フィギュアGPシリーズ2020

2020年10月28日

嬉しい時も悲しい時も上を向く




昨日、もう1冊の「羽生結弦の言葉」を近くのセブンイレブンでピックアップしてきました。



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セブンネットショッピング特別仕様です。

書店で買ったものと2冊並べると、別々の本のようです。


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しかしカバーを外すと同じ表紙が現れます。

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表紙もポストカードも両方とも素敵で選べず、1冊は手元用、もう1冊は保存用にします。


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この表紙の写真、いいですね。大好きです。

能登さん、いい瞬間を捉えてくれます。


羽生結弦の言葉 表紙


昨年の全日本の時だと思われますが、涙をたたえたような眼差しです。

悲しい時も上を向く
嬉しい時も上を向く
涙がこぼれないように。

そうして羽生結弦は強くなりました。


私も嬉しい時は上を向き、悲しい時はもっと上を向くようにしたいと思います。


「羽生結弦の言葉」、ベッドサイドに置きます。




ところで、当たり前の事ですが、今季GPシリーズの記録は公認記録にはならないことが正式に発表されました。

東スポWeb より

今季GPシリーズの得点は非公認 選手のモチベーションに影響必至


国際スケート連盟(ISU)の広報担当者は26日、新型コロナウイルスの影響で変則開催となった今季のフィギュアのグランプリ(GP)シリーズについて、得点は世界歴代最高や自己ベストなどISUの公認記録に反映しないと明らかにした。  今季のGPシリーズ6大会は、出場者を地元選手や開催国に拠点を置く選手らに制限。そのため開催国のジャッジにばらつきが出ることが懸念されていたが、公平性を保つためにISUが決断を下した格好だ。これにより、24日まで行われていたGP第1戦のスケートアメリカ、男子ショートプログラムでネーサン・チェン(21=米国)が出した、自己ベストを上回る111・17点も非公認となる。  もともと全日本選手権や全米選手権などのローカル大会や、GPシリーズ前に各地で行われる下部大会の得点は非公認だったが、今季はGPシリーズも同等の扱い。すでに新型コロナウイルスの影響で第2戦のスケートカナダ、第4戦のフランス杯が中止。12月に中国で予定されていたファイナルも同時期の開催を取り止め、延期か中止の判断を先送りにしているように、シリーズそのものの価値は暴落している。今回の得点非公認の決定で、選手たちのモチベーション維持が心配されるところだ。
(東京スポーツ)


最早これをGPシリーズと呼ぶこと自体、無理があるし相応しくないと思います。
名前も変えて欲しいところです。

NHK杯は今のところ観客動員して実施するらしいですが、感染しても自己責任という前提らしいですから、決死の覚悟で観戦しなければなりません。

今更ながら、羽生選手がこういう事態を想定して、自分を守ると同時にファンをも守ろうとして、欠場と言う決断を早期に下してくれたことに感謝しかありません。

もし、NHK杯に羽生選手が出場していたら、ファンはどんな危険を冒してでも現地に行こうとすることは分かりきっているからです。

私もきっとその内の一人だったと思います。

ISUの正式決定によって、ようやく心穏やかに、出場する選手たちの今シーズンの成果を見せていただくことができそうです。


結弦くんは新SPの練習と4Aの研究に没頭しているのかな。
いつか観られるその日まで、楽しみに待っています。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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2020年10月02日

GPシリーズアサイン発表*追記あり



予定より遅れましたが、ようやくGPシリーズのアサインが発表されましたね。


GPシリーズの公式サイトも昨日からオープンしています。
https://www.tv-asahi.co.jp/figure-gp2020/

  • 開催要項

  • ◆GPシリーズ各大会(アメリカ、カナダ、中国、フランス、ロシア、日本)は国内運営大会となる。
  • 各選手はGPシリーズ1大会のみ出場。

  • ◆GPシリーズ各大会への参加は、以下に制限される。
    1. ①開催国の選手、審判、大会役員
    2. ②開催国で通常練習している選手
    3. ③各エリアの地理的条件で招待された他国の選手

  • ◆GPファイナルは延期が決定。開催時期、出場人数、出場条件は未定。


アメリカ、カナダ、中国、フランス、ロシア、日本、での各大会は開催されますが、
北京でのGPファイナルは延期が決定されています。


ここに来て、アメリカ、ヨーロッパでの感染者が再び増加しているのが気掛かりですが、
出場される選手、関係者に感染が広がらないよう、万全の態勢で実施して欲しいです。

余談ですが、本日は米国のトランプ大統領夫妻のコロナウイルス感染とそれに伴う自主隔離も発表されています。
次の候補者討論会が10月15日に予定されていますが、これも延期になるのでしょうか。
大統領選にも大きな影響が出てきそうです。



さて、GPシリーズ各大会の主な出場選手は次のようになっています。 ★ 第1戦スケートアメリカ(10月23~25日、ラスベガス)
GPシリーズ2020 アメリカ
 男子=ネーサン・チェン、樋渡知樹(ともに米国)、
キーガン・メッシング(カナダ)ら12人  女子=マライア・ベル、グレーシー・ゴールド(ともに米国)ら12人


第2戦スケートカナダ(10月30日~11月1日、オタワ)
GPシリーズ2020 カナダ
 男子=ジェーソン・ブラウン(米国)、車俊煥(韓国)ら8人  女子=宮原知子ら7人  
第3戦中国杯(11月6~8日、重慶)
GPシリーズ2020 中国
 男子=金博洋(中国)ら6人  女子=ホンジー・チェン(中国)ら6人


第4戦フランス杯(11月13~15日、グルノーブル)
GPシリーズ2020 フランス
 男子=宇野昌磨、島田高志郎、ケビン・エイモズ(フランス)ら12人  女子=紀平梨花ら12人
第5戦ロシア杯(11月20~22日、モスクワ)
GPシリーズ2020 ロシア
 男子=ミハエル・コリャダ、ドミトリー・アリエフ、
アレクサンドル・サマリン
(いずれもロシア)ら12人  女子=アリョーナ・コストルナヤ、エフゲニア・メドベージェワ、
アレクサンドラ・トルソワ、アンナ・シェルバコワ、
エリザベータ・トゥクタミシェワ
(いずれもロシア)ら12人
第6戦NHK杯(11月27~29日、大阪)
GPシリーズ2020 日本
 男子=本田ルーカス剛史、鍵山優真、木科雄登、三浦佳生、三宅星南、
佐藤駿、須本光希、田中刑事、友野一希、山本草太、吉岡希
の11人  女子=荒木菜那、樋口新葉、本田真凜、川畑和愛、河辺愛菜、松生理乃、
三原舞依、坂本花織、浦松千聖、山下真瑚、横井ゆは菜
ら12人  アイスダンス=深瀬理香子&張睿中組、小松原美里&ティム・コレト組、
村元哉中&高橋大輔組
の3組
 


主な出場選手の中に写真にはありませんが、NHK杯に三原舞依選手が復帰できたのは個人的にはとても嬉しいです。
難病とされる持病と闘いながらもスケートを続けていくのは、可憐な容姿からは想像できないほどの強い精神力の持ち主なんだろうなと思います。
舞依ちゃんの透明感ある、妖精が舞っているようなスケートが大好きです。


三原舞依

スポーツ報知より)



GPシリーズの試合は、通常ならば男女シングル6人ずつ、ペアとアイスダンス6組が出場して戦いますが、今年は大会ごとに選手の数もバラバラで、北京でのGPFも開催延期で、実際どうなるか分からない状態です。
これは競技会というよりも、出場したい選手は全員参加OKの発表会のような感じになるのでしょうか。
ISUのポイントも付かないとなると、やはりこれは羽生選手の推察力、決断力は正しかったなと、再認識しました。


羽生結弦選手コメント全文
 日本スケート連盟H.P.(PDF)より

「新型コロナウイルスと気管支ぜんそくの関係性については、まだ確証となるものはなく、情報も十分ではないので判断が難しいところですが、呼吸器系基礎疾患を有する者が新型コロナウイルスに罹患した場合、重症化しやすいとの情報もあるので、可能な限り慎重に行動したいと考えています。

また、気管支ぜんそくに関係なく、一部の選手が新型コロナウイルスに罹患した後、後遺症によって選手活動が困難になってしまっている点からも、慎重に行動を検討する必要性があると思っております。

現段階で、カナダ在住のオーサーコーチが日本での試合に帯同するために来日することが困難であることが予想されます。一方、私が日本からカナダの試合に出場する場合は、カナダ入国後2週間の自己隔離が必要となります。その期間、練習など一切のスケートの活動ができないため、選手にとって万全の状態で試合に臨むことができません。

このコロナ禍の中、私が動くことによって、多くの人が移動し集まる可能性があり、その結果として感染リスクが高まる可能性もあります。

世界での感染者数の増加ペースが衰えておらず、その感染拡大のきっかけになってはいけないと考え、私が自粛し、感染拡大の予防に努めるとなれば、感染拡大防止の活動の一つになりえると考えております。

大変残念ではありますが、以上の理由から、今シーズンのISUグランプリシリーズを欠場することを決心いたしました。一日も早く新型コロナウイルスが収束することを願っております。」

来年のGPシリーズが始まるころには、羽生選手がなんの心配なく出場できる環境になっていますように。


19 GPF  SP cap  2_Fotor
(2019 GPF)



そして、今回出場される選手の皆さん、運営スタッフの皆さんに感染者がでないよう祈ります。



<追記>

「羽生結弦は助走をしない」、「羽生結弦は捧げていく」の著者である高山真さんがご逝去されました。

高山さんにはフィギュアスケートについてまだまだ書きたいことが沢山あったことと思います。

心のこもったエッセイや著作をもっともっと読ませていただきたかったです。



6月ころから体調が悪化していたのでしょうか。

2020.6.19
特設エッセイ 羽生結弦は捧げていく 第22回    

まだまだ見たいものがある、書きたいものがあるからこそ、ご報告いたします

https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/column/skate2/7896


最後のエッセイは8月6日付けになっています。

2020.8.6
特設エッセイ 羽生結弦は捧げていく 第23回 

羽生結弦をはじめ、すべてのスケーターに励まされ、パワーをためています…

https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/column/skate2/9976



ただただ残念で、悲しい気持ちでいっぱいです。
遺して下さった著書を大切にします。

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心よりご冥福をお祈りいたします。




最後までお読みいただきありがとうございました。

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