、美は人間の資産なのです。
天性の才能を磨き上げるための彼の包括的な軌跡は、常に努力、断固たる意志、完璧の追求を伴ってきました。この意味において、羽生結弦の『フィギュアスケート道』と定義出来たら素敵ですが、フィギュアスケートは西洋のスポーツですから、東洋の修行のように~道(どう)を付けることは出来ません。しかし、数人かの日本の友人と話して『羽生道』、つまり「羽生のフィギュアスケート道」と定義出来るのではないかという結論に達しました。
つまりアーティスト結弦はあらゆる次元で話すのです。複数の身体表現を同時に使用しながら、絶対的熟練によって全てを支配しているのです。
この意味で究極に達した例を時系列に挙げると、
私達がこれ以上はないだろう思う度に、このアーティストは更にその上を行くのです。
最近も2020年年末に「天と地と」というプログラムでこのようなことが起こりました。
日本のテレビドラマ、大河ドラマの主題曲を使ったプログラムでした。
羽生に注目している私達にとって、彼はフェノメノ(超常現象)です。フェノメノという言葉だけで既に鳥肌を覚えますが、彼は実在するフェノメノであり、彼の影響と効果は無視することは出来ません。
ポジティブな意味での「羽生現象」は心の内にある親日家の新世代を生み出しました。他のジャンルのアジアンスターによって起こる現象に少し似ていますが、若者達またはそれほど若くない人々が日本語や日本文化の勉強を始め、同時に大衆向けのステレオタイプに捉われないようにします。何故なら、すぐに理解出来る、分かりやすいキャラクターは、通常アニメのキャラクターや芸能人を偶像化する人達によって作り上げられた大衆向けのステレオタイプに過ぎないからです。このようなステレオタイプは羽生とは何の関係もありません。
しかも、彼の巨大な影響力は日本国内に留まらず、何度も言いますが、地球レベルなのです。
ソーシャルを一切やっていないにも拘わらず。
羽生結弦は一切発信せず、公式の発言以外、一切発言しないのです。
自国の大衆と全く交流することなく、これほどその一挙一動が注目されている日本人は他に誰も思い浮かびません。
何故なら、羽生はある種の修行僧に近い人物で、有害な過度の露出を避けているからです。実際、露出オーバーになる度に、羽生結弦が損害を被ることがしばしば起こるからです。
イントロダクションに続いて、マッシミリアーノ・アンべージさんの講演が始まるのですが、
それはひとつの羽生結弦の物語になっていて、一部を切り取って引用することは不可能なくらい途切れなく続いていきます。
それで、なぜマッシミリアーノさんがこの講演に『トータルパッケージ』というタイトルを選んだのかという理由だけ引用させていただきました。
皆さんはタイトルを見ましたか?
「トータルパッケージ」とは?
私の解説を聴いてくれている人は知っていると思いますが、私は英語を使うのをあまり好みません。
フィギュアスケート用語の原語は全て英語ですが、イタリアの視聴者の皆さんに向かって話す時は、常にイタリア語の用語を使った方がいいでしょう。
本来なら「Pacchetto Completo」(トータルパッケージのイタリア語)と命名すべきでしたが、それではまるでツアーオペレーターのメッセージのようです。
ですから、我々の国内だけに留まらない選択をしました。
それにフィギュアスケートは世界レベルの競技です。
それで我々はこの「トータルパッケージ」というタイトルが気に入りました。
何故なら、根本的に羽生がトータルパッケージだからです。
しかし、彼はただのアスリート、またはスケーターがそうあるべきであるトータルパッケージではありません。人間としても。
このテーマについても掘り下げる時間があることを願っています。
イタリア語で「Completo」という言葉には、「完全な、完璧な」という意味が強いですから、個人的には英語で「Total」と表記すよりも、「Pacchetto Completo」の方が、一層、羽生結弦の人間としての存在も含めた完全性を表しているように感じました。
ここから延々とマッシさんの羽生語りが始まります。
長いですが、一気に読んでしまいました。
動画もよいですが、文字で読むと、読み返したり、じっくり文章を味わったりできて良かったです。
Nympheaさん、本当にありがとうございます。
動画はYoutubeでご覧ください。
1時間半余りの長さがあります。
お忙しい方は何回かに分けて視聴するのもよいと思います。
是非ご覧くださいね。
さて、GPシリーズが終わて一段落して、一番記憶に残っているのはロステレコムで現地のファンの方々が見せてくれた羽生選手応援活動でした。素晴らしい団結力と実行力に敬服しました。
「ハニュウのファンは群を抜いていた」本人不在でも際立つ存在感!ロシアGPでのサポートに露メディアが賛辞
THE DIGEST編集部
フィギアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、ロシア杯は現地11月28日にエキシビションが行なわれ、全日程を終えた。男子では日本勢の友野一季が自己ベストの合計264.19点で3位に入るなど、来年2月の北京五輪代表入りへアピールした。
今大会では当初、五輪2連覇中の羽生結弦もエントリーされていたが、右足首の負傷で欠場となった。今季、ここまでその姿をリンクで観ることが出来ず、本人はもちろん、世界中のファンにとってももどかしい状況が続いている。
だが、ロシア杯が行なわれたソチの会場では、多くのファンからの羽生への様々なアクションがあったようだ。
ロシアメディア『sportsdaily.ru』では、ソチの会場内に羽生を応援するための横断幕が掲げられていたことや、お馴染みの「くまのプーさん」が画かれた、200本にも及ぶ旗があったことを伝えている。
「ハニュウのファンは、ソチGPの舞台で最も明るい応援を用意した」と銘打たれた記事の中では、地元の羽生ファンが発起人となり、SNSなどで呼びかけ希望者より寄付を募るなどして、羽生の表情が画かれた断幕や、「くまのプーさん」の子旗を作成したと綴られている。
もちろん、大会前に欠場のニュースはすでに流れていたものの、「(不在でも)どうしても彼を応援したい」という意思から始まったことであると述べており、他にも「ユズをサポートすることで、フィギュアを愛しているという事実を団結という形で示したかった」とのコメントも紹介されている。
同メディアは「くまのプーさんの登場により、ソチグランプリの舞台は赤と黄色で輝き、フィギュアスケートファンにとって真の祭典となった」として、地元ファンの活動を讃えており、その上で「競技を繰り広げたスケーターへの多くの応援もあった中で、ハニュウのファンはその中でも群を抜いていただろう」と本人不在の大会でも、羽生への応援の熱量が高かったと強調した。
羽生は12月22日からの全日本選手権にエントリーしており、出場すると今季の初戦となる。回復状況にもよるものの、待ち焦がれているファンの前で、その滑りを披露してくれることを期待して待ちたい。
構成●THE DIGEST編集部
Though he’s not there IRL due to injury there are many banners in Sochi at the #RostelecomCup2021 supporting Yuzuru Hanyu 🤗
— CBC Olympics (@CBCOlympics) November 26, 2021
pic.twitter.com/BWQyPDW5wp
研究者であれ、ファンであれ、世界中から愛されている羽生結弦ですが、それには訳がある。
それがよく分かったマッシミリアーノさんの講演であり、ロステレコムでの現地のファンたちが示してくれた応援でした。
今日から12月、結弦くんの27歳の誕生日は1週間後ですね。
今年はご家族そろっての静かなお誕生日を過ごせますように。
世界各地で、ファンたちが一緒に祝うでしょう。
今日は結弦くんをこよなく敬愛している佐藤駿選手の『KENJIの部屋・エピソード3』の初放送があります。
最終回は2019年GPFに一緒に出場した時の思い出を語ってくれるそうです。
フィギュアスケーターのオアシス♪#KENJIの部屋
— J SPORTS フィギュア公式 (@jsports_figure) November 29, 2021
佐藤駿選手をゲストにお迎えしてお届けする #KENJIの部屋 もいよいよ明日が最終回!
また羽生選手とのエピソードが聞けそうです⛸
11/30(火) 午後9:00~ J SPORTS 4 & オンデマンド
ご感想お待ちしております! pic.twitter.com/XaVnr1nEyL
どんなエピソードが聴けるのか、楽しみです。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年10月08日
結弦くんの過去と未来
昨晩の地震、皆さま大丈夫でしたでしょうか。
東京では結構大きく長い揺れで、思わずテーブルの下に潜り込んでしまいました。
10年前の東日本大震災の時以来、一番大きい揺れだったと感じました。
埼玉と東京23区で #震度5強 は東日本大震災以来
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) October 7, 2021
気象庁によりますと、埼玉県と東京23区で震度5強以上の揺れを観測したのは、2011年3月11日に東日本大震災を引き起こしたマグニチュード9.0の巨大地震以来です。
この時、東京都内では23区を含む各地で震度5強の揺れを観測しました。#地震
まだ1週間くらいは最大深度5程度の揺れがある可能性があるとのことなので、お互い気を付けましょう。
防災リュックの中身ももう一度チェックしておこうと思います。
東日本大震災以来、ずっと結弦くんと被災地とのかかわりを取材してきたnewsevery取材班が、その10年間の軌跡を記録する本を出版しますね。
自らが被災者であり、また同時に被災者に寄り添う者として過ごしてきた結弦くんの10年間を記録として残してくれるのはありがたいと思います。
本の印税と売り上げの一部を震災復興のために寄付していただけるというのも嬉しいことです。
早速予約しました。
#newsevery.が取材してきた#羽生結弦 選手と震災の関わりが
— news every. (@ntvnewsevery) October 6, 2021
書籍になります。
「共に、前へ 羽生結弦
東日本大震災10年の記憶」
11月に発売予定で、
本書の印税と売り上げの一部は
震災復興のために寄付します。
著者:日本テレビ「news every.」取材班 pic.twitter.com/LZwzxiaPOG
お読みいただきありがとうございました。
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2021年10月05日
続・週末東京
昨日は突然の徹子さんと結弦くんのCMで驚いてしまって、
10月3日(日)の記事「週末東京 」の続編が今日になってしまいました。
概ね食レポになってしまいましたが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
さて、メゾン・ド・コーセー銀座で、Otonalさまに再会して、
素敵な「YU ZU RU Collection」を見せていただき、
大画面から語りかける結弦くんの声に癒された後は。
煌めくブランドショップのウィンドショッピングをしつつ、銀座をお散歩しながら、有楽町まで歩いて行きました。
目的は有楽町駅前の丸井の3階に最近オープンした
ローマの有名ジェラテリーア「Giolitti・ジョリッティ」でした。
ジェラートだけではなく、軽いお食事もできる、広いカフェスペースもあります。
今回は秋らしいマロングラッセと梨のジェラートを選びました。
イタリアのジェラテリーアは色々と日本にも進出してきていますが、なかなか定着するのは難しいようです。素材がイタリアと日本では違ったり、価格も高くなってしまったりで、難しいことも多いそうです。
ローマの老舗のGiolitti はなんとか日本に根をおろして欲しいなと思います。
ジェラートを食べ終わるころには、そろそろ日も暮れてきて、
この日のために予約していたピッツェリーアに向かいました。
白金高輪の小さなお店なのですが、開店した11年前からずっと通い続けています。
ピッツァはどこでも食べられますが、定期的にどうしても本物のナポリピッツァを食べたくなると、やはりここに来てしまいます。
お店の名前は、Trantella da Luigi「タランテッラ・ダ・ルイージ」といいます。
オーナーシェフのお名前が「ユウーイチ」なのですが、イタリア人の同僚には発音しにくくて、
いつの間にか「ルイージ」と呼ばれるようになってしまったことから、店名にも「ルイージ」を入れたそうです。
お料理やピッツァの種類がとても多くて、本当に選ぶのが大変です。
こちらはカルチョーフィ(アーティチョーク)のグリル。
生のカルチョーフィを用意しているレストランは珍しいので、ここに来るとよく食べています。
美味しいです!
そしてこちらはタコとオリーブのサラダ。
焼き立てのピザ生地を使ったパンが添えられています。
そして、ここに来たらピッツァを食べないわけにはいきません。
多分、このお店にしかないピッツァの、Marinara alla Starita・マリナーラ・アッラ・スタリタ。
シェフが働いていたナポリの有名老舗ピッツェリーア・スタリタ風のマリナーラです。
マリナーラは普通はトマトソースとアンチョビだけなのですが、そこにパルミジャーノチーズをのせることで、シンプルな味にコクが加わって、とても美味しいのです。
しかも、この大きさでお値段は900円なんです!
迷うほどあるピッツァのどれも美味しいのですが、ここだけのピッツァなので、今回もこれにしてしまいました。
最後はシェフがアレンジしてプレゼントしてくれたデザートプレートです。
コロナ禍でずっと行けなかったので、お互いに健康で再会できたことを祝ってくれたようです。
いつも本当に心使いがきめ細かくて、華奢な体のどこにこんなにエネルギーがあるのだろうと思わせる、素敵な方です。
細身で華奢なのにエネルギッシュというところが、結弦くんと共通かも?
どれもとても美味しくて、お腹がいっぱいでも全部食べることができました。
オーナーシェフの寺床雄一さんは、イタリアの三ツ星レストランやナポリの有名ピッツェリーアなどの名店で7年間も修業を積んだ方で、私的には、都内の数多くの有名イタリアンレストランにも負けない、本場の味を提供してくれる、とってもお気に入りのお店です。
頻繁に行くわけではないけれど、開店以来もう10年以上定期的に訪れています。
店内はナポリのトラットリア/ピッツェリーアの雰囲気そのままで、イタリアに行きたくても行けない時は、ここに来てピッツァを食べれば、イタリアに行った気分になれる場所です。
イタリア料理やピッツァがお好きな方は、もし機会があれば是非一度行ってみてくださいね。
地下鉄南北線の白金高輪4番出口から徒歩5分もかからない場所にあります。
住宅街の路地の一角にあるので、初めて行く時は探し出すのに苦労するかもしれませんが、行ったらきっと満足してしていただけると思います。
道順が分からない時は、4番出口を出たところで、お店に電話して行き方を聞くのがいいかもしれません。(白金高輪の駅は広いので、出口を間違えると全然違うところに出てしまいますので、必ず4番出口で。)
タランテッラ・ダ・ルイージ(Trantella da Luigi)のホームページはこちらです。
こんな風に、週末東京一泊二日の旅は終わりました。
意外に、いつも住んでいる街でも、ホテルに泊まって日常生活から完全に離れて見るのも新鮮でした。
また機会があったらやってみたいなと思いました。
私が行った日は10月3日(日曜日)で、その晩はナポリの国立考古学博物館で、マッシミリアーノ・アンベージさんによる、『トータルパッケージ・羽生結弦に捧ぐ』と銘打った記念講演が行われる日でした。
丁度その夜に、ナポリの雰囲気を感じるこのお店に来られたことがなんだか嬉しくて、とてもハッピーな気分になれました。
マッシミリアーノさんの講演の様子は、やがて「惑星ハニューにようこそ」にNympheaさんがUpしてくださると思うので、それをとても楽しみに待っています。
フィギュアスケートの歴史にも、フィギュアスケートの技術にも表現にも精通したマッシミリアーノさんが、どんなふうに「羽生結弦」を表現して下さるのか、楽しみでなりません。
羽生結弦は、技術的万能と芸術的卓越を融合できる史上最もコンプリートで多様性に富んだスケーターの「最高の形」として歴史に刻まれる。
もし「フィギュアスケートとは何か?」と訊かれたら、羽生結弦に思いを馳せずに答えることは不可能だと私は確信している。彼はただただ絶対的な規格外の選手であり、計り知れない価値を持つこの競技の財産なのだ。
マッシミリアーノ・アンべージ(KADOKAWA「氷上の創造者」2021年)
今日は12時からNHK杯チケットの抽選販売が開始されましたね。
もう既に申し込まれた方も多いでしょうね。
私は今夜にでも申し込もうと思っています。
一日だけでも当選すると嬉しいのですが。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年10月01日
マッシさん、ミラノからナポリへ
北京オリンピックは外国からの観客を受け入れないことが発表されると直ぐに、駐日中国大使館からメッセージが届きました。
ファンの皆さんの声がこちらにも届きました。北京冬季オリパラ会期中に中国在住の日本人の方々、大会の日本人ボランティアの皆さんとともに、日本選手団をしっかり応援していきます。😃
— 中華人民共和国駐日本国大使館 (@ChnEmbassy_jp) September 30, 2021
羽生ファン「現地応援、中国の皆さんに託す」北京五輪、海外客見送り | 毎日新聞 https://t.co/zibM5oYfxe
仕事や留学などで、中国に滞在中の日本人の方もたくさんいらっしゃるので、応援は在中国日本人ファンと、現地中国のたくさんのファンの方に託すしかないですね。
とは言っても、羽生選手自身の口から北京オリンピックへの出場はまだ一度も聞いていないので、
それを待たないと何も前には進みませんけれど。
今は落ち着いて、羽生選手からの発表を待ちたいと思います。
ナポリ国立考古学博物館でのマッシミリアーノさんの公演が2日後に迫っています。
マッシさんはフェイスブックの中で、講演はオンラインではなく、旅行に差支えがなければ現地ナポリに行くと答えていますから、準備万端で、意気揚々とミラノからナポリに乗り込むのでしょうね。
アルプスの麓の北の街ミラノから、ナポリ湾に臨む南国の街へと。
『羽生結弦』と共に。
"The Total Package"
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) September 29, 2021
Tribute to Yuzuru Hanyu
Sunday, Oct 3 2021 Naples (Italy), starting from 17:00 cet. pic.twitter.com/un3tiDFk0S
講演内容について、Nympheaさんが翻訳して下さっています。
一部ご紹介させていただきますが、全文は『惑星ハニューにようこそ』のウェブサイトで是非お読みください。
イベントは、震災を生き延びた史上最高のスケーター、スポーツ界の生きる伝説、若き羽生結弦に捧げるトーク「トータルパッケージ」で感動的に締めくくられる。
羽生のベストパフォーマンスの映像を見ながら、若きスポーツジャーナリスト、マッシミリアーノ・アンべージが解説する。
主催者「L’ ALTRO GIAPPONE」 はナポリ東洋大学で日本語や日本文学を学び、現在は同大学で教鞭を執る知識層のイタリア人達によって形成された日本文化協会で、年間を通して日本をテーマとした様々な活動を行っています。
「ジャパンウィーク」はナポリ国立考古学博物館で毎年開催されている協会のメインイベントですが、昨年はコロナ禍のためにリモート開催になり、会場で行われる予定だった演目は全て中止になりました。
今年は東日本大震災10周年ということもあり、昨年中止になった演目も加え、規模を広げて大々的に開催されることになりました。
震災当時の映像や写真の展示、被災地や被災者をクローズアップしたドキュメンタリーの上映など、東日本大震災をテーマにした演目がプログラムに数多く組み込まれています。
そして、「東日本大震災とそこからの再生」というテーマをユヅルハニュー抜きでは語れない、
イタリアで羽生結弦を語るならマッシミリアーノ・アンべージ以外考えられない、
という主催者の方の強い要望に、東京五輪が終わり、冬季シーズンも本格的に始まっていない今ならマッシさんもナポリまで赴く時間的余裕がある、というタイミングの幸運が重なり、今回の企画が実現しました。
ライブで配信すると、第三者によって映像が切り取られてSNSなどに勝手に転載されてしまう、という理由からライストはないそうですが、後日、見やすいように編集された動画が主催者ホームページで公開される予定です。
実は、私がレクチャーを翻訳することになりましたので、このブログでも内容をご紹介出来ると思います(公式動画には英語と日本語の二か国語の字幕が付く予定です)。
ちょっとだけネタバレすると、レクチャーの中でマッシさんはどうやら全日本の「天と地と」の演技映像を見ながら実況解説して下さるようです。
後日、動画も配信され、翻訳はNympheaさんが担当なさるとのことです。
楽しみにお待ちしています!
お読みいただきありがとうございました。
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2021年09月25日
ナポリのジャパンウィークで
イタリアのエレナさんから、素敵なお知らせが届いています。
10月3日(日)イタリア・ナポリで、
”The Total Package” 羽生結弦礼賛
ライブストリーミングは見られないが、後に講演内容は公開される予定。
On the website, you can find for each event the red button for the reservation (free):https://t.co/rbcct79Y6P pic.twitter.com/7Xw5YRQXlZ
— ElenaC 🌸(´・ω・`)🌸 (@EleC2706) September 24, 2021
ナポリ国立考古学博物館のレクチャーホール(下2枚)
— 美しき4A (@hjsxR7Dm7bxXz36) September 24, 2021
10月3日マッシさんが羽生結弦選手オマージュ講演「トータルパッケージ」をなさる会場(赤い席が勾配をつけて配置されている。)
エレナさんによると、通常の収容人数は300人であるが、コロナ禍で3分の1の100人程度に制限されるだろうとのこと。 pic.twitter.com/7EuRhNeOeL
ナポリ考古学博物館で、L'ALTRO GIPPONE(もう一つの日本)と題したジャパンウィークが催され、
その企画の一つに羽生選手が取り上げられます。
しかも、講師はあのマッシミリアーノさんです。
THE TOTAL PACKAGE:TRIBUTE TO YUZURU HANYU
Data / Ora
3 Ottobre 2021
L’ Uomo, il Campione, l’Artista, la Superstar.Tributo al più grande pattinatore artistico di tutti i tempi, Yuzuru Hanyū, condotto da una notissima voce del panorama sportivo non solo italiano, Massimiliano Ambesi, in cui verrà illustrato attraverso contenuti video lo stoico percorso di Hanyū, da giovane atleta di Sendai sopravvissuto allo tsunami a leggenda vivente dello sport, vincitore di 2 ori olimpici consecutivi, capace di elevare la disciplina a livelli estetici e tecnici mai raggiunti prima.
【トータルパッケージ:YUZURU HANYU 礼賛】
2021年10月3日
一人の男性であり、チャンピオンであり、アーティストであり、スーパースター。
イタリアのみならず、広くスポーツ界で名をはせるマッシミリアーノ・アンベージ氏の解説により、
ビデオを通じて、史上最高の偉大なフィギュアスケーター羽生結弦の歴史的な軌跡を振り返り、
彼へのオマージュを捧げる。
仙台出身の若きアスリート羽生結弦は、津波を生き抜いた伝説的人物であり、2回連続のオリンピック金メダリストであり、これまでに誰も到達したことのない美的、技術的レベルにスケートの規範を高める能力を持っている。
マッシさんの固定されたツイート ⇓
A different way of talking about Figure Skating on television. #YuzuruHanyu The Best There Is, The Best There Was and The Best There Ever Will Be #羽生結弦 #Olympics @Eurosport_IT @DiscoveryItalia #PyeongChang2018https://t.co/Kb6TgBwRDY https://t.co/24h7Scr8Gm
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) February 27, 2018
The Best There Is,
The Best There Was
and The Best There Ever Will Be
正にこの通りですね。
素晴らしい収蔵品でいっぱいのナポリ考古学博物館はナポリで一番好きな場所です。
そこで開催される日本ウィークで、マッシミリアーノさんが羽生結弦選手について講演するとは、なんて素敵な企画でしょうか。
是非とも聞きたいですね!
終了後に視聴可能となるのことです、
楽しみ過ぎる~~~
速報!
— 美しき4A (@hjsxR7Dm7bxXz36) September 24, 2021
🇮🇹ナポリ国立考古学博物館主催の日本週間(9/29-10/3)
10/3 マッシさんによる "史上最も偉大なフィギュアスケーター #羽生結弦" への「トータルパッケージ」と題するオマージュがあります。
ライブストリーミングで見ることはできませんが、マッシさんのお話の内容は後に視聴が可能になります。 https://t.co/9ww3u4iuRW
他には、坂本龍一さん、是枝裕和監督、坂東玉三郎さんなどが取り上げられています。
羽生結弦選手は、今や現代日本文化を代表するアイコンの一人ですね。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年08月24日
every完全映像とマッシミリアーノさんコメント
おはようございます。
日テレNEWS24のWebサイトに、昨日のeveryの番組内での羽生選手の特集がUPされています。
コメントも全文書き起こしされていて、2つのプログラムの動画もフルで見られます!
私もリアルタイムで見られなかったのでありがたいです。
羽生結弦 震災10年、スケート続ける意義 #日テレNEWS https://t.co/8HN8YvwoEC
— 日テレNEWS (@news24ntv) August 23, 2021
マッシミリアーノさんもその演技をしっかり見てくださったようです。
Three different 3A's entries/exits, but one common denominator:
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) August 22, 2021
GOE+6 = perfection
very good height and length
good take-off and landing
effortless
very difficult and creative entry
very good body position
element matches the music
Does anyone have doubts?
Not to forget… pic.twitter.com/h5JZxaLMVY
3つの異なるトリプルアクセルの入り方と出方、しかし1つの共通点は
GOE+6=完璧
優れたの高さと幅
優れた踏切と着氷
エフォートレス
難しく創造的なエントリー
良好なボディポジション
要素と音楽の合致
誰がそれに疑問を持つだろうか?
忘れてはならないこと…
For those who have doubts about the meaning of "effortless" in figure skating, in particular angolophones or similar, Hanyu Yuzuru illustrates the concept by performing a magnificent quadruple toeloop.
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) August 22, 2021
Directly from Sendai. pic.twitter.com/pCHqiVYPrw
フィギュアスケートにおける「エフォートレス」の意味に疑念を持つ者たちのために、それはとりわけ英語圏の人々なのだが、
羽生結弦は見事な4回転トーループを跳ぶことによって、その概念を実証している。
本当に4Tからの流れるようなパフォーマンスが素晴しくて惚れ惚れしてしまいます。
別角度の
— norakuro🍀🕊✨🕊 (@norakuro008) August 23, 2021
4Tから→バックスパイラル→足上げ→ピボット
そしてスパイラルへと流れてゆくシームレスな美しさ。 pic.twitter.com/vJknCpGYGn
雪肌精みやびからは、みやびやかなひと刻 第二夜の予告が届きました。
【予告】#雪肌精みやび × #羽生結弦 選手
— 雪肌精 SEKKISEI 公式(JAPAN) (@kose_sekkisei) August 23, 2021
『 #羽生結弦のみやびやかなひと刻 』🌙💜#雪肌精 みやびのグローバルミューズ・羽生選手がみなさんの心とお肌のためにお話をする全6回の音声コンテンツ📻
第二夜は【8/30(月)20:00頃】に配信予定です。
雪肌精公式Instagramをフォローしてお待ちください✨
演技中とはまた違う、羽生選手の別な側面と魅力です。
「美しい」、としか言いようがありません。
来週月曜に会えるのが待ち遠しいです。
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