バラード第1番
2023年08月02日
ツィメルマン リサイタル / 羽生結弦様からお中元
大分先のことになりますが、12月にポーランドのピアニスト、クリスチャン・ツィメルマンのリサイタルがあります。
ツィンメルマンさんは1975年の第9回ショパンコンクールで史上最年少の18歳で優勝し、
今日では世界で最も高く評価されているピアニストの一人です。
皆さまご存じのように、羽生選手の珠玉のプログラム『バラード第1番』はツィメルマンさんの演奏が使われています。
今日からぴあ先行発売があり、10時の発売開始時にはなかなかネットに繋がらず焦りましたが、どうにかサントリーホールのチケットを取ることができました。
まだ演奏プログラムも未定ですが、『バラード第1番』弾いてくださったらいいな~
Zimerman plays Ballade No1
— La Nuit musique (@NuitMusique) April 11, 2023
ツィメルマンplaysバラード1番 pic.twitter.com/p1YzV2KpD5
リサイタルチケットは、ぴあ では発売中、ローチケでは8月5日から購入可能です。
一番大好きな平昌オリンピックの『バラード第1番』
何回観ても、その度に感動します。
観ているだけで涼しくなるような、夏の清涼剤のような『バラード第1番』です。
結弦君もお忍びでツィメルマンさんのコンサートに来れたらなぁと、妄想が膨らみます。
今日は嬉しいお届け物もありました。
羽生結弦様からのお中元が届きました。
素敵なポストカードも。
私は雪肌精みやびのローションを冷蔵庫で冷やして、朝晩使っています。
香りも大好きです。
『バラード第1番』と結弦くんからのお中元で、涼やかな一日となりました。
しかも今日はハニュー(8 2)の日なのですね!
祈りを込めて翔べフェニックス pic.twitter.com/WYpvbdNiFz
— ねこまさむね【公式】 (@nekomasamunecom) August 2, 2022
8月2日、良い一日でした。
お読みいただきありがとうございました。
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2021年10月21日
ショパンコンクール
ショパンコンクール、一級のエンタメに 世界が見守った群像劇
ショパン国際ピアノコンクールの上位入賞者。2位の反田恭平さん(左)、1位のブルース・リウさん(カナダ、左から2人目)、2位のアレクサンダー・ガジェブさん(イタリア・スロベニア、右から2人目)、3位のマルティン・ガルシア・ガルシアさん(スペイン)=2021年10月21日午前2時32分、ワルシャワ、野島淳撮影
コロナ禍の第18回ショパン国際ピアノコンクールは、健康的な美しさにあふれたブルース・リウさん(カナダ)の演奏に栄冠を与えた。抜群の安定感を印象づけつつ、時に賭けのような思い切ったダイナミクスの解釈を入れ、予選を勝ち上がってきた。一転、本選の協奏曲は浮遊感と諧謔(かいぎゃく)たっぷり。くるくると表情を変えつつ楽しげに疾走する演奏は、音楽がこの世界にある幸福を存分に実感させてくれるものだった。
今年は日本人の健闘も、とりわけ際だった。2位入賞の反田(そりた)恭平さんと4位入賞の小林愛実(あいみ)さんは、幼なじみ同士の仲良し。ファイナル直前の3次予選まで進んだ人気ユーチューバー、角野隼斗(すみのはやと)さんの出場も、大いに関心を集めた。反田さんとともに2位入賞を果たしたアレクサンダー・ガジェブさん(イタリア/スロベニア)と、ファイナルに残ったイ・ヒョクさん(韓国)は浜松国際音楽コンクールの覇者と3位入賞者として、日本でもすでになじみ深い存在となっている。(朝日新聞デジタルより一部抜粋)
私は一時期『ピアノの森』ハマっていて、アニメはもちろん見たし、
一色まこと原作の全26巻も夢中になって読みました。
森に捨てられていたピアノに出会い、やがてショパンコンクールを目指し、家族やピアノ教師、ライバルや友人との物語が展開され、最後は、ショパンコンクール優勝で終わるのです。
当時、主人公の一ノ瀬海くんのピアノ演奏部分を弾いているのが反田恭平さんではないかということが言われていて、そこで初めて反田さんの演奏に出会ったのです。
その反田さんが、アニメを地で行くような、ショパンコンクール2位入賞、本当に嬉しいです。
心からお祝い申し上げたいと思います。
TVアニメ『ピアノの森』音楽集でも得難きショパンの演奏を残してくれた #反田恭平 さん。幼少期、『ピアノの森』のストーリーに出会い、主人公・一ノ瀬 海に憧れ、ショパン・コンクールを夢見たという反田さん。海に憧れた少年が本当に海のような存在になった瞬間をいま、私たちは目の前にしています。 https://t.co/VD9dFwxXVT
— コロムビアクラシック (@Co_Classics) October 21, 2021
どうやら反田さん自身も『ピアノの森』のを読まれていて、カイくんに憧れていらしたようですね。
これを機にもう一度本棚に並んでいる『ピアノの森』全巻を読み直そうと思いました
反田恭平さんのショパンコンクールでの全演奏はこちらで視聴することができます。
反田さんも結弦くんと同じ1994年生まれなんですよ。
1994年って、やっぱり特別な年なんですね!
ショパンコンクールの話は尽きないですが、今気になっているピアノ曲と言えば、
結弦くんの新SPです。
前々からピアノ曲を探していて、昨シーズンはこれだという曲が見つけらなかったということですが、遂にNHK杯でその曲が披露されますね!
『バラード第1番』があれほど結弦くんにぴったり合う曲だったことで、同じショパンの曲のような気がします。
本当にワクワクした気持ちでその日を待っています。
一方、どうやらネイサン・チェン選手はモーツアルトを選んだようです。
ネイサン・チェン選手の2021-22シーズンプログラム紹介も載っています。
— NathanChenJP (@NathanChenJP) October 21, 2021
SP FS 共に振り付けは、シェイリーン・ボーンさん
SPは「ベンジャミン・クレメンタインの『Eternity』と『Nemesis』」
FSは少し現代風にアレンジした「モーツァルトのメドレー」#NathanChen
🔗https://t.co/eowuYITuWV pic.twitter.com/uf1wTnooDU
モーツアルトvsショパンの戦いになるのでしょうか?
音楽の力はフィギュアスケートにとって大きな要素になりますから、本当に興味津々です。
そういう意味で、10月22日から始まるスケートアメリカでのネイサン・チェン選手の演技にも注目しています。
いよいよ今シーズンの戦いが始まりますね。
結弦くんが心身共に最高の状態で戦いに臨めますように!!
お読みいただきありがとうございました。
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2021年05月09日
できなかったらできるまでやる、バラード第1番
今日は、とあるミニホールに家族が参加するピアノの発表会に行ってきました。
演奏曲は、『バラード第1番 』
2年越しの取り組みでようやく弾きこなせるようになったのです。
ショパンのピアノ曲の中でもかなり難しいとされるバラード第1番。
ただ趣味で続けているだけのピアノなので、初めは「本当に弾けるの~?」なんて言っていましたが、石の上にも2年、どうにかそれらしくなったのでした。
これですよ。これ!
できなかったら、できるまでやる。
できるようになったら、完璧にできるまでやる。
完璧にできるようになったら、何度でも完璧にできるまでやる。
持って行ったのは、アミノバイタル
「最後までくずれない」というところが大事!!
バラード第1番は結構長い曲なので、最後の方になると指が動かなくなって、曲が崩れてしまうことがありがちですが、このアミノバイタルのお陰で、今日はいつもの練習以上によく弾けていました。
結弦くんのバラード第1番を見て、イメージトレーニングしたのも効果あったと思います。
楽器を弾くのもスポーツと同じく、日頃の練習の積み重ねあるのみですね。
今日はちょうど母の日で、何よりも素敵なプレゼントが届いた気分です。
帰りに買ったプチケーキで、母の日気分が盛り上がりました。
アミノバイタルありがとう!
結弦くん、ありがとう!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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2020年07月18日
心の底から自分が喜べる演技
昨日公開された若杉さんの写真解説第3弾
4大陸選手権の「バラード1番」でしたね。
私は全てのショートプログラムの中で一番好きです。
これは2月に韓国・ソウルで行われた、四大陸選手権ショートプログラム「バラード第1番」の写真なんですけど、
トリプルアクセルを着氷した後にスッと手を挙げる瞬間の写真です。
平昌オリンピックで撮影させていただいた時よりもシャープになっていて、動きがしなやかになっていて、しかもすごく力強くて、よどみなく繋がっていくような、もう別のプログラムって言ってもいいんじゃないかなって思うぐらいの演技でした。
音と動きが完璧に合っていて、ずーっと観ていたいな、もうずーっと滑っていてくれたらいいのになって、撮りながら思ってしまうような、そんなショートでした。
とても生き生きとしていて、力強くて、だけどスッと時間が止まったように見える瞬間もある、不思議な演技でした。
その印象をこの1枚に閉じ込められたのかなぁと思っています。
歓声や音楽、氷を削る音がスッと消えて、真っ白い世界に彼だけが降りてきたような、
そんな写真に、そんなイメージになっているんじゃないかなと思います。
そして写真をよく見ると、指先や髪の毛一本一本にまで意識がいっているんじゃないかな、と思わせる美しさがあると思います。
グランプリファイナルとか、全日本選手権で味わった悔しさに自分でしっかりと向き合って、それで出てきた答えが、
やっぱり強くあろう、やっぱり美しくあろう、やっぱり羽生結弦のスケートをやろう、そんな答えだったのかなって。
それがこの演技に出ていたのかなって思わせられる、そんな演技でした。
終わった後に手をたたいて、天井に向かって何かを呟いたんですけど、
この時は口の動きを見ている限り、「ただいま」って言っていたんじゃないのかなと思って。
それを見ながら、「おかえり!羽生くん、おかえり!」って思いながらシャッターを切ったのを覚えています。
若杉さんの解説は、カメラマンとしてその時感じた気持ちをありのままに語って下さり、私たちと同じ気持ちで撮影しているのだなぁと、とても親近感を感じさせてくれます。
フジテレビの番組で、羽生選手本人がこの時の「バラード第1番」を解説しています。
羽生選手自身はどんな風に感じていたのでしょうか。
「今回はすごく音になりきれていたなって思います」
「このアクセルも本当に良くて、まあ自分の中で本当にこの感覚が一番いいなって思えるくらいよかったので」
「スピンの出来も全部よかったので。非常に満足しています」
「まずはやっと帰ってこれたっていう感触ですかね。平昌の時も『ただいま』って言ったんですけれども。
やっと自分らしい演技ができたなっていう感触がすごくあって、やっと心の底から自分が喜べる演技だったと思います」
羽生選手が自分の演技に「満足」という言葉を使うことは滅多にないことなので、この四大陸選手権の「バラード第1番」が、如何に素晴らしい出来だったのかということがひしひしと実感できます。
悔しかったり辛かったりすることも多かったシーズンの最後に、羽生選手が心の底から自分が喜べるという、幸せな気持ちを抱くことができて本当によかったなと思います。
さてこの週末は、テレ朝Ch2 でFaOI 2017 の再放送があります。
【ファンタジー・オン・アイス 2017】
<幕張公演>■7月18日(土)よる10:20~ ※会場音のみ
<神戸公演>■7月19日(日)午前10:00~ ※会場音のみ
思いっきり弾ける羽生選手と一緒に楽しい週末を
そして、初めてリモートで行われるという試合、米国のフレミング杯も今日午前9時から見られそうです。
新しい試合のあり方の実験として、興味をお持ちの方はこちらからどうぞ。⇓
https://usfigureskatingfanzone.com/sports/2020/7/13/third-annual-peggy-fleming-trophy-virtual-competition.aspx
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2020年02月16日
分からない人にも分かるレベル
昨日の羽生結弦プログラムコンサート観られたでしょうか。
幸い私は1月の公演を見に行くことができたのですが、今回録画保存できてよかったなと思います。
これでいつでも聴き返すことができます。
聴くときは羽生選手自身による解説入りのガイドブックも見ながらだと一層楽しめます。
私が行った日は福間さんのお話が聞けなかったので、今回初めて福間さんの羽生選手への想いを聞かせていただいて感動しました。
「一生、応援していこうと思っています」。
こんなコンサートはContinues with Wingsの時のように全国の映画館でライブビューイング企画して欲しかったと思います。次回あるのなら是非ともそうして欲しいです!
ピアノとフィギュアスケートをテーマとした「愛の夢の続き」という、
ピアニストの野谷 恵さんのブログを時々読ませていただいています。
四大陸選手権のバラード第1番について、このように表現されています。
フィギュアに興味ない方でも、
音楽をお好きなら、
この演技の凄さは伝わると思います。
10分の曲をたった3分ほどに無理に短くした編曲なのに
見事にひとつの音楽になり、
1つの流れになっている・・・と感じさせます。
その、1つの流れの中にジャンプもスピンも
溶け込んで、音楽を表現しています。
表現するというのは、
まず、「感じる」こと、と、
音楽をしていて私は考えますし、
玉三郎さんも演技論で書かれていますが、
バレエなどの舞踊もそうであろうと思います。
この動画の演技は、
フィギュアスケートという「競技」の演技ではありますが
自然に、深く、ショパンのバラード第1番を感じて
その音楽と一体になって表現している「音楽表現そのもの」と感じます。
GOEが足りないと書かれている皆さんのお気持ち
分かります。
私も足りないと思います。
でも、それどころではないレベルに到達していて
フィギュアスケート初の人間国宝にして頂きたい・・とか
考えてしまいました。
そして、普段フィギュアスケートを
見ない方々にも見て頂きたいです。
「分からない人にも分かるレベル」です。
分からない人にも分かるレベル。
何の知識もなく、いかなる先入観も無しにみても、その凄さは分かるのです。
実際に、普段は全然フィギュアスケートに興味もなく、見たこともない人が、平昌オリンピックの羽生選手の演技を初めて見て、なぜか涙が出てきたという話を私の周りでも何回も聞きました。
どんなジャンルであれ、本物のアートに出会い心が揺さぶられる時、自分の感情が高ぶって泣くというよりも、むしろ自律神経が反応して自然に涙が出てしまうという感覚に近い気がします。
彫刻とか、絵画とか、フィギュアスケート以外の分野においてもそんな経験があります。
羽生選手のパフォーマンスは確かにそういうものの一つです。
ですから、もう点数で測ろうとする考えは無くてもいいのかもしれない。
でも、やはり競技であれば点数で勝たねばならない。
その矛盾に、羽生選手も随分悩み、苦しい思いもしているのだろうなと想像してしまいます。
「分からない人にも分かるレベル」のものを、
「分かっている人に分からせる」にはどうした良いのでしょうか?
ISUはまたまた、訳の分からないルール変更を打ち出してきているようです。
ますます混迷を深めるだけのルール改悪としか思えません。
分からない人にも、分かっている人にも、理解できないルールを作って何がしたいのか意味不明です。
ISUはどこへ行こうとしているのでしょうか?
ブログ訪問ありがとうございます。
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