天才気質
2020年06月21日
二人の天才少年
ここに、「二人の天才」と書いたのは、羽生結弦と藤井聡太を指しています。
もう10日ほど前のことで、新しい記事ではありませんが、ずっと気になっていました。
二人には何かと似ているところが多いような気がするのです。
どんなビッグネームにも臆することなく立ち向かって行く強さ。
礼儀正しく的確なコメント力。
試合を離れた時の邪気のない笑顔 etc.etc.
写真集やらクリアファイルやらでバタバタして書きそびれていたので、日曜日の今日、振り返ってみたいと思います。
それはNumberWebの6月10日付けの記事でした。
藤井聡太の将棋はどこが美しいのか。「芸術作品」と評す飯島七段に聞く。(中村徹)#将棋 #藤井聡太 #渡辺明 #棋聖戦 #羽生善治 https://t.co/ufyUEuzjSE
— Number編集部 (@numberweb) June 10, 2020
藤井聡太の将棋はどこが美しいのか。
「芸術作品」と評す飯島七段に聞く。
「いやあ、鳥肌が立ちます。この将棋は、善悪を超えた芸術作品だと思います」
6月4日、将棋の8大タイトルの1つである棋聖戦の挑戦者決定戦で、藤井聡太七段(17)が永瀬拓矢二冠(27)を破り、タイトル初挑戦を決めた。
終盤の入り口で、藤井が指した62手目「2七銀成」という一手に対し、解説していた飯島栄治七段は感に堪えぬ口調で冒頭の言葉を発した。注目の対局だっただけに、一般のワイドショーなどでもこの発言は取り上げられた。
藤井はそれから4日後に行われた棋聖戦五番勝負の第1局で渡辺明棋聖(36・他に棋王と王将も保持する三冠)との157手の大熱戦を制した。
シリーズであと2勝すれば、屋敷伸之九段(48)の持つ18歳6カ月という最年少タイトル獲得記録を大きく更新する事になる。
(中略)
飯島が振り返る。
「あの頃、藤井君は愛知県に天才少年現る、と既に有名な存在だったので是非盤を挟んでみたいと思っていました。
あれはもう4年前になりますか。当時から終盤の読みの精度は高かったですが、まだ序盤が粗くて、追い込んで勝つタイプだなという印象がありました。
今は全く違います。洗練されているし、永瀬戦の解説でも言った通り、本当に芸術作品のような将棋を指しています」
飯島が言う“芸術性”とは何か。
「将棋は9×9の81マスを舞台に、2人で40枚の駒を使って戦うゲームですが、プロ棋士でも、全てのマスと駒を有効に使いきれない人は実は結構いるんです。
藤井さんは全部の駒を綺麗に使う。永瀬戦の『2七銀成』という手は正にその象徴です。
指し手の事になるので将棋に詳しくない方にとっては難しいかも知れませんが、相手の防御が行き届いてるところを敢えて攻めていく一手でした。一目、筋が悪く見える為に普通のプロはまず指さない、いや、指せない手です」
飯島が藤井の将棋に「芸術性」を感じるのは、もう1つ理由があると言う。
「終盤の正確さです。勝ちがあったら逃さない。詰みがあったら必ず詰ます。だから藤井さんの将棋は美しいんです。
(中略)
フェルメールや印象派の絵を観ているかのよう。
飯島は、藤井の将棋を解説しながらかつてない感覚に捉われたと言う。
「彼の将棋を、ずっと見ていたいなと感じたんです。将棋はいつか必ず終わります。僕は野球やゴルフも大好きなんですが、どれだけの名勝負でも、延長戦やプレーオフがあっても、やがて必ず決着はついてしまいますよね。でも永瀬さんや渡辺さんとの対局は終わって欲しくなかった。
美術館でフェルメールや印象派の絵を観ている時と同じような感覚です。『このまま長く観ていたいな』っていう……。
私自身は将棋はコマの動かし方もうろ覚え程度の知識しか持っていないのですが、
結弦くんは、将棋を好んでおり「自身の2015年を漢字1文字で表すと?」と問われた際には、将棋の駒の「歩兵」が「と金」になることに例えて、
「成」と回答している(wikipediaより)ので、藤井聡太君の活躍は必ず見ていると思います。
藤井聡太くんが、2016年に14歳2か月という史上最年少でプロ入りし、その後無敗のまま公式戦最多連勝記録となる29連勝を果たした当時から、結弦君に感じたと同じく、「天才少年現れる!」と思っていたので、成長するにつれて、益々その天才ぶりに磨きがかかっていくのを見るのを楽しみにしています。
14歳の結弦くん JGPファイナルに史上最年少で優勝
14歳の聡太くん 史上最年少でプロ入りし29連勝
17歳の結弦くん 世界選手権初出場で銅メダル・日本男子史上最年少記録
17歳の聡太くん タイトル挑戦最年少記録を更新
その聡太くんは昨日、師匠の杉本八段との対局にも勝ち、6月23日の王位戦挑戦者決定戦で、相手の永瀬拓矢二冠に勝てば、棋聖戦に続き2つ目のタイトル挑戦となります。
これからも二人の天才から目が離せません。
NumberWebの記事全文はこちらからお読みください。
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2018年09月09日
天才気質の彼
まだ小学生のころから天才スケート少年と称されていた羽生選手。
その天才は今では誰も疑うことのない事実として受け入れられているように思います。
では天才と称される人の特徴と言えるものはあるのでしょうか。
そんな疑問を持っていたら興味深い記事を見つけました。
【 天才肌の人の9つの特徴や性格 】
羽生選手にも確かにある傾向ばかりです。
1.挫折するということがない
羽生選手はこれまで幾多の困難や怪我に直面してきましたが、一度もそれによって諦めたり挫折するということはありませんでした。
むしろ、その困難を糧としてさらに強くなってきたのです。
2.個性的な部分が多い
スケートスタイルでも、考え方でも、羽生選手独自のものを持っています。
その上ビジュアル的にも遠くからも判別できるほど個性的。
3.友達といるよりも一人のほうが楽しい
確か情熱大陸の番組の中だったと思いますが、羽生選手が、「孤独が好き。むしろ孤独にしてほしい」と言ったことを印象深く記憶しています。
一人で考え一人で検証しながら、物事を突き詰めていくのが合っているのでしょう。
ですからあまり他人の存在を必要とせず、何事も自己完結してしまうタイプでしょうね。
4.複雑な内容でも理路整然と考えられる
頭の回転が速く、問題を即座に整理して理路整然と述べられるのは、色々な場面で実証済です。
特に自分の考えを正直に述べるときは論理が明快で、聴いている方もスカーっとします。
5.物覚えが良くてこなすスピードが速い
学校の成績は常にトップクラスだったというのは周知のことですね。
スケートに打ち込みながらも、短時間で効率的に学ぶことができる人です。
頭脳明晰なうえ身体能力も高いという、天から二物を受けた彼は、振り付けを覚えるのも非常に速いということです。
6.協調性がない
羽生選手は誰に対しても礼儀正しいし、誰とでも仲良くできる人です。
しかし自分の価値観や審美観を最も重視するので、他人の意見に同調することはあまりないのではないかと思われます。
日本の社会の中では協調性が無いということが悪い意味にとられたりすることも多々あるようですが、個性を重視するという意味では、過度の協調性は必要ないでしょう。
”和して同ぜず”という言葉もありますし。
7.常識やルールにとらわれない
常識破りは天才の特技とも言えます。
羽生選手もスケートに関してこれまでの常識を超えた進化を率先してきました。
今も誰も跳んだことのないクワドアクセルに挑戦しようとしています。
8.集中力がすごい
試合の時の羽生選手の集中力は凄いですね。
人を寄せ付けないオーラが出ています。
だからこそ、ここ一番という時に結果を出す強さに繋がっています。
9.自分の世界に入ってしまうことが多い
自分の追及しているものに没頭するため、傍から見たら自分だけの世界に閉じこもっているように見えることもあります。
プログラムを演じるためには自分の世界に入ることが求められるので、これは当然ですね。
高性能イヤフォンを愛用するのも外界を遮断して自分の世界に入り込む手段かもしれません。
9項目全部、羽生選手に当てはまりますね。
天才と呼ばれる資格十分です。
いわゆる親しみやすいというのとは違うと思いますが、お友達になれたら刺激的でワクワクするようなチャーミングな人なのでしょうね。
羽生選手を”友達”と呼べる人が羨ましいな。
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