ジェラテリーア・ジョリッティ
2021年10月05日
続・週末東京
昨日は突然の徹子さんと結弦くんのCMで驚いてしまって、
10月3日(日)の記事「週末東京 」の続編が今日になってしまいました。
概ね食レポになってしまいましたが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
さて、メゾン・ド・コーセー銀座で、Otonalさまに再会して、
素敵な「YU ZU RU Collection」を見せていただき、
大画面から語りかける結弦くんの声に癒された後は。
煌めくブランドショップのウィンドショッピングをしつつ、銀座をお散歩しながら、有楽町まで歩いて行きました。
目的は有楽町駅前の丸井の3階に最近オープンした
ローマの有名ジェラテリーア「Giolitti・ジョリッティ」でした。
ジェラートだけではなく、軽いお食事もできる、広いカフェスペースもあります。
今回は秋らしいマロングラッセと梨のジェラートを選びました。
イタリアのジェラテリーアは色々と日本にも進出してきていますが、なかなか定着するのは難しいようです。素材がイタリアと日本では違ったり、価格も高くなってしまったりで、難しいことも多いそうです。
ローマの老舗のGiolitti はなんとか日本に根をおろして欲しいなと思います。
ジェラートを食べ終わるころには、そろそろ日も暮れてきて、
この日のために予約していたピッツェリーアに向かいました。
白金高輪の小さなお店なのですが、開店した11年前からずっと通い続けています。
ピッツァはどこでも食べられますが、定期的にどうしても本物のナポリピッツァを食べたくなると、やはりここに来てしまいます。
お店の名前は、Trantella da Luigi「タランテッラ・ダ・ルイージ」といいます。
オーナーシェフのお名前が「ユウーイチ」なのですが、イタリア人の同僚には発音しにくくて、
いつの間にか「ルイージ」と呼ばれるようになってしまったことから、店名にも「ルイージ」を入れたそうです。
お料理やピッツァの種類がとても多くて、本当に選ぶのが大変です。
こちらはカルチョーフィ(アーティチョーク)のグリル。
生のカルチョーフィを用意しているレストランは珍しいので、ここに来るとよく食べています。
美味しいです!
そしてこちらはタコとオリーブのサラダ。
焼き立てのピザ生地を使ったパンが添えられています。
そして、ここに来たらピッツァを食べないわけにはいきません。
多分、このお店にしかないピッツァの、Marinara alla Starita・マリナーラ・アッラ・スタリタ。
シェフが働いていたナポリの有名老舗ピッツェリーア・スタリタ風のマリナーラです。
マリナーラは普通はトマトソースとアンチョビだけなのですが、そこにパルミジャーノチーズをのせることで、シンプルな味にコクが加わって、とても美味しいのです。
しかも、この大きさでお値段は900円なんです!
迷うほどあるピッツァのどれも美味しいのですが、ここだけのピッツァなので、今回もこれにしてしまいました。
最後はシェフがアレンジしてプレゼントしてくれたデザートプレートです。
コロナ禍でずっと行けなかったので、お互いに健康で再会できたことを祝ってくれたようです。
いつも本当に心使いがきめ細かくて、華奢な体のどこにこんなにエネルギーがあるのだろうと思わせる、素敵な方です。
細身で華奢なのにエネルギッシュというところが、結弦くんと共通かも?
どれもとても美味しくて、お腹がいっぱいでも全部食べることができました。
オーナーシェフの寺床雄一さんは、イタリアの三ツ星レストランやナポリの有名ピッツェリーアなどの名店で7年間も修業を積んだ方で、私的には、都内の数多くの有名イタリアンレストランにも負けない、本場の味を提供してくれる、とってもお気に入りのお店です。
頻繁に行くわけではないけれど、開店以来もう10年以上定期的に訪れています。
店内はナポリのトラットリア/ピッツェリーアの雰囲気そのままで、イタリアに行きたくても行けない時は、ここに来てピッツァを食べれば、イタリアに行った気分になれる場所です。
イタリア料理やピッツァがお好きな方は、もし機会があれば是非一度行ってみてくださいね。
地下鉄南北線の白金高輪4番出口から徒歩5分もかからない場所にあります。
住宅街の路地の一角にあるので、初めて行く時は探し出すのに苦労するかもしれませんが、行ったらきっと満足してしていただけると思います。
道順が分からない時は、4番出口を出たところで、お店に電話して行き方を聞くのがいいかもしれません。(白金高輪の駅は広いので、出口を間違えると全然違うところに出てしまいますので、必ず4番出口で。)
タランテッラ・ダ・ルイージ(Trantella da Luigi)のホームページはこちらです。
こんな風に、週末東京一泊二日の旅は終わりました。
意外に、いつも住んでいる街でも、ホテルに泊まって日常生活から完全に離れて見るのも新鮮でした。
また機会があったらやってみたいなと思いました。
私が行った日は10月3日(日曜日)で、その晩はナポリの国立考古学博物館で、マッシミリアーノ・アンベージさんによる、『トータルパッケージ・羽生結弦に捧ぐ』と銘打った記念講演が行われる日でした。
丁度その夜に、ナポリの雰囲気を感じるこのお店に来られたことがなんだか嬉しくて、とてもハッピーな気分になれました。
マッシミリアーノさんの講演の様子は、やがて「惑星ハニューにようこそ」にNympheaさんがUpしてくださると思うので、それをとても楽しみに待っています。
フィギュアスケートの歴史にも、フィギュアスケートの技術にも表現にも精通したマッシミリアーノさんが、どんなふうに「羽生結弦」を表現して下さるのか、楽しみでなりません。
羽生結弦は、技術的万能と芸術的卓越を融合できる史上最もコンプリートで多様性に富んだスケーターの「最高の形」として歴史に刻まれる。
もし「フィギュアスケートとは何か?」と訊かれたら、羽生結弦に思いを馳せずに答えることは不可能だと私は確信している。彼はただただ絶対的な規格外の選手であり、計り知れない価値を持つこの競技の財産なのだ。
マッシミリアーノ・アンべージ(KADOKAWA「氷上の創造者」2021年)
今日は12時からNHK杯チケットの抽選販売が開始されましたね。
もう既に申し込まれた方も多いでしょうね。
私は今夜にでも申し込もうと思っています。
一日だけでも当選すると嬉しいのですが。
お読みいただきありがとうございました。
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withgoldenwings at 16:07|Permalink