仙台七夕傷心の理由

2023年08月07日

AERA、そして沢田研二の言葉



オンライン書店からのお届けが待ちきれずに、近くの大型書店に走りました。


書店には十分な在庫が用意されていて安心しました。 


少しドキドキしながら、インパクトのある表紙を開きました。

そこには更にインパクトの強い姿が。

最初の見開きページは、「これって、見ていいものなの?」というレベルの妖艶な姿。


深紅の薔薇に囲まれた結弦くんは、人形のような美しさでした。


IMG_5042




そして雑誌の中ほどには、ブルーのセットに紫系のコスチュームをまとった姿が3ページありました。


赤と青の、全然雰囲気の違う結弦くん。

GUCCIギャラリーの写真でも感じましたが、服を表現することもどんどん上手くなっているのを感じました。

スケートに限らず、全てにおいて「表現者・羽生結弦」になって行っているように感じました。


インタビューの中で、この1年のプロスケーターとしての活動について、

やってこなかったことが多いからこそ、可能性を感じている。
フィギュアスケートしかやってこなかった自分が色々なことを勉強し始めて、それをフィギュアスケートに落とし込む。それがざっくり言うとエンタメと言う表現になったらいい、と語っています。


結弦くんなら、これまでに見たことが無い、フィギュアスケートを中心としたエンタテイメントというジャンルを開拓できるに違いないというふうに思いました。

(私はフィギュアスケートだけでもいいんだけれどね。)

プロ2年目の結弦くんの発展をとても楽しみにしています。





これは先日、同じ書店に行った時、ふと目に入って、表紙に惹かれて買った本です。

『ジュリーがいた 沢田研二56年の光芒』

デビューから56年のジュリーの軌跡を、69人の証言で織りなす圧巻のノンフィクション




ジュリーといえば、一世を風靡した美貌のアイドルであり、素晴らしいシンガーですが、

現在でも全国ツアーのチケットは入手困難なほど人気の高い、稀代の大スターです。

歌唱力(技術力)、表現力、中性的とも言える美貌、圧倒的な人気という意味で、ジャンルや時代が違っても『羽生結弦』との共通点も多いように感じます。


今日、たまたま読んでいる途中で、ジュリーが最初の結婚の報告のために京都・比叡山で開催したコンサートの場面が出てきました。


彼は結婚を報告して、ファンにこう言い放ったそうです。

「結婚ごときで僕は変わらない。僕とファンの関係は妻にも侵しがたいものがある」


美しい容貌に包まれているが、中身はガチ硬派な沢田研二らしいなと思いました。


ああ、結弦くんの言葉だったらな…と、思ってしまったのでした。




お読みいただきありがとうございました。
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