2018 スケートカナダ
2018年10月28日
スケートカナダのロミオとジュリエット
この週末は信州方面の紅葉を見に行っている間にスケートカナダは終わってしまいました。
標高1,000mくらいになると、モミジも真っ赤に色づいて、晴れた空に富士山がとっても綺麗でした。
澄んだ碧空の中に浮かんでいるような富士山が美しい!
今朝から気になっていた選手の動画を見ていたのですが、私はスケートカナダでは結弦君のリンクメイトであるチャ・ジュンファン選手に注目していました。
17歳のジュンファン君のロミオとジュリエットを見るたびに、どうしてもニースの17歳結弦君を思い起こしてしまうのです。
結弦君は同じクラブで練習するジュンファン君にアドバイスしたりすることもあるのでしょうか。
手袋が好きな結弦君、カワイイ。
今シーズンはジョニーウィアーさんとプルシェンコさんのプログラムを継承する結弦君にとって、それと同時に自分のプログラムを継承してくれる後輩がいるというのはどんな気持ちなのでしょうね。
シーズンガイドに掲載されたインタビューで、もし自分のプログラムが後世の選手に影響を与えるとしたら、どれであってほしいですか、という質問に、『ニース(3位になった2012年の世界選手権)の 「ロミオとジュリエット」と、「パリの散歩道」と「SEIMEI」ですかね。まあでも「バラード第1番」も欠かせないんだよな・・・・・』って語っていましたから、おなじクラブの後輩が引き継いでくれることを喜んでくれているでしょうね。
逆にジュンファン君にしてみれば、あの世界中が記憶しているプログラムと同じ曲で滑るのは勇気のいることだったでしょう。
原作の物語の設定から、10代でなければ滑るのが難しいこのプログラムを同門のジュンファン君が選んでくれたこと、オーサーコーチがそれを準備してくれたことはよかったなと思います。
二人の17歳の少年によるロミオとジュリエットです。
魂からほとばしるような激情が観客を巻き込んでいくニースの「ロミオとジュリエット」
ジュンファン君の演技の解説の中でも、Yuzuru Hanyuと一緒に練習していることが言及されていました。
同門ということもあり、スケーティングスタイルにもどことなく結弦君を彷彿とさせるところもあります。
これから3年半後の北京冬季オリンピックに向けて存在感を増していきそうな予感。
結弦君は今回スケートカナダには出場していませんが、宇野選手、友野選手の演技の解説の中でも確かYuzuru Hanyuへの言及がありました。
出場していなくても、結弦君の存在感はフィギュアスケート界にしっかりと確立されていることを再認識しました。
そして更に、アイスダンスでもアメリカのマディソン・ハッベル/ザカリー・ダナヒュー組がフリーダンスで「ロミオとジュリエット」を選んでいます。
これも素晴らしい演技で見事総合優勝という結果になりました。
こちらは情感あふれる大人のロミオとジュリエットでしたね。
ブロンドのマディソン・ハッベルさんのヘアスタイルがフランスのガブリエラ・パパダスキ選手とそっくりだったので、一瞬パパダスキ・シゼロン組かと勘違いしてしまいました。

こちらも是非ご覧下さい。
さていよいよ来週はフィをランド大会です。
結弦君は過去4回フィンランド開催の国際試合に出場しています。
そしてその全てで優勝しています。
今回もそれを踏襲して5回目の勝利を!!!
最新のものらしき結弦君。元気そうで嬉しい!
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