バラード第1番

2023年08月02日

ツィメルマン リサイタル / 羽生結弦様からお中元





大分先のことになりますが、12月にポーランドのピアニスト、クリスチャン・ツィメルマンのリサイタルがあります。 

ツィンメルマンさんは1975年の第9回ショパンコンクールで史上最年少の18歳で優勝し、

今日では世界で最も高く評価されているピアニストの一人です。



ツィメルマン リサイタル 2023



皆さまご存じのように、羽生選手の珠玉のプログラム『バラード第1番』はツィメルマンさんの演奏が使われています。


今日からぴあ先行発売があり、10時の発売開始時にはなかなかネットに繋がらず焦りましたが、どうにかサントリーホールのチケットを取ることができました。


まだ演奏プログラムも未定ですが、『バラード第1番』弾いてくださったらいいな~



リサイタルチケットは、ぴあ では発売中、ローチケでは8月5日から購入可能です。



一番大好きな平昌オリンピックの『バラード第1番』

何回観ても、その度に感動します。




観ているだけで涼しくなるような、夏の清涼剤のような『バラード第1番』です。


結弦君もお忍びでツィメルマンさんのコンサートに来れたらなぁと、妄想が膨らみます。





今日は嬉しいお届け物もありました。


羽生結弦様からのお中元が届きました。

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素敵なポストカードも。


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私は雪肌精みやびのローションを冷蔵庫で冷やして、朝晩使っています。

香りも大好きです。


『バラード第1番』と結弦くんからのお中元で、涼やかな一日となりました。


しかも今日はハニュー(8 2)の日なのですね!



8月2日、良い一日でした。



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2023年02月16日

奇跡のバラード第1番




今日は2月16日。
5年前の今日は平昌オリンピックのSPの日でした。


今思い出してみると、怪我の状態が本当のところどうなのか、全く分からないまま迎えたSPは、
テレビの前で観ていても、息が詰まるような緊張感を感じていました。
痛いほど手を握りしめて見つめていました。


そして滑り終わた後の、あの表情は忘れることができません。


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本当に奇跡のような『バラード第1番』でした。


動画を見ずして今日を終えることはできません。







そして昨日発表された『羽生結弦 写真とポスター展』ですが、
『スポルたん!NEO』に生出演した時の映像を見ていたら、益々仙台に行きたくなってしまいました。







きっとまた、2017年の時のように、仙台の街中のあちらこちらにポスターが掲示されるのでしょうね。


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(2017年のMemorial Bookより)



しかも『notte stellata』のグッズは公演チケット無くても買えるようです。




思いっきり行きたいけれど、チケットはまだ手に入らず、悩ましいです。18日からのゼロチケとローチケの一般販売に望みを託します。




お読みいただきありがとうございました。

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2023年01月07日

ピアニストと羽生結弦選手




クラシックTVの余韻が残っている中で、過去記事の中に、『バラード第1番』、『序奏とロンド・カプリチオーソ』について書いているものがありましたので、一部編集して再掲させていただきました。



<2022年1月17日の記事より>
 
2021年末の全日本フィギュアのSP『序奏とロンド・カプリチオーソ』で、音楽表現のPCSで10点満点を得たことは記憶に新しいですね。

音楽の表現については、羽生選手を超えるスケーターはいないと言っても過言ではないと思います。


1月7日に発売されたNumber1043号に掲載された、昨年ショパンコンクールで2位に入賞した反田恭平さんが羽生選手の『バラード第1番』について語っている言葉がとても印象的でした。


「たとえば、ピアノでは左手で弾くバス音(低音)がボンと鳴るときに、彼は氷上を回りながら足で蹴っている。そういった動作からは、ショパンの作品の意図を表現し、観客へと伝えるようなものがあると感じました」


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「演技冒頭に4回転ジャンプを跳んだ後、音が下降するときに音の高低差をうまく利用して踊ってますよね。さらに、その後一瞬動きが止まり、次の振り付けに移っています。こうした”間”の取り方も非常に秀逸です」


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また全体的に、足の動きはピアニストにとっての左手のバス音を表し、上半身や手の繊細な動きは右手、メロディーや雰囲気を表現しているように見えます。
このプログラムは『バラード第1番』という曲を氷上に具現化したものといってもいいかもしれません」




足がピアニストの左手、上半身や腕や手の動きがピアニストの右手にあたるという考えは、
ピアニストならではの見方として、とても新鮮でした。

それからは、羽生選手の演技を観るとき、いつもピアニストの右手と左手の音を意識して感じるようにしています。

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丁度1年前の1月7日発売のNumber の記事からです。




そしてもう一つ、ずっと印象に残っている記事があります。

それは昨年12月24日付の朝日新聞デジタルの記事なのですが、
この中で語られた羽生選手の言葉です。


 「(僕の中の)イメージだと音符があって、その上を振り付けをしながら滑っていく」

楽譜 イラスト
(この上を結弦くんが滑っていくイメージ。) 

2014―15シーズンの世界選手権から2季連続で使用したショパンのピアノ曲「バラード第1番」について、15年夏に語ったことだ。繊細な旋律のこの曲を平昌五輪でも使用し、見事に五輪連覇を成し遂げた。


そして今シーズンは、


「ジャンプありきのプログラムじゃなくて、その曲とか自分の感覚ありきのジャンプみたいな。そういうプログラムにできたら」

「自分の曲に編集されているから、曲が中心にあってプログラムとか振りがあるんじゃなくて、僕があってのその場があって、空気があって、プログラムがあるっていう感じをだしていければ」


ロンド 5 スポニチ



「自分の中で羽生結弦っぽい表現、羽生結弦でしかできない表現のあるSPがどんなものがあるのかなと思ってずっと探していた」

 その末にたどり着いたのが、「序奏とロンド・カプリチオーソ」だ。


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 「先シーズン、すごく心が折れてつらかった時期に滑って、活力をもらった清塚さんのピアノにしたら、もっと気持ちを込めて滑ることができるんじゃないか」


ロンド 4 スポニチ


 111・31点で首位に。思いをピアノの旋律に乗せ、羽生にしかできないプログラムをつくりあげた。


(過去記事からの引用ここまで)


羽生選手の演技についてピアニストが語ることばには本当に説得力がありますね。


24時間TV後に公開されたノーカット版の『序奏とロンド・カプリチオーソ』です。

別角度からの2バージョンを続けて。


 



本当に、試合でもここまで集中したパフォーマンスは難しいだろうと思います。


誰かジャッジの資格を持った方に解説と採点をお願いしたいくらいです。

この演技を正確に採点したら、果たしてどれくらいの点数が出るのでしょうか。

世界最高得点を更新するのは間違いないと思います。

小海途 5




今日はnotte stellata Teaser2 が公開されています。



次は1月9日(月)???



一体何が来るのでしょう。

本当に「思わせぶりな」告知ですね。


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あの日の「星降る夜」をずっと忘れないでいる結弦くんの被災地への思いが、
何か新しい企画を生み出そうとしているのでしょうか。



お読みいただきありがとうございました。

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2022年01月17日

楽譜の上を振り付けしながら滑っていく




物議を起こしたIOCのツイートは削除され、大谷選手の名も羽生選手の名も削除されてしまいましたが、実際の引退会見はどうだったのか、ノーカット版を朝日新聞社がYouTubeに上げてくれています。


1時間余りある長時間の会見なので、お時間のある時にご覧ください。

IOCがどんなに不自然な編集をしたか分かると思います。


 





IOCのやり方は本当に不愉快極まりないことでしたが、

今日は気分を変えて、羽生選手の素晴らしい音楽表現について考えてみたいと思います。


昨年末の全日本フィギュアのSP『序奏とロンド・カプリチオーソ』で、音楽表現のPCSで10点満点を得たことは記憶に新しいですね。


21 全日本 SP プロトコル

音楽の表現については、羽生選手を超えるスケーターはいないと言っても過言ではないと思います。


1月7日に発売されたNumber1043号に掲載された、昨年ショパンコンクールで2位に入賞した反田恭平さんが羽生選手の『バラード第1番』について語っている言葉がとても印象的でした。


「たとえば、ピアノでは左手で弾くバス音(低音)がボンと鳴るときに、彼は氷上を回りながら足で蹴っている。そういった動作からは、ショパンの作品の意図を表現し、観客へと伝えるようなものがあると感じました」


17 ロステレ sp  25




「演技冒頭に4回転ジャンプを跳んだ後、音が下降するときに音の高低差をうまく利用して踊ってますよね。さらに、その後一瞬動きが止まり、次の振り付けに移っています。こうした”間”の取り方も非常に秀逸です」


17 ロステレ sp 19_Fotor



また全体的に、足の動きはピアニストにとっての左手のバス音を表し、上半身や手の繊細な動きは右手、メロディーや雰囲気を表現しているように見えます。
このプログラムは『バラード第1番』という曲を氷上に具現化したものといってもいいかもしれません」




足がピアニストの左手、上半身や腕や手の動きがピアニストの右手にあたるという考えは、
ピアニストならではの見方として、とても新鮮でした。

それからは、羽生選手の演技を観るとき、いつもピアニストの右手と左手の音を意識して感じるようにしています。

17 ロステレ sp 27_Fotor




そしてもう一つ、ずっと印象に残っている記事があります。

それは昨年12月24日付の朝日新聞デジタルの記事なのですが、
この中で語られた羽生選手の言葉です。


 「(僕の中の)イメージだと音符があって、その上を振り付けをしながら滑っていく」

楽譜 イラスト
(この上を結弦くんが滑っていくイメージ。) 

2014―15シーズンの世界選手権から2季連続で使用したショパンのピアノ曲「バラード第1番」について、15年夏に語ったことだ。繊細な旋律のこの曲を平昌五輪でも使用し、見事に五輪連覇を成し遂げた。


そして今シーズンは、


「ジャンプありきのプログラムじゃなくて、その曲とか自分の感覚ありきのジャンプみたいな。そういうプログラムにできたら」

「自分の曲に編集されているから、曲が中心にあってプログラムとか振りがあるんじゃなくて、僕があってのその場があって、空気があって、プログラムがあるっていう感じをだしていければ」


ロンド 5 スポニチ



「自分の中で羽生結弦っぽい表現、羽生結弦でしかできない表現のあるSPがどんなものがあるのかなと思ってずっと探していた」

 その末にたどり着いたのが、「序奏とロンド・カプリチオーソ」だ。


ロンド 2 スポニチ


 「先シーズン、すごく心が折れてつらかった時期に滑って、活力をもらった清塚さんのピアノにしたら、もっと気持ちを込めて滑ることができるんじゃないか」


ロンド 4 スポニチ


 111・31点で首位に。思いをピアノの旋律に乗せ、羽生にしかできないプログラムをつくりあげた。


ソチでも、平昌でもそうだったように、
SPで圧倒的な演技をして、優位性を保ったままFSも決めて優勝するイメージ。


ロンド 6 スポニチ



北京では清塚さん編曲の『序奏とロンド・カプリチオーソ』を完璧に滑ることで、金メダルへの、まさに序奏になりますように。


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オリンピックのSPのラッキーカラーはいつもブルー。

『パリの散歩道』、『バラード第1番』、そして今度は『序奏とロンド・カプリチオーソ』



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2021年10月21日

ショパンコンクール





ショパンコンクール、一級のエンタメに 世界が見守った群像劇

21 ショパンコンクール 1
ショパン国際ピアノコンクールの上位入賞者。2位の反田恭平さん(左)、1位のブルース・リウさん(カナダ、左から2人目)、2位のアレクサンダー・ガジェブさん(イタリア・スロベニア、右から2人目)、3位のマルティン・ガルシア・ガルシアさん(スペイン)=2021年10月21日午前2時32分、ワルシャワ、野島淳撮影


コロナ禍の第18回ショパン国際ピアノコンクールは、健康的な美しさにあふれたブルース・リウさん(カナダ)の演奏に栄冠を与えた。抜群の安定感を印象づけつつ、時に賭けのような思い切ったダイナミクスの解釈を入れ、予選を勝ち上がってきた。一転、本選の協奏曲は浮遊感と諧謔(かいぎゃく)たっぷり。くるくると表情を変えつつ楽しげに疾走する演奏は、音楽がこの世界にある幸福を存分に実感させてくれるものだった。

今年は日本人の健闘も、とりわけ際だった。2位入賞の反田(そりた)恭平さんと4位入賞の小林愛実(あいみ)さんは、幼なじみ同士の仲良し。ファイナル直前の3次予選まで進んだ人気ユーチューバー、角野隼斗(すみのはやと)さんの出場も、大いに関心を集めた。反田さんとともに2位入賞を果たしたアレクサンダー・ガジェブさん(イタリア/スロベニア)と、ファイナルに残ったイ・ヒョクさん(韓国)は浜松国際音楽コンクールの覇者と3位入賞者として、日本でもすでになじみ深い存在となっている。(朝日新聞デジタルより一部抜粋)



私は一時期『ピアノの森』ハマっていて、アニメはもちろん見たし、
一色まこと原作の全26巻も夢中になって読みました。

森に捨てられていたピアノに出会い、やがてショパンコンクールを目指し、家族やピアノ教師、ライバルや友人との物語が展開され、最後は、ショパンコンクール優勝で終わるのです。

当時、主人公の一ノ瀬海くんのピアノ演奏部分を弾いているのが反田恭平さんではないかということが言われていて、そこで初めて反田さんの演奏に出会ったのです。

その反田さんが、アニメを地で行くような、ショパンコンクール2位入賞、本当に嬉しいです。
心からお祝い申し上げたいと思います。



どうやら反田さん自身も『ピアノの森』のを読まれていて、カイくんに憧れていらしたようですね。


ピアノの森 


これを機にもう一度本棚に並んでいる『ピアノの森』全巻を読み直そうと思いました


反田恭平さんのショパンコンクールでの全演奏はこちらで視聴することができます。

反田さんも結弦くんと同じ1994年生まれなんですよ。

1994年って、やっぱり特別な年なんですね!


ショパンコンクールの話は尽きないですが、今気になっているピアノ曲と言えば、
結弦くんの新SPです。

前々からピアノ曲を探していて、昨シーズンはこれだという曲が見つけらなかったということですが、遂にNHK杯でその曲が披露されますね!

『バラード第1番』があれほど結弦くんにぴったり合う曲だったことで、同じショパンの曲のような気がします。


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本当にワクワクした気持ちでその日を待っています。




一方、どうやらネイサン・チェン選手はモーツアルトを選んだようです。



モーツアルトvsショパンの戦いになるのでしょうか?

音楽の力はフィギュアスケートにとって大きな要素になりますから、本当に興味津々です。

そういう意味で、10月22日から始まるスケートアメリカでのネイサン・チェン選手の演技にも注目しています。

いよいよ今シーズンの戦いが始まりますね。

結弦くんが心身共に最高の状態で戦いに臨めますように!!



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2021年09月26日

そこに居合わせた幸せ





2017年、Fantasy on ice新潟の最終日のアンコール。 今でも思い出すあの日の羽生君の演技と興奮。 沢山の方の前で演奏した「パリ散」 遂にこの曲をYouTubeでカバーさせていただきました。 心を込めて演奏させていただきました。 名曲中の名曲、ぜひお楽しみください。
(今野竹雄さんのTwitterより)




 
2017年FaOI新潟でのこと、今でも鮮明に覚えています。



バラード第1番を滑った後のアンコール、
ギターの最初の音が鳴った瞬間のどよめき、そして次の瞬間に、それは大歓声に変わりました。






会場がゆるい傾斜の座席で、前方が見辛くて、前の方の肩越しにようやく見え隠れすると言った状況でしたが、今野さんの生ギターが超絶カッコよかった。


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私もあの日の今野さんの演奏と、
バラード第1番の衣装で滑った結弦くんの『パリの散歩道』、
一生忘れないと思います。


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偶然その場に居合わせたことの幸せ



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2021年05月27日

『バラ1』も『SEIMEI 』もDOIから始まった




2014年のDOIで初披露されたのが『バラード第1番』

そして2015年のDOIで初披露されたのが『SEIMEI』でした。

二つのプログラムは、その後の羽生結弦の歴史を創ったととも言えると思います、


◆ドリーム・オン・アイス 2014 『バラード第1番』





ドリーム・オン・アイス 2015 『SEIMEI』

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この二つのプログラムで、2015年のNHK杯で世界最高得点を更新し、フリーで史上初の200点超え、総合得点でも史上初の300点超えで、初めて300点の壁を破ったのでした。


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そして2週間後のバルセロナGPFでは,、再びSP、FS、総合得点の全てで世界最高得点を更新。

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ドリーム・オン・アイスから始まった『バラード第1番』と『SEIMEI』の歴史は、そのまま羽生結弦の歴史となったのです。


そんなことを考えながら、今度のDOIではどんなプログラムが披露されるのか、そしてそれがどんな風に進化を遂げて行くのか、まだ見ぬうちから想像ばかりが膨らんでいきます。


『Let Me Entertain You』もとても素敵だったけれど、新シーズンのプログラムは、やはり羽生選手しか表現できない繊細さと優雅さで、ピアノ曲のプログラムを滑ってほしいと期待してしまいます。

もしもショパンなら、『革命のエチュード』か『英雄ポロネーズ』希望です!


はたしてどんなサプライズが待っているのか、7月が待ち遠しいですね。

チケットはもうほとんど諦めていますが…。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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2021年05月09日

できなかったらできるまでやる、バラード第1番




今日は、とあるミニホールに家族が参加するピアノの発表会に行ってきました。


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演奏曲は、『バラード第1番 』

2年越しの取り組みでようやく弾きこなせるようになったのです。


ショパンのピアノ曲の中でもかなり難しいとされるバラード第1番。
ただ趣味で続けているだけのピアノなので、初めは「本当に弾けるの~?」なんて言っていましたが、石の上にも2年、どうにかそれらしくなったのでした。


これですよ。これ!

できなかったら、できるまでやる。

できるようになったら、完璧にできるまでやる。

完璧にできるようになったら、何度でも完璧にできるまでやる。






持って行ったのは、アミノバイタル

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「最後までくずれない」というところが大事!!


バラード第1番は結構長い曲なので、最後の方になると指が動かなくなって、曲が崩れてしまうことがありがちですが、このアミノバイタルのお陰で、今日はいつもの練習以上によく弾けていました。


結弦くんのバラード第1番を見て、イメージトレーニングしたのも効果あったと思います。

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楽器を弾くのもスポーツと同じく、日頃の練習の積み重ねあるのみですね。

今日はちょうど母の日で、何よりも素敵なプレゼントが届いた気分です。



帰りに買ったプチケーキで、母の日気分が盛り上がりました。

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アミノバイタルありがとう!

結弦くん、ありがとう!!




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2021年02月16日

永遠のバラード第1番



今日、2月16日はソチオリンピックのメダルセレモニーの日でもあり、
同時にまた平昌オリンピックのSPが行われた日でもあります。


私は以前からマッシミリアーノさんのTwitterトップに、
「固定されたツイート」としてピン止めされているのを見ていましたが、
今夜はこれを皆さんと一緒に観れたらいいなと思い、シェアさせていただきます。


この動画が録画されたのはSPの翌日のことのようで、羽生選手の『バラード第1番』の解説だけでなく、ボーヤン・ジン選手、ドミトリー・アリエフ選手の4回転ルッツについて、
また、宇野昌磨選手の4回転フリップのプレロテやエッジ使いの問題など詳しく解説されています。

とても興味深い動画なので、是非最後までご覧ください。
およそ23分で、日本語字幕付きです。(スマホ視聴で日本語字幕が出ない場合はパソコンからご覧ください)
 

The Best There Is

The Best There Was

The Best There Ever Will Be


正にその通りで、ここに付け加える言葉はなにもありません。


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私にとって、一生忘れられない

永遠の『バラード第1番』です。



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2020年07月18日

心の底から自分が喜べる演技



昨日公開された若杉さんの写真解説第3弾
4大陸選手権の「バラード1番」でしたね。

私は全てのショートプログラムの中で一番好きです。 



羽生結弦展 第3回 3



これは2月に韓国・ソウルで行われた、四大陸選手権ショートプログラム「バラード第1番」の写真なんですけど、

トリプルアクセルを着氷した後にスッと手を挙げる瞬間の写真です。


平昌オリンピックで撮影させていただいた時よりもシャープになっていて、動きがしなやかになっていて、しかもすごく力強くて、よどみなく繋がっていくような、もう別のプログラムって言ってもいいんじゃないかなって思うぐらいの演技でした。


羽生結弦展 Otonal


音と動きが完璧に合っていて、ずーっと観ていたいな、もうずーっと滑っていてくれたらいいのになって、撮りながら思ってしまうような、そんなショートでした。



羽生結弦展 第3回 4



とても生き生きとしていて、力強くて、だけどスッと時間が止まったように見える瞬間もある、不思議な演技でした。

その印象をこの1枚に閉じ込められたのかなぁと思っています。

歓声や音楽、氷を削る音がスッと消えて、真っ白い世界に彼だけが降りてきたような、

そんな写真に、そんなイメージになっているんじゃないかなと思います。


羽生結弦展 第3回 5


そして写真をよく見ると、指先や髪の毛一本一本にまで意識がいっているんじゃないかな、と思わせる美しさがあると思います。


羽生結弦展 第3回 6


グランプリファイナルとか、全日本選手権で味わった悔しさに自分でしっかりと向き合って、それで出てきた答えが、

やっぱり強くあろう、やっぱり美しくあろう、やっぱり羽生結弦のスケートをやろう、そんな答えだったのかなって。


羽生結弦展 第3回 2


それがこの演技に出ていたのかなって思わせられる、そんな演技でした。





終わった後に手をたたいて、天井に向かって何かを呟いたんですけど、


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この時は口の動きを見ている限り、「ただいま」って言っていたんじゃないのかなと思って。


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それを見ながら、「おかえり!羽生くん、おかえり!」って思いながらシャッターを切ったのを覚えています。




若杉さんの解説は、カメラマンとしてその時感じた気持ちをありのままに語って下さり、私たちと同じ気持ちで撮影しているのだなぁと、とても親近感を感じさせてくれます。




フジテレビの番組で、羽生選手本人がこの時の「バラード第1番」を解説しています。

羽生選手自身はどんな風に感じていたのでしょうか。




「今回はすごく音になりきれていたなって思います」

「このアクセルも本当に良くて、まあ自分の中で本当にこの感覚が一番いいなって思えるくらいよかったので」

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「スピンの出来も全部よかったので。非常に満足しています」

「まずはやっと帰ってこれたっていう感触ですかね。平昌の時も『ただいま』って言ったんですけれども。

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やっと自分らしい演技ができたなっていう感触がすごくあって、やっと心の底から自分が喜べる演技だったと思います」



羽生選手が自分の演技に「満足」という言葉を使うことは滅多にないことなので、この四大陸選手権の「バラード第1番」が、如何に素晴らしい出来だったのかということがひしひしと実感できます。

悔しかったり辛かったりすることも多かったシーズンの最後に、羽生選手が心の底から自分が喜べるという、幸せな気持ちを抱くことができて本当によかったなと思います。





さてこの週末は、テレ朝Ch2 でFaOI 2017 の再放送があります。

【ファンタジー・オン・アイス 2017】
<幕張公演>■7月18日(土)よる10:20~ ※会場音のみ
<神戸公演>■7月19日(日)午前10:00~ ※会場音のみ

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思いっきり弾ける羽生選手と一緒に楽しい週末を


そして、初めてリモートで行われるという試合、米国のフレミング杯も今日午前9時から見られそうです。
新しい試合のあり方の実験として、興味をお持ちの方はこちらからどうぞ。⇓
https://usfigureskatingfanzone.com/sports/2020/7/13/third-annual-peggy-fleming-trophy-virtual-competition.aspx



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2020年07月17日

新しい試合方式を探る



オンライン羽生結弦展では先程16時に、若杉さんの第3回目の写真解説講座が公開されました。

大好きなバラード第1番の、大大大好きなこの1枚と予告されていたので楽しみに待っていました。


羽生結弦展 Otonal


https://www.yomiuri.co.jp/topics/20200615-OYT8T50061/


若杉さんが「おかえり!羽生くん!」と心の中で叫んでしまった気持ち、わかり過ぎるほどわかります。

羽生結弦展 第3回 1


羽生結弦展 第3回 2

後でゆっくり書き起こししたいなと思います。

    



今シーズンの試合が危ぶまれる中で、アメリカでは新方式で試合が実施されるようです。

7月17日午後7時(アメリカ東部時間)から開始されるペギー・フレミング杯です。




「毎年恒例の第3回ペギーフレミングトロフィーは、バーチャルスケート大会として開催され、7月17日金曜日の午後7時(東部時間)に、 米国フィギュアスケートファンゾーンのビデオコーナーで一般公開されます。 このイベントは当初、ブロードムーアオープンスケート競技の一環として開催される予定でしたが、COVID-19のパンデミックによりキャンセルされました。

試合参加選手は自分のリンクで自分のプログラムを滑走し、記録したビデオを イベントオーガナイザーにそれぞれ提出します。ビデオは、国内、国際、オリンピックの審査員を含む審査委員会によって審査され、審査員はイベントをリモートで審査します。 各競技者は、優れた技術と芸術的表現を発揮し、3:30分のプログラムを滑走します。 音楽、創造性、全体的なパフォーマンスは競争の重点であり、すべてのスケート要素は芸術的観点から評価されます」。


各選手が自分のリンクで演技を1台のカメラで撮影したものを送って、それをジャッジが見て採点するという方式らしいです。

もっとも、この方式では試合の同時性もなく、ビデオは編集も可能なわけですから、厳密には試合とは言えないのかもしれません。

しかし、想定外の新時代に突入してしまったからには、新しい試合方式を探っていかないと、今後当分の間は全てのスポーツの試合は不可能となってしまいそうなので、新方式を試そうというのは前向きな考え方ではないでしょうか。




試合に参加する選手の皆さんにも最初は戸惑いがあると思います。

しかし試行錯誤の第1歩を踏み出すことが重要だと思います。


今回のフレミング杯に参加するスケーターたち

フレミング杯 出場者


カレン・チェン、樋渡知樹、カムデン・プルキネン、ジェイソン・ブラウン…お馴染みの選手たちの名前もありますね。


日本時間では7月18日(土)午前9時からになります。

こちらのリンクから見られそうです。⇓
https://usfigureskatingfanzone.com/sports/2020/7/13/third-annual-peggy-fleming-trophy-virtual-competition.aspx


実際のところ見られるかどうか分かりませんが、明日の朝9時、日曜日としては早起きして観ようと思っています。


以前にも書きましたが、私はZOOMウェビナーなどを使えば、試合の同時性を確保しながらリモート試合は可能だと思っています。


関連過去記事:
「 ZOOMウェビナーでオンライン試合を」(7月15日)
http://blog.livedoor.jp/withgoldenwings/archives/24007837.html

「リモート試合は可能か?」(6月10日)
http://blog.livedoor.jp/withgoldenwings/archives/2020-06-10.html



GPシリーズやGPファイナルが実施できるのかできないのかというギリギリの判断を迫られている今、ISUにはこういうことこそ研究して欲しいと強く思います。
リモート試合もできないのにリモートアワードやってる場合じゃないでしょ。



羽生選手はどんな試合方式であれ、全力で臨んでくれるはず。


現役として滑れる時間が無為に過ぎ去っていってしまう今、
どうしても新プログラムが見たいのです!!



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2020年06月28日

最後の最後に



今週の月曜日にFODで見た四大陸選手権直後のインタビューを書き起こししようと思っていたのですが、なかなか時間が無くて、1週間経ってしまいました。

とても印象的な言葉が多いインタビューでした。

四大陸で優勝できたことを話す時、「最後の最後に」なんていう言葉が出てくるのを聞くと、やはり羽生選手の頭の中には、世界選手権で最後にするという選択肢があったのかなあなんて感じて、ドキッとしてしまいました。
エキシビションが、スケカナでのパリの散歩道から始まって、大会ごとに変わっていったのを見るにつけ、何となく、もしかしたらという胸騒ぎがあったことは確かでした。

世界選手権が中止になり、羽生選手が来シーズンも現役続行と知った時は、本当に良かったと思いました。


インタビューの一部だけですが、特に印象に残った部分をご紹介したいと思います。



四大陸選手権後のインタビュー 

20 4CC  FODインタビュー



<スーパースラムについて>

IMG_2374


とりあえず、道が見えたっていうのが大きいですね。
その道が今までのわだちの延長線だったかもしれないですけど、ちょっと一回、一周、なんか遠回りしたかなと思うんですけど、でもなんかやっと、自分なりの道がみえたなあという清々しさみたいなものはあります。

やっぱり自分らしいフィギュアスケートでいいんだっていう感じですかね、はい。

IMG_2396


いやー、なんか長かったなあって思って、四大陸って、もしかしたらオリンピックよりも先に獲るべきものかもしれなかったですし、世界選手権よりも先に獲れるものだったかもしれないんですけど、やっぱりなかなか獲れなかったのは、何かしらの意味があったんだと思いますし。
まあでも、自分が初めてシニアの主要国際試合でメダルを獲ったのが四大陸選手権というのも、また思い入れ深いものがありますし、なんかそこで、最後の最後にちゃんと、忘れものじゃないんですけど、ちゃんと獲りきれたのがよかったなっていう、なんか、何かしらの運命をちょっと感じてます。



<勝負師か?求道者か?>

IMG_2376


求道者っていうのはあんま好きじゃないんですけどね、僕は。
なんか、突き詰めるだけじゃつまんないって思っているし、やっぱりその上で結果ってものがね、ないと、やっぱり競技としてモチベーションもないですし。やっていけないとは思うんですよ。うん、それは根本的には変わってないです。

IMG_2377


ただその、自分が、どういう風なフィギュアスケートがしたいか、っていう、どういう風なジャンプを跳んで、どういう風な理想を持っていくかっていうことが、なんかやっと今しっかりとしてきたんで。
何かそれを信じてとりあえず練習していって、それを本番で出したいっていう気持ちが、なんかその根本的な、勝ちたいっていう気持ちよりも大きくなったなって思うんですよね。

IMG_2380


だから、フィギュアスケートを追求したいっていうよりも、なんか、自分の理想をとりあえず追いかけているっていう感じの方が強いですね。

今まではその、オリジン、オトナルで、偉大なスケーターの背中を追いかけているって感じだったのが、なんか今、自分が理想としている自分の背中を追いかけていて、それにまた近づこうとしているって感じですかね。

なんか昔もこのこと言った気がするな。ハハハ
昔も自分の理想の背中を追いかけてるってことを言っていた気がします。



<プログラムの変更について>

IMG_2383


別にこのプログラムで勝ちたいからこうしたってわけじゃないんですよね。
なんか守りたいみたいなものでも全くなくて。

いや、守りたいっていうんであれば、PCSそんなに変わってないのでずっと。むしろ下がっているかもしれないのでずっと。昔のグランプリファイナルとかと比べて見たら。
そうしたらじゃあ今まで練習してきたことは一体なんなんだってことになってしますし。

IMG_2386


でも、自分の中でなんですけど、あの頃よりもやっぱりスケーティングとか、ステップとか、やっぱり
上手になったなあって自分の中で思っていて、深みも増していると思いますし。だから、それを守りたいとか、それで勝ちたいとかっていうものではなくて、ただ、今の自分を等身大に映せる現身みたい。

バラード第1番は特にそうだったし、SEIMEIに関しては、そのSEIMEIというストーリーだったり、安倍晴明っていう人物像に自分をまた重ねる、自分が強い晴明になりきるっていうようなイメージがあるので。

IMG_2385

だからプログラムに勝たせてもらうっていうか、プログラムに強くさせてもらうっていうイメージが強い、自分の中で。


4回転アクセルについて

IMG_2389

あの、まず回し始めるのが大変なんですよ。まず、怖い。恐怖心が半端じゃなくて。
普通のトリプルアクセルよりも明らかに上に上がらなきゃいけないし、体も吹き飛ばすようなイメージで跳ばなきゃいけない。
それをやっていくと軸がぶれちゃうので、今度は回転につながらないんですよ。


IMG_2403


で、回転を重視しちゃうと、小さくジャンプ跳べば回転はできるので、回転することはできるんですけど、小さくジャンプ跳んだ時に回転数が足りるかって言われたら、足りないんで。
そのジレンマが結構あって、そこが第1関門。

で、それは大分超せたかっなって思っているんですよ。そのバランスのいいところはちょっと見つけられて。

IMG_2390


後は、あのー、なんていうかな、とりあえず締め切って、片足で降りてくれば、降りれるかなっていう感覚があって。
まあ、それがどれだけ難しいかっていうのはちょっと表現できないんですけど。

うん、でもまあ自分の中では形は見えてきているっていうか。
4回転半っていう、今まで形が見えなかったものが、なんとなく形としては見えてきているのかなっていう感覚はあります。


IMG_2391

あの時(GPFの公式練習の時)よりも力抜けてるんで。
だからまあ、力抜くことが正解なのか、力入れきることが正解なのか、それもまた、その時の調子次第だったり、技術的な問題があったりもするんですけど。
でもまあ、あの時よりも感覚はいいですね。


<世界選手権に向けてあるべき姿>

今回のバラード第1番みたく、あのクオリティをやっぱりSEIMEIでも出したいなあっていうのがすごい強いので、あれができれば、自分の中で胸を張って最強だって、自分の中での、最強だって言えるんじゃないかと思うんですよね。


IMG_2406


(それが)僕が、あるべき姿かなって思っています。
そう思いました。バラード第1番を今回やらせていただいて。
SEIMEIはまだ納得全然できていないんですけど、やっぱりバラード第1番をやって、本当に、
僕はこうあるべきなんだと、僕のジャンプとスピンとステップはこうあるべきなんだと、プログラム自体はこうなんだ、というのを、すごく感じれた。


IMG_2405


だからそれをまた、ヤッターって思うわけじゃなくて、それを糧に頑張っていきたいなあって思います。

それを世界選手権では目指したいです。

ありがとうございました。
お疲れさまでしたー。

(FIN)


世界選手権は中止になってしまいましたが、来シーズン、羽生選手は新プログラムを用意するということです。

四大陸選手権で実現したあのバラード第1番のクオリティを糧に、4回転アクセルを視野に入れた新プログラムを心待ちにしています。


ではもう一度あのバラード第1番を。






バラード第1番といえば、FaOI で羽生選手とコラボした福間洸太郎さんを思い出しますが、
その福間さんの、YouTube のライブ配信を使ってのショパンリサイタルが本日22時~23時に開催されます。


福間洸太郎 YouTube

Kotaro Fukuma Youtube Live Stream Concert Vol.4

詳細
Kotaro Fukuma Youtube Live Stream Concert Vol.4
Sunday, June 28th, 2020
at 10 pm (Japan), 3 pm (CET), 9 am (NYC)

Program (60 min.):
” Chopin recital ”
Chopin :
Mazurka in C# minor Op.50-3
Etudes Op.25-1, 2, 3
Scherzo No.2 Op.31
Nocturne No.13 Op.48-1
Ballade No.4 Op.52

*The live is on June 28th, but *You can donate via the following page until June 29th. Thank you!
https://kfyoutube4.peatix.com/

--------------------------------
福間洸太朗 Youtube ライブ配信コンサート Vol.4
6月28日(日) 22:00~ 

プログラム (60分)
~ショパン・リサイタル~
ショパン:
マズルカ第32番嬰ハ短調 Op.50-3
エチュード Op.25-1『エオリアンハープ』, 2, 3
スケルツォ第2番 Op.31
ノクターン第13番 Op.48-1
バラード第4番 Op.52

* ライブは6月28日ですが、応援投げ銭は6月29日22時30分まで受付しております。
https://kfyoutube4.peatix.com/


詳細はこちらでご覧ください
https://kfyoutube4.peatix.com/


Donation/応援投げ銭は、1,000円から5,000円まで自由に選んでチケット替わりとなります。
新型コロナのためにコンサートもできなくなり、演奏家の方々も大変なおもいをしていらっしゃることでしょう。

みなさま、是非ご参加くださいね 

















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2020年06月07日

洗練のバラード第1番



19時からISUが配信した2015年GPFショートプログラム、多くの方がご覧になったと思います。


バルセロナの紫色の会場カラーが懐かしかったです。

GPF2015 sp 1 (6)


結果は分かっているとはいえ、試合の雰囲気はやはりドキドキします。

 
15 GPF SP 結果


5年前の6人の内、パトリック・チャン、ハビ、村上大介くんの3人が現役を引退をしてしまい、
今も続けているのは、羽生選手、宇野選手、ボーヤン・ジン選手の3人だけになってしまったのが寂しく感じます。


こうしてあらためて見返すと、やはりユヅとハビとパトリックの上手さが際立ちますが、
その中でも羽生選手の演技の、洗練された美しさは抜群です。


私が特に好きなのは、3A降りた後の上半身と腕の動きが素晴しく綺麗なところ!

gifmagazine (115)

ここです!

GPF2015 fs 40_Fotor



GPF2015 sp 42 (2)



GPF2015 sp 5  NS (2)

演技終了後の、自分に拍手が見られたのも嬉しかった。

羽生選手自身にとっても満足いく演技の時だけの特別なものだから。

110.95は、このGPFの2週間前のNHK杯で、自らが出した106.33を4点以上も上回る世界最高得点。
拍手も出ますよね!


世界選手権と違って、勝ち抜いてきた世界の精鋭6人だけの戦いとなるGPFは特別な試合。
私は世界選手権よりも、むしろGPFの方が好きなくらいです。


明日は男子フリーです。
あの感動的なSEIMEIが観られると思うとドキドキします。

6月7日(日)19:00~ 2015GPF 男子FS





バルセロナで誕生日 8


バルセロナで誕生日 6 (2)


21歳、この時のケーキは最高に美味しかっただろうな。



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2020年05月30日

プロバレエダンサーも惚れる羽生結弦



このYoutube動画、もうご覧になられましたか?

アメリカに住むバレエダンサーの方のYouTubeチャンネル、ヤマカイTVは、既に29万以上の登録者数がいるということです。


羽生選手には以前から特別な想いを抱いているということで、今回は平昌オリンピックのバラード第1番をバレエダンサーの視点から解説しています。


真面目に語っているのに、その語り口のテンポが軽快で、面白くて、思わず声をあげて笑ってしまいました。

こんな楽しい動画を見るのもストレス解消になりますね!



 


フィギュアスケーター羽生結弦さんの舞はバレエダンサーの視点ではどう映るのか?


バレエダンサー 2




バレエダンサー 3

横顔が美しい

バレエダンサー 4

ステージ上で映える顔、例えば目力が強いであるとか、横顔が立体的であるとか。
羽生結弦さんの横顔は
美しい。

18-2-16  SP 3-1




バレエダンサー 5

音の化身

完璧に音に乗っています。
羽生結弦くん自体が、音を表現するというよりかは、音になっている、音に一体化しているという感じが、
美しい。


バレエダンサー 8

神に愛された肉体

ポーズからのターンアウト。足が完全に開いて、氷上でやるには全然ごまかしがきかない。

上半身の柔軟性、肩甲骨周りの柔軟性がこのポーズからも見て取れる。
全てこの、
体が美しい。 はぁっ…


18 OP バラ1 2-1



バレエダンサー 9


ジャンプは作品の中の一部であって、そこからのただの流れですよという、この余裕ですよね、
美しい。


18-2-16 SP 1-1_Fotor



バレエダンサー 10

ジャンプを降りる時の
メンタルが鬼



バレエダンサー 11

空間の支配者

着地と同時に空気を、空間をサクッと支配する。


バレエダンサー 12

バレエは一方向からしか見えない。フィギュアは全方向から見られる。

四方八方からの空間を味方に付けてる感じ。

アドレナリン全開!

バレエダンサー 13

そりゃ惚れますわ。

場を支配している。
美しい。

バレエダンサー 14

ナチュラルボーン王子

美しい。
はぁぁ~

冷静に分析させていただきますと、男性のソロのバレエダンサーの場合には、1分でダンスは終了します。
4分、5分、踊ってこの動きです。驚異的なスタミナ、特にすごいなって思うのは肩の位置ですね。


バレエダンサー 15

腕で踊ってしまうと力んだ踊りに見えてしまう。
腕を下げて肩甲骨で動かす。腕は一つの流れの一部ですよって。

18 OP バラ1 3



羽生結弦さんは、首が長い。
これがあるために出てくる
生まれもったノーブル感、王子感。


バレエダンサー 16


ブラボー!

18-2-16 SP 7_Fotor



バレエダンサー 17

この長さの踊りを終わった後にも、これをできるっていうのはバケモノか、っていうもの。

つまり神。

* * * * *




ひたすら連発された「美しい」という言葉。
最初から最後まで、何回出てきたことか。


プロバレエダンサーの目から見ても、その美しさと強さに「惚れる」ということです。


あらためて平昌の「バラード第1番」見てしまいました。

何回観ても溜息しかでてきません。
「そりゃ惚れますわ」って言ってしまうのも無理はない。




https://youtu.be/h-7rZ4G1f0w


この時よりもさらに進化して、現・世界最高得点の四大陸のバラ1も素晴らしかったけれど、

ゾクゾクするような平昌のバラ1は、私の中ではやはり最高のバラ1です 




昨日は「フィギュアスケーターズ・プラス」と「フィギュアスケートLife」をチェックしたかったので本屋さんに行ったのですが、なぜか両方とも見つけられませんでした。

大手チェーン書店なのですが、売り切れたのか、入荷していないのか。





フィギュアスケートLife




でもまあ、6月に例の3冊の写真集が控えているわけですし…。

また機会があったら見つかるでしょう、ということになってしまいそうな予感。



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2020年02月16日

分からない人にも分かるレベル



昨日の羽生結弦プログラムコンサート観られたでしょうか。


Music with Wings  8



幸い私は1月の公演を見に行くことができたのですが、今回録画保存できてよかったなと思います。
これでいつでも聴き返すことができます。

聴くときは羽生選手自身による解説入りのガイドブックも見ながらだと一層楽しめます。

Music with Wings  3




私が行った日は福間さんのお話が聞けなかったので、今回初めて福間さんの羽生選手への想いを聞かせていただいて感動しました。

「一生、応援していこうと思っています」。



こんなコンサートはContinues with Wingsの時のように全国の映画館でライブビューイング企画して欲しかったと思います。次回あるのなら是非ともそうして欲しいです!





ピアノとフィギュアスケートをテーマとした「愛の夢の続き」という、
ピアニストの野谷 恵さんのブログを時々読ませていただいています。

四大陸選手権のバラード第1番について、このように表現されています。



フィギュアに興味ない方でも、

 

音楽をお好きなら、

 

この演技の凄さは伝わると思います。

 

 

10分の曲をたった3分ほどに無理に短くした編曲なのに

 

見事にひとつの音楽になり、

 

1つの流れになっている・・・と感じさせます。

 

 

その、1つの流れの中にジャンプもスピンも

 

溶け込んで、音楽を表現しています。

 

 

表現するというのは、

 

まず、「感じる」こと、と、

 

音楽をしていて私は考えますし、

 

玉三郎さんも演技論で書かれていますが、

 

バレエなどの舞踊もそうであろうと思います。

 

 

この動画の演技は、

 

フィギュアスケートという「競技」の演技ではありますが

 

自然に、深く、ショパンのバラード第1番を感じて

 

その音楽と一体になって表現している「音楽表現そのもの」と感じます。







GOEが足りないと書かれている皆さんのお気持ち

 

分かります。

 

私も足りないと思います。

 

 

でも、それどころではないレベルに到達していて

 

フィギュアスケート初の人間国宝にして頂きたい・・とか

 

考えてしまいました。

 

そして、普段フィギュアスケートを

 

見ない方々にも見て頂きたいです。

 

「分からない人にも分かるレベル」です。

 

 

分からない人にも分かるレベル。
何の知識もなく、いかなる先入観も無しにみても、その凄さは分かるのです。

実際に、普段は全然フィギュアスケートに興味もなく、見たこともない人が、平昌オリンピックの羽生選手の演技を初めて見て、なぜか涙が出てきたという話を私の周りでも何回も聞きました。


どんなジャンルであれ、本物のアートに出会い心が揺さぶられる時、自分の感情が高ぶって泣くというよりも、むしろ自律神経が反応して自然に涙が出てしまうという感覚に近い気がします。
彫刻とか、絵画とか、フィギュアスケート以外の分野においてもそんな経験があります。


羽生選手のパフォーマンスは確かにそういうものの一つです。


ですから、もう点数で測ろうとする考えは無くてもいいのかもしれない。
でも、やはり競技であれば点数で勝たねばならない。
その矛盾に、羽生選手も随分悩み、苦しい思いもしているのだろうなと想像してしまいます。


「分からない人にも分かるレベル」のものを、
「分かっている人に分からせる」にはどうした良いのでしょうか?



ISUはまたまた、訳の分からないルール変更を打ち出してきているようです。

ますます混迷を深めるだけのルール改悪としか思えません。

分からない人にも、分かっている人にも、理解できないルールを作って何がしたいのか意味不明です。

ISUはどこへ行こうとしているのでしょうか?


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