2020 四大陸選手権
2020年08月01日
森の妖精 STAY GOLD!
昨日の午後はJ SPORT4で四大陸選手権2020のエキシビションが放送されていました。
蒼い照明の中で、グリーンからブルーへのグラデーションがなんて美しいでしょう。
確かに森の妖精としか言いようがない。
キャプチャーした動画はこちらの2本です。
https://youtu.be/Jv2-bmfOV5s
https://youtu.be/AjL6asYPLWo
夜は、久しぶりに外出して、帰ってきて見たニュースには驚きました。
コストルナヤ選手がトゥルソワ選手に続き、エテリ・トゥトベリーゼコーチから離れ、
プルシェンコさんの下に移籍するとか。
NBC Sports のニュースより
《世界のトップスケーター、アリョーナ・コストルナヤ、
エテリ・トゥトベリーゼコーチの下から去る》

一体ロシアスケート界で何が起こっているのでしょうか。
ロシア3人娘の内、トゥトベリーゼ氏の下に残るのはシェルバコワ選手だけになってしまいましたね。
なんとなく、日本でも宮原知子選手がバーケルコーチに就き、紀平梨花選手がオーサーコーチに就く意向を示していることと重複してしまいます。
女子シングル波乱含みの新シーズンです。
ニュースもたくさん上がっています。
これからのロシア女子から目が離せません。
今日から8月。
オンライン羽生結弦展のグッズ申し込みは明日2日(日)まで。
そして久々のフィギュアスケート雑誌がいくつか発売されます。
11日(火)はフィギュアスケート通信DX
読み応えたっぷりのフィギュアスケートマガジンは18日(火)発売。
表紙が素敵!


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2020年07月30日
四大陸選手権の羽生選手は美しかった
昨日の嬉しいニュースはオンライン羽生結弦展が8月末まで延長されたことでした。
もうすぐ終わりだなんて名残り惜しいなぁと思っていたところに、突然飛び込んできたニュースでしたから嬉しかったです。
これで夏の終わりまでは毎日のように見に行くことができますね。
会期延長で、若杉さんの写真解説講座も急遽追加がないのかな、なんてことも考えてしまいました。
グッズ販売は変わらず、8月2日までということです。
もう品物が届いた方もいらっしゃるようですね。
私も追加で注文しようと思っています。
[ #オンライン羽生結弦展 情報]ご要望にお応えして8月末まで会期を延長いたします。引き続き、オンライン上でお楽しみください。ただし、オリジナルグッズ販売は8月2日までですので、ご注意ください。 特設ページはこちら https://t.co/x7EviXidXs
— 読売新聞オリンピック・パラリンピック (@Yomiuri_gorin) July 29, 2020
一昨日の記事でお知らせしたように、今日はJ Sport 4 で今年2月の四大陸選手権男子シングルの再放送がありました。
あらためて観ると、羽生選手の演技中の身のこなしの一挙手一投足が美しく、見入ってしまいました。
萌黄色の新しい衣装が清々しかったです。
当時は演技を観るのに頭がいっぱいで気が付きませんでしたが、会場内の観客のマスクが白い水玉模様のようになっていて、全員マスクをしているのが分かります。
この頃はもうかなり感染拡大していて、本当にギリギリのところでスーパースラムは達成できたのだと思うと、羽生選手はやはり強運の持ち主だなーと思いました。
私も本当はこの四大陸は凄く行きたかったのですが、ただでさえ風邪をひきやすい上、新型コロナの心配もあり、厳冬の韓国行を諦めたのでした。
今でも本当に残念だったなぁと思っています。
試合中で驚くのは、この3連続ジャンプの時、1本目の4Tでよく転倒しなかったなと思うのですが、その後に1Eu+3Sを跳んでしまうという離れ業!
どんな体幹持っているのでしょうか。

こちらは演技終了と同時に降り注ぐPoohシャワー、凄いです。

そして何よりも嬉しかったのは金メダルを手にした羽生選手の笑顔でした。
堂々としたお兄さん二人と並んで、優真くんちょっと緊張気味かな。
羽生選手は、やはり真ん中で微笑んでいるのが一番似合ってますね。
朝から昼過ぎまで四大陸を見てしまった代わりに、午後から夜まではずっと仕事をしていました。
昨日は四大陸選手権振り返りの一日となりました。
「やっと獲れた~~」
本当に嬉しそうで、見ているこちらも笑顔になれる。
それにしても、新型コロナ第2波が心配です。
羽生選手が健康で充実した準備の日々を送れていますように。
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2020年06月28日
最後の最後に
今週の月曜日にFODで見た四大陸選手権直後のインタビューを書き起こししようと思っていたのですが、なかなか時間が無くて、1週間経ってしまいました。
とても印象的な言葉が多いインタビューでした。
四大陸で優勝できたことを話す時、「最後の最後に」なんていう言葉が出てくるのを聞くと、やはり羽生選手の頭の中には、世界選手権で最後にするという選択肢があったのかなあなんて感じて、ドキッとしてしまいました。
エキシビションが、スケカナでのパリの散歩道から始まって、大会ごとに変わっていったのを見るにつけ、何となく、もしかしたらという胸騒ぎがあったことは確かでした。
世界選手権が中止になり、羽生選手が来シーズンも現役続行と知った時は、本当に良かったと思いました。
インタビューの一部だけですが、特に印象に残った部分をご紹介したいと思います。
四大陸選手権後のインタビュー
<スーパースラムについて>
とりあえず、道が見えたっていうのが大きいですね。
その道が今までのわだちの延長線だったかもしれないですけど、ちょっと一回、一周、なんか遠回りしたかなと思うんですけど、でもなんかやっと、自分なりの道がみえたなあという清々しさみたいなものはあります。
やっぱり自分らしいフィギュアスケートでいいんだっていう感じですかね、はい。
いやー、なんか長かったなあって思って、四大陸って、もしかしたらオリンピックよりも先に獲るべきものかもしれなかったですし、世界選手権よりも先に獲れるものだったかもしれないんですけど、やっぱりなかなか獲れなかったのは、何かしらの意味があったんだと思いますし。
まあでも、自分が初めてシニアの主要国際試合でメダルを獲ったのが四大陸選手権というのも、また思い入れ深いものがありますし、なんかそこで、最後の最後にちゃんと、忘れものじゃないんですけど、ちゃんと獲りきれたのがよかったなっていう、なんか、何かしらの運命をちょっと感じてます。
<勝負師か?求道者か?>
求道者っていうのはあんま好きじゃないんですけどね、僕は。
なんか、突き詰めるだけじゃつまんないって思っているし、やっぱりその上で結果ってものがね、ないと、やっぱり競技としてモチベーションもないですし。やっていけないとは思うんですよ。うん、それは根本的には変わってないです。
ただその、自分が、どういう風なフィギュアスケートがしたいか、っていう、どういう風なジャンプを跳んで、どういう風な理想を持っていくかっていうことが、なんかやっと今しっかりとしてきたんで。
何かそれを信じてとりあえず練習していって、それを本番で出したいっていう気持ちが、なんかその根本的な、勝ちたいっていう気持ちよりも大きくなったなって思うんですよね。
だから、フィギュアスケートを追求したいっていうよりも、なんか、自分の理想をとりあえず追いかけているっていう感じの方が強いですね。
今まではその、オリジン、オトナルで、偉大なスケーターの背中を追いかけているって感じだったのが、なんか今、自分が理想としている自分の背中を追いかけていて、それにまた近づこうとしているって感じですかね。
なんか昔もこのこと言った気がするな。ハハハ
昔も自分の理想の背中を追いかけてるってことを言っていた気がします。
<プログラムの変更について>
別にこのプログラムで勝ちたいからこうしたってわけじゃないんですよね。
なんか守りたいみたいなものでも全くなくて。
いや、守りたいっていうんであれば、PCSそんなに変わってないのでずっと。むしろ下がっているかもしれないのでずっと。昔のグランプリファイナルとかと比べて見たら。
そうしたらじゃあ今まで練習してきたことは一体なんなんだってことになってしますし。
でも、自分の中でなんですけど、あの頃よりもやっぱりスケーティングとか、ステップとか、やっぱり
上手になったなあって自分の中で思っていて、深みも増していると思いますし。だから、それを守りたいとか、それで勝ちたいとかっていうものではなくて、ただ、今の自分を等身大に映せる現身みたい。
バラード第1番は特にそうだったし、SEIMEIに関しては、そのSEIMEIというストーリーだったり、安倍晴明っていう人物像に自分をまた重ねる、自分が強い晴明になりきるっていうようなイメージがあるので。
だからプログラムに勝たせてもらうっていうか、プログラムに強くさせてもらうっていうイメージが強い、自分の中で。
4回転アクセルについて
あの、まず回し始めるのが大変なんですよ。まず、怖い。恐怖心が半端じゃなくて。
普通のトリプルアクセルよりも明らかに上に上がらなきゃいけないし、体も吹き飛ばすようなイメージで跳ばなきゃいけない。
それをやっていくと軸がぶれちゃうので、今度は回転につながらないんですよ。
で、回転を重視しちゃうと、小さくジャンプ跳べば回転はできるので、回転することはできるんですけど、小さくジャンプ跳んだ時に回転数が足りるかって言われたら、足りないんで。
そのジレンマが結構あって、そこが第1関門。
で、それは大分超せたかっなって思っているんですよ。そのバランスのいいところはちょっと見つけられて。
後は、あのー、なんていうかな、とりあえず締め切って、片足で降りてくれば、降りれるかなっていう感覚があって。
まあ、それがどれだけ難しいかっていうのはちょっと表現できないんですけど。
うん、でもまあ自分の中では形は見えてきているっていうか。
4回転半っていう、今まで形が見えなかったものが、なんとなく形としては見えてきているのかなっていう感覚はあります。
あの時(GPFの公式練習の時)よりも力抜けてるんで。
だからまあ、力抜くことが正解なのか、力入れきることが正解なのか、それもまた、その時の調子次第だったり、技術的な問題があったりもするんですけど。
でもまあ、あの時よりも感覚はいいですね。
<世界選手権に向けてあるべき姿>
今回のバラード第1番みたく、あのクオリティをやっぱりSEIMEIでも出したいなあっていうのがすごい強いので、あれができれば、自分の中で胸を張って最強だって、自分の中での、最強だって言えるんじゃないかと思うんですよね。
(それが)僕が、あるべき姿かなって思っています。
そう思いました。バラード第1番を今回やらせていただいて。
SEIMEIはまだ納得全然できていないんですけど、やっぱりバラード第1番をやって、本当に、
僕はこうあるべきなんだと、僕のジャンプとスピンとステップはこうあるべきなんだと、プログラム自体はこうなんだ、というのを、すごく感じれた。
だからそれをまた、ヤッターって思うわけじゃなくて、それを糧に頑張っていきたいなあって思います。
お疲れさまでしたー。
(FIN)
世界選手権は中止になってしまいましたが、来シーズン、羽生選手は新プログラムを用意するということです。
四大陸選手権で実現したあのバラード第1番のクオリティを糧に、4回転アクセルを視野に入れた新プログラムを心待ちにしています。
ではもう一度あのバラード第1番を。
バラード第1番といえば、FaOI で羽生選手とコラボした福間洸太郎さんを思い出しますが、
その福間さんの、YouTube のライブ配信を使ってのショパンリサイタルが本日22時~23時に開催されます。
Kotaro Fukuma Youtube Live Stream Concert Vol.4
Sunday, June 28th, 2020
at 10 pm (Japan), 3 pm (CET), 9 am (NYC)
Program (60 min.):
” Chopin recital ”
Chopin :
Mazurka in C# minor Op.50-3
Etudes Op.25-1, 2, 3
Scherzo No.2 Op.31
Nocturne No.13 Op.48-1
Ballade No.4 Op.52
*The live is on June 28th, but *You can donate via the following page until June 29th. Thank you!
https://kfyoutube4.peatix.com/
--------------------------------
福間洸太朗 Youtube ライブ配信コンサート Vol.4
6月28日(日) 22:00~
プログラム (60分)
~ショパン・リサイタル~
ショパン:
マズルカ第32番嬰ハ短調 Op.50-3
エチュード Op.25-1『エオリアンハープ』, 2, 3
スケルツォ第2番 Op.31
ノクターン第13番 Op.48-1
バラード第4番 Op.52
* ライブは6月28日ですが、応援投げ銭は6月29日22時30分まで受付しております。
https://kfyoutube4.peatix.com/
詳細はこちらでご覧ください。
⇒https://kfyoutube4.peatix.com/
Donation/応援投げ銭は、1,000円から5,000円まで自由に選んでチケット替わりとなります。
新型コロナのためにコンサートもできなくなり、演奏家の方々も大変なおもいをしていらっしゃることでしょう。
みなさま、是非ご参加くださいね



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2020年06月25日
平昌の時よりもいいよ
今日は、来シーズンの全日本、NHK杯、JGPシリーズ日本大会の開催地が発表されましたね。
全日本フィギュア12月長野開催 2020~2021シーズン計画
配信
NHK杯は大坂、全日本は長野ということですが、果たしてこの秋までに、大会場に観客を入れて試合ができるのかどうかはなはだ疑問ではありますが。
全日本はブロック大会やノービス選手権のように無観客であれば可能かもしれませんが、NHK杯のような国際大会は各国の国境開放が揃わないとまだ難しいのではないかな。
フィギュアスケートは個人競技ゆえに、選手、ジャッジは自国に居ながら、例えば10,000人まで参加できるZOOMウェビナーなどを使ってリモート試合も可能なのではないかなと思うのですが。
(リモート試合は可能か?)
実際、試合がどうなるとしても、選手は新シーズンに向けて準備はしっかりする必要があるわけで、
羽生選手もどこかで、もう新プログラムを練習しているのでしょうね。
そう考えるだけでワクワクしてくるというのは正直な気持ちであるこは確かです。
新シーズン開幕まで、もう数日となりました。
今日は遅ればせながら、月曜日にFOD(フジテレビオンデマンド)で放送された動画を見ました。
『羽生結弦 四大陸選手権2020ドキュメント』
いくつか観てなかった場面もありました。
「平昌の時よりもいいよ」
4CCで滑ったバラード第1番をこのように自己評価していました。
SPの世界最高得点も更新し、満足のいく結果だったのですね。
でもバックヤードで自分のスコアの詳細をを見て、
「あ~緊張した。すげぇ緊張した」
「PCSもうちょっととれるようにしたいかな」
「9.7くらい欲しい」
やはり、PCSが以前よりも出なくなっているのを感じているのだと思います。
スケーティングもステップもスピンも進化しているのに、なぜ?
「滑れば滑るほど、時間を掛ければ掛けるほど、熟成されていって、色々な深みが出るプログラムだなと思っていて、とても自分らしいっていうか、心から曲に乗せてジャンプしたりステップしたりできる一番の理由かなと思います」
「ジャンプたちとステップたちとスピンたちとを揃えたので」
「競技プログラムだからこそ感じられる」
「難易度とピタってハマった時の綺麗さや良さがあると思うので」
「久しぶりに『スケートやってて良かったな』って思いました」
グリーンルーム?だと思いますが、鍵山選手にこんなことを尋ねてもいました。
「ねえねえ、氷柔らかくなかった今日?」
「あれ?公式練習と違うみたいな」
こんな風に話しかけられて、鍵山選手はそれこそ凄く緊張したみたいで、ただただ、ウンウンとうなづくばかりでした。
同じクリケットクラブでワンツーフィニッシュとなったジェイソン・ブラウン選手と互いのプログラムのフィニッシュポーズを真似し合ったり。
本当に四大陸選手権でスーパースラムが達成できてよかったです!!
今思えばギリギリの時でしたね。
「今までのジンクスが全部晴れていっているので」
スケートカナダも四大陸選手権も優勝できましたからね!
次なる戦いへと向かう時が来た。
「自分を表現することに関してはフィギュアスケートしかないなって思うんですよね」
「やっててよかったです」
羽生選手は番組の中で、何度も「スケートやっててよかったです」と言っています。
それを聞いていて私は、四大陸選手権を滑ったことで、そう思ってくれて本当に良かったと思いました。
フィギュアスケート関連以外はフジテレビにチャンネルを合わせることもないし、
その上、FODは有料なので、初めは入会するのをためらっていましたが、各分野の雑誌、週刊誌の読み放題もでき、これが意外と役立つのです。月に2,3冊の雑誌や週刊誌を買えば、直ぐに1000円は軽く超えると思うので、それを考えたら、まあいいかなということで続けています。
読み放題の雑誌の一部です。⇓
Amazon payを選べば2週間は無料視聴できますし、迷っている方は一度試してみるのも良いかと思います。
そして読売新聞社の羽生結弦展には、前回と同じく能登さん、田中さんの写真も加わるようです。
前回もお二人の写真コーナーはとても良かったので、期待が膨らみます。
[ #オンライン羽生結弦展 情報]前回に引き続き、写真家である #能登直 さん @sunao_noto にもご協力いただきます!
— 読売新聞オリンピック・パラリンピック (@Yomiuri_gorin) June 24, 2020
[ #オンライン羽生結弦展 情報]前回に引き続き、スポーツフォトグラファーである #田中宣明 さん @tanaka_nobu_ph にもご協力いただきます!
— 読売新聞オリンピック・パラリンピック (@Yomiuri_gorin) June 24, 2020
羽生結弦展も新シーズン開始と同じく7月1日からです。
グッズも楽しみですね!
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2020年06月13日
クリケット流クールダウン
昨日配信された、フジスケの「見たい!動画」リクエストアンサー編です。
<2020四大陸フィギュアスケート選手権より>
最初は<男子ショートの滑走順抽選の映像>
羽生選手25歳、友野選手21歳、鍵山選手16歳と、3世代の選手が揃って出場。
羽生選手は23番滑走。
抽選会が終わってから、「ユヅ―、ユヅ―」と声を掛ける人が。
田中さんでした。(画面右端)
そして3人で田中さんのカメラに納まっていました。
次は、7:45~ <クリケットチームのクールダウン映像>
続いて、10:56~ <別カメラ映像>によるクールダウン映像
という3部構成になっていました。
四大陸選手権に出場したクリケットチームの羽生結弦、ジュンファン・チャ、ジェイソン・ブラウンの3選手によるクールダウンは、いつもクリケットクラブの練習の最後に行われているのと同じ、ゆったりとしたエッジワークと、スパイラルやイーグルなどを組み合わせた美しいスケーティングです。
ジャンプは一つも無くても、ずっと見ていても飽きることがありません。
その流れで、僭越ながら私が撮ったトリノGPFの公式練習の後の羽生選手のクールダウンもご覧いただけたら嬉しいです。
スマホ撮りなので画質は良くないですが、氷の上を泳ぐような、羽生選手の美しいクールダウンでした。
いつまでも見ていたい、と思いました。
2019年12月4日 トリノGPF公式練習のクールダウン(1)
2019年12月4日 トリノGPF公式練習クールダウン(2)
今日もどこかで練習の後、こんなクールダウンできていたらいいなと、
想像しています。
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2020年02月25日
お値段以上、フィギュアスケート通信DX
今日発売のフィギュアスケート通信DX・四大陸選手権最速特集号、
表紙も可愛いけれど、内容も素晴らしかったです。
写真数枚だけお借りしました。
表紙を開けると優しい表情のプレカンの羽生選手がお出迎え。
背中に羽根が見えるようなバラード第1番
なんとも美しい萌黄色のSEIMEIさま
エキシビションでは来シーズンの四大陸オーストラリア開催にちなんでコアラと共演。
似合いすぎて、可愛すぎて困るほど。
表紙から裏表紙まで、羽生選手以外の選手は表彰式とエキシビションで一緒に撮った選手だけという、
徹底的に羽生選手にフォーカスしたストレスフリーの通信DXでした。
写真の選択も画質もよく、”お値段以上"とはこんなことかなと思いました。
結弦ファンであれば、買って絶対後悔しない本だろうと思います。
どの写真の羽生選手も落ち着いたいい表情をしていて、改めて四大陸選手権は充実した試合だったなぁと思い返しました。
しかし、3月16日開幕の世界選手権、どうなるのでしょうね。
だんだん心配になってきました。
今できるのは、羽生選手が健康でありますようにと願うことのみです。
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写真はキャプチャーしたもの、撮影したもの、感謝してお借りしたものです。
2020年02月22日
やっと取れた~*表彰式後インタビュー
J SPORT4の四大陸FS後のインタビューに続いて、表彰式の後にもう一度インタビューがありました。
今度は胸に金メダルを掛けてのインタビューです。
Q:優勝おめでとうございます。
ありがとうございます。
Q:初めての四大陸タイトルなんですけども、感想をお願いします。
いやホッとしました。
まあ、フリーの内容的にもそんなに良くはなかったので、まぁどうなるかな、というのはちょっと思ったんですけど。
でもやっと、スケートカナダもそうなんですけれども、なんかジンクスひとつひとつ晴らせてるなーという風に思っています。
Q:世界ジュニア、世界選手権、あとオリンピックの表彰台の真ん中の経験があるんですけど、この大会は初めてということで、なにか他と違うところがありますか?
まあ、そんなに気負ってるわけでも特にはないんですけども、まあ、なかなか何かうまくタイミングが合わなかったりとか、なんかちょっとした綻びがあったりとかっていうのが、よくあった試合でもありましたし、
逆に16歳の時に、すごくいい演技をして、あのー銀メダル取れたっていう思い出もあるので。
まあ、ある意味なんかいろんな意味でステップになる試合だったのかなぁとも思っています。
Q:ご自身は真ん中だったんですけど、同じ台に鍵山くんっていう、まだ若い選手が出てきたんですけど、同じ台に乗って何か思うところなんていうのをお願いします。
また新たなメンバーが増えて、やっぱり頼もしいなっていう風に思いました。
またあの、これはチャンピオンシップなので、そういった意味でも、ここでちゃんと表彰台に上りきれるっていうのはすごいなっていう風に思うので、非常に頼もしいです。
Q:最後に次に向けて一言お願いします。
とにかくまだこんなもんじゃダメだなっていう風に思っているので、まあしっかりひとつひとつ地盤を固めて、また精度の高い演技をしていきたいなと、思います。
Q:メダルを最後にカメラに見せていただきたいと思います。
やっと取れたぁ~~~フフフフ
ありがとうございました。
ありがとうございまあ~す。



「やっと取れた~~」って言いながら、ニコニコ顔になるところが可愛いですね!
J SPORT4では、昨日はエキシビションの放送がありました。
Hope & Legacyの衣装を身に着けた羽生選手は、森の妖精と言わずして何と言ったらよいのだろう?
というような風情でした。
こんな笑顔で終われてよかった!
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2020年02月21日
FS演技後インタビュー*J SPORT4
昨日はJ SPORT4で四大陸選手権FSの放送がありました。
SP後インタビューに続いて、FS演技後インタビューを書き起こしました。
Q:滑り終えてどうでしたか?
疲れました。緊張しました。
Q:4分に変えて、どの辺を変更されたのですか?
前半ステップまでは、曲を全く変えずに、そこにジャンプを4本入れたっていうのと、あとルッツを入れ始めたっていうのと、
あとは、今まで後半に4回転を1本しか入れられてなかったので、Originでも1本しか入れられてなかったので、2本入れられるようにっていうに工夫してみました。
Q:後半にコンボを入れているのは変更点ですか?
いやー、後半にコンボはOriginの時から変わっていないので、それは強みでもあるし、やっぱり諸刃の剣でもあると思うので、もうちょっと精度を高くしていきたいなと思います。
Q:最初にリンクに穴があるというような、あれは影響ありましたか?
ちょっと緊張はしてましたね。
またなんか、今までは投げ込みがされる側で(笑)、選手を待たせてしまう側だったんですが、今回は投げ込みが前に合って、なかなか入れなくて、そういう面でも新しい経験をさせていただけたなと思っています。
Q:どうしてもルッツの話になるんですが、ルッツのステップアウトの原因は?
まあでも、あの緊張感の中で、ちょっと集中が一回切れちゃっていたので。
その中であそこまで先ず持って行けたのは収穫でもあるのかな、と思います。
Q:見つけられた課題について最後にお願いします。
まあ、とにかく後半のコンボというのはしっかり使い切らないといけないし、やっぱり加点も取ってこその自分のスケートだと思うので、まだまだし足りないことがたくさんあるな、という風に思いました。
Q:次は世界選手権ですが。
まずはショート、この出来をいつでも出せるように。
どんな状態でも、プレッシャーが少なからず今回よりは掛かると思うので。いい状態でできるように。
で、あとはフリーはまた時間をかけて、少しずつ滑り込んでいけたらなと思います。
ありがとうございました。
ここでインタビューは終わったと思っていたら、その後、表彰式のあとにももう1本インタビューがありました。
今から外出しなければならないので、それは今晩にでも。
(TV画面どりなので画像粗くて申し訳ないです。)

どんなこと語ってくれるのか楽しみです。
伊藤さんのインタビューも楽しみ。新衣装のお話きっとありますね。
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2020年02月19日
SP演技後インタビュー*J SPORT 4
本日J SPORT 4で放送された、四大陸選手権2020・男子SP終了後の羽生選手のインタビューです。
ーお疲れさまでした。
お疲れ様でしたー
ー思い出の韓国で四大陸だということですが、滑った感想お願いします。
まあ韓国だからっていうことは特に感じてはないんですけれども、
とにかく、あの、まずショートプログラムで久しぶりに、まあ、疑問のない演技ができたので、良かったと思っています。
ないです!(キッパリ)
もう、今できる完璧な演技だったと思いますし、あのー、プログラムコンポーネンツも、まあその時々によって、また見え方も違ったりとかすると思うので、あとはもう少し上がってこれるような演技を、あの、常に準備できるようにしたいと思います。
ーあのー、フリーもノーミスっていうのは勿論目標の一つだと思うんですけど、この大会の目的、ショート、フリー、どんな思いで、どういう事を達成しようと思って来ているのか。
まあ、まずは、、、自分を取り戻したいっていうのが一番ですかね。
とにかくまあショートに関しては、あの、ホントに久しぶりにサルコウもトーループもアクセルも、何も疑問が無いくらい、いい出来ができたので。
まあ、この感覚を、、この感覚は多分このプログラムに力を貸してもらえたからだと思うので、
またSEIMEIはSEIMEIで、えー、今の自分だからできる、いろんな形のSEIMEIをやっていけるようにしたいなっていう思いが強いです。
ー 重なるんですけど、フリーに向けてもう一言、その、これを成し遂げたいなっていうのを一言もらって、、
うーん、なんか、特にこれといったものは無いです。
とにかく、皆さんの前で、また、胸張って自分だって言えるような演技がしたいなって思います。
ありがとうございました。ありがとうございます。
ありがとうございました。
SP演技終了直後のインタビューです。
私は初めて見ましたが、初出でしょうか?
とても爽やかで、自信に満ちた羽生選手でした。
でもやはり、PCSの出方についての言及ありましたから、そこのところは羽生選手としても、今一つ納得しきれていないのではないのでしょうか。
今日の番組でもう一度SPの演技を見て、あの演技のPCSに10点が少ないのは、やはりどう考えてもおかしいと思いました。
「これに10点出さないで、いつ出すの?」
「今でしょ!!!」と言いたかった。
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2020年02月18日
ガンディさんのFS分析
2月13日の記事「SPの採点について」で、ガンディさんの四大陸選手権 男子SPの分析をご紹介しましたが、
今度はFSの分析もして下さっています。
ガンディのフィギュアスケート分析記録
四大陸選手権2020 男子FS
(メキシコのジャッジ酷いですね。そこまでしてアメリカにすり寄らなければならない立場なのでしょうか? 壁問題の影響ですか?
以下、羽生選手の部分だけ抜粋させていただきました。)
(早稲田大学Newsより)
羽生選手
- 後半ジャンプの1本分のどこか
- ステップ。クラスターは左右最初の1つしかとらなくなったし、クロスロールは今はレベル認定ではむしろマイナス
- コレオを少し短縮
ガンディさんの分析によれば、上位5位までの選手の順位と総合得点は次のようになります。
1.羽生結弦 299.28
2.ジェイソン・ブラウン 271.93
3.ボーヤン・ジン 266.63
4.ジュンファン・チャ 263.10
5.鍵山優真 262.21
実際の四大陸選手権の結果はこうでした。
ジェイソン・ブラウン選手と鍵山優真選手の点数が過大評価されているという分析でした。
これを見ての感想は人により異なるとは思います。
しかし、私が試合の後ガンディさんの得点分析を見たくなってしまうのは、少なくともそこにはいつもガンディさんの判断の理由が述べられているからです。
そしてジャンプやスピン、ステップの細部については演技動画で詳細に確認しての判断であろうと思うからです。
試合でジャッジ諸氏によって下される採点には、何のコメントもなく、
従って、どういう理由でその点数が付けられたかの説明は一切なく、
問答無用の一方的な判断を押し付けてくるだけです。
しかもカメラは1か所設置で、せいぜい時としてそれをスロー再生するだけ。
フィギュアスケートという、メジャーやストップウォッチで測れるわけではない採点競技ならば、
少なくとも、表彰台に乗る選手の成績についての”講評”くらいはあっても良いのではないでしょうか。
例えば、各種文学賞、音楽賞、美術賞では、受賞理由は講評として公開されるわけですから、フィギュアスケートがそうであっても不思議ではないはずです。
また、選手本人またはコーチによって、異議申し立てがあった場合には、採点理由の情報開示はあってしかるべきと思います。
今のこの、ISUジャッジ団という専制君主による絶対王政のような体制、どうにかならないものでしょうか。
現代では、専制君主による情報コントロールは不可能です。
なぜならば、専制君主よりも民衆の方が情報をより多く手にすることが可能だからです。
ISUさん、早くそのことに気が付いて下さいな。
AIができることはAIに任せ、人間が判断すべきことはその根拠を示す。
それがフィギュアスケートが競技として生きていく道だと思いますが、、、。
どうぞよろしくお願い致します。
1か月後の3月19日には世界フィギュアスケート選手権で男子SPが、3月22日にはFSの競技が行われます。
羽生選手が健康で、練習が順調に進んでいますように!!
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2020年02月15日
マッシミリアーノさんの見解
一昨日の記事「SPの採点について」ではガンディさんによる、羽生選手の四大陸SP評をご紹介しましたが、
今日はイタリアのユーロスポーツ解説者であり、冬季競技アナリストである、
マッシミリアーノ・アンベージさんによる評価を見たいと思います。
翻訳は、イタリア在住のNympheaさんのブログ「惑星ハニューにようこそ」よりお借りしました。
素早い翻訳に心より感謝いたします。
*******
アンベージ・ウィンターコーナーより
「羽生結弦が今週のアスリート」
記者のフランチェスコ・パオーネによるインタビュー形式です。
羽生君に関する段落だけ抜粋します。
フランチェスコ・パオーネ(2020年2月12日)
マッシミリアーノ、「今週のアスリート」賞を与えるとしたら誰を選ぶ?
「一片の迷いもなく羽生結弦だ。
自身初の四大陸選手権優勝を飾り、フィギュアスケートにおける「スーパースラム」を達成した。
規格外の日本人選手は男子シングルでシニアとジュニアの主要大会を全て制した史上初のスケーターとなった。
これらのタイトルを3時代(ソチ五輪までの4年間+平昌五輪までの4年間+北京五輪までの4年間)にまたがって獲得したことを考慮すると、この偉業はより英雄的な快挙であったと言える。
(中略)
この大会ではショパンのバラード第1番の旋律を再び使用し、一糸の乱れもない演技を実現した。
最近の採点の基準を分析すると、彼が獲得した112点よりもっと高い得点が出てもよかった。
完璧に実施された3つのジャンプ要素はGOE満点に相応しく、演技構成点もリンクで披露された内容に則っておらず、満点まで上昇しなかった。
正直に言って、技術点でも演技構成点でも、少なくともあと1.19点高い得点が与えられるべきだった。
いずれにしても羽生が再び今大会と同じ正確さで各エレメントを実施し、同じ芸術的クオリティを披露すれば、114点(韓国で滑ったプログラムの実際の価値)を超えられる可能性がある。
世界選手権に向けて、大仕事を要するのはソウルで一時的なバージョンを披露したフリープログラムの方だろう。
具体的に言うと、最終的な構成でもこれらの4回転ジャンプが入るのか理解しなければならない。
いずれの構成でも、非常にハードなSeimei 3.0を完璧に滑るには、アスレチックコンディションがベストであることが第一に求められる。
この点において、開催地がカナダということで、数日間で時差に順応する必要がないことは、彼にとってアドバンテージになるかもしれない。
それ以外の点に関しては、ソウルでのフリープログラムの演技は、終盤少し体力が落ちたこともあるが、何よりも氷の状態にかなり左右された。
最終グループの最後の3選手の足元を注意深く観察すると分かることだが、通常、ジャンプを跳ぶために足を突くエリアには大小様々な穴があり、深い亀裂になっているところさえあった。
(後略)
記事全文はNympheaさんのブログで是非お読みください。
マッシミリアーノさんは、スーパースラムを3時代にまたがって達成したことを評価して下さっています。
それは、最初に世界ジュニア選手権で優勝した2010年から、
今回、四大陸選手権で優勝するまで、
10年間の長きにわたり第一線で戦って来たことの証であるからだと思います。
ピークにいる短期間の内に素早く達成するよりも、より価値のある英雄的な快挙であると。
採点については、114点を韓国で滑ったプログラムの実際の価値と評価しています。
実際、111点台はあり得ない数字だと感じました。
ジャッジ諸氏は、あの滑りのどこがどういう風に不満なのでしょうか。
点数が出るまでにいつもより時間が掛かっていて、会場からは採点を促す拍手も沸き起こっていました。
ヨーロッパ選手権のアイスダンスで、パパダスキ・シゼロン組の採点に8分という時間の末に2位という結果が与えられたこと、そして実は競技前のミ―ティングで10点をなるべく出さないようにと申し合わせていたという事実を連想してしまいました。
今となっては、111.82という点数は今後の競技におけるSPの天井として機能し、もしもあのバラード第1番よりも劣ったパフォーマンスにそれ以上の点数が与えられることがあれば、大スキャンダルになるでしょう。
3月の世界選手権はカナダのモントリオール開催なので、昨年末のGPシリーズ、全日本に影響を与えたであろう「時差の影響」を回避できるのは一つの安心材料ですね。
しかし、今回の会場で羽生選手が氷に穴を見つけて、ジャッジに報告してようやく補修されたものの、もし気が付かずに滑ってケガをする危険を思うと、ヒヤッとしました。
完全な製氷や温度管理は基本中の基本として、主催者には十分過ぎるくらいの注意を払っていただかねばなりません。
2018さいたまワールドの時の運営も酷かったことを思い出しました。
ちょうど1か月後に迫った世界選手権。
今回からはエキシビションの様相もガラッと変わりそうですが、フィギュアスケートをショービジネス化しようとする傾向には反対です。
ただでさえ、採点の不透明感と試合ごとに違うルールの適用で不信感が高まっているのに、過剰にショー化を進めたら、「もうフィギュアスケートはショーでいいじゃない」となり、競技として認められなくなりそうで怖い。
競技だと言うならば、ルールの正確さと採点の客観性が不可欠です。
そのためには他のスポーツ同様に採点に最新のテクノロジーを取り入れるしかないのは自明の事でしょう。
ああ、一体いつになったらそんなことが実現するのでしょうか???
今日は12時から始まる「羽生結弦プログラムコンサート」を楽しみにしています。
今週末はその他にも見逃せないTV番組がいくつかあります。
2月15日(土)
12:00~15:00 テレ朝Ch2(CS)
羽生結弦プログラムコンサート ~Music with Wings~
13:00~14:55 BSフジ(BS)
四大陸フィギュアスケート選手権2020・ハイライト Part 1
2月16日(日)
13:00~14:55 BSフジ(BS)
四大陸フィギュアスケート選手権2020・ハイライト Part 2
13:55~15:20 テレビ朝日(地上波)
激動!フィギュア新時代~女王ザギトワ 引退騒動の真実~
その中でも羽生結弦プログラムコンサートは、見逃した方には絶賛お薦めします。
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2020年02月13日
SPの採点について
四大陸選手権が終わっても、まだまだ余韻が覚めません。
新聞各社の羽生選手特集ページも凄いことになっていますね。
でもやはり疑問に思うのはジャッジングのことです。
特に非の打ち所のない「バラード第1番」の点数の低さって、皆さん納得できましたか?
私は115点は出るのではないかと思って採点が出るのを待っていたので、111.82と出た時には、
世界最高得点という嬉しさよりも、点数の低さに対する戸惑いの方が大きかったくらいです。
羽生選手のSPプロトコル
素人ゆえに、どこがどうとは説明できませんので、ガンディさんのブログを参照させていただきました。
ガンディのフィギュアスケート分析記録⇒http://gandy.seesaa.net/article/473484338.html
<四大陸選手権2020 男子SP>より、羽生選手部分
(以上)
「あと3.67点高い点数を期待した」とおっしゃっているので、
111.82+3.67=115.49 ということですね。
これなら私も納得できます。
羽生選手自身も112点以上を考えていたようで、0.18は誤差みたいなものと言っていましたが、
オーサー、ブリアン両コーチも、一瞬けげんな表情になったのを、私は見逃しませんでした。
世界最高得点更新したのに、3人共少しも嬉しそうな顔していない。
モニターを見ているだろうコーチたちの顔が険しい。
では、羽生選手自身によるSPの解説を見てみましょう。
「やっと自分らしい演技ができたなっていう感触がすごくあって、
心の底から自分が喜べる演技だったと思ってます。」
常に自分には人一倍厳しい羽生選手が、今回の自分の演技にほぼ100点満点を与えているのが分かります。
しかし、ジャッジたちはそうは考えなかったようです。
このジャンプやステップにGOE+5を付けず、またPCS10点を出し渋り、
一体いつ、誰に、GOE+5や、PCS10点を連発するのでしょうか。
今後の試合では、この演技を上回る時だけしか、そんな点数は付けられなくなるということを理解しているのでしょうか。
1か月後の世界選手権ではどんな採点をするのか、ジャッジたち、並びにそれを統括するISUは試されることになります。
そこのところを、しっかりと見ていきたいと思っています。
羽生選手はもう今頃はトロントに帰って練習再開したのでしょうか。
どうかケガ無く、健康で、自分の信ずる理想のフィギュアスケートの実現に向かって行ってください。
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2020年02月12日
自分の中での最強を目指して
昨日の LiveNews it より
やっぱり自分らしいフィギュアスケートでいいんだっていう感じですかね。
やっと自分なりの道が見えたなというか、清々しさみたいなものはありますね。
もっと今までって、
なんかここまでやりきらなきゃいけないとか、
ここまで跳ばなきゃいけないとか、
そういうことにすごい追われてた気持ちがあったと思うんですよね。
なんかそれがなかったんですよ、今回は。
自分の演技さえしっかり出し切れれば良いんじゃないかなみたいな。
なんかそれが凄く心地よかったっていうのと、
自分が一番、競技のフィギュアスケートとしてやりたいことなんじゃないかなって。
<4回転アクセルについて>
まず回し始めるのが大変なんですよ。怖い、恐怖心が半端じゃなくて。
でもなんか自分の中では形は見えてきてるっていうか、
あの、4回転半っていう今まで形が見えなかったものが、
なんとなく形としては見えてきてるのかなっていう感覚はあります。
なんかとりあえず胸張れる終わり方したいなって思ってます。
今回のバラード第1番(ショート)みたく、
あのクオリティをやっぱりSEIMEI(フリー)でも出したいなっていうのがすごい強いので。
あれができれば自分の中で胸を張って最強だって、
自分の中での最強だって、言えるんじゃないかなって思うんですよね。
それを世界選手権では目指したいです。
全日本選手権までの気負った雰囲気から一転して、とても穏やかに語る羽生選手でした。
自分の最強のプログラムに戻したことで、自信と落ち着きも戻ってきたのなら嬉しいことです。
世界選手権で、バラ1のクオリティでSEIMEIを完成するという目標に向かう静かな闘志が感じられました。
そして、Season's world Ranking1位おめでとう!
ワールドランキングも間もなく1位に戻ると信じています。
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2020年02月11日
羽生結弦、語る
昨日ようやく全てを通して読んだSponichi Annex の5本組のインタビュー記事がとても充実していて、羽生選手の今を感じました。
長いインタビューなので、それぞれの記事の中で特に印象的な部分を抜粋しました。
記事全文はリンクから是非お読みくださいね。
【羽生結弦、語る(1)】
――フィギュア選手はよく自分のプログラムで憧れの選手にささげるが、自分のプログラムで将来、誰にささげたいか
「ま、自分はもう、エフゲニー・プルシェンコさんとジョニー・ウィアーさんにトリビュートさせていただいたんで、自分は割と納得、納得っていうか満足しているんですけれども。小さい頃はソルトレークシティー・オリンピックで見たウィンターとか、あとは、そうですね、ドン・キホーテとかやってみたいなとかって思ったりもしていました」
ここでヤグディンの名プログラム「ウインター」とか、ハビを思い起こす「ドン・キホーテ」の名が飛び出したのに驚きました。
いつか、羽生選手の「ウインター」、「ドン・キホーテ」是非観たいです。
【羽生結弦、語る(2)】
――トロントに戻ってから今大会に向けて
「スムーズではないですね。まあ、練習は一応しているんですけど、やっぱり、その、内発的動機がまったくないので。だから、なんか難しかったです、練習自体」
トリノGPFと全日本の結果が羽生選手に大きなダメージを与えていたことが分かり、心が痛い。
内側から湧きおこるものがなければ人間だれしも何も手につきません。
そんな中で、演目変更して、再び立ち上がってくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
――4回転半の完成度は
「とりあえず、もうちょっとって感じですかね、自分の中では。降りるまで、もうちょっとって感じですかね。まあ、ほんとはこのリンクが良ければ、相性が良ければ、アクセルの練習とかもしながら、試合に向けてっていう感じかなという風には思っていたんですけれども。ま、やっぱりルッツでちょっと苦戦もしてたっていうのもあったので、今回はやらずに。とりあえず、帰ってからどれくらいの体のダメージが残っているか分からないので、回復次第、すぐ練習したいなっていう気持ちではいます」
羽生選手は世界選手権で4回転アクセルに挑戦すると言っていますね。
トリノの公式練習中にもほぼ回りきっていたと思うので、あと1歩のところなのでしょうね。
楽しみではあるけれど、その練習中にどうか怪我などしませんようにと、祈るような気持ちでいます。
【羽生結弦、語る(3)】
――SP後、「チーズとワイン」と言っていたが
「たしなまないです」
羽生選手がお酒が苦手なことは知っていますが、チーズも嗜まないとは思っていませんでした。「たしなまない」って言い方も大人な感じでいいですね。
――世界選手権に向けてどのように熟成を。プログラムを“この子たち”と言っていたが
「まあ、この2つだけじゃないんですけどね。やっぱり、なんていうか、それぞれのプログラムにそれぞれの過程があって、で~、特にSEIMEIからなんですけど、自分で曲を選んで、自分で編集に携わって、で~、ここでこうしたい、ああしたいというイメージをすごい膨らませながら、プログラムを作っていくっていうのがSEIMEIからなので。やっぱそれ以降の子たちはすごく、なんか、思い入れがやっぱり、自分が表現したいことが何かしら残っているっていう感じはします。ただ、バラード第1番に関しては、その、もうジェフ自身もそうだって言ってるんですけど、その、この曲を聞いた時に表現したいことが色々見えてて。で、自分自身もこういう風に表現したい。で、ジェフもこうやって表現させたいというのが合致していたんですけど。やっとそれが表現しきれるようになったっていうのが、より、なんか羽生結弦が表現したいこと、みたいなのがバラード第1番に詰まってるっていう。だから、余計親近感みたいなものがある。まあ、熟成させたいですけど、でも、なんか、やらなかった期間があったからこそのたぶん熟成みたいなものだと思っているんですよ、僕の中では。だから、その、やらなかった期間があって、いろんなものに手を付けてきて、その、コラボレーションだったり、自分のエキシビジョンだったり、ま、オトナル、オリジンもそうですけど。だからこそできる表現みたいなものが、もうちょっと、もうちょっと組み込めていけたらいいなと思います」
自分で曲を選んで、振付をジェフやシェイリーンと一緒に考え、イメージを膨らませながらプログラムを完成させていく過程は子供を育てるのにも似て、その作品を自分の子供みたいに思うのは自然なこと。作曲家も、画家も、作家も、アーティストは皆、多かれ少なかれそういう風に感じると思います。
羽生選手はスケートを表現手段としたクリエーターであり、アーティストなのだなと改めて思いました。
ただ与えられた曲と振付をこなすだけのスケーターとは違うのです。
――今回滑って新しくつかんだことは
「特にショートプログラムに関しては、あの、やっぱり音と一体になって、そして質が高いものを全てで行える。で、何かしらそこに止まった動きがないっていうか。必要な止まり方、表現としての止まり方っていうのは必要だと思うんですけれども、なんか、シームレスに全てが入っているっていうのが、やっぱり、自分としては心地いいんですよね。それを見てくれて心地いいと思ってくれる人がいるんであれば、それはやっぱりやっていきたいですし、自分自身がその心地良さを求めてフィギュアスケートをやっているので、ま、それがなんか、試合として感じられたのが大きいかなと思っています」
今回の「バラード第1番」は始めから終わりまで途切れることなく流れる水のような滑らかさ清らかさでした。それを観ていて本当に「心地よかったです」。
羽生選手が求めるフィギュアスケートの質を見事に表現していました。
永遠のマスターピース。
【羽生結弦、語る(4)】
――世界選手権では勝ちと自分のスケート、求めるバランスは
「まあ、今やりたい、今やっていることを突き詰めるって感じが一番強いですかね。まあ、フリーに関してはもちろん、点数出し切れてないですけれども、でも、方向性は間違っていない、この方向で自分はやっぱり、スケートをしたいって思えた、この状況がいいなって。まあ、それが評価されるのであれば、それは嬉しいですし、それが評価されないっていうのであれば、もうしょうがないとなんか、割り切るしかないかな。ルールは自分で変えるものじゃないので。それがなんか、それをジャッジの方々が見た時とか、観客の方々が見た時に、それがやっぱり劣ってると思われてしまうのであれば、それは自分の実力だと思うので。うん。それが劣ってると思われないようなスケートをバラ1みたいに、今回のバラ1みたいにしたいっていうのがSEIMEIの一番の目標ですね」
この部分は読んでいて一番辛い気持ちになりました。
自分のスケートの方向性は間違っていないが、それが評価されないのであれば、もうしょうがないと割り切るしかない。ルールは自分が変えられるものではないから。
ジャッジが劣っているという評価を与えるのならそれも仕方がない。それは無視しますという宣言に思えます。自分は自分の考える”最高”を追求する。
しかし今回のバラ1は、流石にどんな悪質なジャッジでも高評価を与えざるを得ないような演技でした。このレベルでSEIMEIを演じるというのが、今後世界選手権に向けての目標ですね!
その願いが叶うよう、心から応援しています。
【羽生結弦、語る(5)】
――高難度ジャンプと自分のスケートの両立、スパンはどう考えている
「そうですね、あんまり、具体的には出してないんですね、自分の中で。そういう、どういう風に行けばいいかって。ただ、ゴールは明確にあって。それはやっぱりアクセルを入れて、あのバラ1みたいな状態のをフリーで作りたいっていうのが自分の中では一番。だから、それを目指していきたいなって思うんですけど、でも、高難易度って意味でのアクセルじゃなくて、自分のプライドとしてのアクセルなんですよね、やっぱり。だから、なんか、高難易度にこだわっているというわけではなくて、ある程度、やっぱ自分がギリギリの線まで、ギリギリの難易度のところまで目指してやって、その上でバラ1みたいな、今回のバラ1みたいなシームレスなものを作りたい」
4回転アクセルを入れて今回のバラ1のような状態でフリーを滑る。それは羽生選手だけでなく見ている私達ファンにとっても夢。
4回転アクセルはただ高難易度を狙っているのではなく、自分のプライドとして挑戦するのだということ。
それはGOATと呼ばれるスケーターとしての矜持。
シームレスな「バラード第1番」と「SEIMEI」が揃った時、
最高の羽生結弦のスケートが実現するはず。
あと1か月先の世界選手権は、もう誰かとの戦いではなく、それを目指す自分との闘いになるのでしょうね。
1か月なんて、あっという間に過ぎてしまいそう。
どうか一日一日、羽生選手が少しでも目指す方向に進んで行けますように。
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2020年02月10日
ホッとした!
四大陸選手権をスーパースラム達成で終えて、本当にホッとして、ウキウキしていて、
ブログを書くのも忘れて、昨夜は早々と寝てしまいました。
昨日のエキシビションは外出先でミュートでチラッと見られただけ。
それでスクショできたのはこの3枚だけ。
でも演技が観れてよかった。
Hope & Legacy どんな気持ちで滑ったのかな。
帰宅してから、美しい写真を堪能しました。
(日刊スポーツ写真特集より・女性カメラマン浅見桂子さん撮影)
すごい跳躍力!
嬉しい時は子供になっちゃう結弦くん。
コアラと結弦くん、似合いすぎる。
来シーズンの四大陸でコアラとの共演が見られるのでしょうか。一番気になるところ。
今日もこれから外出しなければならず、全く情報は追っていないので、
帰宅してからゆっくりニュースや動画を見るのを楽しみにしたいと思います。
(2月9日 Spark より)
何はともあれ、おめでとう



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