アイスプリンス
2020年05月22日
ご当地エキシ?
本来なら今日はFaOIの幕張初日でしたね。
いつも幕張の初日が好きでした。
事前情報なしで、今年はどんなプログラムが来るのか、ドキドキして観られるからです。
マスカレイド懐かしい!
今年はIL VOLOが、「僕たちのNotte Stellataが有名になり、アジアでスケーターとコラボする」とイタリアのラジオ番組でしゃべってネタバレしてしまい、ほぼ確実に羽生選手とILVOLO の共演が観られると、とても楽しみにしていたのです。
そんな夢はすっかり消えてしまい、家でフィギュアスケートマガジンを読んでいました。
山口さんの文章からは、私たちが感じていたのと同じことを感じていたことが分かります。
「ひょっとしたら、羽生は今季限りで現役を退く覚悟を決めているのではないか。だから、その土地の光景を目に焼き付け、その地にちなんだエキシビション・ナンバーを通じて『今までありがとう』というお礼と、お別れを伝えているのではないのか」。
山口さんはそれをご「ご当地エキシ」と呼んでいます。
実際、羽生選手が今シーズン各試合のエキシビションで滑ったのは、
*スケートカナダ(ケロウナ)『パリの散歩道』
*NHK杯(札幌)『春よ、来い』
*GPF(トリノ)『Nottte Stellata』
*全日本(東京・代々木)『SEIMEI』
もしモントリオールで世界選手権が予定通り行われていたら、そこではどんなプログラムがエキシビションに選ばれたのか想像してしまいます。
もしも羽生選手が、今季で現役引退を考えていたのだとしたら、
世界選手権初出場で銅メダルを取った時の『ロミオとジュリエット』ではなかったのかな、と私は思いました。
幸いそんな最後のエキシビションを見ることはなく、羽生選手は「今の限界の先へと行けるよう、練習していきます」と、現役続行を宣言してくれました。
全日本の後、疲れ果て傷ついた羽生選手が暗闇の中で再び見つけた希望の光は『SEIMEI』でした。
正に世界中の人々が生命の危険にさらされ、生命の尊さを思い知る時、偶然にも羽生選手は再び『SEIMEI』を見つけたのでした。
来シーズンには(それがあるとすれば)、新プログラムを用意するということですが、
『SEIMEI』は羽生選手の選手人生の最後まで一緒のような気がします。
ちょっと気が早いかもしれませんが、北京冬季オリンピックで4Aをいれた『SEIMEI』を観るのが新たな夢になりました。
まだまだ良い記事がいっぱいで、フィギュアスケートマガジンから離れられません。
しかしながら、昨日久しぶりに本屋さんに行き、これを衝動買いしてしまいました。
初めて見る雑誌で、写真集のような感じですが、紙質がよく、写真もよかったです。
全体の70%ほどが羽生選手で、あとはほぼ女子選手で構成されています。
しばらく新しい写真は出てこないと思うと、ついつい見ると買ってしまいますね。
1100円という価格も嬉しい。
マガジンのような読む雑誌ではないけれど、写真集としてはいいのでは。
Amazonでは現在在庫切れとなっているので、書店で探す方が良いかもしれません。
そろそろリンクも再開し始めているようです。
どこかで氷の上に戻れているといいですね。
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