SOI 千秋楽へSOIの余韻

2023年04月10日

阿修羅ちゃんと阿修羅像




昨日、横浜アリーナに行く前に、お花見に誘われました。

八重桜が今満開です。


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私の返答です。

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ということで、納得していただけました。


その言葉通り、羽生結弦は横浜で満開でした。

肉眼で見た『阿修羅ちゃん』は、映像よりもはるかに素晴らしく、圧倒されました。


SOI 2023 横浜 楽日 小海途 1

(Sponichi Annex:小海途良幹)



スターズ・オン・アイスの最後に『阿修羅ちゃん』を滑ったことは、結弦くんの中で意味があることなのだと思います。


歌詞の解釈についてはフモフモ編集長のコラムを読ませていただきました。




 そして、そのスケーティングの素晴らしさと、時代の子・羽生結弦については、日野百草さんのコラムを読ませていただきました。

ここからは4月8日のブログ「阿修羅ちゃん最高でしょう!」からの転載です。

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(日野百草さんコラムより一部抜粋)

「音が聞こえなくなるくらい歓声がすごかった」

「正直嬉しかった」


この羽生結弦の感想もまた本当に嬉しい。なんだろう、羽生結弦はその才能と人間性が高次であるがために、あまりにも時代と歴史に期待され続けてしまっている。

 時代に期待されるというのは、もはや「人から期待される」という次元ではない。それは、例えば舞踏で言えば、イサドラ・ダンカンもアンナ・パブロワも、ヴァーツラフ・ニジンスキーもそうだった。歴史からすれば人間の期待など大したものではない。しかし時代に期待されるというのは本物の天才、それまでの社会を高次に変えてしまう偉人、そして歴史上の人物となる者の宿命であり、それは本当に残酷な運命を時として与えられてしまう。羽生結弦はその運命を受け入れ、何を贅沢するでも、自分を優先するでもなくフィギュアスケートに、ファンに、そして生きとし生けるものに対して真摯で、まっすぐだ。

 だからこそ、これからも「嬉しかった」をいっぱい言って欲しいと思う。私も「嬉しかった」。ファンもまた「嬉しかった」だろう。あんなに「楽しさ」がいっぱいで、等身大の羽生結弦青年が溢れ出すような『阿修羅ちゃん』は本当に「嬉しさ」でいっぱいだ。羽生結弦の思うがままにはっちゃけて、思うがままにコレオグラフィーを手掛ける。それでいいじゃないか。

 それにしても『阿修羅ちゃん』のコレオグラフィー、いまさら驚くまでもないのだが、これを創造する羽生結弦という存在を、この国はまだ持て余しているのではないか。ちょっと手に負えない。これが時代に期待される存在ということか。プロになったばかりの青年だというのに。

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ちなみにフィニッシュ、滑り込みで座り込んだ羽生結弦のいたずらっぽさと反抗期の少年のような笑顔。やられた。これもまた、ほんとうに私たちにとっての「凌駕」であった。



フィニッシュの笑顔、最高でしたね!




阿修羅像 3

まだ赤い顔料が残っていますね。

愁い、怒り、正義感、そして美。

どことなく結弦くんに似た面影がありませんか。


(転載ここまで)
***********

奈良の興福寺の阿修羅像は、結弦くんを知るずっと前から、私の一番好きな仏像だったのです。

しかし、ここで結弦くんと阿修羅像が結びつくとは思ってもみませんでした。



横浜から帰宅してからも、赤いシャツがリンクを駆け回る残像が頭の中を駆け巡り、観ようと思っていたプロローグ地上波放送の録画もまだ観れていません。

一晩寝てから、今日ゆっくり観るつもりです。


中村洸己さんの津軽三味線とのコラボも忘れられません。


私もプロローグのTシャツ着て観ます!




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withgoldenwings at 02:56│羽生結弦 | スターズ・オン・アイス
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