2022年11月20日
草太くん初GPFへ
NHK杯終わりましたね。
こちらが男子シングル最終結果です。
応援していた山本草太選手は総合2位となり、初めてシニアGPF進出が決まりました。
おめでとうございます!!
2016年の世界ジュニア選手権直前に足首骨折という大怪我をしてから6年、手術を何回もしなければならない苦しい時間の中でも諦めないで、よくここまで戻ってきてくれたと感激しました。
この衣装は、どうしても羽生選手の紫Originを連想させるものでした。
無言のリスペクトのように感じました。
(2019 NHK杯 Sunao Noto)
FS 動画はこちら。
FSプロトコル
3Aのタイミングが合わず2回の転倒があり、またリカバリーでジャンプを余分に跳んでしまったこともあり、その分、点数は削られてしまいましたが、総合でフランス大会に続いて銀メダルとなったのは快挙でした。
しかし今シーズンのGSシリーズは、優勝者の点数が低いように思いませんか?
各大会の優勝者の点数を見ると、
・スケートアメリカ イリヤ・マリニン 280.37点
・スケートカナダ 宇野昌磨 273.15点
・フランス大会 アダム・シャオ・ヒム・ファ 268.98点
・イギリス大会 ダニエル・グラッスル 264.35点
・NHK杯 宇野昌磨 279.76点
わずかに280点を超えたイリヤ・マリニン選手が最高点で、あとは260点台、270点台に留まっています。
こんなことはこれまでの、少なくとも羽生選手が出場していた頃には考えられませんでした。
羽生選手は2013年から2016年まで、GPFを4連覇していますが、
その時の優勝得点は次のようになっています。
・2013年 293.25点
・2014年 288.16点
・2015年 330.43点
・2016年 293.90点
それではその前の優勝者はどうだったのかを見ると、
・2010年 パトリック・チャン 259.75点
・2011年 高橋大輔 260.30点
・2012年 パトリック・チャン 269.40点
ルールの細かい違いということも多少あると思いますが、
羽生結弦選手が突出した存在として得点レベルを押し上げていたのだということは分かります。
これは多分、今年のGPシリーズの優勝得点が低いというよりも、羽生選手、そしてネイサン・チェン選手が競技の場からいなくなって、得点レベルが元に戻っただけなのかなと思いました。
どことなく試合の場にピリピリした緊張感が無くなっているような気がして、
現役選手の皆さんにはもっともっと頑張ってほしいなと思いました。
正直、私にとっては、羽生選手単独出演のプロローグの方が緊張感がありました。
(photo: 毎日新聞 貝塚太一)
GPF出場は、現時点で決まっているのは、三浦佳生選手、ダニエル・グラッスル選手、宇野昌磨選手、山本草太選手の4名ということです。
残枠は2名、おそらくスケートアメリカで1位だったイリヤ・マリニン選手、そして最後の1名は、もし次のフィンランド大会で2位以内であれば佐藤駿選手が進出できそうです。
来週末のフィンランド大会では、佐藤駿選手を応援したいと思います。
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どちらも素敵
お読みいただきありがとうございました。
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