マッシミリアーノ・アンベージ

2021年10月08日

結弦くんの過去と未来




昨晩の地震、皆さま大丈夫でしたでしょうか。

東京では結構大きく長い揺れで、思わずテーブルの下に潜り込んでしまいました。

10年前の東日本大震災の時以来、一番大きい揺れだったと感じました。



 まだ1週間くらいは最大深度5程度の揺れがある可能性があるとのことなので、お互い気を付けましょう。
防災リュックの中身ももう一度チェックしておこうと思います。




東日本大震災以来、ずっと結弦くんと被災地とのかかわりを取材してきたnewsevery取材班が、その10年間の軌跡を記録する本を出版しますね。

自らが被災者であり、また同時に被災者に寄り添う者として過ごしてきた結弦くんの10年間を記録として残してくれるのはありがたいと思います。

本の印税と売り上げの一部を震災復興のために寄付していただけるというのも嬉しいことです。

早速予約しました。



お読みいただきありがとうございました。

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2021年10月05日

続・週末東京




昨日は突然の徹子さんと結弦くんのCMで驚いてしまって、


東和薬品 CM 1


10月3日(日)の記事「週末東京 」の続編が今日になってしまいました。

概ね食レポになってしまいましたが、最後まで読んでいただけたら幸いです。



さて、メゾン・ド・コーセー銀座で、Otonalさまに再会して、

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素敵な「YU ZU RU Collection」を見せていただき、

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大画面から語りかける結弦くんの声に癒された後は。

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煌めくブランドショップのウィンドショッピングをしつつ、銀座をお散歩しながら、有楽町まで歩いて行きました。



目的は有楽町駅前の丸井の3階に最近オープンした
ローマの有名ジェラテリーア「Giolitti・ジョリッティ」でした。



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ジェラートは季節のフルーツを使ったものが沢山揃っています。

ジェラートだけではなく、軽いお食事もできる、広いカフェスペースもあります。


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今回は秋らしいマロングラッセと梨のジェラートを選びました。


イタリアのジェラテリーアは色々と日本にも進出してきていますが、なかなか定着するのは難しいようです。素材がイタリアと日本では違ったり、価格も高くなってしまったりで、難しいことも多いそうです。

ローマの老舗のGiolitti はなんとか日本に根をおろして欲しいなと思います。


ジェラートを食べ終わるころには、そろそろ日も暮れてきて、
この日のために予約していたピッツェリーアに向かいました。


白金高輪の小さなお店なのですが、開店した11年前からずっと通い続けています。

ピッツァはどこでも食べられますが、定期的にどうしても本物のナポリピッツァを食べたくなると、やはりここに来てしまいます。


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お店の名前は、Trantella da Luigi「タランテッラ・ダ・ルイージ」といいます。

オーナーシェフのお名前が「ユウーイチ」なのですが、イタリア人の同僚には発音しにくくて、
いつの間にか「ルイージ」と呼ばれるようになってしまったことから、店名にも「ルイージ」を入れたそうです。


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お料理やピッツァの種類がとても多くて、本当に選ぶのが大変です。


こちらはカルチョーフィ(アーティチョーク)のグリル。
生のカルチョーフィを用意しているレストランは珍しいので、ここに来るとよく食べています。


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そしてこちらはタコとオリーブのサラダ。

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焼き立てのピザ生地を使ったパンが添えられています。



そして、ここに来たらピッツァを食べないわけにはいきません。

多分、このお店にしかないピッツァの、Marinara alla Starita・マリナーラ・アッラ・スタリタ。
シェフが働いていたナポリの有名老舗ピッツェリーア・スタリタ風のマリナーラです。

マリナーラは普通はトマトソースとアンチョビだけなのですが、そこにパルミジャーノチーズをのせることで、シンプルな味にコクが加わって、とても美味しいのです。

しかも、この大きさでお値段は900円なんです!



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迷うほどあるピッツァのどれも美味しいのですが、ここだけのピッツァなので、今回もこれにしてしまいました。



最後はシェフがアレンジしてプレゼントしてくれたデザートプレートです。

コロナ禍でずっと行けなかったので、お互いに健康で再会できたことを祝ってくれたようです。


いつも本当に心使いがきめ細かくて、華奢な体のどこにこんなにエネルギーがあるのだろうと思わせる、素敵な方です。
細身で華奢なのにエネルギッシュというところが、結弦くんと共通かも?


どれもとても美味しくて、お腹がいっぱいでも全部食べることができました。

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オーナーシェフの寺床雄一さんは、イタリアの三ツ星レストランやナポリの有名ピッツェリーアなどの名店で7年間も修業を積んだ方で、私的には、都内の数多くの有名イタリアンレストランにも負けない、本場の味を提供してくれる、とってもお気に入りのお店です。
頻繁に行くわけではないけれど、開店以来もう10年以上定期的に訪れています。


店内はナポリのトラットリア/ピッツェリーアの雰囲気そのままで、イタリアに行きたくても行けない時は、ここに来てピッツァを食べれば、イタリアに行った気分になれる場所です。

イタリア料理やピッツァがお好きな方は、もし機会があれば是非一度行ってみてくださいね。


地下鉄南北線の白金高輪4番出口から徒歩5分もかからない場所にあります。
住宅街の路地の一角にあるので、初めて行く時は探し出すのに苦労するかもしれませんが、行ったらきっと満足してしていただけると思います。


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道順が分からない時は、4番出口を出たところで、お店に電話して行き方を聞くのがいいかもしれません。(白金高輪の駅は広いので、出口を間違えると全然違うところに出てしまいますので、必ず4番出口で。)


タランテッラ・ダ・ルイージ(Trantella da Luigi)のホームページはこちらです。


こんな風に、週末東京一泊二日の旅は終わりました。

意外に、いつも住んでいる街でも、ホテルに泊まって日常生活から完全に離れて見るのも新鮮でした。
また機会があったらやってみたいなと思いました。




私が行った日は10月3日(日曜日)で、その晩はナポリの国立考古学博物館で、マッシミリアーノ・アンベージさんによる、『トータルパッケージ・羽生結弦に捧ぐ』と銘打った記念講演が行われる日でした。

ALTRO GIAPPONE


丁度その夜に、ナポリの雰囲気を感じるこのお店に来られたことがなんだか嬉しくて、とてもハッピーな気分になれました。


マッシミリアーノさんの講演の様子は、やがて「惑星ハニューにようこそ」にNympheaさんがUpしてくださると思うので、それをとても楽しみに待っています。

フィギュアスケートの歴史にも、フィギュアスケートの技術にも表現にも精通したマッシミリアーノさんが、どんなふうに「羽生結弦」を表現して下さるのか、楽しみでなりません。


羽生結弦は、技術的万能と芸術的卓越を融合できる史上最もコンプリートで多様性に富んだスケーターの「最高の形」として歴史に刻まれる。

もし「フィギュアスケートとは何か?」と訊かれたら、羽生結弦に思いを馳せずに答えることは不可能だと私は確信している。彼はただただ絶対的な規格外の選手であり、計り知れない価値を持つこの競技の財産なのだ。

マッシミリアーノ・アンべージ(KADOKAWA「氷上の創造者」2021年)


今日は12時からNHK杯チケットの抽選販売が開始されましたね。

もう既に申し込まれた方も多いでしょうね。
私は今夜にでも申し込もうと思っています。


一日だけでも当選すると嬉しいのですが。



お読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 16:07|Permalink

2021年10月01日

マッシさん、ミラノからナポリへ





 北京オリンピックは外国からの観客を受け入れないことが発表されると直ぐに、駐日中国大使館からメッセージが届きました。



仕事や留学などで、中国に滞在中の日本人の方もたくさんいらっしゃるので、応援は在中国日本人ファンと、現地中国のたくさんのファンの方に託すしかないですね。

とは言っても、羽生選手自身の口から北京オリンピックへの出場はまだ一度も聞いていないので、
それを待たないと何も前には進みませんけれど。

今は落ち着いて、羽生選手からの発表を待ちたいと思います。


      


ナポリ国立考古学博物館でのマッシミリアーノさんの公演が2日後に迫っています。


マッシさんはフェイスブックの中で、講演はオンラインではなく、旅行に差支えがなければ現地ナポリに行くと答えていますから、準備万端で、意気揚々とミラノからナポリに乗り込むのでしょうね。

アルプスの麓の北の街ミラノから、ナポリ湾に臨む南国の街へと。

『羽生結弦』と共に。



10月3日(日)17:00~(イタリア時間)


講演内容について、Nympheaさんが翻訳して下さっています。

一部ご紹介させていただきますが、全文は『惑星ハニューにようこそ』のウェブサイトで是非お読みください。



イベントは、震災を生き延びた史上最高のスケーター、スポーツ界の生きる伝説、若き羽生結弦に捧げるトーク「トータルパッケージ」で感動的に締めくくられる。

羽生のベストパフォーマンスの映像を見ながら、若きスポーツジャーナリスト、マッシミリアーノ・アンべージが解説する。

 

主催者「L’ ALTRO GIAPPONE」 はナポリ東洋大学で日本語や日本文学を学び、現在は同大学で教鞭を執る知識層のイタリア人達によって形成された日本文化協会で、年間を通して日本をテーマとした様々な活動を行っています。

「ジャパンウィーク」はナポリ国立考古学博物館で毎年開催されている協会のメインイベントですが、昨年はコロナ禍のためにリモート開催になり、会場で行われる予定だった演目は全て中止になりました。

今年は東日本大震災10周年ということもあり、昨年中止になった演目も加え、規模を広げて大々的に開催されることになりました。

震災当時の映像や写真の展示、被災地や被災者をクローズアップしたドキュメンタリーの上映など、東日本大震災をテーマにした演目がプログラムに数多く組み込まれています。

そして、「東日本大震災とそこからの再生」というテーマをユヅルハニュー抜きでは語れない、
イタリアで羽生結弦を語るならマッシミリアーノ・アンべージ以外考えられない、
という主催者の方の強い要望に、東京五輪が終わり、冬季シーズンも本格的に始まっていない今ならマッシさんもナポリまで赴く時間的余裕がある、というタイミングの幸運が重なり、今回の企画が実現しました。

ライブで配信すると、第三者によって映像が切り取られてSNSなどに勝手に転載されてしまう、という理由からライストはないそうですが、後日、見やすいように編集された動画が主催者ホームページで公開される予定です。

実は、私がレクチャーを翻訳することになりましたので、このブログでも内容をご紹介出来ると思います(公式動画には英語と日本語の二か国語の字幕が付く予定です)。

ちょっとだけネタバレすると、レクチャーの中でマッシさんはどうやら全日本の「天と地と」の演技映像を見ながら実況解説して下さるようです。

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後日、動画も配信され、翻訳はNympheaさんが担当なさるとのことです。

楽しみにお待ちしています!



お読みいただきありがとうございました。

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2021年09月25日

ナポリのジャパンウィークで





イタリアのエレナさんから、素敵なお知らせが届いています。

10月3日(日)イタリア・ナポリで、
”The Total Package” 羽生結弦礼賛

ライブストリーミングは見られないが、後に講演内容は公開される予定。
 





ナポリ考古学博物館で、L'ALTRO GIPPONE(もう一つの日本)と題したジャパンウィークが催され、
その企画の一つに羽生選手が取り上げられます。
しかも、講師はあのマッシミリアーノさんです。

THE TOTAL PACKAGE:TRIBUTE TO YUZURU HANYU

Data / Ora

3 Ottobre 2021

L’ Uomo, il Campione, l’Artista, la Superstar.
Tributo al più grande pattinatore artistico di tutti i tempi, Yuzuru Hanyū, condotto da una notissima voce del panorama sportivo non solo italiano, Massimiliano Ambesi, in cui verrà illustrato attraverso contenuti video lo stoico percorso di Hanyū, da giovane atleta di Sendai sopravvissuto allo tsunami a leggenda vivente dello sport, vincitore di 2 ori olimpici consecutivi, capace di elevare la disciplina a livelli estetici e tecnici mai raggiunti prima.



【トータルパッケージ:YUZURU HANYU 礼賛】

2021年10月3日

一人の男性であり、チャンピオンであり、アーティストであり、スーパースター。

イタリアのみならず、広くスポーツ界で名をはせるマッシミリアーノ・アンベージ氏の解説により、
ビデオを通じて、
史上最高の偉大なフィギュアスケーター羽生結弦の歴史的な軌跡を振り返り、
彼へのオマージュを捧げる。


仙台出身の若きアスリート羽生結弦は、津波を生き抜いた伝説的人物であり、2回連続のオリンピック金メダリストであり、これまでに誰も到達したことのない美的、技術的レベルにスケートの規範を高める能力を持っている。



マッシさんの固定されたツイート ⇓



The Best There Is,
The Best There Was
and The Best There Ever Will Be

正にこの通りですね。



素晴らしい収蔵品でいっぱいのナポリ考古学博物館はナポリで一番好きな場所です。

そこで開催される日本ウィークで、マッシミリアーノさんが羽生結弦選手について講演するとは、なんて素敵な企画でしょうか。

是非とも聞きたいですね!

終了後に視聴可能となるのことです、

楽しみ過ぎる~~~


他には、坂本龍一さん、是枝裕和監督、坂東玉三郎さんなどが取り上げられています。

羽生結弦選手は、今や現代日本文化を代表するアイコンの一人ですね。



お読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 16:25|Permalink

2021年08月24日

every完全映像とマッシミリアーノさんコメント





おはようございます。

日テレNEWS24のWebサイトに、昨日のeveryの番組内での羽生選手の特集がUPされています。
コメントも全文書き起こしされていて、2つのプログラムの動画もフルで見られます!

私もリアルタイムで見られなかったのでありがたいです。
 

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マッシミリアーノさんもその演技をしっかり見てくださったようです。


3つの異なるトリプルアクセルの入り方と出方、しかし1つの共通点は
GOE+6=完璧

優れたの高さと幅
優れた踏切と着氷
エフォートレス
難しく創造的なエントリー
良好なボディポジション
要素と音楽の合致

誰がそれに疑問を持つだろうか?

忘れてはならないこと…





フィギュアスケートにおける「エフォートレス」の意味に疑念を持つ者たちのために、それはとりわけ英語圏の人々なのだが、
羽生結弦は見事な4回転トーループを跳ぶことによって、その概念を実証している。




本当に4Tからの流れるようなパフォーマンスが素晴しくて惚れ惚れしてしまいます。





雪肌精みやびからは、みやびやかなひと刻 第二夜の予告が届きました。



演技中とはまた違う、羽生選手の別な側面と魅力です。

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「美しい」、としか言いようがありません。

来週月曜に会えるのが待ち遠しいです。



お読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 07:38|Permalink

2021年07月21日

マスカレイドの3Aは4Aの予告




DOI の衝撃的なマスカレイドは、マッシミリアーノさんもしっかり観てくれていたようです。


《惑星ハニューにようこそ》より

Nympheaさん、いつもありがとうございます。




アイスショー「ドリームオンアイス」初日公演に出演した羽生結弦は、新シーズンの一番の目標は4アクセルを着氷させることであることを改めて明言した。
「最大の夢を実現するために全力を尽くします」。
ショートプログラムは新しくなるが、曲目はまだ発表されていない。
いずれで見ることになるだろう。




4回転半は競技スケーターとしての人生をかけた最後の夢。全てをかけてそこに辿り着きたい。
目標は2種類の4回転ジャンプを最初に成功させた史上唯一の男子になることだ。このクオリティの3アクセルを持つ者にだけ可能なことだ。



そしてイタリアのファングループの皆さんの反応もすごかったようです。

Nympheaさんのご指摘のように、確かに「マスカレイド」はその1曲の中にドラマが凝縮されていて、まるでオペラを観ているような気分にさせてくれます。



《羽生結弦イタリアンFBファングループ》のコメント

2019年のファンタジーオンアイスでToshIさんとのコラボで披露された「マスカレイド」

「カヴァレリア・ルスティカーナ」のようなイタリアヴェリズモオペラの世界観を彷彿させるロマンチックでドラマチックな旋律とToshIさんの美声、情熱と葛藤と哀愁がミックスされた刹那的で激しい演技、赤と黒の衣装、オールバックヘア、衝撃的なラストの手袋投げつけ、全てがイタリア好みというか、イタリア人の感性と琴線にドンピシャリで、当時から絶賛の嵐で再演を切望する声は後を絶ちませんでした。

今回、ドリームオンアイスでのまさかの再演にイタリアのファンは歓喜していました。
FBのファングループ「羽生結弦イタリアンFBファングループ」から印象的なコメントを拾ってきました。


彼は滑っているのではない、舞っているのよ!神々しいわ!!!

全ての演技がオリジナル作品で、見飽きるということがない。既視感が全くないのよ。もはや冒頭の彼の声によるイントロダクションでさえ完全に彼の芸術に一部のようだわ。彼の表現力は完全に自由だから、普通のフィギュアスケートの中には収まり切れない「別次元」に到達しているわ。もはや彼にとって試合は4Aを正式に認定させるためだけに必要なものなのよ。

結弦の叫び、そして天に向かって投げられた手袋を含む今日のマスカレイドの演技はFanyuの記憶に永遠に刻まれることでしょう。考えさせられずにはいられない純粋な情熱。

息が止まって・・・言葉が出ない


惑星ハニュー


今日の彼は感情を解き放ち、爆発させていた昨日のマスカレイドより、より内面的で自分の世界に没頭しているように見えるわ・・・カメラの角度のせいなのか、私の印象なのか分からないけれど・・・どちらの演技も素晴らしいけれど。それに彼は一つのキャラクターを千の方法で演じることが出来る。

彼はその瞬間の感情を表現するから彼の演技はその時によっていつも違うと何度も語っているわ。そして同じように、彼は自分の感じていることや、そのプログラムの物語を観客に伝達しようとする。そして彼は感動を与えたいと願っている。その人の性格や人生によって感じ方や解釈が異なる感動を。

あなたはどんな印象を持った?

私はこのような違いには気が付かなかったわ。千秋楽の演技は意識がより深奥なところにあったのかもしれない。それをより「内面的」と定義してよいのか分からないけれど。いずれにしても彼を見る度にこれ以上の演技はないと思わされ、次に見る時、彼はその更に上を行く演技を見せてくれるのよ。

あなたの言う通りかもしれないわね。私はあと数百回見るための言い訳を見つけようとしているのかもしれないわ。

これまでに何度も書いたけれど、彼はある意味で常に内面的(私的)だと思うわ。彼の演技は何かの自発的表現ではない。彼は音楽を感じ、生き、彼独自の方法でその音楽と融合するのよ。彼が何かを見せるのではなく、観客が彼の泡の中に吸い込まれて、そこから抜け出せなくなるのよ。

ディレイドアクセル離氷後、少し遅れて1回転だけ回るシングルアクセルよ。今回は両手を上げて実施した・・・信じられない!

今日の演技では音声がよりユヅに「フォーカス」されていたわね。
でも彼は本当に叫んでいたわ・・・私は石化したわ(茫然自失の状態だった)。きっとToshIもどこかで石化してたんじゃないかしら?

トピックに関係ないコメントでごめんなさいね。でも私はソチのグランプリを見に行こうと本気で考えているのよ。

このプログラムはここにいる全員、彼のファン、フィギュアスケートを愛する人へのプレゼントよ。だって彼は「鑑賞すべき人」だから。
羽生結弦のような人は他に存在しない。過去も、現在も、そしておそらく未来も。
完璧な技術、身体と音楽の完全な融合。音楽のどんな微細なニュアンスも可視化し、音楽を「演じる」のではなく「感じる」人だけが感知できる、そして見る者に感知させることが出来る「振動」を生じさせることが出来る。強烈で相反する感情。
純粋な才能、物質的能力、最高レベルの技術(にも拘わらず、彼は常にハードルを押し上げることが出来る)、場を支配する力、極上の「芸術性」、深い感情、そして独特の表現力。
これら全ては、並外れた天性の資質から生まれ、絶え間ない努力、完全な情熱、絶対的な献身、地道な作業の積み重ね、そして多くの犠牲と困難な試練によって磨かれ、高められてきました。
そして今、私達は現在の彼の成熟を見ているのです。あの雄叫びが彼のファンなら誰もがその理由をよく知っている、今現在の彼のフラストレーションの発散なのか(私はそう感じたわ)、2012年のニースで性急で激しい情熱を爆発させていた小さな結弦が再び出現したのかは分からない。そしてあの頃の結弦は今でも彼の中にしっかりと存在していて、彼の不屈の闘志は、多くの人がそれを弱らせようと試み続けているにも拘わらず、今も休眠することはなく燃えているのです。
羽生時代に生きられる私達は幸運です。

全日本の「天と地と」は闘争性と円熟という観点において、誰も近づけない、何か超越した域にあったわね。スポーツ哲学の概念のような・・・今日、私達は彼の秘密の部屋に入れてもらえた。そして心と胃に強い衝撃を受けたわ。

彼は恒星
誰も彼には近づけない。
見る度に進化している
人間じゃないわ
私達哀れな人間はどうしたらよいのか

DOIは日を追うごとにスペクタクルになっていったわ。でも今日の彼は神がかっていた。彼が叫んだ時、骨の髄まで揺さぶられたわ。この情熱はこの銀河のものではない。新しい時代のものよ。

マスカレイドは傑作。
永遠にさようなら世界。私は死んだわ・・・

神よ
何といったらいいのか・・・この演技は3Aだけで拍手喝采に値するわ。そしてイナバウアーはいつも氷上を滑る「夢」よ。

  

イタリアのユヅルファンの皆さんは本当に雄弁に語っていますね。

一つ一つのコメントにうなずいてしまいました。



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羽生選手のアクセルジャンプの跳び方は、ただ上に跳び上がるのではなく、ほぼ対角線の方向に身を投げ出すようにして跳びますね。

一番遠くまで物を投げるには45度の方向に投げるとよいわけです。
すると滞空時間も一番長くなるわけですから、4回転アクセルを跳ぶには羽生選手のように対角線の方向に飛距離を出しながら跳ぶというのが一番効率的なのでしょうね。

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羽生選手の4回転アクセルを観る日が近いのでは、という期待だけを抱いて、

この過酷な夏を乗り切ろうと思っています。


今週土曜日の『ドリーム・オン・アイス~羽生結弦ドキュメント』が待ち遠しいです!


自ら解説!!

楽しみしかないですね!



お読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 01:12|Permalink

2021年05月05日

Too Late !




"Better late than never"という言葉がありますが、本当でしょうか。

いつも遅すぎるISUの対応は一体何?

2022年からって・・・

彼の引退を待っているの?


マッシミリアーノさんからのお知らせです。

この提案に対する羽生結弦の意見を聞きたいと思います。
彼は確実に賛成するでしょう。しかしなぜ今日からではなく2022/23シーズンからなのですか?
私の意見では間違いは直ちに訂正される必要があります。
私たちはどうやって2019年の世界選手権を忘れることができるでしょうか?


<2022年まで>
4T+seq+3A = 14

<多分2022以降>
4T+seq+3A = 17.5

さらに、2022年以降はその他のトリプルアクセルも加えられる可能性もある。

残念ながら、遅すぎる。


あの2019年さいたま世界選手権 FS

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19 ワールド FS 4T 1EU 3A


19 ワールド FSプロトコル

もしも本当に、4T+seq+3A=17.5であれば、

2019年世界選手権で、羽生選手が初めて、しかもプログラム後半で跳んだこのジャンプの得点は、18.52ではなく、
 
17.5×1.1=19.5+GOE3.12=22.37 ということになります。


羽生選手はISUの想像力の及ばないことを考え、それを実行してしまうがゆえに、不利な立場に立たされることは多々ありますが、

予言者、先駆者、革命家に対しては、いつの時代も、どんなジャンルでも、同じようなことが繰り返されます。

しかし結局、彼らの犠牲の上に社会は発展していくのが歴史の常です。

羽生選手を見ていると、フィギュアスケートという世界を変革していく予言者であり、先駆者であり、革命家なのだなという感がますます強くなっていきます。

いずれ羽生選手が4回転アクセルを成功させるのを見て、
その後何年かして、ISUは4回転アクセルの点数を大幅にアップさせるのでしょう。

しかし、大きな歴史の流れに逆らっても無駄なことに早く気付いて欲しい。

採点にAIを導入することは、いくらISUが抵抗しても、その流れはもう止められることは無いでしょう。



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今日は朝からContinues with Wingsの再放送を観ています。

本当に何度見ても飽きない3日間の記録です。

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第2回Continues with Wingsはいつになるのでしょう。

2022年以降のいつか、必ず第2回があることを期待しつつ、今日1日はこの世界に浸っていたいです。




最近静かだった田中さんが、なぜかこんなことを言い出しました。


何か企んでますね、田中さん。

新しいジュエルズに飛び切り素敵なピンナップ来るよってこと?

アイスジュエルズ、もうそろそろ出てきそうですね。
楽しみです。


田中さ~ん、こんなの⇓ 是非お願いします!


最後までお読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 13:51|Permalink

2021年04月25日

歴史に詳しいマッシミリアーノさん




今日が今シーズンに観られる最後のアイスショーになると思うとなかなか眠れない。


マッシミリアーノさんのこんなつぶやきを見つけました。
このオープニング、お気に入りの様子。



次のシーズンに羽生結弦は、世界選手権とオリンピックのメダルを合わせて10個獲得した史上4番目のスケーターになる可能性があるのだが、これは第2次世界大戦後では初めてのことである。
過去においてはボックル(オーストリア・11個)、シェーファー(オーストリア・12個)、サルコウ(スウェーデン・14個)の3人だけ。


マッシさん、スポーツジャーナリストだけあって、こういう歴史上の記録に凄く詳しい方ですね。

普通はなかなか気が付かない記録をよく指摘してくださいます。

羽生選手はオリンピックメダル2個、世界選手権メダル7個、合計9個を持っていますから、あと1つで10個達成です。




◆スターズ・オン・アイス横浜公演最終回についてのお知らせが24日付で来ていました。


「STARS ON ICE JAPAN TOUR 2021」横浜公演 4/25(日)公演の開催について

4月25日(日)の「STARS ON ICE JAPAN TOUR 2021」横浜公演は予定通り開催いたしますが、東京都、大阪府、京都府、兵庫県での緊急事態宣言の発令に伴い、ご来場をお控えになるお客様にはチケットの払い戻し対応をさせていただきます。

チケット払い戻しの詳細に関しましては、後日、改めてオフィシャルサイトにてお知らせいたします。お手元にございます上記の公演チケットは、払い戻し等、今後のお手続きに必要となりますので、大切に保管くださいますようお願い申し上げます。

ご来場いただけるお客様におかれましては、こちらより、 「新型コロナウイルス感染拡大防止に関しての取り組みとお客様へのお願い」を再度ご確認いただき、当日の会場での感染症対策にご理解・ご協力をいただけますよう、改めてお願い申し上げます。

※払い戻し対象は4月25日(日)公演のみとなります。
※払い戻し詳細は、後日、準備が整い次第、ご案内をさせていただきます。
※会場での払い戻しの受付は出来ません。
※ご購入先によって払戻方法・払戻期間が異なりますので必ずご購入先の案内をご確認ください。

25日のチケットだけは払い戻しに応じるようです。
遠くから遠征してこられる方にとっては、もう少しお知らせが早ければ良かったですね。
今回のスターズ・オン・アイスは、チケットの取り扱いなど、何かと不手際が目立ちます。

しかしリスクを承知で出場してくれたスケーターたちには何の責任もありません。

どうか最後まで、出演者、観客の皆さんの健康が守られますように。

私も不織布のとN-95マスクの二重装着で行ってきます。

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「本当に大変な中、リスクも犯しながらも、こうやって皆さんに会えて、そして、僕たちも滑れて、本当に幸せです。こういう貴重な場をありがとうございました。
そして、最後まで健康でお帰り下さい!」


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色々な葛藤を経て、出場を決めてくれた羽生選手に、
大きな拍手で心からのありがとうを伝えてきます。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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2021年04月13日

羽生結弦の最終目標





昨夜の報道ステーションでは、松岡修造さんとのオンライン対談で、4回転アクセルへチャレンジについて、率直に語ってくれました。


羽生結弦の最終目標「4Aを含めた完璧なプログラム」

Sponichi Annex

21 World FS 小海途


フィギュアスケート男子で五輪連覇の羽生結弦(ANA)が、12日に放送されたテレビ朝日系「報道ステーション」で、世界初の成功を目指しているクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)への熱い思いを語った。

 元テニス選手でスポーツキャスターの松岡修造氏が、オンラインで羽生にインタビュー。新型コロナウイルスの感染拡大後、昨年末の全日本選手権後も取り組んできた4回転半について、まだ着氷はないものの「トライとしては、たぶんもう1000回を超えている」と明かした。

 高い壁を感じているのも事実だが、「胸を張って、これが最高の羽生結弦の完成形、理想の羽生結弦だってところにたどり着きたい。その中の一部が4回転半。僕らは採点競技。スポーツでありながらも、芸術をはらんでいる。スポーツとして極めたい理由でアクセル跳びたいことももちろんあるけど、芸術としてもアクセルを跳びたいっていう理由がある。最終目標は4Aを含めた完璧なプログラム。そこを表現しないと自分自身がたぶん納得できない」という目標が背中を押す。

 かつては3回転半の延長線上に4回転半の成功があるとにらんでいたが、練習を重ねるうちに気づいた。「4回転半というものは跳び方がまず違う。(3回転半とは)別物のジャンプとして考えている。やっとその段階までいけた」。まだ着氷には遠く、「本音は崩れ落ちそうな時もある」と言うが、「たぶんみなさん、そういう心が弱い時、つらい時とかって絶対ある。みんながみんな、苦しみながらも闘い抜いているので、僕も闘い抜きたい」と話した。 







世界選手権の一夜明け会見で話していた、
「(4回転)アクセル跳べないと多分満足できないので、一生」という言葉が忘れられません。

21 World  インタ集 32


誰にでもそういうことってありませんか?
今これをしないと一生悔やむだろうってこと。

羽生選手にとっては、それが4回転半ジャンプ。

成功しても、(成功すると信じているけど)仮に上手くいかなくても、ともかくそれをやらないと一生後悔するという事柄。

「僕も闘い抜きたい」という言葉の中に、もう挑戦を決めているという意思を見ました。

国別対抗戦がその舞台になるのでしょうか。ドキドキしてきました。


マッシミリアーノさんも同じ気持ちでいて下さるようですね!


「2016年9月30日に羽生結弦は最初に認定された4回転リットベルガー(=4回転ループ)を着氷した。
今、夢は2つの異なる4回転ジャンプを初めて着氷した歴史上唯一のスケーターになることだ。
それは国別対抗戦で起こるのだろうか?
4回転アクセルを期待しつつ…」





昨日はピンクの表紙の『Sportiva』も届きました。

Sportiva  表紙

裏表紙もすごいです。

Sportiva  裏表紙


まだ全然読めていないのですが、
田口さん、能登さんの美しい写真、本田武史さん、真壁喜久夫さん、伊藤聡美さんの記事、武田双雲さんと能登さんの対談、仙台縁日の特集記事、最後には両面ポスターも付いていて、充実の1冊です。
お値段は少々高いのですが、買う価値はあると思いました。

Sportiva  ポスター 1_Fotor_Collage
両面ポスター








そしてCM提携企業からも新発売のお知らせが届いています。

コーセーは、再びスペシャルコフレのウェブ限定発売のお知らせ。


本当に素敵なBOX入りで、みやびの香りもテクスチャーもとても心地よいものなので、買い逃していた方にはお薦めです。



AJINOMOTOからは羽生選手の写真入りの「しょーがギョーザ」の発売。


この餃子、油も水も無しで上手に焼けて便利です。
私も羽生選手と同じく餃子は大好きなので、冷凍庫の中の定番です。

写真入りのを見つけたら買いだめしてしまいます。


そして今日は『フィギュアスケート通信』の発売日です。




今日も本屋さんへ。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 07:55|Permalink

2021年04月02日

2つの炎の狭間で





「惑星ハニューにようこそ」の記事から。

世界選手権の結果を受けた、マッシミリアーノさんの想いが伝わってきます。
お忙しい中いつも素早い翻訳をしてくださるNympheaさん、ありがとうございます。



長文の一部を引用させていただきますが、全文は「惑星ハニューにようこそ」で是非お読みください。


【マッシミリアーノさんのポッドキャストライブ配信より】

Massimiliano Ambesi


マッシミリアーノ・アンべージ(M)伊ユロスポ解説者、ジャーナリスト
フランコ・クルカージ(F)元アイスダンス選手、Sport2uディレクター


M:彼はよりコンプリートで、本当に意味で技術と芸術を融合出来る選手だ。

僕にとって、彼のショートプログラムはこの世界選手権のハイライトだった。
完璧に実施された技術的要素、彼によって語られるストーリー・・・

ロビー・ウィリアムズの「Let me Entertain You」は演じるのが難しい曲だ。
しかし彼は誰にとっても難しいリズムを滑りこなすことが出来る。

僕は彼のショートを見てこう言った。
彼こそ現行の採点システムで最も評価されるべき選手だと。
何故なら全てが網羅されているからだ
技術と芸術の両方におけるエクセレンス

そしてこのプログラムが110-111点を獲得しなかったことは省察すべき案件だと思う。
4ルッツを降りたら、より高難度のジャンプだから自動的に+4か+5が保証され、一方、4トゥループはルッツより難度が低いから+2か+3というのはおかしいだろう?
この採点システムのルールブックにはそんなことは一言も書かれていない。
ルールでは各エレメントを個別に評価し、高いGOEに値する必要要件を満たしていたら高く評価する、と決められている。
GOEにジャンプの難度は関係ない。
例えば僕がイナバウアーからフェンスほどの高さのある2アクセルを跳び、流れるように着氷し、その後もフローを途切れさせることなくトランジションを入れたら、+5以外の評価は考えられない。
ダブルアクセルは簡単だから+5をあげない?
違うだろう!そんなことはルールブックのどこにも書かれていない。
にもかかわず、ジャッジ達によってこのように解釈されている。
これは大問題だ。

羽生のショートプログラムに戻るけど、この演技は最低でも110点に値した。
しかし彼は110点を獲得しなかった。
これは喚起すべき問題だ。

大会を制したネイサン・チェンは前例が僅かしかない圧巻の選手で、優れた曲芸師で極上のジャンパーだが、羽生のようなコンプリートなスケーターではない。

F:勿論だ

M:その彼が、フリープログラムでPCS96点を獲得したことは議論の余地があると僕は思う。
スケーティングの滑らかさ、ブレードの使い方、エッジワークと言う観点からスケーティングの質で明らかに彼より優れている選手がPCS90点止まりなのに。
勿論、誰よりも高難度のジャンプを全て成功させ、ライバルに対して大差を築いたネイサン・チェンが優勝に相応しかったことに変わりはない。
しかし、得点は氷上で披露された内容を反映していなかった。

F:勿論だ

M:もしネイサン・チェンがイタリアの国旗を背負って競技していたらPCSは96点ではなく88点だったと僕は確信している

F:(爆笑)

M:試合には勝っただろうけれど、PCSは96点ではなく、88点だった。
従って、この採点システムはもはや機能していない、ということを理解することに注意を向けなければならない。

(中略)

M:この世界選手権で最も美しく、意義深かった瞬間、記憶に残るプログラムは、と訊かれたら、僕は羽生のショートプログラム、羽生の演技と答える。
多くの意味に溢れるプログラム、驚異的なほど軽やかな滑り、全てにおいて高いクオリティ、リンクでスケートを習う子供達に教えるべきクオリティだ。

僕は一方でこのアスリートにまだ競技に時間を費やす意志があることを願っている。
いや、正直に言うと本当に願っているのかどうか分からない・・・

誰がこのスポーツを牛耳っているのかを見れば、彼はOK、もう十分だと言うことも出来る。
獲るべきものは全て獲ったのだから。
五輪金メダル2個、世界選手権金メダル2個。
8回出場した世界選手権でメダル7個、この快挙を成し遂げたのは戦後、彼を含めて2人だけだ。

F:彼にはもはや全ての名声がある。彼の権利だ。

M:そう、全ての名声。
間違いなく彼は4アクセルを追い求めて現役を続けるだろう。
彼は何が何でも試合で4アクセルを着氷したいと思っている。
しかも綺麗に着氷したい。彼が思い描く方法で。

何年も前に遡らなければならないが、羽生はジュニアグランプリに出場するためにイタリアに来た時から僕達にこう教えてくれている。

ジャンプは愛さなければならない。
リンクの片隅で単独で跳ぶものではない。
ジャンプの前後を装飾し、価値を与えなければならない。

つまり、羽生が目指す4アクセルは価値のある4アクセルだ。
得点面に関してだけではなく、パッケージとして完成されていなければならない。

だから間違いなく、彼はこの4アクセルに集中するだろう。

重要なことだから、これは言っておくが、フリー開始前、彼は喘息の発作を起こした。

F:それは知らなかった、そうだったのか・・・

M:ウォームアップに遅れて到着し、その後も問題があった。
勿論、彼はそんなことは言わないし、その上を行く。
しかし、僕達が見たのはベストの羽生ではない。
3アクセルに苦戦していたことを見れば、そのことに気付く。
身体が反応していないという印象を受けた。

前半がそうだった。いずれにしても後半では 4トゥループ/3トゥループ、4トゥループ/オイラー/3サルコウという高難度エレメントを彼の思い通りに決めて挽回した。
しかし、絶好調に見えた公式練習とは違い、ベストな状態の羽生ではなかった。
規格外の選手である彼でもこういう事が起こることはある。
もし彼が万全なら勝負はもっと面白くなっていただろうし、ショートで築いた点差を考慮すると、完璧に滑っていたら、彼が優勝していただろう。
しかし、「タラレバ」を言っても仕方がない


今後の彼の意向を見よう。
間違いなく試合で4回転アクセルを成功させるまでは引退しないだろう。
僕は幸運にもメラーノで彼を見ることが出来たから実質、彼が滑り始めた頃から彼を追っている。つまり、一目で僕に衝撃を与えたスケーターだ。
あの大会にはブレジナを始め、成長と言う点において彼より進んでいる選手が何人もいたにも拘わらず。

長年彼を追ってきた者としては、「もう十分じゃないか」と言いたい気持ちもある。
しかし、このエレメントを試合で決めて歴史を作りたいというこのアスリートの気持ちは理解できる。
彼は3アクセルを未だかつて見たことがないほど卓越したエレメントに昇華したから、今度は4アクセルを試合で決めた最初の人間になりたいのだ。

だから純粋に超絶技術という観点からは彼が続けてくれることに僕は満足している。

しかし人間的な視点からは、彼のような規格外のチャンピオンが、ノーミスの完璧な演技をしても、ジャッジから過小評価されるのを見るためにリンクに出ていく価値があるのだろうかと自問自答しまう。彼と道で出会ったら敬語を使い、それどころか彼を「貴殿」と呼んで敬わなければならないような連中から過小評価されるのを。

だから僕の気持ちは2つの炎の狭間で揺れている。
僕の心、彼がフィギュアスケートにもたらしたことに対する敬意の気持ちは「もう十分だ」と言っている。
つまり「現役を続け、君の真価が評価されない苦しみをこれ以上味わうのはナンセンスだ」と

その一方で、彼はまだまだ多くのことを与えてくれる、という気持ちもある。

プログラム冒頭で4アクセルを入れ、他の4回転ジャンプも入れたプログラムを完成させるなんて、数年前まで想像も出来なかったことだ。
つまり、彼は重力にも戦いを挑んでいるのだ。
4回転半は驚異的な難度だ。

つまり、これが僕の気持ちだ。
ファンとして、スケート関係者として
だから、この意味で今後何が起こるのか見ていこう。

F:僕はフィギュアスケートを多く見てきたし、実際に内部の人間として多く実践したけれど、君が語った、この4回転アクセルを彼がやりたいように前後に何か入れてパッケージとして完成させるという試みを、僕はイメージすることが出来る。実際にはまだ見ていないけれど。
もし羽生がこの夢を追い続け、実現することが出来たなら(出来れば君の実況で)、フィギュアスケート史のマイルストーンになるだろう。

M:勿論だよ、フランコ。
マイルストーンだ。
しかし彼のようなレベルのスケーター、五輪を二連覇し、この競技を想像を絶するレベルまで引き上げたスケーターは・・・・
今、僕達がリンクで見ているスケーター達は、彼と共に生まれた。
もし、羽生がフィギュアスケートをこのレベルまで引き上げなかったら、僕達はネイサン・チェンも見ていないだろう。

F:同感だ

M:そして、これだけのことを成し遂げたスケーターはジャッジ達に辱められるべきではない。
僕達がストックホルムで見たようなショートプログラムを滑るスケーターは107点を持ち帰るべきではない。
このことが大問題なのだ。
このことが省察すべきことなのだ。

(了)

21 World SP  小海途 3


マッシミリアーノさんが感じていることは、私を含め、ファンの多くの方も感じていることだと思います。

SPの採点のことも、FSでの減点の大きさのことも、他の選手との比較において、点数が常に相対的に低く抑えられていることも、その全てが羽生選手をもうこれ以上フィギュア界に君臨させたくないという、大きな圧力のようで、羽生選手がいくら努力しても、それは報われない努力なのだとしたら、もう十分だ、ここを立ち去ろう、と考えても不思議ではありません。
そして、もしそうしたとしても、いささかも羽生選手の功績と名誉を傷つけるものでもありません。

しかし、もう一つの気持ちは、羽生選手が最高にして(おそらく)最後の目標としている4回転アクセルの成功を見たい、そして彼と共に歓喜の涙を流したいという誘惑に勝つのもまた非常に難しいのです。

怒りの炎と期待の炎、二つの炎の間で揺れているのはマッシミリアーノさんと同じです。

マッシミリアーノさんのスポーツジャーナリストとしての正義感溢れる熱い気持ちにはいつも感動させられます。

2008年にイタリア北部のMeranoで行われたメラーノ杯で初めて羽生結弦を見た時から、彼の真価を見抜き、ずっとその進化を見続けて来てくれたマッシミリアーノさんです。


2008年ジュニアグランプリシリーズ・メラーノ杯


https://youtu.be/x7CRPUoK-ys

この時は5位という結果でしたが、マッシミリアーノさんは強い印象を受けたそうです。
それからずっと羽生選手を高く評価し続けてくれています。


もう一人、このメラーノ杯で結弦くんから強い印象を受けたという人物がいます。

今度の国別対抗戦に出場する予定の、イタリアのダニエル・グラッスル選手です。

メラーノに住むダニエル君はこの時6歳で、地元で開催されたメラーノ杯を見に行って、13歳の結弦くんと出会ったのです。

それ以来、結弦くんに注目して、愛犬には日本語で「KOORI(氷)」と名付けているそうです。
ダニエル君は今ではイタリアチャンピオンシップ3連覇中です。


ダニエル・グラッスル


というわけで、
もし国別対抗戦が無事に開催されたら、羽生選手を応援するのは勿論ですが、
インタビューでも、「憧れの選手は羽生結弦」と言うダニエルくんを応援したいと思っています



最後までお読みいただきありがとうございました。

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2021年02月26日

マッシミリアーノさん解説『天と地と』




『氷上の創造者』に掲載された、マッシミリアーノ・アンベージさんの全日本解説は3ページに亘って羽生選手の演技について解説していて、最後のページではFSの『天と地と』について語られています。



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一部抜粋させていただきました。


大勝利に終わった初披露

「全てのジャンプは極上のクオリティで実施され、全く力みを感じさせなかった。
余りにも簡単に実施されるエレメントの確固たる安定感が、高難度要素である全ての4回転ジャンプを極めて簡単なことのように見せていた。


20 全日本 FS 能登 2



羽生結弦は悠然とした佇まいの中で、同時にこの世のものとは思われないほど霊妙で、あらゆる動作が優美で、軽やかで、内面の平安が感じられた。

僅かな揺るぎもなく、演技開始と同時に楽曲『天と地と』の和の音色とそのストーリーに完全に同調しているように見えた」。



20 全日本 FS 能登 3



「これほど圧倒的な演技の後、私は個人的にまるで芸術作品を間近で鑑賞できる栄誉を味わったような、多大な幸福感を覚えた。

結弦の目標の一つは、希望のメッセージを吹き込むことだった。そしてこの目標は見事に達成された。


20 全日本 朝日新聞 2


要約すると、『天と地と』の初披露は大勝利に終わった。
フィギュアスケートの唯一無二のチャンピオンの競技人生において、羽生結弦はまたしても傑作を実現してみせた」。


20 全日本 FS 12



これほどまでに『天と地と』を美しい言葉で的確に捉えて表現してくれた解説者が他にいたでしょうか。

極めて日本的な曲と表現であっても、イタリア人であるマッシミリアーノさんは正確に理解して下さったことに感激しました。

優れた芸術作品は世界中どこでも通じる言語のようで、芸術を愛する人々の心には伝わっていくのです。




私は『天と地と』 というタイトルから想像すると、プログラムの表現は、地上の争いや戦いと、天上の平安を対比しているように感じます。

その衣装からは、鳥がさえずり花が咲き乱れる、上杉謙信公が深く帰依したという仏教の極楽浄土のイメージが湧いてきます。


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最後のポーズは地上に生き、戦い続ける者からの、天上への憧れを表現しているのでしょうか。


20 全日本 小海途 8



『SEIMEI』の和のスピリットを引き継ぎながら、さらに哲学的な精神性を帯びたような、ひとつ大人な感覚の素晴らしいプログラム。
一度観ただけで虜になってしまいました。


またいつか観る機会がいつかありますように。
それが仮に今シーズンでなくても、私はいつまでも待っています。


20 全日本 小海途 10





田中さんのダイアリー話題ですね!

田中宜明 ダイアリー 1


田中宜明 ダイアリー 2



こんなダイアリーがずっと欲しかった私は、実は毎年ダイアリーの表紙を自作していたんですよ!

これがあれば、今年はもう作らなくても大丈夫ですね



私の誕生日にはどんな結弦くんが現れるのかな?

それもとっても楽しみです!



そして『羽生結弦展 共に前へ』、仙台で無事開催されてよかった!
たくさんの方が見ることができますように。

仙台駅前の景色、懐かしいな。
いつかまた必ず行く場所。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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2021年02月24日

マッシミリアーノさんの全日本解説SP




昨日は夜遅くなってしまい、全部書けなかったマッシミリアーノさんの全日本選手権の解説の続きです。

SPについて、
不思議かつ理解できなかった判定

「初披露の『Let Me Entertain You』は多くの光といくつかの影が見られた演技だった。修正すべき細部がまだ幾つかあるものの、プログラムの持つ途方もないポテンシャルは明らかであり、あらゆるアイスアリーナを爆発させる必須条件が全て揃っている。
見る者を引き込む魅力的なリズムは、世界中のあらゆる地域の観客との間に連帯感を生むのに理想的である」。


20 全日本 SP 1



そして国内外で物議を引き起こした例のシットスピンについてはこのように書いています。

「演技は長い期間を経て久しぶりの試合だったことを考慮すると、非常に満足の行くレベルだった。

(中略)

一番の問題は足替えシットスピン(CSSP)で、テクニカルパネルはデビューの後、このエレメントをノーレベル(無価値)と判定した。テクニカルパネルの説明では、足替え後、シットポジションで2周回り切ったバリエーションが1つもなかったとのことだった。
フリーと違って、ショートではこの要件を満たしていないとスピンは無効になる。

実際、最後のバリエーションは既定の2回転に少し足りていないように見えたが、その前のバリエーションは完全に2回転している印象を受けた。おそらくレベル2またはレベル3(足替え後の最初のバリエーションで左足が、2周目が終わるまで横に残っていると判断した場合)の評価が妥当だったと私は思うが、判定はより厳格だった」。


演技中のLIVE映像では、
「足換えシットスピン レベル2 2.23点 GOE0.92」と表示されていました。
ジャッジはむしろ妥当な判定をしていたが、テクニカルコントローラーがそれを強引に無効としたように感じます。

厳しく採点するのは結構ですが、その厳しさは「羽生選手専用の厳しさ」であることが問題です。
全ての選手に同一の基準が適用されないならば、もうそれはルールとは呼べません。


20 全日本 SP cap 14 足替えシットスピン



そしてあの素晴らしいバックカウンターからの3回転アクセルについてはこう述べています。

一傍観者として、9人の内4人のジャッジが何故3回転アクセルがGOE満点に値しないと判断したのか、その理由を知りたい。 
一体何が足りなくて+5ではなかったのか?


エレメントが音楽に合っていなかったのか?

踏切から着氷までの姿勢が正しくなかったのか?

あるいはジャンプの前にステップがなかった、あるいは意表を突く入り方ではなかったのか?

この意味において、+5でなく+4を与えたジャッジにとっては、必然的に前述の3項目中2項目を満たしていなかったことになるが、正直なところ、笑ってしまう一方で怒りも覚えている



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本当にこの3回転アクセルのどこが+5に値しなかったのか説明して欲しいものです。


最後にこのプログラムへの期待について、このように述べています。

「このプログラムはここから世界選手権までの間に進化の一途を辿るのみであり、
最小目標は彼がこれまでに何度も叩き出した110点の大台を超えることである」

20 全日本 SP プロトコル

全日本のSPの点数はシットスピンが無効0点とされても103.53点という高得点でしたから、
110点というのは、マッシミリアーノさんとしては控え目に言ったのでしょうね。








昨日のニュースなので、皆さんご存知と思いますが、
羽生選手の卒業論文が学術誌に掲載されるとのことですね。

ニュースソースが女性週刊誌なので、いまひとつ信頼性はないのですが、卒論指導を担当した西村教授から取材したのであれば、信憑性は高いのでしょう。


羽生選手がこの研究を卒論テーマに取り上げたのは、将来の選手の正しい技術習得ため、そして今後の採点へのAI導入に役立てるためとのことでしたから、学術誌に掲載され多くの方に読んでいただくことで、AI導入の機運が高まることを期待したいと思います。

全日本のSPのように、世界中で「回った」、いや「回っていない」などと大騒ぎしなくても、
AIで自動的に回転数を割り出すことは簡単なことではないですか?
それを取り入れようとしないのは、テクニカルコントローラー及びジャッジが、
問答無用の権威を振りかざしたいだけのように思えます。


羽生選手は自分の演技に対する判定や採点について言及することはありませんが、
私自身は、彼が卒論にこれを取り上げたことが、無言の意思表示のように感じています。

卒論のテーマは、
「フィギュアスケートにおけるモーションキャプチャ技術の活用と将来展望」でした。




羽生結弦  卒業論文が学術誌に異例の掲載へ! 担当教授も絶賛
 
昨年9月に大学を卒業した羽生。フィギュアスケートのモーションキャプチャについて執筆した卒業論文は専門性の高い内容からも話題になっていた。 今回の地震の少し前、西村教授はちょうどその論文について羽生と連絡を取り合っているところだったという。 「羽生さんの論文が今度、学術雑誌に掲載されることになって、その打ち合わせでやり取りをしていました。通常、卒論は掲載しないのですが、羽生さんの論文について知りたいという声も多く、何より出来がよかったので特別寄稿してもらうことになったんです」

記事全文はこちら


今日も元気で練習できていますように!


最後までお読みいただきありがとうございました。

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2021年02月23日

マッシミリアーノ・アンベージ、羽生結弦を語る




『氷上の創造者』 に掲載された、マッシミリアーノ・アンベージさんによる羽生選手の演技についての評論は格調高く、また、ウィンタースポーツ専門のジャーナリストとしての長いキャリアを通じ、多くの選手やその業績にを見てきた人の目に、羽生結弦という選手がどのように映っているのかを知る上で、とても興味深いものでした。

今日はその中から一部を抜粋してご紹介したいと思います。

氷上の創造者 2-6



この状況が、彼をさらに成長させた

最初に昨年のGPシリーズを羽生選手が欠場したことについて、

「数か月前、二度のオリンピックチャンピオンは彼ならではの冷静さと確固たる意志によってグランプリ大会から合法的に辞退した。
決断の理由には説得力があり、パンデミックによって引き起こされた非常に困難な事態に十分な注意を払うように、という警告のように聞こえた。
これほど偉大なチャンピオンが、間違いなく苦悩した末に、このような極端な立場をとったことは、何が正しい優先事項なのか、この時点において、スポーツは優先事項ではありえず、また優先されるべきではないことを示す上で重要だった。
・・・
そして彼の判断は正しかった。スポーツ以前により重要なことがあり、純粋にスポーツという観点から考慮しても、今シーズンのグランプリ大会はほとんど意味のないものになったからだ。」


羽生選手がコーチの元を離れ、一人で全ての練習やり遂げなければならなかったことについては、

「身近に師範がいないことは、その時々のニーズに対応し、完全に自立して全ての決断を下すために、長い年月の中で学んだことを最大限に実施する機会だった。
つまり、彼の習慣を変えた8年という長い年月の後、日本国内で練習することになった羽生は、必然的にコーチと振付師の役割もこなさざるを得なくなった。
この状況は彼を更に成長させ、豊かにする絶好の機会であり、財産になったと私は確信している。
彼の責任感とモチベーションを一層高める状況であり、競技人生においてあらゆるタイトルを勝ち取った者は、いかなる種類の挑戦にも決して屈することは無いのだ」。


マッシミリアーノさんはこのように、羽生選手がコーチや振付師とのリモート練習をしつつも、大部分の時間は一人で練習し、試行錯誤しながらプログラムを完成させる過程を非常に前向きにポジティブに捉えています。

これは羽生選手が新しい能力を磨き、さらに大きく多様な彼の可能性を広げるのに役立つことは間違いありません。

この雑誌の記事を羽生選手は読んだのでしょうか。
きっと読んでいますよね。
こんな風にマッシミリアーノさんが考えていることを、羽生選手も嬉しく思っているのではないかな。

羽生選手の考えや決断を、このように理解し発信してくれる人が日本にもいてくれるとよいのですが、なかなか見当たらないのが残念です。


更にマッシミリアーノさんはショートプログラム『Let Me Entertain You』と、フリースケーティング『天と地と』についての詳しい解説もして下さっています。

次の記事ではそれについて書きたいと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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2021年02月16日

永遠のバラード第1番



今日、2月16日はソチオリンピックのメダルセレモニーの日でもあり、
同時にまた平昌オリンピックのSPが行われた日でもあります。


私は以前からマッシミリアーノさんのTwitterトップに、
「固定されたツイート」としてピン止めされているのを見ていましたが、
今夜はこれを皆さんと一緒に観れたらいいなと思い、シェアさせていただきます。


この動画が録画されたのはSPの翌日のことのようで、羽生選手の『バラード第1番』の解説だけでなく、ボーヤン・ジン選手、ドミトリー・アリエフ選手の4回転ルッツについて、
また、宇野昌磨選手の4回転フリップのプレロテやエッジ使いの問題など詳しく解説されています。

とても興味深い動画なので、是非最後までご覧ください。
およそ23分で、日本語字幕付きです。(スマホ視聴で日本語字幕が出ない場合はパソコンからご覧ください)
 

The Best There Is

The Best There Was

The Best There Ever Will Be


正にその通りで、ここに付け加える言葉はなにもありません。


18-2-16 SP 7_Fotor

私にとって、一生忘れられない

永遠の『バラード第1番』です。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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2021年01月01日

Happy New Year!!!



あらためまして
新年明けましておめでとうございます



朝からシャンパーニュというのは元旦とお誕生日くらいです


乾杯_Fotor


今年は結弦くんの全日本チャンピオン復帰も合わせて、新年を気持ちよく迎えることができました。



マッシミリアーノさんからも祝福が届いています。


人生とスポーツにおける模範である男性からの願いと希望のメッセージ。
全てのネガティブなことは克服され忘れ去られるという夢で、
2021年を始める良い方法。
Yuzuru Hanyuの貴重なメッセージと、今回の全日本選手権で成し遂げた成果に大きな感謝を。



ハビからの新年のメッセージ


2020年は奇妙な年だったけれど、僕は僕たちが過ごした良い時を忘れない。
皆さんすべてにとって、大切な人と共に健康と楽しい時間に満ちた1年になりますように。
Happy 2021!



プルシェンコさんからの新年メッセージは次男くんと一緒に。


HAppy New Ywar!
明けましておめでとうございます!
新しい幸せを!
みんな、健康と幸せを!



世界でも、日本でも、まだまだウィルスとの戦いは続きますが、

今年は少しづつでもよい方向に進んで行くことができますように。

今はそれが地球人全体の願いです。



今日はこれからNHKEテレで放送される新年恒例の

「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2021」を聴けば、

私の元旦の行事は全て終わります。

後は初夢で結弦くんに会えることを願うだけ。

20 全日本 SP sportiva 1



NHKEテレ 19:00~22:00

30分後です。

今年はイタリアの誇る巨匠、リッカルド・ム―ティ指揮なので楽しみです!
実力はもちろんですが、世界で一番カッコいい指揮者だと思っています。

ウィーンはロックダウン中なので、今年は無観客で行われますが、

90か国以上に同時配信され、世界中の人が同時に共有できるコンサートです。

よろしければ是非ご視聴ください。

音楽好きな結弦くんも聴いてくれるといいな。



本年もどうぞよろしくお願いいたします


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