ISU(国際スケート連盟)

2020年07月14日

最優秀衣装賞ノミネートスピーチ



衣装デザイナーの伊藤聡美さんからもお祝いの言葉が贈られています。
 



Origin の衣装、本当に素晴らしいです!


ISUアワード 衣装賞 伊藤聡美 1



ISUアワード 衣装賞 伊藤聡美 2




デザイン画も素晴らしくて、デッサンがほぼ完成形と同じですね。

ISUアワード 衣装賞 伊藤聡美 3


私は伊藤さんの衣装こそ、最優秀衣装賞に相応しいと思っていました。


そして本来衣装賞であれば、受賞対象はデザイナーであるべきと考えていました。

衣装は、それを着こなす選手によって完成するものだとは思いますが、やはり賞はデザイナーが受けるべきものではないのでしょうか。




これは私の個人的かつ勝手な憶測ですが、ISUは当初MVSをチェン選手に与えることを想定して、その場合に羽生選手に与える賞として、最優秀衣装賞を用意していたのではないでしょうか。

羽生選手を2つの部門にノミネートしていたのはそういう意味だと思っていました。

しかし、どこかの時点で羽生選手にMVSを与えるように方向転換し、衣装賞はアメリカに充てることになったのではないでしょうか。

ISUの誤りの一つは、チェン選手を2つの部門にノミネートしなかったこと。
その結果、チェン選手は思わせぶりたっぷりのノミネート映像を流されながら、結果的に無冠のままISUアワードの会場(リモートですが)を立ち去ることになってしまいました。

チェン選手にとって、決して愉快なことではなかったでしょう。

全てISUの責任です。


3分の1づつ取り入れられたという、ファン、ISU関係者、メディアからの投票結果は、未だに発表されていませんよね?

ISUアワード決定の詳細はブラックボックスの中に隠されたままです。

明確な基準と投票結果の詳細が明らかにされないアワードには何の権威もありません。

羽生選手がMVSを獲ったことは当然ですが、だからと言って、ISUアワードの権威を認めるわけではありません。

MVSを与えられて羽生選手が輝くのではなく、逆に羽生選手が受け取ってくれたからこそ、ISUアワードが輝いたということです。

そこのところ、間違えないでいただきたいものです。


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日刊スポーツが、羽生選手の最優秀衣装賞ノミネートの、英語スピーチ全文を翻訳して記事にしてくれています。

羽生「最優秀衣装賞」ノミネート英語スピーチ全文

(2020年7月3日 日刊スポーツより)

国際スケート連盟(ISU)がフィギュア部門で創設した「ISUスケーティング・アワード」の表彰式が11日、オンラインで行われ、男子の羽生結弦(25=ANA)が初代「最優秀選手賞」(MVS=MostValuableSkater)に輝いた。2019-20年シーズンの4大陸選手権(韓国)初制覇など競技成績に加え、影響力や集客力など貢献度も評価された。式にはリモート出席。そこで披露した英語スピーチ全文を掲載する。

同じくノミネートされていた「最優秀衣装賞」は、受賞したマディソン・チョック&エバン・ベーツ組(米国)を拍手で祝福。発表前には、最終候補入りの感謝と衣装への熱い思い、強いこだわりを、流ちょうな英語で明かしていた。【構成=木下淳、阿部健吾】

First of all, let me just say how honored I am, and congratulation to all who are nominated.  And off course big thanks you to all the Figure Skating lovers.

I think all skaters mentioned today we agree that we are so deserved to perform for you. Now to answer your questions.

Of course weight, and ease of movement or comfort requires all to the tension. We all want to put on there our best performance on the ice. For me costumes are important tools for me to express the story and my program. I also think costumes are one of the things that highlight that uniqueness of Yuzuru Hanyu the skater.

My costume make me feel that I want to perform my program so people who see it will fell that it has to be Yuzuru, it has to be this program and costumes.

まずはじめに言わせていただきたいのですが(今回ノミネートされて)とても光栄に思っています。そして、すべてのノミネートされた方々にお祝いを申し上げたいと思います。もちろん、すべてのフィギュアスケートを愛する方々にも、たくさんの感謝を伝えたいです。

今日ここに選ばれた全ての皆さんには、その価値があることをみんなが認めています。それでは、先ほどの質問に答えたいと思います。

重さ(重量)、動きやすさ、快適さはすべて緊張を必要とします(緊張する試合の場で求められるものです。)。氷の上では(それを身に着けて)ベストのパフォーマンスをしなければいけません。私にとって衣装は、ストーリーとプログラムを表現するために必要な、大切なツールです。さらに衣装は、スケーターとしての羽生結弦を唯一の存在として際立たせるものでもあると思っています。

衣装は、私がプログラムを演じたい気分にさせ、それを見る人が、これが結弦である、このプログラムと衣装でなければいけない、と思えるものでなければいけません。

    

羽生選手のこのコメントを読んで、伊藤さんも嬉しかったのではないでしょうか。

伊藤さんの衣装は羽生選手に欠かせないものになっています。

これからも、また素敵な衣装を羽生選手のために作り続けて欲しいです。



新聞やらテレビやら、まだアワードの話題でいっぱいですが、羽生選手はもう氷の上で黙々と練習しているんだろうな。

心身ともに健康でいてくれますように。

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2020年07月13日

羽生選手の英語スピーチ全文



日刊スポーツが羽生選手の英語スピーチ全文を掲載してくれました。
一部、(  )内は少し補足させていただきました。

羽生選手の英語スピーチ全文日刊スポーツより)

国際スケート連盟(ISU)がフィギュア部門で創設した「ISUスケーティング・アワード」の表彰式が11日、オンラインで行われ、男子の羽生結弦(25=ANA)が初代「最優秀選手賞」(MVS=MostValuableSkater)に輝いた。

2019-20年シーズンの4大陸選手権(韓国)初制覇など実績に加え、競技への貢献度も評価された。式にはリモート出席。そこで披露した英語スピーチ全文を掲載する。【構成=木下淳、阿部健吾】


ISUアワード 日刊

(before the Award)

I said same thing before, but I would like to say again. I am delighted to be nominated for this awards. To answer to your questions.

For me personally, all the eyes and voices from the fans are added pressure for me. I always sense their expectation and their pressure, even if it's just a practice, I can sense them. To be honest, sometimes it's tough and feel like I'm closing to something.

But this pressure actually makes me stronger  It would be terrible if no one expected anything from me. Because this expectation level I believe want to achieve and satisfy.

Of course, I can't always deliver at 100 percent but what I always try to do is respond to their expectation at 120 percent level. That why when I felt responsibility is huge, and when success it's amazing sense of achievement than words can describe.

(受賞前)

先ほど同じことを言いましたが、繰り返させてください。この賞にノミネートされてうれしく思います。質問に答えます。

個人的には、ファンの皆さんの目と声は、すべてにおいてプレッシャーとなります。私はいつも期待とプレッシャーを感じています。たとえ、それが単なる練習だったとしても、私はそれを感じています。正直なところ、時にはそれはきつい(辛いことである)し、自分を閉じてしまいたく感じることもあります。

でも、そのプレッシャーが私をより強くします。もし誰からも何も期待されなかったらと思うと、ゾッとします。なぜなら、その期待度こそ、達成して満足したいと思っているレベルだからです。

もちろん、常に100%納得できる結果を見せられるわけではありませんが、常に120%の力で(レベルで)彼らの期待に応えようと努力しています。責任は非常に大きいですが、期待に応えて成功を収めた時の達成感は、言葉では言い表せないほど素晴らしいものです。



ISUアワード 衣装賞 1

(After winning Award)

Figure Skating is a sports, yes there are shows but we're athletes and competitions. You can't compare with only one skater. There are so many amateur skaters who compete. This is how Figure Skating as a sport is made.

I almost every moment of my daily life, I'm constantly thinking about Figure Skating and I'm always hoping to become better and stronger. I spend every day trying to become better at something to be able to do what I couldn't do the day before. As an amateur skater, I hope to work hard and deliver the outcomes I desire. As my family, coaches and fans expect from me.

(Advice to the next generation of young skater)

Each skater has their own style, what they want to express... what they want to be able to do are so different to each other. That's why I am in no position to give advice. I just want to enjoy the best figure skating from the world's top skaters.



(受賞後)

フィギュアスケートはスポーツです。ショー(と言う側面)はありますが、私たちはアスリートで、(フィギュアスケートは)競技なのです。1人だけでは競技にはなりません。多くのアマチュアスケーターがいて競技は成り立っています。これがスポーツとしてのフィギュアスケート(のあり方)です。

日常生活において、ほぼ常にフィギュアスケートについて考えています。常に、より強く、よりうまくなろうと考えています。(毎日、前日できなかったことを少しでもできるようになろうと努力しています。)
1人のアマチュアスケーターとして、一生懸命、頑張って、自分が望む結果を出したいと思っています。家族やファン、コーチが私に期待するものをかなえたいから。

(次世代の若きスケーターへアドバイスを)

すべてのスケーターは、それぞれが自分が表現したいスタイルを持っています。それぞれ表現したいこと、できることは違います。だから私はアドバイスする立場にはありません。世界のトップスケーターたちの、最高のフィギュアスケートを見ることを楽しみたいと思っています。 


    

日刊スポーツさんの英文書き起こしに感謝いたします。


羽生選手は自分の語る言葉の中に、
さりげなく大切なことや本音を忍ばせるのが上手です。

語られた言葉の一言一言の意味を考えています。



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2020年07月12日

ISUの誤算




受賞すべき人が受賞してよかった。


ISUアワード Winner
 

でもね、だからといって、ISUアワードがよいというわけではないのです。


Most Valuable Skaterというのは、「ファン層の拡大、メディアの注目、スポンサーの獲得」により多く寄与した選手を指すという定義は少しおかしく感じます。

もしその定義が相応しいのであれば、ファンが多くて、メディアに人気があり、スポンサーが多く付けば良い選手ということになり、スケートの技術や芸術性は二の次になってしまいます。


そうではなくて、最も価値あるスケーターとは、正しい技術をもって芸術の域までフィギュアスケートを磨き上げた選手であって、ファンの多さやメディアの注目やスポンサーの獲得は結果であって、目的ではありません。


今回、羽生選手がMost Valuable Skaterに相応しいのは、スケーターとしての本質的な価値と、ファンやメディアやスポンサー等の外部からの人気、その両方を兼ね備えているからです。

そして、その定義に照らし合わせて、羽生選手を凌駕する選手は今のところ見当たらないし、これから数年のうちに新たに現れるとも思えません。
いえ、永久に現れないだろうとさえ思います。



従って、ISUがMVSの定義を変えない限り、今後ISUは羽生選手の現役中は常に、MVSを羽生選手に授与する以外の選択肢は実質的になくなってしまいました。

図らずもISUは自らの商業的な狙いをあからさまに賞の定義としてしまうという大失敗をしてしまったように思います。


だから、ISUに強くお勧めしたいのは、このアワードは世界選手権が開催されなかったという理由を付けて、今年限りのものとすることです。



ISUがMVSを羽生選手に授与するしかないと考えたのは果たしてどの時点だったのでしょう。

少なくとも世界中の羽生選手のファンたちが、ISUの魂胆を見破って、多方面で活動を進めたことが無駄だったとは思えません。


一人一人の力は小さいけれど、同じ想いは大きなうねりを引き起こすことがあるんだなと、少し心が温かくなりました。
 

何度でも見てしまう羽生選手のごあいさつ。

「まさか」という言葉の意味するものを考えてしまいます。


1日足らずの内に50万回を越えています。



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withgoldenwings at 22:46|Permalink

愛と感謝が込められている




日刊スポーツが羽生選手の全コメントを伝えています。


羽生が初代最優秀「望む結果を出したい」
全コメント

配信

国際スケート連盟(ISU)が創設したフィギュアスケートの表彰式「ISUスケーティング・アワード」が、日本時間11日午後11時からオンラインで行われた。


世界の選手、コーチ、振付師らが対象の全7部門。「最優秀選手賞」「最優秀衣装賞」の2部門にノミネートされていた、冬季オリンピック(五輪)男子2連覇の羽生結弦(25=ANA)が初代「最優秀選手賞」に輝いた。ネーサン・チェン(男子シングル=米国)ガブリエラ・パパダキスギヨーム・シゼロン組(アイスダンス=フランス)と最終候補に入っていた中で名前を呼ばれ、満面の笑みで初の栄誉を受けた。 「最優秀衣装賞」はマディソン・チョック&エバン・ベーツ組(米国)に譲ったが、2人に対して大きな拍手を送って祝福した。 黒のスーツにノータイ、ヘッドマイク姿でリモート出席。受賞前の、最優秀選手(スケーター)の最終候補3人に対するインタビューでは次のように語った。

個人的に、すべての人の目、そして声が私にとってはプレッシャーになりますし、人々の期待はプレッシャーになります。それを克服するためには練習しかありません。時には、自分を閉じてしまいたいと感じたくもなりますが、プレッシャーがあることで、強くなっていけると感じています。大きな期待に応えて、それを超えるものを出していきたいと常に考えています。きちんと応えていく。100%じゃなくて120%を出していく。責任は非常に大きいですが、期待に応えて成功を収めた時の達成感は素晴らしいものです そして、記念すべき世界初のMVS(MostValuableSkater)に選ばれると以下のようにコメントした。 「私たちはアスリートであり、競技をしています。1人だけでは競技にはなりません。多くのアマチュアスケーターがいて競技は成り立っています。スポーツの1つとして、毎日の中で私が思っているのは、より強く、よりうまくなろうということ。今までよりも1つでも多くうまく、強くなりたい。スケーターとして頑張って、望む結果を出したいと思います。ファン、コーチに対し、私に期待するものをかなえたい」 次世代の成功したいスケーターへのアドバイスを求められると「すべてのスケーターは、誰もが表現できると思います。もちろん違いはありますし、いいアドバイスができるか分かりませんが、フィギュアスケーターとして皆さんに、いい影響を与えられればと思っています」

最後に、日本で表彰式を視聴していたファンへ、日本語で柔和に語りかけた。 「ここまで見てくださり、ありがとうございました。皆さんのおかげで、こうやってスケートができていること、そして自分が追い求めるスケートができていることが本当に幸せです。いつも応援ありがとうございます。そしてこれからも一生懸命、自分の理想のスケートを追い求めて頑張っていきます。どうか応援よろしくお願いします」【木下淳】


人々の期待の大きさに、時には自分を閉じてしまいたくなるけれど、プレッシャーを力に変えて、

ファン、コーチに対し、私に期待するものをかなえたい。

その言葉の中から私たちファンへの「愛」と、ブライアン、トレイシー、ジスランたちコーチへの「感謝」が伝わってきます。


いつも勝手に期待してプレッシャーかけてしまっているのに…
私たちを愛してくれてありがとう。



でも、コメント第一声で、「まさか賞をいただけるとは思わなかったので、とてもビックリしています」と述べたのは、羽生選手の本音だろうと感じました。

ISUの本意ではなかったにせよ、羽生選手に授与せざるを得ないとの判断がどこかで下されたのではないかなとの憶測は消えません。


ISUといえども、世界中のファンの懸念と怒りは無視することはできなかったのだろうと考えています。


これからもずっと羽生選手を応援していきます。

そしてファンとして、言うべきことは言っていきたいと思っています。


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withgoldenwings at 12:30|Permalink

当然の結果



ISUアワードの発表終わったようですね。


このお二人のTweetで全てを悟りました。

流石のお二人です。


正に当然の結果ですよね。








羽生選手、何はともあれ、おめでとうございます。

ISUの定義に従う限り、このMVSは羽生選手が現役引退するまでは、毎年羽生選手が受賞すべきものだと思います。




私はPlanet HanyuのYuzu Skating Partyを見ていたのですが、素晴らしいプログラムの数々を観ていて、羽生選手のプログラムは全てがマスターピースで、一つとしていい加減に作られたプログラムが無いということです。


音楽、衣装、振り付け、技術、表現、全てにおいて常に完璧であろうと努力を重ねてきた結果が、今の「羽生結弦」を作り上げたのだなという思いを強くしました。

本当に奇跡のようなスケーターだということです。



2017年のヘルシンキワールドの『ホープ&レガシー』から始まって、2019年NHK杯のEX『春よ、来い』まで、34プログラムをライブ配信したYuzu Skating Partyも先程終わりました。


これでようやく心静かに眠りにつくことができます。


おやすみなさい。

明日はまたテレビやら新聞やらで大変でしょうね。


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2020年07月11日

今夜23時はYuzu Skating Party



今夜11時からオンラインで開催されるというISUアワード、賛同する人、反対する人、懐疑的な人、フィギュアスケートに関心ある人ならば、誰にとっても気になるという点では一致するところです。


このアワードはどのように決定されるのか、そのプロセスをCocoさんがまとめて下さっています。




この中で言われている投票できる「ISUメンバー」と「メディア」とは誰を、またどういうメディアを指しているのでしょう。
またその投票結果は発表されるのでしょうか。

このような一般に開放される投票の場合は、投票資格がはっきりと限定されなければ意味がありませんし、その結果に対しても説得力はありません。

現在は既にオンライン投票の結果に基づき、各賞3名の最終候補者に絞られている状態なわけですが、
このオンライン投票の結果の詳細は発表されたのでしょうか。

オンライン投票に参加したISUメンバーの人数、メディアと称される実態不明の参加者、有効投票数、その他一般的にどんな調査でも発表される詳細がISUから発表されとは、少なくとも私は聞いたことも見たこともありません。

このままの説明で各賞が決められるのであれば、それはISUの『勝手に決めたで賞』(笑)になってしまいます。いや、本当は笑い事では済まされないのですけど。

この最後に書かれている(a)から(d)についての正確な投票数が賞の発表と同時に明らかにされるのか、そしてその投票結果に信ぴょう性はあるのか、そこがクリアされない限り、この賞はISUのISUのためのISUによる賞=Show と見なしたいと思います。

元々はリンクの半分ほどを使って、歌手によるライヴショー、シルクドソレイユによるパフォーマンスが企画されていたはずですが、シルクドソレイユはCOVID-19の影響を受け、既に経営破綻してしまいました。今回はスケーターは勿論参加できないのですから、歌手のライブショーだけで盛り上げるのでしょうか。


ISUのホームページにはアワードに関するQ&Aのページがありますが、あいまいな言い回しで、肝心な事には触れていません。⇒https://isu.org/figure-skating/isu-skating-awards/faq




一番気になるMVSは日本では最優秀選手賞と呼ばれているようですが、これは「最優秀選手」賞とは違うと、私は思っています。

1. Most Valuable Skater: Honors the Single Skater or Pair or Ice Dance Couple who best managed to increase the level of popularity of Figure Skating with their fan base, media attention and sponsor appreciation.

そのまま読めば「もっとも価値あるスケーター」賞ですが、その「価値」とは、ISUによれば、「ファン層の拡大、メディアの注目、スポンサーの獲得により、フィギュアスケートの人気の拡大に寄与した、シングル又はペア・アイスダンスのスケーターに授与される」と定義されています。


現在のフィギュアスケート界において、ファン層の拡大、メディアの注目、スポンサーの獲得において最も寄与しているのが羽生選手ではないと誰が言えるのでしょうか?

もしこれが羽生結弦選手以外の選手に与えられたとすれば、それはスキャンダルという他ないでしょうね。


アマチュアアスリートであるフィギュアスケーターの価値は、本来試合結果で明らかにされているので、MVSなどと言うのは全く不要の賞です。

仮に、ISUがどうしてもMVSなる賞を授与したいのならば、そのシーズンのスタンディング1位の選手(昨シーズンは羽生結弦選手)に与えるとか、そのシーズンの最高得点を得た選手(昨シーズンはネイサン・チェン選手)に与えるとか、基準をはっきりさせるべき。

その場合は、男子シングル、女子シングル、ペア競技は別々に設定するのは当然です。


しかしそれはさておき、今回、ISUがわざわざ定義した基準に合致するのは羽生結弦選手以外にはあり得ません。

20 4CC  表彰式 1




ISUに便乗してフジテレビのFODまで同時通訳付きでライブを放送するとのことですが、
私はこのアワードの成り立ち、設定にはどうしても納得いかないので、どこのライブ放送であれ観ません。
ISUはライブ放送の視聴者数が多ければ多いほど、アワードが支持されたという根拠にするからです。
結果はニュースで知れば十分です。


その代わり同じ時間帯に企画されている、国際Yuzuru Hanyuファンフォーラム・Planet Hanyuが主催するYuzu Skating Partyに参加します。

誰でも見ることが出来るので、同じ思いの方がいらっしゃれば是非以下のTweetを拡散して下さるようお願いします。

CEST(中央ヨーロッパ標準夏時間)では本日午後の16時、日本時間では今夜23時からです。

ISUアワードではなく、Yuzu Skating Partyを観ませんか?

アプリのダウンロードも、会員登録も無しで、リンク⇓をクリックするだけで直ぐに見られます。




<関連記事>
7月6日「ボイコットしませんか
(Planet HanyuでのYuzu Skating partyの配信はCwWではなく、羽生選手の過去の動画に変更されています。)
7月7日「ISUアワードとは?



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2020年07月09日

ISUは何処へ行きたいのか?



今日、東京では新規感染者が224人となりました。これは過去最多の人数です。

もう第2波は来ているのではないでしょうか。

本当に心配です。


そして各地の豪雨による被害、最近多発している地震や火山活動も心配です。 


時代は変わる時には一気に変わるのだということを、生まれて初めて実感している今日この頃です。



一方、全然変わらないのは、または変わろうとしない組織はISUです。


以前から指摘されている採点の不透明さは改善する気配は全くなく、ちょびっと変えてみようかとなった、ジャンプの難易度を考慮した基礎点の修正も、あっという間に取り消してしまいました。

一方で、「q」という(quarterのq)4分の1以下の回転不足は基礎点そのままで、GOEのみで減点というルールだけは残すという、ジャンプがキチンと跳べない選手にだけ甘い基準は残すということです。


この件について、「惑星ハニューにようこそ」のNympheaさんがOA sportの記事を翻訳して下さっているので是非お読みください。こちらです。
Nympheaさん、いつも翻訳ありがとうございます。


この記事の中で、翻訳文の後のNympheaさんがお書きになっている部分を読んで、
少し救われた気分になったので、皆さまにご紹介したいと思います。


「ただし、羽生君にはあまり影響はないと私は思います。

彼の直接のライバルであるネイサンは正しい技術でトゥジャンプを跳んでいる数少ない選手の一人ですから、チートジャンプの厳格化は関係ありません。

現時点でネイサンの4ルッツ、4フリップに対して羽生君は4ルッツと4ループです。

4フリップと4ループの基礎点の差は0.50、GOEが満点+5だったと仮定した場合の得点の差は0.75で、3アクセルのGOEの差で簡単に埋まる程度の点差です。

ネイサンが4ループを装備してくる可能性もあるかもしれませんが、羽生君には4Aという最終兵器がありますから👽

いずれにしても、彼にはルールやジャッジのことなど気にせず、己の信じる道をひたすら邁進して欲しいです。
そして結果的にその道の先にある、彼にしか入れない未知の境地こそ、宇宙最強なのだから」。


そう、Nympheaさんのおっしゃる通り、羽生選手にとって、ルールの細則がどう変わろうと、あまり影響はないのですね。

以前から変わらぬ、「正しい技術で美しく跳ぶ」のが羽生選手のジャンプなのですから。

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2019 GPF 4Lo 


gifmagazine (65)

2019 GPF 4Lz 



それにしてもISUの朝令暮改には呆れました。

ルール改正が発表されたのが5月13日、
そのルール改正はキャンセルとなったのが6月18日、
その間わずか36日。
そして今日、正式にキャンセルを発表。(中日スポーツ

充分に検討した上でルール改正を発表したのならば、1か月余りでコロッと中止となるのは理解できません。
「新型コロナウイルスの影響で練習再開が遅れる選手やコーチ、ISU役員から疑問の声が上がり」などということは5月の時点で織り込み済のはず。

「練習再開が遅れる選手やコーチ、ISU役員」とは誰なのか知りたいところです。

ルール改正のような重要な事柄でも簡単にキャンセルするISUが、簡単にキャンセルしない、或いはできない、ISUアワードって一体何なのでしょう???という疑問が益々大きくなりました。

その件については、明日何か書ければいいなと思います。
もう嫌になって何も言う気にもならないかもしれませんが。



楽しいことでは、明日10日午後3時に若杉さんの写真解説講座第2回が公開されるというお知らせがありました。


若杉さんが昨シーズンで最も印象的だった試合という、トリノGPFの「Origin」フィニッシュですね。

どんな思いを語ってくれるのか楽しみです。

明日は同時に羽生結弦展スライドショー後編の写真も公開されますね!



東京は来週土曜日まで晴れは一日も無いようです。

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雨はまだ続きそうです。皆さまもどうかお気をつけて。

ドラえもん募金はこちらです。https://www.tv-asahi.co.jp/doraemonbokin/



Why We bow  18_Fotor

今日も元気で練習できていますように。



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2020年07月07日

ISUアワードとは?



昨日の記事には思いがけず多くの拍手をいただき(いつもの5倍くらい!)、皆さまのISUに対する怒りをひしひしと感じました。

世界中の結弦ファンの多くが同じ気持ちを共有しているのだと思います。

羽生選手の動画へのコメント欄から、私の気持ちを代弁して下さようなコメントをご紹介します。

 

ISUという組織が公衆の面前で彼の業績を貶めた後で、ISUアワードのプロモーションを行うとはYuzuru Hanyuはなんと慈悲深い人でしょう。ISUは彼の世界的な人気と影響力を利用しながら、それらの非常に大きな価値を他の誰かに帰するとはなんて身勝手なことでしょう。Yuzuの善意を利用しないでください!




ISUよ、彼があなた方にどれほど寛大か見てみましょうか?
彼が受けるべきスコアを下げたり、彼の自信を砕くためにその業績を抹消しようとしたり、彼に対し多くの悪いことをしてきたにもかかわらず、彼はそれでもなお、あなた方に最大のサポートを与えているのです。



ISUは流石にまずいと思ったのか、羽生選手の経歴の記述を変えてきました。
https://www.isu.org/figure-skating/isu-skating-awards/most-valuable-skater

ISUアワード


それでもまだ、19回に及ぶ世界記録更新や、男子シングルでの初のスーパースラム達成については触れていません。


ISUが羽生選手が現役引退後のフィギュアスケート人気の凋落を予想して焦っているのは理解できますが、あまりにもやり方が酷すぎます。
一方を下げればもう一方が上がるわけではありません。シーソーではないのですから(笑)。


そもそも定義づけのはっきりしないISUアワードを考えた時点で間違えていると思います。

ベストコスチューム賞は、選手ではなく衣装をデザイン製作したデザイナーが受賞すべきものですし、

ベストコーチ賞も、ベスト振付賞も、ベストエンタテイメントプログラム賞も選ぶ基準がはっきりしません。
つまり、誰を選ぶかはISUの気の向くままということなのでしょう。

そのようなものが「アワード」という名に相応しいのでしょうか。

要するに誰が選ばれても意味のない、単なるISUのお遊びになってしまうでしょう。


仮に、羽生選手が最も価値あるスケーター賞に選ばれたとしても、それは同じです。
誰が選ばれれば良くて、誰が選ばれれば悪いとか、そういう問題ではないのです。
既に試合において実績で評価されている選手を、それ以外の場所で再評価する必要はないからです。
それはISUの仕事ではないと思うからです。
ISUの向かっている方向がおかしいと思うからです。



本当に何度も書きましたが、ISUがやるべきことはフィギュアスケートの芸能化ではなく、スポーツとしてのフィギュアスケートの確立のために、ルールの明確化、ジャッジングの公正さ、高性能カメラやAIなど判定機器の導入でしょう。

世界選手権が中止になったのにもかかわらず、ここまで拘って無理やりにISUアワードを強行しても、果たしてあと何年これが継続できるのでしょうね。
長く継続することはできないと、私は勝手に思っています。


やはり7月11日はこちらを見ることを選びます。


マッシミリアーノさんも賛成して下さっているようです。




さて、話はガラリと変わりますが、昨日の西川のオンラインショップ予約販売いかがでしたか?

私は販売開始時間の頃、手が離せないことがあり、13時頃に見るとまだ繋がらない状態でした。
そしてつながった時には販売終了という、いつものパターンで終わりました。


明日、最寄り店舗の開店と同時に飛び込むつもりですが、どうなることやら。

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でも、どうしても欲しいのですからチャレンジしてみます


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2020年07月06日

ボイコットしませんか



皆さんが怒りを込めてコメントしているISUアワード 、気にしていながらも今までばかばかしくてISUのウェブサイトも見ていなかったのですが、流石に羽生選手の実績をダウングレードし、チェン選手の実績をアップグレードするというところまでやられては無視しているわけにもいきません。


そもそもISUが言う「最も価値あるスケーター」という、その「価値」とはどんな価値でしょうか。

彼らの「価値」の定義とは、このようなものだそうです。

1) Most Valuable Skater

Honors the Single Skater or Pair or Ice Dance Couple who best managed to increase the level of popularity of Figure Skating with their fan base, media attention and sponsor appreciation.

  • Nathan CHEN (USA)

  • Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON (FRA)

  • Yuzuru HANYU (JPN)


最も価値あるスケーター

シングルスケーター、ペア及びアイスダンスのカップルの中で、ファン層の拡大、メディアの注目度、スポンサーの評価を向上させ、フィギュアスケートの人気に最も寄与した選手に授与される。



そもそも男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスを一括りにすること自体無理があります。
そして、ISUにとってこれが最も価値のあるスケーターの定義だとしたら、最早彼らは国際スケート連盟ではなく、興行会社か芸能プロダクションになったのでしょう。
もしくは彼らは"valuable" という単語を「金銭的価値が高い」という意味で使っているのでしょうか。


仮にそうだとしても、ファン層の拡大、メディアの注目度、スポンサーの評価が圧倒的に高いのは、どう考えても羽生結弦選手以外に見当たらないでしょう。
しかし、羽生選手はその理由において価値ある選手なのではなく、本当の意味でフィギュアスケートの発展に寄与しているから価値があるのです。


本来、最も価値あるスケーターとは、正しい技術を極めることによって、それを芸術のレベルまで引き上げ、フィギュアスケートのレベルと価値を向上させる選手ではないでしょうか。



ISUがこの賞をネイサン・チェン選手に授与することを念頭に置きながら、
それにもかかわらず、厚顔にも羽生選手をアワードの広告塔のように使い、圧倒的な数の羽生選手のファンを動員することで、アワードへの注目度を上げようと必死の宣伝を繰り広げています。


そして以下のISUのアワード宣伝動画を見れば、日を追うごとに、ネイサン・チェン選手を前面に打ち出してきているのが見て取れるでしょう。

  6月22日   

6月25日


7月5日



彼らにとって、私達ファンの怒りのコメントなど、痛くも痒くもないでしょう。

今、彼らにとって最重要なことは、アワードのライブにできる限り人を集めることです。

それによって、アワードが支持されていることの証左とし、来年以降もこれを継続して行く理由としたいのです。


だから、提案します。

ISUアワードのライブをボイコットしませんか。


彼らが一番嫌なことは、ライブに参加する人数が想定よりも少ないことです。

結果が気になるのはやまやまとは思いますが、アワードの結果はすぐにニュースになって知ることが出来るでしょう。

重要なことはその時間にISUアワードのライブサイトには絶対に近づかないことです。



アワード開催と同じ時間に、Planet Hanyu (Yuzuru Hanyuインターナショナルファンフォーラム)ではYuzuruSkatingParty! を開催するそうです。

Continue with Wings が放送されます。
こちらの方がずっと楽しいと思います!






先程見ると、ISUはなりふり構わず集客しようとしてか、遂に羽生選手まで引っ張り出したようです。



「見逃したくないよね」と言いながら、一片の笑顔も見せない。

メッセージを断れない羽生選手の立場を考えると、涙が出てきます。


残念ながら私たちにできる最大のことは、ボイコットすることしかありません。

だから重ねて提案します。

7月11日(土)23時には、
ISUアワードライブに参加することは止めませんか?



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2020年05月23日

公正で公平なジャッジングを求めて




羽生選手はこれまで幾多の不可解なジャッジングに苦しんできました。


19 NHK  公式練習 6  小海途


今シーズンだけでも、
オータムクラシックでの羽生選手でさえも首をひねるトーループ3本の回転不足判定。
トリノGPFでの、1位の選手との過剰なほどの点数差。
全日本では3つの回転不足判定と異常に低いPCS 89.72点??!


19  オータムクラシック SP 小海途 5


羽生選手だけでなく、他の多くの選手も同様の不公正なジャッジングを経験しているはずです。


フィギュアスケートの人気を今後もキープしたいのならば、ジャッジングの適正化こそが最優先の必須事項だと思います。


私はアワードとやらでレッドカーペットの上を歩くスケーターなど全く興味ありません。

 


全てのスケーターに統一された基準の客観的で公平なジャッジングを保証するために、ISUとIOCに対する署名活動が行われています。

匿名でも署名することができます。
署名はこちらから⇒ GoPetition


Justice to all figure skaters 全てのスケーターに正義を: improve judging system ジャッジシステムの向上

複数のビデオカメラを実装し、証拠のある判断の情報を開示することにより、フィギュアスケートの判断システムを改善してください。将来的には、ジャイロスコープシステム/ AIシステムの実装を真剣に検討してください。

フィギュアスケートの判定システムは、常に正確であるとは限らない1つのCCTVモニターと人間の目だけに依存しており、スケーターは決定に「挑戦」する権利を持たないため、議論の余地があります。
ただし、不正確とされた決定はゲーム結果に大きく影響し、メディアやSNSからしばしば批判されます。
ジャンプのエッジとジャンプの回転を決定することは非常に困難ですが、これらはゲームに勝つための最も重要な部分です。
新しいテクノロジーは数秒で正確に計算しますが、人は詳細を見るのに時間が必要です。ジャンプの質に関する技術的な判断は、人ではなくロボットによって判断されるべきです。
テクノロジーを実装するには何年もかかる場合がありますが、より多くのモニターを設定することは、多大な労力なしで可能です。確固たる証拠を備えた判断の開示は、アスリートとコーチが正しい方向を見つけるのに役立ちますが、誤った判断はすべての人を混乱させ、ISUに対する動機と信仰を失います。
スケーターは毎日0.1ポイントを獲得するために最大限の努力を払っています。これらの改善は、世界でフィギュアスケートを愛する無数の人々を含むすべての人々に公平性と安心をもたらします。
追記:私たちの一番の願いは選手達の幸せなので、すべての人、特に出場したすべてのスケーターを不快にさせ、悲しませる"unfair judge"の旗を掲げることを支持しません。

私達はISUとIOCに対し、複数カメラ、スローモーション映像の提供とジャッジメントの情報開示、より高度な技術の導入を持ってフィギュアスケートのジャッジシステムの改善を求めここに署名します。


署名はこちらから⇒ GoPetition

ご賛同いただける方は是非ご参加ください。
名前、メアド、国籍を入れてクリックするだけで完了です。
名前を非公表とすることも可能です。



1台のカメラと人間の目だけで、スケーターの一瞬の技を正確に判断することが可能だとは最早誰も考えないでしょう。

羽生選手だけを特別扱いにすることなど全く望んでいません。

ただ全ての選手に対する公平と公正を求めているだけです。


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2020年05月15日

羽生選手の4回転ル―プは筋金入り



4回転ループの再評価を受けて強調したいのは、
羽生選手の4回転ループは昨日今日に跳び始めたものではないということです。


私が初めて4回転ループを現場で見たのは、2015年の国別対抗戦のフィナーレでした。

gifmagazine (91)



次に見たのは同じく2015年のFaOI幕張公演でした。

gifmagazine (93)

この時すごくカッコよかったな!


その翌年、2016年のオータムクラシックで初めての4Lo成功記録としてISUから正式に認証されました。

gifmagazine (94)


2016 AC 4回転ループ認定


それからは2017年のヘルシンキでも

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(2017年当時のジャンプの基礎点は、4Lo:12.00 4F:12.30 4Lz:13.60でした!
驚くほど過小評価されていました。)


2019年のトリノGPFでも

gifmagazine (64)

跳び続けてきたのです。


私は羽生選手の4回転ジャンプの中ではループが一番好きです

跳ぶ前の助走からカッコいい。



今日はISUのホームページにジャンプの基礎点変更とジャッジングルールについての説明が掲載されました。
 

[2020年5月15日13時12分] 日刊スポーツより

日刊スポーツ 20-05-15


国際スケート連盟(ISU)が14日、20-21年シーズンから採用するジャンプの基礎点変更について公式サイトで説明した。

11日に改定が発表されていた新基準では、4回転ルッツが11・50点から11・00点に下がり、4回転ループが10・50点から11・00点に上がった。もともと11・00点だった4回転フリップは維持され、成功例がある現在の難易度トップ3のジャンプが同じ基礎点で並ぶことになった。3回転も、ルッツが5・90点から0・60ポイント下がってフリップと同じ5・30点になっていた。

この決定について、ISUのファビオ・ビアンケッティ技術委員長(イタリア)が解説。まず「シーズン中に行われた調査で、3回転フリップと3回転ルッツの難易度は全く同じであると考えられた」。2つのジャンプを比較し「跳ぶ技術も準備の仕方も同じ。一方が難しいという基準は非常に主観的だ。そもそも、スケーターの体に依存する」とした。

続けて「1回転と2回転のルッツはそれと異なり、2回転までのフリップよりは少し難しい。よって1回転と2回転の基礎点は変更しない。ただ、これが3回転、4回転になってくると違いはなくなる」と、3回転以上のルッツの基礎点を下げた理由を明かした。

その上でループのベースアップに関する説明を加えた。「統計を見れば、4回転ループが最も難しいジャンプである可能性が高い。ただ、これもスケーターの体に依存する。議論した結果、3本の4回転ジャンプの基礎点を同じ値にすることを決めた」と明かした。

4回転ループは、冬季五輪2連覇の羽生結弦(25=ANA)が16年9月に世界で初成功したジャンプ。まだ誰も跳んだことがない4回転半(クワッドアクセル)を除けば、最も成功順が遅かった。



4回転ループが4回転アクセルを除けば最も難しいということを、国際スケート連盟が公式に認めたのは一歩前進だと思います。

しかし「4回転ジャンプが最も難しいジャンプである可能性が高い」というならば、なぜ4回転ループの点数を一番高くしないのでしょうか。

この記事の中でも2回出てくる、スケーターの身体に依存する、というのは具体的に何を指しているのか分かりません。

ISUの原文では、この部分はこのように書かれています。
“If you look at the statistics, the quad loop very likely is the most difficult quad, but again this depends mainly on the body of the skater,  so finally we have decided to give all these quad jumps the same value,” Bianchetti noted.

スケーターの身体に「依存する」というよりも、スケーターの「身体に拠る」という意味なのでしょうけれど、身長や体重の違い?身体の癖?
そのようなことを言い出したら、全てのジャンプの違いはスケーターの身体次第ということになってしまいませんか?

真意はどこにあるのか、もっと詳しくて説得力ある説明が欲しいものです。

昨日の記事『基礎点の謎』も合わせてお読みいただけたら幸いです。


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2020年05月14日

基礎点の謎




ISUの基礎点改訂、やはり4Loと4Lzと4Fが同じく11点というのが気になっています。

4Loが4Lzよりも実は難しいジャンプなんだと認められたならば、これまでの10.5点に+1点して、11.5点とした方が良いように思います。

各ジャンプの点差を0.5とすると、
4Lo  11.5点
4Lz. 11点
4F  10.5点

となり、この方が正しいように感じます。

3種類のジャンプ全てが同点となることにより一番恩恵を受けるのは4Fしか跳べない選手ではないでしょうか。

4Fよりも難しいとされる4Lzも、実際は4Lzよりもさらに難しいと認められた4Loも、敢えて跳ばなくても、4Fを跳べば同じバリューになるからです。

シニアで現在4Loが跳べるとされているのは、羽生結弦選手、ネイサン・チェン選手、宇野昌磨選手の三人ということですが、実体は、チェン選手、宇野選手の場合は、「跳んだことがある」、という程度であり、羽生選手のように試合で美しい4Loを跳んだという記憶がありません。

実際、今シーズンの試合で、4Loを組み込んでいたのは羽生選手ただ一人だけです。

トリノGPFのFS冒頭の4LoはGOE+4.05点がついています。

gifmagazine (64)
素晴らしい4回転ループ!



また、4Aの基礎点にも全く納得できません。

3Aの基礎点は変わらず8点とされています。

しかし、3Lzは0.6点も下げられて、3Fと同点の5.3点となりました。
元は3Lzは3.9点でしたから、ここでもフリップにインセンティブがついていますね。

それはさておき、
ここでの問題は3Aと3Lz・3Fとの点差です。

8点と5.3点では、2.7点差があります。大きな点差です。
パーセンテージにすれば、3Aはほぼ50パーセント増しです。


一方、4Aは12.5点とされているので、4Lo・4Lz・4F の11点との差は僅か1.5点しかないのです。
パーセンテージにすると4Aは13.6%増しでしかありません。

これって凄くおかしいと思いませんか?

4Aと他の4回転ジャンプとの差を、3Aの場合と同様に50パーセント増にしたら、

11×1.5=16.5点にしなければならないはずです。

百歩譲って、単純に2.7点差としても、11+2.7=13.7点です。

小学生でも分かる計算ですよね。

それなのに、なぜ4Aが異常に低い12.5点に据え置かれているのでしょうか。

羽生選手が4Aを跳んでも、他の選手との差が開きすぎないようにするためなのかと考えてしまいます。



もう一つ前から疑問に思っていたことがあります。

それは、「なぜ羽生選手は4Fを跳ぼうとしないのか?」


たまたま見つけた2019年のスポニチの記事より。

―5回転は実際に降りた?

「いやいや。アクセルも降りられてないのに…。降りれないです。そんな簡単に。(4回転フリップは?)フリップは降りてます。3回くらい降りてます。フリップ―アクセルとかも降りてます」

―フリップはいずれやるのか?

やりたいなと思っているんですけど。僕のフリップに加点が付くというか、エッジがクリアではないというのもあるので。そこまでして無理して入れる必要はないかなと思います 


やはり羽生選手は4Fも、もう跳べているのです。
残るは4Aだけ。


4A、4Lo、4Lz、4F、4S、4T 全ての4回転ジャンプを入れたプログラムが夢と、羽生選手は以前語っていましたが、

それは現実化する夢かもしれないですね

羽生選手がいつもそうしてきたように。


FullSizeRender (214)
今日も夢に向かって進めていますように。



Rose Garden

近所のローズガーデン、今日再開しました。


39県での緊急事態解除も今日決定されました。

拙速とならなければよいのですが。


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withgoldenwings at 21:10|Permalink

2020年05月12日

4Lo=4Lz=4F=11点



ISUからフィギュアスケートのジャンプ基礎点を来シーズンから変更することが発表されましたね。

早々とニュースでも取り上げられています。

デイリー

フィギュアでジャンプ採点改訂 4回転はルッツ、フリップ、ループが同基礎点に

5/12(火) 11:02配信

 
国際スケート連盟が11日、フィギュアスケートの2020年-21年シーズンで用いる基礎点改訂を発表した。4回転ジャンプではループが0・5点増加、ルッツが0・5点減少し、ループ、フリップ、ルッツの3種類のジャンプが同じ11・0点となる。
3回転では、ルッツが0・6点減少し、フリップと同じ5・3点となる。3回転はループの基礎点は変わらず4・9点のまま。

 この面だけを考えると、ルッツを得意とする選手にとっては不利に、4回転ループを高い完成度で習得している選手には有利となる。

 フィギュアスケートのジャンプは踏み切り方、跳び方の違いで6種類に分けられている。ルッツは、踏み切る前に左足で滑っている際に、外側のエッジを使うことが特徴で、これまでは前向きに踏み切り半回転他のジャンプよりも回転が多くなるアクセルを除いて、一番難易度が高いと言われていた。

 ただ、4回転ルッツを得意とする選手も増えており、実情を考慮して基礎点の配分が変更されたことも考えられる。演技構成を再考する選手も出てきそうだ。
 



日刊スポーツ

4回転ルッツ↓ループ↑フィギュアの採点新基準発表

5/12(火) 11:15配信

国際スケート連盟(ISU)が11日、20-21年シーズンの採点新基準を発表した。

ジャンプの基礎点が変更となり、現在の最高難度となっている4回転ルッツが11・50点から11・00点に下がった。一方、4回転ループは10・50から11・00点に上がり、もともと11・00点で維持の4回転フリップを合わせ、3本のジャンプが同じ基礎点で統一されることになった。

まだ誰も成功していない4回転半(クワッドアクセル)は12・50点でキープされた。

3回転は、ルッツが5・90点から0・60点ダウンしてフリップと同じ基礎点になった。

回転不足には、新たに「q」マークが新設された。クオーター着氷(4分の1回転不足および同未満)は基礎点は100%だが、出来栄え点(GOE)が下げられることなどが変更になった。


つまり、4Lo=4Lz=4F=11点 となったわけですね。

これは羽生選手にとっては朗報といえるのではないでしょうか。
4Loが綺麗に跳べるという意味では羽生選手が断トツですからね!


イタリアのマッシミリアーノさんも早速こうつぶやいています。



ついに“誰かさん”は4回転リットベルガー(4ループ)は本物の4回転ルッツや4回転フリップより簡単ではないこと、そしてごまかした偽物のルッツやフリップよりも難しいことを理解したようだ。

歴史がそれを示すだろう、しかしまず最初にそれを認識する必要がある。
遅くともなにもしないよりはまし!

Yuzuru Hanyuとジャンプを正しく跳ぶ選手には朗報だ。



トリノGPFで見た羽生選手の4Loと4Lzを思い出します。

gifmagazine (64)



gifmagazine (65)


これと4回転アクセルのトライを見れただけでトリノまで行った甲斐がありました。

スポーツ報知 トリノ4A 1


この時、私は体調万全ではなかったのですが、なぜか「今、行かねばならない」という思いが背中を押しました。
今、世界がこういう事になって、しばらく外国には行けなくなってみると、いわゆる「虫の知らせ」だったのかと思ってしまいます。


毎度のことながら、ISUはルールを事細かく頻繁に変更するのが好きですね。
文字で書くのは簡単でも、果たしてそのルールを実際に正しく運用できるジャッジがどれだけいるのでしょうか。
無報酬のボランティアであり、失礼ながらフィギュアスケーターとしての高度な実績もない方々が、一瞬の内に複雑なルールを正しく適用できるとしたら、その方が不思議です。

長たらしいルールは単なる言葉遊びに過ぎません。

今回のジャンプの基礎点改訂は十分ではないにしても評価できる点もあるとは思います。
マッシミリアーノさんが言うように、「無いよりはまし」。

しかし、一番言いたいのは、
いつまでも前時代的な目視と主観に頼るのはやめて、一刻も早く複数の高機能カメラ設置と、体操競技のようにAIの導入を決めてくださいということ。

誰もが納得できる客観的な採点基準がない限り、スポーツとしてのフィギュアスケートに未来はない。



20 4CC  EX  ニッカン 浅見桂子 8


羽生選手が今日も元気でトレーニングができていますように。

そして一日も早く世界が再び解放されますように。


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