殿、利息でござる
2018年08月20日
麗しき殿の肖像
【例外が生んだ感動物語】、番組の中には特に目新しい部分はありませんでしたが、久しぶりで見ると実に麗しい殿様でした。
まず登場シーンから。
颯爽と廊下を早足で歩く殿。
足元からズームアップしていくのが効果的。
ここでの第一声が素晴らしかった。
「重村であるっ 」
この声の素晴らしさで、もうこの殿様役の半分の役割は果たしたと思いました。
声のトーン、発声の素晴らしさ。いい声ですねー。惚れ惚れします。
何度でも聞きたい。
この横顔の麗しさも、最近の時代劇ではそうそうお目にかかれるものではありません。
墨跡鮮やかな「春風」、「寒月」、「霜夜」。
やはり殿には「春風」がお似合いです。
一方、控室での結弦君は、こんな真面目で爽やかな現代青年です。
この人があの殿に変身するとは、ちょっと信じられません。
でも傍らにはしっかり台本がありますね。
何度も何度も家で練習して、本番では完全にセリフを頭に入れて臨んだのですね。
練習熱心な人ですから。
そして、この写真を思い出し、こんなところにも袴の着こなし方、裾さばきが生きているのかも、と思ってしまいました。
これも正しく若殿様の風情ですね。
それにしても庶民からお金を借りて利子を払うといえば、現在の国債のようなものですね。
250年ほど前に既にそれを先取りしていたということでしょうか。
でもあまり借りすぎるのは考え物ですよね、日銀さん。
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