パトリック・チャン
2022年02月24日
パトリックからのメッセージ☆キャンペーンラッシュ
今日は朝からウクライナのニュースで他のことが手につかず、
その上どうしたことか大切に使っていた記念の品のバカラのイヤータンブラーが、パカッと割れてしまったのです。



今日はもう外出したくない!と思い、今日発売のNumberも買いそびれました。
しかし編集部からパラパラ動画が上がっていました。
#Number最新号 「北京五輪熱戦譜」、本日発売です!(首都圏基準)#羽生結弦 #YuzuruHanyu #小林陵侑 #平野歩夢 #高木美帆 #鍵山優真 #宇野昌磨 #坂本花織 #村瀬心椛 #小平奈緒 #高梨沙羅 #カーリング #パシュート #香取慎吾 #北京五輪 #Beijing2022 #TEAMJAPANhttps://t.co/QomliPDT68 pic.twitter.com/ofWgFoQdvd
— Number編集部 (@numberweb) February 24, 2022
完全保存版 北京五輪熱戦譜 BEIJING 2022
※羽生結弦、鍵山優真、宇野昌磨、坂本花織、髙木美帆、森重航、小林陵侑、渡部暁斗、
平野歩夢、村瀬心椛、堀島行真、カーリング女子らの17日間の涙と歓喜の戦いを徹底詳報!
※香取慎吾×パラアスリートの座談会も収録! !
<特集コンテンツ>
【ドキュメント】
羽生結弦「史上最強の自分と跳べた」
【前人未到の挑戦を見て】
羽生結弦へのメッセージ。
パトリック・チャン/白井健三/ジェフリー・バトル/指田フミヤ
パトリックからのメッセージもここに掲載されているのですね。
[前人未到の挑戦を見て]羽生結弦へのメッセージ――パトリック・チャン「以前に比べて自信に満ち、何より存在感がぐっと増した」 https://t.co/GtCzCqXOFz #フィギュアスケート
— iceangelo (@iceangelino) February 24, 2022
8年前のソチ五輪、羽生結弦の最大のライバルとして金メダルを競ったパトリック・チャン。現在住むバンクーバーから取材に応じ、羽生について語ってくれた。
「男子の闘いは素晴らしいものでしたね。ぼくはもう競技から引退して4年になるけれど、ユヅは2014年のソチオリンピックで一緒に戦ってから、この8年で何と遠くまで到達したのだろうかと感動しています」と、パトリックは口火をきった。
「ソチオリンピックまでの自分は3度世界タイトルを手にして、高く評価されていたスケーティング技術に4回転をSP、フリーで合計3本加えて、当時はこのスポーツのパイオニアだと自認していました。ユヅはその地位を継承して、このスポーツを誰も到達できなかったレベルまで高めて行ってくれたと思っています」
フリーで4回転アクセルに挑戦していなければ、メダルを獲得していただろうという意見もあるが、彼はどう感じたのか。
「SPでの不運なミスがあってから、彼はフリーに向けてもう失うものは何もないと感じていたのではないでしょうか。彼は2度もオリンピック金メダルを手にしてきたのだから、今更銅メダルを手にすることにはあまり意味を感じなかったのだろうと思う。それよりももっと大きな目的を持って、このスポーツの未来のために男子の次のステップは何かと考えて挑戦したのだろうと思うんです。見ていたファンにとっても、とてもエキサイティングでした。もちろん成功していたら素晴らしかったし、片足で立っていることができたら良かったと思う。でも彼はその後2度の4回転とトリプルアクセルを成功させ、演技をまとめた。それがいかに難しいことだったか、人々はもっと評価してあげて欲しいと思います」
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
パトリックが一流のアスリートであったことを証明するようなの素晴らしいコメントで感動しました。
続きは明日購入して読もうと思います。
そして今日はコーセーさん、西川さんからキャンペーンのお知らせが一気に来ています。
/#羽生選手 から
— 雪肌精 SEKKISEI 公式(JAPAN) (@kose_sekkisei) February 24, 2022
バースデーメッセージが届く💌
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本日20:00頃から、購入件数やご応募方法などライブで詳しくご説明いたします📱✨
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本日20:00からインスタライブで詳しく説明してくださるそうです。
⇒ ライブ • Instagram
西川さんは


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トランプは無理でもオリジナルマルチケースなら。
しかし、オリンピックが終わるのを待っていたように、ロシアのウクライナ侵攻というニュースを目にするのは本当に悲しいことです。
黒海沿岸と言えば、ソチを思い出します。
どうか一刻も早く平和が戻りますように。
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2021年12月06日
分水嶺を越えた日
今日、12月6日は、結弦くんの誕生日前日ですね。
8年前の12月6日は記念すべき日でした。
2013年12月6日は羽生選手がGPファイナルで初優勝した日だったのです。
それまでの3年間、世界選手権を3連覇して、フィギュア界に君臨してきた王者パトリック・チャンに初めて勝てた試合でした。
ここから結弦くんの大躍進が始まります。
正に、分水嶺となった試合でした。
SPは8年前の12月5日、そしてFSは12月6日でした。
18歳の最後の日に、結弦くんは分水嶺を越えたのです。
結弦くん金メダル、織田さん銅メダルの表彰式。
博多織のメダルリボンと扇形のブーケが美しかった。
何度観ても感動するSP『パリの散歩道』と、FSの『ロミオとジュリエット』をもう一度ご覧ください。
驚くべき才能の持ち主。
いきなりのアクセル、踏み切り準備期間もなく。
フットワークも素晴らしい。
腕の動きが素晴らしい。表現力がとても豊かだ。
細かいところまで行き届いていて。
そしてジャンプの着氷。
「ボクにはできる!」っていう自信に満ちた・・・でも、そこには傲慢さは微塵もない。
素晴らしい演技のスタイル。これ以上は期待できないほど。
本当に素晴らしかった。驚くべき才能ですよ。
これが、これからユヅルを待っている、沢山の優勝の幕開けなんだから。
今も8年前も結弦くんの演技のスタイルは変わりません。
自信に満ちた、でもそこには傲慢さは微塵もない。
そして今日は結弦くんの26歳最後の日。
明日から始まる27歳の日々が、幸せに満ちたものとなりますように。
お読みいただきありがとうございました。
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2020年08月02日
英雄、英雄を知る
ロシア女子の移籍問題を考えると、同じリンクでライバル同士が練習するのは、一見華やかで楽しそうに見えても、実はとても過酷で大変なことなのは想像できます。
(2020年欧州選手権、ロシア女子が表彰台を独占)
切磋琢磨といえば、聞こえは良いけれど、毎日が激烈な競争でしょうから。
かつて羽生結弦選手にも、パトリックやハビを追いかけていた時代がありました。
ソチオリンピック当時、多くの人達がその時点で世界選手権3連覇していたパトリックがオリンピックでも金メダルを獲るだろうと考えていたはずです。
しかし金メダルは羽生選手のもとへ。
その時のパトリックの気持ちを想像すると、どんなにか辛かったでことしょう。
しかし、彼は後日、羽生選手が金メダルに相応しかったと認めています。
そして、言うまでもなく、ハビとは同じリンクで練習しながら、かけがえのない友情を育みました。
羽生選手は今でもハビのサインが入ったiPod を愛用しています。
過去にこの3人について書いた記事があります。
「ユヅルとハビとパトリック」(2019年4月26日記事)
今日はその過去記事をそのまま再掲させていただきたいと思います。



今日発売のNumber、巻頭特集は
羽生結弦×ハビエル・フェルナンデス
そして
羽生結弦×パトリック・チャン
「彼は心の底からの戦士だった
羽生結弦×ハビエル・フェルナンデス」
「オリンピックと言うのは他の試合とは違ったプレッシャーがある。そこで普段のトレーニングをでやっていることを繰り返すことで、気持ちが落ち着くんです。ユヅと一緒にエッジワークをやったのは、別に前もって打ち合わせをしていたわけでなく。自然に起きたことでした。いつものホームリンクでの練習で積み重ねてきた想いが浮かんで、心が落ち着きました。
あのときは、もちろんユヅはもっとも強力なライバルではあったけど、同時に彼はトレーニングメイトなんだという気持ちもはっきりと感じました」

「彼の強さがどこから来るのか、わからない。
ただわかっているのは、彼は心底から戦士であるということ。
自分を信じる気持ちが強く、出場する全ての試合で勝たなくてはならないという強い思いをもって、自分自身にプレッシャーをかける。そしてここぞというところで、普段の実力以上のものをだして見せる。ぼくは出場する試合のすべてで勝たなくては、とは思わない。その時々でのコンディションがありますから。
でも彼は、試合に出るからには絶対に一番になるという気合で行く。その気力が彼の強さを支えていると思います」


アナザーストーリーや文芸春秋の記事で語られていたように、ユヅとハビの友情は本当に稀に咲く貴重な花のような存在だと思います。
ライバルであり、友であり、良き理解者であったハビがいたことで、どんなにかこの7年間が豊かなものになったことでしょう。
永遠に語られる伝説の二人になりますね。
「ユヅルが切り拓いた新時代」
羽生結弦×パトリック・チャン
「2013年カナダ世界選手権でタイトルは手にしたものの、下から追い上げられているのをひしひしと感じた。本当はトップにいる選手は後ろではなく前を見なくてはいけないのに、ぼくは差が詰まっていることに気をとられてしまったんです」

その新時代が始まったのは、間違いなく2014年のユヅルからだったと思う。彼が今の新しい世代、ネイサン、ショーマらの、新しいフィギュアスケートの世代を築いたのです」
「ユヅルが平昌で2度目の金メダルを手にするのを目にしたときに、思いがけない感動がわいてきたんです。実を言うとソチオリンピックでは、まだそれほど経験のない新人に負けてしまったという忸怩たる思いをなかなか拭い去ることができなかった。
でもユヅルがソチから見せた成長ぶりと、彼の歩んできたオリンピック2連覇への道のりを目にしたとき、この素晴らしい物語の中に自分も参加できたことを誇りに思いました。ソチオリンピックの結果はなるべくしてなったのだ、と自分を納得させることができた。
これほどの選手だったのだから、自分が負けたのは仕方のないことだったのだということを、ユヅルが平昌で証明してくれたのです」
ユヅとハビの物語は色々なところで語られていますが、パトリックがユヅについて語るのは初めてのような気がします。
ソチオリンピックでは、それまで世界選手権3連覇していたパトリックが、まだ世界選手権で1度も優勝したことのなかったユヅに負けて、どんなにか悔しかったことでしょう。
しかし、パトリックは流石です。
ユヅのオリンピック2連覇に向かう困難な道のりを見て、この素晴らしい物語の中に参加できたことを誇りに思う、とまで言ってくれているのです。
自らの敗北をフィギュアスケートの歴史の中の一場面として昇華したのです。
改めてパトリックの人間としての器の大きさを知りました。
(過去記事ここまで)

(2017年四大陸選手権のグリーンルーム。この時勝てなかった羽生選手の肩にそっと添えられたパトリックの手が忘れられない。)
ハビとパトリックだけでなく、今、話題の渦中の人となっているプルシェンコさんも、
「今は君が僕のアイドルです」とまで言ってくださり、いち早く羽生選手の素晴らしさを認めてくれていましたね。
全ての人ができることではありません。
しかし、「英雄、英雄を知る」と言います。
真に優れた者は、真に優れた者を認められるということです。
全力で戦い、その結果を受け入れることができるのは、真に強い者だけです。
ついでですが、ショパンの英雄ポロネーズ。




いつか是非滑ってくださ~い!!
今日の午後はFaOI 2018 金沢公演2日目と3日目の2公演分が一挙放送されます。
<金沢公演 2日目>■8月2日(日) ひる12:00~
<金沢公演 最終日>■8月2日(日) 午後3:10~
日曜の午後の楽しみ

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2020年01月31日
カンヌンアイスアリーナの4CC
今日で1月も終わり。
2月に入れば、直ぐに節分、立春、そして四大陸選手権です。
羽生選手は2011年、2013年、2017年に四大陸選手権に出場していますが、
印象深いのはやはりカンヌンアイスアリーナで行われた2017年です。
この場所が翌年の平昌オリンピックの会場になると分かっていたので、羽生選手にとっては会場を見ておくという貴重な機会でした。
この時も空港到着時からしっかりとマスク着用でした。

今年はマスクは勿論のこと、大勢の人が待ち受けるロビーは避けてほしいものです。
会場に着いた羽生選手は早速リンクの外観を撮影していました。
真剣な表情です。
リンク内では、会場を見回して、翌年のオリンピックを思い描いているようでした。
この頃はまだ羽生選手の傍にはいつも菊池さんの姿がありましたね。
バックステージでは韓国語で一生懸命あいさつしたり、
ネイサン・チェン選手のアルトゥニアンコーチにサインを求められたりもしました。
カッコいいSPのレッツ・ゴー・クレイジーでは冒頭の4Loを鮮やかに決めましたが、次の3S+3Tが2S+3Tとなってしまうというミスがありました。

しかしFSのホープ&レガシーではシーズンベストを出し1位でした。
SPのジャンプミスが響いて、総合では2位という悔しい結果になってしまいました。
この時のネイサン選手の衣装がとても印象的でした。
この頃はバレエ的な表現も見られましたが、今では衣装も、演技もシンプル化し、点数を取るということに目標を絞り込んだという感があります。
羽生選手はしかし、平昌オリンピックでは見事に優勝して2連覇できたのですから、この2017年の四大陸選手権はとても有意義な試合だったと言えると思います。
フィナーレでは韓国のフラワーガールたちに囲まれて、身動きできないような状態でした。
少女たちの表情が、もう、感無量という感じですね。
もう一つ印象的だったのは、パトリック・チャン選手との関係が明らかに変わっていたということでした。
ソチで羽生選手に敗れたことで、パトリック・チャン選手にはやはり羽生選手へのわだかまりのようなものがあったと思うのですが、この試合ではチャン選手とすっかり打ち解けた様子で話したり、フィナーレではサイド・バイ・サイドも見せてくれました。
この写真の、結弦くんを労わるようなパトリックの手が好きです。
パトリックとユヅのサイド・バイ・サイドって貴重!
ぴったり合ってる!
チャン選手が羽生選手を完全に認めてくれたことが感じられてとても嬉しい気持ちになりました。
フィナーレの最後、リンクを離れる前に、いつもより長く氷に話しかけていたような羽生選手ですが、きっとオリンピックでの勝利を誓っていたのでしょうね。
そして翌2018年、同じカンヌンアイスアリーナで、こういう結果が待っているとは、
この時の羽生選手も、私達も、まだ知らなかったわけです。

氷に誓った約束を果たした瞬間です。
本当にドラマチックなカンヌンアイスアリーナでの出来事でした。
時差ボケを防ぐため早めに日本に帰国して、
そしてコロナウィルスの感染を防ぐため、試合ギリギリまで日本で調整してくれたらいいなと願っています。
ブログ訪問ありがとうございます。
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2019年04月26日
ユヅルとハビとパトリック
今日発売のNumber、巻頭特集は
羽生結弦×ハビエル・フェルナンデス
そして
羽生結弦×パトリック・チャン
「彼は心の底からの戦士だった
羽生結弦×ハビエル・フェルナンデス」
「オリンピックと言うのは他の試合とは違ったプレッシャーがある。そこで普段のトレーニングをでやっていることを繰り返すことで、気持ちが落ち着くんです。ユヅと一緒にエッジワークをやったのは、別に前もって打ち合わせをしていたわけでなく。自然に起きたことでした。いつものホームリンクでの練習で積み重ねてきた想いが浮かんで、心が落ち着きました。
あのときは、もちろんユヅはもっとも強力なライバルではあったけど、同時に彼はトレーニングメイトなんだという気持ちもはっきりと感じました」

「彼の強さがどこから来るのか、わからない。
ただわかっているのは、彼は心底から戦士であるということ。
自分を信じる気持ちが強く、出場する全ての試合で勝たなくてはならないという強い思いをもって、自分自身にプレッシャーをかける。そしてここぞというところで、普段の実力以上のものをだして見せる。ぼくは出場する試合のすべてで勝たなくては、とは思わない。その時々でのコンディションがありますから。
でも彼は、試合に出るからには絶対に一番になるという気合で行く。その気力が彼の強さを支えていると思います」

アナザーストーリーや文芸春秋の記事で語られていたように、ユヅとハビの友情は本当に稀に咲く貴重な花のような存在だと思います。
ライバルであり、友であり、良き理解者であったハビがいたことで、どんなにかこの7年間が豊かなものになったことでしょう。
永遠に語られる伝説の二人になりますね。
「ユヅルが切り拓いた新時代」
羽生結弦×パトリック・チャン
「2013年カナダ世界選手権でタイトルは手にしたものの、下から追い上げられているのをひしひしと感じた。本当はトップにいる選手は後ろではなく前を見なくてはいけないのに、ぼくは差が詰まっていることに気をとられてしまったんです」

その新時代が始まったのは、間違いなく2014年のユヅルからだったと思う。彼が今の新しい世代、ネイサン、ショーマらの、新しいフィギュアスケートの世代を築いたのです」
「ユヅルが平昌で2度目の金メダルを手にするのを目にしたときに、思いがけない感動がわいてきたんです。実を言うとソチオリンピックでは、まだそれほど経験のない新人に負けてしまったという忸怩たる思いをなかなか拭い去ることができなかった。

でもユヅルがソチから見せた成長ぶりと、彼の歩んできたオリンピック2連覇への道のりを目にしたとき、この素晴らしい物語の中に自分も参加できたことを誇りに思いました。ソチオリンピックの結果はなるべくしてなったのだ、と自分を納得させることができた。
これほどの選手だったのだから、自分が負けたのは仕方のないことだったのだということを、ユヅルが平昌で証明してくれたのです」

ユヅとハビの物語は色々なところで語られていますが、パトリックがユヅについて語るのは初めてのような気がします。
ソチオリンピックでは、それまで世界選手権3連覇していたパトリックが、まだ世界選手権で1度も優勝したことのなかったユヅに負けて、どんなにか悔しかったことでしょう。
しかし、パトリックは流石です。
ユヅのオリンピック2連覇に向かう困難な道のりを見て、この素晴らしい物語の中に参加できたことを誇りに思う、とまで言ってくれているのです。
自らの敗北をフィギュアスケートの歴史の中の一場面として昇華したのです。
流石に一流選手だなと、改めてパトリックの人間としての大きさを知りました。
新しい道を歩んでいるパトリックの未来が幸多いものであることは間違いないと確信しました。
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