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2022年10月31日

王無き世界と新しい王国



羽生結弦無きスケートカナダが終わりました。

男子シングルでは三浦佳生選手が、

スケートカナダ 三浦KAO 3



女子シングルでは渡辺倫果選手が、

スケートカナダ 渡辺倫果

新しい星のように輝き始めました。
渡辺選手はGPシリーズ初出場で初優勝という快挙でした。



また、紀平梨花選手の復帰も嬉しかったです。

スケートカナダ 紀平梨花

これから完全復帰に向けて進んで行けますように。



佳生くん、靴ひもが切れるというトラブルがあったにもかかわらず、冷静に対処して頑張りました。

ジャンプを音に合わせるところ、幅のある大きなジャンプ、リンクで物語を演じようとしているところ、羽生選手を受け継ごうとしているように感じました。


トリノのGPファイナルにも出場できる可能性も大きくなりましたね。

闘争心あふれる顔(佳生)もいいと思います。
頑張ってほしいです。




そして、木原龍一選手と三浦璃久選手のりくゅうペアのGPシリーズ初優勝は快挙でしたね!


スケートカナダ りくりゅう


スケートカナダ りくりゅう 2

観ているだけで幸せな気分になる、そんな二人のスケートが大好きです。





今シーズンの男子シングルの世界に戻ると、
羽生結弦とネイサン・チェンという、真のトップグループを形作っていた2人が抜け、王無き世界となっています。


18-2-15  公開練習 2



スケートアメリカ、スケートカナダと、2戦が終わりましたが、SPでの100点超え、FSでの200点超えは1人も無く、当然ですが、総合で300点超えもありません。

これまでよりも、レベルが下がっていることは否定できません。

スケートアメリカで優勝したマリニン選手が280.37点、


スケートアメリカ 男子結果


スケートカナダで優勝した宇野選手が273.15点でした。

どちらも優勝選手の点数としては物足りなさは免れません。

スケートカナダ 男子結果



王が去った今、フィギュアスケート男子シングルは、言わば、下克上が可能な戦国時代に突入しました。

最初に名乗りを挙げた三浦佳生選手に続いて、今週末のフランス大会では誰が頭角を現してくるのでしょうか。




しかし、そんな世界を横目にしつつ、

私たちは今週、新しい王国の誕生に立ち会うという、栄えある体験に向かいます。


18-2-17 FS 登場




羽生結弦がただひとりで繰り広げる新しい世界には、どんな風景が待っているのでしょう。

未知の国に旅立つ前のように、

初めて体験する世界にドキドキが加速していきます。




お読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 07:40│羽生結弦 
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