2021 世界選手権
2021年04月05日
歴史に「羽生結弦」の名を刻む
国別対抗戦の開催が発表され、3月の世界選手権はもう遠い事のようにも感じられますが、
インタビュー動画を時系列でみると、色々と感じることもあります。
自分ではなかなか集めることに手間がかかる動画をまとめて下さったゆづマミさん、本当にありがとうございます。
◆公式練習後リモート会見
ストックホルムに到着した翌日の公式練習後のインタビューの時はとても落ち着いた感じで、何も心配はいらないように見えました。
久しぶりに会えたコーチたちとのやり取りを話す時はとても嬉しそうな表情を見て安心しました。
「」
しかし本当は、仙台から出発する直前に地震があり、やはり行かない方がいいということなのかと、迷いながらのスウェーデン到着だったのです。
「今回そんなに結果結果という感じがあまりなくてなくて、しっかり健康な状態でこの試合を終えられたらいいなって思ってます」
今回の世界選手権は、羽生選手にとっては自分の成績よりも、日本チャンピオンとしてオリンピックの枠取りを果たし、無事健康で帰国することが1番の目標だったのでしょう。
◆ショート演技後インタビュー
しかしこの時、笑顔が全くなくて、肩が上下に動くほど呼吸が荒く、苦しそうでした。
羽生選手がSPの後にここまで呼吸が乱れるということはありません。
どうしたのだろうと、心配になりました。
なかなか終わらないインタビューに、早く切り上げて休ませてあげて!
と思って見ていました。
「また1日休んで良い体調にしてから、万全の体調にしてから」という言葉が無意識のうちに出てしまうというのは、やはりこの時、既に体調に異変を感じていたのかなと想像してしまいます。
SPで2位のネイサン・チェン選手を8点以上引き離して1位だったのにもかかわらず、
羽生選手の体調が良くなかったことは、笑顔が一つもない、この時の表情が物語っていると思います。
こんなに苦しそうに呼吸する羽生選手は見たことがありませんでした。
◆ISU公式インタビュー
宙に浮きあがるような高ーいジャンプ。
「良かったことは、こういう状況の中でも、このショートプログラムで表現したい、楽しんで欲しいという気持ちが出せる機会があったことです」
みんなに楽しい気持ちになってほしいという、羽生選手の気持ちが伝わってきました。
◆フリー演技後インタビュー
「ただ全体として上手くいってないんですけれども、大きな転倒だったりとか、自分の中では一番点数を取りたい出来栄えの方ではまったく点数を取れてないんですけれども、ただ全体通して細かいミスですべて抑えられているところは、地力が上がったんじゃないかなと思っています。」
「本当は今すぐ滑りたいくらいですけれども。
でも、あの…また次の機会があるのであれば、しっかりまたそこに向けて、いい演技したいなあっていう風に今思っています」
「今までの自分の中で一番、やっと4回転半っていうジャンプらしくなってきたものが結構ったので、来シーズンに向けてしっかり練習したい」
「しっかりケアしながら、ケガもしないように、自分が進化していけたら良いなというふうに思っています」
本当にケガだけはしないようにお願いします。
◆一夜明け会見(フジテレビ)
フリーから一夜明けの会見では、羽生選手の本音の部分が出ているなと感じました。
「この世界選手権で、完璧にノーミスできて、もし優勝することができたとしたら、かなり自分の中で満足できてたとは思うんですよね。やり切ったなと多分思えてたと思うんですよ。
ただ、それをさせてもらえなかったっていうか…」
「確実に順調な階段を昇って行って、完全にいい形で練習から6分間練習まで行っていたとは思うんですけど、ちょっとしたズレで本番がポロポロと崩れてしまって」
「でもそれでよかったんじゃないかなって、思うんですよね。
『天と地と』は、全日本で(4回転半)アクセル抜きの構成で完成できてると思うので。
やっぱりアクセル込みのプログラムの完成形をちゃんと見せないとダメだっていうふうに言われた気がしていて。まだそんなにやっているプログラムでもないですし、まだまだできる事たくさんあると思うので、凄く自分にとって大切なプログラムですし。
多分このまま続けて行くと思います」
「まだそんなにやってない」どころか、たった1回全日本で初披露しただけのプログラムです。
来シーズンも継続して観られるのが嬉しいです。
「ただ世界選手権というリミットがあったからこそ、死ぬ気で本当に全力で、何もかも全てかけて4回転半の練習をできたと思っているので、その点に関しては今回の結果よりも大きなものを得ているんじゃないかなというふうに思っています」
「もし、プログラムに入ったとしても、他のジャンプが崩れなかったり、プログラムとして完成させられるような練習を常にしていかなきゃいけないなっていうことも考えています」
「こんにちは~羽生でーす」 (思いっきり可愛い感じで)
「アクセル跳べないと多分満足できないので、一生!」
「まだまだ自分成長できるなって感じてはいますし」
「だから、限界だなという感じはないです」
「4Aを目指して行く状況の中にオリンピックというものがあれば、それは考えます」
「ただ、僕にとってやっぱり最終目標はオリンピックで金メダルではなくて、あくまでも4回転半を成功させることが僕にとっての一番の目標なので、その道の上にあれば」
「確実に上手くなっているんで、羽生結弦。ウフフ」
「8分の1回れば立てます。間違いなく」
一夜明けたら、羽生選手はまたいつもの強気な羽生結弦に戻っていました。
出場を決めるまでの葛藤や迷い、出発直前の地震、気候や時差、コロナ対策、様々な環境の変化からくるストレス、それらを原因にして起こる体調の変化、そうした一つ一つが積み重なりが、フリーの日に出てしまったのだと思います。
羽生選手は喘息は「フリーの終わった後で少しあった」とすごく控え目に言っていましたが、質問されなかったら、それさえも言わなかったのではないかと思います。
おそらくこれまでも、私たちが知らないだけで、試合中でも何回も喘息の発作に苦しめられたことはあったのかもしれません。
今回2012年ニース以来の銅メダルとなっても、あまりそのことにこだわりがないように見えるのも、
もう既に羽生選手の中では4回転半を綺麗に降りることが第1目標になっているからなのでしょう。
もうオリンピック金メダルは2つも持っている羽生選手には、再び史上何人もいるオリンピック金メダリストになることよりも、4回転半ジャンプを初成功させた人として、フィギュアスケートの歴史に唯一の人として名を刻むことの方が価値が高いものであることはよく理解できます。
それが今シーズンなのか、来シーズンなのか、来来シーズンなのか。
インタビューを通して聴いて、
でも必ずいつかその日がやって来ると信じられるようになりました。
羽生選手の夢を一緒に追いかけたい!!
あらためてそんな気持ちになりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年04月02日
2つの炎の狭間で
「惑星ハニューにようこそ」の記事から。
世界選手権の結果を受けた、マッシミリアーノさんの想いが伝わってきます。
お忙しい中いつも素早い翻訳をしてくださるNympheaさん、ありがとうございます。
長文の一部を引用させていただきますが、全文は「惑星ハニューにようこそ」で是非お読みください。
【マッシミリアーノさんのポッドキャストライブ配信より】
マッシミリアーノ・アンべージ(M)伊ユロスポ解説者、ジャーナリスト
フランコ・クルカージ(F)元アイスダンス選手、Sport2uディレクター
M:彼はよりコンプリートで、本当に意味で技術と芸術を融合出来る選手だ。
僕にとって、彼のショートプログラムはこの世界選手権のハイライトだった。
完璧に実施された技術的要素、彼によって語られるストーリー・・・
ロビー・ウィリアムズの「Let me Entertain You」は演じるのが難しい曲だ。
しかし彼は誰にとっても難しいリズムを滑りこなすことが出来る。
僕は彼のショートを見てこう言った。
彼こそ現行の採点システムで最も評価されるべき選手だと。
何故なら全てが網羅されているからだ
技術と芸術の両方におけるエクセレンス
そしてこのプログラムが110-111点を獲得しなかったことは省察すべき案件だと思う。
4ルッツを降りたら、より高難度のジャンプだから自動的に+4か+5が保証され、一方、4トゥループはルッツより難度が低いから+2か+3というのはおかしいだろう?
この採点システムのルールブックにはそんなことは一言も書かれていない。
ルールでは各エレメントを個別に評価し、高いGOEに値する必要要件を満たしていたら高く評価する、と決められている。
GOEにジャンプの難度は関係ない。
例えば僕がイナバウアーからフェンスほどの高さのある2アクセルを跳び、流れるように着氷し、その後もフローを途切れさせることなくトランジションを入れたら、+5以外の評価は考えられない。
ダブルアクセルは簡単だから+5をあげない?
違うだろう!そんなことはルールブックのどこにも書かれていない。
にもかかわず、ジャッジ達によってこのように解釈されている。
これは大問題だ。
羽生のショートプログラムに戻るけど、この演技は最低でも110点に値した。
しかし彼は110点を獲得しなかった。
これは喚起すべき問題だ。
大会を制したネイサン・チェンは前例が僅かしかない圧巻の選手で、優れた曲芸師で極上のジャンパーだが、羽生のようなコンプリートなスケーターではない。
F:勿論だ
M:その彼が、フリープログラムでPCS96点を獲得したことは議論の余地があると僕は思う。
スケーティングの滑らかさ、ブレードの使い方、エッジワークと言う観点からスケーティングの質で明らかに彼より優れている選手がPCS90点止まりなのに。
勿論、誰よりも高難度のジャンプを全て成功させ、ライバルに対して大差を築いたネイサン・チェンが優勝に相応しかったことに変わりはない。
しかし、得点は氷上で披露された内容を反映していなかった。
F:勿論だ
M:もしネイサン・チェンがイタリアの国旗を背負って競技していたらPCSは96点ではなく88点だったと僕は確信している。
F:(爆笑)
M:試合には勝っただろうけれど、PCSは96点ではなく、88点だった。
従って、この採点システムはもはや機能していない、ということを理解することに注意を向けなければならない。
(中略)
M:この世界選手権で最も美しく、意義深かった瞬間、記憶に残るプログラムは、と訊かれたら、僕は羽生のショートプログラム、羽生の演技と答える。
多くの意味に溢れるプログラム、驚異的なほど軽やかな滑り、全てにおいて高いクオリティ、リンクでスケートを習う子供達に教えるべきクオリティだ。
僕は一方でこのアスリートにまだ競技に時間を費やす意志があることを願っている。
いや、正直に言うと本当に願っているのかどうか分からない・・・
誰がこのスポーツを牛耳っているのかを見れば、彼はOK、もう十分だと言うことも出来る。
獲るべきものは全て獲ったのだから。
五輪金メダル2個、世界選手権金メダル2個。
8回出場した世界選手権でメダル7個、この快挙を成し遂げたのは戦後、彼を含めて2人だけだ。
F:彼にはもはや全ての名声がある。彼の権利だ。
M:そう、全ての名声。
間違いなく彼は4アクセルを追い求めて現役を続けるだろう。
彼は何が何でも試合で4アクセルを着氷したいと思っている。
しかも綺麗に着氷したい。彼が思い描く方法で。
何年も前に遡らなければならないが、羽生はジュニアグランプリに出場するためにイタリアに来た時から僕達にこう教えてくれている。
ジャンプは愛さなければならない。
リンクの片隅で単独で跳ぶものではない。
ジャンプの前後を装飾し、価値を与えなければならない。
つまり、羽生が目指す4アクセルは価値のある4アクセルだ。
得点面に関してだけではなく、パッケージとして完成されていなければならない。
だから間違いなく、彼はこの4アクセルに集中するだろう。
重要なことだから、これは言っておくが、フリー開始前、彼は喘息の発作を起こした。
F:それは知らなかった、そうだったのか・・・
M:ウォームアップに遅れて到着し、その後も問題があった。
勿論、彼はそんなことは言わないし、その上を行く。
しかし、僕達が見たのはベストの羽生ではない。
3アクセルに苦戦していたことを見れば、そのことに気付く。
身体が反応していないという印象を受けた。
前半がそうだった。いずれにしても後半では 4トゥループ/3トゥループ、4トゥループ/オイラー/3サルコウという高難度エレメントを彼の思い通りに決めて挽回した。
しかし、絶好調に見えた公式練習とは違い、ベストな状態の羽生ではなかった。
規格外の選手である彼でもこういう事が起こることはある。
もし彼が万全なら勝負はもっと面白くなっていただろうし、ショートで築いた点差を考慮すると、完璧に滑っていたら、彼が優勝していただろう。
しかし、「タラレバ」を言っても仕方がない
今後の彼の意向を見よう。
間違いなく試合で4回転アクセルを成功させるまでは引退しないだろう。
僕は幸運にもメラーノで彼を見ることが出来たから実質、彼が滑り始めた頃から彼を追っている。つまり、一目で僕に衝撃を与えたスケーターだ。
あの大会にはブレジナを始め、成長と言う点において彼より進んでいる選手が何人もいたにも拘わらず。
長年彼を追ってきた者としては、「もう十分じゃないか」と言いたい気持ちもある。
しかし、このエレメントを試合で決めて歴史を作りたいというこのアスリートの気持ちは理解できる。
彼は3アクセルを未だかつて見たことがないほど卓越したエレメントに昇華したから、今度は4アクセルを試合で決めた最初の人間になりたいのだ。
だから純粋に超絶技術という観点からは彼が続けてくれることに僕は満足している。
しかし人間的な視点からは、彼のような規格外のチャンピオンが、ノーミスの完璧な演技をしても、ジャッジから過小評価されるのを見るためにリンクに出ていく価値があるのだろうかと自問自答しまう。彼と道で出会ったら敬語を使い、それどころか彼を「貴殿」と呼んで敬わなければならないような連中から過小評価されるのを。
だから僕の気持ちは2つの炎の狭間で揺れている。
僕の心、彼がフィギュアスケートにもたらしたことに対する敬意の気持ちは「もう十分だ」と言っている。
つまり「現役を続け、君の真価が評価されない苦しみをこれ以上味わうのはナンセンスだ」と
その一方で、彼はまだまだ多くのことを与えてくれる、という気持ちもある。
プログラム冒頭で4アクセルを入れ、他の4回転ジャンプも入れたプログラムを完成させるなんて、数年前まで想像も出来なかったことだ。
つまり、彼は重力にも戦いを挑んでいるのだ。
4回転半は驚異的な難度だ。
つまり、これが僕の気持ちだ。
ファンとして、スケート関係者として
だから、この意味で今後何が起こるのか見ていこう。
F:僕はフィギュアスケートを多く見てきたし、実際に内部の人間として多く実践したけれど、君が語った、この4回転アクセルを彼がやりたいように前後に何か入れてパッケージとして完成させるという試みを、僕はイメージすることが出来る。実際にはまだ見ていないけれど。
もし羽生がこの夢を追い続け、実現することが出来たなら(出来れば君の実況で)、フィギュアスケート史のマイルストーンになるだろう。
M:勿論だよ、フランコ。
マイルストーンだ。
しかし彼のようなレベルのスケーター、五輪を二連覇し、この競技を想像を絶するレベルまで引き上げたスケーターは・・・・
今、僕達がリンクで見ているスケーター達は、彼と共に生まれた。
もし、羽生がフィギュアスケートをこのレベルまで引き上げなかったら、僕達はネイサン・チェンも見ていないだろう。
F:同感だ
M:そして、これだけのことを成し遂げたスケーターはジャッジ達に辱められるべきではない。
僕達がストックホルムで見たようなショートプログラムを滑るスケーターは107点を持ち帰るべきではない。
このことが大問題なのだ。
このことが省察すべきことなのだ。
(了)
マッシミリアーノさんが感じていることは、私を含め、ファンの多くの方も感じていることだと思います。
SPの採点のことも、FSでの減点の大きさのことも、他の選手との比較において、点数が常に相対的に低く抑えられていることも、その全てが羽生選手をもうこれ以上フィギュア界に君臨させたくないという、大きな圧力のようで、羽生選手がいくら努力しても、それは報われない努力なのだとしたら、もう十分だ、ここを立ち去ろう、と考えても不思議ではありません。
そして、もしそうしたとしても、いささかも羽生選手の功績と名誉を傷つけるものでもありません。
しかし、もう一つの気持ちは、羽生選手が最高にして(おそらく)最後の目標としている4回転アクセルの成功を見たい、そして彼と共に歓喜の涙を流したいという誘惑に勝つのもまた非常に難しいのです。
怒りの炎と期待の炎、二つの炎の間で揺れているのはマッシミリアーノさんと同じです。
マッシミリアーノさんのスポーツジャーナリストとしての正義感溢れる熱い気持ちにはいつも感動させられます。
2008年にイタリア北部のMeranoで行われたメラーノ杯で初めて羽生結弦を見た時から、彼の真価を見抜き、ずっとその進化を見続けて来てくれたマッシミリアーノさんです。
2008年ジュニアグランプリシリーズ・メラーノ杯
https://youtu.be/x7CRPUoK-ys
この時は5位という結果でしたが、マッシミリアーノさんは強い印象を受けたそうです。
それからずっと羽生選手を高く評価し続けてくれています。
もう一人、このメラーノ杯で結弦くんから強い印象を受けたという人物がいます。
今度の国別対抗戦に出場する予定の、イタリアのダニエル・グラッスル選手です。
メラーノに住むダニエル君はこの時6歳で、地元で開催されたメラーノ杯を見に行って、13歳の結弦くんと出会ったのです。
それ以来、結弦くんに注目して、愛犬には日本語で「KOORI(氷)」と名付けているそうです。
ダニエル君は今ではイタリアチャンピオンシップ3連覇中です。
というわけで、
もし国別対抗戦が無事に開催されたら、羽生選手を応援するのは勿論ですが、
インタビューでも、「憧れの選手は羽生結弦」と言うダニエルくんを応援したいと思っています
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年03月31日
辛口採点なぜ
外出から帰宅して、ちょっとニュースを見たら、羽生選手が国別出場が発表されていました!
【男子シングル】羽生結弦 宇野昌磨
【女子シングル】紀平梨花 坂本花織
【ペア】 三浦璃来&木原龍一
【アイスダンス】小松原美里&小松原尊
チームキャプテン 木原龍一
龍一君、一番上のお兄さんみたいで頼りになりそう!
出場選手は各国豪華メンバーですね。
世界選手権から帰国後の隔離期間が終わって直ぐなので、羽生選手の出場はないのかなと思っていたので、嬉しいのですが、その反面、大阪は今、感染者急増で、今日は599人と、東京以上の感染者が確認されています。
明日にも緊急事態宣言に準じた「まん延防止措置等重点措置」が適用されるところです。
果たして無事に開催されるのか、まだ流動的な部分もありますね。
それまでに感染者が減少してくれるとよいのですが。
◆東京スポーツの記事
羽生結弦の「点数低すぎ」問題 フィギュア界の “生き字引” が指摘するジャッジの潮流
東京スポーツ 2021年3月31日
フィギュアスケート男子の五輪2連覇・羽生結弦(26=ANA)への採点を巡り、国内外の関係者から懐疑論が噴出している。
もともとファンの間で「羽生に対する採点は辛い」が定説だったが、先日の世界選手権(ストックホルム)のショートプログラム(SP)での低得点で一気にヒートアップ。穏やかではない状況の中、フィギュア界の〝生き字引〟に見解を聞いた。
羽生は30日に羽田空港に帰国した。入国前の抗原検査で陰性となり、マスク姿で到着ゲートに現れると「ありがとうございました。お疲れさまです、(新型コロナウイルス対策で)隔離されます。ありがとうございます」とコメントした。日本スケート連盟によると、空港から専用車両で隔離のためのホテルに向かったという。
今回の世界選手権では、フリーでミスが続いた羽生はライバルのネーサン・チェン(21=米国)に3連覇を許して銅メダル。
演技後にぜんそくの発作が出るなど体調が万全ではなく、ジャンプミスは明らかに自身に原因があったが、問題はSPだ。4回転サルコー、4回転―3回転の連続トーループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)とジャンプを全て完璧に揃えて首位に立ったものの、スコアは106・98点。ステップでレベルの取りこぼしもあり、関係者からは「110点くらいあってもいい」との声が上がっていた。
この件をフィギュア史を知り尽くす元国際審判員の杉田秀男氏(86)に聞くと「正直、GOE(出来映え点)を見て『何で?』って思いましたね。前半に滑っていた選手と同じような評価じゃなかった。もうちょっとしっかり見てよって感じました」と話した。
その指摘通り、冒頭の4回転サルコーはGOEがたった2・22点。2人のジャッジが「0点」をつけた衝撃的な事実はSNSで拡散された。また、演技構成点47・96点は、転倒したチェンとわずか1・53点差。いったい、なぜこんなことが起きたのか?
ある現役審判は「羽生選手の(演技に求められる)ハードルが上がり切ったため」と主張するが、杉田氏は「今回は日本人ジャッジがいなかったのも影響しているのでは? それと最近はジャッジングがすごく細かくなり、いいところを見るというより、ミスのあら探しのようになっている」とみる。
その上で「羽生選手は一つの流れの中でジャンプを跳ぶ。その技術をもう少し評価してあげてもいい。ただ、彼は不満があっても絶対に口にしないでしょう。そこが素晴らしい」と語った。
大会後の羽生は吹っ切れたように、人類初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)成功へのこだわりをみせ「(最終目標は)五輪の金メダルより4回転半」とさえ言った。
他人からの評価に限界を感じて自力で達成できる「夢」にかじを切ったとすれば、その〝無言のメッセージ〟をフィギュア界はどう受け止めるのか? 今後も大きな議論を呼びそうだ。
今日買ってきた東京スポーツです。
ウェブ記事だけでなく、実際の新聞記事になっていて、より多くの方にこのような問題があることを知っていただけるのではないかなと思いました。
これまで、正面切って不可解なジャッジングへの疑問を指摘した日本の新聞記事は見たことが無かったので、
東京スポーツさん、杉田さんに感謝したいと思います。
今回ジャッジグループに日本人が一人もいなかったことは、私もとても不思議に思いました。
リンクサイドの広告を見れば分かるように、スポンサー企業の大方は日本企業です。
そして、羽生選手、紀平選手のように、世界のトップクラスの選手が出場しているにもかかわらず、日本人ジャッジがゼロというのも不自然ではないですか。
日本スケート連盟はもう少し政治力や交渉力を持って下さいと言いたいです。
新聞記事は2面の上部にレイアウトされていて、大きな太文字で、「羽生への辛口採点なぜ」と、単刀直入な書き方になっています。
多くの方の目に留まったことと思います。
問題点、疑問点を掘り下げて提示していくという、ジャーナリズム精神を是非発揮して欲しいです。
◆SOIのチケット払い戻しきょうまで
昨年4月に開催予定だったスターズ・オン・アイスが、結局丸々1年延期され、今年の4月22日(木)~4月25日(日)に開催されることが決まっていました。
しかし払い戻し期間ギリギリの今日まで待ったものの、羽生選手出場の告知はなく、今日、払い戻ししてきました。
払い戻し期限は今日31日23:59までです。
コンビニで発券したチケットは、同じコンビニで直ぐに現金で払い戻しされます。
もし忘れていた方がいたら、今すぐコンビニへ!
世界選手権出場選手は、隔離期間が終わった直後に国別対抗戦があり、そのすぐ後にスターズ・オン・アイスと、タイトなスケジュールになりますね。
国別対抗戦の大阪も、SOIの横浜も、その頃は感染者数が減少しているといいのですが。
anan、この能登さんの写真に惹かれて、買ってしまいました。
能登さんらしさが出ている優しい写真と折山淑美さんの文章で16ページです。
結弦くん、今夜は隔離2日目。
少しは疲れがとれたかな。
そうだといいな。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年03月30日
カメラマンたちの現地ルポ
スポニチの小海途カメラマンから現地ルポが届いています。
不安と闘う人々へ――無観客でも見えた羽生の祈り
小海途カメラマン現地ルポ
2021年3月30日 Sponichi Annex
スウェーデン・ストックホルムで行われたフィギュアスケート世界選手権は28日のエキシビションで終幕した。男子で銅メダルを獲得した14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(26=ANA)は、10年の節目を迎えた東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を舞い、コロナ禍の世界へメッセージを発信した。外部との接触を遮断する「バブル」方式の無観客で行われた今大会。現地で取材したスポニチ東京本社編集局写真映像部の小海途良幹記者が感じたものとは――。
新型コロナウイルスの猛威が収まらない中、ストックホルムで開催されたフィギュアスケートの世界選手権。選手と同様に私たち報道陣も不安と闘った日々だった。
この時期の海外渡航、まして集団免疫獲得を目指す世界的にも特異な政策でコロナ対策に臨んでいるスウェーデンへの入国だった。街ではほとんどの人がマスクをしておらず、レストランやバーは大変にぎわっていた。目の前の光景と、6000人を超えると伝えられる一日の新規感染者数とのギャップに困惑した。スーパーで大量の食材を買い込み、期間中外食は一度もなし。部屋の清掃も断り、できるだけ外部との接触を避けた。
大会会場では数日おきに抗原検査を受けることとなり、悪い結果で取材ができなくなる恐怖心を最後まで拭い去ることはできなかった。PCR検査も含め計5度受検したが、全て鼻の奥に綿棒を入れて行う方式。左右好きな鼻の穴を選ぶことができたが、どちらでもつらさは変わらなかった。
そんな日々を支えてくれたのは、選手と大会ボランティアの姿だった。演技中、スタンドには出番のない選手、手の空いたボランティアが座り、大きな拍手で盛り上げた。みんなでいい大会にしようとする一体感が感じられ、不思議と無観客の寂しさはなかった。氷上には気持ちのこもった演技をするスケーターがいて、撮影する興奮はこれまで通りのものだった。
最後に行われたエキシビションで大会は幕を閉じた。そこで羽生結弦選手が演じたのは東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」。さまざまな不安の中で闘う人々の心に、確かに届いた演技だった。(小海途 良幹)
小海途さん、大変な状況の中でも、現地から頻繁にたくさんの写真を送って下さりありがとうございました。
しかし、田中さんは大会中どこにいたのでしょうか。
全然姿を現しませんでしたね。もしかして??
田口さん📷
— 田中宣明 たなかのぶあき (@tanaka_nobu_ph) March 29, 2021
お疲れ様でした。
世界フィギュア現地取材、ベテランカメラマンが初めて感じた緊張感(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース https://t.co/eFS82iTUmw
(記事より一部抜粋)
結弦くん笑顔で帰国!
おかえり~~~
元気な笑顔でよかった!!
photo:毎日新聞
#フィギュアスケート 世界選手権から #羽生結弦 選手と #宇野昌磨 選手が同便で帰国しました。抗原検査は陰性。宇野選手は軽く会釈、羽生選手は「ありがとうございました。お疲れ様です。隔離されます。ありがとうございまーす」とコメントして帰途へ。空港から専用車両で隔離ホテルへ向かいました。
— 𝓕𝓲𝓰𝓾𝓻𝓮𝟹𝟼𝟻 (@figure365) March 30, 2021
「ありがとうございました。お疲れ様です。
隔離されます。ありがとうございまーす」
結弦くんらしい言葉だな。
Photo:朝日新聞
まずはゆっくり休んでね!!
動画お借りしました。
エブリイ
— ふうせん (@taedonyzlove) March 30, 2021
羽生選手帰国映像❤ pic.twitter.com/ah3kZGcHDn
最後までお読みいただきありがとうございました。
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羽生結弦 語る☆一夜明け編
FSの翌日の羽生選手のインタビューです。
スポニチの記事からですが、自分用の記録として保存しておきたいと思います。
自分用のため、ほとんど文字だけですみません。
最後にポイントだけまとめましたので、それだけでも読んでいただけたらと思います。
フィギュアスケートの世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)の男子で銅メダルを獲得した羽生結弦(ANA)が28日、オンラインで取材に応じた。
――フリーでバランスを崩したと言っていた、喘息が出たという報道もあったが
「喘息の発作自体はフリーの後にちょっと感じたかなというふうに思うんですけど。でも、終わってみたらちょっと苦しかったなと思うくらいで特にまあ会場入りが遅くなった理由とかではない。
ただ、ちょっとしたトラブルがちょっとずつ続いていって、まあ、実際に6分間練習では影響感じていなかったんですけれども、最終的にほんのちょっとのほころびが全部につながったかなと思っています。自分の中で原因はしっかりしてますし。
かといって、じゃあそれが、あの、すごい大きなミスだったかと言われれば、点数ほど大きなミスではなかったと思うので。1つずつほんのちょっとずつずれているだけなので自分の中で。
だから順位だとか、点数だとかそれ以上に自分の中ではやりきれたなという感触もあります」
――北京五輪を目指す気持ちは
「う~ん、なんか現役やめるとかやめないとかじゃなくて、その、うん、アクセル跳べないと満足できないので一生、へへへ。
もちろん、その、なんですかね、一時期、ああ年だなとか体動かなくなったなとか、そういうことを思う日々も、もちろんありましたけれども、でも今やっていて感じるのは、まだまだ自分、成長できるなということを感じていますし。
もちろんその、それ自体が完全に結果だとか、まあ、僕の場合は過去の栄光とかなり比較されやすいですけど、過去の栄光と比較しても、じゃあまだ保てているのかと言われたら、それは難しいところがあるかもしれません。
ただ、確実にレベルアップしていますし、確実に平昌オリンピックの時よりも、ヘルシンキワールドの時よりも絶対うまくなっているんで自分。だから、なんか限界だなって感じはないです。
ただ、この限界だなって思うかもしれない時期をどうやって乗り越えていくか。まあこれから国別もあって、まあ国別をちょっと今頭から外した状態で喋っていますけど。まあシーズンオフの状況の中でアクセルを練習していくことになると思うんですね。アクセルを練習していく中で、ああ跳べないなとか絶望感をまた味わった時にどうやって乗り越えていくか。どうやって自分に頑張っているっていう報酬与えてあげるか。それを色々考えながら今の自分の知識だったり、経験だったりそういったものを活かしながら乗り越えていかないといけないなというふうに思っているところです」
――今後の拠点は
「えっと、昨日、試合が終わってブライアンと帰って、その後にメールが来ていたんですけど。え~まあいろいろ、掛け合ってみることもできる。ただ、それは確定なものではではない。
けど、まあブライアンたちはいつでも、あの、クリケットで教えることを楽しみにしているし、早く一緒に滑れたら良いねみたいなことは言われています。
ただ、自分の中でまだ確定して、カナダに帰るっていうことをちょっと言い切れないところもあって。
やっぱり、今シーズン、かなり自分1人で練習していく中で得たものが、ものすごく大きいんですね。やっぱり、それは1人の練習だからこそ分かってきたことだと思いますし、また今4Aの練習に関してもかなり1人でやっている段階で、いろいろ分かってきたこともある。で、その、そうですね、えー、例えば複数人数で練習した場合、4回転半をやろうとした時に、やっぱコース上に誰かいたりとか、気が散ってしまうこともたぶんあると思うんですよね。または、氷のコンディションだったり。そういうのが1人で練習している場合、まったくないので。かなりジャンプに集中してできたりとか、または曲をかける練習ってフィギュアスケートってすごく独特で。順番があったりとか、かける優先順位があって。例えば試合の前の人はいっぱい曲をかけられるけど、試合がまだない人はかけられないとかってルールがあるんですね。それがまったくない練習が続いているので。
かなり自由度が高く、また自分がしたい練習、自分が考えているトレーニングプランに沿った練習をできているところでもあるので。それをどうとるか、ということと、あとは体の状態ですね。間違いなくこっち来てから、こっち来てからっていうか日本にいてからしばらくの間、かなり長い間、トロントでケアしてくださっている先生に見てもらえてもないので。ガタが来ていることは確かだと思うんですよ。で、4回転半をやっているのでかなり足だったり腰だったり首だったり、いろんなところに負担はきているので。そこも天秤にかけながら、いろんなことを考えながら決めなきゃいけないなと思います。
だから一概にもう帰りますとか日本にいますとかは、今難しいかなというふうに思っています」
――フリーのチェンの演技を見て
「特に何も感じていないです、はっきり言ってしまうと。
あの~、もちろんチェン選手は素晴らしいと思いますし、やっぱりあの5クワドをしかも高難易度のものを、あのクオリティーで全て決めきってプログラムを完成させるのは並大抵ではないですし。これはやっぱ彼の努力の賜だと思っています。
ただ、今回自分が一番感じていたのはやっぱり感染しないこと。で、2週間、隔離期間がまた帰ったらありますけど、その期間中まで含めてこの世界選手権を健康で終わること。何しろ今故郷が結構、大変なことになっているということもあって、自分が広げてはいけない、感染してはいけないという気持ちがかなり強くあるので。まずはそこが第一目標だったからこそ、あんまり、対ネーサンみたいな、なんですかね、わかりやすい構造じゃなくて自分の中では。もっとなんか、対自分よりも対コロナウイルスみたいなところが今回はあったので。あんまり気にしていないです。
何より一番良かったなって良かった、ホッとしているのは、やっぱり3枠を取れた。やっぱり全日本王者だからこそ、オリンピックの枠に貢献しなくてはいけないという使命感は強くあって、この試合に出たのがかなり強く自分の中にあるので。まずはそれにしっかり貢献して、日本男子の3枠を取りきれたことは大きいです。あとは、あんまり考えていませんでした」
――体調はどうか?
「体調、問題ないです。問題ないです、問題ないです。テレビの皆さん心配してましたけど。体調は全然問題ないです」
――アクセルを追求していく中で北京五輪あればと言っていたが、逆に言うと、アクセルを決めたら辞めちゃうのか。
「あはは。ド直球に聞きますね!あー、わかんないですね。まあ、そのアクセル決めたと言っても、どう決まったかにもよるんじゃないですかね。なんか自分が納得できているのかできていないのかとか。4回転半を凄い頑張ってやっているというか凄いフォーカスして、目標としてやっているというのも、結局は自分の心が満足できるかできないのかっていうのがたぶん根本だと思うんですよ。だから、4A跳んだとして満足できるのかっていう内容だったら、もしかしたら考えるかもしれないですし。
ただ、先ほどの取材の時にも言ってましたけど。確実にうまくなっているんで、羽生結弦。ふふ。普通にうまくなってるんで。例えば、ヘルシンキのワールドの時と構成比べてみたら、確かに1本ジャンプ少ないですし。後半にサルコーじゃなくてトーループにしていますけど。ノーミスできる確率っていうか、崩れなくなった強さとか。そういったものはあの頃より上になっていると思うんですよね。あとは狙えるようになってきたっていう。あの頃はまだ偶然で。ゾーンに入ってきたという感じになってましたけど。今は狙えるようになってきているんで。本当にうまくなったなって思っているんですよ、実は。だから、もちろん今結果出てなくて辛いなとか、苦しいなと思うこともあるっちゃあるんですけど。
今回の演技に関しては、そうですね、点数はもちろん出ないジャンプたちだたったし、出ない演技だったとは思うんですけど。点数以上に、ああ、自分のトレーニングをしてきたことは間違ってなかったなという感触もある演技でした。だから、あまりすごい限界だから辞める、みたいな感触はないですね」
――来季の演目は。
「さっきフジさんの取材の時に言っちゃったんですけど。とりあえず、自分の頭の中では、なんですけど。4Aは『天と地と』に入れたいっていう気持ちがやっぱりあるんですね。まあ、その気持ちで、このプログラムをつくったっていうのもありますし。
だから、まだ確定ではないですけど、『天と地と』はやりたいかなって思っています。やっぱり、全然まだ今シーズン試合積めてないですし。このプログラムたちと。もっとこのプログラムの良いところを見せたいって思っていますし。また、アクセル入ったら全然、印象が変わると思うので。そういった意味でもこの子を完成させたいなっていう気持ちがあります」
――アクセルは1日どれくらいしているのか。どの程度まできているのか。
「えっと、8分の1回れば立てますね、間違いなく。ランディングできます。
だから、そこまで行くまでに、かなり体を酷使していて、痛む部分だとかそういったものもちょっとずつ出ているというか。ダメージは確実に溜まっているっていうのと。あと、何分か。そうですね。でも、えー(以前の質問で)いつまでに(今大会のアクセル断念を)決めたんですか?みたいなこと言ってましたけど、3日前ですって言ったやつです。ありましたけど。あの、本当に自分の中ではリミットは2月の終わりまでに降りなければ入れられないと思ってて。2月までに降りたら入れると決めていたんですよ、1本でも降りたら入れると決めていたんですけど。でも2月までに降りられなくて、で、ここまで延長してしまったんですけど。
そこらへんはかなり死ぬ気でやってたので。ほかのジャンプ跳んでないですね。アクセルしかやってない、とかあるので。2時間ぶっ続けとか。もちろん4回転半ずっとではないですけど。2時間アクセルばっかりとかっていう練習も結構ありました。平均して45分はやっていると思います。ありがとうございました。皆さんも今大変みたいなので。ありがとうございます。またお願いします」
(了)
この一夜明けインタビューでは核心に触れる重要なことを話していますね。
【以下まとめ】
・フリーは点数差ほどの大きなミスではなかった。(実際、点数差が開き過ぎ)
自分の中ではほんのちょっとずつ、ずれているだけだと思う。
・4回転アクセルが跳べないと、一生満足できない。
まだまだ自分は成長できると感じている。
・平昌オリンピックの時よりも、ヘルシンキワールドの時よりも自分は上手くなっている。
だから、限界だとは感じない。
・オーサーコーチからは早くクリケットに戻ってと言われているが、自分の中ではまだ確定的にカナダに戻るとは言い切れない。
1人の練習だからこそ分かってきたこともあり、練習時の自由度が高い。
しかしその反面、体のケアができていないので色々な部分にかかる負担が大きくなっている。その辺のバランスを考えているが、今は日本とカナダのどちらを拠点にして行くのか判断できない。
・ネイサン・チェン選手はリスペクトしているが、今回の彼の演技に対しては特に感想はない。
今回の試合は自分にとって一番大切なのは、感染しないで健康で世界選手権を終わることだった。
・一番良かったと思うのは、オリンピックの3枠が取れたこと。そのためにだけ世界選手権に出場したという側面もある。
・4回転アクセルを頑張ってやっているというのは、自分の心が満足するため。
羽生結弦は確実にうまくなっている。自分のトレーニングは間違っていなかったという感触も感じた。
・4回転アクセルは『天と地と』に入れたい。その気持ちで創ったプログラムでもある。
・4回転アクセルは、あと8分の1回れば間違えなくランディングできる。
今大会でのアクセル投入を断念したのは試合の3日前。
アクセルの練習しかしていなかった。2時間アクセルばかり練習することもあり、平均的には45分ほど練習している。
徐々に夢だった4回転アクセルに近づいているようです。
来シーズンが山場になりそうですね。
どうかケガだけはありませんように。
最後に素敵な写真を1枚だけ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年03月29日
3つのインタビュー
怒涛の1週間が終わりましたね。
応援していただけでも、今日は脱力感を感じます。
普段とは違う厳しい環境の中で、力を尽くして戦った選手たちはどれだけ疲れたことでしょう。
羽生選手はやはり喘息の影響があったことに言及していましたね。
周りを気遣う人ゆえに、彼自身が言ったこと以上に影響は少なからずあったのだろうなと思っています。
十分に休養を取って英気を養い、それから次の目標に向かって行けますように。
情報が次々と押し寄せる中で、やはり、一番聞きたいのは羽生選手本人の口から語られることです。
そこで、SP終了後、FS終了後、GALA終了後のインタビューを演技と共に、ここにまとめておこうと思います。
◆SP:Let Me Entertain You
◆SP終了後インタビュー
◆FS:天と地と
◆FS終了後インタビュー
自力?or 地力?
◆エキシビション:花は咲く
◆エキシビション終了後インタビュー
こんにちは~羽生で~す。こんにちは。こんばんは。
よろしくお願いします。
一発目で入れる予定ではいます。(一試合目という意味ではなくて、一番初めのジャンプという意味では?)
ただそれまでにまず、成功させること。
もし、プログラムに入ったとしても、他のジャンプが崩れなかったり、
まあ、プログラムとして完成させられるような練習を常にしていかなきゃいけないな、っていうことも考えています。
本当に、くれぐれも健康第1で、怪我無く、練習して欲しいです。
4回転アクセルが来季成功しても、或いはそこまで到達できなくても、
私は羽生選手の、不可能を可能にしようとする意志と努力に価値があると思っています。
だから、成功しても、失敗しても、羽生結弦の存在そのものを愛することに1mmも変わりはありません。
羽生選手のストックホルムでの一言一句の記録は、フィギュアスケートマガジンさんに期待したいと思います。
来週の水曜日、4月7日発売です。スピード出版ですね!
4月12日発売のSportivaの表紙は衝撃的!
まだ表紙が来ていないフィギュアスケート通信は4月13日
4月に入ったらまだまだ雑誌・ムック類は増えそうですね。
フィギュアスケーターズとか、Quadruple Axelとか諸々。
結弦くんはもう帰国途中なのかな。
帰国後の14日間の自主隔離がよい休養になるといいな。
ゆっくり休みつつ、来シーズンの良い構想が練れますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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ストックホルムに花は咲く
エキシビションの演目は「花は咲く」でしたね。
衣装は丁度昨日まで東京で開催されていた「震災と未来」展に展示中 のため、
オレンジ色の「ビリーブ」の衣装でした。
東日本大震災から10年目の年に世界選手権のGALAで
「花は咲く」 を滑ることに込めた、結弦くんの想いが伝わってきました。
動画お借りしました。
羽生結弦 EX 「花は咲く🌸💕」
— 秀(さかえ)사캉🌸🎸🕊🐈💕🌸 (@yuzu1207_s) March 28, 2021
part 1 #羽生結弦 #世界フィギュア2021 pic.twitter.com/Qj5vTu2TiP
羽生結弦 EX 「花は咲く🌸💕」
— 秀(さかえ)사캉🌸🎸🕊🐈💕🌸 (@yuzu1207_s) March 28, 2021
part 2#羽生結弦 #世界フィギュア2021 pic.twitter.com/zJrV1og5Dh
羽生結弦 EX 「花は咲く🌸💕」
— 秀(さかえ)사캉🌸🎸🕊🐈💕🌸 (@yuzu1207_s) March 28, 2021
part 3 end#羽生結弦 #世界フィギュア2021 pic.twitter.com/2lj3MfuWXw
PCの画面撮りでボケボケですが、あまりに美しくて撮らずにいられませんでした。
#世界フィギュア2021 後インタ✨
— ドーモ(DOMO)🌹⛸✨ (@yumikikuha) March 28, 2021
「ちょっとしたズレで本番がポロポロと崩れてしまって。でもそれで良かったんじゃないかな。やっぱりアクセル込みのプログラムの完成形をちゃんと見せないとダメだと言われたような気がして。多分このまま続けていくと思います」✨#羽生結弦 #YuzuruHanyu pic.twitter.com/1B3wC5bvja
今日はもう、いつもの元気で強気な羽生選手に戻って、
来シーズンの4Aを入れた「天と地と」への挑戦を語ってくれました。
元気そうな様子にホッとしました。
そして、来シーズンも応援するぞ!という気持ちになりました。
結弦くん、本当にありがとう。
結弦くんからのメッセージのダウンロードはこちら。
世界女王も結弦くんにツーショットをお願いするんだね。
ピョンピョンして、嬉しさが伝わってきます。可愛い!
King of selfies🥺✌🏻 pic.twitter.com/jZOSGsoSsL
— Lydia⛸👑🕊 (@lydiaonice) March 27, 2021
たくさんのニュースが溢れていますが、結弦くんが元気を取り戻してくれれば、
今はもう、それだけで十分。
最後まで気を付けて、無事に帰国してね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年03月28日
これからGALA、言論と報道の自由について
私自身は喘息ではありませんが、ごく近い身内に喘息持ちが2人います。
ひどい発作の時は救急搬送をお願いしたことも何度かあります。
息が吸えないという現象と死んでしまうかもという恐怖心で、発作は本当に怖いと言っていました。
それなので、喘息という病気はこれまでも身近に感じてきました。
羽生選手が喘息という基礎疾患を抱えていることは、秘密でもなんでもなく、羽生選手本人も認めていることです。
ですから、プライバシーの暴露にも当たらないと思います。
前記事に参照したロシアメディアの記事の信憑性を疑っている方もいるようですが、
少なくとも、ロシアには羽生選手の喘息を報道することによるメリットはないはずです。
それについて書かれていたブログ記事を削除せざるを得なかったブロガーさんもいるようですが、私は削除するつもりはありません。
どういう方が記事にクレームをつけてきたのか知りませんが、そういう方々はネット上に無数に拡散している羽生選手に関する真偽不明な記事の一つ一つにもクレームを出しているのでしょうか。
今回のロシアの記事や、それを取り上げたブログにだけクレームをつけるというのは何故でしょうか。
その行為の中に、既にクレーマーの方々の指向が示されています。
「報道の自由」は、世界共通の最大の価値の一つです。
個人のブログ記事が気に入らないのであれば、読まなければいいし、
報道が間違っているというのならば、反証を提示していただきたいです。
それよりも私は、今回の世界選手権代表団に医師が帯同していたのかどうかを、日本スケート連盟に問いたいです。
◆若杉カメラマンが、読売のインスタにたくさんの写真を上げて下さっています。
いつまでも応援していきます。
◆今夜のエキシビション
羽生選手は出場するのですね。
フィギュアスケート<#世界選手権>◇28日◇ストックホルム◇エキシビション
— 木下淳(日刊スポーツ) (@j_kino_nikkan) March 27, 2021
プログラムが発表されました。
日本からは #鍵山優真 #羽生結弦 #坂本花織 #紀平梨花 #三浦璃来 #木原龍一 の各選手が参加します。日本時間の午後9時30分に開演予定です。#Figure365 #フィギュア365 #世界フィギュア pic.twitter.com/9gN1vTP2PV
滑走順は、各カテゴリーの優勝者の直ぐ前です。
羽生選手に対するリスペクトと思います。
この後エキシビションは21:30~24:00にISUのYou Tubeチャンネルで歩生放送されます。
なんと待ち受け画面は「春よ、来い」
◆FOD プレミアム LIVE放送 21:30~24:00
結弦くんが連れてくる春が、世界中に広がりますように。
フジテレビ(地上波)の放送もあります。
3月29日(日)01:00~02:00
(1時間なのでダイジェスト版でしょうか。)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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喘息、やはりそうだったのか…
岡崎真氏のヤフー記事を読んでいて、そのコメント欄に「喘息」の文字が連続して出てきていて、やはりそうだったのかと思い当たりました。
髪はセットされていなかったし、顔色は少し紅潮していて、私は真っ先に、熱があるのでは?と思い、3人目の感染者が出たというニュースも見ていたので、とてもとても心配でした。
やはりそうだったのか……
マスク脱ぎ伝説誕生 pic.twitter.com/A4uDcnKUdY
— すー(sue) (@ra_nuit) March 27, 2021
肩で息して苦しそう。
ロシアメディアの記事より
ХАНЮ НА ЧМ ОТКАТАЛ ПРОИЗВОЛЬНУЮ ПРОГРАММУ С ПРИСТУПОМ АСТМЫ И ЗАВОЕВАЛ БРОНЗУ
Японец Юзуру Ханю испытал проблемы со здоровьем непосредственно перед прокатом произвольной программы на чемпионате мира в Стокгольме. У фигуриста произошел приступ астмы, с которым он в итоге выступил и по сумме двух программ занял третье место.
Напомним, победителем стал 21-летний американец Натан Чен.
Ханю является двукратным олимпийским чемпионом и трехкратным чемпионом мира.
以下google翻訳です。
世界のHANYUは喘息の喘息を伴う特別なプログラムを展開し、ブロンズを征服しました
日本の羽生結弦は、ストックホルムで開催された世界選手権のフリースケーティングの直前に健康上の問題を経験しました。 スケーターは喘息発作を起こし、最終的には2つのプログラムの合計で3位になりました。
勝者は21歳のアメリカ人ネイサンチェンだったことを思い出してください。
羽生は2度のオリンピックチャンピオンと3度の世界チャンピオンです。
(誤記?:3度の世界チャンピオン⇒2度)
これが本当なら、日本チームは今回もドクターを帯同していなかったということです。
このコロナ禍の最中に、ロックダウン寸前のスウェーデンにトップ選手を派遣するに当たって、チームドクターを帯同しないとはどういうことなのか。
羽生選手だけでなく、全ての選手、関係者の命はそこまで軽んじられているのか。
絶句します。
羽生選手は絶対に自分からは言わない人ですが、もう世界中にこのニュースは広がっているでしょう。
それなのに…よく滑ってくれましたね…
涙るいるいと流れて止みません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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明日に向かって
結弦くん、体調が悪いとか、怪我したとかではないようで、本当に良かった。
プレカンでも落ち着いてこれからのことを話してくれたから、大丈夫だよね。
【 #羽生結弦 語る フリー編】「自分らしくないジャンプが続いた」「4回転半を早く練習」 https://t.co/Yn32ZCNuaa
— Sponichi on Ice (@SponichiF) March 27, 2021
#羽生結弦 4回転半に意欲「誰よりも早く、公式できれいに決める人間に」 https://t.co/lbFzNa1881
— Sponichi on Ice (@SponichiF) March 27, 2021
#羽生結弦 22年北京五輪「ベストを尽くして、来ることを心待ちに」 https://t.co/x0ssrU60jh
— Sponichi on Ice (@SponichiF) March 27, 2021
【 #羽生結弦 語る フリー会見編】「難しいことにチャレンジしていくことは大切」
— Sponichi on Ice (@SponichiF) March 27, 2021
(完)です https://t.co/2zTJSHmauo
🥉 Yuzuru Hanyu fight until the end and takes home yet another medal from the ISU World Figure Skating Championships!
— ISU Figure Skating (@ISU_Figure) March 27, 2021
Final results: https://t.co/VIQO2st2ql#WorldFigure #FigureSkating pic.twitter.com/llnBxFey1r
最後までベストを尽くして戦ってくれてありがとう。
健康であれば、またいくらでも挑戦できるから。
人間誰だって調子の良い時も悪い時もあるでしょう?
だから、次に向かおう。
表彰式、すいません、音なしですが。。。 pic.twitter.com/y4qbfdNMDu
— チャイティー🍀🎼chai-tea🎼🍀 (@meguroadCH) March 27, 2021
ニースも2位と3位が日の丸だったね
— Non (@skating_cat_A) March 27, 2021
一緒に表彰台に上がったパトリックと大輔さんを含めあの試合に出てた選手はほとんど引退してる。でも9年後もゆづはまだこの位置に立っている。本当に本当にすごいことだよ。
[ #フィギュアスケート 世界選手権]
— 読売新聞写真部 (@tshashin) March 27, 2021
3位になった #羽生結弦 選手(若杉)
Yuzuru Hanyu of Japan performs during men's free skating of the World Figure Skating Championships.
we are waiting for you to come back to the top.#YuzuruHanyu #WorldFigure #Stockholm2021 #figureskate pic.twitter.com/oY0qTSTdga
今夜はエキシビション。
3月28日 21:00~24:00 FODプレミアム
3月29日 01:00~02:00 フジテレビ(地上波)
「春よ、来い」を滑ってくれるのかな。
結弦くんは、終わるや否や、速攻ホームリンクへ帰って練習しそう。
でも、可能ならば、そのままコーチたちと一緒にカナダに戻れたらなぁ。
今は仙台も決して安全な場所とは言えないから。
ともかく、一番大事なことは健康であること。
それさえキープできれば、いずれ結弦くんの4Aの夢は叶うはず。
楽しみにしているよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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結弦くん、お疲れ様
結弦くんお疲れ様。
色々考えることもあると思うけど、今日はゆっくり休んでね。
今プレスカンファレンスの最中です。
結弦くんの話をしっかり聴きたいです。
現地からの情報が上がってきたら、後でまた。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2021年03月27日
美し過ぎる練習写真
刻々とその時が近づいています。
FS最終グループの演技構成です。
#世界フィギュア
— Masashi INOUE 井上将志 (@kyodonewsports) March 27, 2021
男子フリー 演技構成(最終組) pic.twitter.com/XykX70GfjA
ネイサン・チェン選手、予定構成を変えていますね。
最初の予定構成では含まれていなかった4Lzを入れて、4回転4種5本の構成です。
3位からの挽回を図ってきています。
羽生選手は全日本と変わらない構成です。
完成度とスケートの質では誰にも負けない羽生選手ですから、全日本の演技の再来、いやそれを上回る感動的な演技を見せてくれることでしょう。
そして本日夕方の直前練習の写真が来ました。
美し過ぎるほどの写真が小海途さんから届いています。
見るだけで溜息が出ます。
若杉さんからも。
[ #フィギュアスケート 世界選手権]
— 読売新聞写真部 (@tshashin) March 27, 2021
27日、男子フリーを前にメインリンクで調整する #羽生結弦 選手(若杉)
Yuzuru Hanyu attends an official practice of the World Figure Skating Championships.#YuzuruHanyu #WorldFigure #Stockholm2021 #figureskate pic.twitter.com/Yceq1ekBqm
[ #フィギュアスケート 世界選手権]
— 読売新聞写真部 (@tshashin) March 27, 2021
27日、男子フリーを前にメインリンクで調整する #羽生結弦 選手②(若杉)
Yuzuru Hanyu attends an official practice of the World Figure Skating Championships.#YuzuruHanyu #WorldFigure #Stockholm2021 #figureskate pic.twitter.com/KHRw0EPlRO
「戴冠ドラマ」っていうタイトルが全てを物語っていますね!
#羽生結弦 「天と地と」調整順調 戴冠ドラマ午後10時46分スタート https://t.co/X1iBTbx22D
— Sponichi on Ice (@SponichiF) March 27, 2021
現在テレビでは女子のFSのダイジェストが放送されていますが、
FODでは男子の演技が始まっています。
19:00~20:50までは無料で誰でもアクセスできます。
⇒ FOD無料配信
FSの結果は自動更新でこちらで見ることができます。
戴冠ドラマはまで、あと2時間半。
結弦くんの今持っているもの全てを、
ストックホルムの地から世界に向かって解き放って!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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公式練習とクリケットクラブからの応援動画
今夜のフリーに向けてドキドキが止まりません。
昨日の練習のニュース動画をゆづマミさんが上げてくださっています。
ありがとうございます。
めざスポ 6:20
— ゆづ★マミ with Wings໒꒱ (@yuzu_kyun_mami) March 26, 2021
サブリンク練習映像#20210327ゆづ#世界フィギュア2021 pic.twitter.com/23irLfH9BX
調子は万全といった風ですね。
でも油断大敵と言いますから、最後まで気を抜かずに応援したいと思います。
お買い物ついでにコンビニに寄り、新聞チェックしてきました。
スポニチ
氷上にYUZURU HANYU と書かれているように加工されています。流石、凝った作りです。
ニッカン
夕食はSPの日に倣い、
今日も桜模様の「勝つ三度」に決まりです。
愛用の「金メダルのお盆」(私が勝手に命名)にうやうやしく乗せました。
我が家には、オリンピックの2つの金メダルにちなんで2つあります。
どうか、この輝きが結弦くんの胸に届きますように!
帰り道は桜咲く裏道を通って、お花見気分を味わいました。
ほぼ満開です。
梅ではないけれど、
この桜の木の枝ぶりが光琳っぽくて、お気に入り。
とても温かいので、今日咲く花も多いでしょう。
今日は、何を見ても結弦くんのことを思ってしまいます。
今はFS直前練習の最中ですね。
3月27日 FS直前練習 15:15~18:05
曲かけは滑走順なので、羽生選手は最後です。
FSの試合本番は19:00~22:55、その後表彰式が続きます。
今から2時間後には始まります。
◆最終グループ滑走順
ウォームアップ 21:58:30~22:05:30
・宇野昌磨 22:06:00~
・キーガン メッシング:22:14:10~
・ミハイル コリヤダ:22:22:20~
・ネイサン チェン:22:30:30~
・鍵山優真 22:38:40~
・羽生結弦 22:46:50~
全選手の滑走順とタイムスケジュールはこちらから。(+8hで日本時間)
クリケットクラブからの応援動画もYou Tubeに上がっていました。
仲間からの応援、結弦くんも心強いでしょうね。
ドキドキですが、結弦くんの実力を信じて、その勝利の時を待っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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ほぼ完璧!「天と地と」公式練習
昨日から1日経って、ようやく落ち着いてプロトコル見ています。
1番ジャッジの方、リザ・ダヴィッドソンさん、冒頭の4SのGOEは加点無し、
あの非の打ち所のない3Aに+2とはどういう判定基準なのでしょうか。
PCSも、他のジャッジに比べると、目立って低いですね。
ネイサン・チェン選手プロトコル
ネイサン・チェン選手は転倒という重大なエラーががあったので、
そのような場合は、スケーティングスキル・トランジション・コンポジションはMAX9.75まで、
パフォーマンス・インタープリテーションはMAX9.5まで、というルールがあります。
そのルールを適用した場合に、ノーミスだった羽生選手の最高点の10点に対して、
ネイサン・チェン選手の場合には、9.75または9.5が満点ととなります。
(確か、このルール、羽生選手は転倒したわけでもないのに適用されたことがありましたね。)
このルールに従って、ジャッジごとに各選手に最高得点を出しているケースをチェックすると、以下のようになります。
羽生選手には満点は2回しか付けられていないのに対し、ネイサン選手には満点が13回付けられています。
これを見れば、明らかに3,5,7,8のジャッジは、ネイサン・チェン選手に有利な点数を出していることが分かりますね。
ISUSはジャッジの国籍を明示していませんが、
マルティーナさんが明らかにしてくれています。
以上のことは、マッシミリアーノさんが引用している、マルティーナさんの詳細な分析で知りました。
This detailed analysis about men's short program deserves to be read carefully.
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) March 25, 2021
Why do some judges disregard the rules?
Do they not know the rules or is there bad faith?
Anyone have an answer?
I haven't had one in a long time, too long... https://t.co/XNNoNxN4qJ
男子ショートプログラムに関するこの詳細な分析は注意深く読むに値します。
なぜ一部のジャッジはルールを無視するのでしょうか?
彼らはルールを知らないのか、それとも悪意があるのか?
誰か答えを知っていますか?
私は長い間その答えがわかりませんでした。あまりにも長い間…
World Championship 2021: Judges in the Men’s Short Program. The components https://t.co/D7ajnSXrQe
— Martina Frammartino (@MartinaFrammart) March 25, 2021
だからこそ、マッシミリアーノさんが、昨日のSPは少なくとも110点に値すると言っているに、深く同意します。
For the third time in his glorious career, Yuzuru Hanyu has won a short program in the World Championships.
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) March 25, 2021
He was the best on the technical score and on the program components.
Unfortunately, he was underestimated in the goe of several elements.
Today's SP was worth at least 110 pic.twitter.com/Z6MEx2L8QO
本当のルールならば、全てのスケーターに公正に適用していただかないと困ります。
スケーターごとに異なる基準でジャッジされては、それはもうルールとは呼べません。
羽生選手はそんなことは百も承知で、それでもなお勝つことを目指しているのです。
だから応援しない訳にはいかないのです。
若杉さんがインスタグラムに写真を上げて下さっています。
このブログを書いている間に、公式練習が終わったようです。
「天と地と」曲かけほぼ完ぺきとのこと。
#世界フィギュア 第3日
— Masashi INOUE 井上将志 (@kyodonewsports) March 26, 2021
男子公式練習速報#羽生結弦
3Lo, 3Lz, 3A, 4T-1Eu-3S, 4S, 4Lo, 3Lo(壁に近く抑えた可能性)
曲かけ(ほぼ完璧)
4Lo, 4S, 3A-2T, 3Lo, 4T-3T, 4T(少し詰まるも)-1Eu-3S pic.twitter.com/FVTqvySgAG
若杉さんからも早速写真が届いています。
[ #フィギュアスケート 世界選手権]
— 読売新聞写真部 (@tshashin) March 26, 2021
26日、練習リンクでの公式練習に臨む #羽生結弦 選手(若杉)
Yuzuru Hanyu attends an official practice of the World Figure Skating Championships.#YuzuruHanyu #WorldFigure #Stockholm2021 #figureskate pic.twitter.com/00kFIsqgdp
[ #フィギュアスケート 世界選手権]
— 読売新聞写真部 (@tshashin) March 26, 2021
26日、練習リンクでの公式練習に臨む #羽生結弦 選手②(若杉)
Yuzuru Hanyu attends an official practice of the World Figure Skating Championships.#YuzuruHanyu #WorldFigure #Stockholm2021 #figureskate pic.twitter.com/udZwVDB4Id
今晩起こることを想像するだけでゾグゾグしてきます。
どうか結弦くんの思い通りの演技ができますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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