パンデミック
2020年03月24日
これからのこと
ようやく SOI八戸公演の中止、横浜公演の延期、
そしてオリンピックの延期が一気に決まりました。
何よりもアスリート並びに観客、スタッフの健康と安全が第1なので、本当に良かったです。
FaOIだけがまだ決定を先延ばしにしていますが、今年のオフシーズンのアイスショーは全てなしということにならざるを得ないと思います。
ただ、心配はもう来シーズンのことです。
例年10月に始まるGPシリーズは、アメリカ、カナダ、ロシア、フランス、中国、日本の6か国の会場で開催されるわけですが、現状の移動の自由の制限が10月までに全て解除されるとは到底想像できません。
うまくいった場合でもワクチンができるのは1年以上先でしょうし、特効薬が急にできるわけでもありません。
すると、10月からのGPシリーズは中止の可能性も多分にあるのではないでしょうか。
いえ、もしかしたら、全日本も世界選手権もないかもしれません。
1年後に全てが終息して、国際的な移動の自由が保障され、大規模なスポーツイベントや芸術イベントが許可されているとは保証されていません。
今回のパンデミックによって、
世界中を自由に移動して、好きなものを観て、好きなものを食べて、色々なお店でショッピングを楽しんで、そんなことがいかに贅沢なことだったのかと思い知らされました。
当たり前と思っていた生活は、疫病という波であっという間に壊れ去ってしまう砂の城だったのです。
羽生選手は大震災を経験しているからこそ、そんな人間の存在の脆さをイヤと言うほど知っていることと思います。
幸いにして私は戦争も、大災害も、経験したことがありませんが、今回初めて、大災害、戦争、パンデミックという、個人の力ではどうしようもない事態の一つに遭遇したわけです。
きっと戦争も地震も津波も、こんな風にある日突然人々の上に襲い掛かり、全ての幸福と日々の平穏を奪い去ってしまうものなのだろうと実感することが出来ました。
敢えて不幸中の幸いとも言えるのは、これが国家間の戦争ではなかったことかもしれません。
パンデミックとの戦いは国際協調なしでは戦って勝利することはできません。
神がこのような人類共通の敵を遣わして、人類に結束を促しているのだとでも考えれば、パンデミック後の世界に何か良い結果をもたらすことができるかもしれません。
私はいかなる宗教も信仰していませんが、それでもなにか見えない神の采配を感じてみたくなったりもしています。
今は羽生選手の安全と健康を祈りつつ、今できる仕事、今できる読書、今までできなかった時間のかかること、etc. をこなしていこうと考えています。
いつかまた氷の上を滑る幸福に満ちた羽生選手に会えることを信じて。
涙が溢れます。
羽生選手が今どこにどうしているのかも全く分かりませんが、
どこかで少しでも練習できているようにと願っています。
全ての活動が制限されている中で、今度羽生選手に会えるのはいつになるのでしょうか。
おそらくこのウイルスの問題が一段落するまでは、その姿を見られることはないような、実はとても悲観的な気持ちでいます。
記事の更新はしばらく不定期になるかもしれませんが、羽生選手への気持ちはどんな時も変わりません。
皆さま、どうぞ健康に万全の注意を払ってお過ごしくださいね。
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2020年03月12日
遂に世界選手権中止!
フィギュアスケート世界選手権が中止
新型コロナウイルス
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、カナダで今月18日から競技が行われる予定だったフィギュアスケートの世界選手権が中止されることになりました。これは国際スケート連盟が11日、発表しました。ことしの世界選手権はカナダのモントリオールで開かれ、男子シングルには羽生結弦選手が、女子シングルには紀平梨花選手などが出場する予定でした。
NHK NEWS WEB より
ようやくISUより正式発表がでました。
開催まで1週間を切っているギリギリの決定でした。
それに先立って、本日深夜にWHOが今回のCOVID-19をパンデミックと認定したことも影響したのだと思います。
新型コロナは「パンデミック」 WHOが表明
3/12(木) 1:49配信
記事全文はこちら
ともかくひとまず、選手と観客の安全のためによい決定です。
今後のことは分かりませんが、10月以降に延期するという可能性もあるらしいです。
しかしその頃はもう次のシーズンと重なってしまいますね。
今回は特殊な事情ですから中止ということでよいのではないでしょうか。
フィギュア世界選手権が中止 羽生結弦ら出場予定も
3/12(木) 4:43配信
カナダ・ケベック州政府は11日(日本時間12日)、フィギュアスケート世界選手権(モントリオール、16~22日)を中止すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、同州の保健省が開催可否を協議していた。
発表の約3時間前には世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が「パンデミック(感染症の世界的な大流行)」を宣言。開催が危ぶまれていた中で決定打となり、現地時間の11日午後3時30分(日本時間12日午前4時30分)に「キャンセル」声明が出された。
日本からは男子の羽生結弦(ANA)宇野昌磨(トヨタ自動車)や女子の紀平梨花(関大KFSC)らが出場し、既に複数選手は現地に入って調整していた。特に羽生は前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦する意向を示しており、その完成度が注目されていた。日本からも多数のファンが渡航する予定だった。
国際スケート連盟(ISU)やカナダスケート連盟は直前まで「予定通り開催する」と強調。最終日の22日には今季創設された「ISUスケーティングアワード」の初開催を控え、主催者側が報道陣にも検温を義務付けるなど開催へ執念を見せていたが、世界規模の緊急事態を受けて断念せざるを得なかった。
しかし完成形を目指していたSEIMEIはどうなってしまうのか、それだけはとても心残りです。
でも、それはまたゆっくり考えよう。
今は安全確保が一番大切!
また結弦くんに会える日を楽しみにこの困難な時期を乗り越えよう。
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