2022年09月16日
マリニン選手の4A?
昨晩でしたか、マリニン選手がUS International Classicで4A初成功とニュースが上がっていたようですね。
早くも解説付きで動画を挙げてくださっていたので、早速観てみましょう。
通常速度では分かりにくいので、25%の速度に落として、離氷と着氷を見てみました。
離氷時です。
踏み込んでから、
45度回ったところで離氷しています。
そして着氷です。
映像で見ると、つま先が着氷したのは4回と45度ほど回ったポイントです。
4回転半とは4回転+180度回っていなければならないので、135度ほど足りていないように私には見えました。
つまりこれは4回転半ではなくて、4回転と8分の1に見えます。
着氷してから残りの8分の3、135度分氷上で回っているように見えました。
これで4Aが成功と認定されるのであれば、転倒したとはいえ、羽生選手の北京での4Aの方が完成度は高いと思います。
北京の羽生選手の4Aも同様に、25%のスピードに落として見てみました。
離氷します。
凄い高さ!
着氷の瞬間です。
あと45度、8分の1回転ほど足りませんでした。
体重がかかとの方に掛かってしまい、転倒してしまいましたが、
羽生選手自ら説明していたように、着氷ポイントは4回転と8分の3ほどのところでした。
あと8分の1ほど足りなかったのですが、4回転と135度ほどは回っていたということです。
しかも断然美しく。
マリニン選手は4回転と8分の1で4A成功とされ、qマークもつかない。
羽生選手は4回転と8分の3でも、qマークですらなく、アンダーローテーションとされたのです。
あまりにも理不尽だとは思います。
しかし、もうISUのやることには私は一切興味を失ってしまったので、悔しさと言うような熱い感情は湧いてきませんでした。
冷めた気持ちで眺めていました。
私はマリニン選手は好きでも嫌いでもありません。
そもそも興味が無いので、全くニュートラルな気持ちで、もっと頑張って羽生選手のようなスケートができるように頑張ってください、という気持ちです。
将来有望な選手であることは分かります。
ただし、私はやはり、このジャンプが4A成功とは認めることはできませんでした。
羽生選手もマリニン選手の今回の演技を観たと思います。
羽生選手にマリニン選手の4Aジャンプを解説して欲しいと思いました。
それにしても、観客席に人っ子一人見当たらないので不思議に思いましたが、これは本当に試合会場なのでしょうか。
壁面にUS International と書かれていたので、試合なのかな。
もしそうだとしたら、アメリカではフィギュアスケートって本当に人気が無いのでしょうね。
むしろそちらが気になってしまいました。
もう一度、羽生選手の、北京でのチャレンジング、かつ美しいスケートを観たいと思いました。
本当に美しく、誇らしい演技です。
羽生選手が、これまでで最高の4Aというだけでなく、僕の人生の中で一番良かった4Aだと言った意味が分かるような気がします。
羽生選手は今後、これ以上に完璧な4Aをいつか跳ぶと思います。
でも、彼自身にとっての意味としては、これは人生の中で一番良かった、最高の4Aであったということだと思います。
最後に、マリニン選手の4Aを解説している方が、羽生選手の演技の素晴らしさについて、クロスの少なさに注目して解説している動画も見てみましょう。
2021全日本の『天と地と』です。
羽生選手の演技は、ジャンプだけでなく、スケーティング、トランジションの美しさ、難しさも群を抜いています。
マリニン選手があれで4A成功と認められたならば、今後4Aにチャレンジする選手も増えてきそうですが、羽生選手ほどの完成度まで近づくのはなかなか高いハードルがあると思いました。
ところで、このチャンネル主さまは、元スケート選手で、現在はジャッジもなさっているそうですが、どなたなのでしょうね。
ちょっと知りたくなってしまいました。
お読みいただきありがとうございました。
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