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2022年10月13日

表紙は貝塚さん撮影の写真だった『羽生結弦語録Ⅱ』




昨日、毎日新聞の貝塚カメラマンの、こんなツイートを目にしました。
 

『羽生結弦語録Ⅱ』の表紙の写真は貝塚さんの撮影したものだったのですね。

表紙に選ばれたのが、自分の撮影した写真とは知らなかった貝塚さんは驚いたでしょうね。


演技終了後、天を仰ぐ羽生選手の、何とも言えない表情をとらえた素晴らしいショットです。

貝塚さんが「一生の宝物」と思う気持ち、分かります。



そして同じ毎日新聞の倉沢記者は、この写真を見て、北京で記事を書いていました。

一部引用させていただきました。


北京冬季オリンピック第7日は10日、北京市の首都体育館でフィギュアスケート男子フリーがあり、ショートプログラム(SP)8位の羽生結弦(ANA)のメダル獲得はならなかった。同種目で94年ぶりの3連覇が懸かっていた。

 和の調べに乗り、羽生は「軍神・上杉謙信」の世界を北京の地に描いた。華麗に、そして力強く。偉業達成はならずとも、羽生が演じたフリーのプログラム「天と地と」が、会場の空気を支配した。
(中略)

羽生は「こだわりを捨てて勝ちにいくのであれば、他の選択肢もあると思う」と語ったことがある。4回転半ジャンプを回避し、他の高い加点を引き出せるジャンプ構成で精度を高めれば、3連覇やメダル獲得には近づいたかもしれない。

 だが、あえて羽生は「ハイリスク・ローリターン」の道を選んだ。誰も知らない景色を見るために。練習で何度、氷に打ち付けられても「毎回、頭打って、脳しんとうで倒れて死んじゃうんじゃないか」と恐怖心がよぎっても、未開の地を目指す航海を続けた。

 練習で一度も成功しないまま、現地へ入った。SP当日の朝も、果敢に跳んでいた。転倒して過去に何度も負傷した古傷の右足首付近を気にしながら「いってー」と顔をしかめても、気丈に振る舞った。「全ては4回転半のために」。自分だけではない、期待する「みんなの夢」を追った。

 SPで波乱の「序奏」となった羽生の3度目の五輪物語は、望まぬ結末だったかもしれないが、決意は揺るがなかった。世界のフィギュア界をリードし続けた「絶対王者」として、何より「羽生結弦」としての美学を貫いた。北京にメダリストとして名は残らずとも、銀盤に記したその足跡は、人々の記憶に刻まれる。【倉沢仁志】



以下は、私がこの本を手にした10月5日に書いたブログの一部です。



一日遅れで届いた『羽生結弦語録 Ⅱ』

表紙の写真、大好きです。





北京の『天と地と』のフィニッシュ、羽生選手は時間をかけてゆっくりと天に伸ばした腕を降ろしました。

その何秒かの時間は実際よりも長く感じられました。


万感の思いを込めて、天に向かって「ありがとう」と言っているようでした。

それは、一瞬でもあり、永遠でもあるような、そんな時間でした。

私はあのシーンを一生忘れないでしょう。




お気に入りの言葉をいくつか。


自分で自分を見るのではなく
相手を通して
自分を見ることによって
課題が見つかるのではないか



「今を貫け」というふうに 
自分宛てに言葉をだしました



何ができるんだろう
何をしたらいいんだろう
何が自分の役割なんだろう




僕はあのジャンプ(正しいジャンプ)しかできないし
だから、絶対に、思い切り跳んで
思い切り高いアクセルで
思い切り早く締めて
ということを追及しました



今回、大人になって
人生って報われることが
全てじゃないんだなあと。
ただ、報われなかった今は
報われなかった今で
幸せだな



羽生結弦という存在に
恥じないように
生きてきたつもりですし
これからも羽生結弦として
生きていきたい


 

どの言葉も自分置き換えれば、誰もが経験する困難に立ち向かうとき、大きな勇気をもらえそうです。

(ここまで10月5日の過去記事より)



写真が綺麗、言葉がいい、活字が大きい、いつでも手に取って開いた場所の言葉をかみしめる、この本大好きです。

保存用にもう1冊買おうと思っています。


皆さまはどの言葉がお好きでしょうか?



お読みいただきありがとうございました。

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withgoldenwings at 06:21│羽生結弦 
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