オリンピック

2021年08月10日

東北ハウスで見た映像




7月22日から8月7日まで東京・秋葉原で開催されていた『東北ハウス』で見た映像が忘れられません。


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東北の風景をそのまま使い、これほどまでに美しく映像作品として創ったのは

東京、仙台、ロンドン、サンフランシスコ、に拠点を置くビジュアルデザインスタジオ「WOW」です。



                    WOW’s Philosophy

WOWが目指すのは、デザイン/ アート / テクノロジー を統合した創造性。

技術だけに偏ることなく、単に表面的な美しさだけを追うのでもない。

それは、科学や感性など総体的な知見を統合し、社会と調和させるための新たなデザイン。

単なる表現にとどまらず、深く豊かな思想を追求する人々を導く、新時代のビジョン。

そして、社会をよりよく変えていくための、本質的な価値の創生である。


WOWのウェブサイトより)


先ずはその素晴らしい映像をご覧ください。


 



東北ハウスでは、この映像が180度の巨大パノラマスクリーンに映し出されていました。

圧倒的な臨場感で、見ているうちに、東北の四季の美しさに思わず涙がこみあげてくるような作品でした。


こういう映像こそ、開会式や閉会式で使われるべきだったと残念でなりません。

結局「復興五輪」とは名ばかりで、東北を連想させる演出は一つもなかったようですね。


強いて言えば、東北・岩手出身の宮沢賢治の作詞作曲による「星巡りの歌」が歌われたようですが、
宮沢賢治と言えば真っ先に思い浮かぶのは「雨にもマケズ」という詩ではありませんか?


「雨ニモマケズ
風ニモマケズ

地震ニモマケズ
津波ニモマケズ
原発事故ニモマケズ

頑張レ」

とでもいうのでしょうか。

それでは東北の被災地に対してあまりに酷過ぎます。



コンセプトもビジョンも美学もない、
オリンピック史上最低の開閉会式だと思いました。




東北ハウスで流れていた羽生選手の真摯なメッセージをもう一度聴いて下さい。






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羽生選手が東京五輪に利用されなくて良かったという安堵感と共に、

これからもずっと、羽生選手と東北を応援していきたい気持ちが一層強くなりました。

東北ハウス バーチャル開催

8月24日(火)から東北ハウスは”バーチャル開催”を実施します。
コンテンツも見れるようなので、是非ご覧くださいね。



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2021年08月08日

五輪の意義を考える




今夜、東京オリンピックは閉会式を迎えます。


パンデミックの最中のオリンピックという試練の中で強行されたオリンピックが終わります。



オリンピックについては様々な意見があると思いますが、私が一番共感したのは前京都大学総長の山極寿一さんの考え方です。
 


 コロナ禍の中でオリンピックを迎え、海外から多数の観客を呼び込んで経済を活性化させるという目的が消し飛んだ。改めてスポーツの祭典としてのオリンピックの意義を考えてみたい。

 スポーツの起源は遊びである。私は日本学術会議の会長をしていた2年前に、当時の鈴木大地スポーツ庁長官から依頼を受けて、「科学的エビデンスに基づくスポーツの価値の普及のあり方」について審議したことがある。そのとき、スポーツの本来の意味は「気分転換」であり、それが貴族たちの野外の余暇活動となり、身体を酷使する競技となったのは19世紀以降であることを学んだ。

 私が長く研究してきたゴリラもよく遊ぶ。取っ組み合ったり、追いかけ合ったりして、ときには短い休止を挟んで1時間以上も遊び続けることがある。互いに高いところに上って胸をたたき合う「お山の大将ごっこ」や、数頭が数珠つなぎになって歩く「電車ごっこ」に似た遊びもある。遊びの特徴は、経済的な目的を持たず、体の大きいほうが自分の力を抑制して小さいほうに合わせ、互いに役割を交代するところにある。

 身体を同調させる楽しさを追求する中で、こういったルールが自然に立ち上がる。人間の遊びもこのルールを踏襲しているし、スポーツの原則もここにあるのではないだろうか。相手に勝つことが目標ではなく、互いに立場を交代しながら競い合い、そのプロセスを楽しみ、勝ち負けにこだわらず健闘をたたえ合う。いっしょにスポーツに興じたことによって、よりいっそう信頼できる仲間となる。観戦者もこの同調の輪に巻き込みながら、スポーツは私たちの社会を和ませ、新たなきずなをつくることに貢献してきたのだと思う。

 しかし、最近のオリンピックは商業主義が目立ち、観光収入や放映権をめぐって大量の札束が飛び交う国家事業になった。放映権を握るアメリカのテレビ会社に配慮して競技の時間を設定したり、海外のプロスポーツとかち合わないように酷暑の夏に開催したりと、どうも選手や観客の健康に配慮しているとは思えない。

 一番の問題は、オリンピックが国の威信をめぐる戦いの場と化していることだ。「オリンピックは参加することに意義がある」というクーベルタン男爵の言葉はどこへやら、今はメダルをいくつ取るかが国や人々の主な関心事である。そのために専任のコーチをつけ、強化合宿を実施して成果を上げようとする。本来は個人やチームの戦いなのに、選手たちは国を背負って競技に臨み、負ければ「申し訳ない」と謝ることになる。何かおかしくはないだろうか。

 オリンピックは個人やチームの力を競う場であり、勝利を国の成果と見なす必要はないのではないか。国の代表は大会を開いて標準記録を突破した選手を自動的に選べばいい。団体競技にしても、わざわざナショナルチームを編成する必要はなく、優勝チームを出場させればいい。

 4年ごとに開催国を変えて実施する方式も改めたほうがいい。開催準備に多大な費用がかかり、大規模な開発が行われるからである。森が切り開かれ、海が埋め立てられて、新しい競技施設やホテルができる。近年は環境破壊が問題になり、開催場所がたびたび変更されている。いっそのこと、オリンピックの開催を発祥の地であるギリシャに固定したらどうだろう。そうすれば聖火リレーも行う必要はないし、競技場も繰り返し使える。開発国家の夢を追い続けるかのような開催国のたらい回しは、低成長時代にふさわしいとは思えない。

 新型コロナを体験した私たちは、スポーツの本来の意味に戻る必要がある。事実、スポーツは障害者を含む個性を尊重した多様な実践になりつつあるし、eスポーツなど身体を離れた形式も取り入れられつつある。人間の身体や頭脳の可能性をかけたスポーツなら、科学的なデータとその分析を通じて合理的な練習法を開発すべきだ。スポーツを経済的な目的を持たない、人間の福祉に貢献する遊びと考えれば、さまざまな交流が芽生える新しい世界が開けると思う。(寄稿)

     ◇

 やまぎわ・じゅいち 1952年生まれ。専門は人類学霊長類学京都大学前総長、日本学術会議前会長、総合地球環境学研究所所長。著書に「家族進化論」など。21年、南方熊楠賞受賞。




来年の北京オリンピックの開催も無観客で行われる可能性が大きくなっているようです。

政治的な問題がらみで、ボイコットする国が出てくる可能性もあります。


元々は「参加することに意義がある」と言われた近代オリンピックが商業的な大イベントになってしまい、
国威発揚のためメダルの数を誇ったり、政治的な意向でアスリートの派遣を制限したり、
IOCは組織の利益のためなら何でもやる。
バッハ会長の厚顔ぶりは呆れるを通り越して、お見事な程です。


私にとっては、そんなオリンピックはもうたくさんだという気持ちを決定的にした東京オリンピックでした。




羽生選手は、まだオリンピックが輝いていた最後の時代に2つの金メダルを獲っていて本当に良かったなという思いがしています。



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今はただ、4回転半に懸ける羽生選手を応援したい。それに尽きます。




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2021年08月06日

五輪の理想




私にとっての五輪の理想の形。

 


岡本碧優(みすぐ、15=MKグループ)は最終3本目も果敢に難トリックに挑戦し、失敗して泣き崩れた。駆け寄ったのは直前まで決勝を戦っていた各国の選手たち。他国の選手たちに肩車された岡本の表情から笑みがこぼれた。関係者から大きな拍手が送られた。 スケートボードならではの光景だった。選手は1本滑り終わるたびに他の選手とハイタッチし、抱き合った。高度なトリックが決まるとボードをコンクリートにたたきつけて喜び、歓声をあげる。心からスケートを楽しみ、笑顔で滑る。新しい五輪の風景は、テレビを通して伝わった。首をかしげる人もいただろう。しかし、多くの人にはポジティブにうつったはずだ。 スケートボードに国境はない-。もともと国という意識は薄い。
プロツアーでも、Xゲームでも、選手は個人で参加する。国歌もなければ国旗もない。国を意識することもない。 実際、多くの選手が米国で滑っている。米国の市民権も持っている。五輪に出場するため祖父母などルーツがある国の代表として出ている選手も多い。スケボーやサーフィンでは「米国代表選手が東京大会に出るために自分のルーツ探しをしている」という話も聞いた。 6年前、スケートボードが東京五輪の追加種目候補になった会見に、
堀米雄斗と瀬尻凌が並んだ。「好きな選手は?」という記者の質問に「ナイジャ・ヒューストン」。記者が「どこの国の選手ですか?」と聞くと、2人は顔を見合わせて「知りません」。それがスケボーの常識なのだ。 スケートボードに順位はない-。より上位を目指すのがスポーツだが、スケーターにその意識は薄い。もちろん、結果としてのメダルは求めても、最終目標ではない。岡本は金メダル狙いで大技をやったのではという質問に反論した。
「目標は金メダルではなく、自分のルーティンをすることでした」。だから、仲間たちは挑戦をたたえた。 大会で、ある選手が大技に挑んだ。失敗して滑走を終えると、他の選手たちが「もう1度」とばかりにボードを慣らす。観客も呼応して歓声をあげる。再度大技に挑戦して失敗、さらにもう1度…。5度目くらいで成功すると、優勝者以上の拍手と歓声が起きる。もちろん、競技は中断したままだが、オフィシャルもやめさせようとはしない。不思議そうに見ている記者に「これ、普通ですよ」と関係者が耳打ちしてくれた。 国も背負わない、順位にも捕らわれない。それが、スケボーやサーフィン、BMXフリースタイルなどエクストリームスポーツのカルチャー。
国を背負って順位を争う五輪の仲間入りすることで、本質が失われることを危惧する声は今もある。国際サーフィン連盟のアギーレ会長は笑いながら言った。

「我々のカルチャーは変わらない。五輪が変わるんだ」。

荻島弘一】(ニッカンスポーツ・コム/記者コラム「OGGIのOh! Olympic」)


萩島弘一記者、ありがとうございます。私にとっては、今回の東京五輪の記事の中で最高の記事でした。

東京五輪 スケートボード


世界は少しずつだけど確実に変わって行く。


いつかそんなふうに変化した五輪に会えたらいいなと思います。



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今は勝敗よりも4A成功を最優先する結弦くんも賛同してくれるんじゃないかなと、秘かに思っています。



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2021年08月05日

毎日が神経戦



オリンピックも閉会式まであと3日を残すばかりとなりました。

色々な感動もあり、選手の皆さんの健闘には拍手を送りたいと思います。


しかし、やはりこの五輪は開催するべきではなかったという気持ちに変わりはありません。


東京五輪 BBC



今朝、知人のお父様が、コロナワクチンの2回目の接種を受けた後、体調を崩し、肺炎を起こしていることが判明し、急遽入院したという知らせを受けました。


面会は一切できず、次に会えるのは退院する時と、病院から言われたそうです。


病院は通常の救急対応、新型コロナ、ワクチン接種、熱中症、五輪関連への人材提供と、本当にひっ迫していて、入院できただけでも幸運だということです。


知人は、このままもう会えなくなるのではと、意気消沈していました。

かける言葉もありませんでした。


もう東京は医療崩壊に陥っていると考えます。



政府はコロナに罹っても自宅療養せよと言い始めました。

実際は、自宅療養とは自宅放置になりかねません。
一人世帯の方も多く、誰もケアする人がいない中で、容態が急変したらどうしようもありません。

ともかく、自分と家族が感染しないよう万全の注意を払って生活するしかありません。




遂に選手村でもクラスターが出てしまいました。




「国民の多くは選手村でのクラスター発生という事態を予測していた。まさにバブル崩壊だが、海外でも五輪史上ワーストの大会という評価が定着している。東京五輪は戦後築いてきた日本に対する高い評価をすべて崩しつつある」と東京五輪の問題が日本全体の信頼失墜につながるとの不安の意見も出ている。



五輪の宴が終わった後、日本には何が残されるのでしょうか。




今日の東京の新規感染者 4,166人

宮城県も80人になりました。




毎日が神経戦です。



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2021年07月29日

ウソで固めた東京開催




 猛暑ですね。

人出の少ない午前中に買物を済ませようと外出すると、一歩外に出た途端に、サウナに飛び込んだような熱気とじわっと肌にまとわりつくような湿気。

短い外出でも、帰宅した時には頭痛と眩暈がしました。

こんな中で競技するなんて、熱中症にならない方がおかしなくらいです。

競技する選手には過酷すぎます。





東京の7月の天候は温暖で晴天が多く、競技にふさわしいのだと言いましたね。

そして復興五輪として、大震災から回復した日本をアピールするはずでしたね。

当時首相だった安倍晋三氏は、「放射能汚染はコントロール下にある」と、自信を持って断言しましたね。


その安倍さんは開会式には欠席されました。

またお腹が痛くなったからでしょうか。



テレビを点ければ、相変わらず感動の押し売り。

選手の安全や健康より、メダルの数の報道が多いです。

選手にとってオリンピックメダルは夢なのは分かりますが、

未だに、「日の丸を背負って」などという時代錯誤な表現が出てきたりします。

オリンピックは国威発揚の場ではないことは、
オリンピック憲章にはっきりと書かれています。

選手たちには、決して国の威信などは纏うことなく、
純粋に自分の努力の結果としてのメダルを誇ってほしいと思います。






昨日のブログにも書かせていただきましたが、日本中の報道がオリンピックに偏り過ぎていて異常なくらいです。

報道もオリンピックをヒステリックに伝えるだけでなく、相対化して見る視線を取り戻してほしいと思いました。


私はずっと前からオリンピックの世界持ち回りには疑問を持っていて、

今でも聖火はギリシャのオリンピアで採取しているように、
元々ギリシャのものであるオリンピックは、恒常的にギリシャの地で開催すべきと思っています。
このけばけばしい商業主義を排し、簡素で清廉なオリンピックになったらなぁという夢を持っています。

そしてその時は、純粋に選手の努力と健闘をオリーブの冠で讃えることとし、
国旗と国歌は排して欲しいと思います。

スポーツとナショナリズムの結びつきが、スポーツの純粋さを失わせ、
政治利用をもくろんだり、国家間の代理戦争の体を成したりする大きな要因になっているからです。


スポーツをスポーツとして純粋に楽しみ、アスリートの努力を心から称えられるオリンピックが、やがていつの日か再生することを心より望んでいます。


羽生選手が来年に控えた北京オリンピックに対して、どのような心境でいるのかは本人しか分かりません。

でも賢明で敏感な人ですから、どこかでオリンピックに含まれる矛盾を感知しているのかもしれません。


DOIでの一問一答より)

-あらためて北京オリンピック(五輪)への思いは

「平昌(五輪)シーズンみたいに、絶対に金メダルを取りたいという気持ちは特にありません。ただ、必ず今シーズン、4回転半を決めるんだという強い意志はあります。しっかりと、その意志を、その決意を持って今シーズン、挑みたいなと思っています」

-五輪は、その先にあるもので変わらないか

「道の中にあるのであれば。ただ、うーん。やはり先ほども言ったように平昌だったり、ソチだったり。その時みたいな熱量はないな、というふうに自分の中では思っています」



今は「4回転半」に集中するのが正しいことは明らかですね。

羽生選手のアスリートとしての純粋な夢が叶いますように。




たった今、本日の東京の感染者数が発表されました。

3.865人です。もちろん過去最多です。



コロナと五輪はパラレルワールドだから、IOCに責任はないそうです。

開催を中止できるのはIOCだけの権限でしたよね。



お読みいただきありがとうございました。

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2021年07月28日

電波ジャック




昨日 、東京の感染者数が過去最大の2,848人となり、詳しい情報が知りたかったので、

いつもは、台風情報、地震情報、フィギュアスケート以外はほとんど見ないテレビを点けて見ました。


ニュースの時間だったのですが、どこのチャンネルを見ても、全て五輪競技の中継か、結果の報道ばかり。

オリンピックによる電波ジャックのように感じ、本当に驚きました。


国民の全てが必ずしもオリンピックに関心があるわけでもなく、

また、世界では毎日様々なニュースがあるわけですが、まるで国民はオリンピックだけ見ていればよし、と言われているようで、ゲンナリして、すぐにテレビを消してしまいました。


帝政ローマ時代に、ローマ市民には小麦粉の配給と競技場での見世物が無料で与えられ、それによって政治的な不満を抑え込むという政策が取られていたことを連想してしまいます。


オリンピックにどんなドラマがあっても、どんな感動があっても、それはそれとして、だからといって、このパンデミックの下でオリンピックを開催したのはやはり間違いだったという考えに変わりはありません。


一般論として、オリンピックって、ここまで重要なことなのでしょうか。

確かに私は羽生選手を心から応援していますし、オリンピックを連覇した羽生選手を応援できる喜びは大切にしています。


しかし、オリンピックにテレビという公共の伝達手段を独占するほどの重要性はないと思っています。

スポーツが好きな人も、ドラマが好きな人も、音楽番組が好きな人も、歴史番組が好きな人も、旅番組が好きな人もいます。


健康で平和な社会があってこそ、その前提があってこその文化活動であり、その中の一つのイベントとしてのオリンピックだと捉えています。


東京五輪 BBC




オリンピックのライブ放送はNHKとEテレだけにして、それ以外の局は通常の番組を放送して欲しいと強く願っています。


そんなことを書いている内に今日の東京の感染者は3,177人で、また過去最高記録となってしまいました。


オリンピックが始まってからまだ6か目です。

感染対策も様々な世界中の国々から、何万人単位の人々が一挙に日本に押し寄せるのです、

その中に感染者が一人もいないとは非現実的な考えでしょう。

開催前から心配されていた感染の爆発的増加が現実味を帯びてきて、本当に怖いです。

このままいけば、1万人の壁を突き破って感染者が増加することも予想しておかなければなりません。




「疎開」という言葉が頭の中に浮かんできます。


結弦くんは基本インドア派で、
FRAUのインタビューで、久しぶりに太陽見たと言っていましたね。

FRAU 8月号 1 セブンネット


ここ当分はそれを貫いて、健康を守ること最優先でいて欲しい。


皆さまも本当にこれまで以上にお気をつけてくださいね。



お読みいただきありがとうございました。

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2021年07月23日

無惨






東日本大震災からの復興を掲げ、
「お・も・て・な・し」をキャッチフレーズにして掴んだ、
東京五輪開催の権利(もしくは義務)でした。




東京五輪は、
・コンペで採用された故ザハ・ハディド氏の国立競技場建設計画撤回、
・大会エンブレムの盗作疑惑による撤回、
・竹田恒和前JOC会長の東京五輪誘致に関する贈賄疑惑による辞任、
・森喜朗前組織委会長の女性蔑視発言に端を発した辞任、など不祥事が続出。


・7月7日にはJOC経理部長の重責にあった方が自殺とみられる電車飛び込みにより死亡。
さらに開会直前になり、
・開会式の楽曲を担当した小山田氏の壮絶ないじめ自慢発覚による辞任、
・続いて翌日には、自称元暴走族軍団総長で逮捕歴33回という、絵本作家のぶみ氏が関連プログラムの出演辞退、
・開閉会式前日となった22日には、演出を主導した小林賢太郎氏が、過去にナチスによるホロコーストをギャグのネタにした件による解任と、
延々と続いている。


辞任、解任された方々の経歴を見ると、一体どういう基準でメンバーを選出してきたのか不思議になる。




 東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの開閉会式の演出チームをめぐっては、トラブルが続いてきた。

 2018年7月、開閉会式演出の総合統括に就任が決まったのは狂言師の野村萬斎氏だった。「機知に富んだ式典にするため尽力していく」と意欲を口にしていたが、新型コロナウイルスの影響で大会の1年延期が決定。
野村氏や歌手の椎名林檎氏ら7人のチームは昨年12月に解散した。

 大会組織委員会は「コロナ禍に伴う式典の簡素化を短期間で進めるため権限を一本化する」と解散理由を説明した。関係者によると、チーム内の意思疎通がうまくいかないこともあったという。

 後任には、チームの一員で電通出身のクリエーティブディレクター、佐々木宏氏が就いた。
しかし、開会式に出演予定だったタレントの渡辺直美さんの容姿を侮辱するようなメッセージを演出チーム内のLINEに送っていたことが、週刊誌報道で発覚。
佐々木氏はその事実を認め、今年3月に辞任した。

その直後、五輪開会式の演出の実質的な責任者だった振付師・演出家のMIKIKO氏が、自身に連絡がないまま、新たな責任者が任命されていたとして辞任していたことを明らかにした。

 さらに今月19日には、開会式で楽曲の作曲担当だったミュージシャンの小山田圭吾氏が、過去に同級生や障害者をいじめた経験を雑誌で語っていたことを受けて辞任した。

組織委は当初、続投させる意向だったが、障害者団体などからの批判がやまず、辞意を受け入れた。

 組織委の武藤敏郎事務総長によると、
佐々木氏の辞任後、残ったメンバーが仲間を誘って20人ほどのチームができた。

関係者によると、今回解任された小林賢太郎氏が中心になって人選を進め、その中に小山田氏が入っていたという。

組織委は結成後に報告を受け、そのまま任命した
という。

武藤事務総長は20日の記者会見で、「最終的な任命責任は我々にある。全体の名簿を受け取ったとき、全部調査すべきだった」と述べた。(津田六平)




結局組織委員会による事前チェックは無しで、今回解任された小林賢太郎氏の仲間が誘い合って開閉会式の演出を担っていたということのようです。

 「類は友を呼ぶ」ということわざの見本のような事態です。




私は、この季節ということもあり、どうしても第2次世界大戦における敗戦を連想してしまいます。


停戦のチャンスは何度もあった。
しかし戦争を止めようとはしなかった。


五輪中止のチャンスは何度もあった。
しかし強行に開催にこだわり続けた。



日本人はこんなにも統治能力、危機管理能力がなかったのか…。

知らなかった。

統治能力、国際感覚、人権感覚の悲惨なまでの欠如。


まるで運転手不在の暴走列車。






こんなにも無惨な五輪 がかつてあったでしょうか。

私たちは目を閉じて暴走列車をやり過ごすこともできるけれど、

降りられないアスリートたちが気の毒過ぎる。




だけど、解ったことが一つある。

もし、今また戦争があったら
日本は再び確実に負けるだろうということ。



だから、この先も
絶対に戦争はしてはならない。


このことを現実感を持って理解した。

大変学びになった。




SDGsの結弦くんを見て浄化されよう。


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明日の羽生結弦ドキュメントを楽しみに、

今日は一切テレビは点けないことにする。



  お読みいただきありがとうございました。

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2021年07月20日

開会式の白昼夢




昨夜になって、小山田圭吾氏が辞任し、開会式の楽曲にも使用されないことが発表されました。

あのような「いじめ」どころか、「犯罪」と言えるようなことをして、それを自慢げに雑誌で話すとは普通の感覚ではありません。私にはサイコパスとしか思えませんでした。



作曲家としてもこれまで聞いたことも無い名前だったので、
小山田氏のことは、この人誰?という感じで受け止めていました。
いったいどういういきさつで、この方は選ばれていたのでしょうか。
そこにも疑問が残ります。



開会式まで今日を含めてあと3日しか時間がない中で、大会組織委員会の橋本聖子会長は、
後任は「まだ考えていない」と述べています。

この期に及んで、しかも国際的にも拡散したこの酷いスキャンダルの後で、誰が後任を引き受けるというのでしょう。

いっそのことその部分は無音の方が良いかもしれないです。




もう手遅れですが、
日本にはもっと国際的な知名度も高く、作品が高く評価されている作曲家がたくさんいるはずです。

こんなサイトを見つけました。


世界に羽ばたく!有名な日本人作曲家を各ジャンル別に5人ずつ紹介

URL: https://wellen.jp/compose/composer-famous/#i-3



復興五輪という言葉がまだ生きているのならば、
『花は咲く』の大オーケストラバージョンで始まり、東北地方の高校生の合唱団の日本語と英語の歌詞の合唱が続きます。


花は咲く 12 (3)



次は
『Hope & Legasy』で日本の自然の美しさを表現します。


17 ワールド fs




そして箏や琵琶の和楽器の音色を散りばめた『天と地と』

天に在る全ての魂の平安と、地に在る全ての人の平和と幸福を祈って、
最後の琵琶のジャーンという強い音色の余韻の中で、感動的に締めくくりです。



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映像の中だけであれば、羽生選手の許諾がもし得られるのならば、一部に羽生選手の映像を使用することも可としましょう。


言ってみれば、『羽生結弦プログラムコンサート』のイメージです。

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(塩入俊哉さんTwitterより)


どうでしょうか?


開会式を観る気ゼロの私の、蒸し暑い午後の白昼夢でした。



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2021年07月19日

ブラックジョーク





子供の頃、初めて社会科の授業で戦争について学んだ時、「どうしてみんなは戦争に反対しなかったの?」という素朴な疑問を感じたのを覚えています。


今、国民の8割が東京オリンピックに反対している中で、国民の命を危険にさらし、世界中から集まるアスリートの命を危険にさらし、それでも個々の参加者に「自己責任」を負わせながら開催に向かって暴走する政府、東京都、IOC、JOCを見て、
ああ、こういう風にして戦争も始まって行ったのだなということを追体験しているように感じています。
 



おそらく戦争が始まる前、国民の大多数は心の中では「反対の気持ち」を持っていたのだと思います。

しかし、一旦戦争が始まってしまったら、全ての反対の声は圧殺され、ひたすらカタストロフィーに向かってなだれ込んで行ってしまったのです。
「始まってしまったのだから仕方がない」、「始まってしまったのだから協力するしかない」と。



いみじくもバッハ会長は、「日本の方は大会が始まれば歓迎してくれる」と語っています。

なんと日本国民を見くびり、馬鹿にした発言なのでしょうか。



参加するアスリートたちが、オリンピック目指して頑張ってきて、一生に一度の機会を失いたくない選手がいるのもよく分かります。

しかし、アスリートも社会の一員だと思うのです。

社会全体を危険にさらしてでも、オリンピックで勝ちたいと思うのでしょうか。




私は羽生結弦選手を応援していますが、体操の内村選手も昔からずっと応援してきたし、今でも応援しています。


でも、今回はそういうレベルの問題ではなくなってきています。


先日発売されたNumberに、池江璃花子選手と羽生選手の対談が掲載されました。

タイトルは「ただ勝利のために」。

「ただ勝利のために」、この腐りきった東京オリンピックを戦うのでしょうか?
戦うべきなのでしょうか?
戦っていいのでしょうか?



そしてなぜそこに羽生選手を持ってくるのでしょうか?
池江選手の対談相手が、ケガを克服して、東京五輪で鉄棒1本に懸けている内村航平選手だったたらまだ理解できたでしょう。


結局、出版社にとって対談の内容はどうでもいいのです。

ただ羽生結弦、池江璃花子という、いわばスポーツ界の2大スターを揃えて、
東京オリンピックのプロパガンダとしたい、という意思だけが突出して見えているだけです。


『東京に凱歌を』というブラックユーモア、いえむしろブラックジョークと言うべきタイトルを表紙に掲げて。

それがブラックジョークだと自覚しているのならば、自虐的だけどまだマシ。
マジでこのタイトルをつけたとしたら、超鈍感。

凱歌の楽曲担当は誰?

Number 池江






羽生選手は、ドリーム・オン・アイス公演後の一問一答でこのように語っていました。

平昌(五輪)シーズンみたいに、絶対に金メダルを取りたいという気持ちは特にありません。ただ、必ず今シーズン、4回転半を決めるんだという強い意志はあります。しっかりと、その意志を、その決意を持って今シーズン、挑みたいなと思っています」。


彼の本当の気持ちは彼にしか分かりません。
しかし、非常に鋭敏な神経を持っている彼は、もう『オリンピックに懸ける』という時代は去ったのだということを敏感に感じ取っているのかもしれません。

他人が下す相対評価より、自分が下す絶対評価を重視することにシフトチェンジしたのはとても賢い判断だと思います。




何年後か、何十年後か、極度に肥大化し商業化した近代オリンピックは終焉するような気がしています。

東京五輪は、その終わりの始まりになるのではないのかなと。




願わくば、愛する羽生結弦選手が、もうこれ以上悲惨な東京五輪に利用されることのありませんように。

ほとんど悲痛な私の願いです。



お読みいただきありがとうございました。

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2021年07月16日

今、世界は平和なの?





自分の中で勝つことに関しては達成したんですよね。獲りたかったタイトルはすべて獲って、自分が目標としているものがイコール「勝つ」じゃなくなっちゃったんです。

例えば勝つだけだったら、4回転半という今自分が挑戦しているジャンプは要らないと思います。だったら4回転の種類をしっかり増やして、いい演技をコンスタントにできるほうが絶対勝てるんです。

でも、それじゃあ僕は競技者としてもつまらなくなってしまったというか、そこにモチベーションを感じなくなってしまったというのが正直なところです




「結局一番自分を出せるのはスケートで。
それを見てくださった方が何を思うかとか関係なく、
自分でウワーっと『こんな気持ちだー!』ってやるのが一番好きなんですよね。

誰も観ていない中でそれをやった時に、

『自分、スケート好きだな』と思って」



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僕も今、自分自身に言い聞かせるように『アクセルが一番の目標』と言っていますけど、
結局は勝たなきゃ意味がないと心の底で常に思っているので






 Numberの池江璃花子選手との対談読みました。


アスリート同士の会話の中で、羽生選手がの本音が聞けたところが何よりも良かったと思います。




しかし、しかしです。

今この時期になぜ羽生選手を持ち出すのでしょう。

このNumberの夏のオリンピック特集のTOPに、なぜフィギュアスケーター羽生結弦が登場しなくてはならないのでしょうか。


それは勿論、羽生選手が人を集められる人だからでしょう。


そこに存在するとしないとでは、発行部数に大きな違いも出るでしょう。


正直言って、この問題山積の東京五輪の人寄せパンダのように使われるのを見たくない。
羽生選手を東京五輪を正当化するために消費しないでほしい。




羽生選手の立場として断れないことも多いのだろうけれど、

それでも、したくないことは拒否する強さと自由は失わないでほしいと願うばかりです。




日本国民の多くは、最早このように考えている人が多数派なのだと思います。
「勝手にやってろ」と。





そして世界28か国を対象とした世論調査の結果はこのようになっています。




無論、アスリートには何の落ち度もありません。

アスリートはただ記録と勝利を目指して努力する。

しかし、アスリートだけではありません。
どんな仕事でも、人はベストパフォーマンスを目指して努力している。

アスリートもそんな社会の人々の一部です。決して特別な存在ではないのです。



オリンピックも同じです。それだけが特別と思っているのはバッハ会長並びに彼に代表される「オリンピックファミリー(オリンピックマフィアとも最近は呼ばれる)」だけでしょう。




世界が平和であってこそ、オリンピックは「平和の祭典」となるのです。

今、世界は平和なの?

東京に、凱歌は流れますか?



お読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 11:49|Permalink

2021年06月26日

ゲーム音痴ゆえ




西川さんのキャンペーンやら、YUZU'LL BE BACK Ⅲのことやらで、気を取られていて、
羽生選手のゲームアンバサダーのニュースまで手が回らず、遅ればせながら昨日ようやく羽生選手のごあいさつ動画を目にしました。



英語版も。



東京オリパラに関する重苦しい空気感の中で、突然発表された羽生選手のパラリンピックのゲームアンバサダー就任のニュースは、ゲーム好きな方には嬉しいニュースだったのでしょうね。


2021 オリパラゲーム



でも、私は全くのゲーム音痴なので、その価値が今一つ分からなくて、どう理解していいのか戸惑っています。



映像を見る限り、撮影されたのはかなり前、おそらく1年前の24時間TVの頃と思われるので、


24h TV  2020-1



羽生選手もまさかオリパラ直前のこの時期に、このような危うい状況になっていいるとは予想がつかなかったのだと思います。



五輪2連覇した実績を持つという立場上、IOCや五輪に関わらざるを得ないという事情は分かりますが、
しかし、やはり羽生選手には不祥事とスキャンダルまみれの東京五輪に関連する仕事は最後まで避けて欲しかったというのが正直な気持ちです。

何事もよく分かっている彼のことですから、内心思うことはたくさんあるのだろうと思います、

でも実際、彼くらいの立場になると、この混迷した五輪に関して言葉を発することさえ難しいのだろうと思います。




言葉を発することさえ難しいという観点からいえば、この方以上の方はいないでしょう。     



ワシントンポストはこのように伝えています。


宮内庁長官によると、日本の天皇は、今年の夏季オリンピックでコロナウイルス感染が増加する可能性があることを「懸念」しているようだ。 共同通信によると、同庁の西村康彦氏は記者会見で、「陛下は、現在のパンク病の感染を非常に心配している」と語った。 「国民の不安の声はあるものの、感染拡大につながるのではないかと懸念しているのではないか」と西村氏は語った。 天皇は東京2020大会の名誉総裁であり、日本では広く尊敬されていますが、政治的権力はありません。 彼がそのような重要で物議を醸すトピックについて発言することはまれであり、彼の見解は重要です。彼の警告は政府と国際オリンピック委員会を当惑させるだろうが、パンデミックのために1年遅れて7月23日に大会を開始することを決意した主催者の間で心変わりを引き起こすには遅すぎた。


実際、毎日のように伝えられるオリンピック関連のニュースに喜ばしいことは全く見かけません。



まだほんのわずかな選手団しか来日していないのに、もう既に感染者が続出しています。

これから選手1万人、関係者9万人ほどが入国して来たら、一体どれだけの感染者がでてくるのか、想像しただけで恐ろしくなります。


国民の8割が開催に反対し、名誉総裁を務める立場である天皇陛下までが深い懸念を抱いていることを、どうにかして国民に伝えたいと思われていると推測されるにもかかわらず、すべて無視して強行しようとしている東京オリパラの陰に何があるのでしょう。


賠償金とか違約金とか、お金で解決するのなら、1兆でも2兆でも3兆円でも支払った方が、開催するよりも損害は小さいのではないでしょうか。

開催することで新型コロナに罹患してしまう方が出たり、日本が感染ハブになって世界に広げてしまうリスクに比べたら、むしろそれで済むならそうして欲しい。

ちなみに緊急事態宣言にからむ費用の出費は既に10兆円ということです。



ワシントンポストに「ぼったくり男爵」と喝破されたトーマス・バッハIOC会長について、同じドイツ人女性ジャーナリストはこのように分析しています。



正しいことをするのに遅すぎるということはありません。

今からでも東京オリパラの中止を宣言する勇気のある政治家はいないのでしょうか。

菅総理がいみじくも言ってのけたように、「日本国」は五輪開催の当事者ではありません。

オリンピックは都市が開催するものなので、開催主体は「東京都」です。

そこの都知事は、疲れたということで休息中です。
医師の診断書は出されているのでしょうか?入院に至る病名は何でしょうか?
民間であれば医師の診断書無しで「疲れたから」という理由で1週間の休暇は取れませんよね。
しかもお休みの間はすっぽり東京都議会議員の選挙戦に重なります。


都議会議員選挙は昨日25日(金)告示され、7月4日(日)が投票日です。

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切羽詰まった東京都、都民としての心配は尽きません。



最後までまでお読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 10:37|Permalink

2021年06月06日

東京五輪について思うこと




東京オリンピックまで1か月半となった今でも、果たして開催されるのかどうか、全く混沌とした状態が続いています。

東京五輪 BBC


ここに来て、かなり政府よりだと思われていた新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長までもが、「パンデミックの中での開催は普通でない」とまで言い出しました。

政府はこれに対して「自主的研究」とか言い出しています。
都合の良いところは「専門家の意見」を利用し、不都合な発言が出ると今度はそれを「個人的意見」とするという、ご都合主義には呆れてしまいます。


そんな中で、昨日目にした、元ラグビー選手で、現在は大学教授の平尾剛さんのインタビューが、私の感じていることを代弁して下さったように感じましたので、シェアさせていただきます。



ラグビー元代表・平尾氏が "東京五輪"の闇を斬る
2021年06月05日 06時15分 東スポWEB

このまま開催に突き進んでいいのか。東京五輪の開幕まで、残り50日を切った。国際オリンピック委員会(IOC)は緊急事態宣言下でも行う方針を示し、大会組織委員会の橋本聖子会長(56)も4日の定例会見で「100%の開催ができるように準備していく」と改めて明言した。新型コロナウイルス禍で多くの国民が不安を抱える中、かねて五輪のあり方に疑問を抱いてきた神戸親和女子大の教授で、ラグビー元日本代表の平尾剛氏(46)が緊急提言。強行開催によって生じる弊害とは――。


 ――以前から東京五輪に違和感を覚えていた

 平尾氏(以下敬称略) コロナが流行する前の2017年から反対している。社会的に弱い立場にある人たちに負担をかけていることがその理由だ。シンガポールのコンサルタント会社「ブラックタイディングス社」に(東京五輪招致委員会がコンサル業務として)約2億3000万円を振り込んだ件の疑惑があやふやになったままなのもおかしい。

 ――現在は東京五輪の開催に否定的な声が多い

 平尾 IOCはコロナ禍でも必ずやるという姿勢を崩さない。開催国への配慮もなく、国民の命も顧みない。ここまで露骨な態度にはあぜんとする。(日本側の説明も)筋が通っていないし、社会全体をきちんと見た上で物事を決めているとは思えない。大会組織委員会が看護師500人の確保を要請したことで一線を越えた。今、多くの医療従事者がコロナ対策の最前線で身を削っている。それが分かっていればこんな要請はできないはず。

 ――筋が通っていないと感じる点は

 平尾 そもそも開催の目的が何なのかがはっきりしない。見込まれる経済効果も試算がずさんで、インバウンド需要が期待できなくなった今は絵に描いた餅となった。国民経済ではなく、関係者の利益を優先しているにすぎない。「夢や感動を与える」「国民同士の絆を」とも言っているが、もしそれが目的なら今は開催する必要はない。夢や感動、絆は安定した生活を送ることができる平時において感じられるものである。

――スポーツの価値が下がってしまう

 平尾 スポーツへの見方がどんどん厳しくなっている。あれだけ「お酒を提供するな」って言いながら、選手村ではお酒がOK。飲食店経営者は憤って当然だ。「結局スポーツだけ特別扱いなのか」という雰囲気が広がっている。このままスポーツの価値が下落すれば、将来スポーツをする人が減るだろう。子供たちは、親など周りにいる大人の声掛けや考え方に影響を受けて、スポーツや習い事を始めることがほとんど。スポーツに否定的な人が増えれば、おのずと子供のスポーツ離れは加速する。

 ――アスリートの発信も少ない

 平尾 この期に及んでもスポーツ選手は自分の意見を発信していない。「なんでスポーツ選手は何も言わないのか」「これでいいと思っているのか」など、懐疑的なまなざしも増えている。社会全体が苦しんでいる状況なのに何も発言をしないというのは、スポーツ選手は「パフォーマンスしかできない」「社会に対して関心も持っていない」存在だということを、自ら認めることになる。このままだと、社会とスポーツが切り離されてしまう。

 ――アスリートが発信できない原因は

 平尾 端的にいって知識と教養の不足だと思う。ただこれは選手個人の問題だけでなく「パフォーマンスさえ発揮すればいい」という指導をしてきたスポーツ界全体の構造的な問題でもある。「結果を出せばそれでいい」という勝利至上主義と、それを果たすための「シンプル思考主義」の帰結だろう。こうしたスポーツ教育を根本から見直す必要がある。

 ――五輪の姿を見直すべきか

 平尾 いったん、やめてはどうか。マイナーチェンジだけでは抜本的な解決はできないと思う。IOCを解散し「参加することに意義がある」という理念に立ち返って、これまでとは違うまったく新しい大会を創設してはどうだろうか。

 ――東京五輪を中止するべきだと考えるか

 平尾 もちろん中止にするべきだ。開催すればかなりの確率で感染者が増えることが予測される。再び緊急事態宣言を発出する事態にもなりかねない。宣言発出による経済的な損失は莫大だ。それと中止による損失をてんびんにかければ、今からでも中止にしたほうが損失は少なくなる。社会にかかる負担が軽減されれば、国民一人ひとりの生活も回復傾向に転じるはずだ。もう一線は越えてしまった。対話すらできない現実をしっかり捉えた上で、再びスポーツの価値を一からつくっていかなければならない。

 ☆ひらお・つよし 1975年5月3日生まれ。大阪府出身。中学時代にラグビーを始め、同志社香里高、同志社大を経て、神戸製鋼に加入。1999年ラグビーW杯では、日本代表に選出された。しかし2005年ごろから脳震とうの後遺症に悩まされ、2年後に現役を退いた。自身のケガを機に、06年から神戸親和女子大学大学院の文学研究科修士課程教育学専攻で研究をスタート。現在は同大の発達教育学部ジュニアスポーツ教育学科で教授を務めている。182センチ。 



私自身は2013年に日本がオリンピック開催国に立候補した時から強い違和感を感じていました。

それは東日本大震災のわずか2年にも満たない2013年1月7日のことでした。

オリンピックを開催するよりも被災地救援が先だろう!と強く感じていました。

オリンピックに掛ける莫大な予算を被災地救援にかけていれば、もっと早く、もっと良い支援ができたはずです。
当時の安倍政権は、こともあろうに、「復興五輪」というスローガンをあげ、被災地を宣伝文句代りにしたのです。
現在ではそんな言葉は一切出てこなくなりました。

「アンダーコントロール」と明言したはずの汚染水は、遂に海洋放出する方向が決まっています。

そもそも開催動機が不純で、不祥事続出の東京五輪について、良い話は一度も聞いたことはありません。

今回の東京五輪で浮き彫りにされた、IOCの人命よりも何よりも、自分たちの利益を優先し、開催都市東京や開催国日本の意向を無視する姿勢を見たら、不信感しかありません。

平尾さんの提言のように、現在の腐りきったIOCは一旦解散して、もし続けるならば、もっと質素で本当にスポーツを愛する人々のための新しいオリンピックに生まれ変わってほしいです。


私は以前から、オリンピックはもうギリシャに返すべき時が来たと思っていました。

オリンピック発祥の地ギリシャで聖火を灯し、その地でアスリートたちが技を競うという、本来の姿に戻ってほしいと思います。

夏季オリンピックの華であるマラソンだって、紀元前450年ころのギリシャとペルシャの戦いの歴史に基づいて、実際にマラトンからアテネまでを走ることで、一層盛り上がることでしょう。

開催費用についても、スポンサーに頼らずに、参加各国が選手団の規模に応じて拠出する形で非商業化を図るべきだと思います。


本来スポーツには、個人の技を競うという神聖な側面があると思います。

現在のような、国威発揚の場としてではなく、個人の鍛錬の結果としての技を競う神聖な場としてのオリンピックに立ち返ってほしいというのが私の願いです。


しかし、夏季オリンピックはギリシャに返すとしても、冬季オリンピックはどうするのかということがありますね。

スケートはリンクがあれば大丈夫ですが、問題はスキーやジャンプ競技が可能かということですね。
ギリシャにもペロポネソス半島の北部には立派なスキー場もありますが、この点だけは一考の余地がありそうです。


北京冬季オリンピックまで、あと8か月後しかありません。

こちらも政治がらみで、実際どうなるのかまだ定かではありません。

賢明な羽生選手ですから、全てのケースを考慮して準備は進めているのだと思いますが、
今はオリンピックは考慮に入れずに、4回転アクセルの完成を目指すというのが「正解」だということは正に正しい答えのように感じています。


今日も怪我のないように、そして健康でいてくれたら、それだけで十分です。



<追記>
作家の赤川次郎さんも一市民として「声」を上げてくださっていました。




最後までお読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 14:41|Permalink

2021年02月18日

恥の上塗り





組織委員会会長には、密室での決定で橋本聖子氏に決まりました。

しがし彼女がなぜ???


森会長が女性蔑視発言で引責辞任したから、次は女性にすればいいのだろうという、救い用のない短絡思考に呆れる。

しかも橋本氏が辞任したあとの五輪担当大臣には丸川珠代氏という、唐突な感じを免れない女性議員を起用。女性ならだれでもいいのでしょうか。
それは逆にジェンダー差別のように感じます。


男性フィギュアスケーターに対するセクハラ事件はIOCも把握していて、一時は橋本氏の就任を問題視していたという。

    

海外メディアも過去の経緯には注視している。
シンガポールに駐在している英BBCの
大井真理子記者は21年2月12日、後任候補に橋本氏が浮上したとの記事を引用しながら、 「2014年にセクハラ疑惑に直面したとの指摘もあるが、被害者は否定している」 とツイッターに書き込んだ。  中国のニュースサイト「北京新浪網」は2月12日、共同通信を引用する形で、橋本氏にはキス強要という「黒歴史」がある、と指摘。文春ウェブサイトから転載したとみられるキス写真つきで顛末を伝えた。スケート連盟会長については「辞任を考えたが、結局は留任した」などと報じた。  香港のアップル・デイリー(蘋果日報)も2月13日、やはり写真つきで、橋本氏について「その立場を利用したセクハラ行為を告発されていた」と指摘。ニュースサイト「香港01」も2月14日、 「アスリートに無理やりキスした黒歴史を持つ候補者は、今後も話題になりそうだ」 などと報じた。  韓国の聯合ニュースは2月18日、「『女性蔑視』森の代わりに『強制キス』橋本...」の見出しで、過去の経緯について 「オリンピック関連の経験は豊富だが、過去の行動が論議を起こしている」 と言及。紀藤正樹弁護士の 「橋本大臣って、セクハラ問題があり、ジェンダーが問題となった森後継としてはふさわしくないと思います。国際的には大問題です」 というツイートを紹介しながら、 「橋本氏は、当時の日本スケート連盟会長であり優越的地位を利用した事実上の性暴力という指摘を受けた。ツイッターには、橋本氏が高橋氏と推定される人物を抱きしめてキスする姿を写した写真が多数掲載された」 などと経緯を伝えた。
J-CASTニュースより)


女性蔑視の会長の後任が性暴力の女性会長という、なんともやり切れない、情けなくなるような人事です。
恥の上塗りというほかはありません。


橋本氏本人にしても、もうあの事件は忘れたいのでしょうが、
今後世界にあの当時の報道や写真が拡散していくことは間違いないでしょうね。


今回のことを別にしても、国民の8割が中止や延期を希望している東京五輪は、最早開催する正統性すら失っていると私は思っています。

東京五輪 アンケート
今後は、IOCと日本サイドで、どちらがが中止を言い出すのかというせめぎ合いになるのでしょうか。




そんなこととは関係なく、アイスリンク仙台が21日から再開するという嬉しいニュースです。


羽生選手の練習の場が確保されているということが、今は一番嬉しいことです。

どうか雑音に惑わされずに練習に集中できますように。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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2020年04月23日

歴史的存在YUZURU HANYU




4月20日に新しくアップされたばかりの動画です。


オリンピックに複数回優勝したスケーターの記録を綺麗にまとめて下さっています。


◆複数回のオリンピック金メダリスト
 


フィギュアスケートの歴史上、オリンピックで複数回優勝した選手は4人。


ギリス・グラフストローム(スウェーデン)3回優勝 1920年・1924年・1928年

ASTA  2



カール・シェーファー(オーストリア)2回優勝 1932年・1936年

ASTA  3


ディック・バトン(アメリカ)2回優勝 1948年・1952年

ASTA  4


ユヅル・ハニュー(日本)2回優勝 2014年・2018年

ASTA  5




現在地球上には二人のダブルオリンピックチャンピオンが生きている。

ASTA  1

その名はディック・バトン、そして、ユヅル・ハニュー



「YUZURU HANYU」 という名は、既にフィギュアスケートの歴史の中に刻まれているのです。

23歳にして既に歴史上の人物となった羽生選手が、この先どんな道を歩んで行くのか、

私たちは歴史の1ページが綴られていくのを見るという幸運に恵まれました。

さらに、羽生選手はオリンピックトリプルチャンピオンになる可能性も持っています。

これから先もずっと見守っていきたいと思いました。


ASTAチャンネルの動画はまだ3つしかアップされていませんが、どれも気に入ってチャンネル登録してしまいました。
以前にもご紹介しましたが、もう一度。


◆フィギュアスケーターの身長比較





◆ISUシーズンズランキング





そういえばこのISUランキングに文句を言っている方がいるようですが、フィギュアスケーター全員が同じルールに基づいて算出された点数に従ってランキングされているわけですから、不公平も何もありません。



”Why?” と言われても困ります。

N選手のランキングが低いからといって文句をつけているのを見て、N選手自身は恥ずかしいと思っているのではないでしょうか。
彼は当然このような結果になることを想定したうえで自分の出場試合を決め、学業優先を選んだはずですから。

それに、過去に羽生選手自身は勿論のこと、私たちファンの中から一度でもランキングに関する文句やクレームが出たことがあるでしょうか?

ランキングのルールは全てのスケーターに平等に適用されています。

私たちが常に言ってきたこと、文句を言ってきたことは、ランキングルール同様に、ジャッジングルールも全てのスケーターに平等に適用されるものであってほしいということだけです。

ランキングに文句を言う暇と熱意があるのならば、それをジャッジングの適正化に向けて注いで欲しいものです。
スポーツジャーナリストとして、その方がずっとやり甲斐のある仕事かと思いますが。



今日も生きる伝説、羽生選手が元気で有意義な時間を過ごせていますように。


ブログ訪問ありがとうございます。

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