マッシミリアーノ・アンベージ

2021年01月01日

Happy New Year!!!



あらためまして
新年明けましておめでとうございます



朝からシャンパーニュというのは元旦とお誕生日くらいです


乾杯_Fotor


今年は結弦くんの全日本チャンピオン復帰も合わせて、新年を気持ちよく迎えることができました。



マッシミリアーノさんからも祝福が届いています。


人生とスポーツにおける模範である男性からの願いと希望のメッセージ。
全てのネガティブなことは克服され忘れ去られるという夢で、
2021年を始める良い方法。
Yuzuru Hanyuの貴重なメッセージと、今回の全日本選手権で成し遂げた成果に大きな感謝を。



ハビからの新年のメッセージ


2020年は奇妙な年だったけれど、僕は僕たちが過ごした良い時を忘れない。
皆さんすべてにとって、大切な人と共に健康と楽しい時間に満ちた1年になりますように。
Happy 2021!



プルシェンコさんからの新年メッセージは次男くんと一緒に。


HAppy New Ywar!
明けましておめでとうございます!
新しい幸せを!
みんな、健康と幸せを!



世界でも、日本でも、まだまだウィルスとの戦いは続きますが、

今年は少しづつでもよい方向に進んで行くことができますように。

今はそれが地球人全体の願いです。



今日はこれからNHKEテレで放送される新年恒例の

「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2021」を聴けば、

私の元旦の行事は全て終わります。

後は初夢で結弦くんに会えることを願うだけ。

20 全日本 SP sportiva 1



NHKEテレ 19:00~22:00

30分後です。

今年はイタリアの誇る巨匠、リッカルド・ム―ティ指揮なので楽しみです!
実力はもちろんですが、世界で一番カッコいい指揮者だと思っています。

ウィーンはロックダウン中なので、今年は無観客で行われますが、

90か国以上に同時配信され、世界中の人が同時に共有できるコンサートです。

よろしければ是非ご視聴ください。

音楽好きな結弦くんも聴いてくれるといいな。



本年もどうぞよろしくお願いいたします


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withgoldenwings at 18:40|Permalink

2020年12月09日

マッシミリアーノさんからお祝いメッセージ




1年前のイタリア・トリノでのGPFを振り返りながら、
マッシミリアーノさんからお祝いの言葉が届いています。

Twitter


2019年のGPファイナルで、羽生結弦は彼の25歳の誕生日に、同じプログラムの中に4回転ループ、4回転ルッツ、そして少なくとも他のもうひとつの4回転ジャンプを跳んだ史上初のスケーターとなった。
彼はその試合に勝てなかったとしても、いつものように観衆から最も称賛された。




Facebook



Sabato 7 dicembre 2019, nel giorno del suo venticinquesimo compleanno, Yuzuru HANYU è diventato il primo pattinatore nella storia a completare un quadruplo rittberger, un quadruplo lutz e almeno un altro quadruplo nello stesso programma.
L'impresa è stata coronata nel corso della finale del Grand Prix di Torino, proprio in quell'Italia in cui nel lontano autunno del 2008 debuttò nel circuito junior Grand Prix.
Il fuoriclasse giapponese nel programma libero della finale di Torino è stato capace di completare ben cinque salti quadrupli e anche se non ha vinto la gara è stato il più acclamato dal pubblico presente così come avviene ovunque da tempo immemore.
Da allora è trascorso un anno esatto.
L'occasione è propizia per festeggiare il 26esimo compleanno di colui che ha cambiato la storia del pattinaggio portando la disciplina a livelli neanche lontanamente immaginabili un decennio fa.
Tutto è iniziato da lui e con lui.
Grazie per ogni cosa

2019年12月7日土曜日、彼の25歳の誕生日に、羽生結弦は同一プログラムの中で4回転ループ、4回転ルッツ、更に少なくとも、もう一つの4回転ジャンプを成功させた歴史上最初のスケーターになった。

この偉業はトリノのグランプリファイナルの中で成し遂げられた。
遥か遠い2008年の秋にジュニアグランプリシリーズでデビューした、正にここイタリアで。(2008年のメラーノ杯)

この並外れた日本人はトリノGPファイナルのフリープログラムで5回の4回転ジャンプを成し遂げることが出来た。そして試合に勝てなかったとしても、ずっと昔からどこであれそうであるように、観衆から最も称賛された。

その時からちょうど1年が過ぎました。

この機会は、フィギュアスケートの基準を10年前には想像もできなかったレベルに引き上げ、その歴史を変えた人の26歳の誕生日を祝うにふさわしいものです。

全ては彼から始まり、そして彼と共に。

その全てにありがとう。

19 GPF  Finish 長久保豊_Fotor

マッシミリアーノさん、私たちと想いを共有してくださりありがとうございます。

取り急ぎ翻訳させていただきました。
拙訳お許しください。


昨日の記事はこちらです。
12月8日のNotte Stellata



最後までお読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 06:59|Permalink

2020年11月01日

万聖節




昨日のハロウィンに対して、
今日11月1日は万聖節。


イタリアではTutti i santi (トゥッティ・イ・サンティ 全ての聖人の日)で、祝日となっています。
全ての聖人を讃え祝う日です。


ハロウィンはケルト人由来のお祭りなので、アングロサクソン系・プロテスタント系の国では定着していますが、
カトリックの国ではほとんど見かけない行事です。


なぜ聖人の日の前日に悪魔や魔女や幽霊が悪戯したり、大騒ぎをしたりするのだろうと疑問に思っていたのですが、聖人の日には騒げないので、前日に大騒ぎするということらしいですね。

日本では面白い仮装イベントとして捉えられていますが、私はどうしてもハロウィンにはなじめません。
カボチャが嫌いだから?


そんなことで、今日は、羽生選手はハロウィンよりも断然聖人の日が似合うな、なんて考えていました。
どう考えても悪魔や幽霊には似合わない。
なにしろ聖人属性の人だから。




今年のカレンダーもあと2枚になってしまいました。

例年ならば11月は、12月初めのGPFに向かって盛り上がっていく月ですが、
今年はカナダとフランスは中止となり、その他の開催される国でも実質国内大会となっているわけですから、国際試合としての意味は無くなってしまいましたね。

少し寂しい11月です。



そんな中、スケートカナダは早くも来年の開催日程を発表しました。
2021年10月29日ー31日 バンクーバーです。

予告PR動画には羽生選手が何度も登場しています。



来年のことは分かりませんが、スケカナとしては何としても羽生選手に出場して欲しいのでしょうね。

昨年の大会を思えばそれも解ります。

羽生選手の素晴らしい演技を初め、素敵なシーンがたくさんありましたものね。


19 スケカナ SP  cap  3_Fotor



19 スケートカナダ Origin


19 スケカナ FS 32


19 スケカナ 表彰式 16_Fotor


19 スケカナ 表彰式 12_Fotor



19 スケカナ ニッカン 5 菅敬_Fotor




19 スケカナ EX ブロブ
 

来年のスケートカナダに羽生選手が出場できるような状態になっていたら、とても嬉しいですね。
新プログラムでスケートカナダなんて、実現したら夢のようです。




一方、イタリアの羽生結弦ファンクラブは早くも12月7日の誕生日に向けてプレゼントの準備に取り掛かっているようです。



フェイスブック上のイタリアファングループは、ユヅの誕生日にささやかなプレゼントを準備しています。
ショートメッセージを添えたトリノのGPファイナルの写真、または写真の所有者の名前だけを記した写真を集めたいと思っています。


これにマッシミリアーノさんも早速参加表明しています。



ユヅル・ハニューのイタリアファンのフェイスブックグループにより推進される、全ての人に開かれた素晴らしい計画。
それに参加する。



写真を投稿するだけでもいいようなので、私も参加したいな。

果たして参加できるだけの良い写真があるかどうか、もう一度去年のトリノの写真ファイルを見直さなければ!!



最後までお読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 22:42|Permalink

2020年10月27日

マッシさんの投稿から




昨日、イタリアのマッシミリアーノさんがこんな投稿をしていたのを見つけました。
 

「18歳のイタリア人ダニエル・グラッスルは1回のフリースケートの中で、4Lz、4F、4Loを成し遂げた史上初のスケーターとなりました。
この功績はベルガモで開催された初回「グランプレミオ・イタリア」において成し遂げられました。
彼はトレーニングにおいて既に4Sと4Tを数回成功していました」


ダニエル・グラッスル


ダニエル・グラッスル選手といえば、イタリアの貴公子と呼びたくなるような、爽やかで美しい青年ですが、羽生選手に憧れてスケートを始めたということでも知られています。
イタリア北部のメラーノの出身なので、羽生選手を初めて観たのは、おそらく2008年のジュニアGPシリーズメラーノ杯ではないかと思われます。
ダニエル君6歳、羽生選手13歳です。
羽生選手は5位だったのですが、既にこの時ダニエル君は羽生選手に惹かれたというのは、幼いながらも相当な慧眼の持ち主ということになりますね!


インタビューでは、愛犬の「名前はコオリ、日本語だよ。イタリア語でGhiaccio(ギアッチョ)のことだよ」と答えています。

さらに、
 来シーズンに向けて、「特にスケーティング技術を向上させること。4回転の精度を上げて試合でさらにもう1本跳びたい」とコメント。別のメディアでも、「来シーズンの目標は明確さ、(フリーでの)4回転はフリップ、ルッツ、ループにサルコーを加えて4本跳ぶこと。成功率が高いルッツをコンビネーションでも跳んで、4回転を5本入れようと考えていたんだ。でも、新型コロナウイルス蔓延が起きてしまったので、構成については、この状況が落ち着いてからチームと相談することになるね」と明かしてくれた。

今年5月のインタビュー記事全文はこちらです。
イタリアのフィギュア王子に注目!「憧れは羽生結弦選手」


その目標に着実に向かって、グランプレミオ・イタリアで優勝しました。
これからの注目選手の一人であることは間違いありません。
佐藤駿選手や鍵山優真選手のライバルになりそうですね。

日本でも、外国でも、羽生選手に憧れて、その後を追う選手が次々に現れるのが嬉しいし、頼もしいです。


過去記事にも書いたことがあるので、こちらもお読みいただけたら嬉しいです。
 「欧州選手権結果とダニエル・グラッスル選手」




そしてこちらも同じ日に投稿されたマッシミリアーノさんのTwitter記事です。



「このランキングは最大のフィギュアスケートジョークの1つです。
北米ソースの無能と推定の組み合わせ。
どうしてヤグディン、キム・ヨナ、アサダ・マオに言及できないのですか?
パスポート(国籍)と英語を話すことがどれだけ重要なのですか?」


マッシさん、相当辛辣に批判しています。

マッシさんの怒りも解ります。
元々米国の記事ですから、バイアスは掛かっていると思います。


しかし最早、
「羽生結弦」はどのような場合も入れざるをえない存在なのです。


20 4CC  表彰式 1

Yuzuru Hanyu, Indispensable!!


ランキング元記事はこちら⇓
「史上最高の25人のフィギュアスケーター」



最後までお読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 07:04|Permalink

2020年07月07日

ISUアワードとは?



昨日の記事には思いがけず多くの拍手をいただき(いつもの5倍くらい!)、皆さまのISUに対する怒りをひしひしと感じました。

世界中の結弦ファンの多くが同じ気持ちを共有しているのだと思います。

羽生選手の動画へのコメント欄から、私の気持ちを代弁して下さようなコメントをご紹介します。

 

ISUという組織が公衆の面前で彼の業績を貶めた後で、ISUアワードのプロモーションを行うとはYuzuru Hanyuはなんと慈悲深い人でしょう。ISUは彼の世界的な人気と影響力を利用しながら、それらの非常に大きな価値を他の誰かに帰するとはなんて身勝手なことでしょう。Yuzuの善意を利用しないでください!




ISUよ、彼があなた方にどれほど寛大か見てみましょうか?
彼が受けるべきスコアを下げたり、彼の自信を砕くためにその業績を抹消しようとしたり、彼に対し多くの悪いことをしてきたにもかかわらず、彼はそれでもなお、あなた方に最大のサポートを与えているのです。



ISUは流石にまずいと思ったのか、羽生選手の経歴の記述を変えてきました。
https://www.isu.org/figure-skating/isu-skating-awards/most-valuable-skater

ISUアワード


それでもまだ、19回に及ぶ世界記録更新や、男子シングルでの初のスーパースラム達成については触れていません。


ISUが羽生選手が現役引退後のフィギュアスケート人気の凋落を予想して焦っているのは理解できますが、あまりにもやり方が酷すぎます。
一方を下げればもう一方が上がるわけではありません。シーソーではないのですから(笑)。


そもそも定義づけのはっきりしないISUアワードを考えた時点で間違えていると思います。

ベストコスチューム賞は、選手ではなく衣装をデザイン製作したデザイナーが受賞すべきものですし、

ベストコーチ賞も、ベスト振付賞も、ベストエンタテイメントプログラム賞も選ぶ基準がはっきりしません。
つまり、誰を選ぶかはISUの気の向くままということなのでしょう。

そのようなものが「アワード」という名に相応しいのでしょうか。

要するに誰が選ばれても意味のない、単なるISUのお遊びになってしまうでしょう。


仮に、羽生選手が最も価値あるスケーター賞に選ばれたとしても、それは同じです。
誰が選ばれれば良くて、誰が選ばれれば悪いとか、そういう問題ではないのです。
既に試合において実績で評価されている選手を、それ以外の場所で再評価する必要はないからです。
それはISUの仕事ではないと思うからです。
ISUの向かっている方向がおかしいと思うからです。



本当に何度も書きましたが、ISUがやるべきことはフィギュアスケートの芸能化ではなく、スポーツとしてのフィギュアスケートの確立のために、ルールの明確化、ジャッジングの公正さ、高性能カメラやAIなど判定機器の導入でしょう。

世界選手権が中止になったのにもかかわらず、ここまで拘って無理やりにISUアワードを強行しても、果たしてあと何年これが継続できるのでしょうね。
長く継続することはできないと、私は勝手に思っています。


やはり7月11日はこちらを見ることを選びます。


マッシミリアーノさんも賛成して下さっているようです。




さて、話はガラリと変わりますが、昨日の西川のオンラインショップ予約販売いかがでしたか?

私は販売開始時間の頃、手が離せないことがあり、13時頃に見るとまだ繋がらない状態でした。
そしてつながった時には販売終了という、いつものパターンで終わりました。


明日、最寄り店舗の開店と同時に飛び込むつもりですが、どうなることやら。

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でも、どうしても欲しいのですからチャレンジしてみます


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2020年05月20日

ディエーチ!ディエーチ!!



3日間のヘルシンキ振り返り、
まるで新たな試合を観ているような気分になりました。


あのHope & Legacy を目撃した後、これはとてつもない点数が出るだろうと、誰もが確信したと思います。


17 fs cap  8-1



おそらく誰よりも強くそう信じていたのはマッシミリアーノさんではなかったでしょうか。


17 ワールド  fs sankei  3



2017年当時のマッシミリアーノさん解説動画と翻訳を、Nympheaさんのブログ「惑星ハニューにようこそ」より感謝してお借りしました。


解説の中で、ディエーチ! ディエーチ! とマッシミリアーノさんが叫んでいます。

イタリア語で「10」を示します。



*****

実況:マッシミリアーノ・アンベージ(M)
解説:アンジェロ・ドルフィーニ(A)

 

M:最初に滑るのは現オリンピックチャンピオン、羽生結弦だ

競技人生で全てのタイトルを獲得した選手

四大陸選手権以外(笑)

この競技のアイコン

皆が待望する羽生結弦

大会予想では大本命だったがショートを5位で終えた

羽生は12月に22歳になったばかりの選手

母国のレジェンド、いや母国だけじゃない

彼の運命を支配するのは彼だ

何故なら、もし彼が完璧なフリーを滑ったなら、この試合を勝つことも出来るからだ

A:もはや皆さんも知っている久石譲の曲

 

(演技中)

A:奇跡のように素晴らしい4ループ

gifmagazine (103)

M:+3だ

A:傑作選に入る4サルコウ

A:3フリップ

難しいステップで挟んで

ファンタスティコだ

A:次に注目して欲しい

彼のプログラムの命運を分ける瞬間がやってくる

4サルコウ/3トゥループ!!完璧!

gifmagazine (104)



A:4トゥループ(笑)

A:3アクセル、両手を上げて2アクセル

gifmagazine (106)


A:3アクセル/ループ/3サルコウ

gifmagazine (105)

着氷後にイーグルを付けて!(笑)

恐ろしい・・・(笑)

A:まだ1本ジャンプが残っている

注意して欲しい

ルッツだ

gifmagazine (107)


A:3ルーッツ!!!全くミスをしなかった

これは新しい歴代最高得点だ

技術点121点、まだこのスピンが残っている

 

(演技後)

M:惑星ハニューにおかえりなさい!

君が続けてくれる?僕はもう無理だ・・・

(マッシミリアーノさん、号泣してしまってしゃべれない模様)

A:(爆笑)凄まじい

羽生結弦がこれまでに滑った中で最高のフリープログラム、すなわち史上最高のプログラムということだ

技術点125点は・・・何か戦慄が走る得点だ

ライバル達を全滅させることが出来る

演技構成点は90点を大幅に超えるだろう

このプログラムは

M:90点?僕はこんなジャンルのプログラムは初めて見た

これに100点を与えないなんてあり得ないだろう!!

A:(笑)

M:全ての項目で10点を与えるべきだ!!

何故ならこんな代物は未だかつて誰も見たことがないからだ

Interpretation 10点!
Choreography 10点!

Transition、議論の余地があると思う?
これから滑る他の選手と比べて欲しい

Performance

M/A:10点!

A:Performanceは絶対10点だ!

M:Skating skills これは君たちが見ることの出来る最高のものだ!

未だかつて見たことがない究極難度のステップ!

繰り返すけれど、君が続けてくれる?
僕は泣いてしまっている

だってこれは驚異的なプログラムだ

これはスポーツ界全体における歴史的瞬間だ

恐ろしい

人類のレジェンドだ

A:そう、彼は生きた伝説だ

さあ、圧巻の得点を待つとしよう

220点を大幅に超えるだろう

つまり220点は確実に超える

何点超えるか見てみよう

(笑)恐ろしい

僕達は既に彼の途方もない演技を何度も見てきたけれど、こんな羽生は未だかつて見たことがない


 
動画でご覧ください。日本語字幕付きです。




結果はこのようなものでした。

17 ヘルシンキワールド プロトコル


確かにPCS97.08はスキャンダラスです。
特にJ5のジャッジは一人だけ9.25を3つもつけています。GOEでも0とか、1を連発。
そしてJ1も同様です。

当時の世界最高得点は、同じく羽生選手が2015年GPFで出した219.48点でしたから、
私は230点くらいは出るだろうと思っていました。

その時は優勝と世界最高得点更新の喜びでかき消されていたのが、今改めてよく見ると信じられないくらい酷い評価です。


流石にマッシミリアーノさんは即座に指摘しています。

「全ての項目で10点(ディエーチ)を与えるべきだ!!」と。


しかし、どんなに酷いジャッジングをされても、結局はISUのヒストリックレコードの世界最高得点として、

この「希望と遺産」は受け継がれていくのです。



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2020年04月22日

時差ボケはタイムマシーンのように



昨日夕方マッシミリアーノさんのTwitterからの翻訳記事が出ていました。


羽生結弦の「パリの散歩道は奇跡的瞬間」 国内外で甦るGPファイナル初Vの感動シーン

2013 GPF sp 1

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200421-00111684-theanswer-spo

元になったのは、こちらのマッシミリアーノさんのTwitterのようです。

最近ではマッシミリアーノ・アンベージさんの名が日本のメディアでもよく取り上げられるようになりましたね。





しかし、今日私がご紹介したかったのは、同じマッシミリアーノさんのTwitterからNympheaさんがご紹介してくれているこの記事です。

いつも翻訳ありがとうございます。


Poligono 360より「羽生が今週のアスリートになる」他

http://pianetahanyu.altervista.org/poligono-360より「羽生が今週のアスリートになる」他/


フィギュアスケートとは関係ない別の冬季スポーツについて語る番組の中でも、
マッシミリアーノさんは羽生選手について語ってしまうのです。
話題は四大陸選手権の羽生選手についてです。トリノGPFについても語っています。

記事の一部だけ抜粋させていただきました。(文字の太字と下線、画像を追加しました)

D:ダリオ・プッポ(ユーロスポーツ解説者)
M:マッシミリアーノ・アンベージ(冬季競技アナリスト・ユーロスポーツ解説者)

・・・・・・

ライブ配信「Puppo&Ambesi live」より

D:君は羽生について話したいんだよね?

M:ここ数日間における注目の話題だからね

この週末、土曜日から日曜日にかけて、羽生は四大陸世界選手権に出場する

彼のロイヤルコレクションに足りない唯一の金メダルだ

何もないところから新しいプログラムを披露する(笑)

 

彼は12月末の全日本選手権まで使っていたプログラムを変更し、この大会から世界選手権まで別のプログラムで勝負する。

これはかなり異例なことだ。

プログラムが合わなくて1つ変更ということはあっても、シーズン途中で2つとも変更というのは見たことがない。

確かに彼は過去のプログラムを再使用する。2018年のオリンピックで金メダルを獲得したプログラムを新ルールに合わせて手直した。

皆がこの選択に驚愕したけれど、事実を言えば、この決断には意味があるのだ。

彼は今シーズン、彼と深い関わりのある過去のチャンピオン達が使用していた曲で滑っていた。

何故なら彼にとって憧れであり、アイコン的な存在だったからだ。

フリーではプルシェンコのプログラム曲を使っていた。

19 GPF  長久保 1


プルシェンコはオリンピックを始め、多くのタイトルを獲得したチャンピオンだ。

ショートではアメリカの個性派スケーター、ジョニー・ウィアーの代表曲を使っていた。

19 GPF  SP cap  3_Fotor


でも彼の曲ではなかった。

彼は役を演じていた。

19 GPF  Finish 長久保豊_Fotor

見事に演じていたけれど、彼の音楽ではなかったし、彼のフィギュアスケートではなかった。サッカー用語を使うなら、彼のゲームシステムではなかった。

そして2019年が終わり、新しい年が始まった。

これらのプログラムはトリノで滑ったことに価値があった。

何故なら、プルシェンコはあの曲で五輪で勝ったからだ。

そして、ジョニー・ウィアーもあの曲を2006年のオリンピックで滑った。

そしてトリノの大会が終わり、全てが終わると・・・正確にはトリノと、その後の全日本が終わり、一年が終わると、彼は自分の音楽だと感じる曲、彼が自分のフィギュアスケートを最も表現出来る音楽と共に再出発した。

D:トリノとはグランプリファイナルのことだよね? 

M:そうだ

オリンピックもトリノのオリンピックのことだ。

 

そしてこうした変更は、12月の結果を受けて落ち込んでいた彼に再び滑る歓びを与えたのではないかと思う。

12月の結果といっても何も最下位だったわけじゃない。

全日本では2位で、もしジャッジが違っていたら、おそらく彼が勝っていただろう。

でも今ここでこのような議論をするのは無意味だ。

この週末、バイアスロンやスノーボードなどの多くの冬季競技の試合はない。

だから、フィギュアスケートと羽生の演技が週末の目玉になるだろう。

彼は僕達を唖然させることに慣れているから、何を見せてくれるのか期待しよう。

僕の唯一の懸念は時差ボケによる問題だ。

彼は今日、カナダからソウルに到着した

これほど大きな時差に短時間で順応するのは常に困難なことだ。

特に戻る場合。

僕の場合、西に移動するより、東に移動する方が時差ボケがキツイ。

勿論、人によって個人差があるけれど。

いずれにしても、通常、西から東に移動する場合、時差に順応するのがより大変だ。

・・・・・・

この記事を取り上げたのは、NHK杯-GPF-全日本と続いた3連戦で羽生選手が本来の力を発揮できなかったことの大きな原因の一つは、時差ボケによるダメージではなかったのかという思いがずっと消えなかったからです。


マッシミリアーノさんが指摘するように時差は思っているよりも体や脳に大きな負担となり、大変デリケートな競技であるフィギュアスケートの演技に大きな影響を与えるに違いないと思います。

これまで夏時間を設定していたEU諸国でも、その悪影響に注目し2021年からは夏時間廃止を決めました。
実際私もイタリアに住んでいたころは夏時間と冬時間の切り替えの時期は体調を崩しやすかったことがありました。
時間を間違えて、約束に1時間遅れてしまったこともありました。(冷汗

たった1時間の差でも「生活リズムの変化によるうつ病や心臓発作のリスクの増加」という影響が見られるのです。
https://forbesjapan.com/articles/detail/26432


全日本の時も、羽生選手は開会式当日にカナダから帰国し、その足で開会式に出席していましたね。

19 全日本 開会式 読売 若杉 1


今後は飛行機移動の伴う試合に出場する時は、是非とも、というか、絶対に、日にちに十分な余裕をもって移動スケジュールを組んで欲しいのです。


長時間の飛行機移動は、いわばタイムマシーンに乗るようなもので、マッシミリアーノさんが、「通常、西から東に移動する場合、時差に順応するのがより大変だ。」と言っているのは実感としてよく分かります。西から東に移動することは地球の自転方向と同じになり、言わば未来に向かって移動することとなり、逆に東から西に移動するのは過去に向かって移動するタイムマシーンに乗ることになるので、比較的順応しやすいのかなと思います。




世界ランキング1位復帰のお祝いがあちこちから。





今日はこんな記事も見つけました。
新型コロナ、与謝野晶子の教訓

歌人の与謝野晶子はスペイン風邪が流行した頃、一家全員が罹患していたそうです。
長い記事ですが興味のある方にお読みいただければと思います。


今日も羽生選手が元気で過ごせていますように。


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2020年04月03日

YUZURU記念日



昨日発売のNumber PLUS、近所の書店の閉店ギリギリに飛び込んで中身も確認しないで買ってきました。

Number plus  2019-2020

表紙が美しいので、中身はともかく、飾っておくだけでもいいくらいです。

表紙カバーを広げるとこんな感じです。

IMG_1768

今シーズンの2つのショート、2つのフリーの全てのプログラムで構成されたカバーになっています。

表紙カバーは両面仕立てになっているのが恒例ですが、今回の裏面は4大陸選手権の時の
羽生選手とコアラちゃんでした。

81ページの内41ページが羽生選手関連で、内容も「福間洸太郎が語るバラード第1番」、
「佐野稔が見た”新”SEIMEI」など興味深く、また写真もどれも綺麗でした。

2012年当時の写真を使った「羽生インタビュープレイバック・みんなの応援があったから」も懐かしく読むことができました。

IMG_4989

2012年3月、世界選手権3位となった羽生は、「(コーチの)阿部(奈々美)先生と別れて、自分の足で海外に飛び出さないと」と決意し、拠点をカナダ・トロントに移す。
「表彰台に立ったからには、自分の感情は優先させちゃいけない」と当時17歳だった羽生は故郷を離れる覚悟を口にしていた。
トロントにて撮影 Number817号(2012年11月22日発売)

当時の結弦くんの心情を思うと涙が出ます。

IMG_4991

でも、そうして飛び立っていった結果が今の結弦くんを創ったということですね。
結弦くんの判断は正しかった。またはその判断を正しいものにするために頑張ったということ。



そして、昨日マッシミリアーノさんのTwitterを遡ってみて気が付いたのですが、
マッシさんは羽生選手の過去の戦歴における重要な日を全てチェックされていて、
記念日としてTwitterに上げてくれていたのです。


3月だけでも次のような記念日が上げられていました。


3月11日 世界ジュニア選手権優勝(2010年)



丁度10年前、羽生結弦と言う名の15歳の少年が世界ジュニアチャンピオンのタイトルを取り、その完璧なジュニアシーズンを完了した。
その時以来、彼は幾多の試合に勝利してきた。
一つ一つの動きに既にチャンピオンとしての徴がはっきりと見ることができた。


3月28日 GPファイナル・オリンピック・世界選手権の3冠制覇(2014年)

6年前の2014年3月28日、羽生結弦は初の世界チャンピオンタイトルを勝ち取った。
さいたまアリーナで開催された世界選手権において、彼はロシアのアレクセイ・ヤグディンに次いでGPファイナル、オリンピック、世界選手権の3冠を同一シーズンに獲得した世界最年少のスケーターとなった。




3月31日(2012年) 世界選手権銅メダル

2012年の世界選手権で、参加選手中最年少の羽生結弦が初のメダルを勝ち取った日から8年が経った。
ニースで、17歳の彼は銅メダルを獲得したのだ。
彼のフリー(ロミオとジュリエット)は歴史の中に刻まれた。




そして昨日の記事にも書いた
4月1日(2017年)ヘルシンキワールドのHope & Legacy


4月1日は今後常に、フィギュアスケーティングがその最高の位置に到達した日として記憶されるだろう。
丁度3年前のことになるが、羽生結弦は素晴らしいフリースケーティングを滑り、彼の2度目の世界チャンピオンタイトルを勝ち取った。
それはかつて見たことのないものであり、そして今後も見ることのないものであるだろう。


全て動画を付けてくれていることもありがたいです。
羽生結弦の記録に関しては、誰よりも知っていると言っても間違いではなさそうです。

私は普段、滅多にTwitterをチェックすることはないのですが、マッシミリアーノさんのだけは例外です。

北イタリアで猛威を振るっている新型コロナウィルスが心配ですが、どうか健康でいてくださいと祈っています。

そして結弦くんがどこかで安全に健康でいてくれますように。



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2020年04月02日

素晴らしい伊藤聡美作品集



昨日、ずっと待っていた伊藤聡美さんの作品集が届きました。

 
Amazon限定版のカバーは黒のOrigin、

伊藤聡美作品集 カバー1_Fotor


そしてカバーの下は通常版の白いNotte Stellataの表紙カバーです。

伊藤聡美作品集 カバー2_Fotor



今日は朝からずっとこの作品集に見入ってしまいました。

期待していた通りの素晴らしい作品集でした。



「布を通したもの作りを、自分の表現方法とする」という思いが、伊藤さんの原点となっているということです。

そして、衣装製作において最も大切にしているのは、
「音楽と振り付けの世界観を表現すること」「選手のモチベーションを上げること」、この2つに尽きるということです。


最初に現れる写真はNotte Stellataの衣装と、ビーズの一つ一つを縫い付ける伊藤さんの手。
精緻な手仕事によって、美しい衣装が作られていくことが象徴されているようです。


伊藤聡美 本 2_Fotor


以下、掲載されている羽生選手の衣装です。

まず第1番に出てくるのは、

FILE.001 オペラ座の怪人

伊藤聡美作品集 3_Fotor


2014年の中国杯の事故の後、急遽制作を依頼されて2週間で仕上げたという伝説的な衣装。
「白、青、金」という色彩は羽生選手からのリクエストだったそうです。
以前参加した伊藤さんの講座でも、この衣装への思い入れの強さを語ってくださいました。


FullSizeRender (773)

私も大好きな衣装、プログラムです。



FILE.002 天と地のレクイエム

レクイエム 1 (2)


東日本大震災の鎮魂歌とも言える、天と地のレクイエム。
テーマは「海」。
ここでもペパーミントカラーは羽生選手からのリクエストだったということです。



FILE.017 春よ、来い

伊藤聡美作品集 1_Fotor

胸もとのグレーは桜の幹をイメージしたもの。

18 FaOI 神戸 春よ来い 後半 50_Fotor

衣装そのものが満開の桜の木を表現しているようです。
袖に付けられたオーガンジーのフリルが独創的ですね。


FILE.019 CRYSTAL MEMORIES

クリメモ 仙台 1_Fotor_Fotor

羽生選手自身が内面からクリスタルを生み出している、そんなイメージでデザインされたということです。
昨年のFaOIのために創られた衣装。
Toshiさんとのコラボレーションを思い出します。


FILE.026 Origin / 黒

伊藤聡美 本 1_Fotor


羽生選手の名前からイメージした「羽根から生まれた非人間」をモチーフにしてデザインされたそうです。
黒と金のカラーはプルシェンコさんの「ニジンスキーに捧ぐ」へのオマージュ。

伊藤さんの原点とも言える白と青と金の「オペラ座の怪人」と双璧を成す衣装ともいえるように思いました。


FILE.027 Hope & Legacy

17 H&L

森、湖、オーロラなどの自然が生み出す色彩をコンセプトにデザインされたそうです。
白から緑、深い青へのグラデーションが美しい。
羽生選手から、「悲愴」の衣装のイメージというリクエストもあったそうです。

これも大好きな衣装です。


FILE.035 SEIMEI

18-2-17 FS 朝日


安倍晴明が生きた平安時代の「狩衣」の形をベースに、羽生選手と綿密に打ち合わせを重ねたそうです。
背中の金の五芒星が、唯一無二となるオリンピック2連覇を象徴する記念碑的な衣装となりました。

18 OP SEIMEI cap  14



FILE.036 Notte Stellata

19 GPF  EX  0

「Notte Stellata」の原曲であるサンサーンスの「白鳥」から、氷上に舞い降りたスワンをイメージして創られた美しい衣装。
胸と背中の深いカッティングの美しさとそこに沿って手縫いされた羽根が白鳥のイメージを醸し出しています。

多分、羽生選手のこれまでの衣装で一番好きなもの。

IMG_3459

講座で実物を見せていただき感激しました。



FILE.049 Otonal

IMG_4517

テーマカラーの青は羽生選手のリクエストによるもの。
手縫いで施されたギャザーは氷にも見えそして蒼い炎にも見える。
美しさとカッコよさを兼ね備えた衣装をイメージして製作された衣装。
Otonalはジョニー・ウィアーさんへのオマージュとなるプログラムだけに、衣装のカラーは青が決まりですね。
私は前シーズンの1着目のOtonalの衣装も好きでした。



FILE.052 The Final Time Traveler

蒼い炎 Ⅱ

これが羽生選手の衣装を手掛けた最初の作品ということです。
透き通るようなブルーに花のモチーフが印象的。
これを着こなせる男性は羽生結弦だけだと思います。


FILE.053 Believe

believe (3)_Fotor


FaOIで初めて見た時、それまでの羽生選手のイメージと違う、オレンジ色のドレープの衣装に驚いた記憶があります。
伊藤さんの講座で、初めてこれも伊藤さんの作品だと知りました。
オレンジ色は意外にも羽生選手のリクエストだったそうです。


FILE.069 マスカレイド

伊藤聡美作品集 2_Fotor


右手は赤、左手は仮面をイメージした黒白の手袋は羽生選手のアイデアとのこと。
衣装製作の時から、あの仮面に見立てた手袋を叩きつけるラストをイメージしていたのかな。


FILE.077 Origin / 紫

19 スケカナ スポニチ 長久保 2


ニジンスキー「薔薇の精」からの着想で製作。
デザイン面だけでなく機能面も極限まで両立させ、
「この衣装を超えるものはない」と思わせられる究極完全体の衣装だということです。

19 スケカナ スポニチ 小海途 4




作品集に収録された羽生選手の衣装は全部で13点。
どれも本当に手の込んだ正にオートクチュール作品です。


伊藤さんの素晴らしいところの一つは、デザイナーであり、同時に製作者でもあるところ。
ビーズのひとつひとつを自分の手で縫い付け、生地をデリケートなグラデーションで染色する。
まるでパリのオートクチュールのベテランお針子さんのような仕事をこなせることです。


この美しい写真集であり作品集、是非是非たくさんの方に見ていただきたいと思いました。

お値段は多少張りますが、買っても絶対後悔しないと私は確信しています。

(画像は自分のPCのフォトファイルと、Amazonの商品ページから。作品集の写真ではありません。)




FIGURE SKATING ART COSTUMES
伊藤 聡美
KADOKAWA
2020-03-31


 


また、昨日4月1日は羽生選手にとって特別な日だったのですね。

世界選手権といえば3月というイメージが強いので、私もヘルシンキワールドも3月のことだったと思い込んでいたのですが、流石にマッシミリアーノさん、4月1日をある特別な思いで記憶していてくれました。

私たちも忘れられないあのヘルシンキワールドのフリーを滑った日なのでした。



今ではYOUTUBEで見られない動画を上げて下さりありがとうございます。

これからは4月1日はエイプリルフールではなく、「Hope & Legacyの日」として記憶したいと思います。

(昨日は一世帯にマスク2枚郵送するって聞いて、エイプリルフールか、と思ってしまいました。
本気だとしたらどういう発想なのか??)



今日はしばしCOVID19を忘れて、美しいものに浸ることができました。

免疫力、確実に上がったと思います。



長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

  
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2020年03月09日

氷上の創造者



KADAKAWAの『氷上の創造者』が届きました。





マッシミリアーノさんが初めて日本のフィギュア雑誌に寄稿しているということで、とても楽しみにしていました。

写真家の高須力さん、衣装デザイナーの伊藤聡美さんの記事もあり、非常に読み応えのある本になっています。

価格は少し高めだけれど、買って良かった!と思いました。



氷上の創造者

表紙も素晴らしい!

氷上の創造者 1



氷上の創造者 2
マッシミリアーノさんのページにはスワンが。
Notte Stellataがきっとお好きなのでしょうね。


<内容紹介>

日本人トップスケーターの今シーズン総まとめ、そして考察

---------------------------------------------------
怒涛の展開となった2019-2020年シーズンを
美麗な写真と独自目線の記事で振り返る。

いまや文化の一つとなったフィギュアスケート
について、様々な視点から考察。
---------------------------------------------------

●掲載予定選手●
羽生結弦、紀平梨花、田中刑事
宮原知子、山本草太、坂本花織
島田高志郎、樋口新葉、鍵山優真
佐藤駿、宇野昌磨、高橋大輔 他

●独占インタビュー&寄稿●
◆伊藤聡美(衣装デザイナー)
【4度目の『SEIMEI』製作と、
アートスポーツの体現者への思い】
◆マッシミリアーノ・アンベージ(伊ユーロスポーツ)
【彼こそがフィギュアスケート界の
ゲームチェンジャーだ】
◆高須力(カメラマン)
【羽生結弦が引き出すワンカット】 等

●掲載予定試合●
GPSアメリカ大会
GPSカナダ大会
GPSロシア大会
GPSフランス大会
GPS中国大会
GPS日本大会
GPファイナル
全日本選手権
四大陸選手権
世界選手権の展望

氷上の創造者 目次 1



氷上の創造者 目次 2

記事の執筆は後付けに協力者として名前があった松原孝臣さんではないでしょうか。
安心して読める良い記事を書いてくださる方です。

氷上の創造者 目次 3

そして待っていたマッシミリアーノ・アンベージさんの記事!

1984年以来フィギュアスケートを見てきたマッシミリアーノさんは、「羽生結弦と比較できるスケーターは存在しないと私は確信している」と断言しています。
「才能、自分の競技に対する情熱と愛、強靭な意思」。
「羽生結弦は、技術的万能と芸術的卓越を融合できる史上最もコンプリートで多様性に富んだエーターの『最高の形』として歴史に刻まれる」。

そして、
「彼にとってジャンプのために芸術性を犠牲にすることは、自分の神聖なフィギュアスケートを汚すことを意味しているからだ」。


ここを読んで、マッシミリアーノさんは本当に羽生選手の気持ちを理解して下さっているのだということが良く分かりました。

記事の最後にはトリノのグランプリファイナルでの羽生選手に対する不当に低い評価に対してまで、イタリア人を代表して謝罪したいとまで書いて下さっていました。


氷上の創造者 目次 4

写真家の目から見た羽生結弦とは。
高須さんが今楽しみにしているのは、「羽生選手が理想として思い描いている演技を披露したその瞬間の表情」を他の人とは違う絵柄で撮ることだそうです。


氷上の創造者 目次 5

伊藤さんの記事には、年明けに突然、SEIMEIの新衣装製作の依頼を受けた時から、四大陸に間に合わせるまでのいきさつが語られています。
フィギュアスケートをアートスポーツと捉えるという伊藤さんの考え方に同感しました。

伊藤さんは羽生選手の衣装についていろいろ構想を持っていて、
「具体的に考えている衣装デザインがあります。いつか集大成を迎えるときは、色合いを含めて、こんな衣装を、というアイデアが実はあるんです。実現したらよいですね」と語っています。

本当にいつかその衣装が見たいですね。


羽生選手以外の各選手には2,3ページが割かれていて、全体にバランスよく、記事も良い記事だと思いました。

まだザッと目を通しただけなので、もう一度ゆっくり読みたいと思います。


でも買って後悔はしない本だということは確かです。

毎日憂鬱なニュースばかりの中で、こんな本を手に取ってほっとするひと時も必要ですね。


今週は明後日11日(水)にはanan、




12日(木)にはKISS&CRYが控えています。




今週は雑誌ウィークですね。

 
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2019年11月11日

惑星ハニューの住人はただ一人




11月6日の記事でご紹介した『惑星ハニューにようこそ』 のNympheaさんが、先日の続きを翻訳して下さっているので再びご紹介したいと思います。

手間のかかる音声からの翻訳本当にありがとうございます。

参加者は前回と同じく、マッシミリアーノ・アンベージさん(M)、アンジェロ・ドルフィーニさん(A)、司会のフランチェスコ・パオーネさん(F)です。

今回は羽生選手についての部分は短いですが、
ユーモアを交えつつも、胸のすくような鋭い指摘に耳を傾けて下さい。




ポッドキャストKiss&Cry II第2回(その2)「フィギュアスケートのマエストロ」

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2019年11月06日

マッシミリアーノさんのユヅル愛の起源



惑星ハニューへようこそ』で、いつもイタリアから素敵な記事を上げて下さるNympheaさんが、またまた長編の素晴らしい記事を上げて下さっています。

とても長い翻訳の中から、一部ご紹介させていただきます。

手間のかかる放送からの翻訳をして下さることに本当に頭が下がります。



ポッドキャストKiss&Cry II第2回(その1)「羽生結弦と魔法のオーラ」


19 スケカナ スポニチ 長久保 1 (2)
photo:長久保豊(スポニチ)



スーパーマジンガンポッドキャスト第2弾が放送されました(今回は何と132分17秒という驚異的な長さです)

議論されたテーマは以下の通り

  1. 羽生結弦と彼の「魔法のオーラ」。スケートカナダにおける羽生結弦の圧巻演技の分析
  2. アレクサンドラ・トゥルソワ、驚天動地のインパクト
  3. エフゲニア・メドヴェデワに対するロシアメディアの怨恨
  4. チームイタリア:スケートカナダでマッテオ・リッツォに何が起こったのか?
    ダニエル・グラッスルについて一言
  5. スケートカナダ雑感とフランス国際の展望

以上の中から取り敢えず1)を抄訳します。


出演者
フランチェスコ・パオーネ(司会)(F)
マッシミリアーノ・アンベージ(ジャーナリスト、冬季競技アナリスト)(M)
アンジェロ・ドルフィーニ(元ナショナルチャンピオン、国際テクニカルスペシャリスト)(A)

(以下、発言者によって、文字色を変えて下さっています。
司会のフランチェスコさんが赤、マッシミリアーノさんが黒、アンジェロさんが青です。
分かり易いですね!
特に読んでほしいところは太字にしました。)

F:ではすぐに宇宙的だった羽生の話から始めよう
7日前、君達は羽生の目標は300点を超えてスケートアメリカでのネイサン・チェンの演技に答えを返すことだと言った。

今だから、もうネタバレしてもいいよね。
マッシミリアーノ、君は放送の外で300点を大幅に超えるだろうと強調した。
そしてその通りのことが起こった。

君のこの確信はどこから来ていたの?

M:彼が9月中旬に出場したカナダのチャレンジャーシリーズ、オークビルのオータムクラシック・インターナショナルだ。
幾つかのミスはあったし、僕達が到底同意できないコントロールパネルの判定や厳し過ぎるジャッジングという問題はあったけれど、彼はこの大会でシーズンのこの時期にしては良好なコンディションを見せたし、特に練習ではほとんどミスをしなかった。

あれから5週間あったから、フィジカルコンディションと安定感が更に上がっていくのは明白だった。

それに僕達はイタリアのメラーノで9月初旬に開催された2008年のジュニアグランプリから羽生を見守っているからね(笑)

A:(笑)

M:僕達は彼の身体言語を読み取り、彼を理解することを学んだ。
だから彼が300点を大幅に超えると僕は確信していた。
さすがに322点とは思わなかったけれど

これについては僕の期待の斜め右上を行っていて唖然とさせられた。
僕は310点とかそれぐらいを予想していた。

それに僕が強調したいのは、オークビルの演技はネガティブではなかったことだ。
オークビルでユヅルは279点を獲得した。

今シーズン、ここまでのチャレンジャーシリーズとグランプリ大会の全ての大会を調べれば、279点を超えたのはスケートアメリカのネイサン・チェンとスケートカナダの羽生結弦だけだということが分かる。
それ以外で270点に到達した選手は誰もいない

勿論、羽生は非常に野心的なスケーターで、自分の途方もない能力を自覚しているから、オークビルの279点にはがっかりしただろう。
でもあの大会では非常にハイレベルな演技を披露した。

そこから彼のコンディションはスケートカナダで今季最高得点を獲得するまでに上昇した。
新ルールではネイサン・チェンに次ぐ歴代第2位の得点だ

でも僕の意見では、僕達はまだ彼の何も見ていない。
なぜなら、スケートカナダでは羽生は80%のコンディションだったからだ。
彼が100%の状態まで上げることが出来た時、僕達は途方もないものを見ることになるだろう。

A:間違いなく、僕達がスケートカナダで目撃したことは傑出していた。しかも羽生がシーズンのこの時期に
だから君が強調したように、シーズン冒頭の大会にも拘わらず、調整は万全だった。
羽生がグランプリ初戦で優勝するのはこれで2回目だということを忘れてはならない。
通常、僕達は12月以降になってからベストコンディションの彼を見ることに慣れていた。

今後、プログラムを更に豊かにして磨いていくだろうけれど、今のこの構成ではほぼ完璧に達したことを僕は強調したい。

ショートでもフリーでも大きなミスはなかった。
幾つかのエレメントのGOEにまだ伸びしろがあるけれど
フリーの4ループ、それにショートのコンビネーションはもっと綺麗に実施できるはずだ。

既に322点はサイエンスファンタジーの得点だけれど、更に大幅に得点を上げるには何かを加えて基礎点を上げる必要があるかもしれない。
今後、彼がフリーに4ルッツなどの新しいエレメントを装備してくるかどうか見ていこう。
彼が加えるとしたらおそらくこの4回転ジャンプだろう。
夏にはこのジャンプを大分戻してきていた。

M:簡単に入れられるジャンプではないけれど、フリーの構造を見ると、彼の考えでは最終的にこのジャンプを入れるつもりなのだろう。

僕は彼がスケートカナダの初日の公式練習で見せたような完璧なショートプログラムを滑ったら、115点に値すると思う。

A:そうだね

M:最低でも115点だ
何故ならただただ「絶対的な完璧」だからだ。

A:実際、僕なら戦略という点においてショートプログラムはいじらない。
君はもう僕の意見をよく知っていると思うけれど(笑)

M:フリープログラムはこの構成で、いずれにしても驚異的な高難度構成だけれど(笑)
多くのエレメントでGOE満点を獲得すれば、余裕で225点に達すると思う。
つまり完璧な羽生なら、ショートとフリー合わせて340点を持ち帰る

A:(笑)

M:340点なら誰も勝負することさえ出来ないだろう。

A:無理だね


(中略)

P:それでは、ここで試合後の羽生のコメントを考察したい。
何故なら非常に興味深い発言だったからだ。
特に彼はこう発言した。

もし思うような結果が得られないなら、トランジションを大幅に削減しようと思っていたと

僕の質問はこうだ。
ユヅルのこの発言の背後には何があると思う?

M:ハッタリだよ(笑)
いや、彼は疑う余地のない自分のステータスと影響力をふまえて、ISUのシステムにメッセージを発したのだ。

羽生はルールの句読点(細部)まで研究するタイプだ。
彼の全てのエレメントはGOE満点を獲得できるように設計されている。

注意して見ると、彼は非常に難しいコンビネーションジャンプ4T/eu/3Fを実施する際、拍に合わせようとしている。
拍、つまり音に完璧に合致できるよう、回転を遅らせているような印象を受ける。
GOEプラス要件の一つである「音楽に合っている」の項目も満たすためだ。

ルールの研究家でフィギュアスケートの光明(啓発者)である彼はこう自問自答したのだろう。

  • ルールではこのように規定されていて、僕はその通りにエレメンツに実施しているのに、何故、得点に反映されないのか?
  • 何故、僕のトランジションてんこ盛りのプログラムが相応の演技構成点で評価されないのか?
  • ジャンプの前後に難しいトランジションやステップを入れていて、ジャンプ自体の質もルールの要件を満たしているのに、なぜ+3しか付かないことがあるのか?

つまり、このような状況を前にして、彼は疑問を抱いていたのだ。
そして試合に勝った後、この疑問は晴れた。

試合の前に言及してコントロールパネルやジャッジにプレッシャーをかけることも出来たのに、彼は紳士だから試合が終わってから発言した。
でも問題は依然、残されたままだ。

羽生は自分のスケートのスタイルを決して変えないだろう。
これが羽生なのだ
彼が13歳で初めてメラーノのジュニアグランプリ大会に出場した時から。

僕が覚えている羽生は、リンクに入って、リンクを2周ほど周回してウォーミングアップをした後、いきなりイーグルからフェンスほどの高さの2アクセルを跳んでいた。

13歳だよ!

その後で、残りの全ての要素をやっていた。
彼はどの練習セクションでも様々なことを試していた。

これが彼のジュニアグランプリデビューだった。
彼は実質、まだ子供だったけれど、既に特別な何かがあった。

それは何か?
彼はどのジャンプも神聖化していた。
つまりジャンプは単独では存在しない。
彼にとって、ジャンプは30メートルの助走から跳ぶものではないのだ。

そしてトゥピックとその実施、この場合ルッツだけれど。

ジャンプは前後に何かを散りばめて装飾しなければならない。
これが彼のフィギュアスケートに対する考え方だ
彼にこれが変えられるはずがない。





(2008年ジュニアGPメラーノ杯FS Merano,Italy)


「OK、得点が出ないから全部変える」と口では言うかもしれないけれど、彼は絶対に変えないだろう。
何故なら、これが彼の中にあるフィギュアスケートの概念だからだ。

豊かなトランジションを伴う難しいエレメンツ
そしてこれが彼の成功の秘訣なのだ。

A:彼が披露するエレメント自体のクオリティに加えてね。

僕達はよく好んで羽生のジャンプの話をするけれど、それはこれらのジャンプが彼のトレードマークであるだけでなく、彼自身がGOEのプラス要件「エフォートレス」のエンブレムだからだ。
彼の3アクセル、4サルコウ

彼の動作のナチュラルさと滑らかさは彼を唯一無比の存在にしている。

この競技における唯一無比の存在、僕達がいつも言っているように、おそらく史上最高の選手と見なされる所以なのだ。

(中略)

しかし彼の脳裏にはこんな疑念があった。

  • 試合でも練習通りに滑れるだろうか?
    ひょっとしたら、試合のアプローチの仕方に問題があるのではないだろうか?

これが得点の問題は別として、スケートカナダの前までに見られた彼の弱い部分だ。

でも(スケートカナダでは)リンクに降りて、ショートプログラムはうまく行った。
コンビネーションで小さな問題があったけれど、既に歴史に刻まれた3アクセルを実施した。

このショートプログラムの成功によって彼は自信を取り戻し、落ち着いてフリーの演技に臨むことが出来た。
結果は見ての通りだ。

3アクセルだけれど・・・僕はあの3アクセルに話を戻したい(笑)
僕の意見では完璧な3アクセルだった。

僕の唯一の疑問は・・・アンジェロ、君が答えてよ
ツイズル>3アクセル>ツイズルと、イーグル>バックカウンター>3アクセル>イーグルとどっちがいいと思う?(笑)

A:純粋に難度という点においては、僕は個人的にバックカウンターからの方が難しいと思う。
でも今シーズンのショートプログラムの音楽にはツイズル>3アクセル>3アクセルの方が合っていると思う。
音楽のスピリット、そして曲想に完全に調和しているという観点において
だからこのショートプログラムにおける選択は非常に賢く、完璧で正しいと思う。

当然のことながら、おそらく僕達は正解が存在しないことについて議論しているのだろう(笑)
技術的に非常に難しい2通りの入り、2つの実施について話しているのだから

(記事引用以上)

かなり割愛させていただいてもこんなに長くなってしまうNympheaさんの記事全文はこちらから是非お読みください。



さらにNympheaさんの記事によると、マッシミリアーノさんは、メラーノ杯前年の全日本ジュニアにノービス枠で出場し3位に入った結弦くんに興味を持ち、わざわざメラーノまで見に行ったのだそうです。

2007年の全日本ジュニアではSPは7位でしたが、FSはなんと1位で、ノービスながら3位に入賞しています。開催地は仙台でした。

もうその頃からマッシミリアーノさんの目は羽生結弦の中に天才を見出していたのですね。




それからもう12年になります。

マッシミリアーノさんのユヅル愛は筋金入りなのです。

マッシミリアーノさんとアンジェロさんのお話は本当に核心をついてくるので、小気味いいですね。


それにしても、お二人は羽生選手と直接話したことってあるのでしょうか。

今年トリノのGPFの後、お二人による羽生選手インタビューとかあったらいいのにな。
夢のインタビューです




Nympheaさん、翻訳本当にありがとうございます。


Nympheaはフランス語で睡蓮のこと。(イタリア語ではNimfeaです)

初夏の頃、北イタリアの湖沼地帯に咲く睡蓮のような、凛とした女性をイメージしています。


これからもイタリアならでは記事を楽しみにしています。


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2019年09月23日

マッシミリアーノさんの見解




いつもイタリアからのニュースを伝えて下さる惑星ハニューさん、今回もマッシミリアーノさんのフェイスブックの投稿を伝えて下さっています。


マッシミリアーノさんのFBより「ACI2019~羽生結弦SP」


羽生結弦は例年通りオータムクラシック・インターナショナルに出場し、彼のシニアにおける10シーズン目をスタートさせた。

2度のオリンピックチャンピオンは冒頭の4サルコウ(おそらく回転不足)の軸がゆがんで転倒したものの、ショートプログラムはその後上昇し続けた。
転倒後、羽生は間をおかずにすぐに「Otonal」の旋律に乗せて、完璧に振付の一部となっている各エレメントを完璧に実施し、「完全な融合体」であることを証明した。
日本の規格外の選手は彼のキャリアで既に10回も超えている100点の大台には届かなかったものの、98.38点(53.03|46.35、 – 1.00)を獲得した。
今日、披露されたエレメンツでの伸びしろについて述べると、この構成で到達可能な最高得点は116.77点である。
ただし、この先、4サルコウの代わりにもっと基礎点の高いジャンプが投入される可能性も除外出来ない。
要約すると、新しい歴史の第一章はまだ始まっていない・・・


19  オータムクラシック SP Sponichi Annex 小海途 6


マッシミリアーノさんは、羽生選手が現在自分の持つSPの世界最高得点をこのプログラムで更新する可能性を頭においているようです。


そして問題のFSの採点については、



マッシミリアーノさんのFBより「ACI2019~羽生結弦FS」


羽生結弦はオータムクラシック・インターナショナルでキャリア4度目の優勝を飾った。日本の規格外の選手はショート、フリー共に今大会の最高得点を獲得したが、フリープログラムの演技構成点は全選手中1番高い得点ではなかった。

更に、テクニカルパネルは2本の4トゥループ(1本は2017年国別対抗戦で既に披露したオイラー/3サルコウとのコンビネーション)を回転不足と判断した。

当然のことながら、このコントロールパネルの判定によって技術点を大幅に下がったが、「天気はお天道次第」だったトータルスコアはともかく、2度のオリンピックチャンピオンが9月中旬にこれほど好調だったことは未だかつてなかった。

得点を聞いた直後のキス&クライでの彼の眼差しを見逃すことは出来ない。伝説のフリープログラムの前兆となったヘルシンキ世界選手権のショートプログラム後の表情と同じだった。

オークビルで起こったことは、羽生結弦を更にハードルを上げるよう駆り立て、彼をミッションを背負う男にすることだろう。
我々は素晴らしいものを目撃することになる。楽しみに待とうではないか・・・


19  オータムクラシック FS Sponichi Annex 小海途 11



マッシミリアーノさんにしてはかなり控え目な発言かなと思いましたが、その分、胸に秘めた怒りは大きいのではないかと感じました。

この投稿に対するイタリアファンの反応が熱いです。

一部抜粋してご紹介します。



エキスパートによってユヅのために「テーラーメイド」された美しいプログラム。
最近、怪我で思うように行かなかったこの偉大な青年にとって全てが順調に行けば、私達は狂気の沙汰のような代物を見ることになるでしょうね!

全く馬鹿げていた今回のジャッジの振る舞いに対するリアクションにおいても彼はナンバーワンね。瞳に稲妻が走り、頭を少し振ったぐらいで、誇り高く、礼儀正しく、何もコメントしなかった。彼の内に秘めた怒りはよりベストな結果を獲得することに向けられる。
彼のような人は誰もいない。
私達はジン・ボーヤンが彼の前で4ルッツを決めた後、彼が世界がひっくり返るようなショパンとSEIMEIのパフォーマンスで6つの世界記録を連発したのを見たわ。
ステップアウトだった2つのジャンプ(そういう振付のようにさえ見えたわ)以外、フリーは驚異的だった・・・
怪我さえしなければ(怪我がないことを心から祈っているわ)・・・私達は太陽のように美しい27歳の彼が、彼の3度目のオリンピックで、表彰台の一番高い場所に立つ姿を見ることになるでしょう。簡単なことではないけれど、運さえ彼に味方すれば、彼には出来るはず。


ジャッジ達は無礼で不公正だっただけでなく、相当愚かね。
彼は最も愛されている、アリーナを満員にすることが出来る唯一のチャンピオンよ。だからこそ、人々は試合で彼を見るために途方もない金額を支払うのよ。
それなのに、この賢い人達は、彼をこのスポーツの最も貴重な宝として大切にする代わりに、何をしたの?
何の動機も何の理性も無しに彼を妨害し、全く馬鹿げた方法で採点したのよ。
全く恥ずべき行為だわ!
彼らはもはや何のジャンプか分からないほど完全に間違った技術で跳ばれている3.1回転ジャンプを全て4回転ジャンプとして認定して高いGOEを与え、リンクの彼方此方でただジャンプを跳んでいるだけで、音楽から完全に外れている人達に90点以上のPCSを出すと言うのに、教本通りのジャンプを跳ぶユヅルの非常に豊かで複雑なプログラムにPCS89点???
回転不足判定についてはあり得ないわ。
狂気の沙汰よ。
ジュンファンのPCSもあり得ないわ。
全く茶番だわ


「冒涜」というのが適切な言葉ね。
彼らは何を見ていて、何を見ろというの?
このプログラムは技巧を凝らしたトランジションの永遠の連続、そして2本のクワドはスロー映像を2度見返したけれど、非の打ちどころがなかった。
目の悪い私でさえ4回転しているのが確認できたんだから、ジャッジにだって見えていたはずでしょう?
そして彼が生み出すパトスと言ったら・・・女性解説者は最後の方は泣きながらしゃべっていたわね・・・

私を心から感動させる唯一のスケーター。
いつだって私を圧倒し、彼のパフォーマンスの洗練された美しさとその細部を完全に観察するために、彼のプログラムの動画をクリック、またクリックを繰り返すのよ・・・



まだまだたくさんの熱ーい投稿が続いていますので、惑星ハニューさんのページで是非全てお読みになって下さいね。
惑星ハニューへようこそ!



今日はこれから能登さんの講座「ファインダー越しに見たフィギュアの世界」を聴講してきますので、また夜にでも記事を書けたらなと思います。


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2019年08月12日

マッシミリアーノさんの羽生語り



いつもイタリアからの貴重な情報を伝えてくださる、惑星ハニューにようこそ!のNympheaさんが、またまた貴重なビデオとその翻訳を提供してくださっています。



ユーロスポーツの解説でお馴染みのマッシミリアーノ・アンベージさんが、友人のダニエレさんと共にイタリアのクレーマという街から、ご自宅のあるインペリアまで帰る夜のドライブの道すがら、スポーツについて語るというドライビングポッドキャストです。


全部では2時間以上の長さですが、その中からマッシミリアーノさんの専門分野であるフィギュアスケートに関する部分を翻訳してくださっているのでご紹介したいと思います。


話している文を聴き取り翻訳するという、普通の翻訳よりも難しくかつ根気を要するお仕事に対し、敬意を持って感謝しつつ、一部引用させていただきました。


    


ドライビングポッドキャスト「孤高の先駆者、羽生結弦」



これはマッシミリアーノさんがクレーマに住む友人を訪問した際、インぺリアまでの帰路を利用して収録されたニークなスタイルのポッドキャストです。

サッカー、テニス、バスケット、バレーボール、水泳、フィギュアスケート、スピードスケート、アルペンスキー、クロスカントリー、スキージャンプ、バイアスロンを始め、ありとあらゆる夏季・冬季スポーツの歴史と動向とその主役選手、イタリアにおけるマイナースポーツのスポンサーリングの問題から義務教育におけるスポーツ教育の是非まで多岐に渡る話題で、何と2時間15分もあります!

羽生君成分がひときわ多く、ひときわ熱かったのでその部分を抜粋します。長過ぎて全部視聴していないので、前後の脈略が把握出来ていないかもしれません。


マッシミリアーノさん

右:マッシミリアーノ・アンベージさん(ウインタースポーツ専門ジャーナリスト、イタリアユロスポ解説者)
左:ダニエレ・フェッライオーロさん(マッシミリアーノさんの友人)



ダニエレさんの全競技を含めて史上最高の選手は誰だと思う?という質問に対して:
競技や種目は多岐に渡っているし、基準や観点も異なるからスポーツ全体をひっくるめて史上最高の選手を特定することは不可能。
よくフェデラーとジョコビッチのどちらが史上最強のテニスプレーヤーか議論され、ファンの間で喧嘩すら起こっているけれど、甲乙つけるのは不可能だし、ナンセンスだと思うと話した後で、自身の専門分野であるウィンタースポーツの各競技のレジェンド、または最強と言われている選手について言及し、その上でスポーツ全体で誰が最強か判断するのは難しいし、どの競技に特別な思い入れがあるかによっても左右されるから個人的な選択になると

(23.00辺りから)

D:フィギュアスケートについて言及しなかったけれど・・・わざと?
それとも言うのを忘れたの?

M:まさか
わざと言わなかった。
なぜなら・・・僕の歴史の中で最も重要なものがそこにあるからだ(笑)
どういう意味かというと・・・

羽生結弦

彼は、彼が勝ち取ったタイトルと、何よりもどんな風にこのスポーツを変革したかを考えると、この瞬間、絶対的なナンバーワンだ

彼の名声を考えたら、他の道に進むという選択肢もあるのに、何度も怪我を負った後で彼は今も勝つために闘っている。
彼は危険なゲームを好み、シーズンごとに戦略を変えてみせる。
他を超越するメンタルを持っている

リンクでやっていることを別にしても、彼は他を上回るメンタルを持っている。
彼のような人間はスポーツ界全体を見渡しても、ごく稀にしか生まれない。
僕にとっては彼がナンバーワンだ。

何故なら僕はスケート畑出身で4歳の時から滑っていて、氷の競技は全部実践したから、技術能力を進化させるために何が必要なのかよく知っている。

彼はこの技術能力を卓越したレベルまで引き上げた。
僕は「技術的万能と芸術的卓越の融合」というフレーズをよく好んで使う。
万能と卓越を逆にしてもいい、あまり意味は変わらないから

つまり僕達が目にしているのは北米で言うところの「トータルパッケージ」だ
そうだろう?
絶対的な規格外の選手


18 ロステレ FS cap  9



D:彼に匹敵する選手を挙げるとすれば???

M:スポーツ界の偉人を引っ張ってこなければならない。
マイケル・ジョーダンとか
彼は羽生結弦と同列で語ることが出来る選手だ。甲乙をつけずにね。

彼らはメンタルという点において他の選手達よりずっと先にいる
彼らは他の選手達とは異なる特別な「勝利」の観念を持っている。
彼らは自分達の弱点に徹底的に取り組み、これらを強みに変えることが出来る。
これが彼らとその他の選手達の違いなのだ。

勿論、彼らだってNBAファイナルや世界選手権でタイトルを逃すこともある。
そういう敗北のエピソードは幾つもある。
バスケットボールの場合、チームプレーだから、チームメイトが原因で試合に負けることもしばしばある。

フィギュアスケートは個人競技だから当然、自分次第だけれど、常にアクシデントと隣り合わせだ。
羽生は2年連続で大きな怪我によってキャリアを中断された選手だ。
にもかかわらず、彼は復活する力を見せた。

2018年のオリンピックは彼が思い描いていたのとは異なる方法で勝った。
どういう意味かというと、彼は2018年には別のジャンプ構成を披露するつもりだった。
でも彼は片足が不自由な状態でこの大会にやってきた。
他の選手だったら、おそらく競技しなかったような状態で。
だから彼は頭に描いていた内容に比べて「難度を下げた」プログラムを披露した。

彼は4年前から韓国では4種類の4回転ジャンプを跳んで勝つためのプランを立てていた。
でもそれは叶わなかった。
身体がそれを許さなかったのだ
11月に足首の靭帯を損傷したからだ。
それでも・・・彼は不安定なフィジカルコンディションで同様に金メダルを持ち帰った。


18-2-17 メダルセレモニー 4_Fotor




今年も同じ状況が繰り返され、世界選手権では2位だった。
でも彼は今も戦い続けている

5月には日本で開催されたアイスショーに出演し、究極難度のジャンプに挑戦した。
4ルッツ、彼の最初の大怪我の原因となったジャンプだ
でも最終的に、彼はこのジャンプを戻してきている。

フィギュアスケートの世界を愛する者なら誰にとっても、来シーズンの羽生を追うことはとても魅力的なことだと僕は思う。
フィギュアスケートを愛する者なら彼のこれまでのキャリアや背後にあるエピソードを知っているし、この競技を進化させることがどれほど難しいか理解しているからだ。

勿論、他の競技を下げたり、他の競技の方が進化させるのが簡単だと言うつもりはない。
でもフィギュアスケートは本当に複雑で難しいスポーツなのだ。

こうした全ての理由から、僕は「史上最高のスポーツ選手は誰?」と訊かれたら「羽生」と答える。
完全に僕の個人的な意見だから、君には好きなだけ時間をあげるけれど、僕は彼が最高だと確信している(笑)

    


インぺリアに到着するまでにここからまだ1時間半あるので、まだまだお話は発展していきますが、
続きは惑星ハニューさんのところで是非お読みください。


マッシミリアーノさんがいかに羽生選手を高く評価して下さっているかを改めて確認し感激しました。

いつかマッシミリアーノさんは羽生結弦について本を書きたいと考えているそうです。
是非ともそれが実現しますように!



      


IMPERIAインぺリアという街は海沿いに走る鉄道でフランスからイタリアに入ってしばらく行った所にあります。

この小さな街は、私にとってもいつも頭の片隅にある忘れられない街です。

それと言うのは、以前電車で通った時、駅のホームがあまりに可愛くて思わず途中下車しようと思ったことがあったのです。


ホームから地中海が見渡せ、花壇には鮮やかな色とりどりの花が咲き乱れていました。


その時は停車時間が短かくて、とっさに降りることができませんでしたが、マッシミリアーノさんも住んでいるのなら尚更、今度通る時は絶対降りて、どんな街なのか見てみたいと思っています。



IMPERIA_Fotor



イタリア紺碧海岸の、小さいけれどチャーミングな街に違いありません。


    

明日13日(火)はFantasy on Ice 神戸公演の放送がありますね。
羽生選手の3日分の演技が観られるとか。

テレ朝ch2 17:00~20:30

見逃さないようにしなければ 



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