2022年04月08日
皆の愛を抱きしめて
昨日に続いて、田中さんと能登さんの対談その②が公開されていました。
今回も、まるでお二人の講演会のトークそのままのお話が楽しいです。
最初の部分で、写真のセレクトはどうしているか語っていっますが、能登さんは★マークで分けていて、1つ星★から5つ星★★★★★まであるそうです。ホテルみたいですね。
田中さんはファンからの評判がいいものを覚えていて、それをマークしておくそうです。
しかし何万枚もある中から5点選ぶとは不可能に近いかもしれないですね。
今回の対談では、田中さんが候補に挙げた写真の中で、最終的に選ばれなかった写真を2枚見せてくださっています。
選に漏れたと言っても、最終候補の1枚ですから、最高の1枚であることに変わりありません。
【#羽生結弦展2022 情報】田中宣明さん×能登直さん対談② 田中さんが会場で展示したかった2枚を、美術展ナビでご紹介します。https://t.co/nqes6N73MK @art_ex_japanより
— 美術展ナビ (@art_ex_japan) April 8, 2022
最初の部分は割愛して、田中さんの候補写真の中の2枚のご紹介のところからです。
田中「みんなの愛を抱きしめている」
―では、せっかくの機会なので、今回飾れなかった作品から2点ずつ、この場で紹介させていただきたいと思います。新型コロナウイルス感染対策で、展示スペースが密にならないように点数を減らさざるをえませんでした(涙)
田中「まず最初は、2018年のファンタジー・オン・アイスの写真です。フィナーレ終わりで、僕はバックヤードにいました。
ゆづの登場が最後で、さらに続けてやるから。フィナーレも人一倍一生懸命でしょう。だからヘロヘロ。その状態で帰ってきているところで、こっちから『あれして、これして』って頼めないんですよ。ほかの選手なら続いて登場してないから、ちょっと止まってもらって、笑顔をもらったりするんだけど、ゆづに関しては、そこでは止められないんですよ。
彼の意思で止まるか、通り過ぎるか任せているんだけれど、この時は、自分からこうやってくれたんですよ。自分は初めて見たシーンで、何をしてるのか、ちょっと分からないけれど、こんなシーンあったかなと思って。みんなファンの方、見たことないから、これちょっと使いたいと思ってたんですよ。これ大判だったら本人より大きく見られるじゃないですか。だから、いいかと思ったんだけどなー」
ー(汗)
田中「みんなの愛を抱きしめているとか、そんな感じかと思ってました。公演終わりで、みんなに見てもらって、拍手もらって、ありがとうって、やっているのかなと。みんなの愛をもらって、というポーズなのかなと、ちょっと思いました。それをゆづが表現しているなら、ゆづが『ありがとう』って、みんなに言ってるよと披露してあげたいなと思ったのです。残念ながら選ばれませんでしたが(笑)」
田中「非の打ちどころなのないスタイル」
田中「次は2019年のトリノのグランプリ(GP)ファイナルのOriginですね」
能登「田中さんの横で撮ってます。私は縦位置です」
田中「これトリミングしてないんですけど。ビタビタにはまったんですよ」
能登「これがすごいんですよ!」
田中「たまたまです。(ギリギリで)危ないんですよ、本当に」
能登「田中さん多いんですよ、ノートリミングでビタビタ」
田中「イナバウアーなので、そこそこ撮れると思うんですよ。カメラ振っていけば。(ギリギリで)危ない、危ないって、撮ってすぐに確認したぐらいですよ。今のカメラ偉いんで、顔にきちんとピントが来てるので、使えると思って。これは単純に、ゆづのスタイル、形。これは非の打ちどころがないですよ。ラインから指先から、これは大判で見せたら相当だったなー」
能登「ファンは、これ大きく見られないんですか、ってねー(笑)」
田中「ファンは釘付けになりますよ。『あーっ!』て言って。これがいいのは、筋肉の力が入っているところが見えるからね。イーグルだとそこまでは、筋肉が盛り上がらないと思うけど。イナバウアーは踏ん張りもあるし、反っているから筋肉が出て見ごたえがある。ただ、(今回展示される)「クリスタルメモリーズ」の角度も普通じゃないんで、ゆづのスケートのスキルがさらに進化しているというのは、あちらの方が分かりやすいんで《正解》だと思います」
―ですよねー!
田中「だけど、絵としては、大きいので見たかったなぁーと(笑)」
今回の対談では、能登さんの選に漏れた写真が紹介されていなかったので、おそらく対談その③が明日当たり公開されるのではないでしょうか。
お二人のトークと写真満載のウェブ講演会、是非またやってほしいです。
昨日は佐藤駿くんの明治大学入学のニュース、とても嬉しく、そして安心しました。
しばらく姿を見る機会もなく、ケガが大変なのかと心配していたので、肩の手術も無事終わり、4年後のミラノ五輪を目指すというニュースはとても嬉しく感じました。
駿くんといえば、2019年トリノJGPFで優勝した時の演技が素晴らしかったので、今度はトリノに近い北イタリアのミラノで、またあの時のような演技ができるといいですね!
北京五輪 #フィギュアスケート 男子フリーが行われた2月10日、夢舞台を逃した #佐藤駿 選手は手術台の上にいました。脱臼を繰り返していた左肩にメス。全身麻酔から目覚めた瞬間から4年後のミラノ大会への再挑戦が幕を開けました。https://t.co/S7jZmCmibC#Figure365 #フィギュア365 #日刊スポーツ
— 𝓕𝓲𝓰𝓾𝓻𝓮𝟹𝟼𝟻 (@figure365) April 7, 2022
そして願わくば、
ミラノの駿くんの傍らには、トリノの時のように結弦くんがいたらどんなにいいでしょう。
それは私の夢でもあります。
お読みいただきありがとうございました。
人気ブログランキング
ブログランキングに参加しています。
【最近の記事】
・カナダがYuzuを呼んでいる?
・ダブルキャリアゴールデンスラムって?
・私のMUSEは羽生結弦
スポンサーリンク