雪の仙台からもうすぐ北京オリンピック1周年

2023年01月26日

東日本大震災風化防止イベントへのメッセージ



震災の風化防止と継続的な支援を目的とする
【東日本大震災風化防止イベント】が開催されます。


羽生選手からのメッセージが発表されています。

 


【令和4年度東日本大震災風化防止イベント】

羽生結弦さんメッセージ


フィギュアスケーターの羽生結弦です。
私は仙台のスケートリンクで練習している最中、震災に遭いました。

普段滑っている氷とは思えないほどに波を打ち、 建物のきしむ音や窓やガラスの扉が激しくぶつかる大きな音。
そして、壁が大きくずれる音の中、 リンクの中央で天井からの落下物に注意をしながら揺られていました。

自宅も大きな被害を受け、生活するという当たり前のようにあったことが、 難しいことへと変わっていきました。

そんな中、リンク周辺などのお店の方々に、 食料や水、電池などの様々な物資を買わせていただいたり 分けていただいたりしました。 その中に被災した人間同士の繋がりを感じました。

また、避難所での生活を支えてくださった先生方や 給水車で水を運んでくださった方々の優しさを感じました。

あの時、自身も被災した直後にも関わらず、 これからどうなってしまうのかも分からない中で、 支えてくださった方々に、いくら感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。

私自身、できる限りの支援金を、宮城県や仙台市、 そして、被災した仙台のスケートリンクに寄付させていただいております。

私の力は小さいと思いますが、少しでも貢献していけるよう、 これからも継続的な活動を続けていきたいと思っております。

これまでもたくさんの支援をしていただき、 一人の宮城県民として本当に感謝しております。
ありがとうございました。

そしてこれからも、自然がきれいで海が豊かな東北の地に、 人の繋がりや優しさが溢れていくことを願っております。



羽生選手の被災地、被災者への思いと、復興支援への意思は、12年間微動だにしませんでした。
そしてこれからもずっと続いていくでしょう。
自身のこれまでの寄付活動について言及したのも初めて聞いたように思います。

私も本当に微々たるものではありますが、少しでも復興支援につながることができたらいいなと思います。
少なくとも大震災を決して忘れないこと、そして未来に再び起こるかもしれない大震災への備えを常に考えておきたいと思います。


「喉元過ぎれば熱さ忘れる」と言われますが、決して忘れないことが大切だと思います。

震災もですが、近頃では戦争も、です。

過去から学び、未来に生かしていけるのが、人間の人間たる所以ですから。





東日本大震災から12年を迎え被災地の復興は進んでいる一方、震災の風化防止と継続的な支援を目的に、東京都と東北4県(青森県、岩手県、宮城県、福島県)からなる、東日本大震災復興フォーラム実行委員会は「東日本大震災風化防止イベント」を開催することを発表し、オフラインイベントとして来場者に向け、東北ゆかりの羽生さんのメッセージを公開しました。

オフラインイベントは汐留シオサイト(東京都港区東新橋 プラザ汐留シオサイト店前 通路広場)で行われ、開催期間は3月5日(日曜日)から3月11日(土曜日)11時00分から19時00分まで行われます。

日テレNEWS





オフラインイベントは3月5日(日)から3月11日(土)まで。

オンラインイベントは3月19日(日)まで特設サイトにて開催されます。


『notte stellata』の日程に重なりますね。

notte stellata 5


結弦くんは、あの星降る夜の記憶を一生忘れないのだと思います。



お読みいただきありがとうございました。

人気ブログランキング
ブログランキングに参加しています。

【最近の記事】
雪の仙台から
蒼い炎Ⅲー究竟編ー
睡眠時間を加算する
『GIFT』ライブビューイング決定!!
Twitterの偽アカウントについて


スポンサーリンク


withgoldenwings at 23:58│羽生結弦 
雪の仙台からもうすぐ北京オリンピック1周年