2022年08月20日
最近の毎日新聞さんいいな
昨晩は毎日新聞の『今夜ブルーポスト』でを聴きながら眠りました。
毎日新聞記者ポッドキャスト「今夜、BluePostで」最新回は倉沢仁志記者@hitkurasawaが「SharePractice」をリポート。 新コーナー「私を変えた名プログラム」も始まりました。詳しくは番組で。投稿は〒100-8051(住所不要)毎日新聞運動部「ブルーポスト係」へ。https://t.co/sMCoPnEeK5 #ブルーポスト
— 芳賀竜也 (@mainichi_haga) August 20, 2022
SharePracticeの取材には、倉沢記者と北海道から駆けつけた貝塚カメラマンが仙台駅からタクシーでアイスリンク仙台に向かったそうです。貝塚さんが持参したカメラ器材が多く、地下鉄で行くのは難しかったから。
新聞記事には書かれていないアイリンでの様子を語っています。
個別取材は、結弦くんのいる部屋に順番に入って一対一でお話しするという、まさに面接方式で、取材する方も緊張した時間だったそうです。
倉沢さんが用意した質問は4つ。最初の質問は一番聞きたかったこと。
「表現者・羽生結弦」と「競技者・羽生結弦」の狭間で葛藤を抱えていなかったのか、ということ。
それに対する答えは5分の内の3分の1を占め、その後はじかんの制限の中で、双方とも段々早口になってしまったというのは無理もないですよね。
なにしろ5分ですから、あらかじめ質問を練り上げていないとあっという間に終わってしまいそうです。
最後に写真撮影に当てられた時間は30秒、貝塚さんによれば、実際にシャッターを押していたのはたったの4秒だったそうです。
その4秒で撮った写真は27枚でした。
各メディアの腕が試される5分間面接だったのですね。
今夜ブルーポストで はこちらで聴けます。
そして最近フィギュアスケートに力を入れてくださっている毎日新聞さんの新企画の「figure-eye」に今日とても良い記事が上がっています。
2017年のヘルシンキワールドのあの大逆転劇を目撃した佐々木カメラマンの執筆です。
貝塚さんの先輩カメラマンだそうです。
好評企画、毎日新聞のカメラマンが思い出の1枚とともに当時を振り返るコラム「figure-eye」。今回は #羽生結弦 伝説の一つ、ヘルシンキ・ワールドを撮影した佐々木順一カメラマンです。
好評企画、毎日新聞のカメラマンが思い出の1枚とともに当時を振り返るコラム「figure-eye」。今回は #羽生結弦 伝説の一つ、ヘルシンキ・ワールドを撮影した佐々木カメラマンです。#フィギュアアイ https://t.co/dJlBFt1KB9
— 倉沢 仁志(毎日新聞)/Hitoshi KURASAWA (@hitkurasawa) August 20, 2022
【祈り、悲鳴、歓喜、会場をのみ込んだ羽生結弦さん、伝説のヘルシンキ】
「優勝は厳しい」。そう思ったのは私だけではなかったはずだ。2017年4月1日、フィンランドのヘルシンキで開催された世界選手権の男子フリー。首位のハビエル・フェルナンデス選手に10点以上離され、SP5位の羽生結弦選手はこの演技に逆転をかけていた。
客席には多くの日の丸や日本人選手の応援幕が並び、会場は始まる前から熱を帯びていた。リンクサイドのフォトポジションの抽選に外れ、リンクに近い客席に座っていた私にも、その熱気が痛いほど伝わってきた。それでもパソコンを足元に置いて写真を送信する準備を整え終えると、比較的リラックスしてカメラのシャッターに指を置いた。
最終グループの滑走順は羽生選手が1番。登場に湧いた会場は、その期待を押し殺すように少しずつ静かになっていった。円を描くようにリンク中央に近づく姿は興奮しているようにも、自信がないようにも見えない。落ち着いたいつもの表情だ。今振り返ればこの時、会場で冷静だったのは羽生選手だけだったのかもしれない。演技開始に合わせ、羽生選手の動きがピタッと止まった瞬間、自分が手に汗をかいていることに気づいた。冷静なつもりだったが、知らず知らず客席の緊張感にのまれていたのだ。
誰もが最初の4回転ループに注目していた。失敗すれば勝てないと皆がわかっていた。ゆっくり滑り出した時、背後に座る日本人女性はすでに声が震えていた。ジャンプした瞬間、無音の世界に入り、羽生選手がファインダーでコマ送りされた。聞こえたのは踏み切りと着氷時にブレードと氷が削れる音だけ。私の中でフリー楽曲の「ホープ&レガシー」はなぜか一時停止していた。
4回転ループは完璧だった。それだけではない。4本の4回転ジャンプをすべて鮮やかに決めた。跳ぶ度に悲鳴に近い声が響き、後ろの女性の震える声は号泣に変わっていた。ノーミスでなければ逆転できない状況、そして会場で膨張する緊張感。羽生選手はどのような精神状態で臨んだのか。これを「ゾーンに入った」と形容するのだろうか。冷静になれなかった私には想像もつかなかった。
その後の表彰式。223.20点で自身が持つフリー歴代最高得点を塗り替えた羽生選手がレンズの向こうで屈託のない笑顔を見せていた。「勝ってうれしい」だけではない、表情から「楽しい」が伝わってくる、そんな選手に出会ったのは初めてだ。この日の主役に魅了されたのは客席のファンだけでない。客席で撮影していた自分もそのひとりなんだと気づいた。【佐々木順一】

この記事を読んだら、あの時のHope & Legasy 観ずにはいられません。
私はテレビ前観戦でしたが、言葉を失うほどの素晴らしさにしばらく呆然としていました。
そしてその後、涙が溢れてきました。
ヘルシンキの結弦くんはいつにも増して美しかった。

この時の演技は100年後も200年後も伝説として残るに違いありません。
エキシビションでの天使のようなショットも毎日新聞さんでした。
これも佐々木カメラマンが撮影されたのでしょうね。
一般紙の中では一番フィギュアスケートを取り上げてくださる毎日新聞さん、これからも良い記事、良い写真を期待しています。
お読みいただきありがとうございました。
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