GPF
2020年11月01日
万聖節
昨日のハロウィンに対して、
今日11月1日は万聖節。
イタリアではTutti i santi (トゥッティ・イ・サンティ 全ての聖人の日)で、祝日となっています。
全ての聖人を讃え祝う日です。
ハロウィンはケルト人由来のお祭りなので、アングロサクソン系・プロテスタント系の国では定着していますが、
カトリックの国ではほとんど見かけない行事です。
なぜ聖人の日の前日に悪魔や魔女や幽霊が悪戯したり、大騒ぎをしたりするのだろうと疑問に思っていたのですが、聖人の日には騒げないので、前日に大騒ぎするということらしいですね。
日本では面白い仮装イベントとして捉えられていますが、私はどうしてもハロウィンにはなじめません。
カボチャが嫌いだから?
そんなことで、今日は、羽生選手はハロウィンよりも断然聖人の日が似合うな、なんて考えていました。
どう考えても悪魔や幽霊には似合わない。
なにしろ聖人属性の人だから。
今年のカレンダーもあと2枚になってしまいました。
例年ならば11月は、12月初めのGPFに向かって盛り上がっていく月ですが、
今年はカナダとフランスは中止となり、その他の開催される国でも実質国内大会となっているわけですから、国際試合としての意味は無くなってしまいましたね。
少し寂しい11月です。
そんな中、スケートカナダは早くも来年の開催日程を発表しました。
2021年10月29日ー31日 バンクーバーです。
予告PR動画には羽生選手が何度も登場しています。
We’re letting you in on a little secret…Canada’s premier international figure skating event is heading to Vancouver, BC next year! Mark your calendars🗓 https://t.co/9MlSZsfAri#SCI21 pic.twitter.com/VM4x6LaGaK
— Skate Canada / Patinage Canada (@SkateCanada) October 30, 2020
来年のことは分かりませんが、スケカナとしては何としても羽生選手に出場して欲しいのでしょうね。
昨年の大会を思えばそれも解ります。
羽生選手の素晴らしい演技を初め、素敵なシーンがたくさんありましたものね。
来年のスケートカナダに羽生選手が出場できるような状態になっていたら、とても嬉しいですね。
新プログラムでスケートカナダなんて、実現したら夢のようです。
一方、イタリアの羽生結弦ファンクラブは早くも12月7日の誕生日に向けてプレゼントの準備に取り掛かっているようです。
The Yuzuru Hanyu Italian Fan Group on FB is preparing a small gift for Yuzu's Birthday.
— ElenaC 🌸(´・ω・`)🌸 (@EleC2706) October 29, 2020
We'd like to collect photos from the GPFinal in Turin with short greeting messages, or even just the name of the owner.https://t.co/k7bQv0h9vo
フェイスブック上のイタリアファングループは、ユヅの誕生日にささやかなプレゼントを準備しています。
ショートメッセージを添えたトリノのGPファイナルの写真、または写真の所有者の名前だけを記した写真を集めたいと思っています。
これにマッシミリアーノさんも早速参加表明しています。
A nice initiative open to all promoted by the facebook group of Yuzuru Hanyu's Italian fans.
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) October 29, 2020
Join Them https://t.co/SuqRdEwlmh
ユヅル・ハニューのイタリアファンのフェイスブックグループにより推進される、全ての人に開かれた素晴らしい計画。
それに参加する。
写真を投稿するだけでもいいようなので、私も参加したいな。
果たして参加できるだけの良い写真があるかどうか、もう一度去年のトリノの写真ファイルを見直さなければ!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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withgoldenwings at 22:42|Permalink
2020年06月09日
人類全体の偉人
土、日、月の3日間、毎晩とても楽しく、また懐かしく、5年前にタイムスリップできました。
5年前に既に圧倒的な存在だったのに、
あれから現在まで5年の間に、更に何回も世界最高点を書き換え、4Lo、4Lzを装備し、オリンピックを2連覇し、スーパースラムを達成しと、ひたすら高みを目指してきた羽生選手の凄さを再確認しました。
yumiさんのTwitterより
本当にこの会場で実際
— yumi ⛸ (@annegreengd) June 7, 2020
観戦した海外のファンの言葉も残してた
ロシアのメディアの方の言葉も嬉しい!! pic.twitter.com/ykk8vZHZ21
ロシアのスポーツ紙のシモネンコ記者:
「スポーツ選手には世界の偉人と呼ばれる人たちがいます。
人類全体の、世界の宝と呼べる人たちです。
羽生選手は私たちロシア人の目には、世界の偉人として映っています。
彼がフィギュアスケートそのものだからです」。
ハビエル・フェルナンデス選手:
「これほどの演技をされたら僕にできることは何もないよ」。
それに対して羽生選手は:
「自分の中では異次元じゃない。全然異次元じゃないので。
現実元!?現実です、自分の中では」。
きっと4回転アクセルも羽生選手の中では「異次元」ではなくて「現実元」の事柄として、着々と準備をすすめているんだろうなぁ。
来シーズンは新プログラムと伝えられていますが、どんなプログラムで、どんな構成なのか、4回転アクセルはどうなるのか、色々と楽しみですね!
しかし、試合が実施できるのかどうかを含めて、来シーズンは不確定要素が大きくて、それだけが心配です。
クリケットクラブがようやく再開されて、もう練習できている選手もいるというのはグッドニュースですね。
今は”羽生選手もクリケットクラブで練習再開!”というニュースを心待ちにしています。
YUZURUの ”Y"
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2020年06月08日
Originランスルーと2015GPFのSEIMEI
昨日の記事では、小海途さんのことをシマリスなんて書いてしまって、少々後悔していたのですが、
思いがけずたくさんの拍手をいただいてホッとしました。
厳寒のトリノの早朝に、小海途さんが結弦くんの会場入りを待ちわびていたのは、フリー当日の早朝練習のためでした。
本当はこの、自分が撮影した動画を昨日の記事に入れたかったのですが、お恥ずかしいことに動画をブログに上げる方法を未だに知らなくて、貼り付けることができませんでした。
結局ブログをアップした後、一念発起して、昨日初めてYouTubeに動画をアップすることに挑戦してしまいました。
全くの初心者で拙い動画ですが、12月7日のOriginのランスルーが素晴しいものであったことを見ていただきたかったのです。
冒頭の4Lzこそ開いてしまいましたが、試合では惜しくも決まらなかった最後の3A-3Aが鮮やかです。
25歳の誕生日でもあったこの日、
練習が終わって引き上げて行く結弦くんに、
会場から”Happy Birthday to you”の歌声が響きました。
他の選手もいた中で、結弦くんは特にそれに応えることもなく去って行きましたが、歌声と拍手は間違いなく彼の耳に届いていたと思います。
GPFは銀メダルに終わったけれど、最後となったトリノの「Origin」を誇りに思っています

またいつか滑ってほしいな。
photo:小海途良幹
さて、昨日は2015年のGPFフリーの配信、大勢の方が見られたと思います。
羽生選手の滑走の時、同時視聴者数は8500人くらいになっていました。
今、視聴回数は40,000以上となっています。
数えきれないほど観てきたこの時の演技ですが、こうして試合を通して観ると、他の選手との対比で一層羽生選手の特質が見えて感動します。
強さの中に垣間見えるたおやかさが、美しい演技を一層引き立てます。

非の打ち所のない、

完璧な試合でした。
そして今夜はエキシビションが待っています。
6月8日(月)19:00~
試合は6人だけで1時間ほどで終わってしまうけれど、
エキシビションは3時間近くかかりますね。
結弦くんの「天と地のレクイエムは」は最後です。
今日は早めの夕食として、ゆっくり楽しみたいと思います。
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2020年06月07日
洗練のバラード第1番
19時からISUが配信した2015年GPFショートプログラム、多くの方がご覧になったと思います。
バルセロナの紫色の会場カラーが懐かしかったです。
結果は分かっているとはいえ、試合の雰囲気はやはりドキドキします。
5年前の6人の内、パトリック・チャン、ハビ、村上大介くんの3人が現役を引退をしてしまい、
今も続けているのは、羽生選手、宇野選手、ボーヤン・ジン選手の3人だけになってしまったのが寂しく感じます。
こうしてあらためて見返すと、やはりユヅとハビとパトリックの上手さが際立ちますが、
その中でも羽生選手の演技の、洗練された美しさは抜群です。
私が特に好きなのは、3A降りた後の上半身と腕の動きが素晴しく綺麗なところ!

ここです!

演技終了後の、自分に拍手が見られたのも嬉しかった。
羽生選手自身にとっても満足いく演技の時だけの特別なものだから。
110.95は、このGPFの2週間前のNHK杯で、自らが出した106.33を4点以上も上回る世界最高得点。
拍手も出ますよね!
世界選手権と違って、勝ち抜いてきた世界の精鋭6人だけの戦いとなるGPFは特別な試合。
私は世界選手権よりも、むしろGPFの方が好きなくらいです。
明日は男子フリーです。
あの感動的なSEIMEIが観られると思うとドキドキします。
6月7日(日)19:00~ 2015GPF 男子FS
21歳、この時のケーキは最高に美味しかっただろうな。
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2019年05月04日
紫は特別な色
昨日午後には2015年GPFの放送がありました。
GPFの2週間前のNHK杯で史上初の300点超えの点数を出したばかりで、再びこのGPFでそれを上回る得点を出すと想像することは難しかったと思います。
しかし羽生選手はそれを成し遂げてしまいました!
なぜ涙が溢れてくるのか、自分でも分からなかった。
それを見ていたファンも全員泣いていたと思います。
SP:110.95
FS:219.48
TOTAL:330.43
全てにおいて、2週間前に自らが出した世界最高得点を更新しました。
受け取ったブーケは鮮やかな紫色。

SEIMEIの衣装に合わせたかのような美しい紫。
黄色が入っているので花菖蒲でしょうか。
しかしそれにも負けない美しい羽生選手でした。
紫は古代から高貴な色とされてきた色
情熱の赤と冷静の青を掛け合わせた色

この時の世界最高得点330.43は、現行ルールの下でもまだ破られていません。
2015年GPF、打ち立てた記録と共にフィギュアスケートの歴史に永遠に残ります。
ロシア語解説日本語翻訳付き動画です。
演技終了後に解説者たちは、
「ハニューの演技にプラス3では少ない」
「そう。5点システムで5点プラス」
と語っています。
そして実際に5点システムになりました。
しかしそのシステムは今、正しく機能しているでしょうか?
ジャッジ諸氏にはもう一度5点システムに変えた原点に戻って、
正しい採点を望みます。
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2019年05月03日
青と白と金
旅行中は見られなかったCS放送でしたが、今日はGPF2014とGPF2015の放送がありました。
2014年のGPFは、中国杯、NHK杯と、多難だったこの年のGPシリーズから一転して、「羽生結弦の復活」を宣言したGPファイナルでした。
今までで一番嬉しいGPFでした。
中国杯とはガラリと変わった衣装は、中国杯直後に衣装デザイナーの伊藤聡美さんに連絡があり、NHK杯に間に合うようにという要請だったそうです。
これをデザインから制作まで2,3週間で仕上げるなんて、神業だと思いました。
青と白と金という組み合わせは、羽生選手からの指定だったとか。
SPのバラード第1番も青と白と金ですから、この年は衣装の色は全て青と白と金に統一されていたことになります。
その上この時のエキシビションも青と白のグラデーションでした。
これも伊藤さんのデザインです。
この衣装も実際に見ると眩いばかりにキラッキラです。
青と白と金は、おそらく羽生選手の好きな色なのでしょうね。
とてもよく似合っているし、羽生選手の透明感、清潔感、純粋、高貴といったイメージにぴったりの配色だと思います。
気が付けば最近では私自身も、身に着けるものはほとんどが青から白のブルー系、アクセサリー類はゴールドだけになってしまっています。
今シーズンのOtonalも青と白と金でしたし、きっとこれからも羽生選手の衣装には青と白と金は欠かせない色であり続けることでしょうね。
2014 バルセロナGPF
SP:バラード第1番
FS:オペラ座の怪人
青と白と金、最高の配色ですね

世界最高得点を記録した2015GPFは、今夜ゆっくり録画を見るつもりです。
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